JP2003086530A - イオン注入方法およびイオン注入装置 - Google Patents

イオン注入方法およびイオン注入装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な方法で1枚のウェハに注入量が異なる
複数の領域を形成することができると共に、製造コスト
を削減することができるイオン注入方法およびイオン注
入装置を提供する。 【解決手段】 X方向の静電スキャンにより走査された
イオンビームがウェハ16に照射される。ビーム検出部
20によりウェハ16へのイオン注入量が計測されると
共に、静電スキャン制御部14Bでは、計測されたイオ
ン注入量をもとにして、図4(C)に示したように、領
域a1 〜d1 のそれぞれの領域内部ではイオンビームの
走査速度が一定になるよう制御する一方、異なる領域a
1 〜d1 間では走査速度が変化するように制御する。こ
れにより、ウェハ16のX方向にはイオン注入量の異な
る複数の領域a1 〜d1 が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハにイ
オン注入量の異なる複数の領域を形成するために用いら
れるイオン注入方法およびイオン注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】イオン注入方法は、不純物をイオン化
し、イオンビームとして電気的に加速して、シリコン
(Si)等のウェハに打ち込むものであり、微細な領域
に精度良く不純物を導入することができるため、半導体
の製造プロセスにおいて広く用いられている。
【0003】このイオン注入方法では、(1)電場を印
加することによりイオンビームを偏向させ、ウェハ面内
を走査する静電スキャン、(2)磁場を印加することに
よりイオンビームを偏向させ、ウェハ面内を走査する磁
場スキャン、(3)支持台に載置されたウェハ側をモー
タによって移動させることによりイオンビームの走査を
行うメカニカルスキャンが行われており、これら(1)
〜(3)のいずれかのスキャン方式をウェハ面内の互い
に直交するX, Y方向のそれぞれの走査に適用してい
る。
【0004】具体的には、X方向には(1)の静電スキ
ャン、あるいは(2)の磁場スキャンを適用し、Y方向
には(3)のメカニカルスキャンを適用したハイブリッ
ドスキャン方式、X, Y方向共に(3)のメカニカルス
キャンを適用したメカニカルスキャン方式、XY方向共
に(1)の静電スキャンを適用した静電スキャン方式、
X, Y方向共に(2)の磁場スキャンを適用したXY磁
場スキャン方式がある。
【0005】以上のようなイオン注入方法を用いると、
ウェハ全面にイオンを均一に注入することが可能とな
る。また、予めフォトレジストによりマスクが形成され
たウェハを用いると、所望の不純物を所望の領域に選択
的に精度良く注入することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体デバ
イスの開発・試作の段階では、様々な条件でウェハにイ
オンを注入するテストを行い、最終的なイオン注入条件
を決定している。しかしながら、前述したようなイオン
注入方法では、1ウェハあたり1条件でしか注入を行う
ことができないので、大量のウェハが必要とされ、コス
トが高くなるという問題があった。特に、近年、ウェハ
が大口径化しているので尚更のことである。
【0007】そこで、ウェハの使用枚数を削減するため
に、ウェハにマスクを形成して複数のイオン注入領域を
設けることが行われているが、この方法では、1つの領
域にイオンを注入する毎に、マスクの形成と剥離を行わ
なければならないので、作業に時間がかかると共にコス
トが高くなる。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、簡易な方法で1枚の半導体ウェハに
注入量が異なる複数の領域を形成することができると共
に、製造コストを削減することができるイオン注入方法
およびイオン注入装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のイオ
ン注入方法は、イオンビームの走査速度を領域毎に変化
させることにより注入量の異なる複数の領域を形成する
ものである。
【0010】本発明による第2のイオン注入方法は、イ
オンビームを走査して、半導体ウェハの所定の領域にイ
オンを注入する第1の段階と、第1の段階の後に、イオ
ンを注入した領域に重ねて、少なくとも1度イオンビー
ムを走査してイオン注入量の異なる複数の領域を形成す
る第2の段階とを含むものである。
【0011】本発明による第3のイオン注入方法では、
半導体ウェハを移動させることによりイオンビームの走
査を行うと共に、走査速度を領域毎に変化させることに
よりイオン注入量の異なる複数の領域を形成するもので
ある。
【0012】本発明による第1のイオン注入装置は、イ
オンビームを発生し、半導体ウェハに注入するイオンビ
ーム注入手段と、半導体ウェハに注入量の異なる複数の
領域が形成されるようにイオンビームの走査速度を領域
毎に変化させる走査速度制御手段とを備えた構成を有し
ている。
【0013】本発明による第2のイオン注入装置は、イ
オンビームを発生し、半導体ウェハに注入するイオンビ
ーム注入手段と、半導体ウェハに注入量の異なる複数の
領域が形成されるように、イオンビームを走査して半導
体ウェハの所定の領域にイオンを注入し、その後、注入
領域に重ねて少なくとも1度イオンビームを走査する走
査面積制御手段とを備えた構成を有している。
【0014】本発明による第3のイオン注入装置は、イ
オンビームを発生し、半導体ウェハに注入するイオンビ
ーム注入手段と、イオンビームの走査が行われるよう
に、半導体ウェハを移動させる移動手段と、半導体ウェ
ハに注入量の異なる複数の領域が形成されるように、半
導体ウェハの移動速度を領域毎に変化させる走査速度制
御手段とを備えた構成を有している。
【0015】本発明による第1のイオン注入方法または
第1のイオン注入装置では、イオンビームの走査速度が
領域毎に変化することにより、半導体ウェハにイオン注
入量が異なる複数の領域が形成される。
【0016】本発明による第2のイオン注入方法または
第2のイオン注入装置では、面積を変えて複数回重ねて
走査されることにより、半導体ウェハにイオン注入量が
異なる複数の領域が形成される。
【0017】本発明による第3のイオン注入方法または
イオン注入装置では、半導体ウェハ側を移動させて走査
速度を変化させることにより、半導体ウェハにイオン注
入量の異なる領域が複数形成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るイオン注入装置10の概略構成、
図2乃至図6はそれぞれ、このイオン注入装置10を用
いたイオン注入方法を説明するための図である。イオン
注入装置10は、不純物をイオン化するイオン源部11
と、このイオン源部11でイオン化された不純物から所
望のイオンを選別して分離する質量分析部12と、この
質量分析部12で分離された所望のイオンをイオンビー
ムとして加速する加速部13と、この加速されたイオン
ビームをウェハ16の全面に注入するために、イオンビ
ームに電場を印加することにより偏向するビーム偏向部
14と、この偏向したイオンビームが照射されるウェハ
16を設置するための試料室15とを備えている。
【0020】ビーム偏向部14は、イオンビームに電場
を印加する静電スキャン電極14Aと、この静電スキャ
ン電極14Aに対する印加電圧を制御するための静電ス
キャン制御部14Bを備えている。
【0021】試料室15は、ウェハ16を載置するため
の支持台17と、この支持台17を駆動するためのモー
タ19と、このモータ19の駆動を制御してイオンビー
ムの走査を行うメカニカルスキャン制御部18と、ウェ
ハ16に照射されたイオンビームによる電流を検出する
ことにより注入されたイオンの量を計測するビーム検出
部20とを備えている。このイオン注入装置10はハイ
ブリッドスキャン方式により駆動されるもので、ウェハ
16のX方向に静電スキャン制御部14Bによる静電ス
キャンを行い、ウェハ16のY方向に対してはメカニカ
ルスキャン制御部18によるメカニカルスキャンを行う
ようになっている。このスキャン方式では、ウェハ16
を支持台17に1枚ずつ設置し、イオンビームを照射す
るという枚葉式を採用する。
【0022】このイオンビーム装置10では、イオン源
部11で不純物がイオン化され、このイオン化された不
純物から所望のイオンが質量分析部12で選別されて分
離され、所望のイオンが加速部13で加速されてイオン
ビームとなる。加速されたイオンビームは、ビーム偏向
部14の静電スキャン制御部14Bの制御の下に、静電
スキャン電極14A間に印加された電場によりX方向に
偏向され、これにより支持台17に載置されたウェハ1
6に対してX方向の走査(静電スキャン)が行われる。
一方、Y方向では、支持台17がメカニカルスキャン制
御部18の制御のもとに往復移動し、これによりウェハ
16に対してY方向の走査(メカニカルスキャン)が行
われる。以上のようにして、図2に示したように、イオ
ンビームがウェハ16全面に照射される。
【0023】ところで、イオンビームおよびウェハ16
の走査速度がウェハ16面内で一定とならない(図4
(A)参照)等の理由により、何の補正も行わずにイオ
ンビームによるウェハ16の走査を行うと、ウェハ16
全面に均一にイオンが注入されない。そこで、従来で
は、図4(B)に示したように、ビーム検出部20によ
りウェハ16に注入されたイオン量を計測して、この計
測されたイオン量をもとに、静電スキャン制御部14B
およびメカニカルスキャン制御部18において走査速度
が一定となるように補正が行われている。
【0024】本実施の形態は、1のウェハ16内にイオ
ン注入量が異なる領域を複数形成するものであり、各領
域それぞれの内部においては均一にイオンが注入される
ようイオンビームの走査速度を一定にすると共に、異な
る領域毎にイオンビームの走査速度を変化させるもので
ある。
【0025】すなわち、本実施の形態では、図3に示し
たように、X方向の静電スキャンにより走査されたイオ
ンビームがウェハ16に照射される。このとき、ビーム
検出部20によりウェハ16へのイオン注入量が計測さ
れると共に、静電スキャン制御部14Bでは、計測され
たイオン注入量をもとにして、図4(C)に示したよう
に、領域a1 〜d1 のそれぞれの領域内部ではイオンビ
ームの走査速度が一定になるよう制御する一方、異なる
領域a1 〜d1 間では走査速度が変化するように制御す
る。これにより、ウェハ16のX方向にはイオン注入量
の異なる複数の領域a1 〜d1 が形成される。
【0026】一方、ウェハ16のY方向にイオン注入量
の異なる複数の領域を形成する場合には、図5に示した
ように、イオンビームをメカニカルスキャンにより走査
させる。このとき、ビーム検出部20によりウェハ16
へのイオン注入量が計測されると共に、メカニカルスキ
ャン制御部18では、計測されたイオン注入量をもとに
して、図6(B)に示したように、領域a2 〜d2 のそ
れぞれの内部ではイオンビームの走査速度が一定になる
よう制御する一方、異なる領域a2 〜d2 間では走査速
度が変化するようにウェハ16の移動速度を変化させ
る。これによりウェハ16のY方向にイオン注入量の異
なる複数の領域a2 〜d2 が形成される。
【0027】なお、1のウェハ16に対して、X方向お
よびY方向にイオン注入量の異なる領域を同時に形成す
るようにしてもよく、また、両方の領域が重なるように
してもよい。
【0028】また、このようなイオン注入装置10にお
いて、フォトレジストにより、例えば開口部の線幅が異
なるマスクを施すことにより様々なパターンが形成され
たウェハ16を用いると、更に多くのイオン注入領域を
得ることができる。
【0029】このように本実施の形態では、ウェハ16
のX方向あるいはY方向のイオンビームの走査速度ある
いはウェハ16の移動速度を変化させるようにしたの
で、ウェハ16に対して注入量の異なる複数の領域を形
成することができる。よって、ウェハ1枚に対して様々
なイオン注入領域が得られると共に、使用するウェハの
枚数を削減することができ、開発,試作段階でのコスト
を削減することができる。
【0030】〔変形例〕上記第1の実施の形態では、X
方向にはイオンビームを電場を印加することにより走査
する静電スキャン、Y方向にはモータによりウェハを移
動させるメカニカルスキャンを適用したハイブリッドス
キャン方式を用いたが、例えば図7に示したように、X
方向,Y方向ともにメカニカルスキャンを適用するよう
にしてもよい。このスキャン方式では、ウェハ16を支
持台17に複数設置し、複数のウェハ16にイオンビー
ムを照射することができ、バッチ処理が可能となる。
【0031】〔第2の実施の形態〕図8および図9は、
本発明の第2の実施の形態に係るイオン注入方法を説明
するための図である。なお、本実施の形態では、第1の
実施の形態と同一構成部分については同一符号を付して
その説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
【0032】このイオン注入方法は、図8に示したよう
に、ウェハ16の面内のX方向とこれに直交するY方向
のいずれにも、電場を印加することによりイオンビーム
を走査する静電スキャンを適用した静電スキャン方式で
ある。このイオン注入方法を用いたイオン注入装置は、
上記実施の形態のイオン注入装置10において、Y方向
のメカニカルスキャン制御部18の代わりに、Y方向の
静電スキャン制御部を用いたものである。
【0033】本実施の形態では、X方向およびY方向と
もに静電スキャン制御部14Bを用いてイオンビームを
走査するものであるが、まず、半導体ウェハ16の所定
の領域にイオンを注入し、このイオンを注入した領域に
重ねて、少なくとも1度イオンビームを走査してイオン
を注入するものである。具体的には、まず、図9(A)
に示したように静電スキャン制御部14Bを用いてイオ
ンビームをX,Y方向に走査してウェハ16の全面(領
域a3 )にイオン注入を行う。
【0034】次に、図9(B)に示したように、ウェハ
16の領域a3 に重ねて、かつ、イオンビームを走査す
る面積を小さくしていき、領域b3 にイオン注入を行
う。
【0035】続いて、図9(C), (D)に示したよう
に、更にイオンビームを走査する面積を小さくしてウェ
ハ16の領域c3,d3 に次々と照射させる。これにより
ウェハ16にはイオン注入量の異なる4つの領域が形成
される。なお、作用効果は上記実施の形態と同様である
ので、その説明は省略する。
【0036】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態で
は、ビーム偏向部14において、電場を印加することに
よりイオンビームを走査したが、電場を印加する代わり
に磁場を印加してイオンビームを走査するようにしても
よい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のイ
オン注入方法または請求項4記載のイオン注入装置によ
れば、イオン注入量が異なる複数の領域が形成されるよ
うに、イオンビームの走査速度を領域毎に変化させるよ
うにしたので、ウェハ1枚に対して様々なイオン注入条
件が容易に得られると共に、使用するウェハの枚数を削
減することができ、コストを大幅に削減することができ
る。
【0038】また、請求項2記載のイオン注入方法また
は請求項5記載のイオン注入装置によれば、イオン注入
量が異なる複数の領域が形成されるように、イオンビー
ムを走査して半導体ウェハの所定の領域にイオンを注入
し、このイオンを注入した領域に重ねて、少なくとも1
度イオンビームを走査するようにしたので、同じくウェ
ハ1枚に対して様々なイオン注入条件が容易に得られる
と共に、使用するウェハの枚数を削減することができ、
コストを大幅に削減することができる。
【0039】更に、請求項3記載のイオン注入方法また
は請求項6記載のイオン注入装置によれば、イオン注入
量が異なる複数の領域が形成されるように、ウェハの移
動速度を領域毎に変化させるようにしたので、同じくウ
ェハ1枚に対して様々なイオン注入条件が容易に得られ
ると共に、使用するウェハの枚数を削減することがで
き、コストを大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るイオン注入装
置の概略構成図である。
【図2】図1に示したイオン注入装置を用いたイオン注
入方法を説明するための図である。
【図3】図1に示したイオン注入装置を用いたイオン注
入方法を説明するための図である。
【図4】図1に示したイオン注入装置を用いたイオン注
入方法を説明するための図である。
【図5】図1に示したイオン注入装置を用いたイオン注
入方法を説明するための図である。
【図6】図1に示したイオン注入装置を用いたイオン注
入方法を説明するための図である。
【図7】第1の実施の形態の変形例に係るイオン注入方
法を説明するための図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るイオン注入方
法を説明するための図である。
【図9】第2の実施の形態に係るイオン注入方法を具体
的に説明するための図である。
【符号の説明】
10・・・ イオン注入装置、11・・・ イオン源部、12・・
・ 質量分析部、13・・・ 加速部、14・・・ ビーム偏向
部、14A・・・ 静電スキャン電極、14B・・・ 静電スキ
ャン制御部、15・・・ 試料室、16・・・ ウェハ、17・・
・ 支持台、18・・・ メカニカルスキャン制御部、19・・
・ モータ、20・・・ ビーム検出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオンビームを走査してイオン注入量の
    異なる複数の領域を半導体ウェハに形成するイオン注入
    方法であって、 前記イオンビームの走査速度を領域毎に変化させること
    により注入量の異なる複数の領域を形成することを特徴
    とするイオン注入方法。
  2. 【請求項2】 イオンビームを走査してイオン注入量の
    異なる複数の領域を半導体ウェハに形成するイオン注入
    方法であって、 前記イオンビームを走査して、前記半導体ウェハの所定
    の領域にイオンを注入する第1の段階と、 前記第1の段階の後に、前記イオンを注入した領域に重
    ねて、少なくとも1度イオンビームを走査してイオン注
    入量の異なる複数の領域を形成する第2の段階とを含む
    ことを特徴とするイオン注入方法。
  3. 【請求項3】 イオンビームを走査してイオン注入量の
    異なる複数の領域を半導体ウェハに形成するイオン注入
    方法であって、 前記半導体ウェハを移動させることにより前記イオンビ
    ームの走査を行うと共に、前記走査速度を領域毎に変化
    させることによりイオン注入量の異なる複数の領域を形
    成することを特徴とするイオン注入方法。
  4. 【請求項4】 イオンビームを走査してイオン注入量の
    異なる複数の領域を半導体ウェハに形成するイオン注入
    装置であって、 イオンビームを発生し、半導体ウェハに注入するイオン
    ビーム注入手段と、 前記半導体ウェハに注入量の異なる複数の領域が形成さ
    れるように、前記イオンビームの走査速度を領域毎に変
    化させる走査速度制御手段とを備えたことを特徴とする
    イオン注入装置。
  5. 【請求項5】 イオンビームを走査してイオン注入量の
    異なる複数の領域を半導体ウェハに形成するイオン注入
    装置であって、 イオンビームを発生し、半導体ウェハに注入するイオン
    ビーム注入手段と、 前記半導体ウェハに注入量の異なる複数の領域が形成さ
    れるように、前記イオンビームを走査して前記半導体ウ
    ェハの所定の領域にイオンを注入し、その後、前記注入
    領域に重ねて少なくとも1度イオンビームを走査する走
    査面積制御手段とを備えたことを特徴とするイオン注入
    装置。
  6. 【請求項6】 イオンビームを走査して注入量の異なる
    複数の領域を半導体ウェハに形成するイオン注入装置で
    あって、 イオンビームを発生し、半導体ウェハに注入するイオン
    ビーム注入手段と、 前記イオンビームの走査が行われるように、前記半導体
    ウェハを移動させる移動手段と、 前記半導体ウェハに注入量の異なる複数の領域が形成さ
    れるように、前記半導体ウェハの移動速度を領域毎に変
    化させる走査速度制御手段とを備えたことを特徴とする
    イオン注入装置。
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