JP2001085872A - プッシュボタン保持構造 - Google Patents

プッシュボタン保持構造

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JP2001085872A
JP2001085872A JP26442499A JP26442499A JP2001085872A JP 2001085872 A JP2001085872 A JP 2001085872A JP 26442499 A JP26442499 A JP 26442499A JP 26442499 A JP26442499 A JP 26442499A JP 2001085872 A JP2001085872 A JP 2001085872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
holding structure
case
front case
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP26442499A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Oikawa
和久 及川
Kenichi Nishikawa
健一 西川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プッシュボタンをフロントケースに溶着する
ことなく固定することができ、また、プッシュボタンを
変形させることなく着脱することができるプッシュボタ
ン保持構造を提供する。 【解決手段】 フロントケース1の裏面を上向きにし、
かつプッシュボタンの裏面を上向きにした状態から、ま
ず凹部13をL字突起8に係合させて位置決めを行う。
この操作により、凹部11、12が突起6、7と接触し
た状態となるので、次に凹部11、12を下方へ押すこ
とにより、凹部11、12と突起6、7とを係合させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプッシュボタンをケ
ースの内壁で保持するプッシュボタン保持構造に関し、
特に取付け/取外しが容易であり、かつスペース効率の
高いプッシュボタン保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のプッシュボタン保持構造を
示す斜視図である。この図において、プッシュボタンが
小型無線端末装置のフロントケース21の内壁に固定され
る。プッシュボタンは押圧部22とアーム24とから構成さ
れており、アーム24には一対のプッシュボタン位置決め
孔25が空けてある。一方、フロントケース21の内壁底面
には一対のプッシュボタン固定用突起23が立設されてい
る。そして、プッシュボタンをフロントケース21に固定
する際には、プッシュボタン位置決め孔25にプッシュボ
タン固定用突起22が挿入されるようにし、その後、プッ
シュボタン位置決め孔25とプッシュボタン固定用突起23
とを溶着することによって、プッシュボタンとフロント
ケース21とを固定、一体化させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の保持構造では、プッシュボタン固定用突起23とプ
ッシュボタン位置決め孔25とを溶着するための設備や費
用、構造上の制約、溶着後の形状管理など多くの問題点
を有していた。
【0004】また、プッシュボタンを一旦フロントケー
スに溶着してしまうと、その後、取り外す際にはプッシ
ュボタンを変形させる可能性があるため、分解後に再使
用することが困難であった。
【0005】本発明は、前記従来の問題を解決するため
になされたもので、プッシュボタンをフロントケースに
溶着することなく固定することができ、また、プッシュ
ボタンを変形させることなく着脱することができるプッ
シュボタン保持構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプッシュボタン
保持構造は、内壁面に凸部を有するケースと、押圧部お
よび前記押圧部に対して一体に構成されたアームを有す
るプッシュボタンとを備え、前記アームに形成された凹
部を前記凸部に係合させることにより、前記プッシュボ
タンを前記ケースにより保持させる構成を有する。この
構成により、プッシュボタンをケースに溶着することな
く、ケースにより保持させることができるとともに、変
形させずに取り外すことが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の実施の形態のフロントケー
スの表面の斜視図である。詳細は後述するように、この
フロントケース1の内壁面にはプッシュボタンが保持さ
れており、そのプッシュボタンの二個の押圧部2、3が
フロントケース1の表面に空けられた二個のボタン孔
4、5から露出している。
【0009】図2は図1のフロントケース1の裏面の斜
視図である。このフロントケース1は、プラスチックに
よりほぼ矩形の箱型に形成されており、その一つの短辺
の縁の付近には二個のボタン孔4、5が空けられてい
る。また、フロントケース内壁の底面におけるボタン孔
4、5のほぼ中間の位置の付近には、L字突起8が設け
られている。なお、底面とは図2の状態でケースの底に
なっている面を意味する。さらに、フロントケース1の
内壁の側面におけるボタン孔4、5の付近には、二個の
突起6、7が設けられている。L字突起8はフロントケ
ース1の内壁底面から四角柱状に垂直に延びており、そ
の先端は水平方向に曲げられている。つまり、断面がほ
ぼL字形に形成されている。突起6、7はフロントケー
ス1の内壁の底面に平行な方向に延びた断面が例えば三
角形の突起である。
【0010】図3は本発明の実施の形態のプッシュボタ
ンの表面の斜視図である。このプッシュボタンは、二個
の押圧部2、3とアーム9、10とを備えている。アーム
9、10は、押圧部2、3と一体的に形成され、かつそれ
ぞれが二個の押圧部2、3の間を連結している。また、
アーム9、10は、押圧部2、3を挟むように、押圧部
2、3に近接して設けられている。アーム9、10が押圧
部2、3の周囲の一部を残して囲んでいるということも
できる。さらに、アーム9とアーム10との間には高さ
に差がある。図3においては、アーム9のほうが低い位
置に設けられている。また、アーム9における押圧部
2、3の近くの部位には凹部11、12が設けられており、
アーム10のほぼ中央部には凹部13が設けられている。
【0011】次に、図2のように構成されたフロントケ
ース1に対して図3のように構成されたプッシュボタン
を固定する手順について説明する。図4に示すように、
フロントケース1の裏面を上向きにし、かつプッシュボ
タンの裏面を上向きにした状態から、まず凹部13をL字
突起8に係合させて位置決めを行う。この操作により、
凹部11、12が突起6、7と接触した状態となるので、次
に凹部11、12を下方へ押すことにより、凹部11、12と突
起6、7とを係合させることができる。図5は係合させ
た状態の斜視図であり、図6はその係合部の断面図であ
る。そして、図5のフロントケースを表面側から見ると
図1のようになる。
【0012】本発明の実施の形態のプッシュボタン保持
構造は下記(1)〜(4)の特徴を有する。
【0013】(1)フロントケース内壁面に設けられた
突起に、プッシュボタンに設けられた凹部を係合させる
ことにより、内壁面がプッシュボタンを保持するので、
溶着することなく保持させることができる。このため、
プッシュボタンを変形させずに取り外すことが可能とな
る。
【0014】(2)アーム9、10は、押圧部2、3を挟
むように、押圧部2、3に近接した位置に設けられてい
るため、アーム9、10の存在により無駄になるスペース
が小さくなる。
【0015】(3)アーム10はフロントケース1の内壁
側面に当接した状態で固定されるため、プッシュボタン
がフロントケース1の内壁底面を専有する面積が小さく
なる。
【0016】(4)二個の押圧部2、3を同時に取り付
けまたは取り外すことができる。
【0017】なお、以上説明した実施の形態は、二個の
押圧部を有するプッシュボタンに関するものであった
が、本発明は一つ以上の押圧部を有するプッシュボタン
について同様に適用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内壁面に凸部を有するケースと、押圧部および前記押圧
部に対して一体に構成されたアームを有するプッシュボ
タンとを備え、前記アームに形成された凹部を前記凸部
に係合させることにより、前記プッシュボタンを前記ケ
ースにより保持させるので、プッシュボタンをケースに
溶着することなく、ケースにより保持させることができ
るとともに、変形させずに取り外すことが可能となると
いう優れた効果を有するプッシュボタン保持構造を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のフロントケースの表面の
斜視図、
【図2】図1のフロントケース1の裏面の斜視図、
【図3】本発明の実施の形態のプッシュボタンの表面の
斜視図、
【図4】本発明の実施の形態においてフロントケースに
対してプッシュボタンを固定する手順を説明するための
図、
【図5】本発明の実施の形態においてフロントケースに
対してプッシュボタンを固定した状態を示す図、
【図6】本発明の実施の形態におけるフロントケースと
プッシュボタンの係合部の断面図、
【図7】従来のプッシュボタン保持構造を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 フロントケース 2、3 押圧部 6、7 突起 8 L字突起 9、10 アーム 11、12、13 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E353 AA02 BB02 BB03 CC04 CC18 CC32 DD02 DD11 GG09 GG20 5G006 BB07 CB04 CD03 LB03 5G019 CP14 CP25 KK10 SK20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内壁面に凸部を有するケースと、押圧部
    および前記押圧部に対して一体に構成されたアームを有
    するプッシュボタンとを備え、前記アームに形成された
    凹部を前記凸部に係合させることにより、前記プッシュ
    ボタンを前記ケースにより保持させるプッシュボタン保
    持構造。
  2. 【請求項2】 アームは押圧部の側面から前記側面を挟
    むように延設され、かつ互いに前記側面を挟む部位に複
    数の凹部が形成されており、ケースの内壁面には複数の
    凸部が形成されており、前記複数の凹部と前記複数の凸
    部とを係合させる請求項1記載のプッシュボタン保持構
    造。
  3. 【請求項3】 互いに前記側面を挟む部位に形成されて
    いる凹部の内、前記側面の一方の側の凹部はケース内壁
    底面の凸部に係合され、他方の側の凹部はケース内壁側
    面の凸部に係合される請求項2記載のプッシュボタン保
    持構造。
  4. 【請求項4】 前記ケース内壁底面の凸部は断面がL字
    型である請求項3記載のプッシュボタン保持構造。
JP26442499A 1999-09-17 1999-09-17 プッシュボタン保持構造 Pending JP2001085872A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6821036B2 (en) * 2001-09-25 2004-11-23 International Business Machines Corporation Keyboard allowing for simple, cost-effective production
CN102737867A (zh) * 2011-03-29 2012-10-17 富士通天株式会社 操作组件
WO2017204031A1 (ja) 2016-05-25 2017-11-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器

Cited By (4)

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