JP3052847U - 固定機能を具備した差込ピン - Google Patents

固定機能を具備した差込ピン

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JP3052847U
JP3052847U JP1998002012U JP201298U JP3052847U JP 3052847 U JP3052847 U JP 3052847U JP 1998002012 U JP1998002012 U JP 1998002012U JP 201298 U JP201298 U JP 201298U JP 3052847 U JP3052847 U JP 3052847U
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JP
Japan
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insertion pin
hole
circuit board
printed circuit
fixing function
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998002012U
Other languages
English (en)
Inventor
文 ▲シャン▼ 林
承 諭 游
思 輅 黄
Original Assignee
台達電子工業股▲分▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 台達電子工業股▲分▼有限公司 filed Critical 台達電子工業股▲分▼有限公司
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モールド加工による加工製品の不良率を低下
させることができる差込ピンを提供する。 【解決手段】 差込ピンの第1の部材1は、その外形が
孔41に適合するように形成され、さらに、係着突起1
1が、第1の部材1の表面上に突出形成され、第1の部
材の受ける外力5の作用に応じて、係着突起11が、孔
41に密着係合するように差し込まれ、これにより、差
込ピンが、プリント回路板4上に固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、固定機能を具備した差込ピンに関し、特に、効率よくプリント回路 板に係着固定して歩留まり及び信頼性を向上させ、コストを低下させて産業競争 力をアップさせるF差込ピンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在使用されているF差込ピンは、一般にプリント回路板との固定方式があま り確実でないため、プリント回路板に固定した後、弛緩現象が発生しやすく、サ イズが公差以上にばらつき、歩留まり及び信頼性が低下してコストアップをきた すという問題が存在している。
【0003】 このF差込ピンについて現在業界で使用されているものでは、図3に示されて いる固定方式が代表的である。図において、1は第1の部材、2は第2の部材、 3は第3の部材、4はプリント回路板、41は孔、42は孔壁、5は外力をそれ ぞれ示している。すなわち、F差込ピンは、外力5を受けると、プリント回路板 4の孔41に差し込まれ、孔壁42と密着してプリント回路板4上に固定される ようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような固定方式では、プリント回路板の孔及びエッジ距離 (プリント回路板の端部から孔のプリント回路板側に最も近い縁までの距離)が 上限側又は下限側に偏って造られた場合、当該F差込ピンが、プリント回路板に 固定された後、ややもすれば、弛緩現象を引き起こし、製品の品質に悪影響を及 ぼしている。
【0005】 このため、本考案者等は、上記欠点に鑑み、鋭意研究及び試験を重ねた結果、 本考案の「固定機能を具備した差込ピン」を完成するに至った。
【0006】 本考案の主たる目的は、モールド加工による加工製品の不良率を低下させるこ とができる差込ピンを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の固定機能を具備した差込ピンは、プリント 回路板に形成された孔に差し込んで固定される差込ピンであって、外形が前記孔 に適合するように形成され、外力の作用に応じて前記孔に差し込まれる第1の部 材と、この第1の部材の表面上に突出形成された係着手段とを備え、前記第1の 部材の受ける外力の作用に応じて、前記第1の部材が前記孔に密着係合するよう に差し込まれ、前記係着手段により差込ピンが前記プリント回路板上に固定され ることにより、上記の課題が解決される。
【0008】 また、前記差込ピンは、F差込ピンであって、方形柱体である第3の部材と、 この第3の部材の中央の表面に垂直に設けられる方形柱体状の第2の部材と、長 辺及び方形面を有する方形柱体をなし、前記第3の部材の終端部の表面に垂直に 設けられるとともに、前記第2の部材に平行に形成された第1の部材と、を備え てなることが好ましく、これにより、プリント回路板に係着固定して歩留まり及 び信頼性を向上させる。
【0009】 また、前記係着手段は、係着突起であって、前記第1の部材の長辺の表面上に 突出して設けられることが好ましい。
【0010】 このように、上記本考案の技術的手段によれば、差込ピンが効率よくプリント 回路板に係着固定して歩留まり及び信頼性を向上させるとともに、コストを低下 させ、産業競争力をアップさせることができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の他の目的、特徴及び効果は、以下の添付図面を参照しながら、本考案 の好適な実施の形態を説明すれば、より明確に理解できるであろう。もちろん、 本考案の技術的範囲は、これら実施の形態に限定されるものではない。以下、添 付図面を参照しながら、本考案の実施の形態について説明する。
【0012】 図1の(a)〜(c)は、本考案の好適な実施の形態の差込ピンの構成を示す とともに、その取り付け方法を説明するための概略図である。図において、1は 第1の部材、11は係着突起、2は第2の部材、3は第3の部材、4はプリント 回路板、41は孔、42は孔壁、5は外力である。図1の(a)は、F字形形状 を有するF差込ピンが外力の作用を受けおらず、プリント回路板の孔41に差し 込まれていない状態を示す。図1の(b)は、F差込ピンの第1の部材1が外力 5の作用により孔41に差し込まれる状態を示す。図1の(c)は、第1の部材 1が孔41に差し込まれ、係着突起11が孔壁42に係合して第1の部材1を孔 41に密着接合させることにより、F差込ピンをプリント回路板4に固定した状 態を示す。
【0013】 図2は、本考案の好適な実施の形態の差込ピンの構造を示す側面図である。図 において、1は第1の部材、11は係着突起、12は長辺、13は方形面、2は 第2の部材、3は第3の部材をそれぞれ示す。第2の部材2は、第3の部材3の 中央の表面に垂直に設けられている。第1の部材1は、第3の部材3の終端部に 垂直に且つ第2の部材2に平行に設けられた長辺12及び方形面13を有し、係 着突起11は、第1の部材1の長辺12に突出して設けられている。
【0014】 上記の図面及び説明からわかるように、本考案の固定機能を具備した差込ピン は、従来の差込ピンがプリント回路板に固定されるときに、プリント回路板の孔 及びエッジ距離が上限側又は下限側に偏って作られたために、F差込ピンがプリ ント回路板に固定された後、ややもすれば、弛緩現象を引き起こし、製品の品質 に悪影響を及ぼすという問題点を改善することができる。
【0015】
【考案の効果】 上記のように、本考案の固定機能を具備した差込ピンによれば、効率よくプリ ント回路板に係着固定されて、歩留まり及び信頼性を向上させるとともに、コス トを低下させ、産業競争力をアップさせることができるので、産業上の利用価値 が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(a)乃至(b)は、本考案の一実施の
形態の差込ピンの構成を示すとともに、その取付方法を
説明するための概略図である。
【図2】図2は、本考案の一実施の形態の差込ピンの構
造を示す側面図である。
【図3】図3は、従来のF差込ピン及びプリント回路板
の組立状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 第1の部材 2 第2の部材 3 第3の部材 4 プリント回路板 5 外力 11 係着突起 12 長辺 13 方形面 41 孔 42 孔壁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント回路板に形成された孔に差し込
    んで固定される差込ピンであって、 外形が前記孔に適合するように形成され、外力の作用に
    応じて前記孔に差し込まれる第1の部材と、 この第1の部材の表面上に突出形成された係着手段とを
    備え、 前記第1の部材の受ける外力の作用に応じて、前記第1
    の部材が前記孔に密着係合するように差し込まれ、前記
    係着手段により差込ピンが前記プリント回路板上に固定
    される固定機能を具備した差込ピン。
  2. 【請求項2】 前記差込ピンは、F差込ピンであって、 方形柱体である第3の部材と、 この第3の部材の中央の表面に垂直に設けられる方形柱
    体状の第2の部材と、 長辺及び方形面を有する方形柱体をなし、前記第3の部
    材の終端部の表面に垂直に設けられるとともに、前記第
    2の部材に平行に形成された第1の部材と、を備えてな
    ることを特徴とする請求項1記載の固定機能を具備した
    差込ピン。
  3. 【請求項3】 前記係着手段は、係着突起であって、前
    記第1の部材の長辺の表面上に突出して設けられること
    を特徴とする請求項1記載の固定機能を具備した差込ピ
    ン。
JP1998002012U 1997-11-04 1998-04-01 固定機能を具備した差込ピン Expired - Lifetime JP3052847U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW086218520U TW368248U (en) 1997-11-04 1997-11-04 Cotter with fastened & fixed function
TW86218520 1997-11-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3052847U true JP3052847U (ja) 1998-10-09

Family

ID=43186952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998002012U Expired - Lifetime JP3052847U (ja) 1997-11-04 1998-04-01 固定機能を具備した差込ピン

Country Status (2)

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JP (1) JP3052847U (ja)
TW (1) TW368248U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
TW368248U (en) 1999-08-21

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