JP2000112387A - 表示装置 - Google Patents
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- JP2000112387A JP2000112387A JP10285183A JP28518398A JP2000112387A JP 2000112387 A JP2000112387 A JP 2000112387A JP 10285183 A JP10285183 A JP 10285183A JP 28518398 A JP28518398 A JP 28518398A JP 2000112387 A JP2000112387 A JP 2000112387A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フロントケース10とリアケースとの間隙に
収納された液晶表示パネルががたつくことによる液晶表
示パネルが破損することを防止できるLCDを提供す
る。 【解決手段】 SUS等の金属、あるいは樹脂等から成
り「L」字状に成型されたフロントケース10とリアケ
ース30の被覆部32によって、液晶表示パネル20の
周縁部と液晶表示パネル20の厚み方向に延びる周側部
とを覆う。リアケース30の爪突出部31と、フロント
ケース10の爪ロック部11とが嵌合される。リアケー
ス30の周縁部32には弾性突出部34が形成されてお
り、液晶表示パネルを押し上げる方向に突出させること
によって液晶表示パネルががたつかないようにする。
収納された液晶表示パネルががたつくことによる液晶表
示パネルが破損することを防止できるLCDを提供す
る。 【解決手段】 SUS等の金属、あるいは樹脂等から成
り「L」字状に成型されたフロントケース10とリアケ
ース30の被覆部32によって、液晶表示パネル20の
周縁部と液晶表示パネル20の厚み方向に延びる周側部
とを覆う。リアケース30の爪突出部31と、フロント
ケース10の爪ロック部11とが嵌合される。リアケー
ス30の周縁部32には弾性突出部34が形成されてお
り、液晶表示パネルを押し上げる方向に突出させること
によって液晶表示パネルががたつかないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1及び第2の支
持体に表示パネルが収納された表示装置に関する。
持体に表示パネルが収納された表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラ等の用途で数イン
チクラスの小型の表示装置として、例えば液晶表示装置
(LCD:Liquid Crystal Display)、有機EL(Elec
toroLuminescence)表示装置等の研究開発が進められて
いる。
チクラスの小型の表示装置として、例えば液晶表示装置
(LCD:Liquid Crystal Display)、有機EL(Elec
toroLuminescence)表示装置等の研究開発が進められて
いる。
【0003】これらの各表示装置は、表示パネルが金
属、樹脂等からなるケース内に収納された構造が採用さ
れている。
属、樹脂等からなるケース内に収納された構造が採用さ
れている。
【0004】図6に従来のLCDの分解斜視図を示し、
図7にその組立斜視図を示し、更に図8に図7中のC−
C線に沿ったLCDの断面図を示す。
図7にその組立斜視図を示し、更に図8に図7中のC−
C線に沿ったLCDの断面図を示す。
【0005】図6に示すように、LCDは、第1の支持
体であるフロントケース10と、液晶表示パネル20
と、第2の支持体であるリアケース30とを積層させて
組み立ててなる。組立完了の状態は図7に示すとおりで
ある。図6に示すように、「L」字状に折り曲げられて
液晶表示パネル20の周縁部及び側縁部を覆うフロント
ケース10は、その側縁部にはフロントケース10を切
り欠いて形成した開口部からなる爪ロック部11を備え
ている。この爪ロック部11はリアケース30の爪突出
部31と嵌合される。また、フロントケース10は、液
晶表示パネル20の表示が確認できる大きさの窓12が
設けられている。
体であるフロントケース10と、液晶表示パネル20
と、第2の支持体であるリアケース30とを積層させて
組み立ててなる。組立完了の状態は図7に示すとおりで
ある。図6に示すように、「L」字状に折り曲げられて
液晶表示パネル20の周縁部及び側縁部を覆うフロント
ケース10は、その側縁部にはフロントケース10を切
り欠いて形成した開口部からなる爪ロック部11を備え
ている。この爪ロック部11はリアケース30の爪突出
部31と嵌合される。また、フロントケース10は、液
晶表示パネル20の表示が確認できる大きさの窓12が
設けられている。
【0006】次に液晶表示パネル20は、一般的な液晶
表示パネルであり、液晶を駆動する薄膜トランジスタ及
びそれに接続された表示電極を備えたガラス基板21
と、それらに対向した対向電極を設けたガラス基板22
との間に液晶が封入されてなっている。また、液晶表示
パネル20の1側辺には、薄膜トランジスタに走査信号
等の駆動信号を供給するフレキシブル基板(FPC)2
3が接続されている。
表示パネルであり、液晶を駆動する薄膜トランジスタ及
びそれに接続された表示電極を備えたガラス基板21
と、それらに対向した対向電極を設けたガラス基板22
との間に液晶が封入されてなっている。また、液晶表示
パネル20の1側辺には、薄膜トランジスタに走査信号
等の駆動信号を供給するフレキシブル基板(FPC)2
3が接続されている。
【0007】こうして、液晶表示パネル20が、フロン
トケース10及びリアケース30の嵌合によって形成さ
れる空隙に収納されてLCDが完成する。
トケース10及びリアケース30の嵌合によって形成さ
れる空隙に収納されてLCDが完成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の表示装置においては以下のような欠点があった。
の表示装置においては以下のような欠点があった。
【0009】図8に示すように、フロントケース10に
設けた爪ロック部11の、液晶表示パネルの厚み方向の
設計基準寸法aは例えば0.8mmであり、爪ロック部
11に爪突出部31が入る寸法の開口部でなければなら
ないので、例えば、その許容寸法(+a1、−a2)は
それぞれ+0.2mm、−0mmに設定されている。ま
た、リアケースに設けた爪突出部31の、液晶表示パネ
ルの厚み方向の設計基準寸法bは0.7mmであり、爪
突出部31が爪ロック部11に入る寸法の突出部でなけ
ればならないので、その許容寸法(+b1、−b2)は
それぞれ+0mm、−0.1mmに設定されている。
設けた爪ロック部11の、液晶表示パネルの厚み方向の
設計基準寸法aは例えば0.8mmであり、爪ロック部
11に爪突出部31が入る寸法の開口部でなければなら
ないので、例えば、その許容寸法(+a1、−a2)は
それぞれ+0.2mm、−0mmに設定されている。ま
た、リアケースに設けた爪突出部31の、液晶表示パネ
ルの厚み方向の設計基準寸法bは0.7mmであり、爪
突出部31が爪ロック部11に入る寸法の突出部でなけ
ればならないので、その許容寸法(+b1、−b2)は
それぞれ+0mm、−0.1mmに設定されている。
【0010】従って、爪ロック部11及び爪突出部31
の許容寸法の絶対値によって、爪ロック部11と爪突出
部31とには最大で0.3mmの寸法差が生じることに
なる。そのため、フロントケース10とリアケースとの
間隙に収納された液晶表示パネルはがたつくことにな
り、液晶表示パネルが破損するという欠点があった。
の許容寸法の絶対値によって、爪ロック部11と爪突出
部31とには最大で0.3mmの寸法差が生じることに
なる。そのため、フロントケース10とリアケースとの
間隙に収納された液晶表示パネルはがたつくことにな
り、液晶表示パネルが破損するという欠点があった。
【0011】この欠点を解消するために、それぞれの許
容寸法精度を高くすればよいが、そのためにはコストが
増大するという欠点があった。
容寸法精度を高くすればよいが、そのためにはコストが
増大するという欠点があった。
【0012】そこで本発明は、上記の従来の欠点に鑑み
て為されたものであり、爪ロック部及び爪突出部の許容
寸法に関係なく、収納された表示パネルが破損すること
を防止するとともに、許容寸法精度の向上によるコスト
増大を防止する表示装置を提供することを目的とする。
て為されたものであり、爪ロック部及び爪突出部の許容
寸法に関係なく、収納された表示パネルが破損すること
を防止するとともに、許容寸法精度の向上によるコスト
増大を防止する表示装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、表
示パネルと、該表示パネルの表面周縁部及び周側部を覆
い該周側部に開口した爪ロック部を備えた第1の被覆部
を有する第1の支持体と、前記表示パネルの裏面周縁部
及び周側部を覆い該周側部に前記爪ロック部に対応した
位置に爪突起部を備えた第2の被覆部を有し前記第1の
支持体に対向した第2の支持体とから成っており、前記
表示パネルが前記爪ロック部と爪突起部との嵌合により
前記第1の支持体と第2の支持体との間隙に収納された
表示装置であって、前記第1又は第2の被覆部に前記表
示パネルを押圧する弾性突出部が設けられており、該弾
性突出部は設けられた被覆部に対向した被覆部側に向か
って突出しているものである。
示パネルと、該表示パネルの表面周縁部及び周側部を覆
い該周側部に開口した爪ロック部を備えた第1の被覆部
を有する第1の支持体と、前記表示パネルの裏面周縁部
及び周側部を覆い該周側部に前記爪ロック部に対応した
位置に爪突起部を備えた第2の被覆部を有し前記第1の
支持体に対向した第2の支持体とから成っており、前記
表示パネルが前記爪ロック部と爪突起部との嵌合により
前記第1の支持体と第2の支持体との間隙に収納された
表示装置であって、前記第1又は第2の被覆部に前記表
示パネルを押圧する弾性突出部が設けられており、該弾
性突出部は設けられた被覆部に対向した被覆部側に向か
って突出しているものである。
【0014】また、表示パネルと、該表示パネルの表面
周縁部及び周側部を覆い該周側部に開口した爪ロック部
を備えた第1の被覆部を有する第1の支持体と、前記表
示パネルの裏面周縁部及び周側部を覆い該周側部に前記
爪ロック部に対応した位置に爪突起部を備えた第2の被
覆部を有し前記第1の支持体に対向した第2の支持体
と、該第2の支持体側に前記表示パネルに光を供給する
光源を備えた光源ホルダーとから成っており、前記表示
パネル及び光源ホルダーが前記爪ロック部と爪突起部と
の嵌合により前記第1の支持体と第2の支持体との間隙
に収納された表示装置であって、前記第1又は第2の被
覆部に前記表示パネルを押圧する弾性突出部が設けられ
ており、該弾性突出部は設けられた被覆部に対向した被
覆部側に向かって突出しているものである。
周縁部及び周側部を覆い該周側部に開口した爪ロック部
を備えた第1の被覆部を有する第1の支持体と、前記表
示パネルの裏面周縁部及び周側部を覆い該周側部に前記
爪ロック部に対応した位置に爪突起部を備えた第2の被
覆部を有し前記第1の支持体に対向した第2の支持体
と、該第2の支持体側に前記表示パネルに光を供給する
光源を備えた光源ホルダーとから成っており、前記表示
パネル及び光源ホルダーが前記爪ロック部と爪突起部と
の嵌合により前記第1の支持体と第2の支持体との間隙
に収納された表示装置であって、前記第1又は第2の被
覆部に前記表示パネルを押圧する弾性突出部が設けられ
ており、該弾性突出部は設けられた被覆部に対向した被
覆部側に向かって突出しているものである。
【0015】更に、前記弾性突出部の前記表示パネルと
の接触部と、前記弾性突出部が設けられた側の被覆部の
内面との間の弾性突出部の突出寸法は、前記爪ロック部
における表示パネル厚み方向の最大許容寸法の絶対値
と、前記爪突起部における表示パネル厚み方向の最大許
容寸法の絶対値との和よりも大きいものである。
の接触部と、前記弾性突出部が設けられた側の被覆部の
内面との間の弾性突出部の突出寸法は、前記爪ロック部
における表示パネル厚み方向の最大許容寸法の絶対値
と、前記爪突起部における表示パネル厚み方向の最大許
容寸法の絶対値との和よりも大きいものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の表示装置をLCDに応用
した場合について以下に説明する。
した場合について以下に説明する。
【0017】図1に液晶表示パネルの裏面側から見た平
面図を示し、図2に図1中のA−A線に沿ったLCDの
断面図を示し、図3に図1に示す円の中に示すリアケー
スに設けた突出部の拡大平面図を示す。
面図を示し、図2に図1中のA−A線に沿ったLCDの
断面図を示し、図3に図1に示す円の中に示すリアケー
スに設けた突出部の拡大平面図を示す。
【0018】図1及び図2に示すように、LCDは、第
1の支持体であるフロントケース10、液晶表示パネル
20、及び第2の支持体であるリアケース30、を順に
積層して組み立てることによって形成されている。
1の支持体であるフロントケース10、液晶表示パネル
20、及び第2の支持体であるリアケース30、を順に
積層して組み立てることによって形成されている。
【0019】液晶表示パネル20の構造は従来と同じ構
造であるので説明は省略する。
造であるので説明は省略する。
【0020】フロントケース10はSUS等の金属、あ
るいは樹脂等から成っており、それらを「L」字状に成
型して液晶表示パネルの周縁部と液晶表示パネル20の
厚み方向に延びる周側部とを覆う被覆部が形成される。
即ち、フロントケース10には、液晶表示パネルの表示
が確認できるための窓が形成されている。
るいは樹脂等から成っており、それらを「L」字状に成
型して液晶表示パネルの周縁部と液晶表示パネル20の
厚み方向に延びる周側部とを覆う被覆部が形成される。
即ち、フロントケース10には、液晶表示パネルの表示
が確認できるための窓が形成されている。
【0021】その周側部にはフロントケース10の周側
部の一部を切り欠いて形成した爪ロック部11が備えら
れている。この爪ロック部11はリアケース30の爪突
出部31と嵌合される。
部の一部を切り欠いて形成した爪ロック部11が備えら
れている。この爪ロック部11はリアケース30の爪突
出部31と嵌合される。
【0022】なお、爪ロック部11は、フロントケース
10がSUSの場合には「L」字状に成形する平板状態
のときに、窓形成等と同時にプレスによって開口してお
くことで形成される。
10がSUSの場合には「L」字状に成形する平板状態
のときに、窓形成等と同時にプレスによって開口してお
くことで形成される。
【0023】次に、リアケース30について説明する。
【0024】リアケース30は、フロントケース10と
同様にSUS等の金属、あるいは樹脂等から成ってお
り、「L」字状に成型されている。液晶表示パネル20
の周縁部と液晶表示パネル20の厚み方向に延びる周側
部とを覆う被覆部32が形成される。ここで、液晶表示
パネル20の周縁部とは、液晶表示パネルの周辺に設け
た信号入力端子及び表示画素は形成されていても有効な
表示に影響を与えない領域を示す。また液晶表示パネル
20の周側部とは、液晶表示パネルの一部を構成するガ
ラス基板21,22の厚みに相当する側面の領域を示
す。これらの領域を、フロントケース10及びリアケー
ス30の被覆部32で覆っている。
同様にSUS等の金属、あるいは樹脂等から成ってお
り、「L」字状に成型されている。液晶表示パネル20
の周縁部と液晶表示パネル20の厚み方向に延びる周側
部とを覆う被覆部32が形成される。ここで、液晶表示
パネル20の周縁部とは、液晶表示パネルの周辺に設け
た信号入力端子及び表示画素は形成されていても有効な
表示に影響を与えない領域を示す。また液晶表示パネル
20の周側部とは、液晶表示パネルの一部を構成するガ
ラス基板21,22の厚みに相当する側面の領域を示
す。これらの領域を、フロントケース10及びリアケー
ス30の被覆部32で覆っている。
【0025】リアケース30の周側部には爪突出部31
が設けられており、フロントケース10の爪ロック部1
1と嵌合されるようになっている。
が設けられており、フロントケース10の爪ロック部1
1と嵌合されるようになっている。
【0026】爪突出部31は、リアケースがSUSの場
合には「L」字状に成形する平板の状態のときに、組み
立てられたときのLCDの内側から外側に向かって押圧
して突出させることで形成される。
合には「L」字状に成形する平板の状態のときに、組み
立てられたときのLCDの内側から外側に向かって押圧
して突出させることで形成される。
【0027】また、図1に示すようにリアケース30の
周縁部32には弾性突出部34が形成されている。
周縁部32には弾性突出部34が形成されている。
【0028】この弾性突出部34は、リアケース30が
平板状態のときに、液晶表示パネル20の表示領域に対
応した窓等を形成する際に、同時に図3に示すような形
状に成形し、その後、液晶表示パネルを押し上げる方向
(矢印方向)に突出させることによって形成される。
平板状態のときに、液晶表示パネル20の表示領域に対
応した窓等を形成する際に、同時に図3に示すような形
状に成形し、その後、液晶表示パネルを押し上げる方向
(矢印方向)に突出させることによって形成される。
【0029】リアケース30の周縁部32に、切り欠き
部35をプレスによって形成することで弾性突出部34
の形状ができる。その後、その弾性突出部34を液晶表
示パネル20側に突出させて形成する。
部35をプレスによって形成することで弾性突出部34
の形状ができる。その後、その弾性突出部34を液晶表
示パネル20側に突出させて形成する。
【0030】このとき、図2に示すように、液晶表示パ
ネル20方向に突出させる寸法cは、リアケース30の
内面側と弾性突出部34の液晶表示パネル20との接触
部との寸法である。この寸法は、液晶表示パネル20が
フロントケース10に押し当てられる程度でよいが、爪
ロック部11の最大許容寸法の絶対値と爪突出部31の
最大許容寸法の絶対値との和よりも大きい程度が好まし
い。
ネル20方向に突出させる寸法cは、リアケース30の
内面側と弾性突出部34の液晶表示パネル20との接触
部との寸法である。この寸法は、液晶表示パネル20が
フロントケース10に押し当てられる程度でよいが、爪
ロック部11の最大許容寸法の絶対値と爪突出部31の
最大許容寸法の絶対値との和よりも大きい程度が好まし
い。
【0031】上述のフロントケース10とリアケースと
を嵌合させ、それによって形成される間隙に液晶表示パ
ネルを収納することによりLCDが完成する。
を嵌合させ、それによって形成される間隙に液晶表示パ
ネルを収納することによりLCDが完成する。
【0032】このとき、収納された液晶表示パネル20
は、リアケース30に設けられた弾性突出部34によっ
て、図1に示すように上方に押し上げられる。そのた
め、爪ロック部11及び爪突出部31のそれぞれの許容
寸法a1,a2,b1,b2に関係なく、液晶表示パネ
ルががたつくことがなくなるため損傷することが防止で
きる。また、爪ロック部11及び爪突出部31のそれぞ
れの許容寸法a1,a2,b1,b2の精度にも依存し
ないため、許容寸法の精度を向上させることによるコス
トの増大を防止することもできる。
は、リアケース30に設けられた弾性突出部34によっ
て、図1に示すように上方に押し上げられる。そのた
め、爪ロック部11及び爪突出部31のそれぞれの許容
寸法a1,a2,b1,b2に関係なく、液晶表示パネ
ルががたつくことがなくなるため損傷することが防止で
きる。また、爪ロック部11及び爪突出部31のそれぞ
れの許容寸法a1,a2,b1,b2の精度にも依存し
ないため、許容寸法の精度を向上させることによるコス
トの増大を防止することもできる。
【0033】なお、液晶表示パネル20が反射型液晶表
示パネルである場合には、リアケース30には表示領域
に対応した窓は不要である。逆に透過型液晶表示パネル
である場合には、リアケース側から光(自然光、バック
ライト光)が供給されるように、リアケース30に窓を
備えている。
示パネルである場合には、リアケース30には表示領域
に対応した窓は不要である。逆に透過型液晶表示パネル
である場合には、リアケース側から光(自然光、バック
ライト光)が供給されるように、リアケース30に窓を
備えている。
【0034】なお、上述のLCDの説明においては、フ
ロントケース10とリアケース30との間隙に液晶表示
パネルを収納した場合について説明したが、本発明はそ
れに限定されるものではなく、図4に示すようにフロン
トケース10とリアケース30との空隙に液晶表示パネ
ル20とこの液晶表示パネル20の光源であるバックラ
イトを収納した場合にも採用することができる。
ロントケース10とリアケース30との間隙に液晶表示
パネルを収納した場合について説明したが、本発明はそ
れに限定されるものではなく、図4に示すようにフロン
トケース10とリアケース30との空隙に液晶表示パネ
ル20とこの液晶表示パネル20の光源であるバックラ
イトを収納した場合にも採用することができる。
【0035】この場合、第2の支持体は、バックライト
をも収納することから光源ホルダ30と称する。
をも収納することから光源ホルダ30と称する。
【0036】この光源ホルダ30は前述の図1の場合と
同様に、弾性突出部34を備えており、それによってフ
ロントケース10に液晶表示パネル20が接触するよう
に、収納された液晶表示パネル20及びバックライト4
0を押し上げている(矢印方向)。バックライト40
は、液晶表示パネル20に光を供給する光源、例えば冷
陰極管式のバックライトあるいは液晶表示パネル20の
1辺側に蛍光灯を備えこの蛍光灯からの光を全面に導く
導光層が備えられたバックライトである。これらの光源
によって液晶表示パネル20の光が全面に行き渡り表示
を見ることができる。光源は外部からの電力が供給され
て光源が点灯する。また、本発明は図5に示すように、
弾性突出部の先端に突起36を設けた場合にも採用が可
能であり、弾性突出部の場合と同様の効果が得られる。
同様に、弾性突出部34を備えており、それによってフ
ロントケース10に液晶表示パネル20が接触するよう
に、収納された液晶表示パネル20及びバックライト4
0を押し上げている(矢印方向)。バックライト40
は、液晶表示パネル20に光を供給する光源、例えば冷
陰極管式のバックライトあるいは液晶表示パネル20の
1辺側に蛍光灯を備えこの蛍光灯からの光を全面に導く
導光層が備えられたバックライトである。これらの光源
によって液晶表示パネル20の光が全面に行き渡り表示
を見ることができる。光源は外部からの電力が供給され
て光源が点灯する。また、本発明は図5に示すように、
弾性突出部の先端に突起36を設けた場合にも採用が可
能であり、弾性突出部の場合と同様の効果が得られる。
【0037】この場合、液晶表示パネル20方向に突出
させる突起の寸法cは、リアケース30の内面側と突起
部36の液晶表示パネル20との接触部との寸法であ
り、この寸法は、液晶表示パネル20がフロントケース
10に押し当てられる程度でよいが、爪ロック部11の
最大許容寸法の絶対値と爪突出部31の最大許容寸法の
絶対値との和よりも大きい程度が好ましい。
させる突起の寸法cは、リアケース30の内面側と突起
部36の液晶表示パネル20との接触部との寸法であ
り、この寸法は、液晶表示パネル20がフロントケース
10に押し当てられる程度でよいが、爪ロック部11の
最大許容寸法の絶対値と爪突出部31の最大許容寸法の
絶対値との和よりも大きい程度が好ましい。
【0038】なお、上述の説明においては、弾性突出部
をリアケースに設けた場合について説明したが、本発明
はそれに限定されるものではなく、フロントケースに設
けられていても良く、あるいはフロントケース及びリア
ケースともに設けられていても良い。
をリアケースに設けた場合について説明したが、本発明
はそれに限定されるものではなく、フロントケースに設
けられていても良く、あるいはフロントケース及びリア
ケースともに設けられていても良い。
【0039】また、上述の実施の形態において弾性突出
部は、全体に均一に表示パネルを押すことが好ましいた
め、表示パネルの周縁部の4角付近にそれぞれ1カ所
(計4カ所)形成した場合について説明したが、弾性突
出部を形成する面積が小さいあるいは無い場合には、必
ずしも4カ所設ける必要はない。
部は、全体に均一に表示パネルを押すことが好ましいた
め、表示パネルの周縁部の4角付近にそれぞれ1カ所
(計4カ所)形成した場合について説明したが、弾性突
出部を形成する面積が小さいあるいは無い場合には、必
ずしも4カ所設ける必要はない。
【0040】更に、上述の実施の形態の説明において
は、表示装置としてLCDの場合について説明したが、
本発明はLCDに限定されるものではなく、有機EL表
示装置、プラズマ表示装置等の様々な表示装置に採用す
ることが可能である。
は、表示装置としてLCDの場合について説明したが、
本発明はLCDに限定されるものではなく、有機EL表
示装置、プラズマ表示装置等の様々な表示装置に採用す
ることが可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明の表示装置によれば、第1及び第
2の支持体に設けた爪ロック部及び爪突出部の許容寸法
精度に関係なく、収納された表示パネルが破損すること
を防止できるとともに、許容寸法の精度向上によるコス
ト増大を防止することができる表示装置を得ることがで
きる。
2の支持体に設けた爪ロック部及び爪突出部の許容寸法
精度に関係なく、収納された表示パネルが破損すること
を防止できるとともに、許容寸法の精度向上によるコス
ト増大を防止することができる表示装置を得ることがで
きる。
【図1】本発明の第1の実施の形態であるLCDの裏面
から見た平面図である。
から見た平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態であるLCDの断面
図である。
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態であるLCDの部分
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態であるLCDの断面
図である。
図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態であるLCDの断面
図である。
図である。
【図6】従来のLCDの分解斜視図である。
【図7】従来のLCDの組立斜視図である。
【図8】従来のLCDの断面図である。
10 フロントケース 11 爪ロック部 20 液晶表示パネル 21 ガラス基板 22 ガラス基板 30 リアケース 31 爪突出部 32 被覆部 34 弾性突出部 35 切り欠き部 36 突起 40 光源ホルダ
Claims (3)
- 【請求項1】 表示パネルと、該表示パネルの表面周縁
部及び周側部を覆い該周側部に開口した爪ロック部を備
えた第1の被覆部を有する第1の支持体と、前記表示パ
ネルの裏面周縁部及び周側部を覆い該周側部に前記爪ロ
ック部に対応した位置に爪突起部を備えた第2の被覆部
を有し前記第1の支持体に対向した第2の支持体とから
成っており、前記表示パネルが前記爪ロック部と爪突起
部との嵌合により前記第1の支持体と第2の支持体との
間隙に収納された表示装置であって、 前記第1又は第2の被覆部に前記表示パネルを押圧する
弾性突出部が設けられており、該弾性突出部は設けられ
た被覆部に対向した被覆部側に向かって突出しているこ
とを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 表示パネルと、該表示パネルの表面周縁
部及び周側部を覆い該周側部に開口した爪ロック部を備
えた第1の被覆部を有する第1の支持体と、前記表示パ
ネルの裏面周縁部及び周側部を覆い該周側部に前記爪ロ
ック部に対応した位置に爪突起部を備えた第2の被覆部
を有し前記第1の支持体に対向した第2の支持体と、該
第2の支持体側に前記表示パネルに光を供給する光源を
備えた光源ホルダーとから成っており、前記表示パネル
及び光源ホルダーが前記爪ロック部と爪突起部との嵌合
により前記第1の支持体と第2の支持体との間隙に収納
された表示装置であって、 前記第1又は第2の被覆部に前記表示パネルを押圧する
弾性突出部が設けられており、該弾性突出部は設けられ
た被覆部に対向した被覆部側に向かって突出しているこ
とを特徴とする表示装置。 - 【請求項3】 前記弾性突出部の前記表示パネルとの接
触部と、前記弾性突出部が設けられた側の被覆部の内面
との間の弾性突出部の突出寸法は、前記爪ロック部にお
ける表示パネル厚み方向の最大許容寸法の絶対値と、前
記爪突起部における表示パネル厚み方向の最大許容寸法
の絶対値との和よりも大きいことを特徴とする表示装
置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10285183A JP2000112387A (ja) | 1998-10-07 | 1998-10-07 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000112387A true JP2000112387A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17688188
Family Applications (1)
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Country | Link |
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- 1998-10-07 JP JP10285183A patent/JP2000112387A/ja active Pending
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