JP2003087927A - ラック用上下自在ベンド屋根形カバー - Google Patents

ラック用上下自在ベンド屋根形カバー

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JP2003087927A
JP2003087927A JP2001276595A JP2001276595A JP2003087927A JP 2003087927 A JP2003087927 A JP 2003087927A JP 2001276595 A JP2001276595 A JP 2001276595A JP 2001276595 A JP2001276595 A JP 2001276595A JP 2003087927 A JP2003087927 A JP 2003087927A
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JP
Japan
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roof
linear
cover
covers
rack
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JP2001276595A
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English (en)
Inventor
Koji Matsukawa
晃治 松川
Keiichi Sugaya
慶一 菅谷
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Burest Kogyo Kenkyusho
Original Assignee
Burest Kogyo Kenkyusho
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ケーブルラックに配線・配管されるケーブル
や空調用配管などを保護するため、幅方向の中央が高く
なった直線状の屋根カバーを被せて、固定している。し
かし、ケーブルラックを所望の上下交叉角度で連結した
場合には、連結部に被せるため、予め用意した複数の屋
根形カバーを切断加工する必要があり、迅速な対応がで
きなかった。 【解決手段】 2本の直線状屋根形カバー30、40間
を任意に湾曲可能な湾曲自在連結体50で連結する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ビルディング、工
場、店舗、駅舎、その他の建造物においてケーブルや空
調用配管などを配線・配管するためのラックに被せる屋
根形カバーに関し、特に上下方向に曲げて連結したラッ
クに沿って被せるための屋根形カバーに関する。 【0002】 【従来の技術】例えばビルディング、工場、店舗、駅舎
などの建造物において、ケーブルや空調用配管などを配
線・配管するために、図4に示すように互いに平行な2
本の親桁1、1間を一定間隔の子桁2、2、…で連結し
たはしご状の形状をした直線状のケーブルラック3や冷
媒管ラック(以下総称してラックと記す)3が用いら
れ、子桁2、2、…の上に沿ってケーブルや空調用配管
などが配置される。 【0003】そして、ケーブルや空調用配管などの保護
のために、図4に示すように、幅方向の中央が高くなっ
た直線状の屋根形カバー5を被せて、幅方向の両端をラ
ック3の親桁1、1の上端に乗せて、取付金具6及びボ
ルト7を用いて固定している。 【0004】このケーブルや空調用配管は必要な個所で
上下方向に曲げて配線・配管の方向を変える場合があ
り、このような場合には、図5に示すように上下曲げ角
度の15°用、30°用、45°用、60°用の4タイ
プの上下ベンド継ぎ金具8を用いて、隣り合う2本の直
線状のラック3、3間を連結している。 【0005】そして、これに合わせて図6に示すように
15°用、30°用、45°用、60°用のいずれかの
上下ベンド屋根形カバー9aあるいは9bを隣り合う2
本の直線状の屋根形カバー5、5間に連結してラックの
曲げに沿って被せている。 【0006】しかしながら、これらの15°用、30°
用、45°用、60°用の4種類のみでは、施工現場で
対応できない場合が多い。 【0007】このような場合には、施工現場において、
図7に示すように、2枚の取付板11、11を軸12で
回動自在に連結した自在継ぎ金具13を用いて、2本の
直線状のラック3、3の各親桁1、1に取付板11、1
1を固定して2本の直線状のラック3、3を所望の上下
交叉角度になるように連結している。 【0008】しかし、このように15°、30°、45
°、60°以外の上下交叉角度で2本の直線状ラック
3、3を連結した場合、上下ベンド屋根形カバー9が1
5°用、30°用、45°用、60°用の4種類しかな
いので、対応できなかった。 【0009】このため、従来では、(イ)施工現場にお
いて、図8に示すように、2本の直線状の屋根形カバー
5、5の接続すべき端部を2本の直線状のラック3、3
の交叉角度に合わせて斜めに切断加工し、切断面5a、
5a同士を突合わせて接続するか、あるいは、 【0010】(ロ)施工現場ごとにラック施工後、接続
角度の実測を行い、特注品としてこの接続角度に合致し
た上下ベンド屋根形カバーを発注して作成させ、納品さ
れた後に取付けていた。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(イ)
の方法では、施工現場で2本の直線状の屋根形カバー
5、5の端部を切断加工しなければならないため、作業
が煩雑で時間がかかるばかりでなく、切断面5a、5a
が真っ直ぐになるように切断加工するのは非常に難しく
切断面に凹凸が生じてしまうのが普通で、また、屋根形
カバー5、5の中央が屋根状に傾斜しているので、合わ
せ目がぴったり接合できるように切断することが難し
く、隙間が空いてしまうため、ヤスリがけして切断面を
さらに加工する必要があり、大変煩雑で多大な時間がか
かっていた。 【0012】また、(ロ)の方法では、特注品の納期を
待たねばならず、迅速な施工が不可能となっていた。 【0013】また、この納期短縮のために、施工前の設
計段階においてラック同士の角度を設計図面上より算出
して、上下ベンド屋根形カバーの特注品を予め発注して
も、施工時にラック同士の実際の接続角度が発注した角
度から少しでもずれると、その特注品が使用できない場
合があった。 【0014】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、2本の直線状ラックをどのような上下交叉角度
で接続しても、容易に対応できるようにしたラック用屋
根形カバーを提供することを目的としている。 【0015】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のラック用上下自在ベンド屋根形カバーで
は、2本の直線状屋根形カバー間を任意に湾曲可能な湾
曲自在連結体で連結したことを特徴としている。 【0016】従って、施工現場において継ぎ金具で2本
の直線状ラックを上下方向に所望の上下交叉角度で接続
した場合に、湾曲自在連結体をこの上下交叉角度に合わ
せて湾曲させて2本の直線状屋根カバーを被せればよ
い。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態のラッ
ク用上下自在ベンド屋根形カバー20を示している。 【0018】第1、第2の直線状屋根形カバー30、4
0は図4に示したものと同じ構造で、幅方向の中央に直
線状の稜線を持つように傾斜した屋根板部31、41
と、この屋根板部31、41の幅方向の両端から延設さ
れ、直線状ラック3の一対の親桁1、1の上端外面に被
せるための縁板32、42(図2)を備えている。屋根
板部31、41の幅方向の両端には、複数の取付穴3
3、43が設けられている。第2の直線状屋根形カバー
40の一端には、隣り合う直線状屋根形カバーの端部の
上面に置かれる重ね板44が設けられている。 【0019】この第1、第2の直線状屋根形カバ−3
0、40は、第1、第2の直線状屋根形カバー30、4
0の上下交叉角度に応じて任意に湾曲可能な湾曲自在連
結体50によって連結されている。 【0020】この湾曲自在連結体50は、自在に上下方
向へ湾曲可能の板状のもので、例えばゴム、樹脂、不燃
布などで作成され、その一端が第1の直線状屋根形カバ
ー30の長手方向の一端に固定され、他端が第2の直線
状屋根形カバー40の長手方向の一端に固定されてい
る。 【0021】この固定方法は、例えば第1、第2の直線
状屋根形カバ−30、40の屋根板部31、41の各端
部に湾曲自在連結体50の各端部を乗せ、その上に固定
プレ−ト60を被せてリベット61打ちを複数個所行う
ことでも可能である。 【0022】このように構成されているので、図7に示
すように自在継ぎ金具13、13で所望の上下交叉角度
で2本の直線状ラック3、3を接続した場合でも、図3
のようにこの上下交叉角度に対応して湾曲自在連結体5
0を曲げることができる(また、図3とは逆側に湾曲自
在連結体50を曲げることもできる。)から、第1、第
2の直線状屋根形カバ−30、40を2本の直線状ラッ
ク3、3の親桁1、1の上に被せて、図4と同様に複数
の取付金具6、6、…を親桁1の下端に係止し、ボルト
7、7、…を各取付穴33、43に挿入し、取付金具
6、6、…のねじ穴にねじ込むことによって、第1、第
2の直線状屋根形カバ−30、40を2本の直線状ラッ
ク3、3に固定すれば、湾曲自在連結体50は第1、第
2の直線状屋根形カバ−30、40の上下交叉角度に追
随して湾曲する。従って、2本の直線状ラック3、3を
いかなる交叉角度で接続した場合でも対応することがで
きる。 【0023】 【発明の効果】以上説明したように本発明のラック用上
下自在ベンド屋根形カバーでは、2本の直線状屋根形カ
バー間を上下交叉角度に応じて任意に湾曲可能な湾曲自
在連結体で連結したので、施工現場において2本の直線
状ラックを上下方向に所望の交叉角度で接続した場合
に、湾曲自在連結体をこの上下交叉角度に合わせて湾曲
させて第1、第2の直線状屋根カバーを被せて取り付け
ればよいから、施工現場において2本の直線状の屋根形
カバー端部を2本の直線状ラックの交叉角度に合わせて
斜めに切断加工し、ヤスリがけして切断面の凹凸を平ら
にするという煩雑な作業が不要になり、また、施工現場
ごとにラック施工後、接続角度の実測を行い、特注品と
してこの接続角度に合致した上下ベンド屋根形カバーを
発注するという時間の無駄をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態のラック用上下自在ベンド
屋根形カバ−を示す平面図 【図2】図1におけるA−A線拡大断面図 【図3】図1の実施形態のラック用上下自在ベンド屋根
形カバ−の動作説明図 【図4】直線状ラックへの直線状屋根形カバ−の取り付
けを示す斜視図 【図5】継ぎ金具で直線状ラックを上下方向に交叉して
連結した状態を示す斜視図 【図6】上下ベント屋根形カバ−の使用法を示す斜視図 【図7】自在継ぎ金具による直線状ラックの接続方法を
示す斜視図 【図8】直線状屋根形カバーの接合の説明図 【符号の説明】 20 ラック用上下自在ベンド屋根形カバ− 30、40 直線状屋根形カバ− 50 湾曲自在連結体 60 固定プレ−ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】継ぎ金具によって所望の上下交叉角度で連
    結した第1、第2の直線状ラックに沿って被せるための
    ラック用屋根形カバーであって、 第1、第2の直線状屋根形カバーと、 一端が前記第1の直線状屋根形カバーの長手方向の一端
    に固定され、他端が前記第2の直線状屋根形カバーの長
    手方向の一端に固定され、第1、第2の直線状屋根形カ
    バーの上下交叉角度に応じて任意に湾曲可能な湾曲自在
    連結体とを備えたことを特徴とするラック用上下自在ベ
    ンド屋根形カバー。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1169558A (ja) * 1997-08-25 1999-03-09 Yazaki Corp プロテクタ
JP2001025128A (ja) * 1999-07-06 2001-01-26 Burest Kogyo Kenkyusho Co Ltd カバー接続材
JP2001177944A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Yazaki Corp ヒンジ構造

Patent Citations (3)

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