JP2003086692A - 電圧制御圧電発振器 - Google Patents

電圧制御圧電発振器

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JP2003086692A
JP2003086692A JP2001274371A JP2001274371A JP2003086692A JP 2003086692 A JP2003086692 A JP 2003086692A JP 2001274371 A JP2001274371 A JP 2001274371A JP 2001274371 A JP2001274371 A JP 2001274371A JP 2003086692 A JP2003086692 A JP 2003086692A
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cut
voltage
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Satokatsu Nakamura
里克 中村
Yasuhiro Sakurai
保宏 桜井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧制御圧電発振器において、直流カット容
量と基板間に生じる寄生容量を除去するために、可変容
量素子の上部に直流カット容量を積み重ねる構成では、
従来可変容量素子としてMOSコンデンサが使用されて
いたため、広い周波数可変幅を得ることが難しかった。 【解決手段】 半導体基板101上にバリキャップダイ
オード102を形成した後、さらにその上部に直流カッ
ト容量103を積み重ねて形成することにより、直流カ
ット容量103と基板101間に生じる寄生容量を除去
しながら、なおかつ可変容量素子としてバリキャップダ
イオードを使用することが可能になり、従来品と比べて
より広い周波数可変幅を持った電圧制御圧電発振器の提
供が可能になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発振周波数を調節す
るために、制御電圧によって出力周波数を制御可能な電
圧可変容量素子を備えた電圧制御圧電発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電振動子は発振周波数が高度の安定性
を持ち、その温度特性が優れており、製造も比較的容易
であるため、圧電発振器は高い実用性を備えている。そ
して広い使用温度範囲にわたって周波数偏差を小さく抑
えたり、基準周波数に対して周波数を同期させて使用し
たりする用途には、圧電振動子の負荷容量として、印加
した直流電圧に従って容量値が変化する電圧可変容量素
子を用いた電圧制御圧電発振回路が用いられる。
【0003】電圧制御圧電発振回路の基本構成を図7に
示す。発振周波数を制御する制御電圧は、バイアス抵抗
204を通して電圧可変容量素子201に印可される
が、該制御電圧が発振回路203へ影響を与えないよう
に直流カット容量202を設けることが一般に行われて
いる。また電圧可変容量素子201としては半導体PN
接合の空乏層を利用したバリキャップダイオードが、最
も広い容量変化比が得られるため、多く用いられる。
【0004】近年コストおよび実装スペース低減の観点
から圧電発振回路は集積回路化されることが一般的にな
ってきている。電圧制御圧電発振回路を集積回路化した
場合、電圧可変容量素子および直流カット容量は一般に
図8のように形成される。直流カット容量302はMO
S型コンデンサ301に隣接したフィールド酸化膜30
5上に、層間絶縁膜309を挟んで、ポリシリコン(多
結晶シリコン)で構成した下側ポリシリコン電極304
と、アルミもしくはポリシリコンで構成した上側電極3
03を両側電極として形成され、MOS型コンデンサ3
01とはメタル配線306によって接続される。なお、
307は第1導電型の半導体基板、310は第2導電型
の低濃度拡散領域、311は第2導電型の高濃度拡散領
域、312はゲート絶縁膜、313は電極である。
【0005】しかし図8に示した従来の集積回路では、
直流カット容量302の下側ポリシリコン電極304が
フィールド酸化膜305を介して第1導電型の半導体基
板307に対向しているため、下側ポリシリコン電極3
04と第1導電型の半導体基板307との間に寄生容量
308が生じる。この寄生容量308は回路上で考える
と、MOS型コンデンサ301に並列に挿入されるた
め、該MOS型コンデンサ301の容量可変比を損な
い、結果として電圧制御圧電発振器の周波数可変幅を低
減してしまうという問題を生じる。
【0006】前記寄生容量308に対する対策として、
直流カット容量をフィールド酸化膜上ではなく、MOS
型コンデンサのゲート電極上に重ねて形成する発明が特
開2000−323729号公報に述べられている。図
9は特開2000−323729号公報の図3に記載さ
れたMOS型コンデンサと直流カット容量を示す断面図
である。なお図9において図8と同一構成要素には同一
番号を付し、その説明を省略する。図9において直流カ
ット容量302は、電極313と層間絶縁膜314と電
極315とで構成されている。この構成によれば、直流
カット容量302を構成する電極313と第1導電型の
半導体基板307の間に発生する寄生容量を除去できる
ので、容量の可変可変比が低下するのを防止することが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来技術
は、使用する可変容量素子がMOS型コンデンサである
ところに問題がある。MOS型可変容量はその容量可変
比があまり大きくないので、圧電発振器の周波数も所望
の可変幅を得るのが難しかった。また図9に見る如く、
MOS型コンデンサ301上には、ゲート絶縁膜31
2、電極313、層間絶縁膜314、電極315の順に
4層の膜が必要となり、その製造工程が非常に多くなっ
ていた。このような半導体素子の製造工程において、形
成する膜が1層増えることは非常にコストアップにつな
がるので、1層でも膜を減らすことが重要であったが、
前述のMOS型コンデンサの構成ではそれが難しかっ
た。
【0008】本発明の目的は、直流カット容量と基板間
に生じる寄生容量を除去しながら、なおかつ可変容量素
子上に形成する膜の層数を増やさず、しかも従来品と比
べてより広い周波数可変幅を持った電圧制御圧電発振器
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の電圧制御圧電発振器は次の特徴を備える。 (1)電圧可変容量素子としてバリキャップダイオード
を半導体基板上に形成し、さらにその上部に直流カット
容量を積み重ねて形成したこと。
【0010】さらにバリキャップダイオードと直流カッ
ト容量の構成に関して以下のいずれかの特徴を備える。 (2)バリキャップダイオードは、第1導電型シリコン
基板もしくは第1導電型ウエルと、その表面に形成した
第2導電型拡散領域とから構成され、直流カット容量
は、前記第2導電型拡散領域表面とコンタクトを取った
ポリシリコンを下側電極とし、該下側電極との間に絶縁
膜を挟んで対向して形成されたアルミもしくはポリシリ
コンを上側電極として構成されること。 (3)バリキャップダイオードは、第1導電型シリコン
基板もしくは第1導電型ウエルと、その表面に形成した
第2導電型拡散領域とから構成され、前記直流カット容
量は、前記第2導電型拡散領域を下側電極とし、該下側
電極との間に絶縁膜を挟んで対向して形成されたアルミ
もしくはポリシリコンを上側電極として構成されるこ
と。 (4)バリキャップダイオードは、P型シリコン基板も
しくは第1導電型ウエルと、前記第1導電型シリコン基
板もしくは第1導電型ウエル上に、第2導電型不純物を
高濃度にドープしたポリシリコンを形成し、前記ポリシ
リコンから染み出した前記第2導電型不純物によって形
成される拡散領域とから構成され、直流カット容量は、
前記ポリシリコンを下側電極とし、該下側電極との間に
絶縁膜を挟んで対向して形成されたアルミもしくはポリ
シリコンを上側電極として構成されること。
【0011】さらに発振回路の構成について以下の特徴
を備える。 (5)集積回路化した発振回路は、反転増幅器の入出力
端子間に前記圧電振動子を並列接続し、該圧電振動子の
両端子は負荷容量を介して電源電位に接続し、前記負荷
容量の少なくとも一方は前記直流カット容量と前記バリ
キャップダイオードを直列接続したもので構成するこ
と。 (6)集積回路化した発振回路は、反転増幅器の入出力
端子間に前記圧電振動子を並列接続し、該圧電振動子の
両端子は負荷容量を介して電源電位に接続し、前記負荷
容量の少なくとも一方は前記バリキャップダイオードで
構成するとともに反転増幅器と圧電振動子間に前記直流
カット容量を備えること。
【0012】(7)第1導電型シリコン基板はP型シリ
コン基板であり、第1導電型ウエルはP型ウエルであ
り、第2導電型拡散領域はN型拡散領域であること。 (8)第1導電型シリコン基板はP型シリコン基板であ
り、第1導電型ウエルはP型ウエルであり、第2導電型
不純物はP型不純物であること。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の基本構成を図1に示す。
図1において101は半導体基板を、102はバリキャ
ップダイオードを、103は直流カット容量を、104
は発振回路を、105は圧電振動子を、106は電圧制
御圧電発振器用集積回路を、107はパッケージ化され
た電圧制御圧電発振器をそれぞれ表す。
【0014】P型半導体基板101(もしくはP型ウエ
ル)上にバリキャップダイオード102を形成し、その
上部に直流カット容量103を積み重ねて形成する。こ
のような構成にすることにより、従来直流カット容量の
下側電極と半導体基板との間に生じていた寄生容量をな
くすことができ、電圧可変圧電発振器の周波数可変幅を
大幅に増大させることが可能になる。
【0015】次にバリキャップダイオードおよび直流カ
ット容量の構成を図4に示す。バリキャップダイオード
401は、P型ウエル403とその中に形成したN型拡
散領域402とから構成され、直流カット容量404
は、N型拡散領域402表面とコンタクトを取ったポリ
シリコンを下側電極405とし、該下側電極405との
間に絶縁膜406を挟んで対向して形成されたアルミも
しくはポリシリコンを上側電極407として構成され
る。半導体基板としては図に示したN型基板だけでなく
P型基板の使用も可能で、この場合にはバリキャップダ
イオードを作るのにウエルを設ける必要はない。
【0016】バリキャップダイオード401と直流カッ
ト容量404は直列に接続されるため、直流カット容量
404の容量値が極端に小さい場合にはバリキャップダ
イオード401の容量可変比が制限され、結果として周
波数可変幅が狭くなってしまうという問題がある。バリ
キャップダイオード401の上に直流カット容量404
を積層する本発明の構成の場合、上側の層は下側のより
小さい面積としなければならないため、N型拡散領域4
02の面積>下側電極405の面積>絶縁膜406の面
積>上側電極407の面積となるが、これら4つの面積
をできるだけ同等に近づけて直流カット容量の表面積を
できるだけ大きく保つことが望ましい。また容量値をな
るべく大きくとるためには、直流カット容量の電極間距
離をなるべく短くすることも望まれる。
【0017】上側電極としてアルミを用いることの利点
は、標準工程以外の追加の工程が不要であり、層数を少
なく抑えられることである。しかしアルミ層は通常最上
層に配置されることが多いため、これを上側電極として
用いた場合には電極間距離が長くなってしまい、直流カ
ット容量の容量値を大きくすることが難しいという問題
がある。こうした場合にはポリシリコン層を一層追加し
て上側電極をポリシリコンで構成することが望ましい。
【0018】通常のMOS工程ではポリシリコン形成工
程の前に高温下で行われるゲート酸化膜形成工程がある
ため、それ以前にイオンを注入して作成したバリキャッ
プの特性が、前記工程によって変化してしまうという問
題がある。この対策としてはあらかじめ実験を繰り返
し、そのデータによって特性の変化を予測し、変化後の
特性が希望値の近傍になるようにバリキャップダイオー
ドの設計を行うことが考えられる。また近年非常に高パ
ワーのイオン注入機が登場しており、このような注入機
を使用すればポリシリコン形成後でも直接ウエル内にイ
オン注入してバリキャップを形成することが可能であ
る。
【0019】次にバリキャップダイオードおよび直流カ
ット容量の他の構成を図5に示す。N型拡散領域502
の表面にN型拡散領域502の面積よりも小さい絶縁膜
506を形成し、その上にポリシリコンで上側電極50
7を形成する。N型拡散領域502の表面が露出した部
分から電極をとり、該N型拡散領域502を下側電極と
し、前記上側電極507と合わせて直流カット容量50
4を構成する。絶縁膜506およびポリシリコン電極5
07形成の工程は、ゲート電極形成工程と同一であるた
め該工程をそのまま適用することが可能である。
【0020】図5に示した構成では、N型拡散領域50
2の上に積層される層数が2層と図3に示した構成に比
べて簡素化されている。このため前記した直流カット容
量の表面積をなるべく広く確保するという点においては
層数の多い図4の構成に比べて有利である。また製造工
程においても半導体の通常工程がそのまま適用でき、全
体の層数を少なく抑えることができる利点がある。
【0021】次にバリキャップダイオードおよび直流カ
ット容量の他の構成を図6に示す。P型ウエル603
(もしくはp型基板)の表面に、N型に高濃度ドープし
たポリシリコン604を配置し、該ポリシリコン604
から染み出した不純物によって作られたN型拡散層60
5と、P型ウエル603(もしくはP型基板)によって
バリキャップ601を構成する。直流カット容量602
は、前記高濃度ドープしたポリシリコン604を下側電
極とし、絶縁膜606をはさんでアルミもしくはポリシ
リコンを上側電極607として構成する。
【0022】この構成によれば、高温下で行われるゲー
ト酸化膜形成工程後にバリキャップの形成の工程が行わ
れるため、前記した熱によってバリキャップの特性が変
化してしまう問題を回避することが可能である。
【0023】次に電圧制御発振回路の回路構成としては
種々のものがあるが、図7に示すように圧電振動子70
2の両端にバリキャップダイオード703および704
を設けた構成は、発振回路の負荷容量の容量可変比を大
きく取ることができ、結果として広い周波数可変幅の確
保が可能である。またこの構成は反転増幅器701入出
力両側のバリキャップダイオード703および704の
容量値を同時に変化させられるため、容量比のバランス
を損なうことなく容量の可変を行うことができる利点も
持っている。
【0024】この回路構成に、バリキャップダイオード
703および704上に直流カット容量705および7
06を積層して形成した本発明を適用することによっ
て、より広い周波数可変幅を確保することが可能にな
る。特にこの回路構成では反転増幅器701入出力両側
での寄生容量が低減できるため本発明の効果がより顕著
に現れる。
【0025】さらに広い周波数可変幅を得るための回路
構成としては、図8に示すように直流カット容量805
および806を反転増幅器801と圧電振動子802の
間に配置する構成がある。この回路構成ではバリキャッ
プダイオード803および804の容量変化が直流カッ
ト容量805および806によって制限されないため、
図7に示した回路構成に比べて更に広い周波数可変幅を
確保することが可能になる。
【0026】この回路構成の場合、直流カット容量80
5および806は反転増幅器801への入出力経路上に
置かれたインピーダンスとなり、その大きさは容量値お
よび発振周波数にそれぞれ逆比例する。このインピーダ
ンスの値があまり大きすぎると系の発振余裕が低下し、
発振停止等の事態を引き起こしてしまう恐れが生じる。
【0027】したがって直流カット容量805および8
06の容量値は発振周波数との関係を考えながら極端に
小さ過ぎない適度な値を選ぶことが無難である。ただし
集積回路面積との関係等ででどうしても小さい容量値を
選ばざるをえないときは反転増幅器801の増幅率を増
強することで系の発振余裕を補うことが可能である。
【0028】図7および図8に示した回路は反転増幅器
の入出力いずれの側にもバリキャップダイオードを設け
た構成であるが、どちらか片側を固定容量とした構成も
可能であり、この場合には当然直流カット容量は可変容
量素子がある側のみに設ければよい。
【0029】以上本発明の実施の形態について述べた
が、本発明の対象となる発振回路や発振器の構成は必ず
しもここに述べたものに限定されるわけではなく、バリ
キャップダイオードを含んで集積回路された電圧可変発
振回路を用いた電圧制御圧電発振器に対して基本的に有
効である。また本実施形態では、P型半導体基板(もし
くはP型ウエル)上にバリキャップダイオードを形成し
た構成を開示したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、バリキャップダイオードのpn接合を順方向に
バイアスしないように電位関係を適宜設定して構成すれ
ば、N型半導体基板(もしくはN型ウエル)上にP型の
拡散領域を形成してバリキャップダイオードを構成する
ことも可能である。この場合には周波数制御電圧とし
て、基板電圧に対して負の電圧を印可して使用すること
になる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、可変容量素子としてバ
リキャップダイオードを使用し、その上に直流カット容
量を搭載した構成としたので、直流カット容量と基板間
に生じる寄生容量を除去しながら、なおかつ従来技術の
ように工程数を増やすことなく集積回路化することがで
きた。また可変容量素子としてバリキャップダイオード
を使用しているので、従来品と比べてより広い周波数可
変幅を持った電圧制御圧電発振器の提供が可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】本発明におけるバリキャップダイオードと直流
カット容量部分の構成図である。
【図3】本発明におけるバリキャップダイオードと直流
カット容量部分の別の構成図である。
【図4】本発明におけるバリキャップダイオードと直流
カット容量部分の別の構成図である。
【図5】本発明を適用した電圧制御圧電発振回路の例で
ある。
【図6】本発明を適用した電圧制御圧電発振回路の別の
例である。
【図7】従来の電圧制御圧電発振回路の基本構成図であ
る。
【図8】従来の電圧制御発振器におけるMOS型コンデ
ンサと直流カット容量部分の構成図である。
【図9】従来の電圧制御発振器におけるMOS型コンデ
ンサに直流カット容量を重ねた構成を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
101、307 半導体基板 102、301、401、501、601 バリキャッ
プダイオード 103、202、302、404、504、602 直
流カット容量 104、203 発振回路 105、702、802 圧電振動子 106 発振器用集積回路 107 電圧制御圧電発振器 201 可変容量素子 303、407、507、607 上側電極 304、405 下側電極 305 フィールド酸化膜 306 メタル配線 308 寄生容量 402、502、605 N型拡散領域 403、503、603 P型ウエル 406、506、606 絶縁膜 604 高濃度ドープポリシリコン 701、801 反転増幅器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バリキャップダイオードと直流カット容
    量とを含む発振回路を集積回路化し、圧電振動子ととも
    にパッケージした電圧制御圧電発振器において、前記バ
    リキャップダイオードを半導体基板上に形成し、さらに
    その上部に直流カット容量を積み重ねて形成したことを
    特徴とする電圧制御圧電発振器。
  2. 【請求項2】 前記バリキャップダイオードは、第1導
    電型シリコン基板もしくは第1導電型ウエルと、その表
    面に形成した第2導電型拡散領域とから構成され、前記
    直流カット容量は、前記第2導電型の拡散領域表面とコ
    ンタクトを取ったポリシリコンを下側電極とし、該下側
    電極との間に絶縁膜を挟んで対向して形成されたアルミ
    もしくはポリシリコンを上側電極として構成されること
    を特徴とする請求項1記載の電圧制御圧電発振器。
  3. 【請求項3】 前記バリキャップダイオードは、第1導
    電型シリコン基板もしくは第1導電型ウエルと、その表
    面に形成した第2導電型拡散領域とから構成され、前記
    直流カット容量は、前記第2導電型拡散領域を下側電極
    とし、該下側電極との間に絶縁膜を挟んで対向して形成
    されたアルミもしくはポリシリコンを上側電極として構
    成されることを特徴とする請求項1記載の電圧制御圧電
    発振器。
  4. 【請求項4】 前記バリキャップダイオードは、第1導
    電型シリコン基板もしくは第1導電型ウエルと、前記第
    1導電型シリコン基板もしくは第1導電型ウエル上に、
    第2導電型不純物を高濃度にドープしたポリシリコンを
    形成し、前記ポリシリコンから染み出した前記第2導電
    型不純物によって形成される拡散領域とから構成され、
    前記直流カット容量は、前記ポリシリコンを下側電極と
    し、該下側電極との間に絶縁膜を挟んで対向して形成さ
    れたアルミもしくはポリシリコンを上側電極として構成
    されることを特徴とする請求項1記載の電圧制御圧電発
    振器。
  5. 【請求項5】 前記集積回路化した発振回路は、反転増
    幅器の入出力端子間に前記圧電振動子を並列接続し、該
    圧電振動子の両端子は負荷容量を介して電源電位に接続
    し、前記負荷容量の少なくとも一方は前記直流カット容
    量と前記バリキャップダイオードを直列接続したもので
    構成することを特長とする請求項1から4のいずれかに
    記載の電圧制御圧電発振器。
  6. 【請求項6】 前記集積回路化した発振回路は、反転増
    幅器の入出力端子間に前記圧電振動子を並列接続し、該
    圧電振動子の両端子は負荷容量を介して電源電位に接続
    し、前記負荷容量の少なくとも一方は前記バリキャップ
    ダイオードで構成するとともに前記反転増幅器と前記圧
    電振動子の間に直流カット容量を備えることを特長とす
    る請求項1から4のいずれかに記載の電圧制御圧電発振
    器。
  7. 【請求項7】 第1導電型シリコン基板はP型シリコン
    基板であり、第1導電型ウエルはP型ウエルであり、第
    2導電型拡散領域はN型拡散領域であることを特徴とす
    る請求項3記載の電圧制御圧電発振器。
  8. 【請求項8】 第1導電型シリコン基板はP型シリコン
    基板であり、第1導電型ウエルはP型ウエルであり、第
    2導電型不純物はP型不純物であることを特徴とする請
    求項4記載の電圧制御圧電発振器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010205833A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Nissan Motor Co Ltd 半導体装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010205833A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Nissan Motor Co Ltd 半導体装置

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