JP2011172148A - 表示部をもつ小型電子機器の省電方法、その装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機や携帯音楽再生機等の表示部と操作部を持つ小型電子機器において、表示部及び表示部用バックライトの制御により、使用中の電流削減を行い、機器の使用時間を延命する。
【解決手段】点灯及び消灯が可能な照明部と、遠方上の物体の存在の有無及び当該物体までの距離を測定する測距センサと、を有する電子機器が、前記測距センサが測定を行った結果、前記遠方上の物体が存在し、且つ、当該物体までの距離が予め上限と下限を設定した範囲の中である場合に条件を満たしていると判断して前記照明部を点灯させる。
【選択図】図1

Description

本発明は携帯電話機や携帯音楽再生機等の表示部と操作部を持つ小型電子機器に関し、より詳細には、小型電子機器使用中の電流削減に関する。
携帯電話機や携帯音楽再生機等の表示部を持つ小型電子機器は、バッテリーの容量に制限があることから電流消費の削減が非常に重要な問題となる。特に、表示部及び表示部用バックライトの電流消費が機器の使用時間に大きく関わっており、この電流消費削減のために様々な手段が考えられている。
この点、表示部及び表示部用バックライトの電流消費を削減するために例えば、照度センサを使用することにより周囲の明るさを感知し、バックライトが表示部を最適な照度に調整することによって電流消費を削減する手段が、特許文献1に記載されている。
特開平4−343529号公報
上述したように、特許文献1に記載されているような手段では、バックライトの電流量を削減することが可能である。しかしながら、装置の使用時間を更に延命するためには、表示部及び表示部用バックライトを完全にオフすることが望ましい。
また、ユーザーは携帯電話機や携帯音楽再生機の操作時に、表示画面を見ながら操作を行うが、操作時以外は表示を見ない。つまり操作時以外は電流消費の大きい表示部及び表示部用バックライトをオフにすることが望ましい。
とくに小型電子機器は、小型であるために鞄やポケットに入れて持ち歩くことが多い。そして、鞄やポケットの中でボタンが押されることで、あたかもユーザーによる操作が有ったものとみなし、表示部及び表示部用バックライトをオンにしてしまい、無駄な電流消費をしている。
他方、携帯電話機のような無線通信機を持つ小型電子機器はインターネット等に接続して情報を得るが、無線通信システムの通信スピードや画面の情報データの大きさ等の影響で情報データの取得に一定時間以上の通信時間が必要である。この点、ユーザーにとってはこの通信時間は待ち時間であり、機器としては画面に「通信中」「情報取得中」といった表示をしているだけで、ユーザーに無益な情報表示のための表示部及び表示部用バックライトを点灯するのは無駄である。
つまり、一般的な技術では、以下に示すような複数の課題が解決できていないといえる。
ここで、1つめの課題は、機器の使用時間を延命するために電流消費の大きい表示部及び表示部用バックライトの電流消費を削減することである。
2つめの課題は、必要最低限でのみ表示部及び表示部用バックライトオンにすることが望ましいが、ユーザーの意図しない誤押しでも表示部及び表示部用バックライトが点灯してしまうため、無駄に電流を消費しているため、これを解決したいということである。
3つめの課題は、ユーザーが表示部から情報を必要とするときにのみ表示部及び表示部用バックライトを点灯することにより無駄な電流消費を無くしたいということである。具体例として、たとえば、携帯電話機を鞄に入れてメールが来た場合、鞄の中で表示がついていても、ユーザーはその表示を観ることができず、その間の表示部及び表示部用バックライトの電流消費が無駄である。
そこで、本発明は、携帯電話機や携帯音楽再生機等の表示部と操作部を持つ小型電子機器において、表示部及び表示部用バックライトの制御により、使用中の電流削減を行い、機器の使用時間を延命することが可能な、表示部をもつ小型電子機器の省電方法、その装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、点灯及び消灯が可能な照明部と、遠方上の物体の存在の有無及び当該物体までの距離を測定する測距センサと、を有する電子機器において、前記測距センサが測定を行った結果、前記遠方上の物体が存在し、且つ、当該物体までの距離が予め上限と下限を設定した範囲の中である場合に条件を満たしていると判断して前記照明部を点灯させることを特徴とする電子機器が提供される。
本発明の第2の観点によれば、点灯及び消灯が可能な照明部と、遠方上の物体の存在の有無及び当該物体までの距離を測定する測距センサと、を有する電子機器が行う省電方法において、前記測距センサが測定を行った結果、前記遠方上の物体が存在し、且つ、当該物体までの距離が予め上限と下限を設定した範囲の中である場合に条件を満たしていると判断して前記照明部を点灯させることを特徴とする省電方法が提供される。
本発明の第3の観点によれば、点灯及び消灯が可能な照明部と、遠方上の物体の存在の有無及び当該物体までの距離を測定する測距センサと、を有する電子機器に搭載される省電プログラムにおいて、前記測距センサが測定を行った結果、前記遠方上の物体が存在し、且つ、当該物体までの距離が予め上限と下限を設定した範囲の中である場合に条件を満たしていると判断して前記照明部を点灯させる電子機器としてコンピュータを機能させることを特徴とする省電プログラムが提供される。
本発明によれば、測距センサを具備し、この測距センサを利用することから不必要なバックライトの点灯を制御でき、使用中の電流削減を行い、機器の使用時間を延命することが可能となる。
本発明の第1及び第2の実施形態の基本的構成を表すブロック図である。 本発明の第1及び第2の実施形態における小型電子機器100を携帯電話機として実現した例を表す図である。 本実施形態に関連する一般的な技術の動作を表すフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態の動作を表すフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態の動作を表すフローチャート図である。
まず、本発明の実施形態の概略を説明する。本発明の実施形態は上述の課題を解決する為に、本発明の実施形態では測距センサを具備し、操作部の操作が使用者による意図的な操作か否かを検出し、表示部及び表示用バックライトの点灯消灯を制御する。また使用者による操作中に於いても使用者にとって無益な待機時間の表示部及び表示用バックライトの点灯消灯を制御する。つまり不必要なバックライトの点灯を制御し、小型電子機器の使用時間延命を図る手段を提供する。以上が本願発明の実施形態の概略である。
次に、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
以下に、本発明の第1の実施形態を、図1乃至図4を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る小型電子機器100の構成を示すブロック図である。
図1において、本発明による小型電子機器100はアンテナ101、無線通信部102、制御部103、表示部104、表示用バックライト105、キー入力部106、キー入力部用バックライト107、クロック回路108、鳴音報知部109、測距センサ110、報知LED(Light Emitting Diode)111、周辺回路112及び電池113を有している。なお、表示用バックライト105及びキー入力部用バックライト107は、本発明の「照明部」に相当する部分である。
アンテナ101及び無線通信部102は、小型電子機器100が外部とデータを送受信するための機能を有する。本実施形態を実現する具体例として、小型電子機器100が携帯電話機の場合には、アンテナ101及び無線通信部102は既知の無線電話通信システムに合致した無線回路により実現される。
また、本実施形態を実現する場合に、図1に示す構成要素の全てを必ずしも備える必要はない。例えば小型電子機器100の例として携帯音楽プレーヤーや携帯ゲーム機の場合には、アンテナ101及び無線通信部102は無線LANシステムやBluetooth(登録商標)といった規格に準拠した無線回路により実現してもよいし、無線回路が無くとも良い。また、携帯音楽プレーヤーや携帯ゲーム機の場合には、報知LED111が無くとも良い。
制御部103は小型電子機器100の動作を制御するための機能を有している。制御部103は、一連のデバイスで構成されており、具体的には制御をするためのプログラム(ソフトウェア)を格納、処理する為のメモリやCPU(Central Processing Unit)といったハードウェアを具備している。なお、これらのプログラム、CPU及びメモリは図示を省略する。
加えて、表示部104、表示部用バックライト105、キー入力部106、キー入力部用バックライト107、鳴音報知部109、測距センサ110、報知LED111、周辺回路112、の駆動制御する為の駆動回路及び制御手段も制御部103が具備しているものとして以下では説明をする(ただし、説明の便宜上制御部103に含んだが、制御部103以外の独立したデバイスやICで構成してもよい)。
制御部103はユーザーからのキー入力部106によるキー入力操作に応じて小型電子機器100の種々の動作を実行し、表示部104はその動作に応じた画面表示を行う。表示部用バックライト105は制御部103により制御され、表示部104とともに点灯消灯する。表示部104と表示部用バックライト105は有機エレクトロルミネッセンス(有機EL:Organic Electro-Luminescence)等で単一のデバイスとして構成しても良いが、本発明では別デバイスとして説明する。
キー入力部106はユーザーからのキー入力操作を受け付ける。キー入力部用バックライト107は暗闇でのキー入力部106の操作を行うための光源であり、制御部103によって点灯消灯を制御される。本発明においては表示部104及び表示部用バックライト105と同じように点灯消灯を制御して説明するが、機器100の仕様や構成によって各々別々に制御しても良い。
クロック回路108は制御部103内のCPU(上述したように図示は省略している。)の動作クロックや表示部104や表示部用バックライト、キー入力部用バックライト107の点灯消灯制御時のタイマーとして構成される。
鳴音報知部109はスピーカ等で実現され、小型電子機器100の動作に応じて、制御部103及び図示しない駆動回路により音を発する。
測距センサ110は赤外線等による距離を測定するセンサであり、小型電子機器100の表示部104と同一面に実装することで、測距センサ110(表示部104)からの遠方上の物体までの距離を測定する。
ここで、図2に小型電子機器100を携帯電話機として実現した例を示す。図2を参照すると表示部104と測距センサ110が同一面に実装されていることが分かる。なお、説明の便宜上測距センサ110を単一のデバイスとして表現しているが、測距センサ110は複数のデバイスにより構成されていてもよい。また、その形状や大きさも特に限定されるものではない。
測距センサ110の測定結果は、制御部103の制御に用いられる。具体的には、制御部103は、測距センサ110の測定結果に応じて、表示部104や表示部用バックライト105、キー入力部用バックライト107の点灯消灯制御を行う。
ここで、測距センサ110の測定結果をどのように扱うかは任意であるが、例えば「有効」と「無効」の2つとして扱うようにしてもよい。この場合、小型電子機器100の表示部104から10〜80cm程度に物体がある場合に有効となるように設定するのが良い。
なぜならば、ユーザーが小型電子機器100を表示部104を見ながら操作するのは10〜80cm程度が良いからである。これは表示部104の見易さとユーザーの手の長さによって決めることができる。一方、10cm以下では表示部が近すぎてユーザーからは見えにくく、また小型電子機器100を鞄やポケット等に入れた場合には、測距センサ110(表示部104)からの遠方上の物体までの距離はほぼ0cmになると考えられ、これらの状況(10cm未満や80cm以上の状況)では測距センサ110の測定結果は無効となるように設定するのが良い。
また、10〜80cm程度に物体がない場合には、ユーザーによる表示部の視認、及び操作が行われていないと考えることができ、80cm以上では人間の手の長さを超えていると考えられるから、ユーザーによる視認が行われていないと考えることができる。この状況でも測距センサ110の測定結果は無効となるように設定する。
報知LED111は、小型電子機器100の動作に応じて、制御部103及び図示しない駆動回路によりLEDを点灯消灯する。周辺回路112はバイブレータやカメラ用レンズ等であり、小型電子機器100によっては無くてもよい。電池113は小型電子機器100の電源である。
次に図3及び図4を参照して本実施形態の動作について説明する。
図3は、本実施形態ではなく、本実施形態との比較のために説明する一般的な技術の動作を説明するフローチャート図である。
図3において、小型電子機器100はユーザーからの操作、つまりキー入力部106が入力を受け付けるのを待っている(図3ステップS201においてNo)。
そして、制御部103はキー入力部106への入力を検出すると(図3ステップS201においてYes)、クロック回路108のクロックを利用して動作するt秒タイマーを初期化した上で、t秒タイマーを作動させ、表示部104、表示部用バックライト105を点灯する(図3ステップS202)。
ここで、t秒タイマーは一度受け付けたキー入力操作から、次のキー入力操作までの時間をカウントするものであり、t秒タイマーがタイムアウトするまでキー入力操作を待つ(図3ステップS203においてNo及びステップS204においてNo)。一般的な技術では、キー入力操作とともに表示部104、表示部用バックライト105を点灯し、タイムアウトまでにキー入力操作がない場合には(図3ステップS203においてYes)表示部104、表示部用バックライト105を消灯させ(図3ステップS205)、電流消費の低減を図ろうとしている。しかし、一般的な技術では、キー入力操作があった場合に(ステップS204においてNo)、該キー入力操作がユーザーによる意図された操作なのか、小型電子機器100が鞄やポケットの中で偶然にキーが押されたものかに関わらず表示部104、表示部用バックライト105を点灯させてしまう(図3ステップS202)。そのため、無駄な電流消費が行われていた。
続いて、他の動作についても説明をする。制御部103はt秒タイマーが予め設定された時間(t秒)までタイマーをカウントする(図3ステップS203)と共に、t秒タイマーカウント中にキー入力操作が有るかを検出する(図3ステップS204)。図3ステップS204においてキー入力操作が有る場合には(図3ステップS204においてYes)、キー入力操作に従った所定の処理を実行し、ステップS202の処理を行う。t秒タイマーのタイムアウトまでにキー入力操作がない場合には表示部104、表示部用バックライト105を消灯させ(図3ステップS205)、キー入力部106への入力待機を行う(図3ステップS201)。
次に、本発明の第1の実施形態の動作を説明する。図4は、本発明の第1の実施形態の動作を説明するフローチャート図である。
図4において、小型電子機器100はユーザーからの操作、つまりキー入力部106が入力を受け付けるのを待っている(図4ステップS301)。制御部103はキー入力部106への入力を検出すると、クロック回路108のクロックを利用して動作するt秒タイマーを初期化し、t秒タイマーを作動させる(図4ステップS302)。
ここで、t秒タイマーはユーザーからのキー入力部106のキー入力操作までの時間をカウントするものであり、t秒タイマーがタイムアウトするまでキー入力部106は、ユーザーからのキー入力を待つ。
第1の実施形態では、キー入力操作により、制御部103は測距センサ110による測定結果に応じて、有効と検出した場合には、ユーザーによるキー入力操作と判断し、表示部104、表示部用バックライト105を点灯する。
一方、制御部103は測距センサ110による測定結果が無効と検出した場合には、ユーザーによるキー入力操作ではない、つまり小型電子機器100が鞄やポケットの中で偶然キーが押されたものと判断し、表示部104、表示部用バックライト105を点灯しない。これにより、無駄な電流消費を防止することが可能となる。
制御部103は測距センサ110の測定結果から、ステップS301で行われたキー入力操作が、ユーザーによる意図的なものかを判断する(図4ステップS303)。
図4ステップS303において、無効と検出した場合にはユーザーによるキー入力操作ではない、つまり小型電子機器100が鞄やポケットの中で偶然キーが押されたものと判断し(図4ステップS303においてNo)、制御部103はt秒タイマーが予め設定された時間(t秒)までタイマーをカウントする(図4ステップS304)と共に、t秒タイマーカウント中にキー入力操作が有るかを検出する(図4ステップS305)。
図4ステップS305において、キー入力操作が有ると検出した場合には(図4ステップS305においてYes)、キー入力操作に従った所定の処理を実行し、ステップS302の処理を行う。これは、例えばユーザーが表示を見ないで操作している場合と考えられ、表示部104、表示部用バックライト105を点灯しないまま機器100の操作が可能であり、ユーザーが表示を見ていないのであるから表示部104、表示部用バックライト105を点灯する必要も無く、無駄な電流消費を防止できる。
図4ステップS305において、キー入力操作が無く(図4ステップS305においてNo)、ステップS304でt秒タイマーがタイムアウトした場合には(図4ステップS304においてYes)、ユーザーによる意図的なものではなく、偶然キーが押されたものと判断でき、キー入力部106への入力待機を行う(図4ステップS301)。
図4ステップS303において、有効と検出した場合にはユーザーによるキー入力操作であると判断し(図4ステップS303においてYes)、制御部103は表示部104、表示部用バックライト105を点灯する(図4ステップS306)。
制御部103はt秒タイマーが予め設定された時間(t秒)までタイマーをカウントする(図4ステップS307)と共に、t秒タイマーカウント中にキー入力操作が有るかを検出する(図4ステップS309)。
図4ステップS309において、キー入力操作が有ると検出した場合には(図4ステップS309においてYes)、キー入力操作に従った所定の処理を実行し、t秒タイマーを初期化し、t秒タイマーを作動させる(図4ステップS310)。
制御部103は測距センサ110の測定結果から、ステップS309で行われたキー入力操作が、ユーザーによる意図的なものかを判断する(図4ステップS311)。
図4ステップS311において、無効と検出した場合には(図4ステップS3においてNo)ユーザーによるキー入力操作ではない、つまり小型電子機器100が鞄やポケットの中で偶然キーが押されたものと判断し、制御部103はt秒タイマーが予め設定された時間(t秒)までタイマーをカウントする(図4ステップS307)と共に、t秒タイマーカウント中にキー入力操作が有るかを検出する(図4ステップS309)。
図4ステップS309において、キー入力操作が有ると検出した場合には(図4ステップS309においてYes)、キー入力操作に従った所定の処理を実行し、ステップS310の処理を行う。これは、例えば最初のキー入力時(図4ステップS301においてYes)にユーザーは表示を見て操作した後、次のキー入力時(図4ステップS309においてYes)には、ユーザーが表示を見ないで操作している場合と考えられ、表示部104、表示部用バックライト105を点灯しないまま小型電子機器100の操作が可能であり、ユーザーが表示を見ていないのであるから表示部104、表示部用バックライト105を点灯する必要も無く、無駄な電流消費を防止できる。
図4ステップS309において、キー入力操作が無く(図4ステップS3においてNo)、ステップS307でt秒タイマーがタイムアウトした場合には(図4ステップS3においてYes)、ユーザーによる意図的なものではなく、偶然キーが押されたものと判断でき、表示部104、表示部用バックライト105を消灯し(図4ステップS308)、キー入力部106への入力待機を行う(図4ステップS301)。
図4ステップS311において、有効と検出した場合にはユーザーによるキー入力操作であると判断し(図4ステップS311においてYes)、制御部103は表示部104、表示部用バックライト105を点灯する(図4ステップS306)。
以降、ユーザーが表示部104を見ながらキー入力操作を続ける間は、ステップS306からステップS311を繰り返し、測距センサ110によりユーザーが表示部104を見ている場合には、表示部104、表示部用バックライト105を点灯し、ユーザーが表示部104を見ていない場合には、表示部104、表示部用バックライト105を消灯する。このようにユーザーが表示部104を見ていないときには、表示部104、表示部用バックライト105を消灯することで、無駄な電流消費を防止することが可能である。
また、上述の説明では表示部104、表示部用バックライト105の点灯消灯について説明したが、対象をキー入力部用バックライト107として制御するようにしてもよい。更には、表示部104、表示部用バックライト105とキー入力部用バックライト107の両者を制御の対象としてもよい。すなわち、キー入力部用バックライト107を具備した小型電子機器100については、表示部104、表示部用バックライト105と同じように点灯消灯を制御すれば、更に電流消費を削減することも可能である。
以上説明したように本実施形態によれば、小型電子機器100においてキー入力操作が有った場合に制御部103が測距センサ110の測定結果を検出することで、そのキー入力操作がユーザーによる意図的な操作なのか、それとも小型電子機器100が鞄やポケットの中で偶然にキーが押されたものかを判断することが可能となる。
その結果、ユーザーが表示部104を見ている場合には、表示部104、表示部用バックライト105を点灯し、ユーザーが表示部104を見ていない場合には、表示部104、表示部用バックライト105を消灯する。このようにユーザーが表示部104を見ていないときには、表示部104、表示部用バックライト105を消灯することで、無駄な電流消費を防止することで、小型電子機器100の使用時間の延命を行うことができ、ユーザーへの利便性が向上する。
[第2の実施形態]
次に、図5のフローチャート図を参照して本発明の他の実施形態(第2の実施形態)の動作について説明する。なお、第2の実施形態における小型電子機器100の構成は、図1に示す第1の実施形態における小型電子機器100の構成と同様で有るので説明を省略する。
近年、携帯電話機のみならず、携帯音楽プレーヤーや携帯ゲーム機でもアンテナ101や無線通信部102を具備しており通信機能を有する小型電子機器100が増えている。第2の実施形態は、小型電子機器100においてインターネットブラウジングや小型電子機器100同士の無線通信時の表示部104、表示部用バックライト105の点灯消灯制御を行うことで、無駄な電流消費を防止する。
図5において、小型電子機器100はユーザーによる入力操作の待機、若しくはユーザーによる操作が行われ次の入力操作を待機している状態であるものとする。
制御部103は機器100の無線通信開始操作を検出すると(図5ステップS401においてYes)、測距センサ110を起動し、測距センサ110の測定結果を検出する(図5ステップS402)。
測距センサ110の測定結果が有効な場合には(図5ステップS401においてYes)表示部104、表示部用バックライト105を点灯し(図5ステップS403)、ユーザーによる通信中断操作があるかを検出する(図5ステップS405)。
一方、ステップS402で、測距センサ110の測定結果が無効な場合には(図5ステップS401においてNo)表示部104、表示部用バックライト105を消灯し(図5ステップS404)、ステップS405へ移行する。
ユーザーによる通信中断操作がない場合には(図5ステップS405においてNo)、無線通信が終了したかどうかを検出し(図5ステップS406)、無線通信が終了していない場合には(図5ステップS406においてNo)ステップS402へ戻り、以降上記処理を繰り返す。
ステップS406で無線通信が終了した場合には(図5ステップS406においてYes)、制御部103はt秒タイマーを初期化し、タイマーを作動させ(図5ステップS407)、測距センサの測定結果を検出する。ステップS405で、ユーザーによる通信中断操作があった場合にも(図5ステップS405においてYes)、ステップS407へと移行する。ここでt秒タイマーは一定時間測距センサ110を起動し、ユーザーが表示部104を見ているかどうかを検出するためのものである。
ステップS408において、制御部103は測距センサ110の測定結果が有効だった場合には(図5ステップS408においてYes)、表示部104、表示部用バックライト105を点灯し(図5ステップS409)、t秒タイマーがタイムアウトするまで表示部104、表示部用バックライト105を点灯し(図5ステップS410においてNo)、タイムアウトした場合には(図5ステップS410においてYes)表示部104、表示部用バックライト105を消灯し、キー入力待ち状態に移行する(図5ステップS413)。
ステップS408において、制御部103は測距センサ110の測定結果が無効だった場合には(図5ステップS408においてNo)、表示部104、表示部用バックライト105を消灯し(図5ステップS411)、t秒タイマーがタイムアウトするまで測距センサ110の測定結果を検出する(図5ステップS412においてNo)。ステップS412でタイムアウトした場合には(図5ステップS412においてYes)、キー入力待ち状態に移行する(図5ステップS413)。
ここで、ステップS408〜とS413のフローの中で、ユーザーによるキー入力操作があった場合には、第1の実施形態での図4のフローに従って処理を行う。すなわち当該キー入力操作により「図4ステップS301においてYes」となり、図4ステップS302に進むこととなる。また、当該キー入力操作が無線通信の開始を指示する操作であれば、本実施形態の図5のステップS402以降の処理を行う。すなわち当該キー入力操作により「図5ステップS401においてYes」となり、図5ステップS402に進むこととなる。
また、上述の説明では表示部104、表示部用バックライト105の点灯消灯について説明したが、第1の実施形態同様に対象をキー入力部用バックライト107として制御するようにしてもよい。更には、表示部104、表示部用バックライト105とキー入力部用バックライト107の両者を制御の対象としてもよい。すなわち、キー入力部用バックライト107を具備した小型電子機器100については、表示部104、表示部用バックライト105と同じように点灯消灯を制御すれば、更に電流消費を削減することも可能である。
さらに、無線通信の開始、中断、終了をトリガとして、測距センサ110の測定結果を検出し、機器100に具備する機能や部品の電源のON若しくはOFFを制御することで一層の電流消費を削減することが可能である。
以上のように、第2の実施形態では、無線通信の開始、中断、終了をトリガとして、測距センサの測定結果により表示部104、表示部用バックライト105の点灯消灯を制御することで、電流消費の削減を行う。これは、例えば携帯電話機であれば、メールを送信したり、ブラウザでWEBサイトを見る場合に、通信中の画面はユーザーにとって有益な情報は皆無に等しく、機器100の使用時間延命を考えた場合に、ユーザーにとって有益な情報を表示していない場合、あるいはユーザーが表示部104を見ていない場合、またはその両方の場合には、表示部104、表示部用バックライト105を消灯して無駄な電流消費を防止するのが望ましいからである。
すなわち本発明では無線通信の開始、中断、終了をトリガとして、測距センサの測定結果を検出し、表示部104、表示部用バックライト105の点灯消灯を制御することで、無駄な電流消費を防止し、機器100の使用時間延命を達成することが可能となる。
なお、本発明の実施形態である表示部をもつ小型電子機器の省電装置は、ハードウェアにより実現することもできるが、コンピュータをその表示部をもつ小型電子機器の省電装置として機能させるためのプログラムをコンピュータがコンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み込んで実行することによっても実現することができる。
また、本発明の実施形態による表示部をもつ小型電子機器の省電方法は、ハードウェアにより実現することもできるが、コンピュータにその方法を実行させるためのプログラムをコンピュータがコンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み込んで実行することによっても実現することができる。
また、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1) 点灯及び消灯が可能な照明部と、遠方上の物体の存在の有無及び当該物体までの距離を測定する測距センサと、を有する電子機器において、
前記測距センサが測定を行った結果、前記遠方上の物体が存在し、且つ、当該物体までの距離が予め上限と下限を設定した範囲の中にある場合に条件を満たしていると判断して前記照明部を点灯させることを特徴とする電子機器。
(付記2) 付記1に記載の電子機器において、
外部からの操作を受け付ける入力部と、
予め定めてある時間までカウントをするタイマーと、
を更に備えており、
前記入力部が外部からの操作を受け付けた場合に前記タイマーのカウントをスタートすると共に前記測距センサが測定を開始し、当該測定を行った結果、前記条件を満たしている場合は前記照明部を点灯させ、前記タイマーがタイムアウトするまでに、再度前記条件が満たされない場合は前記照明部を消灯させることを特徴とする電子機器。
(付記3) 付記1に記載の電子機器において、
他の電子機器と通信を行うための通信部と
予め定めてある時間までカウントをするタイマーと、
を更に備えており、
前記通信部が通信を開始した際に前記測距センサが測定を開始し、当該測定を行った結果、前記条件を満たしている場合にのみ前記照明部を点灯させ、前記通信が終了した際又は前記通信が中断された際に前記測定を再度開始し当該測定の結果前記条件を満たしている場合であって、且つ、前記タイマーがタイムアウトしていない場合にのみ前記照明部を点灯させることを特徴とする電子機器。
(付記4) 付記1乃至3の何れかに記載の電子機器において、
前記照明部は前記電子機器が備えている利用者に情報を提示するための表示部を照らすためのバックライトであることを特徴とする電子機器。
(付記5) 付記1乃至3の何れかに記載の電子機器において、
前記照明部は前記電子機器が備えている利用者からの操作を受け付けるための入力部を照らすためのバックライトであることを特徴とする電子機器。
(付記6) 付記1乃至5の何れかに記載の電子機器において、
前記照明部の点灯若しくは消灯と共に、音を発する鳴音報知部又は当該電子機器を振動させるバイブレータの何れか若しくはその組合せの制御も行うことを特徴とする電子機器。
(付記7) 点灯及び消灯が可能な照明部と、遠方上の物体の存在の有無及び当該物体までの距離を測定する測距センサと、を有する電子機器が行う省電方法において、
前記測距センサが測定を行った結果、前記遠方上の物体が存在し、且つ、当該物体までの距離が予め上限と下限を設定した範囲の中である場合に条件を満たしていると判断して前記照明部を点灯させることを特徴とする省電方法。
(付記8) 付記7に記載の省電方法において、
外部からの操作を受け付ける入力部と、
予め定めてある時間までカウントをするタイマーと、
を更に備えており、
前記入力部が外部からの操作を受け付けた場合に前記タイマーのカウントをスタートすると共に前記測距センサが測定を開始し、当該測定を行った結果、前記条件を満たしている場合は前記照明部を点灯させ、前記タイマーがタイムアウトするまでに、再度前記条件が満たされない場合は前記照明部を消灯させることを特徴とする省電方法。
(付記9) 付記7に記載の省電方法において、
他の電子機器と通信を行うための通信部と
予め定めてある時間までカウントをするタイマーと、
を更に備えており、
前記通信部が通信を開始した際に前記測距センサが測定を開始し、当該測定を行った結果、前記条件を満たしている場合にのみ前記照明部を点灯させ、前記通信が終了した際又は前記通信が中断された際に前記測定を再度開始し当該測定の結果前記条件を満たしている場合であって、且つ、前記タイマーがタイムアウトしていない場合にのみ前記照明部を点灯させることを特徴とする省電方法。
(付記10) 付記7乃至9の何れかに記載の省電方法において、
前記照明部は前記電子機器が備えている利用者に情報を提示するための表示部を照らすためのバックライトであることを特徴とする省電方法。
(付記11) 付記7乃至9の何れかに記載の省電方法において、
前記照明部は前記電子機器が備えている利用者からの操作を受け付けるための入力部を照らすためのバックライトであることを特徴とする省電方法。
(付記12) 付記7乃至11の何れかに記載の省電方法において、
前記照明部の点灯若しくは消灯と共に、音を発する鳴音報知部又は当該電子式機を振動させるバイブレータの何れか若しくはその組合せの制御も行うことを特徴とする省電方法。
(付記13) 点灯及び消灯が可能な照明部と、遠方上の物体の存在の有無及び当該物体までの距離を測定する測距センサと、を有する電子機器に搭載される省電プログラムにおいて、
前記測距センサが測定を行った結果、前記遠方上の物体が存在し、且つ、当該物体までの距離が予め上限と下限を設定した範囲の中である場合に条件を満たしていると判断して前記照明部を点灯させる電子機器としてコンピュータを機能させることを特徴とする省電プログラム。
(付記14) 付記13に記載の省電プログラムにおいて、
外部からの操作を受け付ける入力部と、
予め定めてある時間までカウントをするタイマーと、
を更に備えており、
前記入力部が外部からの操作を受け付けた場合に前記タイマーのカウントをスタートすると共に前記測距センサが測定を開始し、当該測定を行った結果、前記条件を満たしている場合は前記照明部を点灯させ、前記タイマーがタイムアウトするまでに、再度前記条件が満たされない場合は前記照明部を消灯させることを特徴とする省電プログラム。
(付記15) 付記13に記載の省電プログラムにおいて、
他の電子機器と通信を行うための通信部と
予め定めてある時間までカウントをするタイマーと、
を更に備えており、
前記通信部が通信を開始した際に前記測距センサが測定を開始し、当該測定を行った結果、前記条件を満たしている場合にのみ前記照明部を点灯させ、前記通信が終了した際又は前記通信が中断された際に前記測定を再度開始し当該測定の結果前記条件を満たしている場合であって、且つ、前記タイマーがタイムアウトしていない場合にのみ前記照明部を点灯させることを特徴とする省電プログラム。
(付記16) 付記13乃至15の何れかに記載の省電プログラムにおいて、
前記照明部は前記電子機器が備えている利用者に情報を提示するための表示部を照らすためのバックライトであることを特徴とする省電プログラム。
(付記17) 付記13乃至15の何れかに記載の省電プログラムにおいて、
前記照明部は前記電子機器が備えている利用者からの操作を受け付けるための入力部を照らすためのバックライトであることを特徴とする省電プログラム。
(付記18) 付記13乃至17の何れかに記載の省電プログラムにおいて、
前記照明部の点灯若しくは消灯と共に、音を発する鳴音報知部又は当該電子機器を振動させるバイブレータの何れか若しくはその組合せの制御も行うことを特徴とする省電プログラム。
本発明は、例えば携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)等の小型電子機器における、キー入力時の表示部、表示部用照明、入力部照明の点灯消灯制御に好適である。
101 アンテナ
102 無線通信部
103 制御部
104 表示部
105 表示部用バックライト
106 キー入力部
107 キー入力部用バックライト
108 クロック回路
109 鳴音報知部
110 測距センサ
111 報知LED
112 周辺回路
113 電池

Claims (10)

  1. 点灯及び消灯が可能な照明部と、遠方上の物体の存在の有無及び当該物体までの距離を測定する測距センサと、を有する電子機器において、
    前記測距センサが測定を行った結果、前記遠方上の物体が存在し、且つ、当該物体までの距離が予め上限と下限を設定した範囲の中にある場合に条件を満たしていると判断して前記照明部を点灯させることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    外部からの操作を受け付ける入力部と、
    予め定めてある時間までカウントをするタイマーと、
    を更に備えており、
    前記入力部が外部からの操作を受け付けた場合に前記タイマーのカウントをスタートすると共に前記測距センサが測定を開始し、当該測定を行った結果、前記条件を満たしている場合は前記照明部を点灯させ、前記タイマーがタイムアウトするまでに、再度前記条件が満たされない場合は前記照明部を消灯させることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器において、
    他の電子機器と通信を行うための通信部と
    予め定めてある時間までカウントをするタイマーと、
    を更に備えており、
    前記通信部が通信を開始した際に前記測距センサが測定を開始し、当該測定を行った結果、前記条件を満たしている場合にのみ前記照明部を点灯させ、前記通信が終了した際又は前記通信が中断された際に前記測定を再度開始し当該測定の結果前記条件を満たしている場合であって、且つ、前記タイマーがタイムアウトしていない場合にのみ前記照明部を点灯させることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子機器において、
    前記照明部は前記電子機器が備えている利用者に情報を提示するための表示部を照らすためのバックライトであることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子機器において、
    前記照明部は前記電子機器が備えている利用者からの操作を受け付けるための入力部を照らすためのバックライトであることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の電子機器において、
    前記照明部の点灯若しくは消灯と共に、音を発する鳴音報知部又は当該電子機器を振動させるバイブレータの何れか若しくはその組合せの制御も行うことを特徴とする電子機器。
  7. 点灯及び消灯が可能な照明部と、遠方上の物体の存在の有無及び当該物体までの距離を測定する測距センサと、を有する電子機器が行う省電方法において、
    前記測距センサが測定を行った結果、前記遠方上の物体が存在し、且つ、当該物体までの距離が予め上限と下限を設定した範囲の中である場合に条件を満たしていると判断して前記照明部を点灯させることを特徴とする省電方法。
  8. 請求項7に記載の省電方法において、
    外部からの操作を受け付ける入力部と、
    予め定めてある時間までカウントをするタイマーと、
    を更に備えており、
    前記入力部が外部からの操作を受け付けた場合に前記タイマーのカウントをスタートすると共に前記測距センサが測定を開始し、当該測定を行った結果、前記条件を満たしている場合は前記照明部を点灯させ、前記タイマーがタイムアウトするまでに、再度前記条件が満たされない場合は前記照明部を消灯させることを特徴とする省電方法。
  9. 請求項7に記載の省電方法において、
    他の電子機器と通信を行うための通信部と
    予め定めてある時間までカウントをするタイマーと、
    を更に備えており、
    前記通信部が通信を開始した際に前記測距センサが測定を開始し、当該測定を行った結果、前記条件を満たしている場合にのみ前記照明部を点灯させ、前記通信が終了した際又は前記通信が中断された際に前記測定を再度開始し当該測定の結果前記条件を満たしている場合であって、且つ、前記タイマーがタイムアウトしていない場合にのみ前記照明部を点灯させることを特徴とする省電方法。
  10. 点灯及び消灯が可能な照明部と、遠方上の物体の存在の有無及び当該物体までの距離を測定する測距センサと、を有する電子機器に搭載される省電プログラムにおいて、
    前記測距センサが測定を行った結果、前記遠方上の物体が存在し、且つ、当該物体までの距離が予め上限と下限を設定した範囲の中である場合に条件を満たしていると判断して前記照明部を点灯させる電子機器としてコンピュータを機能させることを特徴とする省電プログラム。
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