JP2003084263A - 液晶表示パネル用保持部材及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示パネル用保持部材及びそれを用いた液晶表示装置

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JP2003084263A JP2001280938A JP2001280938A JP2003084263A JP 2003084263 A JP2003084263 A JP 2003084263A JP 2001280938 A JP2001280938 A JP 2001280938A JP 2001280938 A JP2001280938 A JP 2001280938A JP 2003084263 A JP2003084263 A JP 2003084263A
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Hiroyuki Kojima
宏之 小島
Takeshi Asano
武史 浅野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルの嵌入が容易であり、嵌入時
に液晶表示パネルに傷が付いたり、保持部材が曲がった
りすることなく、液晶表示パネルの保持状態において
も、液晶表示パネルに負荷をかけずに固定することが可
能な液晶表示パネル用保持部材及び液晶表示装置を提供
する。 【解決手段】 液晶表示パネル11をその周縁部で保持
するための保持部材22であって、前記液晶表示パネル
11の側周面に対向配置される側壁25と、当該側壁2
5に連続して設けられた底部24とを有し、前記側壁2
5の内周側には、前記底部24側に向かって徐々に開口
幅を狭めるとともに、この開口幅を広げる方向に弾性を
有する突出部41が設けられていることを特徴とする液
晶表示パネル用保持部材及びそれを用いた液晶表示装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に関
し、特に、それに用いる液晶表示パネル用保持部材によ
る液晶表示パネルの保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示したように、液晶表示装置は、
液晶表示パネル11と液晶表示パネル11を保持するた
めの枠体51とから構成されている。液晶表示パネル1
1は、透明電極12と表示部15が形成されている第1
の基板13と、第1の基板13の裏面側に透明電極12
を挟んで対向配置される第2の基板14と、これら一対
の基板13、14間に挟持される液晶組成物(図示省
略)から構成されている。また、枠体51は液晶表示パ
ネル11の周縁を保持するための保持部材52と、液晶
表示パネル11を保持した状態の保持部材52に対向配
置され、保持部材52に嵌合固定される外枠53とから
構成される。
【0003】図6には保持部材52の一部を内周側から
見た拡大斜視図を示す。尚、図5は図6のB−B´方向
の断面に相当する。これらの図5、図6に示すように、
保持部材52は、液晶表示パネル11の側周面に対向配
置される側壁55と、側壁55に連続して設けられた底
部54と、側壁55の内周側に設けられた突出部71と
を有している。突出部71は、底部54との境界に切り
込みを入れた側壁55部分を、側壁55の上端部を含め
て内周側に押入することによって成型されており、側壁
55と平行な面72を備えている。一般的に、保持部材
52は金属製材料に絶縁性フィルム61を内装した構成
であることが多く、絶縁性フィルム61により、液晶表
示パネル11に配置される透明電極12との短絡を防い
でいる。
【0004】従来の液晶表示装置においては、例えば、
液晶表示パネル11を保持部材52の開口上部から嵌入
して、側壁55における対向する内周側の相対する位置
に突設させた複数の突出部71により、液晶表示パネル
11が挟持されていた。具体的には、突出部71の面7
2により、液晶表示パネル11の側周面が押圧され、固
定されていた。
【0005】一方、外枠53は、断面L字状で構成され
ており、保持部材52の底部54に対向配置される上枠
部57とその周縁に立設された側壁58とを有してお
り、上枠部57には開口部57aが設けられている。ま
た、側壁58には保持部材52の側壁55の外周側に嵌
合固定可能な構造を有しており、液晶表示パネル11を
固定した保持部材52に外枠53を被せた状態で、外枠
53が保持部材52に嵌合固定される。そして、保持部
材52に対して嵌合固定された状態においては、保持部
材52の突出部71によって、位置決めされ固定された
液晶表示パネル11の表示部15と、この外枠53の開
口部57aとが合致するように構成されている。
【0006】ここで、液晶表示パネル11を製造する工
程では、2枚のパネル材を対向配置させて、液晶組成物
を挟持させた後、高浸透カッターにより切断溝を付け
て、所定の衝撃を加えてパネル材を割り、所定の大きさ
の矩形状に成形して液晶表示パネル11を得る。このと
き、液晶表示パネル11を外部回路に対して電気的に接
続させるための電極が引き出される面以外は、第1の基
板13と第2の基板14の切断面が一致するように同一
外形にて切断される。しかし、上記の方法ではこの切断
面が一致するとは限らず、第1の基板13と第2の基板
14の境界部には段差が生じてしまい、第1の基板13
に形成されている透明電極12が露出した状態となるこ
とがあった。そして、このような段差のある液晶表示パ
ネル11についても、従来の液晶表示装置においては、
図7に示したように、保持部材52の突出部71の面7
2により液晶表示パネル11の側周面を押圧して、固定
していた。
【0007】また、特許第3073548号明細書に記
載された液晶表示パネルの保持構造では、クリップ状の
保持部材の内部に配置された絶縁性の枠により、液晶表
示パネル等の内部部材を側面から挟持して、液晶表示パ
ネルを固定していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、保持部材の突
出部が保持部材の側壁上端部を含んで形成されているよ
うな、従来の液晶表示装置においては、液晶表示パネル
を保持部材に嵌入して保持する際、液晶表示パネルが保
持部材の突出部の上端部に引っ掛かることがあった。こ
のため、液晶表示パネルの嵌入が容易ではなく、保持部
材に負荷がかかり曲がってしまったり、保持部材に内装
された絶縁性フィルムがはがれてしまったり、液晶表示
パネルに傷が付いたりするという問題があった。
【0009】特に、基板間に段差のある液晶表示パネル
においては、段差部分が保持部材の突出部の上端部に引
っ掛かり、液晶表示パネルを嵌入するのが困難であっ
た。また、液晶表示パネルを保持部材に嵌入して保持し
た状態においても、液晶表示パネルや枠体に負荷がかか
り、液晶表示パネルに傷が付く虞れがあった。さらに、
段差部分において透明電極が露出した状態の液晶表示パ
ネルを保持部材に嵌入する場合には、嵌入時に保持部材
の突出部の上端部における絶縁性フィルムが内装されて
いない部分と透明電極が接触し、短絡を起こすことがあ
った。
【0010】また、特許第3703548号明細書に記
載された液晶表示パネルの保持構造においては、液晶表
示パネルを側面側から保持部材に挿入する際に液晶表示
パネルと保持部材がこすれて液晶表示パネルに傷が付く
虞れがあった。
【0011】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、液晶表示パネルの嵌入が容易であ
り、液晶表示パネルの嵌入時において、液晶表示パネル
に傷が付いたり、保持部材が曲がったりすることなく、
液晶表示パネルの保持状態においても、液晶表示パネル
に負荷をかけずに固定することが可能な液晶表示パネル
用保持部材及びそれを用いた液晶表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示パネル
用保持部材は、液晶表示パネルの周縁を保持するための
保持部材であって、液晶表示パネルの側周面に対向配置
される側壁と、側壁に連続して設けられた底部とを有
し、側壁の内周側には、底部側に向かって徐々に開口幅
を狭めるとともに、この開口幅を広げる方向に弾性を有
する突出部が設けられていることを特徴とする。また、
本発明の液晶表示装置は、液晶表示パネルの周縁部が保
持部材で保持されている液晶表示装置であって、保持部
材が、液晶表示パネルの側周面に対向配置される側壁
と、側壁に連続して設けられた底部とを有し、側壁の内
周側には、底部側に向かって徐々に開口幅を狭めるとと
もに、この開口幅を広げる方向に弾性を有する突出部が
設けられており、液晶表示パネルの側周面が突出部に押
圧されていることを特徴とする。
【0013】上記構成の液晶表示パネル用保持部材及び
それを用いた液晶表示装置においては、液晶表示パネル
を保持部材に固定するために、保持部材の側壁の内周側
に、底部側に向かって徐々に開口幅を狭める突出部が設
けられていることから、液晶表示パネルを保持部材に嵌
入する際に、液晶表示パネルが保持部材の突出部に引っ
掛かることが少なく、例え引っ掛かったとしても、突出
部が開口幅を広げる方向に弾性を有することから嵌入が
容易であり、液晶表示パネルの嵌入時において液晶表示
パネルに傷が付いたり、保持部材が曲がったりすること
なく、保持状態においても液晶表示パネルに負荷がかか
らない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液晶表示パネル用
保持部材を用いた液晶表示装置の実施形態を詳細に説明
する。本実施形態で説明する液晶表示装置は、図1の断
面図及び図2の構成図に示すように、液晶表示パネル1
1と液晶表示パネル11をその周縁において保持するた
めの枠体21とで構成されている。ここで、液晶表示パ
ネル11は従来の技術で説明したものと同じであるた
め、同じ番号を符して説明する。
【0015】液晶表示パネル11は、透明電極12と表
示部15が形成されている第1の基板13と、第1の基
板13の裏面側に透明電極12を挟んで対向配置される
第2の基板14と、これら一対の基板13、14間に挟
持される液晶組成物(図示省略)から構成されている。
【0016】また、枠体21は液晶表示パネル11の周
縁を保持するための保持部材22と、液晶表示パネル1
1を保持した状態の保持部材22に対向配置され、保持
部材22に嵌合固定される外枠23とから構成される。
【0017】このうち保持部材22は、液晶表示パネル
11の側周面に対向配置される側壁25と、側壁25に
連続して設けられた底部24と、側壁25の内周側に設
けられた突出部41とから構成される。ここで、底部2
4は、例えば、矩形状の開口部24aを有しており、こ
れにより保持部材22は枠状をなし、液晶表示装置にお
けるバックライト等を装着可能に構成されていることと
する。側壁25は、液晶表示パネル11における外部回
路と電気的に接続するために電極が引き出される面以外
の側周面に対向配置され、その外周側は外枠23を嵌合
固定可能な構造を有している。
【0018】そして特に、側壁25の内周側には、液晶
表示パネル11を固定するために、突出部41が設けら
れていることとする。ここで、突出部41は1つ以上形
成されていればよいが、本実施形態のように、側壁25
における対向する内周側の相対する位置に設けられてい
るのが、より確実に液晶表示パネルを固定することが可
能であり好ましい。
【0019】図3は突出部41を保持部材22の内周側
から見た拡大斜視図を示す。尚、図1は図3におけるC
-C´方向断面に相当する。図3に示したように、この
突出部41は、側壁25の一部に切り込みを入れて形成
した矩形状の片によって構成されている。
【0020】この片は、例えば、側壁25と底部24の
境界に入れた1本の切り込みの両端から、その切り込み
に対して垂直な2本の切り込みを側壁25側に入れるこ
とにより形成されている。これら2本の切り込みの末端
間は側壁25と連続している。そして、側壁25と底部
24との境界と略平行をなす起端部43を折曲線とし
て、上述した「片」を側壁25の内側に立て起こすこと
で、突出部41となる。ここで、突出部41は起端部4
3から底部24に向かって、直線的に下り勾配を有して
徐々に開口幅を狭めていることとする。尚、本実施形態
においては、片が矩形状である場合について説明する
が、その形状はこれに限定されるものではなく、側壁2
5の内周側に立て起こすことが可能で、液晶表示パネル
11を固定することが可能な形状であれば構わない。
【0021】さらに、突出部41はこの片の端部44
を、矩形状の片の略中央で側壁25と底部24との境界
に対して略平行に外側に折り曲げた形状とする。この折
曲線、すなわち、突出部41の頂部45で、液晶表示パ
ネル11の側周面が固定される。尚、図1に示したよう
に、頂部45は、液晶表示パネル11が保持部材22に
保持された状態において、底部24側に位置する基板の
側周面に当接可能な高さに成型されることとする。
【0022】上述したように、突出部41が側壁25と
一体で形成されていることにより、開口幅を広げる方向
に応力を加えた場合には、開口幅が広がるように作用す
る弾性を示すとともに、これと反発する方向、すなわ
ち、開口幅を狭める方向へ復元しようとする弾性を示す
ものとなっている。
【0023】尚、本実施形態における保持部材22は、
例えば、ステンレスまたはアルミニウム等の金属製材料
の内側に、ポリエチレンテレフタレート等からなる絶縁
性フィルム31が内装されている構成とするが、保持部
材22はこれに限定されるものではなく、絶縁物のみで
形成されていても構わない。また、上述したような保持
部材22の成型は、金属製の板状部材に絶縁性フィルム
31を貼着した後、全てプレス加工によって行われるも
のである。
【0024】一方、外枠23は、断面L字状で構成され
ており、保持部材22の底部24に対向配置される上枠
部27とその周縁に立設された側壁28とを有してい
る。上枠部27には開口部27aが設けられている。ま
た、側壁28には保持部材22の側壁25の外周側に設
けられている微小突起に対して、はめ込み可能な孔を有
しており、液晶表示パネル11を固定した保持部材22
に外枠23を被せた状態で、この微小突起を外枠23に
おける側壁28の孔にはめ込むことにより、外枠23が
保持部材22に嵌合固定される。尚、側壁28は保持部
材22の側壁25に対して嵌合固定可能な構造を有して
いればよく、全周にわたって連続して設けられる必要は
ない。
【0025】そして、外枠23が保持部材22に対して
嵌合固定された状態においては、保持部材22の突出部
41によって、位置決めされ固定された液晶表示パネル
11の表示部15と、この外枠23の開口部27aとが
合致するように構成されている。尚、外枠23の形成材
料に及び成型方法については、保持部材22と同様であ
るが、絶縁性フィルム31については、必ずしも内装し
なくてもよい。
【0026】次に、保持部材22と外枠23からなる枠
体21によって液晶表示パネル11の周縁部を保持して
なる液晶表示装置の構造について説明する。液晶表示装
置は、液晶表示パネル11が嵌入された状態で保持され
る保持部材22と、この状態の保持部材22に対向配置
され、保持部材22に嵌合固定される外枠23とから構
成されている。
【0027】ここで、液晶表示パネル11は第2の基板
14が保持部材22の底部24側に位置するように嵌入
されており、この嵌入された状態において、突出部41
は、液晶表示パネル11の側周面に押圧されて保持部材
22の開口幅が広がる方向に押し広げられ、開口幅を狭
める方向に復元力が生じている。この弾性作用により、
第2の基板14の側周面が突出部41の頂部45により
押圧され、挟持されている。このように、液晶表示パネ
ル11が保持部材22に固定されて保持されている。
【0028】さらに、液晶パネル11が保持された保持
部材22に、対向配置される外枠23が保持部材22の
外周側に嵌合固定されている。これにより、外枠23の
開口部27と液晶パネル11の表示部15とが合致さ
れ、液晶表示パネル11の周縁部を保持部材22と外枠
23とからなる枠体21で保持してなる液晶表示装置を
得ることができる。
【0029】このような液晶表示装置によれば、液晶表
示パネル11を保持する保持部材22において、突出部
41がその側壁25の一部に切り込みを入れて、その片
を側壁25の内周側に立て起こした形状であることか
ら、突出部41は弾性を有している。さらに、突出部4
1はその起端部43から頂部45まで、底部24側に向
かって、徐々に開口幅を狭めるように下り勾配の傾斜が
設けられていることから、液晶表示パネル11を保持部
材22に嵌入する際に、保持部材22または液晶表示パ
ネル11に負荷をかけずに嵌入することができ、液晶表
示パネル11に傷が付いたり、保持部材22が曲がった
りするのを防ぐことができる。また、液晶表示パネル1
1が保持部材22に固定された状態においても、突出部
41が弾性を有することにより、液晶表示パネル11に
負荷をかけずにその周縁部を保持することができる。
【0030】また、図4に示したように、液晶表示パネ
ル11の第1の基板13と第2の基板14の間における
段差に、透明電極12が露出していたとしても、保持部
材22の底部24側に位置する第2の基板14の側周面
が突出部41に押圧されることから、液晶表示パネル1
1を保持部材22に嵌入する際に、透明電極12と保持
部材22の突出部41とが接触することがなく、短絡を
防ぐことが可能である。さらに、保持部材22の突出部
41を含めた枠構造がプレス加工によって形成されてい
る場合、突出部41の端部44にばりが形成されてしま
うことがあるが、本実施形態では、端部44を液晶表示
パネル11の側周面から離すように外側に折り曲げて突
出部41を形成していることから、このばりと透明電極
12との短絡も防ぐことが可能である。
【0031】尚、本実施形態においては、突出部41が
保持部材22と一体で形成されている例について説明し
たが、本発明はこれに限ることなく、突出部41が底部
24側に向かって徐々に開口幅を狭めた形状であり、開
口幅を広げる方向に応力を加えた場合には、開口幅が広
がる方向に作用する弾性を示すとともに、開口幅を狭め
る方向へ復元しようとする弾性を示すものであればよ
い。
【0032】また、本実施形態においては、突出部41
の起端部43から頂部45にかけて、直線的に下り勾配
を有して保持枠22の開口幅を狭める形状としたが、本
発明はこれに限定されることなく、曲線的であってもよ
い。さらに、本実施形態では突出部41の端部44を液
晶表示パネル11の側周面から離反させるために、側壁
25に切り込みを入れて形成した片の中央部で外側に折
り曲げた形状としたが、突出部41における成型時のバ
リを考慮する必要のない場合には折り曲げなくてもよ
く、嵌入時に液晶表示パネル11が突出部41に引っ掛
からない形状であればよい。
【0033】また、本実施形態では、保持部材22の内
周側における相対する位置に突出部41が少なくとも2
つ設けられている構成とした。この場合には液晶表示パ
ネルの側周面が相対する位置の突出部41により押圧さ
れ挟持されるが、突出部41が1つである場合には、突
出部41とこれに対向する側壁25により、液晶表示パ
ネル11の側周面が押圧され、挟持されるものとする。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液晶表示
パネル用保持部材及び液晶表示装置によれば、液晶表示
パネルの側周面に対向配置される側壁と、側壁に連続し
て設けられた底部とを有し、側壁の内周側には、底部側
に向かって徐々に開口幅を狭めるとともに、この開口幅
を広げる方向に弾性を有する突出部が設けられているこ
とから、液晶表示パネルの嵌入が容易であり、嵌入時に
おいて液晶表示パネルに傷が付いたり、保持部材が曲が
ったりするのを防ぐだけでなく、液晶表示パネルを保持
した状態においても、液晶表示パネルに負荷をかけるこ
となく、固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の液晶表示装置の一例を示す断面図で
ある。
【図2】実施形態の液晶表示装置の一例を示す構成図で
ある。
【図3】実施形態の液晶表示装置における突出部の拡大
斜視図である。
【図4】実施形態の液晶表示装置の一例を示す断面図で
ある。
【図5】従来の技術の液晶表示装置の一例を示す断面図
である。
【図6】従来の技術の液晶表示装置における突出部の拡
大斜視図である。
【図7】従来の技術の液晶表示装置の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
11…液晶表示パネル、22…保持部材、24…底部、
25…側壁、41…突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 HA40 QA02 QA12 TA01 5C094 AA43 AA47 BA43 5G435 AA06 AA17 BB12 EE03 EE04 EE13 EE33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルをその周縁部で保持する
    ための保持部材であって、 前記液晶表示パネルの側周面に対向配置される側壁と、
    当該側壁に連続して設けられた底部とを有し、 前記側壁の内周側には、前記底部側に向かって徐々に開
    口幅を狭めるとともに、この開口幅を広げる方向に弾性
    を有する突出部が設けられていることを特徴とする液晶
    表示パネル用保持部材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶表示パネル用保持部
    材において、 前記突出部が、前記側壁に切り込みを入れて形成した片
    を、前記側壁の内側に立て起こしてなることを特徴とす
    る液晶表示パネル用保持部材。
  3. 【請求項3】 液晶表示パネルの周縁部が保持部材で保
    持されている液晶表示装置であって、 前記保持部材が、前記液晶表示パネルの側周面に対向配
    置される側壁と、当該側壁に連続して設けられた底部と
    を有し、 前記側壁の内周側には、前記底部側に向かって徐々に開
    口幅を狭めるとともに、この開口幅を広げる方向に弾性
    を有する突出部が設けられており、 前記液晶表示パネルの側周面が前記突出部に押圧されて
    いることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の液晶表示装置において、 前記突出部が、前記保持部材の側壁に切り込みを入れて
    形成した片を、前記側壁の内側に立て起こしてなること
    を特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の液晶表示装置において、 前記液晶表示パネルは、一対の基板間に液晶組成物を挟
    持してなり、 これらの基板のうち前記保持部材の底部側に位置する基
    板の側周面が、前記突出部に押圧されていることを特徴
    とする液晶表示装置。
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