JP2003088231A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2003088231A
JP2003088231A JP2001283159A JP2001283159A JP2003088231A JP 2003088231 A JP2003088231 A JP 2003088231A JP 2001283159 A JP2001283159 A JP 2001283159A JP 2001283159 A JP2001283159 A JP 2001283159A JP 2003088231 A JP2003088231 A JP 2003088231A
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JP
Japan
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threshing
feed chain
gear case
unit
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001283159A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Funaki
大輔 舟木
Keiichi Omoto
啓一 大本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前処理部および脱穀フィードチェンに動力を
伝動するギヤケースを備えたコンバインにおいて、ギヤ
ケースと脱穀フィードチェンとの位置合せを容易にす
る。 【解決手段】 コンバイン1は、茎稈を刈り取る前処理
部2と、刈り取った茎稈を脱穀部3に沿って搬送する脱
穀フィードチェン13とを備えると共に、脱穀部3側か
ら取り出した動力を前処理用無段変速装置27で変速
し、ギヤケース29を介して前記前処理部2および脱穀
フィードチェン13に伝動するように構成される。前記
ギヤケース29は、脱穀部3の前部に配置されると共
に、脱穀部3側に取り付けられており、脱穀部3の組立
工程において脱穀フィードチェンとの位置合せが行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前処理部および脱
穀フィードチェンに、無段変速装置で変速した動力を伝
動するコンバインの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種コンバインでは、茎稈を
刈り取る前処理部に、車速に応じて変動する動力を供給
する一方、刈り取った茎稈を脱穀する脱穀部に、一定の
動力を供給しているため、脱穀部に設けられる脱穀フィ
ードチェンの茎稈搬送速度と、前処理部における茎稈搬
送速度とに差が生じて引継ぎ部で搬送乱れが生じる可能
性がある。そこで、前処理部および脱穀フィードチェン
に、車速に応じて無段変速した動力を供給することによ
り、前処理部および脱穀フィードチェンにおける茎稈搬
送速度を同期させ、引継ぎ部における搬送乱れを防止す
ることが提案される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なものでは、無段変速装置の出力を、前処理部と脱穀フ
ィードチェンとに分配するギヤケースを設ける必要があ
るが、従来においては、このギヤケースを機体フレーム
に取り付けているため、機体フレームに脱穀部およびギ
ヤケースを搭載した後に、ギヤケースの出力部と脱穀フ
ィードチェンの入力部との位置合せを行う必要があり、
そのため、組立性に劣る許りでなく、機体フレームに搭
載するまで脱穀フィードチェン等のテスト運転ができな
いという不都合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、茎稈を刈り取る前処理部と、刈り
取った茎稈を脱穀部に沿って搬送する脱穀フィードチェ
ンとを備えると共に、脱穀部側から取り出した動力を無
段変速装置で変速し、ギヤケースを介して前記前処理部
および脱穀フィードチェンに伝動するコンバインにおい
て、前記ギヤケースを、脱穀部の前部に配置し、脱穀部
側に取り付けたことを特徴とする。つまり、ギヤケース
を予め脱穀部に取り付けることができるため、ギヤケー
スの出力部と脱穀フィードチェンの入力部との位置合せ
を脱穀部の組立工程で行うことができる許りでなく、脱
穀部単体の状態で脱穀フードチェン等のテスト運転を行
うことが可能になる。また、前記ギヤケースから脱穀フ
ィードチェンへの動力伝動を、脱穀部の前側を通る直線
的な伝動軸を介して行うことを特徴とする。この場合に
おいては、ギヤケースの出力部と脱穀フィードチェンの
入力部との連結が容易になり、組立性を更に向上させる
ことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1はコンバ
インであって、該コンバイン1は、茎稈を刈取る前処理
部2と、刈取茎稈から穀粒を脱穀し、この穀粒を選別す
る脱穀部3と、選別済みの穀粒を貯溜する穀粒タンク4
と、脱穀済みの排稈を処理する後処理部5(カッター装
置)と、各種の操作具が配設される操作部6と、クロー
ラ式の走行部7とを備えて構成される。
【0006】前処理部2は、未刈茎稈を分草するデバイ
ダ8と、分草された茎稈を引き起す引起し装置9と、茎
稈の株元位置を切断する刈刃装置(図示せず)と、刈取
茎稈を脱穀部3に向けて搬送する前処理搬送装置(図示
せず)とを備えて構成され、コンバイン1の機体前部に
昇降自在に連結される。
【0007】脱穀部3は、扱胴10を内装する扱室11
と、脱穀された穀粒を選別する選別室12と、扱室11
に沿って茎稈を搬送する脱穀フィードチェン13と、脱
穀済みの排藁を後処理部5に向けて搬送する排藁搬送装
置14とを備えて予めユニット状に構成され、機体組立
工程において機体フレーム15上に搭載される。脱穀フ
ィードチェン13は、複数の従動スプロケット16およ
び単一の駆動スプロケット17に対して懸回されてお
り、駆動スプロケット17の回転に応じて搬送動作され
る。
【0008】操作部6の下方には、脱穀部3、穀粒タン
ク4および走行部7に動力を供給するエンジン18が搭
載される。穀粒タンク4は、伝動ベルト19を介して入
力したエンジン動力でタンク内の螺旋搬送体(図示せ
ず)を駆動し、穀粒の排出を行う。走行部7は、伝動ベ
ルト20を介して入力したエンジン動力を走行用無段変
速装置(HST)21で変速し、駆動輪に伝動する。脱
穀部3は、作業機クラッチ22および伝動ベルト23を
介して唐箕軸24にエンジン動力を入力する。唐箕軸2
4は、入力したエンジン動力を、その右端部から処理胴
25、扱胴10および排藁搬送装置14に伝動する一
方、左端部から選別室12、排塵ファン26および後処
理部5に伝動する。
【0009】27は前処理部2および脱穀フィードチェ
ン13の動力を無段変速する前処理用無段変速装置であ
って、該前処理用無段変速装置27は、伝動ベルト28
を介して唐箕軸24から取り出した動力を、車速に応じ
て無段変速し、後述するギヤケース29を介して前処理
部2および脱穀フィードチェン13に伝動する。これに
より、前処理部2および脱穀フィードチェン13の茎稈
搬送速度が同期され、引継ぎ部における搬送乱れが防止
される。
【0010】ギヤケース29は、その上端部に前処理用
無段変速装置27を一体的に取り付けて構成される。前
処理用無段変速装置27の出力は、ギヤケース29に内
装される第1〜第4ギヤ30〜33を介して前処理出力
軸34に伝動され、さらに、第5ギヤ35および伝動チ
ェン36を介してフィードチェン出力軸37に伝動され
る。前処理出力軸34の一端部には、前処理出力プーリ
38が一体的に設けられており、該前処理出力プーリ3
8に懸回される伝動ベルト39を介して前処理部2に動
力が伝動されると共に、その動力伝動が前処理クラッチ
(テンションアーム)40によって断続される。また、
フィードチェン出力軸37には、伝動軸41が一体的に
連結されており、該伝動軸41を介して脱穀フィードチ
ェン13の駆動スプロケット17に動力が伝動される。
【0011】ギヤケース29は、脱穀部3の前部に配置
されると共に、ブラケット42を介して脱穀部3の前面
部に一体的に取り付けられる。詳しくは、機体フレーム
15に脱穀部3を搭載する工程の前に、ギヤケース29
を脱穀部3に取り付ける工程が行われ、このとき、フィ
ードチェン出力軸37と駆動スプロケット17とが位置
合せされ、伝動軸41を介して連結される。これによ
り、脱穀部3が単体の状態において多くの組立工程を実
行することができ、しかも、ギヤケース29は、脱穀部
3から動力取出しを行うため、脱穀部3が単体の状態で
あってもテスト運転を行うことが可能になる。また、伝
動軸41は、直線的に形成され、脱穀部3の前側を通る
ように配置される。これにより、フィードチェン出力軸
37と駆動スプロケット17との連結が容易になり、組
立性を更に向上させることが可能になる。
【0012】叙述の如く構成されたものにおいて、コン
バイン1は、茎稈を刈り取る前処理部2と、刈り取った
茎稈を脱穀部3に沿って搬送する脱穀フィードチェン1
3とを備えると共に、脱穀部3側から取り出した動力を
前処理用無段変速装置27で変速し、ギヤケース29を
介して前記前処理部2および脱穀フィードチェン13に
伝動する。そして、前記ギヤケース29は、脱穀部3の
前部に配置され、脱穀部3側に取り付けられるため、ギ
ヤケース29を予め脱穀部3に取り付けることが可能に
なり、その結果、ギヤケース29の出力部と脱穀フィー
ドチェン13の入力部との位置合せを脱穀部3の組立工
程で行うことができる許りでなく、脱穀部3が単体の状
態においてテスト運転を行うことが可能になる。
【0013】また、前記ギヤケース29から脱穀フィー
ドチェン13への動力伝動を、脱穀部3の前側を通る直
線的な伝動軸41を介して行うため、ギヤケース29の
出力部と脱穀フィードチェン13の入力部との連結が容
易になり、組立性を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの内部を示す左側面図である。
【図2】コンバインの内部を示す右側面図である。
【図3】コンバインの内部を示す平面図である。
【図4】コンバインの内部を示す正面図である。
【図5】ギヤケースの縦断面図である。
【図6】コンバインの動力伝動構造を示す伝動回路図で
ある。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 前処理部 3 脱穀部 13 脱穀フィードチェン 15 機体フレーム 17 駆動スプロケット 18 エンジン 24 唐箕軸 27 前処理用無段変速装置 29 ギヤケース 34 前処理出力軸 37 フィードチェン出力軸 38 前処理出力プーリ 41 伝動軸 42 ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B076 AA03 DA09 DB08 2B081 AA01 CC25 CC54 DD57 2B092 AA01 AB04 CA13 CA22 CA40

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茎稈を刈り取る前処理部と、刈り取った
    茎稈を脱穀部に沿って搬送する脱穀フィードチェンとを
    備えると共に、脱穀部側から取り出した動力を無段変速
    装置で変速し、ギヤケースを介して前記前処理部および
    脱穀フィードチェンに伝動するコンバインにおいて、前
    記ギヤケースを、脱穀部の前部に配置し、脱穀部側に取
    り付けたことを特徴とするコンバイン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ギヤケースから
    脱穀フィードチェンへの動力伝動を、脱穀部の前側を通
    る直線的な伝動軸を介して行うことを特徴とするコンバ
    イン。
JP2001283159A 2001-09-18 2001-09-18 コンバイン Pending JP2003088231A (ja)

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