JP2000152841A - 椅子の脚連結構造 - Google Patents

椅子の脚連結構造

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JP2000152841A
JP2000152841A JP33170798A JP33170798A JP2000152841A JP 2000152841 A JP2000152841 A JP 2000152841A JP 33170798 A JP33170798 A JP 33170798A JP 33170798 A JP33170798 A JP 33170798A JP 2000152841 A JP2000152841 A JP 2000152841A
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JP33170798A
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Tadashi Kaneko
正 金子
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Takano Co Ltd
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Takano Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/12Theatre, auditorium, or similar chairs
    • A47C1/124Separate chairs, connectible together into a row

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結部材の種類を減らし、尚かつ連結部材の
取付ミスを未然に防止すると共に取付ミスの検査を容易
にする。 【解決手段】 左右一対の脚フレームによって座板を支
持し且つ脚フレーム前後2箇所に連結部材が取り付けら
れている椅子同士を各連結部材によって横に連結する椅
子の脚連結構造において、脚フレーム1,2の連結部材
4,5に当接する面の前半部と後半部とが異なる面形状
を成す取付部、例えば湾曲部9と直線部10に跨る前側
取付部11と後側取付部12とを前後対称に形成する一
方、連結部材4,5が脚フレーム1,2の取付部11,
12の前半部と後半部の面に宛われる当接面即ち前後の
各取付部11,12の湾曲部9と直線部10に宛われる
当接面を有し尚かつ連結片7,8を互いに反対側の側面
に有する2種類が備えられ、対角線上に配置される前側
取付部11と後側取付部12に同一種類の連結部材4あ
るいは5が配置され連結片7,8が脚フレーム1,2の
外に向くように取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右に並べた椅子
の脚フレーム同士を当該脚フレームに取り付けた連結部
材によって連結する椅子の脚連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】椅子のなかには座板を左右一対の脚フレ
ームで支持するタイプのものがあり、これら左右の脚フ
レームに連結部材を取り付けておくことで椅子を左右に
並べた場合に隣り合う椅子の脚フレーム同士を連結して
おくことができる。
【0003】従来の椅子の脚フレーム同士を連結する脚
連結構造では、図12に示すように、左右の脚フレーム
101,102の前後4箇所にそれぞれ形状の異なった
連結部材103〜106を取り付けている。つまり、右
側脚フレーム101の前部には平坦な部分に取り付けら
れ且つ右側面にフック103aを有する第1の連結部材
103が、右側脚フレーム101の後部には湾曲した部
分に取り付けられ且つ右側面にフック104aを有する
第2の連結部材104が、左側脚フレーム102の前部
には平坦な部分に取り付けられ且つ左側面にフック10
5aを有する第3の連結部材105が、左側脚フレーム
102の後部には湾曲した部分に取り付けられ且つ左側
面にフック106aを有する第4の連結部材106がそ
れぞれ取り付けられている。これら4種類の連結部材1
03〜106を取り付けた椅子を左右に並べる場合、隣
り合わせに配置される各連結部材103,105、10
4,106のフック103a,105a、104a,1
06a同士をはめ合わせることで、隣り合う椅子同士を
連結するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
椅子の脚連結構造では、4種類の連結部材103〜10
6を必要とするので金型代が嵩みコスト高となると共に
部品点数が多くなるために部品管理が面倒になる問題を
有している。また、各連結部材103〜106の形状は
どれも類似しており、どの連結部材をどの位置に取り付
けるかの確認が必要で取付作業に手間が掛かると共に、
間違えて組み付け易い上に取付後に全ての連結部材10
3〜106が正しい位置に取り付けられているか否かを
一目で確認できなかった。
【0005】本発明は、連結部材の種類を減らし、尚か
つ連結部材の取付ミスを未然に防止すると共に取付ミス
の検査が容易な椅子の脚連結構造を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、前脚と後脚及びこれらを下
端で連結して底辺となる水平フレームとから成る左右一
対の脚フレームによって座板を支持し且つ脚フレームの
前後2箇所に連結部材が取り付けられている椅子を横に
並べ、隣り合う脚フレームの各連結部材に設けた連結片
同士を連結する椅子の脚連結構造において、脚フレーム
の連結部材に当接する面の前半部と後半部とが異なる面
形状を成すと共に前側取付部と後側取付部とで前後対称
に形成される一方、連結部材は脚フレームの取付部の前
半部と後半部の面に宛われる当接面を有し尚かつ連結片
を互いに反対側の側面に有する2種類が備えられ、対角
線上に配置される前側取付部と後側取付部に同一種類の
連結部材が配置され連結片が脚フレームの外に向くよう
に取り付けられている。
【0007】したがって、脚フレーム側の前後の取付部
と連結部材の当接面との間の異なる面形状の前半部と後
半部との位置関係で前後の向きを間違えて脚フレームの
前後の取付部に取り付けられることがなく、かつ連結片
の向きが異なる2種類の連結部材しか存在しないので連
結片が外向きに配置されるように取り付けられれば必ず
正しい位置に連結部材が取り付けられる。即ち、第1の
連結部材と第2の連結部材とでは逆の側面に連結片を設
けているので、各脚フレームに連結部材を取り付ける場
合に取り付ける種類や場所を間違えると連結片が椅子の
内側に位置することになり、取付ミスを一目で認識でき
る。さらに、各連結部材の各当接面は途中から湾曲した
形状を成しているので、各連結部材を誤って前後逆向き
に取り付けることはできない。
【0008】そこで、椅子を左右に並べると、右に配置
された椅子の左側脚フレームと左に配置された椅子の右
側脚フレームとが隣り合い、それぞれの脚フレームの前
側取付部に取り付けられた第1の連結部材と第2の連結
部材、後側取付部に取り付けられた第1の連結部材と第
2の連結部材がそれぞれ対向する。このとき、各連結部
材の連結片は椅子の外側を向いているので、各連結部材
の連結片は互いに向かい合うことになりこれらははまり
合って連結される。即ち、2種類の連結部材により椅子
の脚フレームが連結される。
【0009】また、請求項2記載の発明によると、脚フ
レームは前脚と水平フレームとの境界付近の湾曲した湾
曲部とこれに繋がる水平フレームの前端付近の直線部に
跨る前側取付部と、後脚と水平フレームとの境界付近の
湾曲した湾曲部とこれに繋がる水平フレームの後端付近
の直線部とに跨る後側取付部とを前後対称に形成する一
方、連結部材は前後の各取付部の湾曲部と直線部に宛わ
れる当接面を有し尚かつ連結片を互いに反対側の側面に
有する2種類が備えられるようにしている。この場合、
脚フレーム側の前後の取付部と連結部材との間の湾曲部
と直線部との位置関係で前後の向きを間違えて脚フレー
ムの前後の取付部に取り付けられることがなく、かつ連
結片の向きが異なる2種類の連結部材しか存在しないの
で連結片が外向きに配置されるように取り付けられれば
必ず正しい位置に連結部材が取り付けられる。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の椅子の連結構造において、連結部材が、湾曲部から
直線部へ向けて開くフックから成る連結片を有するもの
と、直線部から湾曲部へ向けて開くフックから成る連結
片を有するものとの2種類から成り、これら各フックの
先端にはそれぞれ抜け止め部が形成されるようにしたも
のである。この場合、左右の脚フレームでは各連結部材
のフックが互いに前後逆向きに開いた形状となり、椅子
を左右に並べた場合に隣り合う脚フレームの向かい合う
フック同士を上下方向の相対移動によってはめ合うこと
ができる。また、左右に並べた椅子に前後方向の力が作
用した場合であっても抜け止め部が各フック同士の外れ
を防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1及び図2に、本発明を適用した椅子の
脚連結構造の実施形態の一例を示す。この脚連結構造が
適用される椅子6は、前脚1a,2aと後脚1b,2b
及びこれらを下端で連結して底辺となる水平フレーム1
c,2cとから成る左右一対の脚フレーム1,2によっ
て座板3を支持し且つ脚フレーム1,2の前後2箇所に
連結部材4,5が取り付けられている。この椅子6は、
横に並べて隣り合う脚フレーム1,2の各連結部材4,
5に設けた連結片7,8同士を連結することによって相
互に連結されるものである。
【0013】脚フレーム1,2は、前脚1a,2aと水
平フレーム1c,2cとの境界付近の湾曲した湾曲部と
これに繋がる水平フレーム1c,2cの前端付近の直線
部とに跨る前側取付部11と、後脚1b,2bと水平フ
レーム1c,2cとの境界付近の湾曲した湾曲部とこれ
に繋がる水平フレーム1c,2cの後端付近の直線部と
に跨る後側取付部12とを前後対称に形成している。例
えば、本実施形態の左右一対の脚フレーム1,2は、い
わゆるサークル脚と呼ばれるものであり、前脚1a,2
aの下端と後脚1b,2bの下端とが湾曲して水平フレ
ーム1c,2cへと連続し全体として環状を成してい
る。そして、各脚フレーム1,2の前脚1a,2aと水
平フレーム1c,2c間の湾曲部9の後半から直線に変
化している部分10即ち水平フレーム1c,2cの前端
付近に及ぶ部分が連結部材4あるいは5が取り付けられ
る前側取付部11とされている。また、各脚フレーム
1,2の後脚1b,2bと水平フレーム1c,2c間の
湾曲部9の前半から直線に変化している部分10即ち水
平フレーム1c,2cの後端付近に及ぶ部分が連結部材
4あるいは5が取り付けられる後側取付部12とされて
いる。
【0014】連結部材4、5は前後の各取付部11,1
2の湾曲部9と直線部10に宛われる当接面を有してい
る。当接面は、前側取付部11あるいは後側取付部12
の湾曲部9に宛われる湾曲部13と直線部10に宛われ
る直線部14とで構成されている。この連結部材は、湾
曲部13から直線部14へ向けて開くフックから成る連
結片7を有する第1の連結部材4と、直線部14から湾
曲部13へ向けて開くフックから成る連結片8を有する
第2の連結部材5との2種類、即ち連結片7,8を互い
に反対側の側面に有する2種類が設けられている。これ
ら2種類の連結部材4,5は、対角線上に配置される前
側取付部11と後側取付部12に同一種類の連結部材4
と4並びに5と5が配置され、かつ連結片7、8が脚フ
レーム1,2の外に向くように取り付けられている。
【0015】第1の連結部材4は、例えば図3〜図5に
示すように、その長手方向の中央付近から一方の端部4
cに向けて徐々に高くなって前側及び後側取付部11,
12の湾曲部9の形状に合致した曲面形状の湾曲部13
が形成されると共に反対側の端部4dに向けては同じ高
さの直線部14が形成されている。更に、この連結部材
4の脚フレーム1,2に取り付けた際に外側となる側壁
4aは内側となる側面4bよりも端部に向かうほど高く
成るように形成され、脚フレーム1,2に対して中心よ
りも僅かに外側寄りの位置にビス止めなどによって連結
部材4が取り付けられるように設けられている。また、
外側となる側面4aには連結片7が形成されている。こ
の連結片7は、本実施形態では例えば湾曲部13から直
線部14へ向けて開くフック形状を成している。この連
結片7の先端には、側壁4aに向けて凸形状を成す抜け
止め部7aが形成されている。
【0016】第2の連結部材5は、例えば図6〜図8に
示すように、第1の連結部材4と同様に、その長手方向
の中央付近から一方の端部5cに向けて前側及び後側取
付部11,12の湾曲部9の形状に合致した曲面形状の
湾曲部13が形成されると共に反対側の端部5dに向け
ては同じ高さの直線部14が形成されている。更に、こ
の連結部材5は脚フレーム1,2に取り付けた際に外側
となる側壁5aが内側となる側面5bよりも端部に向か
うほど高く成るように形成され、脚フレーム1,2に対
して中心よりも僅かに外側寄りの位置にビス止めなどに
よって取り付けられるように設けられている。また、外
側となる側面5aには連結片8が形成されている。この
連結片8の先端には、側壁5aに向けて凸形状を成す抜
け止め部8aが形成されている。尚、第1及び第2の連
結部材4,5中に付されている符号15は水平フレーム
1c,2cにねじ込まれるビスを通す孔である。
【0017】以上のように構成された連結部材4,5
は、例えば、右側脚フレーム1の前側取付部11と左側
脚フレーム2の後側取付部12に第1の連結部材4を、
左側脚フレーム2の前側取付部11と右側脚フレーム1
の後側取付部12に第2の連結部材5をそれぞれ取り付
けると、右側脚フレーム1に取り付けられた各連結部材
4,5の連結片7,8が各脚フレーム1,2の外に向く
ように配置されてビスなどで取り付けられている。した
がって、右側の脚フレーム1の前後の取付部11,12
に取り付けられた連結部材4,5の連結片7,8は椅子
6の後方に向けて開き、左側脚フレーム2に取り付けら
れた各連結部材4,5の連結片7,8は椅子6の前方に
向けて開く。即ち、左の脚フレーム1と右の脚フレーム
2とでは各連結片7,8が互いに前後反対方向に開く。
【0018】そこで、椅子6を左右に並べると、図2中
二点鎖線で示すように、隣り合った各連結部材4,5の
各連結片7,8同士をはめ合うことができる。即ち、椅
子6を左右に並べる際に一方の連結片の内側に上から他
方の連結片をはめ込むことで、隣り合う各連結部材4,
5を簡単に連結することができる。そしてこの状態で
は、各連結片7,8には抜け止め部7a,8aが形成さ
れているので、並べた椅子6に前後方向の力が作用して
も各連結片7,8が外れることはない。
【0019】この状態において各連結部材4,5の連結
を外して椅子6を移動する場合には、片方の椅子6を持
ち上げて移動させれば良い。即ち、片方の椅子6を持ち
上げることで一方の連結片から他方の連結片を簡単に外
すことができる。
【0020】以上のように構成された連結部材4,5に
よると、脚フレーム1,2の前後の取付部11,12と
連結部材4,5との間の湾曲部9,13と直線部10,
14との位置関係で前後の向きを間違えて脚フレーム
1,2の前後の取付部11,12に取り付けられること
がなく、かつ連結片7,8の向きが異なる2種類の連結
部材4,5しか存在しないので連結片7,8が外向きに
配置されるように取り付けられれば必ず正しい位置に連
結部材4,5が取り付けられる。また、各連結部材4,
5を違う位置に誤って取り付けた場合には、連結片7,
8が椅子6の内側に突出することになるので、取付位置
のミスを一目で認識することができ、取付ミスの未然防
止とその検査を容易に行うことが出来る。
【0021】さらに、各連結部材4,5を正しい位置に
取り付けると各連結片7,8は椅子6の外側に突出する
ことになるので、椅子6を収納する場合に当該椅子6を
積み重ねることができる。
【0022】しかも、この椅子の脚連結構造では2種類
の連結部材4,5で足りるので、連結部材4,5の金型
代を減らすことができる。また、部品点数が減ることに
なるので、部品管理も簡単になる。これらのため、椅子
6の製造コストを抑えることが出来る。
【0023】なお、上述の形態は本発明の好適な形態の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、各連結部材4,5の連結片7,8の向きは
特に上述の実施形態のものに限定されるものではなく、
逆の方向に向けるようにしても良いし、図9〜図11に
示すようなフック形状にしても良い。即ち、図9に示す
ように連結片7,8の先端を内側にそれぞれ巻き込んで
確実に係合できるようにしても良いし、図10に示すよ
うにフック7,8の形状を先端に向けて開口部の幅が狭
くなるテーパ形状としても良いし、更には図11に示す
ように側面4a,5aに対して垂直に突出する突起とし
てその先端7a,8aを膨出させるようにしても良い。
【0024】また、図示していないが、前後の取付部1
1,12は図示している湾曲部9と直線部10とから成
るものばかりでなく、各連結部材4,5に当接する面の
前半部と後半部とが異なる面形状を成す(同時にそれは
各連結部材4,5の脚フレーム1,2と当接する面の前
半部と後半部とが異なる面形状を成すことを意味する)
と共に前側取付部11と後側取付部12とで前後対称と
なる形状であれば実施可能である。例えば、各連結部材
4,5の脚フレーム1,2と当接する面の前半部と後半
部並びに脚フレーム1,2の前後の取付部11,12の
前半部と後半部とが、平坦面と凹部(穴を含む)あるい
は凸部との組み合わせ、あるいは高さや大きさ、位置の
異なる凹部若しくは凸部あるいは凹凸などの組み合わせ
などで構成するようにしても良い。この場合、脚フレー
ム1,2の前側取付部11と後側取付部12の各々の前
半部と後半部との配置関係は、例えば各連結部材4,5
を脚フレーム1,2に取り付けるためのビスをねじ込む
ねじ孔(図示省略)を基準として行えば容易である。こ
の実施形態によると、前側取付部と後側取付部とを前端
と後端に設ける必要がなく、水平フレーム1c,2c上
の任意の位置に取り付けることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の椅
子の脚連結構造によると、脚フレーム側の前後の取付部
と連結部材の当接面との間の異なる面形状の前半部と後
半部との位置関係で前後の向きを間違えて脚フレームの
前後の取付部に取り付けられることがなく、かつ連結片
の向きが異なる2種類の連結部材しか存在しないので、
連結片が外向きに配置されるように取り付けられれば必
ず正しい位置に連結部材が取り付けられる。しかも、取
り付ける種類や場所を間違えると、連結片が椅子の内側
に位置することになり、取付ミスを一目で認識できる。
このため、取付位置の確認が容易になって取付作業が簡
単になると共に、取付ミスを未然に防止でき、更にはた
とえ違う位置に誤って取り付けてしまったとしてもその
検出が容易になる。
【0026】また、2種類の連結部材に減らすことがで
きるので、成形金型代を減らすことができると共に部品
点数の削減により部品管理も簡単になる。依って、椅子
の製造コストを低減することができる。
【0027】また、請求項2記載の椅子の脚取付構造に
よると、脚フレーム側の前後の取付部と連結部材との間
の湾曲部と直線部との位置関係で前後の向きを間違えて
取り付けられることがなく、かつ連結片の向きが異なる
2種類の連結部材しか存在しないので、連結片が外向き
に配置されるように取り付けられれば必ず正しい位置に
連結部材が取り付けられる。更に、湾曲部と直線部とで
脚フレームの前後の取付部と連結部材とを構成している
ので、脚フレーム側の取付部は特別な加工や工程を設け
ることなく通常のパイプ曲げ工程で前脚と水平フレーム
との境界部分の形状一部に前後対称となる領域が形成さ
れるように加工するだけで足り、コスト増の原因となる
ことがない。
【0028】更に、請求項3記載の椅子の脚取付構造に
よると、椅子を左右に並べると隣り合う脚フレームの各
連結部材のフックは互いに前後逆向きに開いた状態とな
り、これらをはめ合うことができる。このとき、各フッ
クの先端には凸形状の抜け止め部が形成されているの
で、左右に並べた椅子に前後方向の力が作用した場合で
あっても各フックの連結が外れることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した椅子の脚連結構造を示す椅子
の側面図である。
【図2】本発明を適用した椅子の脚連結構造を示し、連
結部材の平面的な位置関係を示す概念図である。
【図3】本発明を適用した椅子の脚連結構造を示し、第
1の連結部材の平面図である。
【図4】図3の矢印IV方向からみた第1の連結部材の
側面図である。
【図5】図3の矢印V方向からみた第1の連結部材の正
面図である。
【図6】本発明を適用した椅子の脚連結構造を示し、第
2の連結部材の平面図である。
【図7】図6の矢印VII方向からみた第2の連結部材
の側面図である。
【図8】図6の矢印VIII方向からみた第2の連結部
材の正面図である。
【図9】本発明を適用した椅子の脚連結構造の第1変更
例を示し、各連結片を拡大して示す平面図である。
【図10】本発明を適用した椅子の脚連結構造の第2変
更例を示し、各連結片を拡大して示す平面図である。
【図11】本発明を適用した椅子の脚連結構造の第3変
更例を示し、各連結片を拡大して示す平面図である。
【図12】従来の椅子の脚連結構造の連結部材の平面的
な位置関係を示す概念図である。
【符号の説明】
1,2 脚フレーム 1a,2a 前脚 1b,2b 後脚 3 座板 4 第1の連結部材 5 第2の連結部材 7 第1の連結片 7a 抜け止め部 8 第2の連結片 8a 抜け止め部 9 取付部の湾曲部 10 取付部の直線部 11 前側取付部 12 後側取付部 13 連結部材の湾曲部 14 連結部材の直線部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前脚と後脚及びこれらを下端で連結して
    底辺となる水平フレームとから成る左右一対の脚フレー
    ムによって座板を支持し且つ前記脚フレームの前後2箇
    所に連結部材が取り付けられている椅子を横に並べ、隣
    り合う前記脚フレームの各連結部材に設けた連結片同士
    を連結する椅子の脚連結構造において、前記脚フレーム
    の前記連結部材に当接する面の前半部と後半部とが異な
    る面形状を成すと共に前側取付部と後側取付部とで前後
    対称に形成される一方、前記連結部材は前記脚フレーム
    の取付部の前半部と後半部の面に宛われる当接面を有し
    尚かつ前記連結片を互いに反対側の側面に有する2種類
    が備えられ、対角線上に配置される前記前側取付部と後
    側取付部に同一種類の前記連結部材が配置され前記連結
    片が脚フレームの外に向くように取り付けられているこ
    とを特徴とする椅子の脚連結構造。
  2. 【請求項2】 前記脚フレームは前記前脚と前記水平フ
    レームとの境界付近の湾曲した湾曲部とこれに繋がる前
    記水平フレームの前端付近の直線部に跨る前側取付部
    と、前記後脚と前記水平フレームとの境界付近の湾曲し
    た湾曲部とこれに繋がる前記水平フレームの後端付近の
    直線部とに跨る後側取付部とを前後対称に形成する一
    方、前記連結部材は前後の各取付部の湾曲部と直線部に
    宛われる当接面を有し尚かつ前記連結片を互いに反対側
    の側面に有する2種類が備えられていることを特徴とす
    る請求項1記載の椅子の脚連結構造。
  3. 【請求項3】 前記連結部材は、前記湾曲部から前記直
    線部へ向けて開くフックから成る連結片を有するもの
    と、前記直線部から前記湾曲部へ向けて開くフックから
    成る連結片を有するものとの2種類から成り、これら各
    フックの先端にはそれぞれ抜け止め部が形成されたこと
    を特徴とする請求項2載の椅子の脚連結構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002223888A (ja) * 2001-01-31 2002-08-13 Okamura Corp 椅子用連結部材及びそれを備える椅子
JP2006123445A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Max Co Ltd インクリボンコンテナ
JP2009022810A (ja) * 2002-03-29 2009-02-05 Taiyo Elec Co Ltd 組合せ式遊技機
JP2015079392A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 Necパーソナルコンピュータ株式会社 情報処理装置

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