JP2003076386A - アナウンス代行方法及び装置 - Google Patents

アナウンス代行方法及び装置

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JP2003076386A
JP2003076386A JP2001263091A JP2001263091A JP2003076386A JP 2003076386 A JP2003076386 A JP 2003076386A JP 2001263091 A JP2001263091 A JP 2001263091A JP 2001263091 A JP2001263091 A JP 2001263091A JP 2003076386 A JP2003076386 A JP 2003076386A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナウンス代行方法及び装置を提供する。 【解決手段】 アナウンス代行処理を行う。アナウンス
代行処理では、アナウンス代行装置2はアナウンス要求
装置1からネットワーク4を介して送信されるアナウン
ス要求情報を受け付ける。このアナウンス要求情報は、
アナウンサーの読み上げるアナウンス内容と、アナウン
スするエリアを指定する放送エリアとを含む。アナウン
ス代行装置2は、アナウンサーの音声をディジタル音声
データに変換し、放送エリアで特定される受信装置3に
ネットワーク4を介して送信する。受信装置3は、ディ
ジタル音声データをアナログ音声信号に変換し拡声す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してアナウンス放送の代行要求及びその要求に応じてア
ナウンス放送を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】百貨店などにおけるアナウンスは、顧客
に対する店のイメージを形成する要因の一つともなるた
め、高い品質が求められる。従って、百貨店などの構内
放送はプロのアナウンサーに依頼して行われることが通
常である。この場合、定型的なアナウンス、例えば一定
期間行われるバーゲンセールのお知らせなどのアナウン
スは、アナウンサーに音声の吹き込みを依頼し、アナウ
ンサーの音声を録音したテープなどを再生することで行
う。一方、迷子呼出放送などの非定型的なアナウンス
は、アナウンサーをアナウンスを行う場所に常駐させ、
アナウンスが要求される出来事が起こる都度アナウンサ
ーに放送する原稿を読むよう依頼がされる。アナウンサ
ーは、通常操作卓を操作して特定の放送系統をONに
し、特定の場所にアナウンスする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アナウンサーに吹き込
みを依頼してから録音テープを入手してそれを再生放送
する場合、依頼からテープの入手までにある程度の時間
を要し、直ちにアナウンスを行いたいと言うニーズに応
えることが困難である。一方、アナウンサーをアナウン
スを行う場所に常駐させればアナウンスの依頼から実際
のアナウンスまでにかかる時間や手間は省くことはでき
るが、アナウンサーを現場に常駐させることでアナウン
サーの人件費がかさみコスト的に問題がある。さらに、
アナウンサーが操作卓を操作して放送を行う場所を選択
する場合、操作ミスが生じたり操作そのものが煩雑であ
るという問題がある。
【0004】本願発明は、ネットワークを介してアナウ
ンスの要求を受け付け放送するシステムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本願第1発明は、ネットワークを介して接続され
た、ディジタル音声データをアナログ音声信号に変換す
る受信装置、第1コンピュータ及び第2コンピュータに
使用されるアナウンス代行方法を提供する。この方法
は、以下のステップを含んでいる。
【0006】前記第2コンピュータが、前記第1コンピ
ュータのいずれかから、第1コンピュータの識別情報
と、放送するアナウンスの内容であるアナウンス内容情
報と、前記アナウンス内容の放送先を特定するアナウン
ス先情報とを含むアナウンス要求情報を受信する要求受
信ステップ、前記第2コンピュータが、前記受信したア
ナウンス要求情報に含まれるアナウンス内容情報に対応
するアナログ音声信号の入力を要求する要求ステップ、
前記第2コンピュータが、前記アナログ音声信号の入力
を受け付ける音声入力受付ステップ、前記第2コンピュ
ータが、前記入力が受け付けられたアナログ音声信号を
ディジタル音声データに変換するAD変換ステップ、前記
第2コンピュータが、前記ディジタル音声データを前記
アナウンス先情報によって特定される前記受信装置のい
ずれかへネットワークを介して送信する送信ステップ。
【0007】アナウンス内容情報は、アナウンサーに読
み上げてもらう内容を示している。アナウンス先情報
は、受信装置をネットワーク上で一意に識別する情報で
あり、例えばIPアドレスが挙げられる。受信装置は、例
えばデパートの各フロアに設置されており、受信装置の
IPアドレスで放送エリアを指定することができる。アナ
ウンス要求情報の送信は、例えば第2コンピュータへ電
子メールを送信したり、特定のWebページで入力された
アナウンス要求情報及びアナウンス先情報を第2コンピ
ュータへ送信することにより行われる。アナウンス要求
情報を受信した第2コンピュータは、ディスプレイにメ
ッセージを表示するなどしてアナウンサーにアナウンス
内容を読み上げるよう要求する。アナウンサーはアナウ
ンス内容情報に従ってアナウンス内容を読み上げマイク
などに音声を入力する。入力された音声はマイクなどに
よりアナログ音声信号に変換され第2コンピュータに入
力される。第2コンピュータはアナログ音声信号をディ
ジタル音声データに変換する。この変換は、従来のADC
によって行われる。ディジタル変換されたアナウンサー
の音声は、アナウンス先情報で指定される受信装置へ送
信される。受信装置は従来のDACを備えており、送信さ
れたディジタル音声データをアナログ音声信号に変換す
る。アナログ音声信号は受信装置に接続されているスピ
ーカなどから放送される。受信装置は、第1コンピュー
タと一体に構成されていても良い。拡声に適した音質を
確保するため、ADC及びDACの帯域は15kHz程度とするこ
とが好ましい。
【0008】ある会社の本部が第2コンピュータを一括
集中管理することで、その会社の支店などに設置されて
いる第1コンピュータからのアナウンス要求に応じてア
ナウンス放送を代行することができ、支店間でのアナウ
ンスの音質を均一化することなどが可能である。そし
て、第1コンピュータのユーザは、ネットワークを介し
てアナウンス放送の要求を行うことができるため、アナ
ウンサーをデパート等に常駐させず必要なアナウンスを
必要な場所に行うことができ、アナウンスに必要なコス
トを削減することができる。さらに、第1コンピュータ
によりアナウンス要求を行う会社とは別の会社(以下、
アナウンス代行会社)が第2コンピュータを管理するこ
とで、アナウンス代行会社はアナウンス放送を代行する
というサービスを提供することができる。
【0009】本願第2発明は、ディジタル音声データを
アナログ音声信号に変換する受信装置と、コンピュータ
とにネットワークを介して接続されたアナウンス代行装
置を提供する。この装置は、以下の手段を備えている。
【0010】前記コンピュータのいずれかから、そのコ
ンピュータの識別情報と、放送するアナウンスの内容で
あるアナウンス内容情報と、前記アナウンス内容の放送
先を特定するアナウンス先情報とを含むアナウンス要求
情報を受信する要求受信手段、前記受信したアナウンス
要求情報に含まれるアナウンス内容情報に対応するアナ
ログ音声信号の入力を要求する要求手段、前記アナログ
音声信号の入力を受け付ける音声入力受付手段、前記入
力が受け付けられたアナログ音声信号をディジタル音声
データに変換するAD変換手段、前記ディジタル音声デー
タを前記アナウンス先情報によって特定される前記受信
装置のいずれかへネットワークを介して送信する送信手
段。
【0011】この装置は、前記第1発明の方法を実行す
る。本願第3発明は、前記第2発明において、前記コン
ピュータの識別情報と、前記アナウンス要求情報と、前
記ディジタル音声データとを対応付けて蓄積する要求情
報蓄積手段をさらに有するアナウンス代行装置を提供す
る。
【0012】本願第4発明は、前記第3発明において、
前記アナウンス要求情報はアナウンス内容を放送するた
めの条件を記述する放送条件情報をさらに含み、前記送
信手段は前記放送条件情報に従って前記蓄積されたディ
ジタル音声データの送信を行うアナウンス代行装置を提
供する。
【0013】放送条件情報とは、放送の時間や放送を一
定間隔で一定回数繰り返すなどの条件を指定する情報で
ある。送信手段が放送条件に従って蓄積されたディジタ
ル音声の送信を行うことで、同じアナウンスを所望の時
間に所望の回数だけ行うことが可能である。
【0014】本願第5発明は、前記第4発明において、
前記コンピュータのユーザに課金するための基準を記述
する課金基準情報を蓄積する課金基準蓄積手段と、前記
要求情報蓄積手段に蓄積されているアナウンス要求情報
と前記課金基準情報とに基づいてアナウンス代行料を決
定するアナウンス代行料決定手段と、前記コンピュータ
識別情報と前記アナウンス代行料とを対応付けて蓄積す
る課金蓄積手段とをさらに有するアナウンス代行装置を
提供する。
【0015】アナウンス放送の要求と、アナウンス要求
に対する料金決定の規則とをアナウンス代行装置に蓄積
することで、要求の回数などに応じてアナウンスの代行
料を算出することが可能であり、アナウンス代行料の請
求が容易となる。
【0016】本願第6発明は、前記第2発明において、
前記アナウンス内容情報はテキストデータであるアナウ
ンス代行装置を提供する。アナウンス内容情報がテキス
トで入力されている場合、アナウンサーに対してそのテ
キストを表示し、アナウンサーがテキストを読み上げる
ことでアナウンスするディジタル音声データが作成され
る。アナウンサーは指定されたアナウンスを確実に読み
上げることが可能である。
【0017】本願第7発明は、前記第2発明において、
前記アナウンス内容情報はディジタル音声データである
アナウンス代行装置を提供する。アナウンス内容情報が
ディジタル音声データで入力されている場合、アナウン
サーに対してそのディジタル音声データをアナログ音声
信号に変換してスピーカなどにより空気中に拡声し、ア
ナウンサーはその音声を聞いて復唱することでアナウン
スするディジタル音声データが作成される。
【0018】本願第8発明は、前記第2発明において、
前記アナウンス要求情報は、放送する効果音を特定する
ための効果音指定情報をさらに含むアナウンス代行装置
を提供する。この装置は、さらに以下の手段を備えてい
る。
【0019】前記効果音指定情報とディジタル効果音デ
ータとを対応づけて蓄積する効果音蓄積手段、前記効果
音蓄積手段を参照し、前記要求情報に含まれる効果音指
定情報に対応するディジタル効果音データを前記ディジ
タル音声データに付加する付加手段。
【0020】アナウンスする音声にチャイムなどの効果
音も付加することができ、より効果の高いアナウンスを
行うことができる。本願第9発明は、ディジタル音声デ
ータをアナログ音声信号に変換する受信装置と、第1コ
ンピュータとにネットワークを介して接続された第2コ
ンピュータに用いられる、下記A〜Eステップを第2コ
ンピュータに実行させるためのアナウンス代行プログラ
ムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供する。 A:前記第2コンピュータが、前記第1コンピュータの
いずれかから、第1コンピュータの識別情報と、放送す
るアナウンスの内容であるアナウンス内容情報と、前記
アナウンス内容の放送先を特定するアナウンス先情報と
を含むアナウンス要求情報を受信する要求受信ステッ
プ、 B:前記第2コンピュータが、前記受信したアナウンス
要求情報に含まれるアナウンス内容情報に対応するアナ
ログ音声信号の入力を要求する要求ステップ、 C:前記第2コンピュータが、前記アナログ音声信号の
入力を受け付ける音声入力受付ステップ、 D:前記第2コンピュータが、前記入力が受け付けられ
たアナログ音声信号をディジタル音声データに変換する
AD変換ステップ、 E:前記第2コンピュータが、前記ディジタル音声デー
タを前記アナウンス先情報によって特定される前記受信
装置のいずれかへネットワークを介して送信する送信ス
テップ。
【0021】ここで記録媒体としては、コンピュータが
読み書き可能なフレキシブルディスク、半導体メモリ、
CD−ROM、DVD、MO、その他のものが挙げられ
る。本願第10発明は、ディジタル音声データをアナロ
グ音声信号に変換する受信装置と、第1コンピュータと
にネットワークを介して接続された第2コンピュータに
用いられる、下記A〜Eステップを第2コンピュータに
実行させるためのアナウンス代行プログラムを提供す
る。 A:前記第2コンピュータが、前記第1コンピュータの
いずれかから、第1コンピュータの識別情報と、放送す
るアナウンスの内容であるアナウンス内容情報と、前記
アナウンス内容の放送先を特定するアナウンス先情報と
を含むアナウンス要求情報を受信する要求受信ステッ
プ、 B:前記第2コンピュータが、前記受信したアナウンス
要求情報に含まれるアナウンス内容情報に対応するアナ
ログ音声信号の入力を要求する要求ステップ、 C:前記第2コンピュータが、前記アナログ音声信号の
入力を受け付ける音声入力受付ステップ、 D:前記第2コンピュータが、前記入力が受け付けられ
たアナログ音声信号をディジタル音声データに変換する
AD変換ステップ、 E:前記第2コンピュータが、前記ディジタル音声デー
タを前記アナウンス先情報によって特定される前記受信
装置のいずれかへネットワークを介して送信する送信ス
テップ。
【0022】本願第11発明は、コンピュータとネット
ワークを介して接続されたアナウンス要求装置を提供す
る。この装置は、以下の手段を備えている。アナウンス
内容を特定するアナウンス内容情報の入力を受け付ける
アナウンス内容入力受付手段、前記アナウンス内容の放
送先を特定するアナウンス先情報の指定を受け付けるア
ナウンス先指定受付手段、前記アナウンス内容情報と前
記アナウンス先情報とを含むアナウンス要求情報を前記
コンピュータにネットワークを介して送信する要求送信
手段。
【0023】この装置は、本願第1発明における第1コ
ンピュータに相当する。本願第12発明は、前記第11
発明において、前記アナウンス要求情報はアナウンス内
容を放送するための条件を記述する放送条件情報をさら
に含むアナウンス要求装置を提供する。
【0024】放送条件情報とは、例えば放送する時間、
回数、繰り返し放送をするか否かなどを指定する情報で
ある。アナウンス要求情報に放送条件情報を含ませるこ
とでさらにきめ細やかなアナウンスを行うことが可能で
ある。
【0025】本願第13発明は、前記第11発明におい
て、前記アナウンス内容情報はディジタル音声データで
あるアナウンス要求装置を提供する。アナウンス内容情
報がディジタル音声データで入力されている場合、アナ
ウンサーに対してそのディジタル音声データをアナログ
音声信号に変換してスピーカなどにより空気中に拡声
し、アナウンサーはその音声を聞いて復唱することでア
ナウンスするディジタル音声データが作成される。アナ
ウンスの要求を行う者はマニュアルでテキストデータを
入力する手間が省ける。
【0026】本願第14発明は、前記第12発明におい
て、前記アナウンス内容情報はテキストデータであるア
ナウンス要求装置を提供する。アナウンス内容情報がテ
キストで入力されている場合、アナウンサーに対してそ
のテキストを表示し、アナウンサーがテキストを読み上
げることでアナウンスするディジタル音声データが作成
される。本願第15発明は、前記第11発明において、
前記アナウンス内容入力受付手段は、前記アナウンス内
容蓄積手段を参照し、前記指定された定型アナウンス内
容指定情報に対応する定型アナウンス内容情報をアナウ
ンス内容情報として用いる、請求項9に記載のアナウン
ス要求装置を提供する。この装置は、さらに以下の手段
を備えている。アナウンス内容を記述する定型アナウン
ス内容情報と前記定型アナウンス内容情報を特定するた
めの定型アナウンス内容指定情報とを対応づけて蓄積す
るアナウンス内容蓄積手段、前記定型アナウンス内容指
定情報の指定を受け付ける定型アナウンス内容指定受付
手段。
【0027】迷子呼出放送などの定型的なアナウンスの
原稿を予め蓄積しておきユーザがその内容を適宜加筆訂
正しアナウンス内容情報として使用できることで、類似
する文章を何度も入力し直す手間が省ける。また、アナ
ウンスに適した表現を予め登録しておけば、アナウンス
を要求する者がそのような表現を知らない場合でも適切
な表現の放送原稿を作成できる。
【0028】本願第16発明は、前記第11発明におい
て、前記アナウンス先指定受付手段は、前記放送エリア
蓄積手段を参照し、指定された放送エリアに対応するネ
ットワークアドレスを前記アナウンス先情報として用い
るアナウンス要求装置を提供する。この装置は、さらに
以下の手段を備えている。
【0029】放送エリアと前記放送エリアを特定するた
めのネットワークアドレスとを含む放送エリア情報を対
応づけて蓄積する放送エリア蓄積手段、前記放送エリア
のいずれかの指定を受け付ける放送エリア受付手段。
【0030】ネットワークアドレスと放送エリアとを対
応づけて蓄積しておくことで、放送エリアを指定するこ
とで放送エリアに対応するネットワークアドレスを指定
可能である。放送を行いたい場所に存在する受信装置が
複数の場合であっても、またネットワークアドレスと受
信装置の設置場所の対応を知らなくとも、放送先を指定
することが可能である。
【0031】本願第17発明は、前記第16発明におい
て、前記放送エリア情報の入力を受け付ける放送エリア
情報入力受付手段と、前記入力された放送エリア情報を
前記放送エリア蓄積手段に登録する放送エリア情報登録
手段とをさらに有するアナウンス要求装置を提供する。
【0032】アナウンス要求装置のユーザがネットワー
クアドレスと放送エリアとを対応づけて登録できる。従
って、受信装置を増設した場合などでもユーザが自由に
放送エリアを設定することができる。
【0033】本願第18発明は、前記第11発明におい
て、前記アナウンス要求情報は受け付けられた効果音指
定情報をさらに含む、アナウンス要求装置を提供する。
この装置は、さらに以下の手段を備えている。
【0034】放送する効果音を特定するための効果音指
定情報の指定を受け付ける効果音指定手段。アナウンス
する音声にチャイムなどの効果音も指定することがで
き、より効果の高いアナウンスを要求することができ
る。
【0035】本願第19発明は、コンピュータとネット
ワークを介して接続された受信装置を提供する。この装
置は、以下の手段を備えている。前記コンピュータから
送信されたディジタル音声データ及び/またはディジタ
ル効果音データを受信する受信手段、前記ディジタル音
声データ及び/またはディジタル効果音データをアナロ
グ音声信号に変換し出力するDA変換手段、前記ディジタ
ル音声データ及び/またはディジタル効果音データの受
信を前記コンピュータにネットワークを介して通知する
通知手段。
【0036】ディジタル音声データの受信を検知して通
知することにより、正常にディジタル音声データの受信
が行われたことがコンピュータで確認できる。本願第2
0発明は、前記第19発明において、前記ディジタル音
声データ及び/またはディジタル効果音データを蓄積す
る音声データ蓄積手段をさらに有する受信装置を提供す
る。
【0037】ディジタル音声データを蓄積することで、
複数回放送する音声のディジタル音声データを放送する
都度コンピュータから受信装置へ送信する必要がなくな
り、ネットワークのトラフィックを減少させることがで
きる。
【0038】本願第21発明は、前記第19発明におい
て、前記受信手段は、アナウンス内容を放送するための
条件を記述する放送条件情報をさらに受信し、前記蓄積
手段は、前記ディジタル音声データ及び/またはディジ
タル効果音データと前記放送条件とを対応づけて蓄積
し、前記DA変換手段は、前記蓄積された放送条件に従っ
て前記蓄積されたディジタル音声データ及び/またはデ
ィジタル効果音データをアナログ音声信号に変換し出力
する受信装置を提供する。
【0039】アナウンス内容を放送するための条件と
は、放送を行う時間や回数などである。一旦蓄積したデ
ィジタル音声データを条件に従って放送することで、受
信装置の外部からアナウンスの起動を指示する必要がな
くなり、ネットワークのトラフィックを減少させること
ができる。
【0040】
【発明の実施の形態】<発明の概要>本願発明は、第2
コンピュータが第1コンピュータからネットワークを介
してアナウンス放送の要求を受け付け、第2コンピュー
タがこの要求に応じてネットワーク上の特定の位置に存
在する受信装置にディジタル音声データを送信しアナウ
ンス放送を行うアナウンス代行システムを提供する。第
1コンピュータがアナウンスの要求をネットワークを介
して第2コンピュータに行い、第2コンピュータが要求
に基づいてネットワーク上の受信装置にディジタル音声
データを送信してアナウンスを行うことで、アナウンス
の注文及びアナウンスを簡易、迅速かつ低廉に行うこと
ができる。また、アナウンスの読み上げを第2コンピュ
ータで集中管理できるため、等質のアナウンス放送を行
うことができる。
【0041】また、アナウンス放送の要求と、アナウン
ス要求に対する料金決定の規則とを第2コンピュータに
蓄積することで、要求の回数などに応じてアナウンスの
代行料を算出することが可能であり、アナウンス代行料
の請求が容易となる。
【0042】<第1実施形態例> [構成]図1は、第1実施形態例に係るアナウンス代行
システムの構成図である。このアナウンス代行システム
は、アナウンス要求装置1と、アナウンス代行装置2
と、受信装置3とが、インターネットなどのネットワー
ク4を介して接続されている。アナウンス要求装置1、
アナウンス代行装置2及び受信装置3はネットワーク上
のアドレスを有している。この図においてアナウンス要
求装置1及び受信装置3は1つであるが、複数のアナウ
ンス要求装置及び受信装置をネットワーク4に接続する
ことも可能である。
【0043】(1)アナウンス要求装置 アナウンス要求装置1は、Webブラウザ13、入力部
12及び要求装置通信部11を有している。Webブラ
ウザ13は、Webコンテンツをアナウンス代行装置2
の有するWebサーバ213より取得し表示する。入力
部12は、キーボードやマウスなどの入力機器(図示せ
ず)からの入力を受け付ける。要求装置通信部11は、
ネットワーク4を介してアナウンス代行装置2とデータ
を送受信する。
【0044】(2)アナウンス代行装置 アナウンス代行装置2は、Webサーバ213、モジュ
ール群230、DB群260、入力要求部211、制御
部220、通信部222、送信装置240及びアナウン
ス内容確認装置250を有している。
【0045】DB群260は、要求情報DB201、定
型文DB202、エリアDB203及び課金基準DB2
04を含む。要求情報DB201はアナウンス要求装置
1から送信されるアナウンス要求情報を蓄積する。定型
文DB202はアナウンサーが読み上げる原稿のテンプ
レートを蓄積する。エリアDB203は放送する場所で
ある放送エリアとその放送エリアに設置されている受信
装置のアドレスとを対応づけて蓄積する。課金基準DB
204はアナウンスの代行料である課金額を算出するた
めの基準を蓄積する。
【0046】エリアDB203には、図2に例示する情
報が蓄積されている。ここでは、エリアDB203に
は、各店舗を一意に識別する名称である「店舗」、各店
舗のLAN同士をインターネットを介して結ぶためのル
ータに割り当てられた「パブリックIPアドレス」、放
送を行う店舗内の特定のエリアを一意に識別する名称で
ある「放送エリア」及び放送エリアに対応する受信装置
に割り当てられたプライベートIPアドレスを示す「受
信装置プライベートIPアドレス」が対応づけられて蓄
積されている。1つの放送エリアには1以上のプライベ
ートIPアドレスを対応付けることが可能である。以
下、エリアDB203に蓄積されている情報をエリア情
報と言う。
【0047】定型文DB202には、図3に例示する情
報が蓄積されている。ここでは、定型文DB202に
は、アナウンスする内容を記述する「定型文」と、定型
文を分類識別するための「放送種別1」及び「放送種別
2」とが対応づけられて蓄積されている。「放送種別
1」は、アナウンス放送の種別を「呼び出し」、「広
告」等に大別したものである。「放送種別2」は、「放
送種別1」の種別に属する呼び出し放送をさらに細かく
分類したものであり、この例では放送種別1の「呼び出
し」に属する放送種別2は「迷子」、「落とし物」であ
る。以下、定型文DB202に蓄積されている情報を定
型文情報と言う。
【0048】要求情報DB201には、図4に例示する
情報が蓄積されている。ここでは、要求情報DB201
には、アナウンス要求装置1を一意に識別する「コンピ
ュータ名」、アナウンサーに読み上げを依頼するアナウ
ンスの内容である「アナウンス内容」、アナウンスを行
う放送エリアを指定する「放送エリア」、アナウンスを
行う時刻等を指定する「放送条件」、制御部220が有
する効果音データ蓄積部215に蓄積されるディジタル
効果音データを指定する「効果音名」、制御部220が
有する音声データ蓄積部214に蓄積されているアナウ
ンス音声のディジタル音声データを指定するための「ア
ナウンスデータ名」、アナウンスが完了した場合に書き
込まれる「放送完了情報」及び後述の課金処理により課
金モジュール205書き込む「課金額」が対応づけられ
て蓄積されている。以下、要求情報DB201に蓄積さ
れている情報をアナウンス要求情報と言う。
【0049】課金基準DB204には、図5に例示する
情報が蓄積されている。ここでは、課金基準DB204
の「料金−文字数テーブル」には、要求情報DB201
に蓄積されている「アナウンス内容」の文字数に応じた
課金額を規定する「料金1」が「文字数」の範囲と対応
付けられて蓄積されている。また、「料金−放送条件テ
ーブル」には、要求情報DB201に蓄積されている
「放送条件1」に応じた課金額を規定する「料金2」が
「放送条件1」と対応づけられて蓄積されている。
【0050】モジュール群230は、登録モジュール2
06、放送停止モジュール209及び課金モジュール2
05を含む。登録モジュール206はWebブラウザ1
3に表示されるフォーム、例えば後述の放送要求入力画
面(図9参照)に入力されたデータを取得し、要求情報
DB201、定型文DB202またはエリアDB203
に登録する。放送停止モジュール209はアナウンス要
求装置1からの停止指示に従ってアナウンスを停止す
る。課金モジュール205は要求情報DB201及び課
金基準DB204を参照してアナウンスの代行料である
課金額を算出し、この課金額を要求情報DB201に格
納する。
【0051】Webサーバ213は、Webブラウザ1
3に表示させるWebコンテンツを送信する一方、We
bブラウザに表示されているフォームに入力されたデー
タを受け付けモジュール群230に処理させる。Web
サーバ213とモジュール群230とはCGI(図示せ
ず)を通して連携している。
【0052】入力要求部211は、アナウンス要求装置
1からのアナウンス要求に応じアナウンスの読み上げを
する旨の表示をディスプレイなど(図示せず)を通じて
行う。
【0053】送信装置240は、入力されたアナウンス
の音声をディジタル音声データに変換し受信装置3に送
信する。図6は、送信装置240の構成図である。送信
装置240は、音声入力部223、増幅器216、AD
C217、入力バッファ218、符号化部219、送信
バッファ221及び送信装置通信部270を有してい
る。音声入力部223に入力された音声は、音声入力部
223によりアナログ音声信号に変換される。このアナ
ログ音声信号は、増幅器216により増幅され、ADC
217に入力される。入力されたアナログ音声信号は、
ADC217によりディジタル音声データに変換され、
入力バッファ218に蓄積される。符号化部219は、
入力バッファ218に蓄積されているディジタル音声デ
ータを圧縮音声符号化情報に符号化する。符号化された
ディジタル音声データは符号化部219から制御部22
0へ送られ、制御部220に蓄積される。送信バッファ
221は、制御部220から伝送された符号化されたデ
ィジタル音声データを蓄積する。送信装置通信部270
は、送信バッファ221のデータをパケットに組み立
て、一定の時間間隔でネットワーク4に送出する。な
お、ディジタル音声データを符号化しない場合、符号化
部219を省略することができる。また、音声入力部2
23及び増幅器216は、送信装置240に内蔵させず
外部から送信装置240に接続しても良い。
【0054】制御部220は、送信装置240から受信
装置3へのディジタル音声データの送信を制御する。図
7は、制御部220の構成図である。制御部220は、
蓄積制御部271と、出力制御部272と、タイマ27
3と、音声データ蓄積部214と、効果音データ蓄積部
215とから構成される。蓄積制御部271は、符号化
部219から伝送されたディジタル音声データ及び/ま
たはディジタル効果音データを音声データ蓄積部214
及び/または効果音データ蓄積部215に蓄積する。タ
イマ273はカレンダー機能を有しており、時刻を出力
する。出力制御部272は、要求情報DB201、エリ
アDB203に蓄積されるアナウンス要求情報及びエリ
ア情報並びにタイマ273から出力される時刻に基づ
き、音声データ蓄積部214及び/または効果音データ
蓄積部215に蓄積されているディジタル音声データ及
び/または効果音データを受信装置3に送信する。ま
た、出力制御部272は、後述するアナウンス要求装置
1からの停止指示によりディジタル音声データの送信を
停止する。
【0055】アナウンス内容確認装置250は、音声デ
ータ蓄積部214に蓄積されたディジタル音声データを
アナログ音声信号に変換して出力する。アナウンス内容
確認装置250は、例えば後述する受信装置3と同様の
構成により実現される。
【0056】通信部222は制御部220とネットワー
クとを結ぶ。 (3)受信装置 図1に示すように、受信装置3は、受信装置通信部3
1、受信装置制御部32、受信バッファ33、復号化部
34、出力バッファ35及びDAC36を有している。
送信装置240よりネットワーク4に送出されたパケッ
トは、受信装置通信部31により受信され、分解されて
受信バッファ33に格納される。受信バッファ33に蓄
積された圧縮音声符号化情報は、復号化部34によりデ
ィジタル音声データに伸長される。このディジタル音声
データは、出力バッファ35に格納され、DAC36に
よりアナログ音声信号に変換されて出力される。出力さ
れたアナログ音声信号は、増幅器51により増幅され、
出力部52から空気中に拡声される。スピーカなどの出
力部52や増幅器51を、受信装置3に内蔵させてもよ
い。また、送信装置240でディジタル音声データを符
号化しない場合、復号化部34を省略することができ
る。受信装置制御部32は、1回のアナウンスに対応す
る音声パケットの受信が終了するとアナウンス代行装置
2に受信通知を送信する。
【0057】[処理の流れ]本実施形態例のアナウンス
システムでは、アナウンス代行処理、放送エリア登録処
理、定型文登録処理及び課金処理が行われる。アナウン
ス代行処理では、アナウンス要求装置1で入力されたア
ナウンス要求情報がアナウンス代行装置2に登録され、
このアナウンス要求情報に従って受信装置3がアナウン
ス放送を行う。放送エリア登録処理では、アナウンス要
求装置1で入力されたエリア情報がエリアDB203に
登録される。定型文登録処理では、アナウンス要求装置
1で入力された定型文情報が定型文DB202に登録さ
れる。
【0058】(1)アナウンス代行処理 本実施形態例に係るアナウンス代行処理は、以下の5つ
の処理に大別される。 (1−1)アナウンス要求の登録 (1−2)アナウンス音声の保存 (1−3)データの送信 (1−4)アナウンスの繰り返し/停止 (1−5)完了情報書込 以下、図8を参照し前述の5つの処理について具体的に
説明する。
【0059】(1−1)アナウンス要求の登録 アナウンス要求装置1のWebブラウザ13は、アナウ
ンス代行装置2の有するWebサーバ213にアクセス
し、放送要求入力画面(図9を参照)を表示する。放送
要求入力画面は、アナウンサーに読み上げてもらう放送
原稿、放送場所、放送条件及び効果音を特定する情報で
ある放送要求情報の入力を受け付ける(#1)。この画
面についての詳細は後述する。
【0060】放送要求入力画面で全ての入力が終了し、
「要求送信」ボタンが押されると、登録モジュール20
6は入力されたデータをWebサーバ213を介して取
得する。登録モジュール206は、このデータとアナウ
ンス要求装置1の識別情報である「コンピュータ名」と
を対応付けてアナウンス要求情報として要求情報DB2
01に登録する(#2)。
【0061】図9は、放送要求画面の一例を示す。この
画面は、「放送原稿」の入力を受け付ける。「放送原
稿」はキーボードなど(図示せず)マニュアル入力する
こともできる一方、「自動作成」ボタンを押して定型文
DB202に蓄積されている文章を放送原稿として使用
することも可能である。
【0062】例えば、「自動作成」ボタンが押されると
図10に示す「放送原稿自動作成画面」が表示される。
ドロップダウンリスト「放送種別1」及び「放送種別
2」からいずれかの種別が選択されると、定型文DB2
02に蓄積されている定型文が表示される。この画面例
では放送種別1は「呼び出し」、放送種別2は「迷子」
が選択されている。表示された定型文中、「*」はマニ
ュアル入力する部分を、「1」、「2」は、画面右側の
ドロップダウンリストから選択する部分を表している。
この例では、迷子の名前及び年齢はマニュアル入力し、
性別及び迷子の照会先は右側のドロップダウンリストか
ら選択できるようになっている。定型文DB202に蓄
積される情報は後述する定型文登録処理で新たに登録す
ることができる。
【0063】尚、本実施形態例ではアナウンス内容をテ
キスト入力して指定しているが、その代わりに送信装置
240と同様の構成を有する装置をアナウンス要求装置
1に設け、この装置にアナウンス内容を音声で入力する
ことでアナウンス内容を指定しても良い。この場合、要
求情報DB201の「アナウンス内容」にはテキストデ
ータの代わりにディジタル音声データが蓄積され、アナ
ウンス要求装置はこのディジタル音声データを例えばア
ナウンス内容確認装置250のようなDA変換手段を有
する装置で拡声し、この音声をアナウンサーが復唱する
ことでディジタル音声データが得られる。
【0064】また、この画面では、「放送場所」を指定
できる。「放送場所」は、放送すべき店舗及びその店舗
内での放送場所を指定するものである。まずラジオボタ
ン「店舗名」で放送する店舗が選択されると、選択され
た店舗に対応づけられてエリアDB203に蓄積されて
いる放送エリアの一覧が表示される。この中から放送し
たい放送エリアをチェックボックスで選択する。この画
面例では、店舗「東京」の「BF食品売場」及び「1F
化粧品売場」が選択されている。尚、エリアDB203
に蓄積されるエリア情報は後述する放送エリア登録処理
で新たに登録することができる。
【0065】また、この画面では、「放送条件」を指定
できる。「放送条件」は、放送する時刻や放送の繰り返
し間隔を指定するものである。ラジオボタン「1回限
り」が選択された場合、さらに「即実行」または「時間
指定」ラジオボタンが選択できる。「即実行」とは、要
求送信を行った場合直ちに放送が行われることを示して
いる。「時間指定」は、テキストボックスに入力された
時間に一度だけ放送が行われることを示す。「繰り返
し」が選択された場合、さらに繰り返しの間隔を指定す
る。「毎日」は、毎日テキストボックスに指定された時
間に放送する。尚、「繰り返し」または「毎日」を指定
することで放送が繰り返し行われている場合、後述の停
止指示処理で放送の繰り返しが停止する。
【0066】さらに、この画面では「効果音」を指定で
きる。「効果音」は、アナウンスに付随させる音声を指
定するものである。この画面例では、「呼び出し」、
「広告」、「情報」または「なし」を選択できる。選択
された効果音に対応するディジタル音声データは効果音
データ蓄積部215に蓄積されている。
【0067】(1−2)アナウンス音声の保存 再び図8を参照すると、入力要求部211は、要求情報
DB201にアナウンス要求情報が登録されたことを検
知する。入力要求部211は、登録を検知すると、例え
ばディスプレイなどの表示手段(図示せず)に図11に
例示されるアナウンス入力要求画面を表示するなどし
て、登録されたアナウンス要求情報に含まれるアナウン
ス内容の入力をアナウンサーに要求する。アナウンサー
はこの画面を見てアナウンス音声の録音を行う。音声入
力部223は音声の入力を受け付ける(#3)。蓄積制
御部271は、符号化部219により符号化されたディ
ジタル音声データと、前記ディジタル音声データを一意
に識別する情報であるアナウンスデータ名とを対応付け
て音声データ蓄積部214に保存する(#4)。入力要
求部211はこのアナウンスデータ名を要求情報DB2
01に蓄積する。
【0068】図11は、アナウンス要求入力画面の一例
を示す。アナウンサーはアナウンス内容の読み上げを開
始するに先立ち、「録音開始」ボタンを押す。「録音開
始」ボタンが押されると、蓄積制御部271は符号化さ
れたディジタル音声データの音声データ蓄積部214へ
の保存を開始する。「録音終了」ボタンが押されると、
蓄積制御部271は音声データ保存を終了する。「内容
確認」ボタンが押されると、出力制御部272は音声デ
ータ蓄積部214に蓄積されたディジタル音声データを
アナウンス内容確認装置250に送信し、アナウンス内
容確認装置250はこれを拡声する。これにより、アナ
ウンサーは、保存された音声を確認することができる。
「再録音」ボタンが押されると、蓄積制御部271は音
声データ蓄積部214に蓄積された音声データを消去す
る。そして、入力要求部211はアナウンス入力要求画
面を再び表示しアナウンスの入力を要求する。これによ
り、アナウンサーは録音をやり直すことができる。
【0069】(1−3)アナウンス音声データの送信 再び図8を参照すると、出力制御部272は、要求情報
DB201に蓄積されているアナウンス要求情報と、エ
リアDB203に蓄積されているエリア情報とを参照し
(#5)、参照結果に基づいて受信装置3にディジタル
音声データ及び/または効果音データを送信する(#
6)。まず、出力制御部272は、アナウンス要求情報
に含まれる店舗に対応するパブリックIPアドレス及び
放送エリアに対応するプライベートIPアドレスをエリ
アDB203から取得する。次に、出力制御部272
は、アナウンス要求情報に含まれる放送条件を取得し、
ディジタル音声データ及び/または効果音データを送信
するタイミングを決定する。
【0070】例えば、放送条件1が「繰り返し」かつ放
送条件2が「3分おき」の場合、出力制御部272は
「アナウンスデータ名」で特定されるディジタル音声デ
ータを音声データ蓄積部214から読み出し、通信部2
22からネットワーク4を介して受信装置3へパケット
送信する。受信装置3はこのパケットを受信する(#
7)。以後タイマ273から出力される時刻を参照しつ
つ放送条件で指定されている時間間隔3分が経過するご
とにディジタル音声データをパケット送信する。放送条
件1が「毎日」かつ放送条件2が「AM10:00」の
場合、出力制御部272はタイマ273から出力される
時刻を参照し、毎日AM10:00にディジタル音声デ
ータを受信装置3へパケット送信する。放送条件1が
「1回」かつ放送条件2が「即実行」の場合、出力制御
部272は直ちにディジタル音声データを受信装置3へ
パケット送信する。放送条件1が「1回」かつ放送条件
2が「PM8:00」の場合、出力制御部272はタイ
マ273から出力される時刻を参照し、PM8:00ご
とにディジタル音声データを受信装置3へパケット送信
する。
【0071】パケットの受信を検知した受信装置制御部
32は、受信装置通信部31から受信通知をアナウンス
代行装置2に送信する(#8)。受信通知を受け取った
出力制御部272は、要求情報DB201を参照し、そ
の受信通知に対応する放送の放送条件の放送条件1が
「1回」か否かを判断する(#9)。放送条件1が「1
回」の場合、完了情報を要求情報DB201に書き込む
(#10)。その他の場合、アナウンス要求装置1から
の停止指示を待機する(#11)。
【0072】アナウンス要求情報に効果音の指定が含ま
れている場合は、指定された効果音データをディジタル
音声データに付加し、放送条件で指定されたタイミング
で受信装置3へパケット送信する。
【0073】(1−4)アナウンスの停止 放送条件が「繰り返し」や「毎日」の場合、アナウンス
の繰り返しを止める必要がある。放送停止モジュール2
09は、放送停止の指示をアナウンス要求装置1から受
け付け(#12)、出力制御部272に音声データ送信
の停止を指示する。これにより、出力制御部272は受
信装置3へディジタル音声データの送信を停止する(#
13)。この後、放送停止モジュール209は、要求情
報DB201に蓄積されている、対応するアナウンス要
求情報に放送完了情報を書き込む(#14)。要求情報
DB201に放送完了情報が書き込まれた場合、放送停
止モジュール209は放送完了を示すシグナルをWeb
サーバ213に提供させ、Webブラウザ13がこれを
表示するようにしても良い。
【0074】図12は、Webサーバ213がアナウン
ス要求装置1のWebブラウザ13に提供する放送ステ
ータス表示画面の表示例である。この画面に表示される
内容は、要求情報DB201から放送停止モジュール2
09により抽出される。アナウンス要求情報の抽出のキ
ーとしては、アナウンス要求装置1のコンピュータ名を
用いれば良い。この画面例では、2組のアナウンス内容
及び放送条件が表示されている。これらの右側には、そ
れぞれ終了ボタンが表示されている。このボタンが押さ
れると、放送停止の指示がアナウンス要求装置1から放
送停止モジュール209に送信される。放送完了情報が
要求情報DB201に書き込まれると、「放送完了」シ
グナルが点灯する。
【0075】(2)定型文登録処理 次に、アナウンス代行装置2が行う定型文登録処理につ
いて具体的に説明する。前述の放送要求入力画面(図9
参照)上で「定型文に追加」ボタンが押されると、図1
3に示す定型文登録画面がWebサーバ213からアナ
ウンス要求装置へ提供され、Webブラウザ13に表示
される。画面下部のテキストボックスには、前記放送要
求画面のテキストボックス「放送原稿」で入力された文
章が表示される。定型文として登録する放送原稿の変更
をこの画面上で受け付けても良い。また、この画面は、
放送種別1及び2のドロップダウンリストからいずれか
の選択を受け付ける。「登録」ボタンが押されると、登
録モジュール206がこれらの情報を対応づけて定型文
DB202に登録する。「キャンセル」ボタンが押され
ると、登録は行われず放送要求入力画面に戻る。
【0076】(3)放送エリア登録処理 次に、アナウンス代行装置2が行う放送エリア登録処理
について具体的に説明する。アナウンス要求装置1のW
ebブラウザ13は、アナウンス要求装置2の有するW
ebサーバ213にアクセスし、図14に示す放送エリ
ア登録画面を表示する。この画面は、「店舗名」、「パ
ブリックIPアドレス」、「放送エリア」及び「受信装
置プライベートIPアドレス」の入力を受け付ける。
「登録」ボタンが押されると、入力されたデータがWe
bサーバ213を介して登録モジュール206に渡され
る。登録モジュール206はこのデータをエリアDB2
03に登録する。
【0077】(4)課金処理 最後に、図15を参照しつつ本実施形態例に係るアナウ
ンス代行装置2が行う課金処理について具体的に説明す
る。まず、課金モジュール205は、前記課金基準DB
204(図5参照)の料金−文字数テーブル及び要求情
報DB201(図4参照)のフィールド「アナウンス内
容」の文字数と、課金基準DB204の料金−放送条件
テーブル及び要求情報DB201のフィールド「放送条
件1」とを参照する(#41)。次に、課金モジュール
205は、要求情報DB201のフィールド「アナウン
ス内容」の文字数に対応する料金1と放送条件1に対応
する料金2とを合算することで課金額を決定する(#4
2)。最後に、課金モジュール205は、決定した課金
額を要求情報DB201に格納する(#43)。
【0078】例えば、コンピュータ名「TKY01」の
要求情報におけるアナウンス内容の文字数が85文字で
あり、放送条件1が「繰り返し」の場合を考える。料金
−文字数テーブルより、アナウンス内容に課される料金
1は500円である。一方、料金−放送条件テーブルよ
り放送条件「繰り返し」に課される料金2は、1000
円である。よって、この要求に対する課金額は1500
円と決定される。決定された課金額は要求情報DB20
1に格納される。課金モジュール205は、例えば1月
に1度課金額の総計を算出し、アナウンス代行料の請求
または決済を行う。請求方法または決済方法は、請求書
の発行、電子決済による引落など特に限定されない。ア
ナウンス代行装置のユーザは、格納された課金額を参照
することでアナウンス代行料の請求が容易になる。
【0079】<第2実施形態例>第1実施形態例におい
ては、送信装置240はアナウンス代行装置1と一体に
構成されていたが、別々に構成することも可能である。
図16は第2実施形態例に係るアナウンス代行システム
の全体構成図である。即ち、本実施形態例のアナウンス
代行システムは、アナウンス要求装置1と、アナウンス
代行装置5と、送信装置6と、受信装置3とから構成さ
れる。
【0080】アナウンス代行装置5は、第1実施形態例
のアナウンス代行装置2において、送信装置240を有
しておらず、また制御部220の代わりに代行装置制御
部280を有しており、送信装置6の有する制御部29
0とデータの送受信を行う。図中、前記第1実施形態例
における機能と同様の機能を有する要素については同一
の符号を付して示している。
【0081】図17は、送信装置6の機能構成図であ
る。本実施形態例の送信装置6は、第1実施形態例の送
信装置240において、制御部290をさらに有してい
る。図中、前記第1実施形態例における機能と同様の機
能を有する要素については同一の符号を付して示してい
る。図18は、制御部290の機能構成図である。制御
部290は、第1実施形態例の制御部220において、
条件蓄積部274をさらに有している。条件蓄積部27
4は、要求情報DB201及びエリアDB203に蓄積
されているパブリックIPアドレス、受信装置プライベ
ートIPアドレス、効果音名、アナウンスデータ名を対
応づけて蓄積する。出力制御部272は、条件蓄積部2
74に蓄積されている情報を参照し(図8の#5)、受
信装置3へディジタル音声データの送信を行う。ここ
で、要求情報DB201及びエリアDB203に蓄積さ
れている情報と、条件蓄積部274に蓄積される情報と
は代行装置制御部280及び蓄積制御部271により同
期が取られている。
【0082】入力要求部211、アナウンス内容確認装
置250、DB群260及びモジュール群230と送信
装置6とのデータの送受信は、代行装置制御部280、
通信部222及び送信装置通信部270を介して行われ
る。
【0083】処理の流れは第1実施形態例と同様であ
る。送信装置6をアナウンス代行装置5と別々に構成す
ることで、既存のパソコンに送信装置6を外部から接続
しアナウンス代行装置として利用することが可能であ
る。
【0084】<第3実施形態例>前記第2実施形態例に
おいて、制御部290は送信装置6に内蔵されていた
が、制御部290を受信装置6に内蔵させても良い。図
19は、第3実施形態例に係るアナウンス代行システム
の全体構成図である。本実施形態例の受信装置300
は、第2実施形態例の受信装置において、制御部290
をさらに有している。この制御部290は、受信バッフ
ァ33と復号化部34との間に設けられている。図中、
前記第2実施形態例における機能と同様の機能を有する
要素については同一の符号を付して示している。
【0085】図20は、制御部290の機能構成図であ
る。蓄積制御部271は受信バッファ33と、出力制御
部272は復号化部34とそれぞれ接続している。ま
た、蓄積制御部271及び出力制御部271は受信装置
通信部31と接続している。出力制御部272は、第2
実施形態例と同様、条件蓄積部274に蓄積されている
情報を参照し、その情報に従ってディジタル音声データ
を復号化部34に出力する。ここで、条件蓄積部274
は、放送先を特定する情報を蓄積しなくても良い。受信
装置30に制御部290を内蔵させることで、一旦受信
装置に送信されたディジタル音声データを条件蓄積部2
71に蓄積された条件に従って繰り返し放送をすること
が可能である。この場合、放送の都度ディジタル音声デ
ータを受信装置30に送信したり、アナウンス代行装置
2から放送の指示をする必要がなくなり、ネットワーク
4の負荷が軽減される。
【0086】
【発明の効果】本発明を用いれば、アナウンスの要求及
び要求に応じたアナウンスを簡易、迅速かつ簡便に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係るアナウンス代行システム
の全体構成図。
【図2】エリアDBに蓄積される情報の概念説明図。
【図3】定型文DBに蓄積される情報の概念説明図。
【図4】要求情報DBに蓄積される情報の概念説明図。
【図5】課金基準DBに蓄積される情報の概念説明図。
【図6】第1実施形態例に係る送信装置の構成図。
【図7】第1実施形態例に係る制御部の構成図。
【図8】アナウンス代行処理の流れを示す説明図。
【図9】放送要求入力画面の表示例。
【図10】放送原稿自動作成画面の表示例。
【図11】アナウンス入力要求画面の表示例。
【図12】放送ステータス表示画面の表示例。
【図13】定型文登録画面の表示例。
【図14】放送エリア登録画面の表示例。
【図15】課金処理の流れを示す説明図。
【図16】第2実施形態例に係るアナウンス代行システ
ムの全体構成図。
【図17】第2実施形態例に係る送信装置の構成図。
【図18】第2実施形態例に係る制御部の構成図。
【図19】第3実施形態例に係るアナウンス代行システ
ムの全体構成図。
【図20】第3実施形態例に係る制御部の構成図。
【符号の説明】
1:アナウンス要求装置 2:アナウンス代行装置 3:受信装置 240、6:送信装置 220、290:制御部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して接続された、ディジ
    タル音声データをアナログ音声信号に変換する受信装
    置、第1コンピュータ及び第2コンピュータに使用され
    るアナウンス代行方法であって、 前記第2コンピュータが、前記第1コンピュータのいず
    れかから、第1コンピュータの識別情報と、放送するア
    ナウンスの内容であるアナウンス内容情報と、前記アナ
    ウンス内容の放送先を特定するアナウンス先情報とを含
    むアナウンス要求情報を受信する要求受信ステップと、 前記第2コンピュータが、前記受信したアナウンス要求
    情報に含まれるアナウンス内容情報に対応するアナログ
    音声信号の入力を要求する要求ステップと、 前記第2コンピュータが、前記アナログ音声信号の入力
    を受け付ける音声入力受付ステップと、 前記第2コンピュータが、前記入力が受け付けられたア
    ナログ音声信号をディジタル音声データに変換するAD変
    換ステップと、 前記第2コンピュータが、前記ディジタル音声データを
    前記アナウンス先情報によって特定される前記受信装置
    のいずれかへネットワークを介して送信する送信ステッ
    プと、 を有するアナウンス代行方法。
  2. 【請求項2】ディジタル音声データをアナログ音声信号
    に変換する受信装置と、コンピュータとにネットワーク
    を介して接続されたアナウンス代行装置であって、 前記コンピュータのいずれかから、そのコンピュータの
    識別情報と、放送するアナウンスの内容であるアナウン
    ス内容情報と、前記アナウンス内容の放送先を特定する
    アナウンス先情報とを含むアナウンス要求情報を受信す
    る要求受信手段と、 前記受信したアナウンス要求情報に含まれるアナウンス
    内容情報に対応するアナログ音声信号の入力を要求する
    要求手段と、 前記アナログ音声信号の入力を受け付ける音声入力受付
    手段と、 前記入力が受け付けられたアナログ音声信号をディジタ
    ル音声データに変換するAD変換手段と、 前記ディジタル音声データを前記アナウンス先情報によ
    って特定される前記受信装置のいずれかへネットワーク
    を介して送信する送信手段と、 を有するアナウンス代行装置。
  3. 【請求項3】前記コンピュータの識別情報と、前記アナ
    ウンス要求情報と、前記ディジタル音声データとを対応
    付けて蓄積する要求情報蓄積手段をさらに有する請求項
    2に記載のアナウンス代行装置。
  4. 【請求項4】前記アナウンス要求情報はアナウンス内容
    を放送するための条件を記述する放送条件情報をさらに
    含み、 前記送信手段は前記放送条件情報に従って前記蓄積され
    たディジタル音声データの送信を行う、 請求項3に記載のアナウンス代行装置。
  5. 【請求項5】前記コンピュータのユーザに課金するため
    の基準を記述する課金基準情報を蓄積する課金基準蓄積
    手段と、 前記要求情報蓄積手段に蓄積されているアナウンス要求
    情報と前記課金基準情報とに基づいてアナウンス代行料
    を決定するアナウンス代行料決定手段と、 前記コンピュータ識別情報と前記アナウンス代行料とを
    対応付けて蓄積する課金蓄積手段とをさらに有する請求
    項4に記載のアナウンス代行装置。
  6. 【請求項6】前記アナウンス内容情報はテキストデータ
    である、請求項2に記載のアナウンス代行装置。
  7. 【請求項7】前記アナウンス内容情報はディジタル音声
    データである、請求項2に記載のアナウンス代行装置。
  8. 【請求項8】前記アナウンス要求情報は、放送する効果
    音を特定するための効果音指定情報をさらに含み、 前記効果音指定情報とディジタル効果音データとを対応
    づけて蓄積する効果音蓄積手段と、 前記効果音蓄積手段を参照し、前記要求情報に含まれる
    効果音指定情報に対応するディジタル効果音データを前
    記ディジタル音声データに付加する付加手段と、をさら
    に有する請求項2に記載のアナウンス代行装置。
  9. 【請求項9】ディジタル音声データをアナログ音声信号
    に変換する受信装置と、第1コンピュータとにネットワ
    ークを介して接続された第2コンピュータに用いられる
    アナウンス代行プログラムが記録されたコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体であって、 前記第2コンピュータが、前記第1コンピュータのいず
    れかから、第1コンピュータの識別情報と、放送するア
    ナウンスの内容であるアナウンス内容情報と、前記アナ
    ウンス内容の放送先を特定するアナウンス先情報とを含
    むアナウンス要求情報を受信する要求受信ステップと、 前記第2コンピュータが、前記受信したアナウンス要求
    情報に含まれるアナウンス内容情報に対応するアナログ
    音声信号の入力を要求する要求ステップと、 前記第2コンピュータが、前記アナログ音声信号の入力
    を受け付ける音声入力受付ステップと、 前記第2コンピュータが、前記入力が受け付けられたア
    ナログ音声信号をディジタル音声データに変換するAD変
    換ステップと、 前記第2コンピュータが、前記ディジタル音声データを
    前記アナウンス先情報によって特定される前記受信装置
    のいずれかへネットワークを介して送信する送信ステッ
    プと、 を第2コンピュータに実行させるためのアナウンス代行
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  10. 【請求項10】ディジタル音声データをアナログ音声信
    号に変換する受信装置と、第1コンピュータとにネット
    ワークを介して接続された第2コンピュータに用いられ
    るアナウンス代行プログラムであって、 前記第2コンピュータが、前記第1コンピュータのいず
    れかから、第1コンピュータの識別情報と、放送するア
    ナウンスの内容であるアナウンス内容情報と、前記アナ
    ウンス内容の放送先を特定するアナウンス先情報とを含
    むアナウンス要求情報を受信する要求受信ステップと、 前記第2コンピュータが、前記受信したアナウンス要求
    情報に含まれるアナウンス内容情報に対応するアナログ
    音声信号の入力を要求する要求ステップと、 前記第2コンピュータが、前記アナログ音声信号の入力
    を受け付ける音声入力受付ステップと、 前記第2コンピュータが、前記入力が受け付けられたア
    ナログ音声信号をディジタル音声データに変換するAD変
    換ステップと、 前記第2コンピュータが、前記ディジタル音声データを
    前記アナウンス先情報によって特定される前記受信装置
    のいずれかへネットワークを介して送信する送信ステッ
    プと、 を第2コンピュータに実行させるためのアナウンス代行
    プログラム。
  11. 【請求項11】コンピュータとネットワークを介して接
    続されたアナウンス要求装置であって、 アナウンス内容を特定するアナウンス内容情報の入力を
    受け付けるアナウンス内容入力受付手段と、 前記アナウンス内容の放送先を特定するアナウンス先情
    報の指定を受け付けるアナウンス先指定受付手段と、 前記アナウンス内容情報と前記アナウンス先情報とを含
    むアナウンス要求情報を前記コンピュータにネットワー
    クを介して送信する要求送信手段と、 を有するアナウンス要求装置。
  12. 【請求項12】前記アナウンス要求情報はアナウンス内
    容を放送するための条件を記述する放送条件情報をさら
    に含む、請求項11に記載のアナウンス要求装置。
  13. 【請求項13】前記アナウンス内容情報はディジタル音
    声データである、請求項11に記載のアナウンス要求装
    置。
  14. 【請求項14】前記アナウンス内容情報はテキストデー
    タである、請求項12に記載のアナウンス要求装置。
  15. 【請求項15】アナウンス内容を記述する定型アナウン
    ス内容情報と前記定型アナウンス内容情報を特定するた
    めの定型アナウンス内容指定情報とを対応づけて蓄積す
    るアナウンス内容蓄積手段と、 前記定型アナウンス内容指定情報の指定を受け付ける定
    型アナウンス内容指定受付手段とをさらに有し、 前記アナウンス内容入力受付手段は、前記アナウンス内
    容蓄積手段を参照し、前記指定された定型アナウンス内
    容指定情報に対応する定型アナウンス内容情報をアナウ
    ンス内容情報として用いる、請求項11に記載のアナウ
    ンス要求装置。
  16. 【請求項16】放送エリアと前記放送エリアを特定する
    ためのネットワークアドレスとを含む放送エリア情報を
    対応づけて蓄積する放送エリア蓄積手段と、 前記放送エリアのいずれかの指定を受け付ける放送エリ
    ア受付手段とをさらに有し、 前記アナウンス先指定受付手段は、前記放送エリア蓄積
    手段を参照し、指定された放送エリアに対応するネット
    ワークアドレスを前記アナウンス先情報として用いる、
    請求項11に記載のアナウンス要求装置。
  17. 【請求項17】前記放送エリア情報の入力を受け付ける
    放送エリア情報入力受付手段と、 前記入力された放送エリア情報を前記放送エリア蓄積手
    段に登録する放送エリア情報登録手段と、をさらに有す
    る請求項16に記載のアナウンス要求装置。
  18. 【請求項18】放送する効果音を特定するための効果音
    指定情報の指定を受け付ける効果音指定手段をさらに有
    し、 前記アナウンス要求情報は受け付けられた効果音指定情
    報をさらに含む、 請求項11に記載のアナウンス要求装置。
  19. 【請求項19】コンピュータとネットワークを介して接
    続された受信装置であって、 前記コンピュータから送信されたディジタル音声データ
    及び/またはディジタル効果音データを受信する受信手
    段と、 前記ディジタル音声データ及び/またはディジタル効果
    音データをアナログ音声信号に変換し出力するDA変換手
    段と、 前記ディジタル音声データ及び/またはディジタル効果
    音データの受信を前記コンピュータにネットワークを介
    して通知する通知手段と、 を備える受信装置。
  20. 【請求項20】前記ディジタル音声データ及び/または
    ディジタル効果音データを蓄積する音声データ蓄積手段
    をさらに有する請求項19に記載の受信装置。
  21. 【請求項21】前記受信手段は、アナウンス内容を放送
    するための条件を記述する放送条件情報をさらに受信
    し、 前記蓄積手段は、前記ディジタル音声データ及び/また
    はディジタル効果音データと前記放送条件とを対応づけ
    て蓄積し、 前記DA変換手段は、前記蓄積された放送条件に従って前
    記蓄積されたディジタル音声データ及び/またはディジ
    タル効果音データをアナログ音声信号に変換し出力す
    る、 請求項19に記載の受信装置。
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