JP2003086965A - ヒンジ装置及び電子機器 - Google Patents
ヒンジ装置及び電子機器Info
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Abstract
た電子機器の更なる小型化及び低コスト化を可能とす
る。 【解決手段】 本体部2に対して開閉可能に設けられた
開閉部3を当該本体部2との間で回動可能に支持するヒ
ンジ装置20を備え、このヒンジ装置20は、開閉部3
を本体部2に対して開閉方向の第1の中心軸S1を中心
に回動させる第1の回動機構24と、開閉部3を本体部
2に対して第1の中心軸S1と直交する第2の中心軸S
2を中心に回動させる第2の回動機構30と、本体部2
に対して開閉部3が第1の中心軸S1及び第2の中心軸
S2を中心に回動される位置をそれぞれ検出する第1の
位置検出スイッチ39及び第2の位置検出スイッチ40
とを有する。
Description
閉可能に設けられた開閉部を当該本体部との間で回動可
能に支持するヒンジ装置、並びにそのようなヒンジ装置
を備える電子機器に関する。
携帯型ビデオカメラ100のように、本体部101に対
してパネル部102が開閉可能に設けられたものがあ
る。具体的に、本体部101は、正面側の上部に撮像レ
ンズ103と、この撮像レンズ103と対向する背面側
の上部にビューファインダ104とを有している。パネ
ル部102は、一主面側に液晶表示パネル105を有し
ており、この液晶表示パネル105によって、本体部1
01のビューファインダ104以外にも、撮像レンズ1
03を通して撮像された画像を表示することが可能とな
っている。また、この液晶表示パネル105の画面に
は、タッチパネル107が設けられており、液晶表示パ
ネル105に表示された画像を見ながら、タッチパネル
107を指等で押圧することによって、録画再生等の各
種操作を行うことが可能となっている。
6により本体部101との間で回動可能に支持されてい
る。このヒンジ装置106は、パネル部102を本体部
101に対して、図17中に示す開閉方向の中心軸S3
を中心に回動可能に支持すると共に、図17中に示す中
心軸S3と直交する中心軸S4を中心に回動可能に支持
している。したがって、この携帯型ビデオカメラ100
では、パネル部102を本体部101の側面部に対し
て、図17中矢印Xに示す方向に開閉操作すると共に、
本体部101の側面部を開いた状態において、図17中
矢印Yに示す方向に液晶表示パネル105の向きを切り
替えることによって、例えば液晶表示パネル105を見
ながら、撮影者自身を撮影する、いわゆる対面撮影を行
うことが可能となっている。
帯型ビデオカメラ100では、電力の無駄な消費を防ぐ
ために、パネル部102の開閉状態によって液晶表示パ
ネル105に表示される画像のON/OFFを切り替え
たり、撮影者がパネル部102の向きにより画像が見に
くくなるのを防止するために、回動されるパネル部10
2の向きによって液晶表示パネル105に表示される画
像の向きを切り替える必要がある。
は、本体部101に対して回動されるパネル部102の
回動位置を検出するための機構が設けられている。しか
しながら、このような回動位置を検出するための機構
は、複雑且つ部品点数が多くなるために、携帯型ビデオ
カメラ100の更なる小型化及び低コスト化を図る上で
大変不利であった。
に鑑みて提案されたものであり、開閉部が本体部に対し
て開閉可能に設けられた電子機器の更なる小型化及び低
コスト化を図るのに好適なヒンジ装置を提供することを
目的とする。
備えることによって、更なる小型化及び低コスト化を可
能とした電子機器を提供することを目的とする。
ために、本発明に係るヒンジ装置は、本体部に対して開
閉可能に設けられた開閉部を当該本体部との間で回動可
能に支持するものであり、開閉部を本体部に対して開閉
方向の第1の中心軸を中心に回動させる第1の回動手段
と、開閉部を本体部に対して第1の中心軸と略直交する
第2の中心軸を中心に回動させる第2の回動手段と、本
体部に対して開閉部が第1の中心軸及び第2の中心軸を
中心に回動される位置をそれぞれ検出する回動位置検出
手段とを備えることを特徴としている。
は、内部に回動位置検出手段を備えることから、部品点
数の増加を抑制しながら、この回動位置検出手段によっ
て、本体部に対して開閉部が第1の中心軸を中心に回動
される位置と、本体部に対して開閉部が第2の中心軸を
中心に回動される位置とをそれぞれ適切に検出すること
ができる。
と、本体部に対して開閉可能に設けられた開閉部と、開
閉部を本体部との間で回動可能に支持するヒンジ装置と
を備え、ヒンジ装置は、開閉部を本体部に対して開閉方
向の第1の中心軸を中心に回動させる第1の回動手段
と、開閉部を本体部に対して第1の中心軸と略直交する
第2の中心軸を中心に回動させる第2の回動手段と、本
体部に対して開閉部が第1の中心軸及び第2の中心軸を
中心に回動される位置をそれぞれ検出する回動位置検出
手段とを有することを特徴としている。
は、ヒンジ装置の内部に回動位置検出手段が配設されて
いることから、構造を簡素化することができ、部品点数
を削減することによって、更に小型化することができ
る。また、この電子機器では、回動位置検出手段により
検出される位置を考慮した本体部と開閉部との位置合わ
せを行う必要がなく、組み立てが容易であり、本体部と
開閉部との間に当該ヒンジ装置を組み込むだけで、本体
部に対して開閉部が第1の中心軸及び第2の中心軸を中
心に回動される位置を適切に検出する構造とすることが
できる。
置及び電子機器について図面を参照して詳細に説明す
る。
機器は、例えば図1に示す携帯可能なデジタルビデオカ
メラ(以下、ビデオカメラという。)1であり、このビ
デオカメラ1は、本体部2と、この本体部2に対して開
閉可能に設けられた開閉部であるパネル部3とを備えて
いる。
素子等からなる撮像ユニットや、音声を収録するための
音声収録ユニット、これら撮像ユニット及び音声収録ユ
ニットから供給される画像信号及び音声信号に信号処理
を施して、テープカセットやディスク等の記録媒体に記
録するための記録ユニット等を有している。また、この
本体部2の正面側には、撮像レンズ4や、図示しないマ
イクロフォン(内蔵マイク)等が設けられており、本体
部2の背面側には、録画再生等の各種操作を行うための
操作スイッチ5等が設けられている。
表示ユニット等を有しており、一主面側には、液晶表示
パネル(LCD)6が設けられている。また、この液晶
表示パネル6の画面には、タッチパネル7が設けられて
おり、液晶表示パネル6に表示された画像を見ながら、
このタッチパネル7を指等で押圧することによって、録
画再生等の各種操作を行うことも可能となっている。な
お、液晶表示パネル6及びタッチパネル7は、従来より
公知なものを使用すればよく、ここでは、タッチパネル
7として、例えば抵抗膜方式のものを用いている。
に、本発明を適用したヒンジ装置20によって、本体部
2の背面側を図2中矢印A方向に開閉するように、本体
部2との間で回動可能に支持されると共に、本体部2の
背面側を開いた状態において、液晶表示パネル6の向き
を図2中矢印Bの方向に切り替えるように、本体部2と
の間で回動可能に支持されている。すなわち、このヒン
ジ装置20は、パネル部3を本体部2に対して、図2中
に示す開閉方向の第1の中心軸S1を中心に回動可能に
支持すると共に、図2中に示す第1の中心軸S1と直交
する第2の中心軸S2を中心に回動可能に支持してい
る。
じた状態においては、このパネル部3が本体部2の背面
側の一部を切り欠くように形成されたパネル収納部8に
収納されると共に、このパネル収納部8に収納された状
態が本体部2の背面側に設けられたオープンロック機構
9により保持される。また、このオープンロック機構9
を操作することによって、パネル部3を閉じた状態から
開いた状態とすることが可能となっている。
及び図4に示すように、本体部2側に取り付けられる第
1の基板21と、パネル部3側に取り付けられる第2の
基板22と、これら第1の基板21と第2の基板22と
を連結する中間基板23とを有している。
1aと、このベース部21aの長手方向の両端部が互い
に同一方向に直角に折り曲げられてなる一対の支持片2
1b,21cと有している。また、一対の支持片21
b,21cには、後述する一対の第1の回動軸25,2
6を軸支するための軸孔(図示せず。)が穿設されてい
る。
示すように、略矩形状に形成されてなり、その略中央部
には、本体部2とパネル部3との間を電気的に接続する
配線(ハーネス)等を挿通するための挿通孔22aが穿
設されている。
部23aと、この第1のベース部23aの長手方向の両
端部が互いに同一方向に直角に折り曲げられてなる一対
の支持片23b,23cと、この第1のベース部23a
の一側縁部から一対の支持片22b,22cと同一方向
に直角に折り曲げられてなる略矩形状の第2のベース部
23dとを有している。また、一対の支持片23b,2
3cには、後述する第1の回動軸25,26を軸支する
ための軸孔(図示せず。)がそれぞれ穿設されており、
第2のベース部23dの略中央部には、後述する第2の
回動軸31を軸支するための軸孔(図示せず。)が穿設
されている。
3を本体部2に対して、上述した第1の中心軸S1を中
心に回動させる第1の回動機構24を有している。
3,図4及び図6に示すように、第1の基板21の一対
の支持片21b,21c及び中間基板23の一対の支持
片23b,23cに穿設された軸孔に、一対の第1の回
動軸25,26がそれぞれ軸支されることによって、本
体部2側に取り付けられた第1の基板21に対して中間
基板23を、これら第1の回動軸25,26の軸周り、
すなわち第1の中心軸S1を中心に回動可能に支持して
いる。
フランジ部25a,26aが設けられており、このフラ
ンジ部25a,26aを内側とし、中間基板23の軸孔
から第1の基板21の軸孔に挿通された後に、この第1
の基板21の軸孔から突出される他端がかしめられるこ
とによって、これら軸孔からの抜けが防止されている。
また、一方の第1の回動軸25は、本体部2とパネル部
3との間を電気的に接続する配線(ハーネス)等を挿通
するための挿通孔(図示せず。)が形成された中空軸で
ある。このため、一方の第1の回動軸25は、他方の第
1の回動軸26よりも大径とされている。
板21に対して中間基板23が第1の中心軸S1を中心
に回動されると、後述する中間基板23の第2のベース
部23dに取り付けられた第2の基板22が第1の基板
21と当接されることによって、その回動可能な角度範
囲が180゜に規制されている。したがって、このヒン
ジ装置20は、パネル部3を本体部2に対して開閉方向
の第1の中心軸S1を中心に180゜の角度範囲で回動
可能に支持することになる。
に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に回動さ
れる180゜の角度範囲のうち、図7に示す本体部2に
対してパネル部3が閉状態となる0゜の基準位置と、こ
の基準位置から、図8に示す本体部2に対してパネル部
3が90゜の角度で回動される位置と、図9に示す18
0゜の角度で回動される位置とに、それぞれパネル部3
を本体部2に対して位置決めするための第1の位置決め
機構27が設けられている。
4及び図6に示すように、いわゆるクリック機構であ
り、中間基板23の支持片23cと第1の回動軸26の
フランジ部26aとの間に、支持片23c側から順に設
けられた第1のバネ板金28及び第1のロック板金29
から構成されている。
が貫通される貫通孔(図示せず。)と、この貫通孔の周
囲に第1のロック板金29側に突出された第1の係合突
部28aとを有している。また、この第1のバネ板金2
8は、位置決め片(図示せず。)を有しており、この位
置決め片が支持片23cに形成された切欠き部(図示せ
ず。)と係合されることによって、支持片23cに対し
て位置決め固定されている。
6が貫通される貫通孔(図示せず。)と、この貫通孔の
周囲に、上述した0゜,90゜,180゜の回動位置に
対応して第1のバネ板金28の第1の係合突部28aと
係合される第1の係合凹部29aと、後述する第1の位
置検出スイッチ39を押圧するための突出片29bとを
有している。また、この第1のロック板金29は、フラ
ンジ部26aに形成された切欠き部26bに突出片29
bが係合されることによって、このフランジ部26aに
対して位置決め固定されている。
バネ板金28及び第1のロック板金29の貫通孔に第1
の回動軸26が貫通されると共に、これら第1のバネ板
金28及び第1のロック板金29が中間基板23の支持
片23cと第1の回動軸26のフランジ部26aとの間
に挟み込まれた状態で配設されている。そして、本体部
2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に回動
されると、第1のバネ板金28と第1のロック板金29
とが摺接しながら、0゜,90゜,180゜の回動位置
にて第1のバネ板金28の第1の係合突部28aと第1
のロック板金29の第1の係合凹部29aとが係合され
る。したがって、このヒンジ装置20では、それぞれの
回動位置にて適度な抵抗、いわゆるクリック感を付与し
ながら、パネル部3を本体部2に対して位置決めし、一
時的に保持することが可能となっている。
を本体部2に対して、上述した第2の中心軸S2を中心
に回動させる第2の回動機構30を有している。
3,図4及び図5に示すように、中間基板23の第2の
ベース部23dに穿設された軸孔に、第2の基板22か
ら突出して設けられた第2の回動軸31が軸支されるこ
とによって、パネル部3側に取り付けられた第2の基板
22に対して中間基板23を、この第2の回動軸31の
軸周り、すなわち第2の中心軸S2を中心に回動可能に
支持している。
ンジ部31bが設けられており、挿通孔31aと第2の
基板22の挿通孔22aとが一致するように、このフラ
ンジ部31bが第2の基板22にネジ32により取り付
けられている。そして、この第2の回動軸31は、中間
基板23の軸孔に挿通された後に、この中間基板23の
軸孔から突出される他端がかしめられることによって、
この軸孔からの抜けが防止されている。また、この第2
の回動軸31は、本体部2とパネル部3との間を電気的
に接続する配線(ハーネス)等を挿通するための挿通孔
31aが形成された中空軸である。
に対してパネル部3が第2の中心軸S2を中心に回動さ
れる角度範囲を規制する規制手段であるストッパー機構
33が設けられている。
うに、かしめられた第2の回動軸31の他端と中間基板
23の第2のベース部23dとの間に設けられたストッ
パー板金34と、中間基板23の第2のベース部23d
上に突出して設けられたストッパー突部35とから構成
されている。
が貫通される貫通孔34aと、この貫通孔34aの外周
部から所定の領域に亘って径が拡大する方向に突出され
た突出片34bと、この貫通孔34aの内周部から径が
縮小する方向に突出された位置決め片34cとを有して
いる。また、このストッパー板金34は、第2の回動軸
31に形成された切欠き部31cに位置決め片34cが
係合されることによって、この第2の回動軸31に対し
て位置決め固定されている。ストッパー突部35は、ス
トッパー板金34の突出片34bと当接される位置に、
所定の領域に亘って設けられている。
2の基板22に対して中間基板23が第2の中心軸S2
を中心に一の方向に回動されると、ストッパー板金34
の突出片34bがストッパー突部35の一端と当接され
ることによって、その一方向への回動可能な角度範囲が
180゜に規制されている。また、第2の基板22に対
して中間基板23が第2の中心軸S2を中心に他の方向
に回動されると、ストッパー板金34の突出片34bが
ストッパー突部35の他端と当接されることによって、
その他方向への回動可能な角度範囲が90゜に規制され
ている。したがって、このヒンジ装置20は、パネル部
3を本体部2に対して、第2の中心軸S2を中心に18
0゜の角度範囲で一の方向に回動可能に支持すると共
に、90゜の角度範囲で他の方向に回動可能に支持する
ことによって、全体として270゜の角度範囲で回動可
能に支持することになる。
なストッパー機構33を上述した第1の回動機構24に
適用することによって、本体部2に対してパネル部3が
第1の中心軸S1を中心に回動される角度範囲を180
゜に規制することも可能である。
心軸S2を中心に回動される270゜の角度範囲のう
ち、図9に示す0゜の基準位置と、この基準位置から、
図10に示す90゜の角度で一の方向に回動される位置
と、図11に示す180゜の角度で一の方向に回動され
る位置と、図12に示す−90゜の角度で他の方向に回
動される位置とに、それぞれパネル部3を本体部2に対
して位置決めするための第2の位置決め機構36が設け
られている。
図5に示すように、いわゆるクリック機構であり、中間
基板23の第2のベース部23dと第2の回動軸31の
フランジ部31bとの間に、フランジ部31b側から順
に設けられた第2のバネ板金37及び第2のロック板金
38から構成されている。
が貫通される貫通孔(図示せず。)と、この貫通孔の周
囲に第2のロック板金38側に突出された第2の係合突
部37aとを有している。また、この第2のバネ板金3
7は、位置決め片(図示せず。)を有しており、この位
置決め片が第2の回動軸31のフランジ部31bに形成
された切欠き部(図示せず。)と係合されることによっ
て、第2の回動軸31に対して位置決め固定されてい
る。
1が貫通される貫通孔(図示せず。)と、この貫通孔の
周囲に、上述した0゜,90゜,180゜,−90゜の
回動位置に対応して第2のバネ板金37の第1の係合突
部37aと係合される第2の係合凹部38aを有してい
る。また、この第2のロック板金38は、中間基板23
の第2のベース部23dにリベット等により取り付けら
れることによって、この第2のベース部23dに対して
位置決め固定されている。
バネ板金37及び第2のロック板金38の貫通孔に第2
の回動軸31が貫通されると共に、これら第2のバネ板
金37及び第2のロック板金38が中間基板23の第2
のベース部23dと第2の回動軸31のフランジ部31
bとの間に挟み込まれた状態で配設されている。そし
て、この第2の位置決め機構36では、本体部2に対し
てパネル部3が第2の中心軸S2を中心に回動される
と、第2のバネ板金37と第1のロック板金38とが摺
接しながら、0゜,90゜,180゜,−90゜の回動
位置にて第2のバネ板金37の第2の係合突部37aと
第2のロック板金38の第2の係合凹部38aとが係合
される。したがって、このヒンジ装置20では、第2の
中心軸S2を中心としたそれぞれの回動位置にて適度な
抵抗、いわゆるクリック感を付与しながら、パネル部3
を本体部2に対して位置決めし、一時的に保持すること
が可能となっている。
液晶表示パネル6に表示される画像のON/OFFの切
り替えや、液晶表示パネルに表示される画像の向きを切
り替えるために、本体部2に対してパネル部3が回動さ
れる位置を検出するための回動位置検出機構が設けられ
ている。
及び図4に示すように、本体部2に対してパネル部3が
第1の中心軸S1を中心に回動される位置を検出するた
めの第1の位置検出スイッチ39と、本体部2に対して
パネル部3が第2の中心軸S2を中心に回動される位置
を検出するための第2の位置検出スイッチ40とを有し
ている。
41上に配置された状態で、中間基板23の第1のベー
ス部23aの一部が折り曲げられてなる支持片42にネ
ジ43により取り付けられている。また、第1の位置検
出スイッチ39は、上述した第1の回動軸26のフラン
ジ部26aと対向する位置に第1の被押圧部39aを有
している。この第1の被押圧部39aは、本体部2に対
してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に180゜の
角度で回動されるときに、上述した第1のロック板金2
9に形成された突出片29bにより押圧される。すなわ
ち、この突出片29bは、図4及び図6に示すように、
フランジ部26aの切欠部26bに係合された状態で、
その先端部が切欠部26bから第1の被押圧部39a側
へと突出形成されている。
44上に配置された状態で、中間基板23の第2のベー
ス部23d上にネジ45により取り付けられている。ま
た、第2の位置検出スイッチ40は、上述したストッパ
ー板金34の突出片34bと対向する位置に第2の被押
圧部40aを有している。この第2の被押圧部40a
は、本体部2に対してパネル部3が第2の中心軸S2を
中心に一の方向に180゜の角度で回動されるときに、
上述したストッパー板金34の突出片34bにより押圧
される。
の位置検出スイッチ39の第1の被押圧部39aを押圧
する押圧手段として、上述した第1の位置決め機構27
を構成する第1のロック板金29の突出片29bを用
い、第2の位置検出スイッチ40の第2の被押圧部40
aを押圧する押圧手段として、上述したストッパー機構
を構成するストッパー板金34の突出片34bを用いる
ことによって、部品点数の増加を抑制することが可能と
なっている。
なる小型化及び低コスト化が可能であり、また、本体部
2とパネル部3との間を電気的に接続する配線(ハーネ
ス)等を引き回すのに十分な空間を確保することが可能
である。
置検出スイッチ39の第1の被押圧部39aを押圧する
押圧手段として、上述したロック板金29の突出片29
bの代わりに、第1の回動軸26のフランジ部26aに
突出片を設けた構成としてもよい。
すように、本体部2に対するパネル部3の開閉状態を検
出するための第3の位置検出スイッチ46が設けられて
いる。
内に設けられた配線基板(図示せず。)上に配置されて
おり、パネル収納部8から外部に臨む第3の被押圧部4
6aを有している。したがって、この第3の被押圧部4
6aは、本体部2に対してパネル部3が第2の中心軸S
2を中心に0゜の角度で回動されるとき、すなわち本体
部2に対してパネル部3が閉状態となるときに、パネル
部3がパネル収納部8に収納されることにより押圧され
る。なお、この第3の位置検出スイッチ46は、本体部
2を小型化するために、上述したヒンジ装置20の内部
に設けることも可能である。
略するが、上述した第1の位置検出スイッチ39、第2
の位置検出スイッチ40及び第3の位置検出スイッチ4
6により検出された検出信号、すなわち本体部2に対す
るパネル部3の位置情報に基づいて、液晶表示パネル6
に表示される画像のON/OFFを切り替えたり、液晶
表示パネル6に表示される画像の向きを切り替える表示
切替手段として、マイコン等からなる制御部が設けられ
ている。
は、本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を
中心に180゜の角度範囲で回動されることによって、
図2中矢印Aに示す方向に開閉操作される。
対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に回動され
る180゜の角度範囲のうち、図7及び図16に示す本
体部2に対してパネル部3が閉状態となる0゜の基準位
置と、この基準位置から、図8及び,図13,図14及
び図15に示す本体部2に対してパネル部3が90゜の
角度で回動される位置と、図9,図10,図11及び図
12に示す180゜の角度で回動される位置とにおい
て、適度な抵抗、いわゆるクリック感を付与しながら、
パネル部3を本体部2に対して位置決めし、一時的に保
持することができる。
3が本体部2の背面側を開いた状態において、本体部2
に対してパネル部3が第2の中心軸S2を中心に一の方
向に180゜の角度範囲で回動されると共に、他の方向
に−90゜の角度範囲で回動されることによって、図2
中矢印Bに示す方向に液晶表示パネル6の向きを切り替
えることができる。
に対してパネル部3が第2の中心軸S2を中心に回動さ
れる270゜の角度範囲のうち、図7,図8及び図9に
示す0゜の基準位置と、この基準位置から、図10及び
図14に示す90゜の角度で一の方向に回動される位置
と、図11,図15及び図16に示す180゜の角度で
一の方向に回動される位置と、図12及び図13に示す
−90゜の角度で他の方向に回動される位置とにおい
て、適度な抵抗、いわゆるクリック感を付与しながら、
パネル部3を本体部2に対して位置決めし、一時的に保
持することができる。
えば液晶表示パネル6を見ながら撮影者自身を撮影す
る、いわゆる対面撮影を行うことが可能であり、この場
合のポジショニングや、タッチパネル7を指等で押圧す
る際の使い勝手等を向上させることが可能である。
したヒンジ装置20内に設けられた第1の位置検出スイ
ッチ39及び第2の位置検出スイッチ40、並びに本体
部2内に設けられた第3の位置検出スイッチ46により
検出される検出信号に基づいて、制御部が液晶表示パネ
ル6に表示される画像のON/OFFの切り替えや、液
晶表示パネル6に表示される画像の向きを切り替える切
替制御を行っている。
に対してパネル部3が回動される各回動位置において、
液晶表示パネル6に表示される画像の表示状態について
まとめたものを以下の表1に示す。
置検出スイッチ39を示し、SW2は、第2の位置検出
スイッチ40を示し、SW3は、第3の位置検出スイッ
チ46を示す。
示される画像のON/OFFの切り替えについては、図
7に示す本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S
1を中心に回動される基準位置(0゜)にあり、且つ、
第2の中心軸S2を中心に回動される基準位置(0゜)
にある場合、すなわち、タイプ1として、第1の位置検
出スイッチ39がON状態となり、且つ、第2の位置検
出スイッチ40がOFF状態となり、且つ、第3の位置
検出スイッチがON状態となる場合のみ、液晶表示パネ
ル6に表示される画像をOFF状態とする。そして、図
8乃至図16に示すそれ以外の場合には、液晶表示パネ
ル6に表示される画像をON状態とする。
が視認可能な場合のみ、液晶表示パネル6に表示される
画像をON状態とすることができ、電力の無駄な消費を
防止することができる。
の向きについては、図8に示す本体部2に対してパネル
部3が第1の中心軸S1を中心に90゜の角度で回動さ
れる位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に回動
される基準位置(0゜)にある場合、図13に示す本体
部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に9
0゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心
軸S2を中心に−90゜の角度で他の方向に回動される
位置にある場合、並びに、図14に示す本体部2に対し
てパネル部3が第1の中心軸S1を中心に90゜の角度
で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中
心に90゜の角度で一の方向に回動される位置にある場
合、すなわち、タイプ2として、第1の位置検出スイッ
チ39がOFF状態となり、且つ、第2の位置検出スイ
ッチ40がOFF状態となり、且つ、第3の位置検出ス
イッチがOFF状態となる場合には、液晶表示パネル6
に表示される画像の切り替えは行わない。そして、この
場合に表示される画像の向きは、基準の正方向となる。
ル部3が第1の中心軸S1を中心に180゜の角度で回
動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に
回動される基準位置(0゜)にある場合、図10に示す
本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心
に180゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2
の中心軸S2を中心に90゜の角度で一の方向に回動さ
れる位置にある場合、並びに、図12に示す本体部2に
対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に180゜
の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S
2を中心に−90゜の角度で他の方向に回動される位置
にある場合、すなわち、タイプ3として、第1の位置検
出スイッチ39がON状態となり、且つ、第2の位置検
出スイッチ40がOFF状態となり、且つ、第3の位置
検出スイッチがOFF状態となる場合にも、液晶表示パ
ネル6に表示される画像の切り替えは行わない。すなわ
ち、この場合に表示される画像の向きは、正方向とな
る。
ル部3が第1の中心軸S1を中心に180゜の角度で回
動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に
180゜の角度で一の方向に回動される位置にある場
合、すなわち、タイプ4として、第1の位置検出スイッ
チ39がON状態となり、且つ、第2の位置検出スイッ
チ40がON状態となり、且つ、第3の位置検出スイッ
チがOFF状態となる場合には、液晶表示パネル6に表
示される画像を逆転させる。すなわち、この場合に表示
される画像の向きは、正方向に対して左/右を切り替え
たものとなる。これにより、例えば液晶表示パネル6を
見ながら撮影者自身を撮影する、いわゆる対面撮影を行
うことができる。
ル部3が第1の中心軸S1を中心に90゜の角度で回動
される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に1
80゜の角度で一の方向に回動される位置にある場合、
すなわち、タイプ5として、第1の位置検出スイッチ3
9がOFF状態となり、且つ、第2の位置検出スイッチ
40がON状態となり、且つ、第3の位置検出スイッチ
がOFF状態となる場合には、液晶表示パネル6に表示
される画像を反転させる。すなわち、この場合に表示さ
れる画像の向きは、正方向に対して上/下・左/右を切
り替えたものとなる。
ネル部3が第1の中心軸S1を中心に回動される基準位
置(0゜)にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に1
80゜の角度で一の方向に回動される位置にある場合、
すなわち、タイプ6として、第1の位置検出スイッチ3
9がOFF状態となり、且つ、第2の位置検出スイッチ
40がON状態となり、且つ、第3の位置検出スイッチ
がON状態となる場合には、液晶表示パネル6に表示さ
れる画像を反転させる。すなわち、この場合に表示され
る画像の向きは、正方向に対して上/下・左/右を切り
替えたものとなる。
は、回動されるパネル部3の向きによって液晶表示パネ
ル6に表示される画像の向きを適切に切り替えることが
でき、撮影者がパネル部3の向きにより画像が見にくく
なるのを防止することができる。
2、SW3のON/OFFの切替状態には、6つのタイ
プがあり、このビデオカメラ1では、残りの2つのタイ
プ、すなわち、第1の位置検出スイッチ39がON状態
となり、且つ、第2の位置検出スイッチ40がON状態
となり、且つ、第3の位置検出スイッチ46がON状態
となる場合、第1の位置検出スイッチ39がON状態と
なり、且つ、第2の位置検出スイッチ40がOFF状態
となり、且つ、第3の位置検出スイッチ46がON状態
となる場合については、構造上存在しない。
ヒンジ装置20の内部に第1の位置検出スイッチ39及
び第2の位置検出スイッチ40が設けられていることか
ら、上述した液晶表示パネル6に表示される画像のON
/OFFの切り替えや、液晶表示パネル6に表示される
画像の向きを切り替えるための機構を簡素化することが
可能であり、従来に比べて部品点数を削減することが可
能である。
置20の内部に第1の位置検出スイッチ39及び第2の
位置検出スイッチ40が設けられていることから、これ
ら第1の位置検出スイッチ39及び第2の位置検出スイ
ッチ40により検出される位置を考慮した本体部2とパ
ネル部3との位置合わせを行う必要がなく、組立及び分
解が容易であり、本体部2とパネル部3との間にヒンジ
装置20を組み込むだけで、本体部2に対してパネル部
3が第1の中心軸S1を中心に回動される位置と、本体
部2に対してパネル部3が第2の中心軸S2を中心に回
動される位置とを適切に検出する構造とすることが可能
である。
晶表示パネル6に表示される画像のON/OFFの切り
替えや、液晶表示パネル6に表示される画像の向きを適
切に切り替えることが可能であり、部品点数の増加を抑
制することによって、更なる小型化及び低コスト化が可
能である。
は、上述したビデオカメラ1に適用される場合に限定さ
れず、本体部に対して開閉可能に設けられた開閉部を当
該本体部との間で回動可能に支持するヒンジ装置を備え
た電子機器に広く適用可能であり、例えば記録媒体に対
して信号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再
生装置等に適用することも可能である。
れば、部品点数の増加を抑制しながら、電子機器の更な
る小型化及び低コスト化が可能であり、ヒンジ装置内に
設けられた回動位置検出手段により本体部に対する開閉
部の回動位置を適切に検出することが可能である。
斜視図である。
る。
図である。
る。
る。
中心に回動される基準位置(0゜)にあり、且つ、第2
の中心軸S2を中心に回動される基準位置(0゜)にあ
る場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側面図
であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、画像
の表示状態を示す。
中心に90゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第
2の中心軸S2を中心に回動される基準位置(0゜)に
ある場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側面
図であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、画
像の表示状態を示す。
中心に180゜の角度で回動される位置にあり、且つ、
第2の中心軸S2を中心に回動される基準位置(0゜)
にある場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側
面図であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、
画像の表示状態を示す。
を中心に180゜の角度で回動される位置にあり、且
つ、第2の中心軸S2を中心に90゜の角度で一の方向
に回動される位置にある場合を模式的に示す図であり、
(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図で
あり、(C)は、画像の表示状態を示す。
を中心に180゜の角度で回動される位置にあり、且
つ、第2の中心軸S2を中心に180゜の角度で一の方
向に回動される位置にある場合を模式的に示す図であ
り、(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面
図であり、(C)は、画像の表示状態を示す。
を中心に180゜の角度で回動される位置にあり、且
つ、第2の中心軸S2を中心に−90゜の角度で他の方
向に回動される位置にある場合を模式的に示す図であ
り、(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面
図であり、(C)は、画像の表示状態を示す。
を中心に90゜の角度で回動される位置にあり、且つ、
第2の中心軸S2を中心に−90゜の角度で他の方向に
回動される位置にある場合を模式的に示す図であり、
(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図で
あり、(C)は、画像の表示状態を示す。
を中心に90゜の角度で回動される位置にあり、且つ、
第2の中心軸S2を中心に90゜の角度で一の方向に回
動される位置にある場合を模式的に示す図であり、
(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図で
あり、(C)は、画像の表示状態を示す。
を中心に90゜の角度で回動される位置にあり、且つ、
第2の中心軸S2を中心に180゜の角度で一の方向に
回動される位置にある場合を模式的に示す図であり、
(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図で
あり、(C)は、画像の表示状態を示す。
1を中心に回動される基準位置(0゜)にあり、且つ、
第2の中心軸S2を中心に180゜の角度で一の方向に
回動される位置にある場合を模式的に示す図であり、
(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図で
あり、(C)は、画像の表示状態を示す。
観を示す斜視図である。
晶表示パネル、7 タッチパネル、8 パネル収納部、
9 オープンロック機構、20 ヒンジ装置、21 第
1の基板、22 第2の基板、23 中間基板、24
第1の回動機構、25,26 第1の回動軸、27 第
1の位置決め機構、28 第1のバネ板金、29 第1
のロック板金、30 第2の回動機構、31 第2の回
動軸、33 ストッパー機構、34 ストッパー板金、
35 ストッパー突部、36 第2の位置決め機構、3
7 第2のバネ板金、38 第2のロック板金、39
第1の位置検出スイッチ、40 第2の位置検出スイッ
チ、46 第3の位置検出スイッチ
Claims (19)
- 【請求項1】 本体部に対して開閉可能に設けられた開
閉部を当該本体部との間で回動可能に支持するヒンジ装
置において、 上記開閉部を上記本体部に対して、開閉方向の第1の中
心軸を中心に回動させる第1の回動手段と、 上記開閉部を上記本体部に対して、上記第1の中心軸と
略直交する第2の中心軸を中心に回動させる第2の回動
手段と、 上記本体部に対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び
上記第2の中心軸を中心に回動される位置をそれぞれ検
出する回動位置検出手段とを備えることを特徴とするヒ
ンジ装置。 - 【請求項2】 上記本体部に対して上記開閉部が上記第
1の中心軸及び/又は上記第2の中心軸を中心に回動さ
れる角度範囲を規制する規制手段を備えることを特徴と
する請求項1記載のヒンジ装置。 - 【請求項3】 上記規制手段は、上記本体部に対して上
記開閉部が上記第1の中心軸を中心に、略180゜の角
度範囲で回動されるように、上記第1の回動手段による
回動を規制することを特徴とする請求項2記載のヒンジ
装置。 - 【請求項4】 上記規制手段は、上記本体部に対して上
記開閉部が上記第2の中心軸を中心に、略270゜の角
度範囲で回動されるように、上記第2の回動手段による
回動を規制することを特徴とする請求項2記載のヒンジ
装置。 - 【請求項5】 上記規制手段は、上記本体部に対して上
記開閉部が上記第2の中心軸を中心に、略180゜の角
度範囲で一の方向に回動されると共に、略90゜の角度
範囲で他の方向に回動されるように、上記第2の回動手
段による回動を規制することを特徴とする請求項4記載
のヒンジ装置。 - 【請求項6】 上記回動位置検出手段は、上記本体部に
対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第
2の中心軸を中心に回動される位置を検出するための位
置検出スイッチを有し、当該位置検出スイッチが上記規
制手段の一部によって押圧されることを特徴とする請求
項2記載のヒンジ装置。 - 【請求項7】 上記本体部に対して上記開閉部が上記第
1の中心軸及び/又は上記第2の中心軸を中心に回動さ
れる角度範囲の任意の位置に、上記開閉部を上記本体部
に対して位置決めする位置決め手段を備えることを特徴
とする請求項1記載のヒンジ装置。 - 【請求項8】 上記位置決め手段は、上記本体部に対し
て上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の
中心軸を中心に回動される角度範囲のうち、略90゜毎
に分割される分割位置の少なくとも1箇所以上におい
て、上記開閉部を上記本体部に対して位置決めすること
を特徴とする請求項7記載のヒンジ装置。 - 【請求項9】 上記回動位置検出手段は、上記本体部に
対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第
2の中心軸を中心に回動される位置を検出するための位
置検出スイッチを有し、当該位置検出スイッチが上記位
置決め手段の一部によって押圧されることを特徴とする
請求項7記載のヒンジ装置。 - 【請求項10】 本体部と、 上記本体部に対して開閉可能に設けられた開閉部と、 上記開閉部を上記本体部との間で回動可能に支持するヒ
ンジ装置とを備え、 上記ヒンジ装置は、上記開閉部を上記本体部に対して開
閉方向の第1の中心軸を中心に回動させる第1の回動手
段と、上記開閉部を上記本体部に対して上記第1の中心
軸と略直交する第2の中心軸を中心に回動させる第2の
回動手段と、上記本体部に対して上記開閉部が上記第1
の中心軸及び上記第2の中心軸を中心に回動される位置
をそれぞれ検出する回動位置検出手段とを有することを
特徴とする電子機器。 - 【請求項11】 上記ヒンジ装置は、上記本体部に対し
て上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の
中心軸を中心に回動される角度範囲を規制する規制手段
を有することを特徴とする請求項10記載の電子機器。 - 【請求項12】 上記規制手段は、上記本体部に対して
上記開閉部が上記第1の中心軸を中心に、略180゜の
角度範囲で回動されるように、上記第1の回動手段によ
る回動を規制することを特徴とする請求項11記載の電
子機器。 - 【請求項13】 上記規制手段は、上記本体部に対して
上記開閉部が上記第2の中心軸を中心に、略270゜の
角度範囲で回動されるように、上記第2の回動手段によ
る回動を規制することを特徴とする請求項11記載の電
子機器。 - 【請求項14】 上記規制手段は、上記本体部に対して
上記開閉部が上記第2の中心軸を中心に、略180゜の
角度範囲で一の方向に回動されると共に、略90゜の角
度範囲で他の方向に回動されるように、上記第2の回動
手段による回動を規制することを特徴とする請求項13
記載の電子機器。 - 【請求項15】 上記回動位置検出手段は、上記本体部
に対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記
第2の中心軸を中心に回動される位置を検出するための
位置検出スイッチを有し、当該位置検出スイッチが上記
規制手段の一部によって押圧されることを特徴とする請
求項11記載の電子機器。 - 【請求項16】 上記ヒンジ装置は、上記本体部に対し
て上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の
中心軸を中心に回動される角度範囲の任意の位置に、上
記開閉部を上記本体部に対して位置決めする位置決め手
段を有することを特徴とする請求項10記載の電子機
器。 - 【請求項17】 上記位置決め手段は、上記本体部に対
して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2
の中心軸を中心に回動される角度範囲のうち、略90゜
毎に分割される分割位置の少なくとも1箇所以上におい
て、上記開閉部を上記本体部に対して位置決めすること
を特徴とする請求項16記載の電子機器。 - 【請求項18】 上記回動位置検出手段は、上記本体部
に対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記
第2の中心軸を中心に回動される位置を検出するための
位置検出スイッチを有し、当該位置検出スイッチが上記
位置決め手段の一部によって押圧されることを特徴とす
る請求項16記載の電子機器。 - 【請求項19】 上記開閉部は、画像を表示するための
画像表示手段を有し、上記回動位置検出手段により検出
された上記本体部に対する上記開閉部の位置情報に基づ
いて、上記画像表示手段により表示される画像の表示状
態を切り替える表示切替手段を備えることを特徴とする
請求項10記載の電子機器。
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-
2002
- 2002-01-29 JP JP2002020516A patent/JP4151272B2/ja not_active Expired - Fee Related
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