JP2007207170A - Posシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 POS端末の状態を上位装置で管理し、その管理の状態に予め設定された条件が発生したときにその条件に対応する処理を行う。
【解決手段】 ストアコンピュータは、所定のタイミング毎にネットワークを介してPOS端末が生成する取り付けられた機器に関する状態を示す状態情報を取得し(ST13)、その取得した状態情報を管理する(ST14)。そして、POS端末に取り付けられた機器の状態が予め設定された条件となると予め設定された処理を行う(ST15)。
【選択図】図7

Description

本発明は、POS端末に取り付けられた機器をそのPOS端末の上位装置で管理するPOSシステムに関する。
POS端末とその上位装置であるストアコンピュータとが通信可能に接続されたPOSシステムが配置されているコンビニエンスストア等の店舗がある。このような店舗に配置されるPOSシステムにおいて、POS端末は販売する商品の登録処理等を行い、ストアコンピュータはPOS端末に登録された商品販売データ等の管理を総括的に行う。
POS端末には、金銭等を収納するためのドロワ等の各種機器が取り付けられている。これらの機器に故障、又はドロワが開放された状態が長く続く等により正常な状態から変化があった場合でも、上記ストアコンピュータではPOS端末に取り付けられた機器の状態の管理は行っていないためその状態を管理することができない。
したがって例えばPOS端末の故障等が店員から伝えられた後、店主又はPOS端末の取扱いのわかる者がPOS端末の状態を確認した後、手作業によりPOS端末を正常な状態へと戻していた。
なお、装置台数が増えてもリソースを追加することがなく、また装置の製造元がまちまちであっても単一のシステムでネットワーク上の装置の遠隔監視を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−297461号公報
店主又はPOS端末の取扱いのわかる者がPOS端末の状態を確認してから正常な状態へ戻すのでは、店員から正常な状態からの変化が伝えられるまでは何も処置を行うことができない。例えば、店員がPOS端末から離れてしまっているのにドロワが開放されたままの状態となる状況が生じた場合は、その状態に店舗内の店員及び店主は気づかない。したがってPOS端末のドロワ内に収納されている金銭等が盗難にあう危険性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、POS端末の状態を上位装置で管理し、その管理の状態に予め設定された条件が発生したときにその条件に対応する処理を行うことができるPOSシステムを提供することにある。
本発明は、POS端末とネットワークを介して通信可能に接続された上位装置とからなるPOSシステムにおいて、POS端末は、取り付けられた機器に関する状態を示す状態情報を生成し、上位装置は所定のタイミング毎にネットワークを介して状態情報を取得しその取得した状態情報を管理し、POS端末に取り付けられた機器の状態が予め設定された条件となると予め設定された処理を行うものである。
本発明によると、POS端末の状態を上位装置で管理し、その管理の状態に予め設定された条件が発生したときにその条件に対応する処理を行うことができるPOSシステムを提供できる。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
先ず第1の実施の形態について述べる。図1は、第1の実施の形態におけるネットワーク構成を概略的に示す図である。このネットワークは、例えば、コンビニエンスストア等の店舗に設けられるものであり、POS端末1,2とその上位装置であるストアコンピュータ3がLAN4を介して接続されている。
図2は、ストアコンピュータ3の要部構成を示すブロック図である。図2に示すように、ストアコンピュータ3は、制御部本体を構成するCPU11に、プログラム等を格納したROM12、各種の情報や後述するドロワ管理テーブルT1を記憶するRAM13、現在の日時を計時する時計部14、LANコントローラ15、キーボードコントローラ16、ディスプレイコントローラ17、各種制御プログラムや各種データを記憶するHDD(ハード・ディスク・ドライブ)コントローラ18等をバス接続してなる制御回路を内蔵している。
そして、LANコントローラ15にLAN4を接続し、キーボードコントローラ16にキーボード19を接続し、ディスプレイコントローラ17にディスプレイ20を接続し、HDDコントローラ18にHDD21を接続している。
LANコントローラ14は、LAN4を通じて行なう通信を制御する。キーボードコントローラ16は、キーボード19から操作されたキーに対応するキー信号を取り込みCPU11に知らせる。ディスプレイコントローラ17は必要な情報をディスプレイ20に表示させる。HDDコントローラ18は、HDD21に情報を記憶し、また、必要に応じてHDD21に記憶した情報や制御プログラムを読み出す。
図3はRAM13に記憶されるドロワ管理テーブルT1を示す図である。ドロワ管理テーブルT1はLAN4に接続されたPOS端末1,2のドロワが開放された状態であるか否かを管理するために用いるテーブルである。図3に示すように、ドロワが開放されているPOS端末のPOS端末名とそのPOS端末がドロワを開放した時間が関連付けられて記憶される。
HDD21に記憶される制御プログラムは、LAN4に接続されたPOS端末1,2に入力された商品販売データ等を管理するための制御プログラム、SNMP(シンプル・ネットワーク・マネジメント・プロトコル)マネージャ制御プログラム、MIB(マネジメント・インフォーメーション・ベース)情報に基づいて予め設定された処理を行うための制御プログラムなどである。これらの制御プログラムがCPU11によってRAM13に読み出されて実行されることにより、ストアコンピュータ3は、POS端末1,2を管理する機能、管理手段であるSNMPマネージャ機能、MIB情報に基づいて予め設定された処理を行う機能等を実現することができる。
SNMPは、ネットワーク管理システムを構成するためのプロトコルであり、MIB情報は、SNMPマネージャ機能によって管理されるPOS端末1,2の管理情報である。HDD21には、LAN4に接続されたPOS端末1,2毎にMIB情報を管理するMIB情報管理テーブルT2が記憶される。図4は、MIB情報管理テーブルT2を概略的に示す図である。この第1の実施の形態では、MIB情報は各種管理情報に加え、各POS端末1,2に設けられたドロワが収納されているか否かを示すドロワセンサの状態を示す情報が含まれるように定義している。図5は、MIB情報のうちのドロワセンサの状態を示すドロワ検出テーブルT3を示す図である。図5のドロワ検出テーブルT3が示すように、POS端末に取り付けられた機器であるドロワは、ドロワセンサにより開放(ドロワを検出できない)状態であるか、閉じられた(ドロワを検出している)状態であるかが「状態」の項目の状態フラグにより管理される。状態のフラグは、「0」のときにドロワが開放された状態を示し、「1」のときにドロワが閉じられた状態を示している。
図6は、POS端末1の要部構成を示すブロック図である。なお、POS端末1とPOS端末2とは同様な構成をしているため、以下ではPOS端末1についてのみ説明する。
POS端末1は、制御部本体を構成するCPU31に、販売商品の登録等を行うための制御プログラム等を格納したROM32、各種の情報やテーブルを記憶するRAM33、現在の日時を計時する時計部34、I/Oポート35、LANコントローラ36、キーボードコントローラ37、タッチパネルコントローラ38、ディスプレイコントローラ39、プリンタコントローラ40、スキャナインタフェース(I/F)41、HDDコントローラ42等をバス接続してなる制御回路を内蔵している。
そして、I/Oポート35にモードスイッチ43、ドロワ開放装置44、ドロワセンサ45、ロールエンドセンサ46を接続し、LANコントローラ36にLAN4を接続し、キーボードコントローラ37にキーボード47を接続し、タッチパネルコントローラ38にタッチパネルセンサ48とディスプレイ部49とを接続し、ディスプレイコントローラ39に客用のディスプレイ50を接続し、プリンタコントローラ40にプリンタ51を接続し、スキャナインタフェース(I/F)41にバーコードを読取るスキャナ52、HDDコントローラ42に各種制御プログラム、各種データ、テーブルを記憶するHDD53を接続している。
モードスイッチ43は各種業務モードを選択するためのスイッチであり、ドロワ開放装置44はドロワを開放するための装置であり、ドロワセンサ45はドロワを検出するセンサであり、ロールエンドセンサ46はプリンタ51内のレシートを発行するためのロール紙のロールエンドを検出するセンサである。
ドロワセンサ45は、例えばドロワがドロワ開放装置44により開放されているときはドロワを検出しないように、ドロワが閉じられているときはドロワを検出するように配置された発光素子と受光素子とからなるセンサで構成される。ロールエンドセンサ46は、プリンタ51内のロール紙近傍に設けられており、具体的にはロール紙のロールエンド部分の一部に印刷された印刷部分(例えばピンク色)を検出するものである。ロールエンドセンサ46は、ロール紙方向へ投光し、その反射光に基づいてロールエンドを検出する。なおロールエンドセンサ46によるロールエンドを検出する構成は、後述する第2の実施の形態で用いるものでありこの第1の実施の形態では必須の構成ではない。
LANコントローラ36は、LAN4を通じて行なう通信を制御する。タッチパネルコントローラ38は、CPU31からの指令によりディスプレイ部49に販売商品等の登録に関する各種の画面を選択的に表示させるとともに、タッチパネルセンサ48の信号を取り込みタッチ位置座標を求めてCPU31に知らせる。ディスプレイコントローラ39は、客にとって必要な情報をディスプレイ50に表示させる。
プリンタコントローラ40は、プリンタ51によるレシート印字等を制御する。スキャナインタフェース(I/F)41は、スキャナ52にてスキャニングされたバーコード情報を入力する。HDDコントローラ42は、HDD53に情報を記憶し、また、必要に応じてHDD53に記憶した制御プログラム、各種データ、テーブルを読み出す。
HDD53に記憶される制御プログラムは、販売する商品の登録を行うための制御プログラム、SNMPエージェント制御プログラム等である。これらの制御プログラムがCPU31によってRAM33に読み出されて実行されることにより、POS端末1は、販売する商品を登録する機能、状態情報生成手段であるSNMPエージェント機能等を実現することができる。
POS端末1は、SNMPエージェント機能が実現されることにより、ドロワセンサ45によるドロワの検出情報を含むMIB情報を生成する。MIB情報のうちドロワセンサ45の検出状態を示すドロワ検出テーブルは、上述した図5と同様であるため図示及び説明を省略する。
次に、ストアコンピュータ3がMIB情報を取得してMIB情報を管理し、そのMIB情報が予め設定された条件となると実行する処理について説明する。図7はMIB情報を取得して管理する処理を示すフローチャートであり、図8はMIB情報に応じて実行する処理を示すサブフローチャートである。なお、この第1の実施の形態では、予め設定された条件はドロワセンサ45の検出情報に応じたものであり、予め設定された処理はドロワの開放が業務に不自然なほど開放されている状態を検出するための処理である。
先ず、図示しない電源スイッチがONされ電源が投入されると(ST11)、時計部14の計時する時間に基づいて予め定められた時間が経過したか否かが判断される(ST12)。予め定められた時間は、非常に短い時間であり、略リアルタイムでLAN4に接続されたPOS端末1,2の状態が管理できるような時間が設定される。
予め設定された時間が経過すると(ST12でYES)、各POS端末1,2から順次MIB情報が取得される(ST13)。このようMIB情報が取得されると、HDD21に記憶されるMIB情報管理テーブルT2が更新される(ST14)。そして、このように更新されたMIB情報に応じた処理がなされ(ST15)、ステップST11の処理へ戻る。すなわち、電源が投入された後、電源が切られるまでの間、ステップST12からST15の処理が繰り返されMIB情報の取得及び管理が行われる。
続いて、ステップST15における処理について図8を用いて説明する。先ず、HDD21に記憶されたMIB情報管理テーブルT2に基づいて、ドロワの状態をサーチする。具体的には、MIB情報に含まれるドロワ検出テーブルT3の状態の項目の状態フラグが「0」となっているPOS端末があるかがサーチされる(ST21)。このサーチ結果に基づいて状態フラグが「0」となっているPOS端末名が取得される(ST22)。そして、取得されたPOS端末名とドロワ管理テーブルT1内に記憶されているPOS端末名とが比較される(ST23)。
この比較結果に基づいて、ドロワ管理テーブルT1にのみ記憶されているPOS端末名があるか否かが判断される(ST24)。この判断によりドロワ管理テーブルT1内にのみ記憶されているPOS端末名があると判断された場合は(ST24でYES)、そのPOS端末名及びそのPOS端末名に関連付けられた時間がドロワ管理テーブルT1から削除される(ST25)。すなわち、ドロワ管理テーブルT1にのみPOS端末名が記憶されているPOS端末は、前回のMIB情報の取得時に開放されていたドロワが今回のMIB情報の取得時は閉じられたことになるため、管理の対象から除外される。
このようにPOS端末名及び時間がドロワ管理テーブルT1から削除されたとき(ST25)、または、ドロワ管理テーブルT1にのみ記憶されているPOS端末名がないと判断されたときは(ST24でNO)、ステップST22で取得された状態フラグが「0」となっているPOS端末のPOS端末名が1つ選択される(ST26)。そして、選択されたPOS端末のPOS端末名がドロワ管理テーブルT1内に記憶されているか否かが判断される(ST27)。ドロワ管理テーブルT1内に記憶されていないと判断されると(ST27でNO)、選択されたPOS端末名がドロワ管理テーブルT1に記憶され(ST28)、そのPOS端末名と関連付けられて時計部14から取得した時間が記憶される(ST29)。すなわち、今回のMIB情報の取得により新たにドロワが開放されていることが検出されたPOS端末のPOS端末名及びそのPOS端末名を取得した時間がドロワ管理テーブルT1に記憶される。
一方、選択されたPOS端末名がドロワ管理テーブルT1内に記憶されていると判断された場合には(ST27でYES)、設定時間が経過しているか否かが判断される(ST30)。設定時間を経過したか否かは、ドロワ管理テーブルT1にPOS端末名と関連付けられて記憶されている時間と、時計部14で計時されている時間に基づいて判断される。ここで設定時間は、例えばストアコンピュータ3の管理者により予めHDD21内に設定された時間であり、例えば、5分のように、ドロワが開放され続けている時間が不自然と感じられる時間が設定される。この設定時間は、当該管理者により設定変更可能であり、店舗等の事情に応じて設定時間を変更する。
設定時間を経過していると判断された場合は(ST30でYES)、ディスプレイ20にメッセージが表示される(ST31)。例えば、「POS端末1のドロワが5分以上あいたままです。」というメッセージが表示される。このようにメッセージがディスプレイ20に表示されると、当該POS端末名及び時間がドロワ管理テーブルT1から削除される(ST32)。したがって、ディスプレイ20を確認した管理者等により当該POS端末のドロワが閉じられないと上記設定時間(例えば5分)が経過すると、再び当該メッセージがディスプレイ20に表示されることになる。
このようにメッセージがディスプレイ20に表示されたとき(ST32)、設定時間を経過していないと判断された場合(ST30でNO)、又は新たにPOS端末名及び時間が記憶されたときは(ST28,ST29)、ステップST26で選択するPOS端末名が終了したか否かが判断される(ST33)。選択するPOS端末名が終了したと判断されなければ(ST33でNO)、ステップST26へ戻りPOS端末名が新たに1つ選択され(ST26)、上述のステップST27からST32の処理が繰り返され、選択するPOS端末名が終了したと判断されると(ST33でYES)、処理が終了される。
この第1の実施の形態によると、ストアコンピュータ3及びPOS端末1,2に電源が投入されることにより、ストアコンピュータ3のSNMPマネージャ機能、POS端末1,2のSNMPエージェント機能が実行され、POS端末1,2で生成されるMIB情報が略リアルタイムにストアコンピュータ3に取得される。このMIB情報には、各POS端末1,2内のドロワセンサ45のドロワの検出の状態を示す情報が含まれており、ストアコンピュータ3では、LAN4に接続されたPOS端末1,2のドロワが開放状態にあるか、閉じられた状態にあるのかを略リアルタイムで管理できる。
そして、LAN4に接続されたPOS端末1,2例えば、POS端末1のドロワが設定時間を経過して開放された状態にある場合には、POS端末1のドロワが設定時間以上開放されていることを示すメッセージがストアコンピュータ3のディスプレイ20に表示される。
したがって、ストアコンピュータ3の管理者である店主は、このディスプレイ20に表示されたメッセージを確認することにより、POS端末1のドロワが設定時間以上開放されている状態であるのかを確認しに行くことができる。すなわち、LAN4に接続されたPOS端末1,2のドロワが不自然なほど長時間開放されている場合にはディスプレイ20に表示されるメッセージによって警告を受けることができ、店主はディスプレイ20に表示されたメッセージが示すPOS端末のドロワが長時間開放されている状態に対してドロワを閉じる等の処置を行うことが可能となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について述べる。なお、前述した第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明は省略する。
図9は、第2の実施の形態のネットワーク構成を概略的に示す図である。店舗内の構成は、第1の実施の形態と同様であるが、店舗内のLAN4は、図示しないルータ、インターネット5を介してコンピュータ6と接続されている。コンピュータ6は、レシートの印字に用いるロール紙の発注を行う業者の店舗に設置されているものである。この第2の実施の形態のPOSシステムは、予め設定された条件はレシートに用いられるロール紙の状態に関する情報に応じたものであり、予め設定された処理は店舗内の各POS端末1,2のロール紙の状態を管理し、所定数のロール紙が使用されたときに、在庫のロール紙を補充するために上記業者にロール紙の発注を自動で行うための処理である。
図10は、ロール紙のロールエンドの状態を示すロールエンドテーブルT4である。このロールエンドテーブルT4は、POS端末1のRAM33に生成されるMIB情報に含まれる。ロール紙がロールエンドであるか否かは図10に示すように、ロールエンドテーブルT4の「状態」の項目の状態フラグに基づいて検出される。ロールエンドセンサ46がロールエンド(ロールエンド部分に印刷されたピンク色の印刷)を検出しているときは状態フラグが「1」となり、ロールエンドを検出していないときは状態フラグが「0」となる。したがって、ロール紙がセットされたときはロールエンドセンサ46の信号に基づいて状態フラグが「0」となり、そのロール紙がレシートの印字に用いられロールエンドとなると、ピンク色の印刷部分を検出しロールエンドセンサ46の信号に基づいて状態フラグが「1」となる。
図11は、ストアコンピュータ3のHDD53に記憶されるLAN4に接続されたPOS端末1,2内のプリンタ内のロール紙を管理するためのロール紙管理テーブルT5の一例を示す図である。図11に示すように、ロール紙管理テーブルT5は、MIB情報に含まれるロールエンドテーブルT4の「状態」の項目の状態フラグに基づいてPOS端末名とそのロールエンドを検出した時間をテーブル番号1から20まで記憶できるようになっている。
続いて、ストアコンピュータ3がMIB情報に含まれるロールエンドテーブルT4に基づいて、ロール紙を業者に発注する処理について説明する。図12は、上記ステップST15の処理を示すサブフローチャートである。
先ず、更新された各POS端末1,2のMIB情報に含まれるロールエンドテーブルT4に基づいて、新たにロールエンドを検出したPOS端末があるかが判断される(ST41)。新しくロールエンドが検出されたかは、更新されたMIB情報に含まれるロールエンドテーブルT4の状態フラグが「1」となっているPOS端末のPOS端末名と、ロール紙管理テーブルT5に記憶されているPOS端末名及び取得時間に基づいて判断される。例えば、ロールエンドテーブルT4の状態フラグが「1」となっているPOS端末のPOS端末名のうち、ロール紙管理テーブルT5に記憶されていないPOS端末名は新たに検出したPOS端末名と判断される。また、ロールエンドテーブルT4の状態フラグが「1」となっているPOS端末のPOS端末名のうち、ロール紙管理テーブルT5にPOS端末名が記憶されていてもそのPOS端末名を記憶した時間が所定時間を経過している場合は新たに検出したPOS端末名と判断される。所定時間は、例えばロール紙を交換するために十分な時間、かつ、そのPOS端末にセットされた新たなロール紙のロールエンドの検出が予想される時間より短い時間を設定しておく。
新たにロールエンドを検出していないと判断されると(ST41でNO)、処理は終了され、新たにロールエンドを検出したと判断されると(ST41でYES)、当該新たにロールエンドを検出したPOS端末のPOS端末名がロール紙管理テーブルT5の末尾のテーブル番号に記憶され(ST42)、そのときの時間が時計部14から取得されその取得時間が、当該POS端末名を記憶したテーブル番号と同じテーブル番号の記憶時間のエリアに記憶される(ST43)。
新たにロールエンドを検出したPOS端末名及び取得時間をロール紙管理テーブルT5に記憶すると(ST42,ST43)、ロール紙管理テーブルT5に記憶されたPOS端末名が20以上か否かが判断される(ST44)。例えば、上記新たにロールエンドを検出したPOS端末名を記憶したロール紙管理テーブルT5のテーブル番号が20か否かにより判断される。
ロール紙管理テーブルT5のPOS端末名が20以上でないと判断されると(ST44でNO)、処理が終了される。一方、20以上であると判断されると(ST44でYES)、コンピュータ6に対してロール紙を自動発注するための電子メールが作成される(ST45)。例えば、予め発注先として登録されている業者(コンピュータ6のアドレス)を送信先とするとともに予め設定してある定型文(例えば、「注文 ロール紙20個、○○店 担当××」)を本文とする電子メールを作成する。なお、電子メールを自動的に作成する処理については従来よりあるものと同様であるため詳細な説明を省略する。
このように電子メールが作成された後、その作成された電子メールが送信される(ST46)。そして、ロール紙管理テーブルT5に記憶されたPOS端末名及び時間は全てクリアされる(ST47)。
この第2の実施の形態によると、ストアコンピュータ3は、MIB情報に含まれるロールエンド管理テーブルT4の状態フラグ及びロール紙管理テーブルT5に基づいて、ロールエンドを検出したPOS端末の数を管理することができる。
このように新たにロールエンドが検出されたPOS端末のプリンタ51内のロール紙は、POS端末の店員等により在庫として用意されている新品のロール紙と交換される。したがって、ロールエンドが検出されるごとに在庫のロール紙が減っていく。しかしながら、ロール紙管理テーブルT5に記憶されるPOS端末名が所定数以上となると、業者に設置されたコンピュータ6に所定数のロール紙(例えば20個)の自動発注を電子メールにより行うことができる。そして、この電子メールが業者により確認されることにより、所定数のロール紙が業者により店舗に届けられる。
したがって、POS端末1,2とストアコンピュータ3からなるPOSシステムが設けられた店舗においては、ロール紙が在庫切れとなりPOS端末の商品登録業務等が停滞することを防止することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化でき、また、実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を変形できるものである。
本発明の第1の実施の形態におけるネットワーク構成を概略的に示す図。 同実施の形態における上位装置の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態におけるドロワ管理テーブルを示す図。 同実施の形態におけるMIB情報管理テーブルを示す図。 同実施の形態におけるMIB情報のうちのドロワセンサの検出状態を示すテーブル。 同実施の形態におけるPOS端末の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態におけるMIB情報を取得して管理する処理を示すフローチャート。 同実施の形態におけるMIB情報に基づいて実行する処理の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施の形態におけるネットワーク構成を概略的に示す図。 同実施の形態におけるMIB情報のうちのロールエンドセンサの検出状態を示すテーブル。 同実施の形態におけるロール紙管理テーブルを示す図。 同実施の形態におけるMIB情報に基づいて実行する処理の一例を示すフローチャート。
符号の説明
1,2…POS端末,3…ストアコンピュータ,4…LAN,11…CPU,12…ROM,13…RAM,21…HDD,31…CPU,32…ROM,33…RAM,53…HDD,T1…ドロワ管理テーブル,T2…MIB情報管理テーブル,T3…ドロワ検出テーブル,T4…ロールエンドテーブル,T5…ロール紙管理テーブル

Claims (1)

  1. POS端末とネットワークを介して通信可能に接続された上位装置とからなるPOSシステムにおいて、
    前記POS端末は、取り付けられた機器に関する状態を示す状態情報を生成する状態情報生成手段を具備し、
    前記上位装置は、所定のタイミング毎に前記ネットワークを介して前記状態情報を取得しその取得した状態情報を管理する管理手段と、この管理手段で管理する前記POS端末に取り付けられた機器の状態が予め設定された条件となると予め設定された処理を行う処理手段とを具備することを特徴とするPOSシステム。
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