JP2003082790A - リフォームボード及びその施工方法 - Google Patents
リフォームボード及びその施工方法Info
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Abstract
響されることなく、現場においてリフォームボード6を
組み立ててリフォーム用設備品を施工することができる
ようにする。 【解決手段】現場において、複数の板状材を連結枠組し
てリフォームボード6を形成し、該リフォームボード6
を施工壁面へビス固定し、リフォームボード6へ施工設
備品をビス固定する。このように本発明にあっては、ビ
スの位置が異なる場合であってもリフォーム用設備品を
施工することが可能であり、また現場において施工でき
るので、材料の搬入や取扱いが便利である。従って、従
来のように既設の壁面を取り外して胴縁をリフォーム用
設備品に対応配置した後、壁面を再構築してリフォーム
用設備品を取り付ける等の面倒な作業は不要である。
Description
では施工ビスの取り付け位置が異なるために洗面化粧台
等のリフォーム用設備品を施工できない場合にあって、
既設の壁面に新たにリフォーム用の木質系ボードを現場
で組立付加して該ボードに対してリフォーム用設備品を
取り付けるようにした技術に関するものである。
に示すように、胴縁1の内外面に外壁パネル2と内壁パ
ネル3とを取り付けている。このような既設の内壁面
(内壁パネル3)に対して新たな洗面化粧台やミラー、
その他のリフォーム用設備品4を取り付けようとする
と、既設の壁面の心材である胴縁1に対するリフォーム
用設備品4の施工用ビス5の位置が異なり、リフォーム
用設備品4を既設の壁面に取り付けることができないこ
とがあった。
フォーム用設備品4を設置する場合は、内壁パネル3の
全体を取り外してリフォーム用設備品4の施工用ビス5
の位置に新たに胴縁を取り付けた後、新たな内壁パネル
3を張り直し、更にリフォーム用設備品4を設置しなけ
ればならず、大掛かりな工事となる欠点があった。また
新たな内壁パネル3の大きさは、例えば、一枚の大きさ
が幅600mm×高さ1850mmであり、現場に搬入
したり、現場で施工する際に、取扱いに手間取るという
欠点があった。
に鑑みてこれを改良除去したものであって、リフォーム
用設備品の施工用ビスの位置に影響されることなく、現
場においてリフォームボードを組み立ててリフォーム用
設備品を施工することのできる施工方法及びリフォーム
ボードを提供せんとするものである。
が採用した請求項1の手段は、現場において、複数の板
状材を連結枠組してリフォームボードを形成し、該リフ
ォームボードを施工壁面へビス固定し、リフォームボー
ドへ施工設備品をビス固定するようにしたことを特徴と
するリフォームボードの施工方法である。このように、
複数の板状材を連結枠組してリフォームボードを形成
し、該リフォームボードを施工壁面へ固定して、これに
施工設備品を固定することにより、ビスの位置が異なる
場合であってもリフォーム用設備品を施工することが可
能であり、また現場において施工できるので、材料の搬
入や取扱いが極めて便利である。
施工壁面へ施工設備品を取り付けるための板状材を連結
枠組みして成るリフォームボードであって、連結部にお
ける一方側の板状材にダボを突出形成すると共に、他方
側の板状材に前記ダボの頭部と係合してこれを引き寄せ
ることのできる回転連結具を取り付けたことを特徴とす
るリフォームボードである。この発明のリフォームボー
ドの組立は、連結部における一方側の板状材に突出形成
したダボの頭部を、他方側の板状材に取り付けた回転連
結具に係合させ、回転連結具を回転させることで、前記
ダボが引き寄せることで行われる。そのため、リフォー
ムボードの組立は、現場において容易に行うことがで
き、各部材を分離して搬入及び取り扱うことができるの
で、便利である。
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。図1〜図5は本発明の一実施の形態に係るものであ
り、図1はリフォームボード6の全体を示す正面図、図
2の図(A)は上部縦桟7A,7Bを示す正面図であ
り、図(B)は下部縦桟8A,8Bを示す正面図であ
る。図3の図(A)は上部及び中間部の横桟9A〜9E
を示す正面図であり、図(B)は最下部の横桟10を示
す正面図である。また図4の図(A)は回転連結具11
の側面図、図(B)は回転連結具11を左側上部縦桟7
Aへ装着した状態の縦断面正面図、図(C)はダボ12
を最上部横桟9Aへ装着した状態の正面図、図5は組立
後の連結部を拡大して示すリフォームボードの拡大正面
図である。
は、既設の壁面である内壁パネルに直接、リフォームボ
ード6を取り付け、更にこのリフォームボード6にリフ
ォーム用設備品(例えば、洗面化粧台等)を取り付ける
ようにしている。リフォームボード6は、図1〜図3に
示すように、左右の上部縦桟7A,7B及び左右の下部
縦桟8A,8Bと、上部及び中間部の横桟9A〜9E並
びに最下部の横桟10とをそれぞれ連結して枠組形成し
たものである。これらの桟部材のうち、最上部の横桟9
Aと最下部の横桟10とを除く、横桟9B〜9Cの連結
位置は、既設の壁面の心材である胴縁1(図6参照)の
位置と、新たに設置するリフォーム用設備品の取付用ビ
ス孔の位置に相当する。
は、図4に示す回転連結具11とダボ12とを用いて行
う。回転連結具11は、円柱状の本体の上端面に工具を
ねじ込むための、十文字状の工具装着孔13が設けられ
ており、円柱状本体の側面にはダボ12の頭部12Aを
差し込むための差込口14と、これに連続する前記差込
口14よりも小幅のスリット15とが形成されている。
そして、これらの差込口14及びスリット15は、中央
の偏心空洞部16と連通しており、スリット15の上下
の壁面は、差込口14からスリット15の終端側へ向け
て徐々に肉厚が厚くなるように偏心した内周面16Aを
有している。一方、ダボ12は、先端にスリット15の
幅よりも大径の頭部12Aを有し、続いてスリット15
の幅よりも小径の首部12Bが形成され、更に各桟部材
の中へ嵌合装着される円柱状の本体部12Cと、各桟部
材の装着孔奥部へねじ込まれる螺子部12Dとが形成さ
れている。
ボ12とによる各桟部材どうしの連結は、図4及び図5
に示す要領で行えばよい。すなわち、左側上部の縦桟7
Aと、最上部の横桟9Aとの連結を例にとって説明する
と、先ず、最上部の横桟9Aの縦桟7Aと連結する部位
に、正面側から嵌合孔17を穿設してこれに回転連結具
11を回転自在に装着する。また横桟9Aの縦桟7Aと
接合する左側端面に、ダボ12の頭部12Aを差し込む
ための導入孔18を穿設する。一方、縦桟7Aの横桟9
Aと連結する部位の右側端面には、ダボ12の本体部1
2Cを嵌合装着するための凹部19を設けてダボ12を
はめ込み、更に螺子部12Dを縦桟7A内へねじ込んで
これに固定する。
ボ12の先端の頭部12Aを、最上部の横桟9Aの導入
孔18を通じて回転連結具11の差込口14へ挿通し、
先端の頭部12Aを偏心空洞部16内に介在させる。そ
して、この状態から工具(図示せず)を装着孔13へ装
着して回転連結具11を回転させる。これにより、ダボ
12の首部12Bはスリット15と係合するようにな
る。先端の頭部12Aは、偏心空洞部16内において、
偏心した内周面16Aを摺動し、次第に回転連結具11
の中心方向(図5の右側方向)へ引き寄せられる。結果
として、縦桟7Aが横桟9Aに引き寄せられてこれに密
着固定されることになる。
連結する。そして、最後に、最下部の横桟10の下面側
の二カ所に高さ調節ボルト(図1参照)20を埋め込
み、リフォームボード6の組立を完了する。然る後は、
リフォームボード6をリフォーム設備品を設置する箇所
の既設壁面に立て、前記高さ調節ボルト20で床面の不
陸を調節した後、既設壁面の心材である胴縁1(図6参
照)に対応する横桟(9B〜9Dのいずれか)へ施工ビ
スをねじ込み、リフォームボード6を既設壁面に対して
固定する。そして、洗面化粧台等のリフォーム用設備品
を該当する横桟(9B〜9Dのいずれか)へ固定すれば
よい。
限定されるものではなく、適宜の変更が可能である。例
えば、リフォーム用設備品は、洗面化粧台以外にもミラ
ーやトールキャビネット等のものが適用可能である。ま
たリフォームボード6は、板状体を枠組形成しただけの
場合を説明したが、リフォーム用設備品の大きさによっ
ては、リフォームボード6の枠体が露呈することがある
ので、当該露呈部分については表面にパネル材を取り付
けれるようにすれば、見栄えも良好である。更に、リフ
ォームボード6は、板状材を枠組構成した場合を説明し
たが、他にも棒状材や角材等の木材、プラスチック材料
等が適用可能である。
ては、現場において、複数の板状材を連結枠組してリフ
ォームボードを形成し、該リフォームボードを施工壁面
へビス固定し、リフォームボードへ施工設備品をビス固
定するようにしたから、ビスの位置が異なる場合であっ
てもリフォーム用設備品を施工することが可能であり、
また現場において施工できるので、材料の搬入や取扱い
が極めて便利である。従って、従来のように既設の壁面
を取り外して胴縁をリフォーム用設備品に対応配置した
後、壁面を再構築してリフォーム用設備品を取り付ける
等の面倒な作業は不要である。
面へ施工設備品を取り付けるための板状材を連結枠組み
して成るリフォームボードであって、連結部における一
方側の板状材にダボを突出形成すると共に、他方側の板
状材に前記ダボの頭部と係合してこれを引き寄せること
のできる回転連結具を取り付けている。この発明のリフ
ォームボードの組立は、各連結部における一方側の板状
材に突出形成したダボの頭部を、他方側の板状材に取り
付けた回転連結具に係合させ、回転連結具を回転させる
ことで、前記ダボが引き寄せることで行われる。そのた
め、リフォームボードの組立は、現場において容易に行
うことができ、各部材を分離して搬入及び取り扱うこと
ができるので、極めて便利である。
の全体を示す正面図である。
すものであり、図(A)は上部縦桟を示す正面図、図
(B)は下部縦桟を示す正面図である。
すものであり、図(A)は上部及び中間部の横桟を示す
正面図、図(B)は最下部の横桟を示す正面図である。
(A)は回転連結具の側面図、図(B)は回転連結具を
左側上部縦桟へ装着した状態の縦断面正面図、図(C)
はダボを最上部横桟へ装着した状態の正面図である。
後の連結部を拡大して示すリフォームボードの拡大正面
図である。
壁面の縦断面図である。
8B…下部縦桟、9A〜9E…横桟、10…最下部横
桟、11…回転連結具、12…ダボ
Claims (2)
- 【請求項1】現場において、複数の板状材を連結枠組し
てリフォームボードを形成し、該リフォームボードを施
工壁面へビス固定し、リフォームボードへ施工設備品を
ビス固定するようにしたことを特徴とするリフォームボ
ードの施工方法。 - 【請求項2】施工壁面へ施工設備品を取り付けるための
板状材を連結枠組みして成るリフォームボードであっ
て、連結部における一方側の板状材にダボを突出形成す
ると共に、他方側の板状材に前記ダボの頭部と係合して
これを引き寄せることのできる回転連結具を取り付けた
ことを特徴とするリフォームボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001277909A JP2003082790A (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | リフォームボード及びその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001277909A JP2003082790A (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | リフォームボード及びその施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003082790A true JP2003082790A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19102361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001277909A Pending JP2003082790A (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | リフォームボード及びその施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003082790A (ja) |
-
2001
- 2001-09-13 JP JP2001277909A patent/JP2003082790A/ja active Pending
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