JP2003084888A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2003084888A JP2001272423A JP2001272423A JP2003084888A JP 2003084888 A JP2003084888 A JP 2003084888A JP 2001272423 A JP2001272423 A JP 2001272423A JP 2001272423 A JP2001272423 A JP 2001272423A JP 2003084888 A JP2003084888 A JP 2003084888A
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Webブラウザを搭載する携帯端末におい
て、視認性および操作性を確保し、かつ消費電力の増加
を抑える表示部および操作部の照明の点灯制御を行う携
帯端末を提供する。 【解決手段】 操作部のキー操作イベント(ステップA
1)だけでなく、ブラウザイベント(ステップA7)に
よっても、表示部照明および操作部照明を点灯する(ス
テップA2)。操作部のキー操作イベントあるいはブラ
ウザイベントから一定時間が経過すると、表示部照明お
よび操作部照明を消灯する(ステップA5)。ブラウザ
通信特有の表示の停滞によって、表示部照明および操作
部照明を消灯しても、ブラウザイベントによってそれら
を点灯するので、視認性および操作性を確保できる。ま
た視認性および操作性を確保するために点灯時間を長く
設定する必要がなく、消費電力の増加を抑えることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Webブラウザを
搭載する携帯端末に関し、詳しくは、視認性、操作性お
よび省電力性を考慮した、表示部および操作部の照明の
点灯制御を行う携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯端末の表示部および操作部に対する
照明の点灯制御方式であって、視認性および操作性を高
めつつ、消費電力を抑える方式には、以下の(1)〜
(3)のような方式がある。
【0003】(1)時刻によって、昼間か、夜間かを判
断する。操作部の操作に対する照明の点灯制御を、照度
が充分な昼間は行わず、照度が不足する夜間のみ行うこ
とで、無駄な照明の点灯をなくす。
【0004】(2)照度センサによって、周囲の明るさ
を判定する。操作部の操作に対する照明の点灯制御を、
表示が見難いと判断された場合のみ行うことで、無駄な
照明の点灯をなくす。
【0005】(3)電話帳登録など、キー操作の間隔が
長くなる傾向の動作モードを識別し、そのモードにおい
ては、照明の点灯のトリガとなった操作が行われてから
一定時間が経過しても、照明の消灯を行わない。あるい
は、そのモードにおいては、照明の消灯までの点灯時間
を、それ以外のモードの点灯時間より長くして、照明が
途切れ難くなるようにする。特に、暗所での電話帳入力
などにおける、視認性および操作性の向上を図り、かつ
それ以外における無駄な照明の点灯をなくすことで、消
費電力を節約する。これと同様の点灯制御方式は、特開
平11−275202号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の(1)〜(3)
の点灯制御方式は、音声通信が主体だった時代の携帯電
話端末、またはPDA(Personal Digital Assistant
s)の前身である電子手帳などの携帯端末の実状に鑑み
て発明された方式であり、近年のように、表示部にカラ
ー液晶を採用したり、Webブラウザを搭載する携帯端
末では、必ずしもこれらの方式が効果を示すとは限らな
くなっている。理由は以下に挙げる。
【0007】一般的なSTN(Super Twisted Nemati
c)カラー液晶などでは、原理的に、カラーフィルタに
よる特定スペクトルの吸収または透過によって光の3原
色を得ている。このためSTNカラー液晶などは、カラ
ーフィルタのないモノクロの液晶と比べて、光の利用効
率は低くなる。光の利用効率が低いということは、表示
部の照明として、従来のモノクロ液晶の照明よりも強力
な照明が必要となる。したがってSTNカラー液晶など
は、照明の点灯にかかる消費電力が、点灯を必要とする
時間が増えた以上に増大しており、内蔵電池による稼動
時間が減少するという問題を有する。
【0008】またSTNカラー液晶などは、3原色を受
け持つ複数素子の表示比率から多色表示を得ているの
で、画素当りの開口率が低くなる。このためSTNカラ
ー液晶などは、充分な表示品質を得るために、表示部の
照明を必要とする場合が多くなる。したがって上述の
(1)または(2)の方式のように、時刻または周囲の
照度から、操作部の操作に対する照明の点灯の有無を切
換える方式では、照明の非点灯を選択できる機会が減
り、省電力効果は小さくなる。
【0009】Webブラウザを搭載する携帯端末による
ブラウザ通信では、表示部に表示される情報の、ユーザ
にとっての重要度はまちまちであり、操作部の操作の直
後に表示されている情報が必要な情報であるとは限らな
い。たとえば、ブラウザ通信を開始するときのISP
(Internet Service Provider)とのネゴシエーション
実行中とか、接続サイトレスポンス待ち、ページデータ
ロード完了待ち、画像ファイル展開処理中またはファイ
ルダウンロード中などの状況では、前駆操作としてリン
ク選択または接続指定操作が直前に行われるケースが多
いが、表示部の表示は、状態が進行中であることを示す
のみであり、ユーザに対する情報としては重要性が低
い。しかもこの表示状態は、接続先のサイトの負荷状況
または網の状況によって異なり、数十秒以上に及ぶこと
もある。したがって上述の(3)の方式のように、操作
部の操作をトリガとして照明を点灯しても、必ずしもユ
ーザにとって必要な情報の表示に対して照明が点灯され
ているとは限らない。
【0010】逆にユーザにとって確実に重要な情報が発
生したときに、表示部の照明を点灯しておくには、操作
部の操作で点灯してから、操作が途切れて照明を消灯す
るまでの時間を長く設定することで対応は可能である。
この場合、点灯時間が延びる分だけ消費電力は増大し、
内蔵電池の持続時間に悪影響が出るという問題がある。
ブラウザ通信中にユーザが注目しがちな重要なイベント
として、ISPとのネゴシエーション完了、ブラウザの
ページロード完了、画像イメージの展開表示完了、ファ
イルのダウンロード完了、およびこれらの完了待ちタイ
マのタイムアウトなどがある。以後、これらをブラウザ
イベントと称する。
【0011】上述の(1)〜(3)の方式では、いずれ
も表示部および操作部の照明に対して同一の制御を行っ
ているので、ブラウザ通信において、以下の問題があ
る。
【0012】一般に、ブラウザ通信時に多用されるキー
は、画面スクロールおよびページキャッシュ間の移動の
ための方向キー、別ページまたは別データへのリンク
(アンカ)選択のための選択キーであり、文字(数字)
キーは余り多用されない。数字キー押下によるリンク選
択機能(ダイレクトキーアクセスと呼ばれる)は、端末
側に用意されているケースが多いが、コンテンツ側(サ
イトのページデータ)としてダイレクトキーを用意して
いるケースは、一部のポータルサイトを除き余りない。
これは、数字キー押下によってそのリンクを迅速に選択
可能ではあるが、そのキーが何処を指しているのかペー
ジ毎に異なっていては、各ダイレクトキーが何を指して
いるのか表示させなければ用を成さないので、頻繁に利
用される項目についてのみ設定されている場合がほとん
どだからである。またその場合でも、直接そのリンクを
選択してもそのリンク先へのアクセスは可能であるの
で、ブラウザ通信中の数字キーの重要性は低い。それに
も拘わらず、表示部と同様に、方向キーなどの操作の都
度、操作部の照明を点灯するのは、無駄な照明であり、
不要に電池を消耗させて携帯端末の動作時間を縮めてい
るという問題がある。
【0013】本発明の目的は、Webブラウザを搭載す
る携帯端末において、視認性および操作性を確保し、か
つ消費電力の増加を抑える表示部および操作部の照明の
点灯制御を行う携帯端末を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブラウザ通信
機能を搭載している携帯端末において、表示画面を有す
る表示部、および表示部の照明である表示部照明を有す
る表示手段と、複数のキーを有し、ユーザが操作を行う
操作部、および操作部の照明である操作部照明を有する
操作手段と、ブラウザ通信中にユーザが注目するイベン
トであるブラウザイベントが予め設定され、ブラウザ通
信中に、前記ブラウザイベント、または操作部の操作が
一定時間発生しないとき、表示部照明を消灯させ、前記
ブラウザイベントが発生したとき、または操作部が操作
されたとき、表示部照明を一定時間点灯させる制御手段
とを有することを特徴とする携帯端末である。
【0015】本発明に従えば、制御手段は、操作部が操
作されたときだけでなく、ブラウザ通信中にユーザが注
目するイベントであるブラウザイベントが発生したとき
にも、表示部照明を点灯させるので、ブラウザ通信時の
視認性を向上させることができる。
【0016】また本発明は、前記制御手段は、ブラウザ
通信中の前記ブラウザイベントの発生による表示部照明
の点灯時間を、操作部の操作による表示部照明の点灯時
間とは別に任意に設定可能であることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、制御手段は、ブラウザイ
ベントの発生、あるいは操作部の操作による表示部照明
の点灯時間を、それぞれ任意に設定可能であるので、ユ
ーザの要望に即した照明の点灯制御を実現できる。
【0018】また本発明は、前記制御手段は、ブラウザ
通信中に、前記ブラウザイベントが発生したとき、また
は操作部のキーの中で、ブラウザ通信に使用するキーが
操作されたときは、表示部照明のみ点灯させ、前記ブラ
ウザ通信に使用するキー以外のキーが操作されたとき
は、操作部照明および表示部照明の両方を点灯させるこ
とを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、制御手段は、ブラウザ通
信中に、ブラウザイベントが発生したとき、またはブラ
ウザ通信に使用するキーが操作されたときは、表示部照
明のみ点灯させるので、無駄な照明の点灯がなく、ブラ
ウザ通信時の視認性および操作性を確保しつつ、消費電
力を低減することができる。
【0020】また本発明は、前記制御手段は、ブラウザ
通信中に、前記ブラウザイベントが発生したとき、また
は操作部のキーの中で、ブラウザ通信に使用するキーが
操作されたときは、表示部照明のみ点灯させ、前記ブラ
ウザ通信に使用するキー以外のキーが操作されたとき
は、操作部照明および表示部照明の両方を点灯させ、ブ
ラウザ通信に使用するキーの操作による表示部照明の点
灯時間を、前記ブラウザ通信に使用するキー以外のキー
の操作による表示部照明および操作部照明の点灯時間と
は別に任意に設定可能であることを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、制御手段は、操作された
キーに応じて、表示部照明のみ、あるいは表示部照明お
よび操作部照明の両方を点灯し、かつその点灯時間を任
意に設定可能であるので、ブラウザ通信時の消費電力を
低減するとともに、ユーザの要望に即した点灯制御を実
現でき、視認性および操作性を向上させることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照しながら説明する。以下の実施形態では、近年普
及の目覚ましい、Webブラウザを搭載する携帯電話端
末への適用例を示すが、本発明は、Webブラウザを搭
載し、それによる通信機能を持つ携帯端末であれば何で
もよく、特に携帯電話端末に限定しない。
【0023】図1は、携帯電話端末1の概略のブロック
図である。携帯電話端末1は、アンテナ11、無線部1
2、受話器13、送話器14、制御部15、タイマ1
7、表示部18、表示部照明19、操作部20、操作部
照明21およびバッテリ22を備える。
【0024】アンテナ11は、基地局との通信を行うた
めに、通信電波の送受信を行う。無線部12は、アンテ
ナ11で捉えた受信電波の復調および復号化と、基地局
へ送信する電波の変調および符号化とを行う。受話器1
3は、無線部12で復号化された音声信号を可聴音に変
換する。送話器14は、ユーザ側から入力された音声を
電気信号に変換し、無線部12に送る。表示部18は、
通話時間、電話番号、ブラウザ通信時は受信した内容な
どを表示する。表示部照明19は、表示内容の視認性を
確保するために表示部18を照らす。操作部20は、複
数のキーを有し、ブラウザ通信または音声通信の際に操
作される。操作部照明21は、ユーザが暗所でも操作部
20を間違えずに操作できるように、操作部20を照ら
す。バッテリ22は、二次電池あるいは一次電池を以
て、携帯電話端末1の電力消費をまかなう。
【0025】制御部15は、携帯電話端末1の無線部1
2、受話器13、送話器14、表示部18、表示部照明
19、操作部20および操作部照明21を制御する。ま
た制御部15は、ブラウザ通信などの場合の通信手順お
よびデータの解析処理なども行う。タイマ17は、制御
部15に内包されたカウント式タイマであり、設定され
た値に比例した時間が経過すると、制御部15内にタイ
ムアウトイベントを上げる。
【0026】図2は、本発明の第1の実施形態である携
帯電話端末1の制御部15の処理フローである。本実施
形態において、表示部照明19および操作部照明21
は、1つの照明で兼用されていてもよい。また表示部照
明19および操作部照明21は、別々の照明であって、
共通の制御線で制御部15によって制御されていてもよ
い。
【0027】ブラウザイベントによっても、表示部照明
19および操作部照明21の点灯以降の処理が行われる
こと以外は、一般的な携帯電話端末または電子機器で行
われている一般的な点灯制御と同様である。
【0028】ユーザが操作部20を操作することによっ
て、操作部20からキー操作イベントが入る(ステップ
A1)。操作部20からのキー操作イベントを受理した
制御部15は、表示部照明19および操作部照明21を
点灯する(ステップA2)。これと同時に、制御部15
は、点灯時間に相当する値をタイマ17に設定し(ステ
ップA3)、タイマ17を起動する。
【0029】制御部15は、単位時間ごとに、タイマ1
7が満了しているかどうかの判断を行う(ステップA
4)。タイマ17が満了していない場合、制御部15
は、単位時間後に再び同様の判断を行う。タイマ17が
満了すると、制御部15内ではタイムアウトイベントが
発生する。このとき制御部15は、表示部照明19およ
び操作部照明21を消灯し(ステップA5)、点灯制御
を終了する(ステップA6)。
【0030】タイマ17の機能は、上述のような単位時
間の繰り返し処理によるソフトタイマで実現してもよい
し、制御部15に内蔵されたハードウェアタイマで実現
してもよい。ハードウェアタイマで実装した場合は、そ
のタイムアウトイベントを以てステップA4の判断処理
におけるYes分岐と等価となる。
【0031】タイマ17は、新たな操作部20からのキ
ー操作イベントが入ってこなければ、一定の時間で満了
する。タイマ17が満了する前に、新たな操作部20か
らのキー操作イベントが入ってきた場合、制御部15
は、表示部照明19および操作部照明21の点灯制御を
行うが、すでにそれらを点灯しているので、点灯制御
は、単に点灯の継続となる。そして制御部15は、新た
に点灯時間に相当する値をタイマ17に設定し、タイマ
17を起動する。これによって、ある間隔内で、ユーザ
が操作部20を操作し続ける限りにおいては、表示部照
明19および操作部照明21の点灯制御は繰返され、操
作性および視認性が保証される。
【0032】本実施形態では、操作部20からのキー操
作イベントだけでなく、ブラウザイベントによっても、
表示部照明19および操作部照明21の点灯制御を行
う。
【0033】制御部15は、ブラウザ通信の開始時のI
SPとのネゴシエーション完了、ブラウザのページロー
ド完了、画像イメージの展開表示完了またはファイルの
ダウンロード完了などのブラウザイベントの発生を判断
し、処理する(ステップA7)。そして制御部15は、
表示部照明19および操作部照明21を点灯し(ステッ
プA2)、タイマ17に点灯時間に相当する値を設定し
(ステップA3)、タイマ17を起動する。
【0034】すでにタイマ17のタイムアウトで、表示
部照明19および操作部照明21が消灯されていた場合
には、表示部照明19および操作部照明21の点灯によ
って、ユーザに通信状態に進展があったことの注意を喚
起でき、また次の通信の進行状況を視認性を確保した状
態で表示できる。またISPとのネゴシエーションが比
較的早く完了し、タイマ17が満了前の状態であれば、
表示部照明19および操作部照明21の消灯前に、新た
に点灯時間に相当する値がタイマ17に設定される。し
たがって表示部18は、表示部照明19によって視認性
を確保したまま、通信状態の進展を表示できる。
【0035】表示部照明19および操作部照明21の点
灯制御を、操作部20の操作のみによって行い、かつ本
実施形態と同様の視認性を与えようとすると、タイマ1
7の設定値を大きくとって点灯時間を長くし、通信状態
の進捗に拘わらず、表示部18の視認性を保つようにす
るしかない。通信状態の停滞時間は数十秒の長さになる
ため、その時間に相当する値をタイマ17の設定値にと
ると、ブラウザ接続の間中、表示部照明19および操作
部照明21を点灯している状態になりかねない。この場
合、照明のための電力が浪費され、携帯電話端末1の稼
動時間を著しく縮めてしまう。本実施形態は、ブラウザ
通信特有の表示の停滞に配慮した照明の点灯制御を行い
ながら、消費電力の低減も実現している。
【0036】図3は、本発明の第2の実施形態である携
帯電話端末1の制御部15の処理フローである。
【0037】ユーザが操作部20を操作することによっ
て、操作部20からキー操作イベントが入る(ステップ
B1)。操作部20からのキー操作イベントを受理した
制御部15は、ブラウザ通信中かどうかの判断を行う
(ステップB2)。ブラウザ通信中でない場合、一般の
携帯電話端末と同様に、制御部15は、表示部照明19
および操作部照明21を点灯する(ステップB5)。こ
れと同時に、制御部15は、点灯時間に相当する値をタ
イマ17に設定し(ステップB6)、タイマ17を起動
する。
【0038】制御部15は、単位時間ごとに、タイマ1
7が満了しているかどうかの判断を行う(ステップB
7)。タイマ17が満了していない場合、制御部15
は、単位時間後に再び同様の判断を行う。タイマ17が
満了すると、制御部15内ではタイムアウトイベントが
発生する。このとき制御部15は、表示部照明19およ
び操作部照明21を消灯し(ステップB8)、点灯制御
を終了する(ステップB9)。
【0039】タイマ17の機能は、上述のような単位時
間の繰り返し処理によるソフトタイマで実現してもよい
し、制御部15に内蔵されたハードウェアタイマで実現
してもよい。ハードウェアタイマで実装した場合は、そ
のタイムアウトイベントを以てステップB7の判断処理
におけるYes分岐と等価となる。
【0040】タイマ17は、新たな操作部20からのキ
ー操作イベントが入ってこなければ、一定の時間で満了
する。タイマ17が満了する前に、新たな操作部20の
キー操作イベントが入ってきた場合、制御部15は、表
示部照明19および操作部照明21の点灯制御を行う
が、すでにそれらは点灯しているので、単に点灯の継続
となる。そして制御部15は、新たに点灯時間に相当す
る値をタイマ17に設定し、タイマ17を起動する。こ
れによって、ある間隔内で操作部20の操作が続く限り
においては、表示部照明19および操作部照明21の点
灯制御が繰返され、操作性および視認性が保証される。
【0041】一般的な音声発信、音声着信または音声通
話などの場合には、このような処理でも支障はないが、
Webブラウザを搭載する携帯電話端末1においてブラ
ウザ通信を行う場合は事情が異なる。ブラウザ通信中に
おいては、コンテンツの表示、選択またはページの移動
に用いるキーなどの操作が主で、他のキーの使用頻度は
コンテンツ内のフォームに文字入力を行ったり、接続先
のURL(UniformResource Locator)を指定する場合
以外ではかなり低い。
【0042】この利用特性を利用し、さらなる省電力化
を図ったのが本実施形態である。ステップB2でブラウ
ザ通信中の場合、制御部15は、文字入力モードかどう
かの判断を行う(ステップB3)。文字入力モードの場
合、ステップB5に進む。文字入力モードでない場合、
制御部15は、ユーザに操作されたキーがブラウザ通信
において多用されるキーかどうかの判断を行う(ステッ
プB4)。ブラウサ通信で多用されるキーでない場合、
ステップB5に進む。ブラウサ通信で多用されるキーの
場合、制御部15は、表示部照明19のみ点灯させ(ス
テップB11)、ステップB6に進む。
【0043】Webブラウザを搭載する携帯電話端末1
によるブラウザ通信において多用されるキーには、比較
的狭い表示部18に多くの表示情報を表示するためにス
クロールを行ったり、リンク先の選択状態を移動させる
ための上下方向キー、キャッシュに記録された複数のペ
ージ情報の間を移動するため、もしくは横方向に収まら
ない画像などをスクロール表示するための左右方向キ
ー、ブラウザ通信の中断またはメモリ内容への記録を行
うためのブラウザメニューキー、選択表示状態になって
いるリンクを選択し、その先にあるページあるいはファ
イルを表示もしくはダウンロードするための選択キーな
どがある。選択キーは、機能キーまたはFキーと呼称さ
れることもある。これらのキーは、ブラウザ通信での利
便を優先して、他のキーより大きく、また感触で識別し
易い形状とされていることが多く、また配置位置にも多
少の規則性がある。このため、ユーザは、キー自体を目
視して表記から機能をその都度読取らなくても、たいて
いは操作できる。この点を利用したのが、ステップB4
の判断処理である。もし操作されたのがこれらのキーだ
った場合は、表示部照明19だけを点灯する(ステップ
B11)。本実施形態は、操作部照明21が必要ないと
きに、それを点灯しないことで、消費電力の増加を抑え
ている。
【0044】ただし、ステップB4の判断処理だけで
は、ブラウザ通信中における文字入力時の方向キーなど
の操作で、操作部照明21が点灯されない、もしくは操
作部照明21の点灯時間が延長されないことになる。そ
こで、ステップB3の例外判断処理を設けている。ステ
ップB3では、ブラウザ通信中であっても文字入力時の
場合は、方向キーなどの操作によっても、表示部照明1
9および操作部照明21の点灯を行うように分岐させて
いる。
【0045】本実施形態では、ブラウザイベントによっ
て、表示部照明19の点灯制御を行う。
【0046】制御部15は、ブラウザ通信の開始時のI
SPとのネゴシエーション完了、ブラウザのページロー
ド完了、画像イメージの展開表示完了またはファイルの
ダウンロード完了などのブラウザイベントの発生を判断
し、処理する(ステップB10)。この場合、表示され
る情報こそがユーザにとって重要であるので、制御部1
5は、表示部照明19のみを点灯し(ステップB1
1)、ステップB6に進む。
【0047】すでにタイマ17のタイムアウトで、表示
部照明19が消灯されていた場合には、表示部照明19
の点灯によって、ユーザに通信状態に進展があったこと
の注意を喚起でき、また次の通信の進行状況を視認性を
確保した状態で表示できる。またISPとのネゴシエー
ションが比較的早く完了し、タイマ17が満了前の状態
であれば、表示部照明19の消灯前に、新たに点灯時間
に相当する値がタイマ17に設定される。したがって表
示部18は、表示部照明19によって視認性を確保した
まま、通信状態の進展を表示できる。
【0048】表示部照明19および操作部照明21の点
灯制御を、操作部20の操作のみによって行い、かつ本
実施形態と同様の視認性を与えようとすると、タイマ1
7の設定値を大きくとって点灯時間を長くし、通信状態
の進捗に拘わらず、表示部18の視認性を保つようにす
るしかない。通信状態の停滞時間は数十秒の長さになる
ため、その時間に相当する値をタイマ17の設定値にと
ると、ブラウザ接続の間中、表示部照明19および操作
部照明21を点灯している状態になりかねない。この場
合、照明のための電力が浪費され、携帯電話端末1の稼
動時間を著しく縮めてしまう。本実施形態は、ブラウザ
通信特有の表示の停滞に配慮した照明の点灯制御を行い
ながら、消費電力の低減も実現している。
【0049】図4は、ユーザによって書き換え可能なメ
モリを有する携帯電話端末2の概略のブロック図であ
る。携帯電話端末1の構成要素に対応する携帯電話端末
2の構成要素には同じ符号を付け、説明を省略する。携
帯電話端末2は、メモリ16が制御部15に内包されて
いる以外は、携帯電話端末1と同様である。メモリ16
は、制御部15に内包される記憶領域である。メモリ1
6は、ユーザが操作部20のキー操作を行った場合の点
灯時間に相当する値である、キー操作イベント用の値を
記憶する。またメモリ16は、ブラウザイベントが発生
した場合の点灯時間に相当する値である、ブラウザイベ
ント用の値を記憶する。キー操作イベント用の値および
ブラウザイベント用の値は、ユーザによってそれぞれ任
意にメモリ16に設定することができる。
【0050】図5は、本発明の第3の実施形態である携
帯電話端末2の制御部15の処理フローである。本実施
形態において、表示部照明19および操作部照明21
は、1つの照明で兼用されていてもよい。また表示部照
明19および操作部照明21は、別々の照明であって、
共通の制御線で制御部15によって制御されていてもよ
い。
【0051】ブラウザイベントによっても、表示部照明
19および操作部照明21の点灯以降の処理が行われる
こと以外は、一般的な携帯電話端末または電子機器で行
われている一般的な点灯制御と同様である。
【0052】ユーザが操作部20を操作することによっ
て、操作部20からキー操作イベントが入る(ステップ
C1)。操作部20からのキー操作イベントを受理した
制御部15は、表示部照明19および操作部照明21を
点灯する(ステップC2)。これと同時に、制御部15
は、メモリ16に記憶されているユーザ指定のキー操作
イベント用の値をタイマ17に設定し(ステップC
3)、タイマ17を起動する。
【0053】制御部15は、単位時間ごとに、タイマ1
7が満了しているかどうかの判断を行う(ステップC
4)。タイマ17が満了していない場合、制御部15
は、単位時間後に再び同様の判断を行う。タイマ17が
満了すると、制御部15内ではタイムアウトイベントが
発生する。このとき制御部15は、表示部照明19およ
び操作部照明21を消灯し(ステップC5)、点灯制御
を終了する(ステップC6)。
【0054】タイマ17の機能は、上述のような単位時
間の繰り返し処理によるソフトタイマで実現してもよい
し、制御部15に内蔵されたハードウェアタイマで実現
してもよい。ハードウェアタイマで実装した場合は、そ
のタイムアウトイベントを以てステップC4の判断処理
におけるYes分岐と等価となる。
【0055】タイマ17は、新たな操作部20からのキ
ー操作イベントが入ってこなければ、一定の時間で満了
する。タイマ17が満了する前に、新たな操作部20か
らのキー操作イベントが入ってきた場合、制御部15
は、表示部照明19および操作部照明21の点灯制御を
行うが、すでにそれらを点灯しているので、点灯制御
は、単に点灯の継続となる。そして制御部15は、新た
にメモリ16に記憶されているユーザ指定のキー操作イ
ベント用の値をタイマ17に設定し、タイマ17を起動
する。これによって、ある間隔内で、ユーザが操作部2
0を操作し続ける限りにおいては、表示部照明19およ
び操作部照明21の点灯制御は繰返され、操作性および
視認性が保証される。
【0056】本実施形態では、操作部20からのキー操
作イベントだけでなく、ブラウザイベントによっても、
表示部照明19および操作部照明21の点灯制御を行
う。
【0057】制御部15は、ブラウザイベントの発生を
判断し、処理する(ステップC7)。そして制御部15
は、表示部照明19および操作部照明21を点灯する
(ステップC8)。ステップC8は、続くステップC9
がステップC3と異なるため、ステップC2とは別に図
示しているが、ステップC2と同一内容の処理である。
表示部照明19および操作部照明21の点灯と同時に、
制御部15は、メモリ16に記憶されているユーザ指定
のブラウザイベント用の値をタイマ17に設定し(ステ
ップC9)、タイマ17を起動する。そしてステップC
4に進む。
【0058】すでにタイマ17のタイムアウトで、表示
部照明19および操作部照明21が消灯されていた場合
には、表示部照明19および操作部照明21の点灯によ
って、ユーザに通信状態に進展があったことの注意を喚
起でき、また次の通信の進行状況を視認性を確保した状
態で表示できる。またISPとのネゴシエーションが比
較的早く完了し、タイマ17が満了前の状態であれば、
表示部照明19および操作部照明21の消灯前に、新た
にメモリ16に記憶されているユーザ指定のブラウザイ
ベント用の値がタイマ17に設定される。したがって表
示部18は、表示部照明19によって視認性を確保した
まま、通信状態の進展を表示できる。
【0059】表示部照明19および操作部照明21の点
灯制御を、操作部20の操作のみによって行い、かつ本
実施形態と同様の視認性を与えようとすると、タイマ1
7の設定値を大きくとって点灯時間を長くし、通信状態
の進捗に拘わらず、表示部18の視認性を保つようにす
るしかない。通信状態の停滞時間は数十秒の長さになる
ため、その時間に相当する値をタイマ17の設定値にと
ると、ブラウザ接続の間中、表示部照明19および操作
部照明21を点灯している状態になりかねない。この場
合、照明のための電力が浪費され、携帯電話端末2の稼
動時間を著しく縮めてしまう。
【0060】つまり本実施形態は、ブラウザ通信特有の
表示の停滞に配慮した照明の点灯制御を行いながら、消
費電力の低減も実現している。また本実施形態では、ブ
ラウザイベントが発生した場合の点灯時間を、ユーザの
嗜好および操作の傾向にあわせて柔軟に設定できること
で、より一層の操作性および視認性の向上を図ることが
できる。
【0061】図6は、本発明の第4の実施形態である携
帯電話端末2の制御部15の処理フローである。
【0062】ユーザが操作部20を操作することによっ
て、操作部20からキー操作イベントが入る(ステップ
D1)。操作部20からのキー操作イベントを受理した
制御部15は、ブラウザ通信中かどうかの判断を行う
(ステップD2)。ブラウザ通信中でない場合、一般の
携帯電話端末と同様に、制御部15は、表示部照明19
および操作部照明21を点灯する(ステップD5)。こ
れと同時に、制御部15は、メモリ16に記憶されてい
るユーザ指定のキー操作イベント用の値をタイマ17に
設定し(ステップD6)、タイマ17を起動する。
【0063】制御部15は、単位時間ごとに、タイマ1
7が満了しているかどうかの判断を行う(ステップD
7)。タイマ17が満了していない場合、制御部15
は、単位時間後に再び同様の判断を行う。タイマ17が
満了すると、制御部15内ではタイムアウトイベントが
発生する。このとき制御部15は、表示部照明19およ
び操作部照明21を消灯し(ステップD8)、点灯制御
を終了する(ステップD9)。
【0064】タイマ17の機能は、上述のような単位時
間の繰り返し処理によるソフトタイマで実現してもよい
し、制御部15に内蔵されたハードウェアタイマで実現
してもよい。ハードウェアタイマで実装した場合は、そ
のタイムアウトイベントを以てステップD7の判断処理
におけるYes分岐と等価となる。
【0065】タイマ17は、新たな操作部20からのキ
ー操作イベントが入ってこなければ、一定の時間で満了
する。タイマ17が満了する前に、新たな操作部20の
キー操作イベントが入ってきた場合、制御部15は、表
示部照明19および操作部照明21の点灯制御を行う
が、すでにそれらは点灯しているので、単に点灯の継続
となる。そして制御部15は、新たにメモリ16に記憶
されているユーザ指定のキー操作イベント用の値をタイ
マ17に設定し、タイマ17を起動する。これによっ
て、ある間隔内で操作部20の操作が続く限りにおいて
は、表示部照明19および操作部照明21の点灯制御が
繰返され、操作性および視認性が保証される。
【0066】一般的な音声発信、音声着信または音声通
話などの場合には、このような処理でも支障はないが、
Webブラウザを搭載する携帯電話端末2においてブラ
ウザ通信を行う場合は事情が異なる。ブラウザ通信中に
おいては、コンテンツの表示、選択またはページの移動
に用いるキーなどの操作が主で、他のキーの使用頻度は
コンテンツ内のフォームに文字入力を行ったり、接続先
のURLを指定する場合以外ではかなり低い。
【0067】この利用特性を利用し、さらなる省電力化
を図ったのが本実施形態である。ステップD2でブラウ
ザ通信中の場合、制御部15は、文字入力モードかどう
かの判断を行う(ステップD3)。文字入力モードの場
合、ステップD5に進む。文字入力モードでない場合、
制御部15は、ユーザに操作されたキーがブラウザ通信
において多用されるキーかどうかの判断を行う(ステッ
プD4)。ブラウサ通信で多用されるキーでない場合、
ステップD5に進む。ブラウサ通信で多用されるキーの
場合、制御部15は、表示部照明19のみを点灯する
(ステップD11)。これと同時に、制御部15は、メ
モリ16に記憶されているユーザ指定のブラウザイベン
ト用の値をタイマ17に設定し(ステップD12)、タ
イマ17を起動する。そしてステップD7に進む。
【0068】ステップD2、ステップD3およびステッ
プD4は、第2の実施形態におけるステップB2、ステ
ップB3およびステップB4と同様であるので、それら
の説明は省略する。
【0069】本実施形態では、ブラウザイベントによっ
て、表示部照明19の点灯制御を行う。
【0070】制御部15は、ブラウザイベントの発生を
判断し、処理する(ステップD10)。この場合、表示
される情報こそがユーザにとって重要であるので、制御
部15は、表示部照明19のみを点灯する(ステップD
11)。これと同時に、制御部15は、メモリ16に記
憶されているユーザ指定のブラウザイベント用の値をタ
イマ17に設定し(ステップD12)、タイマ17を起
動する。そしてステップD7に進む。
【0071】すでにタイマ17のタイムアウトで、表示
部照明19が消灯されていた場合には、表示部照明19
の点灯によって、ユーザに通信状態に進展があったこと
の注意を喚起でき、また次の通信の進行状況を視認性を
確保した状態で表示できる。またISPとのネゴシエー
ションが比較的早く完了し、タイマ17が満了前の状態
であれば、表示部照明19の消灯前に、新たにメモリ1
6に記憶されているユーザ指定のブラウザイベント用の
値がタイマ17に設定される。したがって表示部18
は、表示部照明19によって視認性を確保したまま、通
信状態の進展を表示できる。
【0072】表示部照明19および操作部照明21の点
灯制御を、操作部20の操作のみによって行い、かつ本
実施形態と同様の視認性を与えようとすると、タイマ1
7の設定値を大きくとって点灯時間を長くし、通信状態
の進捗に拘わらず、表示部18の視認性を保つようにす
るしかない。通信状態の停滞時間は数十秒の長さになる
ため、その時間に相当する値をタイマ17の設定値にと
ると、ブラウザ接続の間中、表示部照明19および操作
部照明21を点灯している状態になりかねない。この場
合、照明のための電力が浪費され、携帯電話端末2の稼
動時間を著しく縮めてしまう。
【0073】つまり本実施形態は、ブラウザ通信特有の
表示の停滞に配慮した照明の点灯制御を行いながら、消
費電力の低減も実現している。また本実施形態は、操作
部照明21が必要ないときに、それを点灯しないこと
で、消費電力の増加を抑えている。さらに本実施形態で
は、ブラウザイベントが発生した場合の点灯時間を、ユ
ーザの嗜好および操作の傾向にあわせて柔軟に設定でき
ることで、より一層の操作性および視認性の向上を図る
ことができる。
【0074】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ブラウザ
通信中にユーザが注目するイベントであるブラウザイベ
ントが発生したときに、表示部照明を点灯させて、ブラ
ウザ通信時の視認性を向上させるので、ユーザに通信状
態の進展を通知することができる。したがってブラウザ
通信中に通信状態の進展を通知するために、表示部照明
の点灯時間を長く設定する必要がなく、結果として消費
電力の増大を抑制する。
【0075】また本発明によれば、表示部照明の点灯時
間を任意に設定可能であり、ユーザの要望に即した照明
の点灯制御を実現できるので、ユーザの嗜好および操作
の傾向に適合した操作性および視認性の向上ができる。
【0076】また本発明によれば、必要な個所に絞って
照明の点灯を行い、無駄な照明の点灯をなくすことで、
ブラウザ通信時の消費電力を低減し、バッテリの消耗を
防ぐことができる。
【0077】また本発明によれば、無駄な照明の点灯を
なくし、かつ照明の点灯時間の設定を任意とすること
で、ブラウザ通信時の消費電力を低減するとともに、ユ
ーザの嗜好および操作の傾向に適合した視認性および操
作性の向上ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話端末1の概略のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態である携帯電話端末1
の制御部15の処理フローである。
【図3】本発明の第2の実施形態である携帯電話端末1
の制御部15の処理フローである。
【図4】ユーザによって書き換え可能なメモリを有する
携帯電話端末2の概略のブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施形態である携帯電話端末2
の制御部15の処理フローである。
【図6】本発明の第4の実施形態である携帯電話端末2
の制御部15の処理フローである。
【符号の説明】
1,2 携帯電話端末 11 アンテナ 12 無線部 13 受話器 14 送話器 15 制御部 16 メモリ 17 タイマ 18 表示部 19 表示部照明 20 操作部 21 操作部照明 22 バッテリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウザ通信機能を搭載している携帯端
    末において、 表示画面を有する表示部、および表示部の照明である表
    示部照明を有する表示手段と、 複数のキーを有し、ユーザが操作を行う操作部、および
    操作部の照明である操作部照明を有する操作手段と、 ブラウザ通信中にユーザが注目するイベントであるブラ
    ウザイベントが予め設定され、ブラウザ通信中に、前記
    ブラウザイベント、または操作部の操作が一定時間発生
    しないとき、表示部照明を消灯させ、前記ブラウザイベ
    ントが発生したとき、または操作部が操作されたとき、
    表示部照明を一定時間点灯させる制御手段とを有するこ
    とを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、ブラウザ通信中の前記
    ブラウザイベントの発生による表示部照明の点灯時間
    を、操作部の操作による表示部照明の点灯時間とは別に
    任意に設定可能であることを特徴とする請求項1記載の
    携帯端末。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、ブラウザ通信中に、前
    記ブラウザイベントが発生したとき、または操作部のキ
    ーの中で、ブラウザ通信に使用するキーが操作されたと
    きは、表示部照明のみ点灯させ、前記ブラウザ通信に使
    用するキー以外のキーが操作されたときは、操作部照明
    および表示部照明の両方を点灯させることを特徴とする
    請求項1記載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、ブラウザ通信中に、前
    記ブラウザイベントが発生したとき、または操作部のキ
    ーの中で、ブラウザ通信に使用するキーが操作されたと
    きは、表示部照明のみ点灯させ、前記ブラウザ通信に使
    用するキー以外のキーが操作されたときは、操作部照明
    および表示部照明の両方を点灯させ、ブラウザ通信に使
    用するキーの操作による表示部照明の点灯時間を、前記
    ブラウザ通信に使用するキー以外のキーの操作による表
    示部照明および操作部照明の点灯時間とは別に任意に設
    定可能であることを特徴とする請求項2記載の携帯端
    末。
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