JP2003076677A - テキストデータ処理装置、プログラムおよび媒体 - Google Patents

テキストデータ処理装置、プログラムおよび媒体

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JP2003076677A
JP2003076677A JP2001262098A JP2001262098A JP2003076677A JP 2003076677 A JP2003076677 A JP 2003076677A JP 2001262098 A JP2001262098 A JP 2001262098A JP 2001262098 A JP2001262098 A JP 2001262098A JP 2003076677 A JP2003076677 A JP 2003076677A
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JP2001262098A
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Kazuhiro Hara
和広 原
Masaaki Uchijima
正明 内島
Takeshi Shoji
武志 庄司
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テキストデータに修飾を行う場合に、煩わし
い操作を不要とし、代替データを用いて様々な修飾を表
現することを目的とする。 【解決手段】 入力されたテキストデータが前記被修飾
テキストデータの修飾を表す代替データであるか否かを
識別する代替データ識別手段と、前記識別結果により代
替データであると識別した場合は、該代替データに応じ
て所定の行間情報を抽出するとともに対応する代替デー
タ行あるいはテキストデータ行に該行間情報を設定する
行間設定手段と、前記行間情報に基づいて入力されたテ
キストデータを表示する表示手段とが実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テキストデータの
入力および修飾、編集し、文書を作成し、表示するテキ
ストデータ処理装置、プログラムおよび媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】テキストデータを入力あるいは編集する
ことによりテキスト文書を作成する手段として、テキス
トエディタあるいはテキストビューアなどのテキストデ
ータ入力装置がある。これらのテキストデータ入力装置
は、キャラクターコードで表現できるデータ(以降、テ
キストデータとする)およびデータ文字列を入力し、編
集し、画面表示したりするための基本的なソフトウェア
を備えている。本来はプログラムを記述するために作ら
れたものであるため、一般的なワープロ機と比べると、
レイアウト、修飾、印刷の機能は無いが、処理速度が速
く、テキストデータの入力や編集などの処理を高速に処
理することができる。
【0003】また、テキストデータを表示する画面は、
テキストデータ専用に設計された画面を備えている。例
えば、複雑あるいは高度なグラフィック機能を持たない
ため、キャラクターコードで表現できるテキストデータ
のみを表示し、反転などの属性処理を備えることを特徴
としている。なお、テキストデータは、英数字、かな文
字、漢字、各種記号などの文字を表示するために使用さ
れるコードからなり、1つの文字には独自の1つの文字
コードが割り当てられる。使用されているテキストデー
タのコード系列は各システムによって異なるが、コンピ
ュータの根底となるシステム要素であるため、テキスト
データを扱っているシステムであれば、どのようなコン
ピュータでも利用することができる。
【0004】このようなテキストデータ入力装置で、利
用者が入力した被修飾テキストデータに修飾(例えば、
下線を引くなど)を施したいと考えた場合には、例え
ば、文書処理プログラムあるいは文書処理装置などに具
備される辞書データベースなどに、所定の記号“@(ア
ットマーク)”あるいは、文字列“E−mail:”な
どを、下線を付加する対象のテキストデータとして設定
あるいは登録することで、その所定の記号あるいは文字
列を含むテキストデータがキーボードなどの入力手段か
ら入力された場合に、設定あるいは登録した条件に従っ
て変換処理されてテキストデータに下線が付加された状
態で表示される。図3(A)は、下線を表示するために
所定のキーワード、例えば、“@”や“E−mai
l:”などの固有の文字列を予め設定することで、対応
するテキストデータに対して下線が付された状態で表示
された例を示している。
【0005】また、下線を付加したい範囲として、特定
コード(“<”、“>”または“(”、“)”など)を
それぞれ下線の開始位置と終了位置として設定あるいは
登録することにより、特定コードで囲まれた範囲に下線
が付加された状態で表示される。同図(B)では、下線
を引きたいテキストデータの開始位置と終了位置に特定
コード(<>、()、など)を設定することで、特定コー
ドに挟まれた被修飾テキストデータ列に対して下線を表
示している。
【0006】また、辞書データベースに設定あるいは登
録する方法とは別の方法として、キーボードの記号など
を下線として用いて表示することも可能である。この場
合は、下線を付加したいテキストデータの次行に、下線
に相当するコード(“−”、“ ̄”、“^”、“〜”な
ど)を入力することで、下線として表示させることも可
能である。同図(C)では、被修飾テキストデータ20
L1の文言21と次行20L3の文言23との間の行2
0L2に、下線に相当するようなテキストデータ22
(−、 ̄、^、〜、などの演算記号あるいは特殊記号)
を入力することで、被修飾テキストデータ列の下線の代
替として修飾して表示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図3(A)に記すような表示方法では、あらかじめ定義
された所定のキーワードに応じて下線が付されてしま
う。そのため、本来下線を修飾しないテキストデータ列
であったとしても、定義されたキーワードを含んでいた
場合には下線を誤引してしまうことがあった。また、定
義したキーワードが他の装置などでは無効となるケース
があったり、あるいは定義した下線の情報が欠落するこ
とがあった。また、同図(B)の場合では、下線を引き
たい被修飾テキストデータの前後に必ず特定コードを設
置する必要があり、どちらか一方を付し忘れたような場
合は、文章としての体裁が崩れるという問題がある。ま
た、同図(C)の場合では、被修飾テキストデータと代
替データ、または代替データと次行の行間が間延びして
表示されてしまい、被修飾テキストデータの下線である
との識別が困難であった。このような場合に利用者は、
被修飾テキストデータに対して付すべき適切な代替デー
タを選択し、代替データで表示した代替データ列とその
上下に位置するテキストデータ列との行間のバランスを
調整し、詰まった位置に空白を入れるなどといった非常
に煩わしい操作をその都度行う必要があった。
【0008】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、被修飾テキストデータに下線などの文字修飾を
設定する場合に、修飾に相当する代替データを設定して
次行を挿入し、行間調整を行うといった煩わしい操作を
不要としたテキストデータ処理装置、プログラムおよび
媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力された所定のテキストデータに基づ
いて被修飾テキストデータに所定の修飾を行うテキスト
文字処理装置において、入力されたテキストデータが前
記被修飾テキストデータの修飾を表す代替データである
か否かを識別する代替データ識別手段と、前記識別結果
により代替データであると識別した場合は、該代替デー
タに応じて所定の行間情報を抽出するとともに対応する
代替データ行あるいはテキストデータ行に該行間情報を
設定する行間設定手段と、前記行間情報に基づいて入力
されたテキストデータを表示する表示手段とを含むこと
を特徴とする。
【0010】また、本発明は、入力された所定のテキス
トデータに基づいて被修飾テキストデータに所定の修飾
を行わせるテキスト文字処理プログラムにおいて、コン
ピュータに、前記入力されたテキストデータが前記被修
飾テキストデータの修飾を表す代替データであるか否か
を識別し、前記識別結果により代替データであると識別
した場合は、該代替データに応じて所定の行間情報を抽
出するとともに対応する代替データ行あるいはテキスト
データ行に該行間情報を設定し、前記行間情報に基づい
て入力されたテキストデータを表示する処理を実行させ
ることを特徴とする。
【0011】また、入力された所定のテキストデータに
基づいて被修飾テキストデータに所定の修飾を行わせる
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体において、前記入力されたテキストデータが前記被
修飾テキストデータの修飾を表す代替データであるか否
かを識別する代替記号識別手段と、前記識別結果により
代替データであると識別した場合は、該代替データに応
じて所定の行間情報を抽出するとともに対応する代替デ
ータ行あるいはテキストデータ行に該行間情報を設定す
る行間設定手段と、前記行間情報に基づいて入力された
テキストデータを表示する表示手段と、を備えたテキス
トデータ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体である。
【0012】かかる発明によれば、被修飾テキストデー
タに下線などの修飾を設定する場合に、修飾に相当する
代替データを入力させ、入力された代替データを次行に
挿入し、代替データに応じて設定された行間設定に基づ
いて関連する各行の行間調整を行い、その後に表示する
ようにしたので、利用者の煩わしい操作を不要とし、修
飾機能を備えなくとも通常のテキストデータを用いて様
々な修飾を表現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜7を参照して本発明
にかかるテキストデータ処理装置、プログラム、および
媒体の一実施の形態について詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態におけるテキス
トデータ処理装置の原理構成図、図2は本発明の実施の
形態におけるテキストデータ処理装置の機能ブロック図
である。
【0015】図1において、本発明の実施の形態におけ
るテキストデータ処理装置は、装置全体を制御する中央
処理演算装置としてのCPU1、CPU1が実行するプ
ログラムコードを格納する記憶装置としてのROM(R
ead Only Memory)2、テキスト文書に
関連する情報や辞書データベースなどを格納する記憶装
置としてのRAM(Random Access Me
mory)3、および作成したテキスト文書の情報をフ
ァイル形式で保存するための記憶装置としての補助記憶
装置4、入力装置5としてテキストを入力するためのキ
ーボード並びにポインティングデバイスであるマウス、
およびテキストデータを表示する出力装置としてのディ
スプレイなどのCRT6を備える。
【0016】また、図2に示すように、テキストデータ
処理装置10は、テキストデータの入力や代替コードの
設定などを行うテキストデータ入力手段11、入力され
たデータが代替データであるか否かを識別する代替デー
タ識別手段12、代替データに関する設定(表示位置情
報、連続回数など)情報を格納する代替データ管理テー
ブル13、代替データに応じて関連する行間の設定を行
う行間設定手段14、および表示データ格納手段(図示
せず)によって格納された表示データを表示する表示手
段15として機能する。
【0017】なお、図示しないが、他に利用者が入力し
たテキストデータとしてのテキストをRAM3に格納す
るテキスト格納手段、テキスト文書を構成するテキスト
データに関する文字書式情報(文字サイズ、文字間隔や
行間隔など)をRAM3に格納する文字書式格納手段も
備えている。
【0018】図3は、従来のテキストデータ入力装置に
よりテキストデータの修飾を施した文書例を示す図であ
る。(A)は、下線を表示するために固有の文字列を予
め登録しておくことで、対応する文字列に関連するテキ
ストデータに対して下線が付された状態を示す図であ
る。(B)は、下線を引きたいテキストデータの開始位
置と終了位置に特定コードを設定したソースコードを示
す図である。このように被修飾テキストデータに対して
その前後に特定コードを付すことで、文書処理装置にお
いて特定コードを識別し、特定コードに挟まれた被修飾
テキストデータ列に対して特定コードに相当する修飾処
理を施して表示する。(C)は、修飾機能も備えないテ
キストデータ処理装置による下線に相当する修飾を施し
た状態を示す図である。
【0019】図4は、本発明の実施の形態における管理
テーブルの定義例を示す図である。代替データ管理テー
ブル30には、少なくとも、代替データ31、コード3
2、位置33、自行34、次行35、連続回数36の各
欄が設けられている。
【0020】代替データ31には、被修飾テキストデー
タ行に対して下線に相当するようなテキストデータ
(−、 ̄、^、〜、などの演算記号あるいは特殊記号)
が登録される。データ32には、代替コードとして登録
されたテキストデータのコード情報として登録される。
位置33には、行において代替コードの表示記号が表示
される位置を示すものであり、代替コード行を3等分し
た表示位置のうち代替コードが表示される位置が登録さ
れる。なお、行の間隔データは、表示装置が備える設定
情報などにより設定されるものであり、各行における行
間情報に基づいて所定の等分がなされ、表示位置が登録
される。自行34には、被修飾テキストデータ行に対す
る代替データ行の表示開始位置が登録される。また、次
行35には、代替データ行に対する次の行の表示開始位
置が登録される。連続回数36には、入力された代替デ
ータの回数が登録される。代替データの入力が1回の場
合は、それは下線として識別されず、通常のテキストデ
ータとして処理され、後述するような代替データによる
代替修飾の処理は行われない。
【0021】次に、本実施の形態におけるテキストデー
タ処理装置による代替データ登録処理を図6、本発明の
実施の形態におけるテキストデータ処理装置によるテキ
ストデータ処理の流れについて図7に示すフローチャー
ト図に基づいて説明する。
【0022】被修飾テキストデータに下線の代替として
表示したい代替データの登録または更新が必要になる
と、入力手段5により代替データ管理情報37〜39が
それぞれRAM3から取り出される。
【0023】ステップS1において、代替データの入力
が行われ、ステップS2において入力された代替データ
に関する初期値(テキストコード情報、表示位置情報な
ど)に関する情報がRAM3から読み出され、ステップ
S3において読み出された初期情報が表示装置6に表示
される。ステップS4において、選択された代替コード
および連続回数などの情報が登録され、ステップS5に
おいて代替データ管理テーブル30がRAM3に格納さ
れる。ステップS6において、代替データの登録処理を
続行するか否かのチェックが行われ、続行する場合はス
テップS1からステップS5における処理を繰り返し、
続行しない場合は代替データの登録処理を終了する。
【0024】次に、本発明の実施の形態におけるテキス
トデータ処理装置によるテキストデータ処理の流れにつ
いて図7に示すフローチャート図に基づいて説明する。
【0025】ステップS10において、入力装置5から
テキストデータが入力される。ステップS11におい
て、入力されたテキストデータが代替データ管理テーブ
ル13に登録されている代替データであるか否かのチェ
ックを行い、代替データであると識別した場合は、ステ
ップS12において入力された代替データのカウントを
増加し、次の入力を待つ。一方、代替データで無かった
場合は、ステップS13にすすみ、空白あるいは改行コ
ードであるか否かのチェックを行う。ここでは、改行あ
るいは空白コードでない場合は、入力されたテキストデ
ータが代替データ管理テーブルに登録されていないテキ
ストデータ、例えば、英数字、平仮名、カタカナなどの
テキストデータであると判断し、ステップS18におい
て表示装置6に表示する。
【0026】一方、空白あるいは改行コードであった場
合には、ステップS14においてステップステップS1
0からステップS12における処理で入力された代替コ
ードが抽出され、ステップS15において被修飾テキス
トデータ行に続く代替データ行に入力された代替データ
が挿入し、ステップS16において代替データ管理テー
ブル30の位置33、自行34、次行35に基づいて関
連する代替データ行あるいは次テキストデータ行におけ
る表示データの行間設定を行い、ステップS17におい
て代替データ行を表示装置6に表示する。
【0027】こうして、被修飾テキストデータ行、被修
飾テキストデータ行に対する修飾を表す代替データ行、
続くテキストデータ行が表示装置6の画面上に表示され
る。
【0028】図7(A)〜(C)は本発明の実施の形態
における被修飾テキストデータへの代替修飾処理の前後
の状態を示す説明図である。
【0029】本実施の形態におけるテキストデータ処理
装置において、利用者はキーボードおよびマウスなどの
入力装置5を操作することでテキストデータおよび代替
データの登録などを設定する。利用者が代替データなど
の登録を行うと、代替データ管理テーブル30には、入
力された代替データ31に対応付けてコード32、行内
における表示位置33、自行の表示開始位置34、次行
の表示開始位置35、および代替修飾として識別する連
続して入力された回数36などがそれぞれ対応付けられ
て代替コードの種別37〜39としてRAM3に格納す
る。
【0030】図7(A)〜(C)は、代替コードの種別
により代表的な3パターンにおける各代替修飾処理前4
0、42、44の状態と代替修飾処理後41、43、4
5の状態を示している。図7(A)は、代替データによ
る修飾前の状態40を示すものであり、テキストデータ
「あ」を含む被修飾テキストデータ行L1とテキストデ
ータ「A」を含むテキストデータ列L3と被修飾テキス
トデータ行L1の「あ」を代替修飾する代替データ
「^」を3回連続して入力(「^^^」)した代替デー
タ行L2を示している。また、各データ行L1〜L3
は、本実施の形態では3等分されており、被修飾テキス
トデータ行L1の適応する各位置を「a」、「b」、
「c」、代替データ行の各位置を「d」、「e」、
「f」として示している。
【0031】図7(A)は、代替データによる代替修飾
後41の状態を示すものである。入力手段から入力され
たテキストデータ「あ」に続き、「あ」に対して下線修
飾を施す代替データとして「^」が入力される。ここ
で、代替データ管理テーブル30に登録された代替デー
タ37〜39に関する設定情報に基づいて、3等分され
た行の上段に位置する代替データであり、自行(代替デ
ータ行L2)の表示開始位置は「0」、次行(テキスト
データ行L3)における表示開始位置は「−2」と設定
されている。そのため、代替データ行L2の表示開始位
置「c」に変更はなく、一方、テキストデータ行L3の
表示開始位置は「f」から「d」に行間が変更して表示
することを示している。
【0032】なお、代替データとして入力された「^」
は、入力が1回であれば、通常のテキストデータと識別
されるが、登録された所定の回数以上連続して入力され
たような場合は、図示しない代替コードカウンタにより
カウントし、下線修飾として入力された代替コードであ
ると識別されることになる。
【0033】図7(B)も同様に代替修飾前の状態42
と代替修飾処理後の状態43であり、代替修飾処理前の
状態42では、テキストデータ「あ」を含む被修飾テキ
ストデータ行L1とテキストデータ「A」を含むテキス
トデータ列L3と被修飾テキストデータ行L1の「あ」
を代替修飾する代替データ「−」を2回続けて入力した
代替データ行L2を示している。また、各データ行L1
〜L3も3等分されており、被修飾テキストデータ行L
1の適応する各位置を「a」、「b」、「c」、代替デ
ータ行の各位置を「d」、「e」、「f」として示して
いる。
【0034】図7(B)における代替修飾処理後の状態
43では、入力手段から入力されたテキストデータ
「あ」に続き、「あ」に対して下線修飾を施す代替デー
タとして「−」が続けて2回入力されたことを示してい
る。代替データ管理テーブル30に登録された代替デー
タに関する設定情報に基づいて、3等分された行の中段
に位置する代替データであり、自行(代替データ行L
2)の表示開始位置は「−1」、次行(テキストデータ
行L3)における表示開始位置は「−1」と設定されて
いる。そのため、代替データ行L2の表示開始位置
「c」は「b」の位置から表示が開始し、一方、テキス
トデータ行L3の表示開始位置は「d」に行間が変更さ
れて表示されることを示している。
【0035】図7(C)も同様に代替修飾前の状態44
と代替修飾処理後の状態45であり、代替修飾処理前の
状態44では、テキストデータ「あ」を含む被修飾テキ
ストデータ行L1とテキストデータ「A」を含むテキス
トデータ列L3と被修飾テキストデータ行L1の「あ」
を代替修飾する代替データ「_」が続けて入力された代
替データ行L2を示している。また、各データ行L1〜
L3も3等分されており、被修飾テキストデータ行L1
の適応する各位置を「a」、「b」、「c」、代替デー
タ行の各位置を「d」、「e」、「f」として示してい
る。
【0036】図7(C)の代替修飾処理後の状態45で
は、入力手段から入力されたテキストデータ「あ」に続
き、「あ」に対して下線修飾を施す代替データとして
「_」が入力されたことを示している。代替データ管理
テーブル30に登録された代替データに関する設定情報
に基づいて、3等分された行の下段に位置する代替デー
タであり、自行(代替データ行L2)の表示開始位置は
「−2」、次行(テキストデータ行L3)における表示
開始位置は「0」と設定されている。そのため、代替デ
ータ行L2の表示開始位置「c」は「a」の位置から表
示が開始し、一方、テキストデータ行L3の表示開始位
置に変更は無いが前行(L2)の開始位置が変更された
ため「d」が表示開始位置であることを示している。
【0037】なお、本実施の形態では、各行を3等分し
た実施の形態を示したが、1つの行が所定の間隔あるい
は均等に分割されていればよく、代替データの位置情報
および行の間隔に応じて表示開始位置が設定されればよ
い。
【0038】なお、本発明の目的は、前述した実施の形
態の機能を実現するソフトウェアのプログラムあるいは
プログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装
置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実
行することによっても達成される。
【0039】この場合、プログラムあるいは記録媒体か
ら読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の
形態の機能を実現することになり、プログラムあるいは
そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構
成することになる。
【0040】このようなプログラムコードを供給するた
めの記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商
標)ディスク、ハードディスク、光ディスクなどの可搬
型の記録媒体が含まれることはもとより、ネットワーク
のように一時的に記録を保持するような伝送媒体も含ま
れる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、入力されたテキストデ
ータが前記被修飾テキストデータの修飾を表す代替デー
タであるか否かを識別し、代替データであると識別した
場合は、該代替データに応じて所定の行間情報を抽出す
るとともに対応する代替データ行あるいはテキストデー
タ行に該行間情報を設定し、行間情報に基づいて入力さ
れたテキストデータを表示するようにしたので、行間調
整を行うといった煩わしい操作を不要とし、修飾機能を
備えなくとも通常のテキストデータを用いて様々な修飾
を表現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施の形態を適用した機能ブロック図
である。
【図3】従来のテキストデータ入力装置によりテキスト
データの修飾を施した文書例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態における管理テーブルの定
義例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態における代替データ登録処
理の手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態におけるテキストデータ処
理の手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態における代替データによる
代替修飾処理の前後の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 補助記憶装置 5 入力装置 6 表示装置 10 テキストデータ処理装置 11 テキストデータ入力手段 12 代替データ識別手段 13 代替データ管理テーブル 14 行間設定手段 15 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庄司 武志 富山県婦負郡八尾町保内二丁目2番1 株 式会社富山富士通内 Fターム(参考) 5B009 KA09 NF02 RC08 RC12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された所定のテキストデータに基づ
    いて被修飾テキストデータに所定の修飾を行うテキスト
    文字処理装置において、 前記入力されたテキストデータが前記被修飾テキストデ
    ータの修飾を表す代替データであるか否かを識別する代
    替データ識別手段と、 前記識別結果により代替データであると識別した場合
    は、該代替データに応じて所定の行間情報を抽出すると
    ともに対応する代替データ行あるいはテキストデータ行
    に該行間情報を設定する行間設定手段と、 前記行間情報に基づいて入力されたテキストデータを表
    示する表示手段と、を備えることを特徴としたテキスト
    データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記代替データは、少なくとも演算記
    号、特殊記号、あるいは句点記号からなるテキストデー
    タであって、連続する代替データであることを特徴とす
    る請求項1記載のテキストデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記行間設定手段は、入力された代替デ
    ータに応じて、連続する該代替データを含む代替データ
    行、あるいは該代替データ行に続く次行の行間を変更す
    ることを特徴とする請求項1記載のテキスト文字処理装
    置。
  4. 【請求項4】 入力された所定のテキストデータに基づ
    いて被修飾テキストデータに所定の修飾を行わせるテキ
    スト文字処理プログラムにおいて、 コンピュータに、 前記入力されたテキストデータが前記被修飾テキストデ
    ータの修飾を表す代替データであるか否かを識別し、 前記識別結果により代替データであると識別した場合
    は、該代替データに応じて所定の行間情報を抽出すると
    ともに対応する代替データ行あるいはテキストデータ行
    に該行間情報を設定し、 前記行間情報に基づいて入力されたテキストデータを表
    示する、 処理を実行させることを特徴とするテキスト文字処理プ
    ログラム。
  5. 【請求項5】 入力された所定のテキストデータに基づ
    いて被修飾テキストデータに所定の修飾を行わせるプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    において、 前記入力されたテキストデータが前記被修飾テキストデ
    ータの修飾を表す代替データであるか否かを識別する代
    替記号識別手段と、 前記識別結果により代替データであると識別した場合
    は、該代替データに応じて所定の行間情報を抽出すると
    ともに対応する代替データ行あるいはテキストデータ行
    に該行間情報を設定する行間設定手段と、 前記行間情報に基づいて入力されたテキストデータを表
    示する表示手段と、を備えたテキストデータ処理プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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