JP2004311752A - 電圧制御型容量素子及び半導体集積回路 - Google Patents

電圧制御型容量素子及び半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】端子間電圧の変化に対する容量値変化の追従性が優れた電圧制御型容量素子、及びこれを備えた半導体集積回路を提供する。
【解決手段】P型基板PSubの表面にNウエルNW1を形成し、その上にゲート絶縁膜2及びゲート電極3を形成し、ゲート電極3をゲート端子Vgに接続する。また、平面視でNウエルNW1の表面におけるゲート電極3を挟む2ヶ所の領域に、夫々p拡散領域P1及びP2を形成し、これを接地電位配線GNDに共通接続する。更に、NウエルNW1の表面にn拡散領域N1を形成し、ウエル端子Vbに接続する。これにより、バラクタ素子1のゲート電極3とNウエルNW1との間には容量が形成される。そして、ゲート端子Vgの電位を低下させたときに、p拡散領域P1及びP2がチャネル領域4からマイノリティキャリアである正孔を吸収する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印加電圧により容量値を制御できる電圧制御型容量素子及びこれを搭載した半導体集積回路に関し、特に、電子機器等に使用され印加電圧により発振周波数を制御できる発振回路(以下、VCO(voltage Controlled Oscillator)という)等に組み込むのに好適な電圧制御型容量素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、半導体集積回路において、電圧制御型容量素子としてMOS(Metal Oxide Semiconductor:金属酸化物半導体)型バラクタ素子が使用されている(例えば、特許文献1参照)。MOS型バラクタ素子は、例えば、LC−VCOの発振周波数の制御に使用されている。
【0003】
図6は、従来のMOS型バラクタ素子を示す断面図である。図6に示すように、バラクタ素子101においては、P型基板PSubの表面にNウエルNW101が形成されている。また、このNウエルNW101上にはゲート絶縁膜102が形成されており、ゲート絶縁膜102上には、例えばポリシリコンからなるゲート電極103が形成されている。また、P型基板PSubの表面に垂直な方向から見て、NウエルNW101の表面におけるゲート電極103を挟む2ヶ所の領域には、夫々n拡散領域N101及びN102が形成されている。NウエルNW101の表面におけるn拡散領域N101とn拡散領域N102との間の領域はチャネル領域104となる。更に、P型基板PSubの表面におけるNウエルNW101が形成されていない領域の一部には、p拡散領域P101が形成されている。
【0004】
そして、n拡散領域N101及びN102は、ウエル端子Vbに接続され、ゲート電極103はゲート端子Vgに接続され、p拡散領域P101は接地電位配線GNDに接続されている。なお、図6においては、ゲート電極103の直下域にのみゲート絶縁膜102が示されているが、ゲート絶縁膜102は、P型基板PSub上における各拡散領域の直上域を除く全領域に形成されていることもある。このバラクタ素子101においては、ゲート電極103とNウエルNW101との間に容量が形成される。
【0005】
この従来のバラクタ素子101においては、p拡散領域P101に接地電位配線GNDを介して接地電位を印加することにより、P型基板PSubの電位を接地電位とする。また、ゲート端子Vgとウエル端子Vbとの間に印加する電圧(以下、端子間電圧Vgb(=Vg−Vb)という)を変化させることにより、ゲート電極103とNウエルNW101との間の容量値を変化させることができる。図7は、横軸に端子間電圧(Vgb)をとり、縦軸にゲート端子Vgとウエル端子Vbとの間の容量値をとって、バラクタ素子101の容量値の電圧依存性を示すグラフ図である。
【0006】
図6及び図7に示すように、端子間電圧Vgbを十分に高い値Vとすると、NウエルNW101のチャネル領域104に電子が集まり、バラクタ素子101はアキュムレーション状態となる。この結果、バラクタ素子101の容量値はほぼゲート絶縁膜102の容量値となり、最大値となる。この状態から、端子間電圧Vgbを低下させていくと、NウエルNW101のチャネル領域104に空乏層が形成され、この空乏層が拡がることにより、バラクタ素子の容量値が実線53に沿って減少していく。そして、端子間電圧Vgbを十分に低い値Vとすると、空乏層の拡がりがほぼ飽和する。これにより、容量もそれ以上減少しなくなり、最小値に達する。
【0007】
【特許文献1】
特許第2951128号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来の技術には、以下に示すような問題点がある。上述の如く、端子間電圧をVからVまで減少させると、矢印51に示すように、実線53に沿ってバラクタ素子101の容量値が減少する。このとき、端子間電圧を瞬時に変化させれば、容量値も瞬時に変化する。しかし、その後、端子間電圧をVで一定にしても、矢印52に示すように、容量値はゆっくりと増加して、数秒乃至数分間かけて数%乃至10%程度増加した後、破線54に示す熱平衡状態に到達する。このため、端子間電圧を急激に変化させても、容量値が破線54に示す熱平衡状態に達するまでに時間がかかり、端子間電圧の変化に対する容量値変化の追従性が悪い。従って、このバラクタ素子をVCOに組み込むと、制御電圧の変化に対して発振周波数の変化が遅れ、発振周波数の追従性が悪くなる。
【0009】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、端子間電圧の変化に対する容量値変化の追従性が優れた電圧制御型容量素子、及びこれを備えた半導体集積回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電圧制御型容量素子は、基板と、この基板の表面に形成され第1の電位が印加される第1導電型領域と、この第1導電型領域の表面の一部に形成され前記第1導電型領域との間で順方向のpn接合が形成されないような第2の電位が印加される第2導電型領域と、前記第1導電型領域上に設けられた絶縁膜と、この絶縁膜上における前記第2導電型領域の直上域を除く領域に設けられ第3の電位が印加される導電膜と、を有し、前記第1導電型領域、絶縁膜及び導電膜により容量が形成されることを特徴とする。
【0011】
本発明においては、第1の電位に対する第3の電位を変化させて、電圧制御型容量素子をアキュムレーション状態、即ち、第1導電型領域における導電膜の直下域に第1導電型キャリアが集まっている状態から、ディプレッション状態、即ち、この直下域に空乏層が形成された状態に変化させる際に、第2導電型領域が第2導電型キャリアを吸収することにより、前記直下域に第2導電型キャリアが蓄積して反転層を形成することを防止できる。これにより、前記直下域に空乏層が形成された後、容量値が徐々に変化することがなく、端子間電圧に対する容量値の追従性が向上する。
【0012】
また、前記第2導電型領域が、相互に接続され、前記基板の表面に垂直な方向から見て前記導電膜を挟む位置に配置された第1及び第2の部分を有することが好ましい。これにより、本発明の電圧制御型容量素子を、MOS型トランジスタと類似の構成とすることができる。この結果、本発明の電圧制御型容量素子の動作をシミュレーションするための等価回路を、既存のMOS型トランジスタのパラメータを利用して作成することができる。
【0013】
このとき、前記基板の表面に垂直な方向から見て、前記第1導電型領域における前記第1の部分と第2の部分との間の領域の形状が矩形であり、この直下域における前記第1の部分から第2の部分に向かう方向の長さが、この方向に直交する方向の長さよりも小さいことが好ましい。これにより、第2導電型領域が第2導電型キャリアを吸収する効率が向上する。
【0014】
更に、前記電圧制御型容量素子がMOS型トランジスタを含む半導体集積回路内に設けられており、前記第1導電型領域、前記第2導電型領域の第1及び第2の部分、前記絶縁膜並びに前記導電膜が、夫々、前記MOS型トランジスタのチャネル領域を含むウエル、ソース領域及びドレイン領域、ゲート絶縁膜並びにゲート電極と同じ工程で形成されたものであることが好ましい。これにより、本発明の電圧制御型容量素子をMOS型トランジスタと同じ工程で作製することができ、作製が容易になる。
【0015】
本発明に係る半導体集積回路は、前記電圧制御型容量素子を有することを特徴とする。また、この本発明の半導体集積回路は、MOS型トランジスタを有し、前記第1導電型領域、前記第2導電型領域の第1及び第2の部分、前記絶縁膜並びに前記導電膜が、夫々、前記MOS型トランジスタのチャネル領域を含むウエル、ソース領域及びドレイン領域、ゲート絶縁膜並びにゲート電極と同じ工程で形成されたものであることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
前述の如く、従来のバラクタ素子においては、図7の矢印51に示すように、バラクタ素子の端子間電圧を電位VからVまで減少させ、バラクタ素子101の容量値を減少させた後、端子間電圧をVで一定にしても、矢印52に示すように、容量値が次第に増加してしまうという問題点がある。本発明者等はこの問題点を解決するために鋭意実験研究を行い、以下に示す知見を得た。即ち、図6に示す従来のバラクタ素子101において、端子間電圧をVからVに低減すると、バラクタ素子101はアキュムレーション状態、即ち、チャネル領域104に電子が集まった状態から、一旦、ディプレッション状態、即ち、チャネル領域104に空乏層が形成された状態になる。これが図7の矢印51に示す変化である。しかしその後、チャネル領域104にマイノリティキャリアである正孔が発生し、反転層を形成する。これにより、端子間電圧を一定値Vに維持しても、容量値が次第に増加して破線54に示す熱平衡状態に達する。これが矢印52で示す変化である。このとき、チャネル領域104の近傍には正孔の供給源がないため、正孔は徐々に熱的に発生する。このため、反転層の形成に時間がかかり、矢印52に示す変化は数秒乃至数分間かけてゆっくりと進行する。この結果、端子間電圧を急激に変化させても、容量値が熱平衡状態に達するまでに時間がかかってしまい、容量値の追従性が低くなる。
【0017】
そこで本発明者等は、バラクタ素子において、チャネル領域から第2導電型キャリアとしての正孔を吸収するための第2導電型領域を設けた。これにより、チャネル領域に反転層が形成されることを防止でき、容量値の端子間電圧変化に対する追従性を向上させることができる。
【0018】
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本実施形態に係るバラクタ素子を示す平面図であり、図2は図1に示すA−A’線による断面図である。また、図3は本実施形態に係る半導体集積回路に設けられたP型MOSトランジスタを示す断面図であり、図4は本実施形態に係るバラクタ素子の等価回路図である。
【0019】
本実施形態に係る半導体集積回路は、例えば、VCOを含む回路である。この半導体集積回路には、電圧制御型容量素子としてのバラクタ素子が形成されている。図1及び図2に示すように、本実施形態に係るバラクタ素子1においては、例えばP型シリコンからなるP型基板PSubが設けられており、このP型基板PSubの表面の一部にNウエルNW1が形成されている。また、このNウエルNW1上にはゲート絶縁膜2が形成されており、ゲート絶縁膜2上には、例えばポリシリコンからなるゲート電極3が形成されている。P型基板PSubの表面に垂直な方向から見て、ゲート電極3の形状は矩形である。なお、図1においては、ゲート絶縁膜2は図示を省略されている。
【0020】
また、P型基板PSubの表面に垂直な方向から見て、NウエルNW1の表面におけるゲート電極3を挟む2ヶ所の領域には、夫々p拡散領域P1及びP2が形成されている。NウエルNW1の表面におけるゲート電極3の直下域のうち、p拡散領域P1とp拡散領域P2との間の領域をチャネル領域4とする。更に、NウエルNW1の表面におけるチャネル領域4、p拡散領域P1及びP2から離隔した領域には、n拡散領域N1が形成されている。更にまた、P型基板PSubの表面におけるNウエルNW1が形成されていない領域の一部には、p拡散領域P3が形成されている。
【0021】
更に、P型基板PSubの表面に垂直な方向から見て、チャネル領域4の形状は矩形である。このチャネル領域4におけるp拡散領域P1からp拡散領域P2に向かう方向の長さをゲート長Lとし、この方向に直交する方向の長さをゲート幅Wとすると、ゲート長Lはゲート幅Wよりも小さくなっている。例えば、ゲート長Lは10μmであり、ゲート幅Wは20μmである。
【0022】
そして、p拡散領域P1及びP2は、SD端子Vsdに共通接続されており、このSD端子Vsdは接地電位配線GNDに接続されている。また、ゲート電極3はゲート端子Vgに接続され、n拡散領域N1はウエル端子Vbに接続されている。更に、p拡散領域P3は接地電位配線GNDに接続されている。なお、図2においては、ゲート電極3の直下域にのみゲート絶縁膜2が示されているが、ゲート絶縁膜2は、P型基板PSub上における各拡散領域の直上域を除く全領域に形成されていてもよい。このバラクタ素子1においては、ゲート電極3とNウエルNW1との間、即ち、ゲート端子Vgとウエル端子Vbとの間に容量が形成される。
【0023】
また、図3に示すように、本実施形態に係る半導体集積回路は、P型基板PSubの表面に、前述のバラクタ素子1の他に、P型MOSトランジスタ11が形成されている。このP型MOSトランジスタ11(以下、PMOS11という)においては、P型基板PSubの表面にNウエルNW11が形成されている。また、このNウエルNW11上にはゲート絶縁膜12が形成されており、ゲート絶縁膜12上には、例えばポリシリコンからなるゲート電極13が形成されている。
【0024】
また、P型基板PSubの表面に垂直な方向から見て、NウエルNW11の表面におけるゲート電極13を挟む2ヶ所の領域には、夫々p拡散領域P11及びP12が形成されている。p拡散領域P11はソース領域であり、p拡散領域P12はドレイン領域である。そして、NウエルNW11の表面におけるゲート電極13の直下域のうち、p拡散領域P11とp拡散領域P12との間の領域がチャネル領域14となっている。更に、NウエルNW11の表面におけるチャネル領域14、p拡散領域P11及びP12から離隔した領域には、n拡散領域N11が形成されている。更にまた、P型基板PSubの表面におけるNウエルNW11が形成されていない領域の一部には、p拡散領域P13が形成されている。
【0025】
拡散領域P11はソース端子Vsに接続されており、p拡散領域P12はドレイン端子Vdに接続されており、ゲート電極13はゲート端子Vggに接続されている。また、n拡散領域N11は電源電位配線VDDに接続されており、p拡散領域P13は接地電位配線GNDに接続されている。なお、図3においては、ゲート電極13の直下域にのみゲート絶縁膜12が示されているが、ゲート絶縁膜12は、P型基板PSub上における各拡散領域の直上域を除く全領域に形成されていてもよい。図2及び図3に示すように、バラクタ素子1におけるゲート電極3よりも下方部分の構成は、PMOS11におけるゲート電極13よりも下方部分の構成と同一である。但し、バラクタ素子1とPMOS11とは、前述の如く各領域の接続先が異なっている。
【0026】
そして、本実施形態に係る半導体集積回路において、バラクタ素子1及びPMOS11は同じ工程にて作製されたものである。即ち、バラクタ素子1のNウエルNW1はPMOS11のNウエルNW11と同じ工程にて形成され、バラクタ素子1のp拡散領域P1乃至P3は、PMOS11のp拡散領域P11乃至P13と同じ工程にて形成され、バラクタ素子1のn拡散領域N1はPMOS11のn拡散領域N11と同じ工程にて形成されたものである。また、バラクタ素子1のゲート絶縁膜2はPMOS11のゲート絶縁膜12と同じ工程にて形成され、バラクタ素子1のゲート電極3はPMOS11のゲート電極13と同じ工程にて形成されたものである。なお、ゲート絶縁膜2及び12は、連続した1層の膜であってもよい。
【0027】
また、本実施形態に係るバラクタ素子1は、図4に示す等価回路により表すことができる。図4に示すように、この等価回路においては、PMOS11が設けられており、このPMOS11のソース・ドレインがSD端子Vsdに共通接続されており、このSD端子Vsdは接地電位配線GNDに接続されている。また、PMOS11のゲートは電源Pを介してゲート端子Vgに接続されており、基板はウエル端子Vbに接続されている。更に、PMOS11のゲートと基板との間には、固定容量Cが設けられている。なお、電源P及び固定容量Cは、この等価回路を使用してバラクタ素子1の動作をシミュレーションする際のフィッティングに使用するものであり、図1及び図2に示す実際のバラクタ素子1の構成要素には対応していない。また、図4に示す等価回路における破線15内の部分は、既存のP型MOSトランジスタのパラメータを使用して作成することができる。
【0028】
次に、上述の如く構成された本実施形態のバラクタ素子の動作について説明する。図1及び図2に示すように、p拡散領域P3に接地電位配線GNDを介して接地電位を印加することにより、P型基板PSubの電位を接地電位とする。また、接地電位配線GND及びSD端子Vsdを介して、p拡散領域P1及びP2に接地電位を印加する。なお、p拡散領域P1及びP2に印加する電位は、本実施形態の半導体集積回路において使用可能な電位のうち、最も低い電位とすることが好ましい。この電位は接地電位には限定されないが、NウエルNW1との間で順方向のpn接合を形成しないような電位とする必要がある。
【0029】
そして、ゲート端子Vgとウエル端子Vbとの間に印加する端子間電圧Vgbを変化させることにより、ゲート電極3とNウエルNW1との間の容量値を変化させる。例えば、ウエル端子Vbの電位を接地電位GNDと電源電位VDDとの中間の電位(VDD/2)とし、ゲート端子Vgの電位を接地電位GNDと電源電位VDDとの間で変化させてもよい。これにより、端子間電圧Vgbは(−VDD/2)乃至(+VDD/2)の範囲内で変化することになる。
【0030】
図5は、横軸に端子間電圧(Vgb)をとり、縦軸にゲート端子Vgとウエル端子Vbとの間の容量値をとって、バラクタ素子1の容量値の電圧依存性を示すグラフ図である。図2及び図5に示すように、端子間電圧Vgbを十分に高い値Vとすると、NウエルNW1におけるチャネル領域4に電子が集まり、バラクタ素子1はアキュムレーション状態となる。この結果、バラクタ素子1の容量値はほぼゲート絶縁膜2の容量値となり、最大値となる。この状態から、端子間電圧Vgbを低下させていくと、チャネル領域4に空乏層が形成され、この空乏層が拡がることによりディプレッション状態となり、バラクタ素子の容量値が減少していく。そして、端子間電圧Vgbを十分に低い値Vとすると、空乏層の拡がりがほぼ飽和する。これにより、容量値もそれ以上減少しなくなり、最小値に達する。
【0031】
この場合、端子間電圧をVからVまで変化させると、チャネル領域4に蓄積されていた電子がn拡散領域N1を介してウエル端子Vbに吸収され、チャネル領域4に空乏層が形成される。これにより、矢印51で示すように、容量値が実線53に沿って減少する。また、このとき、チャネル領域4においては、正孔が熱的に発生するか又はP型基板PSub等から流入するが、p拡散領域P1及びP2がドレインとなりこの正孔を吸収するため、チャネル領域4には反転層が形成されない。この結果、図7の矢印52に示すような容量値の増加は生じない。この結果、バラクタ素子1においては、図7に示す破線54ではなく、図5に示す実線53が熱平行状態となる。従って、端子間電圧をVからVまで変化させたときに、チャネル領域4は瞬時に熱平衡状態に達する。なお、PMOS11の動作は、通常のP型MOSトランジスタの動作と同様である。
【0032】
本実施形態においては、端子間電圧をVからVまで変化させる際に、チャネル領域4の正孔がp拡散領域P1及びP2を介して接地電位配線GNDに吸収されるため、チャネル領域4に反転層が形成されることがなく、従って、容量値が徐々に増加することがない。この結果、端子間電圧を瞬時に変化させても、容量値がそれに追従して瞬時に変化して熱平衡状態に達するため、端子間電圧変化に対する容量値変化の追従性が良好である。このため、このバラクタ素子を搭載したVCOは、制御電圧に対する発振周波数変化の追従性が高い。なお、端子間電圧をVからVまで変化させる際の容量値の追従性は、従来のバラクタ素子と同様である。
【0033】
また、本実施形態においては、バラクタ素子1におけるゲート電極3よりも下方部分の構成が、PMOS11におけるゲート電極13よりも下方部分の構成と同一であるため、図4に示すように、バラクタ素子1の動作をシミュレーションするための等価回路を、既存のPMOSのトランジスタパラメータを利用して容易に作成することができる。
【0034】
更に、P型基板PSubの表面に垂直な方向から見て、チャネル領域4のゲート長Lはゲート幅Wよりも小さくなっているため、チャネル領域4内の各位置とp拡散領域P1及びP2との間の平均的な距離が小さくなり、p拡散領域P1及びP2が正孔を吸収する効率が高い。
【0035】
更にまた、バラクタ素子1はPMOS11と同じ工程で作製されているため、作製が容易であり、また、半導体集積回路の製造工程において、バラクタ素子1を作製するための特別な工程を追加する必要がない。従って、バラクタ素子1を作製することにより半導体集積回路の製造コストが増加することがない。
【0036】
なお、本実施形態においては、チャネル領域4を挟むように2ヶ所のp拡散領域P1及びP2を設ける例を示したが、本発明はこれに限定されず、正孔を吸収するためのp拡散領域は1ヶ所又は3ヶ所以上設けてもよい。また、p拡散領域を、チャネル領域4を囲むリング状に設けてもよい。
【0037】
また、本実施形態においては、P型基板の表面にNウエルを形成し、このNウエルの表面に正孔を吸収するためのp拡散領域を形成する例を示したが、本発明に係るバラクタ素子は、本実施形態のバラクタ素子の導電型を反転させたバラクタ素子であってもよい。即ち、N型基板の表面にPウエルを形成し、このPウエルの表面に電子を吸収するためのn拡散領域を形成してもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、電圧制御型容量素子に第2導電型キャリアを吸収するための第2導電型領域を設けているため、電圧制御型容量素子に空乏層が形成された後、第2導電型キャリアの発生により容量値が徐々に変化することがなく、端子間電圧に対する容量値の追従性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るバラクタ素子を示す平面図である。
【図2】図1に示すA−A’線による断面図である。
【図3】本実施形態に係る半導体集積回路に設けられたP型MOSトランジスタを示す断面図である。
【図4】本実施形態に係るバラクタ素子の等価回路図である。
【図5】横軸に端子間電圧をとり、縦軸にゲート端子Vgとウエル端子Vbとの間の容量値をとって、バラクタ素子1の容量値の電圧依存性を示すグラフ図である。
【図6】従来のMOS型バラクタ素子を示す断面図である。
【図7】横軸に端子間電圧をとり、縦軸にゲート端子Vgとウエル端子Vbとの間の容量値をとって、バラクタ素子101の容量値の電圧依存性を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1、101;バラクタ素子
2、12、102;ゲート絶縁膜
3、13、103;ゲート電極
4、14、104;チャネル領域
11;P型MOSトランジスタ(PMOS)
15;破線
51、52;矢印
53;実線
54;破線
PSub;P型基板
NW1、NW11、NW101;Nウエル
P1〜P3、P11〜P13、P101;p拡散領域
N1、N11、N101、N102;n拡散領域
L;ゲート長
W;ゲート幅
Vsd;SD端子
Vs;ソース端子
Vd;ドレイン端子
Vg、Vgg;ゲート端子
Vb;ウエル端子
P;電源
C;固定容量
GND;接地電位配線
VDD;電源電位配線

Claims (8)

  1. 基板と、この基板の表面に形成され第1の電位が印加される第1導電型領域と、この第1導電型領域の表面の一部に形成され前記第1導電型領域との間で順方向のpn接合が形成されないような第2の電位が印加される第2導電型領域と、前記第1導電型領域上に設けられた絶縁膜と、この絶縁膜上における前記第2導電型領域の直上域を除く領域に設けられ第3の電位が印加される導電膜と、を有し、前記第1導電型領域、絶縁膜及び導電膜により容量が形成されることを特徴とする電圧制御型容量素子。
  2. 前記第2導電型領域が、相互に接続され、前記基板の表面に垂直な方向から見て前記導電膜を挟む位置に配置された第1及び第2の部分を有することを特徴とする請求項1に記載の電圧制御型容量素子。
  3. 前記基板の表面に垂直な方向から見て、前記第1導電型領域における前記第1の部分と第2の部分との間の領域の形状が矩形であり、この直下域における前記第1の部分から第2の部分に向かう方向の長さが、この方向に直交する方向の長さよりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の電圧制御型容量素子。
  4. 前記第2の電位が一定の電位であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電圧制御容量素子。
  5. 前記基板が第2導電型の半導体基板であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電圧制御容量素子。
  6. MOS型トランジスタを含む半導体集積回路内に設けられており、前記第1導電型領域、前記第2導電型領域の第1及び第2の部分、前記絶縁膜並びに前記導電膜が、夫々、前記MOS型トランジスタのチャネル領域を含むウエル、ソース領域及びドレイン領域、ゲート絶縁膜並びにゲート電極と同じ工程で形成されたものであることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の電圧制御型容量素子。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電圧制御型容量素子を有することを特徴とする半導体集積回路。
  8. MOS型トランジスタを有し、前記第1導電型領域、前記第2導電型領域の第1及び第2の部分、前記絶縁膜並びに前記導電膜が、夫々、前記MOS型トランジスタのチャネル領域を含むウエル、ソース領域及びドレイン領域、ゲート絶縁膜並びにゲート電極と同じ工程で形成されたものであることを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路。
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