JP2003085317A - 予防保守サービス管理システム及び管理方法 - Google Patents

予防保守サービス管理システム及び管理方法

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JP2003085317A
JP2003085317A JP2001278375A JP2001278375A JP2003085317A JP 2003085317 A JP2003085317 A JP 2003085317A JP 2001278375 A JP2001278375 A JP 2001278375A JP 2001278375 A JP2001278375 A JP 2001278375A JP 2003085317 A JP2003085317 A JP 2003085317A
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Kazuo Motobayashi
和夫 本林
Keiichiro Tsureshita
慶一郎 連下
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客システムのソフトウェアに対する予防保
守サービスを迅速、確実、かつ、誠実に行う。 【解決手段】 予防保守サービス管理システム1は、予
防保守情報DB部2と予防保守情報制御部8とファイル
格納部14とを備え、ネットワーク18を介して保守部
署PC19〜21と出荷部署PC22とに接続されて構
成される。予防保守情報DB2には、DB3〜DB7を
備え予防保守に係る情報を記録している。予防保守情報
制御部8は、機能9〜機能13とを備え、予防保守情報
DB部2に対するデータの入出力と記録された情報の処
理とを行い保守部署PC19〜21及び出荷部署PC2
2に出力する。ファイル格納部14は、予防保守情報制
御部8から出力された予防保守報告15と出荷媒体作
成、配送指示16と予防保守作業指示17とを記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予防保守サービス
管理システム及び管理方法に係り、特に、顧客システム
のソフトウェアに対する修正作業を定期的にソフトウェ
ア製造元が行う予防保守サービス管理方法及び管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】顧客システムのソフトウェア障害の発生
を未然に防止するための予防保守サービスに関する従来
技術として、ソフトウェア製造元からソフトウェア製品
に対する修正情報を公開し、顧客の保守部署において顧
客システムに影響のあるものを取り寄せてソフトウェア
を修正するという方法が知られている。また、他の従来
技術として、ソフトウェア製造元が、ソフトウェア修正
の一連の作業として事前に契約を結んだ顧客システムに
対して組み込まれたソフトウェア製品情報の管理を行
い、定期的に修正情報を抽出して出荷するという方法も
知られている。
【0003】なお、顧客システムの修正情報の抽出適用
方法に関する従来技術として、例えば、特開2000−
10766号公報等に開示された技術が、また、顧客シ
ステム情報の管理を自動で実行する顧客管理システムに
関する従来技術として、例えば、特開2000−322
242号公報等に開示された技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る予防保守サービス方法は、顧客システムの情報の管
理、修正情報の抽出、出荷部署に対する出荷指示及び保
守部署に対する作業指示を人手で行っているため、1回
のサービス提供に費やされる時間が多くかかるという問
題点を有している。
【0005】また、前述した従来技術は、保守部署が新
規契約顧客の追加及び既契約顧客のシステムに対する修
正情報について、管理部署からの情報提供を受けないと
判らない状況となっており、最新の予防保守情報の取得
という点でタイムリーな予防保守サービスを提供するこ
とが困難であるという問題が点を有している。
【0006】さらに、前述した従来技術は、予防保守作
業の内容を顧客へ提出する予防保守作業報告について
も、保守部署と管理部署間とで情報をやりとりする上、
人手で報告書を作成しなければならないため、作業完了
から顧客への報告までの期間が長期化する傾向にあり、
迅速かつ誠実な予防保守サービスを提供することが困難
であるという問題点を有している。
【0007】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、出荷部署に対する出荷媒体の作成指示、配
送指示及び保守部署に対する作業指示を自動的に行うこ
とを可能にし、保守部署が最新の予防保守情報の取得を
タイムリーに行うことを可能とし、また、予防保守作業
報告を自動的に作成可能とすることにより、予防保守サ
ービスを迅速、確実、かつ、誠実に行うことができるよ
うにした予防保守サービス管理システム及び予防保守サ
ービス管理方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、顧客システムのソフトウェアに対する予防保守サー
ビス管理システムにおいて、予防保守スケジュールを読
み出し、読み出された対象顧客システムのシステム情報
とソフトウェア修正情報とを照合して対象顧客システム
に対する修正情報を抽出する手段と、抽出した結果と保
守部署情報と契約顧客情報とを一体として作業指示を作
成する手段と、作成された作業指示を添付ファイルとし
て保守部署情報管理データベースに記録されているメー
ルアドレスに基づいて保守部署に出力する手段とを備え
たことにより達成される。
【0009】また、前記目的は、顧客システムのソフト
ウェアに対する予防保守サービス管理方法において、予
防保守スケジュールを読み出し、読み出された対象顧客
システムのシステム情報とソフトウェア修正情報とを照
合して対象顧客システムに対する修正情報を抽出し、抽
出した結果と保守部署情報と契約顧客情報とを一体とし
て作業指示を作成し、作成された作業指示を添付ファイ
ルとして保守部署情報管理データベースに記録されてい
るメールアドレスに基づいて保守部署に出力することに
より達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による予防保守サー
ビス管理システム及び管理方法の実施形態を図面により
詳細に説明する。
【0011】図1は本発明による予防保守を行うに当た
って顧客との間で予防保守サービスの契約を締結した後
の処理を説明するフローチャート、図2は保守サービス
のために顧客システムの修正情報を蓄積した媒体を出荷
する処理を説明するフローチャート、図3は顧客先で予
防保守作業を実施した後の処理を説明するフローチャー
トであり、まず、これらについて説明する。なお、保守
サービスを行う企業は、管理部署、出荷部署、保守部署
を備えており、本発明の実施形態での予防保守サービス
は、契約締結、修正情報を蓄積した媒体の出荷、保守作
業、後処理の順に行われ、図1〜図3はこれらの一連の
処理の流れを示しているので、以下では、図1〜図3を
続けて説明する。
【0012】(1)まず、顧客と管理部署との間でサー
ビス契約が締結され、契約締結後、管理部署は、その係
員がデータベースに契約顧客の情報を登録すると共に、
全国に点在する保守部署に対して登録した契約顧客情報
を新規契約情報として出力して連絡する(ステップS1
〜S3)。
【0013】(2)保守部署の係員は、ステップS3で
の連絡を受けると、その顧客が自保守部署のサービス範
囲の顧客である場合、その顧客との間で予防保守スケジ
ュールの調整を行い、顧客システム情報の採取を行う
(ステップS4、S5)。
【0014】(3)その後、保守部署は、管理部署に備
えられる図示しないデータベースに対して予防保守スケ
ジュール、顧客システム情報、保守部署情報を連絡して
記録する(ステップS6)。
【0015】(4)前述したような契約顧客情報に対す
る準備を行った上で、管理部所は、予防保守スケジュー
ルの中から翌月または当月が予防保守作業の予定となっ
ている顧客を検索し、作業予定となっている顧客がある
か否かを判定し、なければここでの処理を終了する(ス
テップS7)。
【0016】(5)ステップS7の判定で、作業予定と
なっている顧客があった場合、その顧客の予防保守スケ
ジュールに対する出荷媒体納期の連絡を受けているか否
かを判定し、連絡を受けていなければ、その顧客の保守
部署に対して出荷媒体の納期を登録する依頼を行い、次
の顧客の検索を行って、スタートからの処理を繰り返し
て実行する(ステップS8、S9、S16)。
【0017】(6)ステップS8の判定で、その顧客に
対する出荷媒体納期が登録されていた場合、今日から出
荷媒体納期までの期間nを算出し、期間nが予め出荷部
署から連絡を受けている媒体作成期間x以上であるか否
かを判定し、期間nが媒体作成期間x以上であった場
合、次の顧客の検索を行って、スタートからの処理を繰
り返して実行する(ステップS10、S16)。
【0018】(7)ステップS10の判定で、期間nが
媒体作成期間xと一致した場合、顧客システムに対する
修正情報の有無を検索し、修正情報があるか否かを判定
する。この判定で、修正情報がなかった場合、保守部署
に対して修正情報なしの連絡を出力すると共に、その顧
客の該当スケジュールの処理を終了し、次の顧客の検索
を行って、スタートからの処理を繰り返して実行する
(ステップS11、S15、S16)。
【0019】(8)保守部署は、ステップS11の判定
で、管理部署からの修正情報なしの連絡受領すると、顧
客に対して修正情報なしの報告を行う(ステップS1
2、S13)。
【0020】(9)S11の判定で、修正情報があった
場合、管理部署は、保守部署に対して予防保守作業の指
示を行い、出荷部署に対して出荷媒体作成、配送の指示
を行い、その後、その顧客の該当スケジュールの処理を
終了し、次の顧客の検索を行って、スタートからの処理
を繰り返して実行する(ステップS14、S15、S1
6)。
【0021】(10)ステップS15で管理部署から出荷
媒体作成、配送の指示を受けた出荷部署は、指示内容を
基に出荷媒体の作成を行い、修正情報を蓄積した媒体を
保守部署へ配送する。一方、保守部署は、ステップS1
7で配送された出荷媒体とステップS14で指示された
予防保守作業に基づいて顧客先に出向いて予防保守作業
を行う(ステップS17、S18)。
【0022】(11)保守部署は、顧客先で予防保守作業
を実施した後、顧客システム情報を採取し、管理部署の
データベースに記録する。管理部署は、予防保守前後の
顧客システムの差分を抽出し、顧客システムの新たな状
況を作成して予防保守報告を作成して保守部署に出力す
る。保守部署は、こりの防保守報告を顧客先に報告する
(ステップS19〜S21)。
【0023】図4は前述したような予防保守サービスを
提供する本発明の一実施形態による予防保守サービス管
理システムの構成を示すブロック図、図5は予防保守情
報である各種のデータベースの内容について説明する図
であり、以下、これらについて説明する。図4、図5に
おいて、1は予防保守サービス管理システム、2は予防
保守情報DB部、3は契約顧客情報管理DB、4は保守
部署情報DB、5はスケジュール管理DB、6は顧客シ
ステム情報管理DB、7は修正情報管理DB、8は予防
保守情報制御部、9は予防保守情報登録機能、10は予
防保守作業指示機能、11は修正情報検索機能、12は
予防保守報告作成機能、13はメール作成機能、14は
ファイル格納部、15は予防保守報告ファイル、16は
出荷媒体作成・配送指示ファイル、17は予防保守作業
指示ファイル、18はネットワーク、19〜21は保守
部署PC、22は出荷部署PCである。
【0024】本発明の一実施形態による予防保守サービ
ス管理システム1は、図4に示すように、予防保守情報
DB部2と予防保守情報制御部8とファイル格納部14
を備えて構成されており、ネットワーク18を介して保
守部署PC19〜21と出荷部署PC22とに接続され
ている。予防保守情報DB部2は、契約顧客情報管理D
B3と保守部署情報管理DB4とスケジュール管理DB
5と顧客システム情報管理DB6と修正情報管理DB7
とを備えて構成され、予防保守に係る情報を記録する。
予防保守情報制御部8は、予防保守情報登録機能9と予
防保守作業指示機能10と修正情報検索機能11と予防
保守報告作成機能12とメール作成機能13とを備えて
構成され、予防保守情報2に対するデータの入出力と記
録された情報の処理とを行い、ネットワーク18を介し
て保守部署PC19〜21及び出荷部署PC22に必要
な情報を出力する。ファイル格納部14は、予防保守情
報制御部8から出力された予防保守報告を格納する予防
保守報告ファイル15と出荷媒体作成、配送指示を格納
する出荷媒体作成・配送指示ファイル16と予防保守作
業指示を格納する予防保守作業指示ファイル17とを備
えている。
【0025】次に、前述した予防保守情報DB部2に保
有しているDBの構成を図5を参照して説明する。
【0026】契約顧客情報管理DB3には、契約顧客の
契約No毎の顧客名、保守管理を行うべき顧客が持つ装
置の装置名、製番、住所、電話番号、顧客側の担当者
名、契約期間等の契約顧客の情報が記録される。保守部
署情報管理DB4には、契約顧客の契約No毎の保守部
署名、住所、電話番号、保守部署の担当者名、メールア
ドレス等の保守部署の情報が記録される。スケジュール
管理DB5には、契約顧客の契約No毎の保守予定月、
媒体納期、媒体種別、保守実施日等の予防保守のスケジ
ュールが記録される。顧客システム情報管理DB6に
は、契約顧客の契約No毎の製品名、バージョン情報、
これまでに修正された修正済みの最後の修正情報、修正
日等の契約顧客のシステム情報が記録される。修正情報
管理DB7には、ソフトウェア製品毎のバージョン情
報、最新の修正情報、修正内容等のソフトウェア製品に
対する修正情報が記録される。前述において、管理DB
3〜管理DB6は、契約NoをキーにすることによりD
Bの関連付けが行われる。
【0027】図6は図4に示す予防保守情報登録機能の
処理動作の詳細を説明する図であり、次に、これについ
て説明する。ここで説明する処理動作は、図1により説
明したステップS2、S6での処理の詳細である。
【0028】図6において、管理部署は、顧客との契約
締結の後、顧客から得た契約顧客情報29を予防保守情
報登録機能9から提供される入力フォーム28に入力し
て、契約顧客情報管理DB3に記録する。この場合、契
約顧客情報は、例えば、図5により説明した契約顧客情
報管理DB3の契約NoであるA0001の内容であ
り、管理部署員により手入力される。
【0029】予防保守情報登録機能9は、契約顧客情報
DB3と保守部署情報管理DB4との間で契約Noで関
連付けのされていない契約顧客情報を抽出し、ネットワ
ーク18を介して保守部署に新規契約情報30と、予防
保守情報入力フォーム31とを送信する。新規契約情報
30としては、契約Noで関連付けのされていない契約
顧客情報が、契約NoであるA0001を持つ顧客であ
るとすれば、この場合、図5により説明した契約顧客情
報管理DB3に記録されている契約NoがA0001の
内容である。
【0030】対象保守部署は、管理部署から受け取った
予防保守情報入力フォーム31に保守部署情報32と、
顧客と調整した予防保守スケジュール33と、顧客シス
テムから採取した顧客システム情報34とを添付して予
防保守情報登録機能9にアップロードする。説明してい
る例の場合、保守部署情報32は、例えば、図5により
説明した保守部署情報管理DB4の契約NoがA000
1であるものの内容であり、予防保守スケジュール33
は、例えば、図5により説明したスケジュール管理DB
5の契約NoがA0001であるものの保守予定月であ
る。
【0031】管理部署は、保守部署から返されてきた保
守部署情報32を保守部署情報管理DB4に記録して管
理し、予防保守スケジュール33をスケジュール管理D
B5に記録して管理し、また、顧客システム情報34を
顧客システム情報管理DB6に記録して管理する。
【0032】図7は図4に示す予防保守作業指示機能の
処理動作の詳細を説明する図(その1)であり、次に、
これについて説明する。ここで説明する処理動作は、図
2により説明したステップS7〜S9での修正情報媒体
納期連絡指示の処理の詳細である。
【0033】予防保守作業指示機能10は、スケジュー
ル管理DB5を監視しており、図5に示すスケジュール
管理DB5の保守予定月に当月または翌月が保守予定と
して入力されたものをスケジュール情報35として抽出
する。予防保守作業指示機能10は、抽出したスケジュ
ール情報35の媒体納期にデータが入力されていない場
合、メール作成機能13を用いて出荷媒体納期連絡依頼
36を作成し、作成した依頼を保守部署にメールにより
送信する。
【0034】保守部署は、この依頼のメールを受信する
と、出荷媒体納期37と媒体種別38とについて顧客と
の間で調整し、予防保守情報登録機能9から提供される
出荷媒体納期入力フォーム39に対して手入力して、予
防保守情報登録機能9にアップロードする。管理部署
は、返送されてきた出荷媒体納期37と媒体種別38と
をスケジュール管理DB5に記録して管理する。
【0035】図8は図4に示す予防保守作業指示機能の
処理動作の詳細を説明する図(その2)であり、次に、
これについて説明する。ここで説明する処理動作は、図
2により説明したステップS10〜S18での修正情報
媒体出荷指示の処理の詳細である。
【0036】予防保守作業指示機能10は、図7により
説明した処理で媒体納期が記録されているスケジュール
情報40に対して日付計算41を行い、今日の日付(d
ate)から出荷媒体納期までの期間を算出して、その
結果が予め出荷部署から予防保守作業指示機能10に設
定されている媒体作成期間x、例えば、7日と一致した
場合、契約顧客情報管理DB3と保守部署情報管理DB
4とから、それぞれスケジュール情報40の契約Noと
一致する契約顧客情報42と保守部署情報43とを抽出
する。予防保守作業指示機能10は、さらに、修正情報
検索機能11を使用して、対象契約Noの顧客システム
に対する修正情報44を抽出させた後、契約顧客情報4
2と保守部署情報43と修正情報44とを用いて予防保
守作業指示17を自動的に作成してファイル格納部14
に記録し、メール作成機能13にメール本文作成処理の
指示を渡す。
【0037】この場合、修正情報確認45で修正情報4
4に修正情報がなかった場合、修正情報無しのコメント
を付けて予防保守作業指示17を自動作成し、修正情報
確認45で修正情報44に修正情報があった場合、契約
顧客情報42と保守部署情報43と修正情報44とを用
いて出荷媒体作成・配送指示16を自動的に作成してフ
ァイル格納部14に記録する。ファイル格納部14に記
録された予防保守作業指示17と出荷媒体作成・配送指
示16とは、ネットワーク18を介してそれぞれ保守部
署PC19と出荷部署PC22とに送出される。
【0038】出荷部署は、指示に従って出荷媒体を作成
して保守部署に配送し、保守部署は、出荷媒体と予防保
守作業指示17とを用いて該当顧客システムの予防保守
作業を行う。
【0039】図9は図4に示す修正情報検索機能の処理
動作の詳細を説明する図であり、次に、これについて説
明する。
【0040】修正情報検索機能11は、図5により説明
した顧客システム管理DB6から契約Noをキーとし
て、例えば、契約NoがA0001の内容を顧客システ
ム情報46として抽出し、修正情報管理DB7に記録さ
れている修正情報一覧47と対比する。この結果、図示
例の場合、例えば、顧客システム情報46のA製品は、
バージョン01−00を使用しており、修正済みの修正
情報は××−01まで行っていることが判る。また、A
製品バージョン01−00の最新の修正情報は、修正情
報一覧47から××−02となっていることが判る。修
正情報検索機能11は、これにより、顧客システム情報
46のA製品バージョン01−00に対して××−02
の修正を行う必要があると判断し、修正情報48として
A製品××−02を抽出する。図示例では、H製品につ
いても、修正情報48としてH製品××−04を抽出し
ている。
【0041】図10は図4に示す予防保守報告作成機能
の処理動作の詳細を説明する図であり、次に、これにつ
いて説明する。ここで説明する処理動作は、図3により
説明したステップS18〜S21でのソフトウェア予防
保守報告を行う処理の詳細である。
【0042】保守部署は、ステップS18の処理で顧客
先において予防保守作業を行った後、ステップS19の
処理で顧客システム情報の採取50を行って、採取した
顧客システム情報を、管理部署の予防保守報告作成機能
12に顧客システム情報46bとしてアップロードす
る。予防保守報告作成機能12は、顧客システム情報管
理DB6から保守後の顧客システム情報46bの契約N
oをキーにして保守前の顧客システム情報46aを抽出
し、保守前後の顧客システムじに差異があれば、保守後
の顧客システム状況、すなわち、今回の修正内容及びそ
の修正日を予防保守結果49として抽出する。
【0043】予防保守報告作成機能12は、契約顧客情
報管理DB3と保守部署情報管理DB4とからそれぞれ
顧客システム情報46aの契約Noと一致する契約顧客
情報42と保守部署情報43とを抽出し、契約顧客情報
42と保守部署情報43と予防保守結果49とを用いて
予防保守報告15を自動的に作成してファイル格納部1
4に記録し、メール作成機能13にメール本文作成処理
の指示を行う。ファイル格納部14に記録された予防保
守報告15は、保守部署に出力され、保守部署は、予防
保守報告15をもって顧客先に報告する。最後に保守実
施日をスケジュール管理DB5に記録することにより今
回の保守スケジュールに対する予防保守サービス終了す
る。
【0044】図11は図4に示すメール作成機能の処理
動作の詳細を説明する図であり、次に、これについて説
明する。
【0045】図10により前述した処理の中でメール作
成機能13に処理が渡されると、メール作成機能13
は、各処理に対するメール本文52を自動的に作成し、
保守部署情報管理DB4から該当契約Noの保守部署情
報51を抽出し、そこに記録されているメールアドレス
53に対してファイル格納部14に記録されている、例
えば、予防保守報告15を添付してメール送信する。
【0046】前述した本発明の実施形態による処理は、
処理プログラムとして構成することができ、この処理プ
ログラムは、HD、DAT、FD、CD−ROM等の記
録媒体に格納して提供することができる。
【0047】前述した本発明の実施形態によれば、保守
部署から直接入力された情報を基に出荷部署に対する出
荷媒体の作成、配送指示を自動的に行っているため、各
種帳票の作成、送付、回収していた人手の介入を最小限
に抑えることができ、情報伝達のスピード化及び情報信
頼性の向上を図ることができ予防保守サービスを迅速か
つ確実に提供することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
防保守サービスを迅速、確実、かつ、誠実に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による予防保守を行うに当たって顧客と
の間で予防保守サービスの契約を締結した後の処理を説
明するフローチャートである。
【図2】保守サービスのために顧客システムの修正情報
を蓄積した媒体を出荷する処理を説明するフローチャー
トである。
【図3】顧客先で予防保守作業を実施した後の処理を説
明するフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態による予防保守サービス管
理システムの構成を示すブロック図である。
【図5】予防保守情報である各種のデータベースの内容
について説明する図である。
【図6】予防保守情報登録機能の処理動作の詳細を説明
する図である。
【図7】予防保守作業指示機能の処理動作の詳細を説明
する図(その1)である。
【図8】予防保守作業指示機能の処理動作の詳細を説明
する図(その2)である。
【図9】修正情報検索機能の処理動作の詳細を説明する
図である。
【図10】予防保守報告作成機能の処理動作の詳細を説
明する図である。
【図11】メール作成機能の処理動作の詳細を説明する
図である。
【符号の説明】
1 予防保守サービス管理システム 2 予防保守情報DB部 3 契約顧客情報管理DB 4 保守部署情報DB 5 スケジュール管理DB 6 顧客システム情報管理DB 7 修正情報管理DB 8 予防保守情報制御部 9 予防保守情報登録機能 10 予防保守作業指示機能 11 修正情報検索機能 12 予防保守報告作成機能 13 メール作成機能 14 ファイル格納部 15 予防保守報告ファイル 16 出荷媒体作成・配送指示ファイル 17 予防保守作業指示ファイル 18 ネットワーク 19〜21 保守部署PC 22 出荷部署PC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 240 G06F 17/30 240A

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客システムのソフトウェアに対する予
    防保守サービス管理システムにおいて、予防保守スケジ
    ュールを読み出し、読み出された対象顧客システムのシ
    ステム情報とソフトウェア修正情報とを照合して対象顧
    客システムに対する修正情報を抽出する手段と、抽出し
    た結果と保守部署情報と契約顧客情報とを一体として作
    業指示を作成する手段と、作成された作業指示を添付フ
    ァイルとして保守部署情報管理データベースに記録され
    ているメールアドレスに基づいて保守部署に出力する手
    段とを備えたことを特徴とする予防保守サービス管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 契約を締結した新たな顧客の情報が契約
    顧客情報管理データベースに追加された場合、保守部署
    に対して新規契約顧客情報を出力する手段と、保守部署
    情報管理データベースに保守部署情報を記録する保守部
    署が有する記録手段とを有することを特徴とする請求項
    1記載の予防保守サービス管理システム。
  3. 【請求項3】 顧客システムに対するソフトウェアの修
    正情報を検索する検索手段と、顧客システムのソフトウ
    ェアに対する予防保守作業の実施後に、保守部署から顧
    客システムのソフトウェア修正後のシステム構成を顧客
    システム情報管理データベースに記録更新する記録手段
    とを備えることを特徴とする請求項1または2記載の予
    防保守サービス管理システム。
  4. 【請求項4】 前記顧客システム情報管理データベース
    が記録更新された際に、顧客システムのソフトウェア修
    正前後のシステム構成から修正後の情報を抽出し、予防
    保守作業報告を作成し、作業報告を出力する手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項3記載の予防保守サー
    ビス管理システム。
  5. 【請求項5】 前記予防保守作業報告を添付ファイルと
    して保守部署情報管理データベースに記録されているメ
    ールアドレスに基づいて保守部署に出力する手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項1ないし4のうちいず
    れか1記載の予防保守サービス管理システム。
  6. 【請求項6】 顧客システムのソフトウェアに対する予
    防保守サービス管理方法において、予防保守スケジュー
    ルを読み出し、読み出された対象顧客システムのシステ
    ム情報とソフトウェア修正情報とを照合して対象顧客シ
    ステムに対する修正情報を抽出し、抽出した結果と保守
    部署情報と契約顧客情報とを一体として作業指示を作成
    し、作成された作業指示を添付ファイルとして保守部署
    情報管理データベースに記録されているメールアドレス
    に基づいて保守部署に出力することを特徴とする予防保
    守サービス管理方法。
  7. 【請求項7】 契約を新たに締結した顧客の情報を契約
    顧客情報管理データベースに追加した場合、保守部署に
    対して新規契約顧客情報を出力し、保守部署情報管理デ
    ータベースに保守部署情報を保守部署が記録することを
    特徴とする請求項6記載の予防保守サービス管理方法。
  8. 【請求項8】 顧客システムに対するソフトウェアの修
    正情報を検索し、顧客システムのソフトウェアに対する
    予防保守作業の実施後に、保守部署から顧客システムの
    ソフトウェア修正後のシステム構成を顧客システム情報
    管理データベースに記録更新することを特徴とする請求
    項6または7記載の予防保守サービス管理方法。
  9. 【請求項9】 前記顧客システム情報管理データベース
    が記録更新された際に、顧客システムのソフトウェア修
    正前後のシステム構成から修正後の情報を抽出し、予防
    保守作業報告を作成し、作業報告を出力することを特徴
    とする請求項8記載の予防保守サービス管理方法。
  10. 【請求項10】 前記予防保守作業報告を添付ファイル
    として保守部署情報管理データベースに記録されている
    メールアドレスに基づいて保守部署に出力することを特
    徴とする請求項6ないし9のうちいずれか1記載の予防
    保守サービス管理方法。
  11. 【請求項11】 予防保守スケジュールを読み出し、読
    み出された対象顧客システムのシステム情報とソフトウ
    ェア修正情報とを照合して対象顧客システムに対する修
    正情報を抽出する処理プログラムと、抽出した結果と保
    守部署情報と契約顧客情報とを一体として作業指示を作
    成する処理プログラムと、作成された作業指示を添付フ
    ァイルとして保守部署情報管理データベースに記録され
    ているメールアドレスに基づいて保守部署に出力する処
    理プログラムと、契約を新たに締結した顧客の情報を契
    約顧客情報管理データベースに追加した場合、保守部署
    に対して新規契約顧客情報を出力するプログラムと、保
    守部署情報管理データベースに保守部署からの保守部署
    情報を記録する処理プログラムと、顧客システムに対す
    るソフトウェアの修正情報を検索する処理プログラム
    と、顧客システムのソフトウェアに対する予防保守作業
    の実施後に、保守部署から顧客システムのソフトウェア
    修正後のシステム構成を顧客システム情報管理データベ
    ースに記録更新する処理プログラムと、前記顧客システ
    ム情報管理データベースが記録更新された際に、顧客シ
    ステムのソフトウェア修正前後のシステム構成から修正
    後の情報を抽出する処理プログラムと、予防保守作業報
    告を作成し、作業報告を出力する処理プログラムと、前
    記予防保守作業報告を添付ファイルとして保守部署情報
    管理データベースに記録されているメールアドレスに基
    づいて保守部署に出力する処理プログラムとにより構成
    され、請求項6ないし10のうちいずれか1記載の予防
    保守サービス管理方法を実行することを特徴とするプロ
    グラム。
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