JP2603146Y2 - カードエッジコネクタ - Google Patents

カードエッジコネクタ

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JP2603146Y2
JP2603146Y2 JP2884693U JP2884693U JP2603146Y2 JP 2603146 Y2 JP2603146 Y2 JP 2603146Y2 JP 2884693 U JP2884693 U JP 2884693U JP 2884693 U JP2884693 U JP 2884693U JP 2603146 Y2 JP2603146 Y2 JP 2603146Y2
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JP
Japan
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edge connector
card edge
board
daughter board
slit
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郁夫 榎本
芳久 山本
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日本エー・エム・ピー株式会社
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、母基板に下端側が接続
される子基板を受容するカードエッジコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】母基板と子基板を接続させるためのカー
ドエッジコネクタが従来から知られている。図4、図5
を参照して従来のカードエッジコネクタの構造を説明す
る。図4は、米国特許4,990,097号に開示され
たカードエッジコネクタを示す斜視図であり、図5は図
4に示されたカードエッジコネクタに取り付けられた状
態の、子基板を取り外すためのエジェクタを示す斜視図
である。
【0003】カードエッジコネクタ10の長手方向の両
端部には、子基板12の両側部12aを受け入れるポス
ト部14が形成されている。ポスト部14には突起14
aが形成されており、この突起14aと子基板12の孔
12bが係合することにより、子基板12はカードエッ
ジコネクタ10に保持される。カードエッジコネクタ1
0は母基板16に固定され、この固定された状態で、カ
ードエッジコネクタ10に子基板12を完全に差し込む
と、母基板16と子基板12が電気的に接続される。子
基板12は一般に小型でしかも多極であり、このためカ
ードエッジコネクタ10に差し込まれた子基板12を指
先で掴んでカードエッジコネクタ10から離脱させるこ
とは容易でない。子基板12をカードエッジコネクタ1
0から容易に離脱させるために、カードエッジコネクタ
10のポスト部14の一方には、子基板12を離脱させ
るためのエジェクタ18が設けられている。子基板12
を取り外す際は、エジェクタ18を上方に引き上げるこ
とにより、突起14aが形成されている部分が撓んで突
起14aと孔12bの係合が解除され、子基板12がカ
ードエッジコネクタ10から離脱される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来のカード
エッジコネクタ10に設けられているエジェクタ18は
カードエッジコネクタ10とは別体であり、このため、
製造される部品点数が増え、エジェクタ18をカードエ
ッジコネクタ10に取り付ける作業も必要になり、製造
コストが高くなるという問題がある。しかも、エジェク
タ18を取り付けるためのスペースも必要であるため、
カードエッジコネクタ10を小型化できないという問題
もある。
【0005】本考案は、上記事情に鑑み、部品点数が少
なく製造コストも低いカードエッジコネクタを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案のカードエッジコネクタは、下端側が母基板
続されると共に側部に切欠部が形成された子基板の両
側部を受け入れるポスト部が長手方向の両端に形成され
たハウジングを備えたカードエッジコネクタにおいて、
前記ポスト部のうちの少なくともいずれか一方のポスト
部が、その長手方向に沿って延びて上端で開口するスリ
ットと、該スリットにより2分割された分割片に設けら
前記子基板の前記切欠部と係合する突部とを具備し、
前記分割片の各々の上端近傍に、前記スリットと連通す
ると共に上端に向うにつれて互いに離隔し前記子基板を
前記ハウジングから離脱させる工具を載置するテーパ面
を形成したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本考案のカードエッジコネクタに保持された子
基板をこのカードエッジコネクタから離脱させるために
は、先ず、子基板を離脱させる工具をスリットのテーパ
部に載置し、子基板の切欠部と工具の一端を係合させ
る。この状態で、工具の他端を下げると工具の一部がス
リットに入り込みスリットが開いて突部と切欠部の係合
が解除され、子基板の側部は上方に押し上げられる。工
具の他端をさらに下げると、子基板の側部はさらに上方
に押し上げられ、子基板がカードエッジコネクタから離
脱される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本考案のカードエッジ
コネクタの一実施例を説明する。図1はカードエッジコ
ネクタを示す、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は側面図である。図2はカードエッジコネクタの
一部を拡大して示す、(a)は部分拡大図、(b)は
(a)のB−B断面図、(c)は(a)のC−C断面図
である。
【0009】カードエッジコネクタ20の長手方向の両
端部には、子基板40の両側部40aを受け入れるポス
ト部22,24が形成されている。ポスト部22,24
には突部26が形成されており、子基板40がカードエ
ッジコネクタ20に完全に差し込まれると、突部26と
子基板40の切欠部44が係合して、子基板40がカー
ドエッジコネクタ20に保持される。カードエッジコネ
クタ20は母基板(図示せず)に固定されており、この
固定された状態で、カードエッジコネクタ20に子基板
40を完全に差し込むと、母基板と子基板40が電気的
に接続される。
【0010】ポスト部22,24には、スリット28が
形成されており、このスリット28によりポスト部22
は分割片22a,22bに分割されている。また、側部
40aが受け入れられる部分のスリット28の幅は、外
側の部分のスリット28の幅より広く形成されている。
さらに、スリット28に連通すると共に上端に向かって
広がった、即ち上端に向うにつれて互いに離隔したテー
パ面が分割片22a,22bの上端近傍に形成されてお
り、子基板40を離脱させる工具がテーパ部28aに載
置される。
【0011】次に、図3を参照して子基板40がカード
エッジコネクタ20に差し込まれてから離脱されるまで
の工程を説明する。子基板40は、カードエッジコネク
タ20の上方の位置42からこのカードエッジコネクタ
20に差し込まれ、カードエッジコネクタ20の突部2
6と子基板40の切欠部44が係合することにより完全
に差し込まれた位置45に保持される。この完全に差し
込まれた位置45にある子基板40をカードエッジコネ
クタ20から離脱させる工具としては、例えば先端部の
幅が直径2mmのマイナスドライバ50が使用される。
このマイナスドライバ50をスリット28のテーパ部2
8aに載置し、子基板40の切欠部44とマイナスドラ
イバ50の先端部を係合させる。この状態で、マイナス
ドライバ50の他端部を下げるとマイナスドライバ50
の中央部よりも先端部側の一部が、スリット28の幅が
狭い部分に入り込み、分割片22a,22bを互いに離
れる方向に撓ませる。この結果、突部26と切欠部44
の係合が解除され、子基板40の側部40aはやや上方
の位置46まで押し上げられる。この上方の位置46ま
で側部40aが離脱されると、マイナスドライバ50の
先端部を子基板40の切欠部44に係合させた状態で、
マイナスドライバ50を上方に持ち上げることにより、
子基板40は完全に離脱された位置48に押し上げられ
る。
【0012】以上説明した本実施例のカードエッジコネ
クタ20は、従来のように、子基板を離脱させるエジェ
クタを別途製造して取り付ける必要がないため、部品点
数を少なくでき製造コストを低下できる。また、従来の
エジェクタを取り付けるスペースが不要になるため、カ
ードエッジコネクタの小型化が達成できる。さらに、カ
ードエッジコネクタの構造が簡単であるため、カードエ
ッジコネクタを製造するための金型の構造を簡単にでき
る。
【0013】なお、本実施例のカードエッジコネクタ2
0には両方のポスト部22,24にスリット28が形成
されているため、どちらのポスト部を利用しても子基板
40を離脱させることができるが、いずれか一方のポス
ト部にだけスリット28を形成してもよい。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案のカードエッ
ジコネクタでは、ポスト部にスリットを形成しこのスリ
ットを利用して、カードエッジコネクタから子基板を離
脱させるようにしたため、部品点数を少なくでき製造コ
ストを低下できる。また、従来のエジェクタに代えてポ
スト部にスリットを形成したため、省スペースにより小
型化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カードエッジコネクタを示す、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図2】カードエッジコネクタを示す、(a)は部分拡
大図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)は(a)
のC−C断面図である。
【図3】子基板がカードエッジコネクタに差し込まれて
から離脱されるまでの工程を示す説明図である。
【図4】従来のカードエッジコネクタを示す斜視図であ
る。
【図5】図4に示されたカードエッジコネクタに取り付
けられた状態の、子基板を取り外すためのエジェクタを
示す斜視図である。
【符号の説明】
20 カードエッジコネクタ 22,24 ポスト部 22a,22b 分割片 28 スリット 28a テーパ部 40 子基板 40a 側部 50 マイナスドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/629 H01R 13/639 H01R 23/68 301

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端側が母基板に接続されると共に側部
    に切欠部が形成された子基板の両側部を受け入れるポス
    ト部が長手方向の両端に形成されたハウジングを備えた
    カードエッジコネクタにおいて、 前記ポスト部のうちの少なくともいずれか一方のポスト
    部が、その長手方向に沿って延びて上端で開口するスリ
    ットと、該スリットにより2分割された分割片に設けら
    前記子基板の前記切欠部と係合する突部とを具備し、 前記分割片の各々の上端近傍に、前記スリットと連通す
    ると共に上端に向うにつれて互いに離隔し前記子基板を
    前記ハウジングから離脱させる工具を載置するテーパ面
    を形成した ことを特徴とするカードエッジコネクタ。
JP2884693U 1993-05-31 1993-05-31 カードエッジコネクタ Expired - Fee Related JP2603146Y2 (ja)

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JPH0688070U JPH0688070U (ja) 1994-12-22
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