JP2001147945A - 店舗業務進捗監視装置 - Google Patents

店舗業務進捗監視装置

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JP2001147945A
JP2001147945A JP33325899A JP33325899A JP2001147945A JP 2001147945 A JP2001147945 A JP 2001147945A JP 33325899 A JP33325899 A JP 33325899A JP 33325899 A JP33325899 A JP 33325899A JP 2001147945 A JP2001147945 A JP 2001147945A
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Japan
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business
data
log
progress
Prior art date
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JP33325899A
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English (en)
Inventor
Takanori Mochizuki
孝紀 望月
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗で発生した業務処理異常終了の原因を簡
単にかつ短時間で解析できるようにする。 【解決手段】 業務ログ収集制御部12は、店舗システ
ムで業務処理の実行に伴い発生する様々な事象に関する
データをオンライン収集し、業務ログファイル13に出
力して記憶する。店舗進捗監視部14は、業務ログファ
イル13から重要度の高いデータを抽出し店舗ログファ
イル15に出力して記憶する。この店舗ログファイル1
5で記憶したデータに基づいて店舗毎に業務処理の進捗
状況を表示する。店舗が指定されると、その店舗の店舗
システムから収集したデータを業務ログファイル13か
ら読出して一覧表示する。このとき、異常と判断された
事象のデータを含む場合にはその異常と判断された事象
が発生した業務処理の実行に伴い発生した全てのデータ
の一覧を優先して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の店舗にそれ
ぞれ構築される店舗システムで実行される様々な業務処
理の進捗状況を本部で監視するための店舗業務進捗監視
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チェーン展開された複数の店舗を本部で
統轄して管理する業態のチェーンストアにおいては、一
般に、各店舗にそれぞれPOS(Point Of Sales:販売
時点情報管理)システムを構築するとともに、本部にホ
ストコンピュータ等を主体とした計算機システムを構築
する。そして、各店舗のPOSシステムと本部の計算機
システムとをネットワークで接続して、両システム間で
データを送受できるようにしている。
【0003】ここで、各店舗のPOSシステムは、商品
販売データを登録処理する機能を有した複数台のPOS
ターミナルと、各POSターミナルで登録された商品販
売データを収集し集計して、店舗全体の売上などを一元
的に管理するストアコントローラとからなる。
【0004】ストアコントローラは、予め設定されたス
ケジュールに従い開店前,営業中及び閉店後にそれぞれ
種々の業務処理を実行するようにプログラムされてい
る。また、種々の業務処理の実行結果を示すデータを必
要に応じてリアルタイムにまたは一括して本部の計算機
システムに送信して、本部で各店舗の業務進捗状況を遠
隔監視できるようにしている。
【0005】具体的には、本部の計算機システムは、各
店舗からオンラインで収集した種々の業務処理の実行結
果を示すデータから異常終了した業務処理のデータを抽
出し、このデータに付加されたエラーコードをデータ収
集先の店舗システム名等とともに表示部に表示する。こ
れにより、本部では、どの店の店舗システムでどの業務
が異常終了したのかが分かる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
本部計算機システムにおける店舗業務進捗監視機能にお
いては、本部システムが各店舗システムから収集するデ
ータは各種業務処理の実行結果を示すデータのみであ
り、その業務処理において発生する様々な事象に関する
データは分からなかったので、異常が発生した店舗シス
テムとその異常の種類までは判別できるものの、その異
常がどのような原因で発生したのかを解析するのは困難
であった。このため一般には、保守担当者が店まで出向
いてストアコントローラから異常の起因となる情報を取
得して原因を解析しており、大変な手間と時間を要して
いた。
【0007】このような問題は、本部システムが予め各
店舗システムから各種業務処理において発生する事象に
関するデータを全て収集しておき、業務処理が異常終了
した店舗システムを確認した際には収集したデータを用
いて原因を解析できるようにすることで解決できる。し
かし、各種業務処理において発生する事象に関するデー
タの量は膨大なものとなるため、短時間では解析できな
いおそれがある。
【0008】そこで本発明は、店舗で発生した業務処理
異常終了の原因を簡単にかつ短時間で解析することがで
きる店舗業務進捗監視装置を提供しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、事象データ記憶手段,重要データ記憶手段,業務進
捗状況表示手段,店舗指定手段及び詳細一覧表示手段を
有した店舗業務進捗監視装置である。事象データ記憶手
段は、予め設定されたスケジュールに従い種々の業務処
理を行う複数の店舗システムでそれぞれ業務処理の実行
に伴い発生する様々な事象に関するデータをオンライン
収集して記憶する手段である。重要データ記憶手段は、
事象データ記憶手段により記憶したデータの中から重要
度の高いデータを抽出して記憶する手段である。業務進
捗状況表示手段は、重要データ記憶手段により記憶した
データに基づいて店舗毎に業務処理の進捗状況を表示す
る手段である。店舗指定手段は、業務進捗状況の詳細を
確認する店舗を指定する手段である。詳細一覧表示手段
は、指定手段により業務進捗状況の詳細を確認する店舗
が指定されると、その店舗の店舗システムから収集し事
象データ記憶手段に記憶したデータを読出して一覧表示
する手段である。そして、この詳細一覧表示手段は、特
に、指定された店舗の店舗システムから収集したデータ
の中に異常と判断された事象のデータを含むときその異
常と判断された事象が発生した業務処理の実行に伴い発
生した全てのデータの一覧を優先して表示するようにし
ている。このような手段を講じたことにより、指定手段
により業務進捗状況の詳細を確認する店舗を指定する
と、その店舗の店舗システムから収集されたデータの中
に異常と判断された事象のデータが含まれる場合には、
その異常と判断された事象が発生した業務処理の実行に
伴い発生した全てのデータの一覧が優先して表示され
る。したがって、異常の起因となるデータを比較的容易
に得ることができ、異常原因の解析に要する手間と時間
を軽減できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、チェー
ン展開された複数の店舗を本部で統轄して管理するチェ
ーンストアの本部に構築される計算機システムに本発明
を適用した場合である。
【0011】図1は本実施の形態のシステム全体構成を
示すブロック図で、図中1は本部に構築される計算機シ
ステムを示しており、図中2は、各店舗にそれぞれ構築
されるPOSシステムを示している。
【0012】各店舗のPOSシステム2は、それぞれ商
品販売データを登録処理する機能を有した複数台のPO
Sターミナル21とストアコントローラ22とを通信回
線23で閉ループ状に接続し、ストアコントローラ22
において、各POSターミナル21で登録された商品販
売データをオンラインで収集し集計して、店舗全体の売
上などを一元的に管理するようにしたものである。各店
舗のストアコントローラ22は、それぞれ公衆回線又は
専用回線によるネットワーク3に接続しており、このネ
ットワーク3を介してデータを送受する機能を有してい
る。
【0013】本部の計算機システム1は、ホストコンピ
ュータを主体に構成しており、特に本発明の店舗業務進
捗監視機能を実現するために、ネットワーク通信制御部
11,業務ログ収集制御部12,業務ログファイル1
3,店舗進捗監視部14,店舗ログファイル15,進捗
管理テーブル16,店舗進捗テーブル17,入力装置1
8及び表示装置19を備えている。
【0014】ネットワーク通信制御部11は、前記ネッ
トワーク3に接続し、このネットワーク3を介して各店
舗に構築されたPOSシステム2のストアコントローラ
22との間で行うデータの送受を制御するものである。
【0015】業務ログ収集制御部12は、前記ネットワ
ーク通信制御部11を介して各ストアコントローラ22
から業務ログデータをオンライン収集し、業務ログファ
イル13に取込む処理を制御するものである。前記業務
ログデータは、ストアコントローラ22において各種業
務処理の実行に伴い様々な事象(業務プログラム開始・
終了、プログラムエラー,システムエラー、ワーニン
グ、全ての関数の開始・終了等)が発生する毎に生成さ
れるデータであり、図2に示すレコードフォーマットの
うち、項目「行番号」を除くその他の項目によって構成
される。
【0016】因みに、業務ログデータを構成する各項目
のうち「実行日付」と「実行時間」は、当該業務ログデ
ータが生成された日付及び時間である。「店舗コード」
は、当該業務ログデータを生成したストアコントローラ
2が設置されている店舗固有のコードである。「業務コ
ード」は、当該業務ログデータに対応する事象が発生し
た業務の識別コードである。「関数名」は、当該業務ロ
グデータに対応する事象が発生した際に実行している関
数の識別名である。「実行レベル」は、当該業務ログデ
ータに対応する事象の重要度ランクであり、本実施の形
態では、業務プログラム開始及び終了ログを最も重要度
の高いレベル「0」とし、各種エラーログを次に重要度
が高いレベル「1」とし、ワーニングログを次に重要度
が高いレベル「2」とし、各関数の開始及び終了ログを
最も重要度が低いレベル「3」としている。「メッセー
ジ」は、当該業務ログデータが業務プログラムや関数の
開始という事象で発生したデータなのか終了という事象
で発生したデータなのかを示すデータであったり、エラ
ーコードやワーニングコード等である。
【0017】業務ログファイル13は、図2に示すよう
に、前述した「実行日付」,「実行時間」,「店舗コー
ド」,「業務コード」,「関数名」,「実行レベル」,
「メッセージ」等の各項目からなる業務ログデータを受
信順に一連の行番号を付して蓄積記憶するもので、事象
データ記憶手段を構成する。
【0018】店舗進捗監視部14は、前記業務ログファ
イル13に蓄積される業務ログデータの中から、重要度
が高いデータとして実行レベルが「0」の業務プログラ
ム開始ログ又は終了ログと、「1」のエラーログとを抽
出し、図3に示すレコードフォーマットの店舗ログデー
タに変換して、店舗ログファイル15に出力する店舗ロ
グ更新機能、進捗管理テーブル16に予め設定されてい
る進捗管理データに基づき前記店舗ログファイル15内
の店舗ログデータから店舗進捗テーブル17を作成して
各店舗での業務進捗状況を表示装置19に表示させる店
舗進捗状況監視機能、入力装置18の入力により指定さ
れた店舗での業務進捗状況の詳細を解析する店舗状況解
析機能等を有するものである。
【0019】店舗ログファイル15は、図3に示すよう
に、「店舗コード」,「実行日付」,「実行時間」,
「業務コード」,「ステータス」,「確認フラグ」,
「エラーコード」,「業務ログ名」の各項目からなる店
舗ログデータを店舗コード別に蓄積記憶するもので、重
要データ記憶手段を構成する。
【0020】因みに、店舗ログデータを構成する各項目
のうち、「店舗コード」,「実行日付」,「実行時間」
及び「業務コード」は、当該店舗ログデータに対応する
業務ログデータの同一項目名のデータに一致する。「ス
テータス」は、当該店舗ログデータが実行レベル=0の
業務プログラム開始または終了の業務ログデータに対応
するものであるとき、業務プログラムの開始に対応した
データなのか(1)、業務プログラムの正常終了に対応
したデータなのか(2)、異常終了に対応したデータな
のか(9)を示すものである。「確認フラグ」は、当該
店舗ログデータが店舗進捗状況監視機能において処理済
のデータなのか(1)、未処理のデータなのか(0)を
区別するものである。「エラーコード」は、当該店舗ロ
グデータが実行レベル=1のエラーログであるとき、メ
ッセージ中のエラーコードに一致する。「業務ログ名」
は、当該店舗ログデータに対応する業務ログデータの行
番号と実行日付及び実行時間の各データを組み合わせた
ものである。
【0021】進捗管理テーブル16は、図4に示すよう
に、1〜N(N>1)までの連続する管理番号順に、進
捗管理対象とする店舗業務の業務コードを予め設定記憶
したものである。
【0022】店舗進捗テーブル17は、図5に示すよう
に、各店舗でそれぞれ実行される1からNまでの管理番
号に対応した進捗管理対象業務の実行時間及びその処理
状態(0:未処理、1:処理中、2:正常終了、9:異
常終了)を店舗コード別に記憶するものである。なお、
実行時間及び処理状態は、毎日、予め設定されている閉
店後時刻になると初期値“0”にクリアされるようにな
っている。
【0023】入力装置18は、キーボードやマウス等で
あり、業務進捗状況の詳細を確認する店舗を指定する店
舗指定手段を構成する。表示装置19は、CRTディス
プレイ等の画面表示機能を有したものであり、前記店舗
指定手段により指定された店舗の業務進捗状況の詳細を
一覧表示する詳細一覧表示手段の一部を構成する。
【0024】図6は前記店舗進捗管理部14が有する店
舗ログ更新機能を説明するための処理手順を示す流れ図
である。すなわち、店舗進捗管理部14は、業務ログ収
集制御部12により業務ログファイル13に新たな業務
ログデータが追加される毎に、即時この店舗ログ更新機
能としての処理を開始する。先ず、業務ログファイル1
3に追加された業務ログデータを1レコードずつ取得
し、実行レベルを判断する。そして、実行レベルが
「2」以上のレコードについては何も処理をしない。
【0025】実行レベルが「1」のレコードを取得した
場合には、そのレコードの項目「店舗コード」,「実行
日付」,「実行時間」及び「業務コード」の各データ
と、項目「メッセージ」中のエラーコードと、項目「行
番号」,「実行日付」及び「実行時間」の各データを組
み合わせた業務ログ名とから業務エラーを示す店舗ログ
データを作成し、店舗ログファイル15に追加する。な
お、この業務エラーを示す店舗ログデータのステータス
及び確認フラグはいずれも“0”である。
【0026】一方、実行レベルが「0」のレコードを取
得した場合には、そのレコードの項目「メッセージ」の
データから業務プログラム開始のレコードなのか終了の
レコードなのかを判断する。そして、業務プログラム開
始のレコードの場合には、項目「店舗コード」,「実行
日付」,「実行時間」及び「業務コード」の各データ
と、項目「行番号」,「実行日付」及び「実行時間」の
各データを組み合わせた業務ログ名と、ステータス=1
とから業務開始を示す店舗ログデータを作成し、店舗ロ
グファイル15に追加する。なお、この業務開始を示す
店舗ログデータの確認フラグ及びエラーコードはいずれ
も“0”である。
【0027】また、業務ログファイル13から取得した
実行レベルが「0」のレコードが業務プログラム終了の
レコードの場合には、店舗ログファイル15を検索し、
項目「店舗コード」のデータが一致する店舗ログデータ
で実行日時が最も新しいデータが業務開始データなのか
業務エラーデータなのかを判断する。そして、業務開始
データの場合には、項目「店舗コード」,「実行日
付」,「実行時間」及び「業務コード」の各データと、
項目「行番号」,「実行日付」及び「実行時間」の各デ
ータを組み合わせた業務ログ名と、ステータス=2とか
ら業務正常終了を示す店舗ログデータを作成し、店舗ロ
グファイル15に追加する。なお、この業務正常終了を
示す店舗ログデータの確認フラグ及びエラーコードはい
ずれも“0”である。
【0028】これに対して、項目「店舗コード」のデー
タが一致する店舗ログデータで実行日時が最も新しいデ
ータが業務開始データなのか業務エラーデータなのかを
判断する。そして、業務開始データの場合には、項目
「店舗コード」,「実行日付」,「実行時間」及び「業
務コード」の各データと、項目「行番号」,「実行日
付」及び「実行時間」の各データを組み合わせた業務ロ
グ名と、ステータス=9とから業務異常終了を示す店舗
ログデータを作成し、店舗ログファイル15に追加す
る。なお、この業務異常終了を示す店舗ログデータの確
認フラグ及びエラーコードはいずれも“0”である。
【0029】こうして、業務ログファイル13に追加さ
れた業務ログデータを1レコードずつ取得する毎に、上
記処理を繰り返し実行する。そして、業務ログファイル
13に追加された業務ログデータを全て処理したなら
ば、この店舗ログ更新機能としての処理を終了する。
【0030】図7は前記店舗進捗管理部14が有する店
舗進捗状況監視機能を説明するための処理手順を示す流
れ図である。すなわち、店舗進捗管理部14は、前記店
舗ログ更新機能としての処理を終了後、即時この店舗進
捗状況監視機能としての処理を開始する。先ず、店舗ロ
グファイル15から確認フラグが“0”のレコードを1
レコードずつ取得する。そして、1レコードを取得する
毎にそのレコードの確認フラグを“1”にセットしたな
らば、そのレコードの項目「業務コード」が進捗管理テ
ーブル16に管理番号順に設定されている業務コード群
の中に存在するか否かを判断する。そして、存在しない
場合には、次の確認フラグ“0”のレコードを取得す
る。
【0031】一方、存在する場合には、そのレコードの
項目「店舗コード」を取得する。また、項目「ステータ
ス」をチェックする。ここで、「ステータス」が「1」
の業務開始を示す店舗ログデータのレコードであった場
合には、店舗進捗テーブル17の取得した店舗コードに
対応するエリアで、該当業務コードに対応する管理番号
のエリアに当該レコードの項目「実行時間」のデータと
状態“1”とを格納する。「ステータス」が「2」の業
務正常終了を示す店舗ログデータのレコードであった場
合には、店舗進捗テーブル17の同エリアに当該レコー
ドの項目「実行時間」のデータと状態“2”とを格納す
る。「ステータス」が「9」の業務異常終了を示す店舗
ログデータのレコードであった場合には、店舗進捗テー
ブル17の同エリアに当該レコードの項目「実行時間」
のデータと状態“9”とを格納する。
【0032】こうして、店舗ログファイル15から確認
フラグが“0”のレコードを1レコードずつ取得する毎
に、上記処理を繰り返し実行する。そして、店舗ログフ
ァイル15に確認フラグが“0”のレコードが存在しな
くなったならば、前記店舗進捗テーブル17のデータに
基づいて、図9に示すように、店舗名別に管理番号順の
業務処理時間と処理状態とを示す店舗進捗監視画面4を
作成し、表示装置19に表示させる。以上で、この店舗
進捗状況監視機能としての処理を終了する。
【0033】因みに、店舗進捗監視画面4において、店
舗名は、予め各店舗の店舗コードに対応して設定記憶さ
れているものである。また、業務処理時間は、処理中
(1)のものについては点滅表示とし、正常終了(2)
のものについては連続表示とし、異常終了(9)のもの
については連続の反転表示として、処理状態を識別でき
るようにしている。なお、表示装置がカラーディスプレ
イの場合は、処理状態毎に時間や背景の色を変えること
によって、処理状態を識別できるようにしてもよい。
【0034】図8は前記店舗進捗管理部14が有する店
舗状況解析機能を説明するための処理手順を示す流れ図
である。すなわち、店舗進捗管理部14は、前記店舗進
捗状況監視機能としての処理を終了後、即時この店舗状
況解析機能としての処理を開始する。先ず、入力装置1
8からの入力を待機する。ここで、入力装置18を構成
するキーボードの終了キーが押下された場合には、表示
装置19に表示している店舗進捗監視画面4をクリアし
て、この店舗状況監視機能としての処理を終了する。
【0035】入力装置18を構成するマウスのクリック
操作により店舗進捗監視画面4に表示されている店舗名
のうちのいずれか1つが選択された場合には、その店舗
名に対応する店舗コードを検索キーとして店舗進捗テー
ブル17を検索し、当該店舗コードに対応して処理状態
が“9”の処理時間データが存在するか否かを判断す
る。
【0036】ここで、処理状態が“9”の処理時間デー
タが存在する場合には、その処理時間データがセットさ
れている管理番号に対応する業務コードを進捗管理テー
ブル16から取得する。そして、この業務コードと前記
店舗コードとを検索キーとして店舗ログファイル15を
検索し、店舗コードと業務コードとが一致する店舗ログ
データを全て読込む。
【0037】これに対し、処理状態が“9”の処理時間
データが存在しない場合には、最も新しい処理時間がセ
ットされた管理番号に対応する業務コードを進捗管理テ
ーブル16から取得する。そして、この業務コードと前
記店舗コードとを検索キーとして店舗ログファイル15
を検索し、店舗コードと業務コードとが一致する店舗ロ
グデータを全て読込む。
【0038】こうして、店舗ログファイル15からいず
れか1業務の店舗ログデータを全て読込んだならば、そ
の読込んだ店舗ログデータに基づいて、図10に示すよ
うな店舗別状況画面5を作成し、表示装置19に表示さ
せる。因みに、店舗別状況画面5において、「発生日付
時刻」は、店舗ログファイル15から読込んだ店舗ログ
データの実行日付と実行時間である。「業務名称」は、
同店舗ログデータの業務コードに対応して予め設定され
ているものである。「内容」は、上記業務名称と同店舗
ログデータのメッセージとを組み合わせたものである。
「業務ログ」は、同店舗ログデータの業務ログ名を構成
する行番号である。
【0039】さて、店舗別状況画面5を表示後、入力装
置を構成するマウスのクリック操作により画面上の業務
ログの1つが選択されると、店舗ログファイル15から
読込んだ1業務の店舗ログデータのうち業務開始を示す
店舗ログデータの行番号Xと、業務終了を示す店舗ログ
データの行番号Yとを取得する。そして、業務ログファ
イル13に蓄積格納されている行番号XからYまでの全
ての業務ログデータを読込み、図11に示すような業務
ログビューワ画面6を作成して、表示装置19に表示さ
せる(詳細一覧表示手段)。
【0040】その後、若しくは店舗別状況画面5を表示
している状態で、入力装置18を構成するキーボードの
溯りキーが操作入力された場合には、現表示中の業務よ
り1つ前の管理対象業務の店舗ログデータを店舗ログフ
ァイル15から読込む。そして、その読込んだ店舗ログ
データに基づいて、図10に示すような店舗別状況画面
5を作成し、表示装置19に表示させる。
【0041】その後、画面上の業務ログの1つが選択さ
れた場合には、前記と同様に業務ログビューワ画面6を
作成して、表示装置19に表示させる。また、店舗別状
況画面5または業務ログビューワ画面6を表示している
状態で、同キーボードの終了キーが操作入力された場合
には、表示装置4の表示をクリアして、この店舗状況解
析処理を終了する。
【0042】このように構成された本実施の形態におい
ては、各店舗にそれぞれ構築されるPOSシステム2の
ストアコントローラ22は、予め設定されたスケジュー
ルに従い種々の業務処理を実行する。そして、この業務
処理に実行に伴い業務プログラムの開始,終了や、関数
の開始,終了や、エラー,ワーニングなどの様々な事象
が発生する毎に、その事象の重要度に応じて実行レベル
を設定した業務ログデータを出力する。このストアコン
トローラ22から出力される業務ログデータは、ネット
ワーク3を介して本部計算機システム1に送信され、業
務ログ収集制御部12の作用により業務ログファイル1
3に蓄積格納される。また、店舗進捗監視部14の作用
により業務ログファイル13に蓄積格納された業務ログ
データのうち、実行レベルが「0」の業務プログラム開
始または終了ログデータと、実行レベルが「1」のエラ
ーログデータとが抽出され、店舗ログデータに変換され
て、店舗ログファイル15に登録される。こうして、店
舗ログファイル15に登録された店舗ログデータに基づ
いて、本部計算機システム1の表示装置19に店舗進捗
監視画面4が表示される。
【0043】今、表示装置19に図9に示す内容の店舗
進捗監視画面4が表示されたものとする。ここで、図中
網かけ表示された時間データ41は、処理状態が“9”
の時間データ,つまり異常終了した業務の処理終了時間
である。すなわち、この店舗進捗監視画面4から、店舗
Cでは管理番号「4」の業務処理が異常終了したことが
分かる。
【0044】そこで、本部のオペレータは、入力装置1
8を構成するマウスを操作して、店舗進捗監視画面4上
の店舗名「店舗C」をクリック操作する。そうすると、
図10に示すように、店舗Cにおいて実行された業務処
理のうち、エラーが発生した管理番号「4」の業務処理
(ここでは「データ洗い替え処理」とする)の開始ログ
データ,エラーログデータ及び終了ログデータの一覧
が、店舗別状況画面5として表示される。
【0045】そこでオペレータは、マウスを操作して、
店舗別状況画面5上の業務ログ「00201」をクリッ
クする。他の業務ログ「00197」,「00203」
をクリックしてもよい。そうすると、図11に示すよう
に、店舗Cにおいて実行されエラーとなった業務処理
「データ洗い替え処理」で発生した全ての事象の業務ロ
グデータの一覧が最優先で業務ログビューワ画面6とし
て表示される。
【0046】この状態で、入力装置18を構成するキー
ボードの溯りキーを操作入力する。そうすると、店舗C
において業務処理「データ洗い替え処理」より1つ前に
実行された業務処理で発生した全ての事象の業務ログデ
ータの一覧が業務ログビューワ画面6として表示され
る。
【0047】以後、溯りキーを操作入力する毎に順次1
づずつ前に実行された業務処理で発生した全ての事象の
業務ログデータの一覧が業務ログビューワ画面6として
表示される。
【0048】これらの業務ログビューワ画面6により、
店舗Cの店舗POSシステム2において、エラーの発生
により異常終了した業務処理とその直前に実行された業
務処理の詳細な情報を取得することができる。その結
果、店舗Cで発生した業務処理異常終了の原因を簡単に
かつ短時間で解析できるようになる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
店舗で発生した業務処理異常終了の原因を簡単にかつ短
時間で解析することができる店舗業務進捗監視装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるチェーンストア
システムの要部構成を示すブロック図。
【図2】 図1における業務ログファイルのレコードフ
ォーマットを示す図。
【図3】 図1における店舗ログファイルのレコードフ
ォーマットを示す図。
【図4】 図1における進捗管理テーブルの構成図。
【図5】 図1における店舗進捗テーブルの構成図。
【図6】 図1における店舗進捗監視部が有する店舗ロ
グ更新機能の処理手順を示す流れ図。
【図7】 図1における店舗進捗監視部が有する店舗進
捗状況監視機能の処理手順を示す流れ図。
【図8】 図1における店舗進捗監視部が有する店舗状
況解析機能の処理手順を示す流れ図。
【図9】 本実施の形態における店舗進捗監視画面の一
例を示す図。
【図10】同実施の形態における店舗状況画面の一例を
示す図。
【図11】同実施の形態における業務ログビューワ画面
の一例を示す図。
【符号の説明】
1…本部計算機システム 2…店舗POSシステム 3…ネットワーク 12…業務ログ収集制御部 13…業務ログファイル 14…店舗進捗監視部 15…店舗ログファイル 16…進捗管理テーブル 17…店舗進捗テーブル 18…入力装置 19…表示装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/14 G06F 15/21 310Z 15/74 310A Fターム(参考) 3E042 CC10 DA10 EA06 5B049 BB11 CC05 CC32 DD01 EE02 EE05 EE56 EE59 FF03 FF04 GG01 GG04 GG05 GG07 GG09 5B085 AC14 AC16 CE05 5E501 AC18 AC25 AC32 AC35 BA09 CA02 DA17 EA32 FA13 FA23 FA43 FB44

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定されたスケジュールに従い種々
    の業務処理を行う複数の店舗システムでそれぞれ業務処
    理の実行に伴い発生する様々な事象に関するデータをオ
    ンライン収集して記憶する事象データ記憶手段と、 この事象データ記憶手段により記憶したデータの中から
    重要度の高いデータを抽出して記憶する重要データ記憶
    手段と、 この重要データ記憶手段により記憶したデータに基づい
    て店舗毎に業務処理の進捗状況を表示する業務進捗状況
    表示手段と、 業務進捗状況の詳細を確認する店舗を指定する店舗指定
    手段と、 この指定手段により業務進捗状況の詳細を確認する店舗
    が指定されると、その店舗の店舗システムから収集し前
    記事象データ記憶手段に記憶したデータを読出して一覧
    表示する詳細一覧表示手段とを具備し、 前記詳細一覧表示手段は、指定された店舗の店舗システ
    ムから収集したデータの中に異常と判断された事象のデ
    ータを含むときその異常と判断された事象が発生した業
    務処理の実行に伴い発生した全てのデータの一覧を優先
    して表示することを特徴とする店舗業務進捗監視装置。
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