JPH07226871A - カメラ一体型ｖｔｒ - Google Patents
カメラ一体型ｖｔｒInfo
- Publication number
- JPH07226871A JPH07226871A JP6018608A JP1860894A JPH07226871A JP H07226871 A JPH07226871 A JP H07226871A JP 6018608 A JP6018608 A JP 6018608A JP 1860894 A JP1860894 A JP 1860894A JP H07226871 A JPH07226871 A JP H07226871A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- vtr
- camera
- integrated
- liquid crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カメラアングルに対応してグリップ部の回動
動作と一体に液晶ディスプレー装置の角度を変えること
ができ、しかも、手首の角度を正常な位置に保ちながら
カメラアングルが自由に変更できるカメラ一体型ＶＴＲ
を得る。 【構成】 ＶＴＲ本体部２に対してグリップベルト９を
設けたグリップ部６と一体に液晶ディスプレー装置８を
グリップ回動ヒンジ部１２を中心として上下方向に角度
変更可能であり、グリップ回動ヒンジ部１２には複数の
ボール部材１６を備え、グリップ部６の回動角度位置に
おいてクリック作用により停止できるようにした。
動作と一体に液晶ディスプレー装置の角度を変えること
ができ、しかも、手首の角度を正常な位置に保ちながら
カメラアングルが自由に変更できるカメラ一体型ＶＴＲ
を得る。 【構成】 ＶＴＲ本体部２に対してグリップベルト９を
設けたグリップ部６と一体に液晶ディスプレー装置８を
グリップ回動ヒンジ部１２を中心として上下方向に角度
変更可能であり、グリップ回動ヒンジ部１２には複数の
ボール部材１６を備え、グリップ部６の回動角度位置に
おいてクリック作用により停止できるようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影機能と、録画，再
生機能及び撮影時の録画画面を表示する液晶ディスプレ
ー装置とを備えたカメラ一体型ＶＴＲに関し、特に液晶
ディスプレー装置をグリップ部と一体に角度変更可能に
したカメラ一体型ＶＴＲに関するものである。
生機能及び撮影時の録画画面を表示する液晶ディスプレ
ー装置とを備えたカメラ一体型ＶＴＲに関し、特に液晶
ディスプレー装置をグリップ部と一体に角度変更可能に
したカメラ一体型ＶＴＲに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、カメラ一体型ＶＴＲの撮影画面と
してビューファインダに代わって撮影時の録画画面を液
晶ディスプレー装置で表示するようにしたものが多数提
案されている。この液晶ディスプレー装置はユーザーが
ファインダを覗き込むこともなく比較的大きな液晶画面
を見ながら簡単にビデオ撮影できるという利点がある。
してビューファインダに代わって撮影時の録画画面を液
晶ディスプレー装置で表示するようにしたものが多数提
案されている。この液晶ディスプレー装置はユーザーが
ファインダを覗き込むこともなく比較的大きな液晶画面
を見ながら簡単にビデオ撮影できるという利点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、従来
の液晶ディスプレー装置はユーザーの目の位置に対する
角度によって液晶画面の見え方が大きく左右されるた
め、液晶ディスプレー装置の液晶画面を目の正面位置に
向き合うようにいちいち角度を調節する必要があった。
の液晶ディスプレー装置はユーザーの目の位置に対する
角度によって液晶画面の見え方が大きく左右されるた
め、液晶ディスプレー装置の液晶画面を目の正面位置に
向き合うようにいちいち角度を調節する必要があった。
【０００４】また、従来のＶＴＲ本体部とグリップ部と
は一体化されているため、例えば上向きまたは下向きに
カメラアングルを変更しようとするとグリップベルトに
装入した手首を曲げてグリップ部を保持しなければなら
ず、このため、撮影時に手首が不自然な角度となり、長
時間の撮影には苦痛が伴うといった問題もあった。
は一体化されているため、例えば上向きまたは下向きに
カメラアングルを変更しようとするとグリップベルトに
装入した手首を曲げてグリップ部を保持しなければなら
ず、このため、撮影時に手首が不自然な角度となり、長
時間の撮影には苦痛が伴うといった問題もあった。
【０００５】本発明は、上述したような問題点を解消す
るためになされたもので、カメラアングルに対応してグ
リップ部と一体に液晶ディスプレー装置の角度を変える
ことができ、しかも、手首の角度を正常な位置に保ちな
がらカメラアングルが自由に変更できるカメラ一体型Ｖ
ＴＲを得ることを目的とする。
るためになされたもので、カメラアングルに対応してグ
リップ部と一体に液晶ディスプレー装置の角度を変える
ことができ、しかも、手首の角度を正常な位置に保ちな
がらカメラアングルが自由に変更できるカメラ一体型Ｖ
ＴＲを得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるカメラ一体型ＶＴＲは、撮影レンズ，
ＣＣＤ撮像素子等を有する光学機構部と、テープ等の記
録媒体を有する録画，再生機構部と、撮影時の録画画面
を表示する液晶ディスプレー装置とからなるカメラ一体
型ＶＴＲにおいて、光学機構部及び録画，再生機構部が
ＶＴＲ本体部２に一体化され、液晶ディスプレー装置８
がグリップ部６に一体化され、液晶ディスプレー装置８
と一体にグリップ部６がＶＴＲ本体部２に対してグリッ
プ回動ヒンジ部１２を回動中心として角度変更可能に支
軸され、グリップ部６にグリップベルト９を備えたもの
である。
め、本発明によるカメラ一体型ＶＴＲは、撮影レンズ，
ＣＣＤ撮像素子等を有する光学機構部と、テープ等の記
録媒体を有する録画，再生機構部と、撮影時の録画画面
を表示する液晶ディスプレー装置とからなるカメラ一体
型ＶＴＲにおいて、光学機構部及び録画，再生機構部が
ＶＴＲ本体部２に一体化され、液晶ディスプレー装置８
がグリップ部６に一体化され、液晶ディスプレー装置８
と一体にグリップ部６がＶＴＲ本体部２に対してグリッ
プ回動ヒンジ部１２を回動中心として角度変更可能に支
軸され、グリップ部６にグリップベルト９を備えたもの
である。
【０００７】また、本発明の好ましい実施例による請求
項２記載のカメラ一体型ＶＴＲは、液晶ディスプレー装
置８と共にグリップ部６をＶＴＲ本体部２に対して上下
方向に角度変更可能にしたものである。
項２記載のカメラ一体型ＶＴＲは、液晶ディスプレー装
置８と共にグリップ部６をＶＴＲ本体部２に対して上下
方向に角度変更可能にしたものである。
【０００８】また、本発明の好ましい実施例による請求
項３記載のカメラ一体型ＶＴＲは、液晶ディスプレー装
置８と一体にグリップ部６をＶＴＲ本体部２に対して複
数の回動角度位置にクリック固定できるようにしたもの
である。
項３記載のカメラ一体型ＶＴＲは、液晶ディスプレー装
置８と一体にグリップ部６をＶＴＲ本体部２に対して複
数の回動角度位置にクリック固定できるようにしたもの
である。
【０００９】また、本発明の好ましい実施例による請求
項４記載のカメラ一体型ＶＴＲは、グリップ回動ヒンジ
部１２はＶＴＲ本体部２側に固定した軸ボス１３の端面
と、軸ボス１３にねじ固定された円盤状の板ばね部材２
０とでグリップ部６側の支軸部１８に保持した複数のボ
ール部材１６を挟持し、グリップ部６の回動動作により
ボール部材１６が軸ボス１３の端面と該端面に設けた凹
部１５との間を係脱可能に移動するようにしたものであ
る。
項４記載のカメラ一体型ＶＴＲは、グリップ回動ヒンジ
部１２はＶＴＲ本体部２側に固定した軸ボス１３の端面
と、軸ボス１３にねじ固定された円盤状の板ばね部材２
０とでグリップ部６側の支軸部１８に保持した複数のボ
ール部材１６を挟持し、グリップ部６の回動動作により
ボール部材１６が軸ボス１３の端面と該端面に設けた凹
部１５との間を係脱可能に移動するようにしたものであ
る。
【００１０】さらに、本発明の好ましい実施例による請
求項５記載のカメラ一体型ＶＴＲは、グリップ回動ヒン
ジ部１２はＶＴＲ本体部２側に固定した軸ボス２２の端
面に支持した板ばね部材２４と、軸ボス２２にねじ固定
した抑え板２８とでグリップ部６側の支軸部２６の両面
に形成した摩擦部材２７を挟持し、グリップ部６の回動
動作により摩擦部材２７が板ばね部材２４と抑え板２８
との間を摩擦動作するようにしたものである。
求項５記載のカメラ一体型ＶＴＲは、グリップ回動ヒン
ジ部１２はＶＴＲ本体部２側に固定した軸ボス２２の端
面に支持した板ばね部材２４と、軸ボス２２にねじ固定
した抑え板２８とでグリップ部６側の支軸部２６の両面
に形成した摩擦部材２７を挟持し、グリップ部６の回動
動作により摩擦部材２７が板ばね部材２４と抑え板２８
との間を摩擦動作するようにしたものである。
【００１１】
【作用】上述したように構成した本発明のカメラ一体型
ＶＴＲは、ＶＴＲ本体部２に対して液晶ディスプレー装
置８と一体にグリップ部６をグリップ回動ヒンジ部１２
を中心として回動可能にしたので、グリップ部６を保持
した手首の動きに連動してグリップ部６と共に液晶ディ
スプレー装置８の角度を変更させることができ、これに
よって、撮影時の種々のカメラアングルに対してグリッ
プ部６を保持した手首を自然な状態のまま液晶ディスプ
レー装置８の液晶画面を正面から見える角度に回動させ
撮影することができる。
ＶＴＲは、ＶＴＲ本体部２に対して液晶ディスプレー装
置８と一体にグリップ部６をグリップ回動ヒンジ部１２
を中心として回動可能にしたので、グリップ部６を保持
した手首の動きに連動してグリップ部６と共に液晶ディ
スプレー装置８の角度を変更させることができ、これに
よって、撮影時の種々のカメラアングルに対してグリッ
プ部６を保持した手首を自然な状態のまま液晶ディスプ
レー装置８の液晶画面を正面から見える角度に回動させ
撮影することができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明によるカメラ一体型ＶＴＲの実
施例を図面を参照して説明する。図１は本例のカメラ一
体型ＶＴＲの外観斜視図、図２は液晶ディスプレー装置
の回動状態の外観斜視図、図３はカメラ一体型ＶＴＲの
主要部の分解斜視図である。
施例を図面を参照して説明する。図１は本例のカメラ一
体型ＶＴＲの外観斜視図、図２は液晶ディスプレー装置
の回動状態の外観斜視図、図３はカメラ一体型ＶＴＲの
主要部の分解斜視図である。
【００１３】各図において、符号１はカメラ一体型ＶＴ
Ｒの全体を示す。カメラ一体型ＶＴＲ１の主要機構はＶ
ＴＲ本体部２であり、ＶＴＲ本体部２内には図示しない
がカメラレンズ群，ＣＣＤ撮像素子等を有するカメラ機
構部と、テープカセット及びメカデッキ部等を有するＶ
ＴＲ機構部とが収容されている。３はカメラ機構部のレ
ンズ部、４はＶＴＲ機構部の録音マイク、５はＶＴＲ機
構部の操作パネルである。
Ｒの全体を示す。カメラ一体型ＶＴＲ１の主要機構はＶ
ＴＲ本体部２であり、ＶＴＲ本体部２内には図示しない
がカメラレンズ群，ＣＣＤ撮像素子等を有するカメラ機
構部と、テープカセット及びメカデッキ部等を有するＶ
ＴＲ機構部とが収容されている。３はカメラ機構部のレ
ンズ部、４はＶＴＲ機構部の録音マイク、５はＶＴＲ機
構部の操作パネルである。
【００１４】上述したＶＴＲ本体部２には別部材からな
るグリップ部６が構成され、このグリップ部６には一体
的にＶＴＲ本体部２の背面側に枠体７が形成され、この
枠体７に撮影時の録画画面を表示する液晶ディスプレー
装置８が設けられている。グリップ部６の側面には該グ
リッフ部を保持するためのグリップベルト９が取付けら
れている。尚、１０は撮影時のスタートスイッチと撮影
終了時のストップスイッチを操作するスタート／ストッ
プボタン、１１は標準撮影とズーム撮影とを切換える切
換えボタンである。
るグリップ部６が構成され、このグリップ部６には一体
的にＶＴＲ本体部２の背面側に枠体７が形成され、この
枠体７に撮影時の録画画面を表示する液晶ディスプレー
装置８が設けられている。グリップ部６の側面には該グ
リッフ部を保持するためのグリップベルト９が取付けら
れている。尚、１０は撮影時のスタートスイッチと撮影
終了時のストップスイッチを操作するスタート／ストッ
プボタン、１１は標準撮影とズーム撮影とを切換える切
換えボタンである。
【００１５】さて、このように構成したグリップ部６は
液晶ディスプレー装置８と一体にＶＴＲ本体部２に対し
てグリップ回動ヒンジ部１２を中心として図１の位置よ
り図２の回動位置に上下方向に回動可能に構成されてい
る。以下、グリップ回動ヒンジ部１２の一例の詳細を図
３と共に図４で示した正面図及び図５に示した断面図に
ついて説明する。
液晶ディスプレー装置８と一体にＶＴＲ本体部２に対し
てグリップ回動ヒンジ部１２を中心として図１の位置よ
り図２の回動位置に上下方向に回動可能に構成されてい
る。以下、グリップ回動ヒンジ部１２の一例の詳細を図
３と共に図４で示した正面図及び図５に示した断面図に
ついて説明する。
【００１６】ＶＴＲ本体部２側の筐体２ａには中心に開
口部１３ａを有する軸ボス１３が該筐体２ａの裏面側か
らねじ１４により固定されている。この軸ボス１３の端
面には等間隔に３つの弧面状の凹部１５が形成され、各
凹部１５にはボール部材１６の一部が係合可能である。
各ボール部材１６はその中心部がグリップ部６側に固定
される内側板１７の支軸部１８に開口したボール支持孔
１８ａに保持され、支軸部１８は軸ボス１３に回動可能
に支承されている。また、支軸部１８の内径側の両面部
分には摩擦抵抗の低い環状の滑り部材１９，１９が接着
等で固定されている。
口部１３ａを有する軸ボス１３が該筐体２ａの裏面側か
らねじ１４により固定されている。この軸ボス１３の端
面には等間隔に３つの弧面状の凹部１５が形成され、各
凹部１５にはボール部材１６の一部が係合可能である。
各ボール部材１６はその中心部がグリップ部６側に固定
される内側板１７の支軸部１８に開口したボール支持孔
１８ａに保持され、支軸部１８は軸ボス１３に回動可能
に支承されている。また、支軸部１８の内径側の両面部
分には摩擦抵抗の低い環状の滑り部材１９，１９が接着
等で固定されている。
【００１７】そして、内側板１７の支軸部１８の外方か
らは円盤状の板ばね部材２０がねじ２１により軸ボス１
３に固定され、上述したボール部材１６を軸ボス１３の
端面と板ばね部材２０とで挟持され、しかも、板ばね部
材２０の弾性力により適度な圧接力で保持している。ま
た、板ばね部材２０の取付けにより滑り部材１９，１９
は軸ボス１３の端面と板ばね部材２０に挟み付けられ
る。
らは円盤状の板ばね部材２０がねじ２１により軸ボス１
３に固定され、上述したボール部材１６を軸ボス１３の
端面と板ばね部材２０とで挟持され、しかも、板ばね部
材２０の弾性力により適度な圧接力で保持している。ま
た、板ばね部材２０の取付けにより滑り部材１９，１９
は軸ボス１３の端面と板ばね部材２０に挟み付けられ
る。
【００１８】尚、内側板１７はグリップ部６に図示しな
いねじにより組付けられる。また、液晶ディスプレー装
置８とＶＴＲ本体部２内のＣＣＤ画像素子等との電気的
な配線はグリップ回動ヒンジ部１２の軸ボス１３の開口
部を通して接続される。
いねじにより組付けられる。また、液晶ディスプレー装
置８とＶＴＲ本体部２内のＣＣＤ画像素子等との電気的
な配線はグリップ回動ヒンジ部１２の軸ボス１３の開口
部を通して接続される。
【００１９】上述のように構成したグリップ回動ヒンジ
部１２は次のように動作する。グリップ部６と共に内側
板１７の支軸部１８が軸ボス１３を中心として回動する
と、支軸部１８に保持したボール部材１６は軸ボス１３
の端面と板ばね部材２０とで圧接された状態で摺動す
る。このとき、ボール部材１６は軸ボス１３の端面と凹
部１５との間を移動し、ボール部材１６が凹部１５に係
合した状態においてグリップ部６の回動がロックされる
動作が行える。つまり、グリップ部６の回動はボール部
材１６が凹部１５に係合した時点でクリック作用が働き
その回動角度位置において停止するようになる。
部１２は次のように動作する。グリップ部６と共に内側
板１７の支軸部１８が軸ボス１３を中心として回動する
と、支軸部１８に保持したボール部材１６は軸ボス１３
の端面と板ばね部材２０とで圧接された状態で摺動す
る。このとき、ボール部材１６は軸ボス１３の端面と凹
部１５との間を移動し、ボール部材１６が凹部１５に係
合した状態においてグリップ部６の回動がロックされる
動作が行える。つまり、グリップ部６の回動はボール部
材１６が凹部１５に係合した時点でクリック作用が働き
その回動角度位置において停止するようになる。
【００２０】また、ボール部材１６の摺動動作において
滑り部材１９，１９は軸ボス１３の端面と板ばね部材２
０とに滑らかに摺接するため、グリップ部６の回動動作
が円滑に行えるという利点がある。
滑り部材１９，１９は軸ボス１３の端面と板ばね部材２
０とに滑らかに摺接するため、グリップ部６の回動動作
が円滑に行えるという利点がある。
【００２１】かくして、上述したグリップ回動ヒンジ部
１２を備えたグリップ部６は、グリップベルト９に手を
装入しカメラ一体型ＶＴＲ１による撮影にあって、例え
ばカメラアングルを上方に向けた撮影状態では、従来の
カメラ一体型ＶＴＲ１ａの場合は図６ｂに示すようにグ
リップ部６ａを保持した手首は手前側に折り曲がった状
態となって不自然であるが、本発明の場合は図６ａに示
すようにグリップ部６をグリップ回動ヒンジ部１２を中
心として上方へ回動させることで、手首を正常な楽な状
態にさせることができ、しかも、グリップ部６の回動動
作に連動して液晶ディスプレー装置８も上向き状態に角
度変更させることができるため、ユーザーは液晶ディス
プレー装置８の録画画面を正面から楽な姿勢で見ながら
撮影をすることができる。
１２を備えたグリップ部６は、グリップベルト９に手を
装入しカメラ一体型ＶＴＲ１による撮影にあって、例え
ばカメラアングルを上方に向けた撮影状態では、従来の
カメラ一体型ＶＴＲ１ａの場合は図６ｂに示すようにグ
リップ部６ａを保持した手首は手前側に折り曲がった状
態となって不自然であるが、本発明の場合は図６ａに示
すようにグリップ部６をグリップ回動ヒンジ部１２を中
心として上方へ回動させることで、手首を正常な楽な状
態にさせることができ、しかも、グリップ部６の回動動
作に連動して液晶ディスプレー装置８も上向き状態に角
度変更させることができるため、ユーザーは液晶ディス
プレー装置８の録画画面を正面から楽な姿勢で見ながら
撮影をすることができる。
【００２２】すなわち、本発明のカメラ一体型ＶＴＲ
は、被写体方向にカメラレンズを一定に維持した状態で
グリップ部６及び液晶ディスプレー装置８の角度を変更
することができること、また、手首の保持角度を一定に
保ちながらカメラアングルを自由に変ることができる。
は、被写体方向にカメラレンズを一定に維持した状態で
グリップ部６及び液晶ディスプレー装置８の角度を変更
することができること、また、手首の保持角度を一定に
保ちながらカメラアングルを自由に変ることができる。
【００２３】さらに、別の使用例としてカメラ一体型Ｖ
ＴＲ１を三脚台に固定したまま、グリップ部６と共に液
晶ディスプレー装置８の角度を自由に変更することがで
きること、
ＴＲ１を三脚台に固定したまま、グリップ部６と共に液
晶ディスプレー装置８の角度を自由に変更することがで
きること、
【００２４】カメラ一体型ＶＴＲ１を平面に置いたま
ま、グリップ部６と共に液晶ディスプレー装置８の角度
を自由に変更することができること、
ま、グリップ部６と共に液晶ディスプレー装置８の角度
を自由に変更することができること、
【００２５】カメラ一体型ＶＴＲ１を接続装置に取付け
た状態で、グリップ部６と共に液晶ディスプレー装置８
の角度を自由に変更することができること、等の使用方
法が種々可能となる。
た状態で、グリップ部６と共に液晶ディスプレー装置８
の角度を自由に変更することができること、等の使用方
法が種々可能となる。
【００２６】上述したグリップ回動ヒンジ部１２は図４
及び図５に示した実施例の構成に限定するものでなく、
図７及び図８に示した構成も可能である。
及び図５に示した実施例の構成に限定するものでなく、
図７及び図８に示した構成も可能である。
【００２７】すなわち、ＶＴＲ本体部２側の筐体２ａに
は中心に開口部２２ａを有する軸ボス２２が該筐体２ａ
の裏面側からねじ２３により固定されている。この軸ボ
ス２２の端面には一端が切離された環状部材で断面が弧
面状の板ばね部材２４が軸ボス２２に固定片２４ａを係
合し回転不能に固定されている。板ばね部材２４の前面
にはグリップ部６側に固定される内側板２５の支軸部２
６が軸ボス２２に回動可能に支承されている。また、支
軸部２６の両面部分には適度の摩擦抵抗を有する例えば
ポリスライダー等の環状の摩擦部材２７，２７が接着等
で固定されている。
は中心に開口部２２ａを有する軸ボス２２が該筐体２ａ
の裏面側からねじ２３により固定されている。この軸ボ
ス２２の端面には一端が切離された環状部材で断面が弧
面状の板ばね部材２４が軸ボス２２に固定片２４ａを係
合し回転不能に固定されている。板ばね部材２４の前面
にはグリップ部６側に固定される内側板２５の支軸部２
６が軸ボス２２に回動可能に支承されている。また、支
軸部２６の両面部分には適度の摩擦抵抗を有する例えば
ポリスライダー等の環状の摩擦部材２７，２７が接着等
で固定されている。
【００２８】そして、内側板２５の支軸部２６の外方か
らは円盤状の抑え部材２８がねじ２９により軸ボス２２
に固定され、上述した摩擦部材２７，２７を板ばね部材
２４と抑え部材２８とで挟持し、しかも、板ばね部材２
４の弾性力により適度な圧接力で保持している。３０は
支軸部２６に設けられたストッパー片で、止め部材２８
から突出した係止片３１に当接することで支軸部２６の
回動範囲を規制している。尚、内側板２５はグリップ部
６に図示しないねじにより組付けられる。
らは円盤状の抑え部材２８がねじ２９により軸ボス２２
に固定され、上述した摩擦部材２７，２７を板ばね部材
２４と抑え部材２８とで挟持し、しかも、板ばね部材２
４の弾性力により適度な圧接力で保持している。３０は
支軸部２６に設けられたストッパー片で、止め部材２８
から突出した係止片３１に当接することで支軸部２６の
回動範囲を規制している。尚、内側板２５はグリップ部
６に図示しないねじにより組付けられる。
【００２９】このように構成したグリップ回動ヒンジ部
１２の動作は、グリップ部６と共に内側板２５の支軸部
２６が軸ボス２２を中心として回動すると、摩擦部材２
７，２７が板ばね部材２４と止め部材２８とで圧接され
た状態で適度の摩擦力を発生して摺動する。つまり、グ
リップ部６の回動はその回動角度位置において摩擦作用
により停止するように構成されている。
１２の動作は、グリップ部６と共に内側板２５の支軸部
２６が軸ボス２２を中心として回動すると、摩擦部材２
７，２７が板ばね部材２４と止め部材２８とで圧接され
た状態で適度の摩擦力を発生して摺動する。つまり、グ
リップ部６の回動はその回動角度位置において摩擦作用
により停止するように構成されている。
【００３０】本発明は、上述しかつ図面に示した各実施
例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲
内で種々の変形実施が可能である。
例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲
内で種々の変形実施が可能である。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるカメ
ラ一体型ＶＴＲは、光学機構部及び録画，再生機構部が
ＶＴＲ本体部に一体化され、液晶ディスプレー装置がグ
リップ部に一体化され、液晶ディスプレー装置と一体に
グリップ部がＶＴＲ本体部にグリップ回動ヒンジ部を回
動中心として角度変更可能にしたことにより、被写体方
向にカメラレンズを一定に維持した状態でグリップ部の
回動動作に連動して液晶ディスプレー装置の角度を変更
することができ、これにより、ユーザーは手首の保持角
度を楽な姿勢に保ちながら液晶ディスプレー装置の録画
画面を正面から楽な姿勢で見ながら撮影をすることがで
きるという効果がある。
ラ一体型ＶＴＲは、光学機構部及び録画，再生機構部が
ＶＴＲ本体部に一体化され、液晶ディスプレー装置がグ
リップ部に一体化され、液晶ディスプレー装置と一体に
グリップ部がＶＴＲ本体部にグリップ回動ヒンジ部を回
動中心として角度変更可能にしたことにより、被写体方
向にカメラレンズを一定に維持した状態でグリップ部の
回動動作に連動して液晶ディスプレー装置の角度を変更
することができ、これにより、ユーザーは手首の保持角
度を楽な姿勢に保ちながら液晶ディスプレー装置の録画
画面を正面から楽な姿勢で見ながら撮影をすることがで
きるという効果がある。
【００３２】また、手首の保持角度を楽な姿勢に保ちな
がらカメラアングルを自由に変ることができ、長時間の
撮影にも疲労することがない等の効果がある。
がらカメラアングルを自由に変ることができ、長時間の
撮影にも疲労することがない等の効果がある。
【図１】本例のカメラ一体型ＶＴＲの外観斜視図であ
る。
る。
【図２】液晶ディスプレー装置を回動状態のカメラ一体
型ＶＴＲの外観斜視図である。
型ＶＴＲの外観斜視図である。
【図３】本例のカメラ一体型ＶＴＲの主要部の分解斜視
図である。
図である。
【図４】グリップ回動ヒンジ部の正面図である。
【図５】図４のグリップ回動ヒンジ部の断面図である。
【図６】本発明と従来例のカメラ一体型ＶＴＲの使用例
の差の説明図である。
の差の説明図である。
【図７】グリップ回動ヒンジ部の他の例で、軸ボスと板
ばね部材との正面図である。
ばね部材との正面図である。
【図８】図７のグリップ回動ヒンジ部の断面図である。
１ カメラ一体型ＶＴＲ ２ ＶＴＲ本体部 ６ グリップ部 ８ 液晶ディスプレー装置 ９ グリップベルト １２ グリップ回動ヒンジ部 １３ 軸ボス １５ 凹部 １６ ボール部材 １７ 内側板 １８ 支軸部 １９ 滑り部材 ２０ 板ばね部材 ２２ 軸ボス ２４ 板ばね部材 ２５ 内側板 ２６ 支軸部 ２７ 摩擦部材 ２８ 抑え部材
Claims (5)
- 【請求項１】 撮影レンズ，ＣＣＤ撮像素子等を有する
光学機構部と、テープ等の記録媒体を有する録画，再生
機構部と、撮影時の録画画面を表示する液晶ディスプレ
ー装置とからなるカメラ一体型ＶＴＲにおいて、 上記光学機構部及び上記録画，再生機構部がＶＴＲ本体
部に一体化され、上記液晶ディスプレー装置がグリップ
部に一体化され、上記液晶ディスプレー装置と共にグリ
ップ部が上記ＶＴＲ本体部にグリップ回動ヒンジ部を回
動中心として角度変更可能に支軸され、上記グリップ部
にグリップベルトを備えたことを特徴とするカメラ一体
型ＶＴＲ。 - 【請求項２】 上記液晶ディスプレー装置が上記ＶＴＲ
本体部に対して上下方向に角度変更可能であることを特
徴とする請求項１記載のカメラ一体型ＶＴＲ。 - 【請求項３】 上記液晶ディスプレー装置と共にグリッ
プ部が上記ＶＴＲ本体部に対して複数の回動角度位置に
クリック固定されることを特徴とする請求項１又は２記
載のカメラ一体型ＶＴＲ。 - 【請求項４】 上記グリップ回動ヒンジ部は上記ＶＴＲ
本体部側に固定した軸ボスの端面と、上記軸ボスにねじ
固定された円盤状の板ばね部材とで上記グリップ部側の
支軸部に保持した複数のボール部材を挟持し、上記グリ
ップ部の回動動作により上記ボール部材が上記軸ボスの
端面と該端面に設けた凹部との間を係脱可能に移動する
ことを特徴とする請求項１記載のカメラ一体型ＶＴＲ。 - 【請求項５】 上記グリップ回動ヒンジ部は上記ＶＴＲ
本体部側に固定した軸ボスの端面に支持した板ばね部材
と、上記軸ボスにねじ固定した抑え板とで上記グリップ
部側の支軸部の両面に形成した摩擦部材を挟持し、上記
グリップ部の回動動作により上記摩擦部材が上記板ばね
部材と抑え板との間を摩擦動作することを特徴とする請
求項１記載のカメラ一体型ＶＴＲ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6018608A JPH07226871A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | カメラ一体型ｖｔｒ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6018608A JPH07226871A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | カメラ一体型ｖｔｒ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07226871A true JPH07226871A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11976362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6018608A Pending JPH07226871A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | カメラ一体型ｖｔｒ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07226871A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7339624B2 (en) | 2002-09-13 | 2008-03-04 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Camera-equipped recording/reproducing apparatus |
| US7391467B2 (en) | 2003-05-02 | 2008-06-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Signal delivery apparatus, hinge apparatus and image photographing apparatus |
| US7619682B2 (en) | 2004-01-23 | 2009-11-17 | Sony Corporation | Turning hinge mechanism and image pick up device |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP6018608A patent/JPH07226871A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7339624B2 (en) | 2002-09-13 | 2008-03-04 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Camera-equipped recording/reproducing apparatus |
| US7391467B2 (en) | 2003-05-02 | 2008-06-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Signal delivery apparatus, hinge apparatus and image photographing apparatus |
| US7619682B2 (en) | 2004-01-23 | 2009-11-17 | Sony Corporation | Turning hinge mechanism and image pick up device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3496207B2 (ja) | ビデオカメラ | |
| US5946512A (en) | Compact camera with variable position handgrip | |
| JP2005077574A (ja) | 撮像装置 | |
| JPH07226871A (ja) | カメラ一体型ｖｔｒ | |
| JP2807616B2 (ja) | モニタ付きカメラ一体型記録装置 | |
| JPH0583608A (ja) | フアインダー装置 | |
| JP4151272B2 (ja) | 電子機器、ヒンジ装置及び撮像装置 | |
| JPH0832841A (ja) | ビデオ一体形カメラ | |
| JP2003051970A (ja) | 画像記録再生装置 | |
| JP2766625B2 (ja) | モニタ付きカメラ一体型記録装置 | |
| JP2766626B2 (ja) | モニタ付きカメラ一体型記録装置 | |
| JP4569648B2 (ja) | 電子機器、ヒンジ装置及び撮像装置 | |
| JPH1139853A (ja) | 機器キャビネットの回動連結機構、カメラ回動型映像記録装置およびカメラ回動型映像記録／再生装置 | |
| JP3486877B2 (ja) | ビデオカメラ | |
| JP2001218087A (ja) | ビデオカメラ | |
| JPH10271372A (ja) | モニタ付きカメラ一体型記録装置 | |
| JP3536848B2 (ja) | 撮影装置 | |
| JPH04103269A (ja) | ビデオカメラレコーダー | |
| JPH0898068A (ja) | ビデオカメラ装置 | |
| JP2002195354A (ja) | 多目的クランパ | |
| JP3617099B2 (ja) | 映像表示装置 | |
| JP2006074695A (ja) | 撮像装置及びシューアダプタ | |
| JP2001024913A (ja) | モニタ付きカメラ一体型記録装置 | |
| JP3600719B2 (ja) | ビデオカメラ | |
| JPH0556315A (ja) | ビデオ記録部一体型ビデオカメラ |