JP6195506B2 - 情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、端末装置および情報要求プログラム - Google Patents

情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、端末装置および情報要求プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、端末装置および情報要求プログラムに関する。
従来、端末装置の利用者に対して様々なコンテンツの配信を行う情報配信技術が知られている。例えば、イベントのチケット購入者が使用する携帯端末装置に認証情報を配信し、係る認証情報を用いて、チケット購入者の携帯端末装置に座席情報やイベント会場までのナビゲーションサービス等、所定のコンテンツを提供する技術が知られている。
特開2001−084311号公報
しかしながら、上述した従来技術では、イベント前に所定のコンテンツを配信することで、付加的なサービスを提供するものの、イベント中に付加的なサービスを提供できるとは限らないという問題がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、イベント中に付加的なサービスを提供できる情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、端末装置および情報要求プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報提供装置は、イベントを提供する提供者による入力に基づく提供者情報を受信する第1の受信部と、利用者による入力に基づく利用者情報を受信する第2の受信部と、前記提供者情報と前記利用者情報とのマッチング結果に応じて、前記利用者が参加するイベントに係るコンテンツの配信を決定する決定部とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、イベント中に付加的なサービスを提供できる。
図1は、第1の実施形態に係る情報提供システムの一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る情報提供システムの構成例を説明する図である。 図3は、第1の実施形態に係る端末装置が有する機能構成の一例を説明する図である。 図4は、第1の実施形態に係る情報処理装置が有する機能構成の一例を説明する図である。 図5は、第1の実施形態に係る情報配信サーバが有する機能構成の一例を説明する図である。 図6は、第1の実施形態に係るセットリストデータベースに登録される情報の一例を説明する図である。 図7は、第1の実施形態に係る演奏時刻テーブルに格納される情報の一例を説明する図である。 図8は、第1の実施形態に係る端末装置が表示する画面の一例を説明する図である。 図9は、第1の実施形態に係る情報配信サーバが実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、第2の実施形態に係る情報提供システムを説明する図である。 図11は、第2の実施形態に係る端末装置の機能構成の一例を説明する図である。 図12は、第2の実施形態に係る情報配信サーバの機能構成の一例を説明する図である。 図13は、第2の実施形態に係る情報配信サーバが実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図14は、情報配信プログラムまたは情報要求プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、端末装置および情報要求プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報提供装置、端末装置、情報提供方法および情報提供プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(第1の実施形態)
まず、本願に係る情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、端末装置および情報要求プログラムの第1の実施形態について説明する。
[1.情報提供システム1について]
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る情報提供装置の一例である情報配信サーバ40を有する情報提供システム1について示す。図1は、第1の実施形態に係る情報提供システムの一例を示す図である。図1に示す例では、情報提供システム1は、演奏者2が使用するPA(Public Address)卓3、演奏者2が使用する情報処理装置30、利用者4が使用する端末装置10、情報配信サーバ40を有する。
演奏者2は、演奏者2が単独で行うライブや複数の演奏者によって行われる合同ライブ、ライブイベント、路上ライブ等のイベントで音楽の演奏を行う者である。なお、演奏者2は、単独の人物である必要はなく、複数の人物からなるグループであってもよい。以下の説明では、演奏者2が音楽の演奏を行うイベントを演奏者2が提供するイベント又は単位イベントと記載する。
PA卓3とは、演奏者2が演奏する音楽の音声データを収集し、スピーカー等の増幅器に出力する音響制御装置である。例えば、PA卓3とは、演奏者2の歌声や各楽器の演奏がそれぞれ個別に入力されるミキサーである。
利用者4は、演奏者2による演奏を視聴する者であり、例えば、演奏者2が提供するイベントの参加者である。ここで、利用者4には、意識的に演奏者2による演奏を視聴するためにイベントに参加している者だけではなく、例えば、演奏者2を知らずに参加したイベントで演奏者2による演奏を視聴する者が含まれる。詳細な例を挙げると、利用者4は、演奏者2が路上ライブを行っている際に偶然通りかかった者であっても良い。
端末装置10は、利用者4が使用する端末装置である。例えば、端末装置10は、タブレット端末、PC、PDA、スマートフォン等の情報処理装置が適用される。また、端末装置10は、3G(Generation)、4G、LTE(Long Term Evolution)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)等の無線通信網や、bluetooth(登録商標)、無線LANなどの近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報配信サーバ40と通信することができる。
情報処理装置30は、PC(Personal Computer)やPDA(Personal Data Assistance)、タブレット端末等の情報処理装置が適用される。また、情報処理装置30は、無線LAN(Local Area Network)や有線LAN等を用いて、ネットワークNに接続し、情報配信サーバ40と通信することができる。
ここで、従来技術では、イベント中に付加的なサービスを提供できるとは限らないという問題があった。例えば、従来技術では、演奏者2が演奏している曲を利用者4が気に入ったとしても、利用者4が演奏者2の情報や演奏されている曲の曲名等を知らない場合には、演奏者2が演奏する曲の購入を行うことができず、販売機会を損失してしまう。また、従来技術では、演奏者2が演奏している曲を利用者4が気に入ったとしても、その場で気に入った曲の購入を行えない場合には、時間の経過とともに興味が喪失し、販売機会を損失してしまう。
また、従来技術では、演奏者2が演奏中の曲以外にも、演奏者2の曲、動画、写真、グッズ、各種広告等、イベントに関連する各種コンテンツを利用者4に対してイベント中に配信できない場合があった。例えば、従来技術では、イベントの参加者にのみコンテンツを配信するため、チケット購入者に配信した認証情報を用いて、各種コンテンツの配信可否を判断する。しかしながら、従来技術では、演奏者2が路上ライブを行っている際に利用者4が偶然通りかかった際に、利用者4が認証情報を取得していないので、利用者4にイベントに関連する各種コンテンツを配信することができなかった。
そこで、情報提供システム1は、以下の処理を実行する。まず、演奏者2は、情報配信サーバ40に、演奏する曲の曲目リストであるセットリストと、配信するコンテンツとの登録を行う。例えば、演奏者2は、配信するコンテンツとして、演奏する曲のデータを登録する。
また、演奏者2は、PA卓3を介して、演奏中の音楽を情報処理装置30に出力する。かかる場合、情報処理装置30は、演奏者2が演奏中の曲から音声データを生成し、生成した音声データと、音声データを生成した時刻を示す演奏者時刻情報とを含む演奏者情報を生成する。そして、情報処理装置30は、生成した演奏者情報を情報配信サーバ40に送信する。なお、情報処理装置30は、音声データの生成および演奏者情報の送信を所定の時間間隔、または、常時実行する。
かかる場合、情報配信サーバ40は、音声認識技術を用いて、演奏者情報に含まれる音声データから演奏者2が演奏中の曲目を特定し、演奏者情報に含まれる演奏者時刻情報が示す時刻と特定した曲目とを対応づけて記憶する。そして、情報配信サーバ40は、特定した曲目を端末装置10に通知し、表示させることで、利用者4に演奏者2が演奏している曲の曲目を通知する。
また、情報配信サーバ40は、特定した曲目が前回特定した曲目と異なる場合、すなわち、演奏者2が新たな曲の演奏を行った場合は、演奏者情報に含まれる演奏者時刻情報が示す時刻と特定した曲目とを対応づけて記憶する。また、情報配信サーバ40は、特定した曲目を端末装置10に通知する。このように、情報配信サーバ40は、演奏者2が曲の演奏を開始した時刻と、演奏した曲目とを対応づけて管理する。
ここで、端末装置10は、演奏者2が演奏している曲の曲目とともに、演奏中の曲の購入ボタンを表示する。そして、端末装置10は、利用者4が演奏中の曲の購入ボタンを選択した場合には、利用者4が購入ボタンを選択した時刻を示す利用者時刻情報を含む利用者情報を生成し、生成した利用者情報を情報配信サーバ40に送信する。
一方、情報配信サーバ40は、利用者情報を受信すると、受信した利用者情報に含まれる利用者時刻情報が示す時刻と、特定した曲目のうち、最後に特定した曲目に対応づけられた時刻とを比較する。そして、情報配信サーバ40は、利用者時刻情報が示す時刻が、最後に特定した曲目に対応づけられた時刻よりも後である場合には、情報配信サーバ40は、利用者に対してイベントに関するコンテンツの配信を決定する。すなわち、情報配信サーバ40は、演奏者2が提供するイベントに利用者4が参加しており、係るイベントにおいて演奏者2が演奏中に利用者4がコンテンツの配信を要求した場合には、利用者に対してイベントに関するコンテンツの配信を決定する。
また、情報配信サーバ40は、演奏者情報と利用者情報とのマッチング結果に基づいて、利用者に対して配信するコンテンツを決定する。例えば、情報配信サーバ40は、演奏者2が曲を演奏した時刻と、利用者時刻情報とのマッチングを行い、利用者4が購入ボタンを選択した際に演奏者2が演奏していた曲を特定する。そして、情報配信サーバ40は、特定した曲目のデータを端末装置10へ送信する。この結果、情報配信サーバ40は、イベント中に付加的なサービスを提供できる。例えば、情報配信サーバ40は、利用者4が参加したイベントで演奏された曲のうち、実際に聞いてみて気に入った曲を配信することができる。
また、例えば、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏した曲のうち、最後に特定した曲、すなわち、演奏者2が演奏中の曲と対応づけられた時刻よりも利用者時刻情報が遅い場合は、演奏者2が演奏中の曲を利用者4に配信する。この結果、情報配信サーバ40は、演奏者2が曲を演奏している間だけ、利用者4に演奏者2が演奏している曲を配信することができる。
[2.情報配信サーバ40が実行する処理の一例]
次に、図1を用いて、情報配信サーバ40が実行する処理の一例について説明する。なお、図1に示す例では、図1中(A)に示すように、演奏者2が演奏する曲の曲目「曲目A」、「曲目B」がセットリストとして登録されているものとする。なお、セットリストに登録される曲は、演奏者2がイベントで演奏する曲の内容や演奏順序と一致させる必要はない。
例えば、演奏者2は、図1中(B)に示すように、演奏した曲の音声を、PA卓3を介して、情報処理装置30に入力する。かかる場合、情報処理装置30は、入力された音声から生成した音声データと演奏者時刻情報を含む演奏者情報を生成する。そして、情報処理装置30は、図1中(C)に示すように、生成した演奏者情報を情報配信サーバ40に送信する。
かかる場合、情報配信サーバ40は、以下の処理を実行する。まず、情報配信サーバ40は、音声認識技術を用いて、セットリストの曲目から演奏者2が演奏中の曲目、例えば「曲目A」を特定する。そして、情報配信サーバ40は、図1中(D)に示すように、特定した「曲目A」を演奏者2のイベントに参加している利用者4の端末装置10に通知する。この結果、端末装置10は、演奏者2が演奏中の曲「曲目A」の各種情報を表示するとともに、図1中(E)に示すように、「曲目A」の購入ボタンを表示する。
また、情報配信サーバ40は、特定した「曲目A」と、演奏者時刻情報が示す時刻とを対応づけて記憶する。例えば、図1中(F)に示す例では、情報配信サーバ40は、「曲目B」と時刻「21:00」とを対応づけて記憶し、「曲目A」と時刻「21:06」とを対応づけて記憶する。すなわち、情報配信サーバ40は、21時ちょうどから「曲目B」の演奏が開始され、21時6分から「曲目A」の演奏が開始された旨を記憶する。
ここで、端末装置10は、利用者4が購入ボタンを選択した場合は、利用者4が購入ボタンを選択した時刻を示す利用者時刻情報を含む利用者情報を生成し、図1中(G)に示すように、利用者情報を情報配信サーバ40に送信する。かかる場合、情報配信サーバ40は、受信した利用者情報に含まれる利用者時刻情報が示す時刻と、最後に特定した曲目と対応づけられた時刻とを比較する。すなわち、情報配信サーバ40は、利用者4が購入ボタンを選択した時刻と、現在演奏者2が演奏中の曲の演奏開始時刻とのマッチングを行う。
そして、情報配信サーバ40は、利用者4が購入ボタンを選択した時刻が、現在演奏者2が演奏中の曲目に対応づけられた時刻よりも後である場合には、演奏者2が演奏を行うイベントに利用者4が参加しており、演奏者2の演奏中に利用者4が演奏中の曲の配信を要求したと判定する。例えば、図1中(H)に示すように、利用者4が購入ボタンを選択した時刻が「21:07」であり、現在演奏者2が演奏中の曲の演奏開始時刻が「21:06」であるものとする。かかる場合、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏中に利用者4が演奏中の曲の配信を要求したと判定し、現在演奏者2が演奏中の曲「曲目A」を特定する。そして、情報配信サーバ40は、図1中(I)に示すように、端末装置10へ演奏者2が演奏中の「曲目A」のデータを配信する。
一方、例えば、情報配信サーバ40は、利用者4が購入ボタンを選択した時刻が「21:05」である場合は、すでに異なる曲「曲目A」が演奏されているので、「曲目A」の配信を行わず、エラーを端末装置10に送信する。この結果、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏中の曲目のみを配信することができる。
このように、情報配信サーバ40は、演奏者2の入力に基づく演奏者情報と、利用者4の入力に基づく利用者情報とのマッチング結果に応じて、利用者4が参加するイベントに係るコンテンツの配信可否を決定する。例えば、情報配信サーバ40は、イベントに関する日時の情報である演奏者時刻情報を含む演奏者情報と、利用者が入力を行った日時を示す情報である利用者時刻情報を含む利用者情報とを受信する。そして、情報配信サーバ40は、演奏者時刻情報と利用者時刻情報とが所定の時間内に収まる場合は、演奏者2が演奏を行なうイベントに利用者4が参加していると判定する。このため、情報配信サーバ40は、利用者4に対し、イベント中に付加的なサービスを提供できる。
また、情報配信サーバ40は、演奏者2が提供するコンテンツを示す情報を含む利用者情報を受信し、かかる利用者情報に含まれる情報が示すコンテンツを利用者4に対して配信するコンテンツとする。例えば、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏中の曲の音声データを含む演奏者情報を受信する。そして、情報配信サーバ40は、受信した音声データを用いた音声認識により、演奏中の曲目を特定する。そして、情報配信サーバ40は、利用者4が参加するイベントに係るコンテンツを配信する旨を決定した場合は、特定した曲目を利用者4に配信する。このため、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏中の曲を気に入った利用者4に対し、かかる曲の配信を行うことができる。
[3.情報配信サーバ40が実行する処理の他の例]
ここで、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏を行った時刻と利用者4が購入ボタンを選択した時刻とのマッチング結果に基づいて、演奏者2が提供するイベントに利用者4が参加している旨を判定した。また、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏している曲の音声データを用いて、演奏者2が演奏している曲を特定し、特定した曲のデータを利用者4に配信した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではなく、情報配信サーバ40は、任意の情報のマッチング結果に応じて、コンテンツの配信可否や配信するコンテンツの選択を行ってよい。
例えば、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏中の曲を配信する必要はなく、利用者4が参加するイベントに係るコンテンツであれば、任意のコンテンツを配信してよい。詳細な例を挙げると、情報配信サーバ40は、利用者4が参加するイベントで演奏者2が演奏している曲だけではなく、他の限定曲、写真、動画、グッズ、その他演奏者2や協賛企業の広告等、任意のコンテンツを配信してもよい。この結果、情報配信サーバ40は、演奏者2の演奏を聴いている利用者4に対し、演奏者2が演奏をしている間に、演奏者2が演奏を行うイベントに係るコンテンツを配信できる。
また、例えば、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏を行っている位置を示す演奏者位置情報を含む演奏者情報を受信した場合は、かかる演奏者位置情報をあらかじめ記憶する。また、情報配信サーバ40は、利用者4の位置を示す利用者位置情報を含む利用者情報を受信する。そして、情報配信サーバ40は、演奏者情報に含まれる演奏者位置情報が示す位置と、利用者情報に含まれる利用者位置情報が示す位置とのマッチングを行い、各位置が所定の範囲内に含まれる場合には、演奏者2が演奏を行うイベントに利用者4が参加していると判定する。この結果、情報配信サーバ40は、演奏者2の曲等、利用者4が参加しているイベントに係るコンテンツを配信することができる。なお、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏を行なっている際に、演奏者位置情報を含む演奏者情報をそのつど受信してもよい。
ここで、情報配信サーバ40は、演奏者2や利用者4の位置をある程度特定することができる情報であれば、任意の情報を演奏者位置情報や利用者位置情報として用いることができる。例えば、情報配信サーバ40は、演奏者位置情報として、演奏者2より設定された地域名、イベントの開催地名等を記憶する。一方、端末装置10は、演奏者位置情報として、GPS(Global Positioning System)により取得される位置情報や利用者4により設定された地域名、イベントの開催地名等を利用者位置情報として情報配信サーバ40に送信する。かかる場合、情報配信サーバ40は、演奏者位置情報が示す位置と利用者位置情報が示す位置とが所定の範囲内に収まる場合には、演奏者2が演奏を行うイベントに利用者4が参加していると判定する。
また、情報配信サーバ40は、演奏者位置情報や利用者位置情報として、イベントを識別するイベント識別子を用いても良い。例えば、情報配信サーバ40は、演奏者位置情報として、演奏者2が演奏を行うイベントを識別するイベント識別子をあらかじめ記憶する。また、端末装置10は、演奏者2が演奏を行うイベントのイベント識別子を取得し、取得したイベント識別子を利用者位置情報として情報配信サーバ40に送信する。そして、情報配信サーバ40は、演奏者位置情報として記憶するイベント識別子と、利用者位置情報として受信したイベント識別子とが一致した場合には、演奏者2が演奏を行うイベントに利用者4が参加していると判定する。
ここで、端末装置10は、任意の手法でイベント識別子を取得することができる。例えば、端末装置10は、利用者4による入力や、Wi−Fi(登録商標)や無線LAN、NFC(Near field communication)を介して端末装置10と通信可能なアクセス端末装置であって、演奏者2が演奏を行うイベント会場に設定されたアクセス端末からイベント識別子の配布を受けても良い。また、かかるアクセス端末装置は、端末装置10がアクセス端末装置を介して情報配信サーバ40に利用者情報を送信する場合は、端末装置10から受信した利用者情報にイベントIDを付加して情報配信サーバ40に転送してもよい。
また、情報配信サーバ40は、曲と曲の合間に利用者4が購入ボタンを選択した場合は、利用者4にどちらの曲のデータを配信すべきか判定できなくなる場合がある。そこで、情報配信サーバ40は、曲と曲の合間では、利用者情報の受付を停止してもよい。
例えば、情報配信サーバ40は、演奏者情報に含まれる曲の音声データを用いた音声認識により、演奏者2が曲の終盤部分、または、曲の始めの部分を演奏しているか否かを判定する。そして、情報配信サーバ40は、演奏者2が曲の終盤部分、または、曲の始めの部分を演奏している間は、受信した利用者情報を破棄する。また、情報配信サーバ40は、端末装置10に対して、利用者情報の受付を停止する旨を通知し、購入ボタンを無効化させる。かかる処理を実行することで、情報配信サーバ40は、誤ったコンテンツの配信を防ぐことができる。
また、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏中の曲のみを配信する必要はない。例えば、情報配信サーバ40は、端末装置10に演奏者2が演奏した前の曲の購入ボタンを表示させる。そして、情報配信サーバ40は、利用者4が前の曲の購入ボタンを選択した時刻が、演奏中の曲の演奏時刻よりも前であり、かつ、前回演奏した曲の演奏時刻よりも後であるかを判定する。
その後、情報配信サーバ40は、利用者4が前の曲の購入ボタンを選択した時刻が、演奏中の曲の演奏時刻よりも前であり、かつ、前回演奏した曲の演奏時刻よりも後である場合は、前回演奏した曲のデータを配信する。例えば、図1に示す場合、情報配信サーバ40は、利用者4が前の曲の購入ボタンを選択した時刻が「21:06」よりも前であり、「21:00」よりも後である場合は、「曲目B」の配信を行う。係る処理を行うことで、情報配信サーバ40は、利用者4が気に入った曲の配信を行うことができる。
[4.情報提供システム1の機能構成]
次に、上述した処理を実現する情報提供システム1の機能構成について説明する。なお、以下の説明では、利用者位置情報と演奏者位置情報とのマッチング結果、および、利用者時刻情報と演奏者時刻情報とのマッチング結果に応じて、コンテンツの配信可否や配信するコンテンツの決定を行う情報配信サーバ40を有する情報提供システム1について説明する。
図2は、第1の実施形態に係る情報提供システムの構成例を説明する図である。図2に示すように、情報提供システム1は、ネットワークN、端末装置10、情報処理装置30、情報配信サーバ40を有する。ここで、端末装置10、情報処理装置30、情報配信サーバ40は、ネットワークNを介してそれぞれ相互に通信可能である。
[5.端末装置10の機能構成]
次に、図3を用いて、端末装置10が有する機能構成の一例について説明する。図3は、第1の実施形態に係る端末装置が有する機能構成の一例を説明する図である。図3に示すように、端末装置10は、通信部11、制御部12、ディスプレイ13、タッチパネル14、記憶部15、インターフェース16を有する。
また、記憶部15は、受信コンテンツデータベース17を記憶する。また、制御部12は、表示制御部18、操作制御部19、利用者情報送信部20、情報制御部21を有する。なお、制御部12が有する各制御部18〜21は、例えば、端末装置10が有するCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等により、所定のプログラムが実行されることにより実現されても良い。
通信部11は、端末装置10と情報配信サーバ40との間の通信を制御する。例えば、通信部11は、情報配信サーバ40から曲目の通知を受信した場合は、受信した通知を表示制御部18に出力する。また、通信部11は、情報配信サーバ40から、利用者情報の受付停止通知を受信した場合は、受信した受付停止通知を表示制御部18に出力する。
また、通信部11は、利用者情報送信部20から曲目取得要求を受信した場合は、ネットワークNを介して、曲目取得要求を情報配信サーバ40に送信する。また、通信部11は、利用者情報送信部20から利用者情報を受信した場合は、ネットワークNを介して、受信した利用者情報を情報配信サーバ40に送信する。また、通信部11は、曲のデータ等、各種コンテンツのデータを受信した場合は、受信したコンテンツのデータを情報制御部21に出力する。
ディスプレイ13は、各種情報を表示する出力装置であり、例えば、液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネルである。また、タッチパネル14は、利用者4による操作を受け付ける入力装置であり、例えば、ディスプレイ13と重ねて形成される静電容量式のタッチパネルである。また、インターフェース16は、コンテンツの再生を行う際に用いられるI/O(Input Output)装置であり、例えば、曲のデータを再生する際に音声を出力するためのスピーカーやイヤホンジャックである。
受信コンテンツデータベース17は、端末装置10が情報配信サーバ40から受信した各種コンテンツが格納されるデータベースである。例えば、受信コンテンツデータベース17には、情報配信サーバ40から受信した曲、動画、画像その他コンテンツのデータが格納されている。
表示制御部18は、ディスプレイ13に各種情報を表示させる。例えば、表示制御部18は、通信部11から曲目の通知を受信した場合は、受信した曲目の各種情報と、かかる曲目の購入指示を受け付ける購入ボタンとをディスプレイ13に表示させ、操作制御部19に購入ボタンを有効化する旨の通知を出力する。
また、表示制御部18は、通信部11から受付停止通知を受信した場合は、購入ボタンを無効化する旨の通知を操作制御部19に出力し、ディスプレイ13に購入が行えない旨を表示する。また、表示制御部18は、通信部11から新たな曲目の通知を受信した場合は、購入ボタンを有効化する旨の通知を操作制御部19に出力するとともに、新たな曲目の情報を表示し、前の曲の購入指示を受け付ける購入ボタンをディスプレイ13に表示させる。
操作制御部19は、利用者4からの操作を受け付ける。例えば、操作制御部19は、表示制御部18から購入ボタンを有効化する旨の通知を受け付けてから、無効化する旨の通知を受け付けるまでの間に、タッチパネル14を介して、利用者4が購入ボタンをタップした旨を検出した場合は、以下の処理を実行する。すなわち、操作制御部19は、利用者4が購入ボタンをタップした時刻を特定し、特定した時刻を利用者情報送信部20に出力する。
一方、操作制御部19は、表示制御部18から購入ボタンを無効化する旨の通知を受け付けてから、有効化する旨の通知を受け付けるまでの間に、利用者4が購入ボタンをタップした旨を検出した場合は、以下の処理を実行する。すなわち、操作制御部19は、利用者4が購入ボタンをタップした時刻の特定を行わず、かかる操作情報を破棄する。
利用者情報送信部20は、利用者情報を生成し、情報配信サーバ40に送信する。例えば、利用者情報送信部20は、利用者4の操作により、曲目の表示が要求された場合は、利用者4を示す利用者識別情報を含む曲目取得要求を通信部11に出力する。
また、操作制御部19から利用者4が購入ボタンをタップした時刻を受信した場合は、受信した時刻を示す利用者時刻情報を生成する。また、利用者情報送信部20は、GPS等を用いて利用者4の位置や、イベントの開催地に設定されたアクセス端末等から取得したイベントIDを利用者位置情報として取得する。そして、利用者情報送信部20は、取得した利用者位置情報と、利用者時刻情報と、利用者識別情報とを含む利用者情報を生成し、生成した利用者情報を通信部11に出力する。
ここで、表示制御部18および操作制御部19は、コンテンツの再生等を行う際は、以下の処理を実行する。例えば、操作制御部19は、タッチパネル14を介して、利用者4からコンテンツの再生指示を受けつけた場合は、コンテンツの再生画面を表示するよう表示制御部18に指示する。かかる場合、表示制御部18は、受信コンテンツデータベース17に登録されたコンテンツを識別し、識別したコンテンツのサムネイル等をディスプレイ13に表示させる。
また、操作制御部19は、タッチパネル14を介して、利用者4がコンテンツのサムネイル等をタップした旨を検出した場合は、利用者がタップしたサムネイルに係るコンテンツを表示制御部18および情報制御部21に通知する。かかる場合、表示制御部18は、受信コンテンツデータベース17から通知されたコンテンツのデータを読出し、読出したコンテンツの表示等を行う。
情報制御部21は、利用者が選択したコンテンツの再生等を行う。例えば、情報制御部21は、通信部11からコンテンツのデータを受信した場合は、受信したコンテンツのデータを受信コンテンツデータベース17に登録する。また、情報制御部21は、操作制御部19から、利用者がタップしたサムネイルに係るコンテンツの通知を受信した場合は、通知されたコンテンツのデータを受信コンテンツデータベース17から読み出す。そして、情報制御部21は、読み出したデータの音声等をインターフェース16から出力する。
[6.情報処理装置30の機能構成]
次に、図4を用いて、情報処理装置30が有する機能構成の一例について説明する。図4は、第1の実施形態に係る情報処理装置が有する機能構成の一例を説明する図である。図4に示すように、情報処理装置30は、通信部31、制御部32、インターフェース33を有する。また、制御部32は、音声取得部34と演奏者情報送信部35を有する。
通信部31は、情報処理装置30と情報配信サーバ40との間の通信を制御する。例えば、通信部31は、演奏者情報送信部35から演奏者情報を受信した場合は、ネットワークNを介して、受信した演奏者情報を情報配信サーバ40に送信する。
インターフェース33は、演奏者2が演奏する曲の音声を受け付けるためのI/O装置であり、例えば、PA卓3から演奏者2が演奏する曲の音声を示す電気信号を受け付ける入力装置である。
音声取得部34は、演奏者2が演奏する曲の音声データを生成する。例えば、音声取得部34は、インターフェース33から受け付けた電気信号を所定の時間、サンプリングする。そして、音声取得部34は、サンプリングした電気信号をMP3(MPEG Audio Layer-3)やMP4(MPEG Audio Layer-4)等の音声データに変換する。そして、音声取得部34は、変換後の音声データと音声データを生成した時刻を示す演奏者時刻情報とを演奏者情報送信部35に出力する。
演奏者情報送信部35は、演奏者2の入力に基づく演奏者情報を情報配信サーバ40に送信する。例えば、演奏者情報送信部35は、音声取得部34から音声データと演奏者時刻情報とを受信すると、受信した音声データとを含む演奏者情報を生成し、生成した演奏者情報を通信部31に出力する。
[7.情報配信サーバ40の機能構成]
次に、図5を用いて、情報配信サーバ40が有する機能構成の一例について説明する。図5は、第1の実施形態に係る情報配信サーバが有する機能構成の一例を説明する図である。図5に示すように、情報配信サーバ40は、通信部41、制御部42、記憶部43を有する。また、記憶部43は、セットリストデータベース44、配信コンテンツデータベース45、演奏時刻テーブル46を有する。また、制御部42は、曲目特定部47、停止部48、決定部49、情報配信部50を有する。
まず、記憶部43が記憶するセットリストデータベース44、配信コンテンツデータベース45、演奏時刻テーブル46について説明する。セットリストデータベース44は、演奏者2によってあらかじめ登録されたセットリストが登録されるデータベースである。
例えば、図6は、第1の実施形態に係るセットリストデータベースに登録される情報の一例を説明する図である。図6に示す例では、セットリストデータベース44には、演奏者2が演奏する曲のセットリストとして、演奏者2が演奏を行う位置「位置C」と、演奏者2が演奏する曲の曲目である「曲目A」、「曲目B」が対応づけられたセットリストが登録されている。
なお、図6に示す曲目以外にも、セットリストデータベース44には、演奏者2が演奏する他の曲の曲目が登録されているものとする。また、演奏者2が演奏を行う位置は、曲目とともに、演奏者2によってあらかじめ登録されているものとする。
図5に戻り、説明を続ける。配信コンテンツデータベース45は、配信対象となるコンテンツのデータが登録されたデータベースである。例えば、配信コンテンツデータベース45は、演奏者2の曲のデータが格納されたデータベースである。
演奏時刻テーブル46は、演奏者2が演奏した曲の曲目と、係る曲の演奏を開始した時刻である演奏者時刻情報と、演奏者2が演奏を行う位置とが対応づけて登録されている。例えば、図7は、第1の実施形態に係る演奏時刻テーブルに格納される情報の一例を説明する図である。図7に示す例では、演奏時刻テーブル46には、演奏者時刻情報「21:00」と曲目「曲目B」とが対応づけて登録されており、演奏者時刻情報「21:06」と曲目「曲目A」とが対応づけて登録されている。
また、演奏時刻テーブル46には、演奏者時刻情報と曲目との組に、演奏者位置情報「位置C」とが対応づけて登録されている。なお、演奏時刻テーブル46には、図7に示す情報以外にも、演奏者2が演奏した曲の曲目と演奏者時刻情報と演奏者位置情報とが対応づけて登録されているものとする。
図5に戻り、説明を続ける。通信部41は、端末装置10および情報処理装置30と情報配信サーバ40との間の通信を制御する。例えば、通信部41は、ネットワークNを介して、曲目取得要求を受信した場合は、受信した曲目取得要求を曲目特定部47に出力する。また、通信部41は、演奏者情報を受信した場合は、受信した演奏者情報を曲目特定部47に出力する。また、通信部41は、ネットワークNを介して、利用者情報を受信した場合は、受信した利用者情報を決定部49に出力する。
また、通信部41は、曲目特定部47から、曲目の通知と利用者識別情報とを受信した場合は、ネットワークNを介して、受信した曲目の通知を利用者識別情報が示す利用者の端末装置、例えば、端末装置10に送信する。また、通信部41は、停止部48から受付停止通知と利用者識別情報とを受信した場合は、ネットワークNを介して、受信した受付停止通知を利用者識別情報が示す端末装置に送信する。また、通信部41は、情報配信部50からコンテンツのデータと利用者識別情報とを受信した場合は、受信したコンテンツを端末装置10に送信する。
曲目特定部47は、演奏者情報に含まれる音声データを用いた音声認識を行い、演奏者2が演奏中の曲を特定する。例えば、曲目特定部47は、曲目取得要求を受信すると、受信した曲目取得要求から利用者識別情報を抽出する。また、曲目特定部47は、演奏時刻テーブル46に登録された曲目のうち、最新の演奏時刻と対応づけられた曲目を特定する。そして、曲目特定部47は、特定した曲目の通知と、曲目取得要求から抽出した利用者識別情報とを通信部41に出力する。ここで、曲目特定部47は、曲目取得要求から抽出した利用者識別情報を保持しておく。
また、曲目特定部47は、演奏者情報を受信すると、受信した演奏者情報から、音声データと演奏者時刻情報とを抽出する。また、曲目特定部47は、抽出した音声データとセットリストデータベース44と配信コンテンツデータベース45に登録された曲のデータとを用いて、演奏者2が演奏中の曲の曲目と演奏者位置情報とを特定する。
次に、曲目特定部47は、音声データに含まれる曲の範囲が、特定した曲目の終盤部分、または、曲の始めの部分を演奏しているか否かを判定する。そして、曲目特定部47は、音声データに含まれる曲の範囲が、特定した曲目の終盤部分、または、曲の始めの部分を演奏している場合は、停止部48に対して、保持していた全ての利用者識別情報を出力する。
また、曲目特定部47は、音声データに含まれる曲の範囲が、特定した曲目の終盤部分や曲の始めの部分とは異なる部分を演奏している場合は、特定した曲目が、演奏時刻テーブル46に登録された曲目のうち、最新の演奏時刻と対応づけられた曲目と同一の曲目であるかを判定する。そして、曲目特定部47は、特定した曲目が、演奏時刻テーブル46に登録された曲目のうち、最新の演奏時刻と対応づけられた曲目と異なる曲目である場合は、以下の処理を実行する。
まず、曲目特定部47は、特定した曲目と、演奏者位置情報と、演奏者情報から抽出した演奏者時刻情報とを対応づけて演奏時刻テーブル46に登録する。また、曲目特定部47は、特定した曲目の通知とともに、曲目取得要求から抽出した全ての利用者識別情報とを通信部41に出力する。この結果、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏している曲の曲目を表示する全ての端末装置に対して、新たな曲目の通知を行うことができる。
停止部48は、演奏者2が曲の所定の範囲を演奏している場合には、利用者情報の受付を所定の時間停止する。具体的には、停止部48は、曲目特定部47から、利用者識別情報を受信した場合には、受信した利用者識別情報と、受付停止通知とを通信部41に出力する。この結果、停止部48は、演奏者2の曲目を表示する全ての端末装置に対して、受付停止通知を送信できる。
決定部49は、利用者情報と演奏者情報とのマッチング結果に応じて、利用者が参加するイベントに係るコンテンツの配信を決定する。例えば、決定部49は、利用者情報を受信すると、利用者情報から、利用者時刻情報と、利用者位置情報と、利用者識別情報とを抽出する。また、決定部49は、抽出した利用者位置情報が示す位置と演奏時刻テーブル46に登録された演奏者位置情報が示す位置とが所定の範囲内に含まれるか否かを判定する。ここで、所定の範囲の例としては、同一の会場や同一の場所である場合や、半径数十メートル以内にいる場合、利用者位置情報と演奏者位置情報とが同一のイベントIDである場合等が考えられる。
そして、決定部49は、利用者位置情報が示す位置と演奏者位置情報が示す位置とが所定の範囲内に含まれる場合は、演奏時刻テーブル46に登録された曲目のうち、最新の演奏時刻よりも利用者時刻情報が示す時刻が後であるか否かを判定する。つまり、決定部49は、演奏者2が曲を演奏中に、利用者4がかかる曲の購入ボタンをタップしたか否かを判定する。
そして、決定部49は、演奏時刻テーブル46に登録された曲目のうち、最新の演奏時刻よりも利用者時刻情報が示す時刻が後であると判定した場合は、情報配信部50に対し、演奏時刻テーブル46に登録された曲目のうち、最新の演奏時刻と対応づけられた曲目と、利用者情報から抽出した利用者識別情報とを情報配信部50に通知する。
一方、決定部49は、利用者位置情報が示す位置と演奏者位置情報が示す位置とが所定の範囲内に含まれない場合や、最新の演奏時刻よりも利用者時刻情報が示す時刻が前である場合は、情報配信部50に利用者識別情報を出力するとともに、エラーの通知を依頼する。
情報配信部50は、利用者情報と演奏者情報とのマッチング結果に応じて選択されたコンテンツの配信を行う。例えば、情報配信部50は、決定部49から曲目と利用者識別情報とを受信した場合は、受信した曲目に係る曲のデータを配信コンテンツデータベース45から読み出す。そして、情報配信部50は、読み出した曲のデータと利用者識別情報とを通信部41に出力する。
一方、情報配信部50は、利用者識別情報とともにエラーの通知を依頼された場合は、エラー通知と利用者識別情報とを通信部41に出力する。かかる場合、通信部41は、利用者識別情報が示す端末装置にエラー通知を送信する。この結果、例えば、端末装置10は、利用者4が演奏者2が演奏するイベントに参加していない場合や、演奏者2が演奏していない曲の配信を要求した場合等は、エラーを表示する。
[8.端末装置10が表示する画面の一例]
次に、図8を用いて、情報配信サーバ40が端末装置10に表示させる画面の一例について説明する。図8は、第1の実施形態に係る端末装置が表示する画面の一例を説明する図である。例えば、図8中(J)に示すように、演奏者2が「曲目A」を演奏している場合、「曲目A」の音声データを含む演奏者情報が情報配信サーバ40に送信される。かかる場合、情報配信サーバ40は、演奏中の曲目が「曲目A」であると判定し、「曲目A」を端末装置10に通知する。
この結果、端末装置10は、図8中(K)に示すように、演奏中の曲目が「曲目A」である旨を表示する。ここで、端末装置10は、情報配信サーバ40の配信コンテンツデータベース45に「曲目A」の歌詞が登録されている場合は、かかる歌詞の取得を行い、取得した歌詞を表示してもよい。また、端末装置10は、「曲目A」に係る各種情報を表示してもよい。
また、端末装置10は、図8中(L)に示すように、演奏中の曲を購入するための購入ボタンを表示する。そして、端末装置10は、利用者4が購入ボタンを選択した場合は、利用者4が購入ボタンをタップした時刻を示す利用者時刻情報を含む利用者情報を情報配信サーバ40に送信する。
ここで、図8中(M)に示すように、演奏者2が演奏する曲が「曲目A」から「曲目B」に変わる場合、すなわち、演奏者2が「曲目A」の終盤から「曲目B」の始盤を演奏している場合、情報配信サーバ40は、端末装置10に対し、受付停止通知を送信する。かかる場合、端末装置10は、購入ボタンを無効化し、購入ボタンの選択の受付を停止する。例えば、端末装置10は、図8中(N)に示すように、購入ボタンを表示せず「しばらくお待ちください」等、コンテンツの配信要求を受け付けられない旨のメッセージを表示する。この結果、情報配信サーバ40は、利用者4が配信を要求した曲とは異なる曲のデータを配信するといった誤配信を防ぐことができる。
その後、図8中(O)に示すように、演奏者2が「曲目B」の始盤以降を演奏する場合、情報配信サーバ40は、端末装置10に対して、「曲目B」の通知を行う。この結果、端末装置10は、図8中(P)に示すように、「曲目B」の表示を行う。また、端末装置10は、図8中(Q)に示すように、購入ボタンを有効化し、コンテンツの配信要求を受け付ける。また、端末装置10は、図8中(R)に示すように、1つ前の曲の配信要求を受け付ける購入ボタンを表示してもよい。かかる購入ボタンが選択された場合、情報配信サーバ40は、端末装置10に対し、「曲目A」の曲のデータ等を配信する。
[9.情報配信サーバ40が実行する処理の流れ]
次に、図9を用いて、情報配信サーバ40が実行する処理の流れの一例について説明する。図9は、第1の実施形態に係る情報配信サーバが実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えば、情報配信サーバ40は、情報処理装置30から音声データと演奏者時刻情報とを含む演奏者情報を受信する(ステップS101)。かかる場合、情報配信サーバ40は、音声認識技術を用いて、演奏者2が演奏中の曲目を特定する(ステップS102)。そして、情報配信サーバ40は、特定した曲目と演奏者時刻情報とを対応づけて記憶し(ステップS103)、端末装置10に対して特定した曲目を通知して購入ボタンをタップ可能とする(ステップS104)。
また、情報配信サーバ40は、利用者時刻情報を含む利用者情報を受信したか否かを判定する(ステップS105)。そして、情報配信サーバ40は、利用者情報を受信した場合は(ステップS105:Yes)、利用者時刻情報が示す時刻と演奏者時刻情報が示す時刻とのマッチング結果から、対応する曲の配信を行う(ステップS106)。例えば、情報配信サーバ40は、利用者時刻情報が示す時刻が、最新の演奏者時刻情報よりも後である場合は、演奏者2が演奏中の曲のデータを配信する。
また、情報配信サーバ40は、演奏者2が曲の終盤または始盤を演奏しているか否かを判定する(ステップS107)。そして、情報配信サーバ40は、演奏者2が曲の終盤または始盤を演奏している場合は(ステップS107:Yes)、端末装置10に受付停止通知を送信し(ステップS108)、ステップS102を実行する。
一方、情報配信サーバ40は、演奏者2が曲の終盤および始盤以外の部分を演奏している場合は(ステップS107:No)、ステップS105を実行する。また、情報配信サーバ40は、利用者時刻情報を含む利用者情報を受信していない場合は(ステップS105:No)、ステップS106をスキップし、ステップS107を実行する。
[10.情報配信サーバ40の効果]
上述したように、情報配信サーバ40は、演奏者2による入力に基づく演奏者情報と、利用者4による入力に基づく利用者情報とのマッチング結果に応じて、利用者4が参加するイベントに係るコンテンツの配信を決定する。このため、情報配信サーバ40は、イベント中に、付加的なサービスを提供できる。
また、情報配信サーバ40は、演奏者2が提供中のコンテンツを示す情報を含む演奏者情報を受信し、利用者4に対し、演奏者情報に含まれる情報が示すコンテンツ、すなわち演奏者2が提供中のコンテンツを配信する。詳細な例を挙げると、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏中の曲の音声データを含む演奏者情報を受信し、受信した音声データを用いた音声認識により、演奏者2が演奏中の曲を特定する。そして、情報配信サーバ40は、特定した曲のデータを配信対象とする。このため、情報配信サーバ40は、利用者4に対し、演奏者2が演奏している曲のデータ等、イベントで演奏者2が提供しているコンテンツの配信を行うことができる。
また、情報配信サーバ40は、イベントに関する日時の情報である演奏者時刻情報を含む演奏者情報と、利用者4が入力を行なった日時を示す利用者時刻情報を含む利用者情報とを受信する。そして、情報配信サーバ40は、演奏者時刻情報が示す時刻と、利用者時刻情報が示す時刻とが所定の範囲内に収まる場合は、演奏者2が演奏を行うイベントに利用者4が参加していると判定する。このため、情報配信サーバ40は、利用者4に対し、利用者4が参加しているイベントに係るコンテンツの配信を行うことができる。
また、情報配信サーバ40は、演奏者情報に含まれる音声データを用いた音声認識により、演奏者2が曲の終盤または始盤を演奏中であるか判定する。そして、情報配信サーバ40は、演奏者2が曲の終盤または始盤を演奏中であると判定した場合は、受付停止通知を端末装置10に送信し、利用者情報の受付を停止させる。このため、情報配信サーバ40は、利用者4が演奏する曲が切り替わるタイミングで購入ボタンを選択することを防止する結果、誤ったコンテンツの配信を防ぐことができる。
また、情報配信サーバ40は、利用者位置情報を含む利用者情報を受信する。そして、情報配信サーバ40は、演奏者2が演奏を行うイベントの位置と、利用者位置情報が示す位置とが所定の範囲内に収まる場合は、演奏者2が演奏を行うイベントに利用者4が参加していると判定する。このため、情報配信サーバ40は、複数のイベントが同時に開催されている場合にも、利用者4が参加しているイベントを特定することができるので、利用者4が配信を要求したコンテンツを適切に決定することができる。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、演奏者2が曲を演奏した時刻と利用者4がコンテンツの配信を要求した時刻とのマッチング結果に応じて、コンテンツの配信可否や配信するコンテンツを決定した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではなく、演奏者2の入力に基づく任意の情報と、利用者4の入力に基づく任意の情報とのマッチング結果に応じて、コンテンツの配信可否や配信するコンテンツを決定することができる。
そこで、以下では、演奏者2が入力した動作の情報と、利用者4の動作の情報とのマッチング結果に応じて、コンテンツの配信可否や配信するコンテンツを決定する情報配信サーバ40aを有する情報提供システム1aについて説明する。なお、第1の実施形態と同様の処理を行う機能構成等については、同一の符号を付して図示し、以下での説明を省略する。
[11.情報提供システム1aについて]
図10は、第2の実施形態に係る情報提供システムを説明する図である。図10に示すように、情報提供システム1aは、端末装置10aおよび情報配信サーバ40aを有する。ここで、端末装置10aは、端末装置10と同様の処理を実行可能な端末装置である。ここで、端末装置10aは、端末装置10aにかかる加速度を測定できる加速度センサを有する。
一方、情報配信サーバ40aは、モーションデータベース51を有する。モーションデータベース51には、演奏者2によって入力された演奏者動作情報があらかじめ登録されている。ここで、演奏者動作情報とは、演奏者2が入力した身体動作を示す情報であり、例えば、演奏者2が端末装置10aと同様の端末装置を所持して処理の振り付け等の動作を行った際に、端末装置が測定した加速度の情報である。かかる演奏者動作情報は、イベントの前に演奏者2によって情報配信サーバ40aのモーションデータベース51にあらかじめ登録される。
一方、演奏者2は、イベントにおいて、観客に対し、端末装置10aを持って所定の振り付けを行うように促す。かかる場合、演奏者2が演奏を行うイベントに利用者4が参加している場合には、利用者4は、端末装置10aを持って所定の振り付けを行う。かかる場合、端末装置10aは、測定された加速度を示す利用者動作情報を生成し、情報配信サーバ40aに送信する。
かかる場合、情報配信サーバ40aは、あらかじめ登録された演奏者動作情報と、受信した利用者動作情報とのマッチングを行う。例えば、情報配信サーバ40aは、演奏者動作情報が示す加速度の変化と、利用者動作情報が示す加速度の変化を比較する。そして、情報配信サーバ40aは、演奏者動作情報が示す加速度の変化と、利用者動作情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合は、演奏者2が演奏を行うイベントに利用者4が参加していると判定する。その後、情報配信サーバ40aは、利用者4に対し、利用者4が参加すると判定したイベントのコンテンツを配信する。
このように、情報配信サーバ40aは、あらかじめ登録された演奏者動作情報と、受信した利用者動作情報とのマッチングを行い、マッチングの結果に応じて、利用者4が参加するイベントのコンテンツを配信する。この結果、情報配信サーバ40aは、利用者4に対し、利用者4が参加するイベント中に、係るイベントに係るコンテンツの配信を行うことができる。
なお、上述した例では、情報配信サーバ40aは、あらかじめ登録された演奏者動作情報と、受信した利用者動作情報とのマッチングを行ったが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報配信サーバ40aは、演奏者2が使用する端末装置から演奏者動作情報を受信し、利用者4が使用する端末装置10aから利用者動作情報を受信する。そして、情報配信サーバ40aは、同時期に受信した演奏者動作情報と利用者動作情報とのマッチング結果に応じて、利用者4が参加するイベントのコンテンツの配信可否を判断してもよい。かかる処理を行った場合、例えば、情報配信サーバ40aは、演奏者2が参加するイベントにおいて、演奏者2が行った振り付けと同様の振り付けを同時に行った利用者4に対し、コンテンツの配信を行うことができる。
[12.情報配信サーバ40aが実行する処理の一例]
次に、図10を用いて、情報配信サーバ40aが実行する処理の一例について説明する。まず、図10中(S)に示すように、情報配信サーバ40aは、演奏者2から、所定の振り付けを行った際の演奏者動作情報の登録を受け付け、受け付けた演奏者動作情報をモーションデータベース51に登録する。
また、演奏者2は、図10中(T)に示すように、イベントにおいて、所定の振り付けを行うよう観客に促す。この結果、演奏者2が演奏を行うイベントに利用者4が参加している場合は、利用者4は、端末装置10aを持って、所定の振り付けを行う。すると、端末装置10aは、加速度センサを用いて測定した加速度から利用者動作情報を生成し、図10中(U)に示すように、利用者動作情報を情報配信サーバ40aに送信する。
かかる場合、情報配信サーバ40aは、利用者動作情報とモーションデータベース51に登録された演奏者動作情報とのマッチングを行う。そして、情報配信サーバ40aは、利用者動作情報が示す加速度の変化と演奏者動作情報が示す加速度の変化とが所定の範囲内に収まる場合は、各動作情報が合致すると判定する。その後、情報配信サーバ40aは、各動作情報が合致すると判定した場合は、配信コンテンツデータベース45から、端末装置10aに送信するコンテンツを読み出し、図10中(V)に示すように、端末装置10aに読み出したコンテンツを配信する。
[13.端末装置10aの機能構成]
次に、図11を用いて、端末装置10aの機能構成の一例について説明する。図11は、第2の実施形態に係る端末装置の機能構成の一例を説明する図である。図11に示す例では、端末装置10aは、利用者情報送信部20aおよびモーションセンサ22を有する。
モーションセンサ22は、端末装置10aにかかる加速度を測定するための加速度センサである。例えば、モーションセンサ22は、利用者情報送信部20aの制御により、加速度を測定し、測定した加速度を利用者情報送信部20aに通知する。
利用者情報送信部20aは、図3に示した利用者情報送信部20と同様の処理を行う。ここで、利用者情報送信部20aは、利用者4の指示に従い、以下の処理を実行する。例えば、利用者情報送信部20aは、利用者4が利用者動作情報の測定を指示した場合、モーションセンサ22を動作させ、所定の時間の間、端末装置10aに加えられた加速度を測定させる。そして、利用者情報送信部20aは、モーションセンサ22が測定した加速度を示す利用者動作情報を生成し、生成した利用者動作情報を含む利用者情報を通信部11に出力する。この結果、端末装置10aは、利用者動作情報と利用者識別情報とを含む利用者情報を情報配信サーバ40aに送信する。
[14.情報配信サーバ40aの機能構成]
次に、図12を用いて、情報配信サーバ40aの機能構成の一例について説明する。図12は、第2の実施形態に係る情報配信サーバの機能構成の一例を説明する図である。図12に示す例では、情報配信サーバ40aは、記憶部43にモーションデータベース51を有する。また、制御部42は、登録部52、判定部53を有する。
モーションデータベース51は、演奏者動作情報が登録されたデータベースである。例えば、モーションデータベース51には、演奏者2があらかじめ登録した演奏者動作情報が格納されている。
登録部52は、演奏者2による演奏者動作情報の登録を受け付ける。例えば、登録部52は、通信部41を介して、演奏者2が使用する端末装置から、演奏者動作情報を受信する。かかる場合、登録部52は、受信した演奏者動作情報をモーションデータベース51に登録する。
判定部53は、利用者動作情報が示す加速度の変化と演奏者動作情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まるか否かを判定し、加速度の変化の差が所定の範囲内に収まる場合は、各動作情報が合致すると判定する。例えば、判定部53は、通信部41を介して、利用者情報を受信する。かかる場合、判定部53は、利用者情報から利用者動作情報と利用者識別情報とを抽出し、抽出した利用者動作情報とモーションデータベース51に登録された演奏者動作情報とのマッチングを行う。
そして、判定部53は、利用者動作情報が示す加速度の変化と演奏者動作情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まるか否かを判定し、加速度の変化の差が所定の範囲内に収まる場合は、利用者識別情報を情報配信部50に出力する。かかる場合、情報配信部50は、配信コンテンツデータベース45から配信対象となるコンテンツを読み出し、判定部53から通知された利用者識別情報とともに通信部41に出力する。この結果、情報配信サーバ40aは、端末装置10aに対し、コンテンツの配信を行うことができる。
なお、判定部53は、演奏者2による演奏者動作情報がイベント中に送信される場合は、通信部41を介して、演奏者2による演奏者動作情報を含む演奏者情報を受信する。かかる場合、判定部53は、演奏者情報から演奏者動作情報を抽出する。また、判定部53は、演奏者情報と同時期に受信した利用者情報から利用者動作情報を抽出し、利用者動作情報が示す加速度の変化と演奏者動作情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まるか否かを判定する。詳細な例を挙げると、判定部53は、演奏者情報を受信した時刻と前後して1分以内に受信した利用者情報から利用者動作情報を抽出し、利用者動作情報が示す加速度の変化と演奏者情報に含まれる演奏者動作情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まるか否かを判定する。
そして、判定部53は、加速度の変化の差が所定の範囲内に収まる場合は、利用者識別情報を情報配信部50に出力する。一方、判定部53は、加速度の変化の差が所定の範囲内に収まらない場合、または、演奏者動作情報とは異なる時期に受信した利用者情報については、利用者情報に格納される利用者識別情報とエラー通知を行う旨の指示を情報配信部50に出力する。この結果、情報配信部50は、異なる振り付けを行った利用者や、演奏者2とは異なる時期に所定の振り付けを行った利用者に対しては、コンテンツの配信を行わず、エラーを通知する。
なお、情報配信サーバ40aは、任意の手法で、配信するコンテンツを選択してよい。例えば、情報配信サーバ40aは、図5に示す情報配信サーバ40と同様の処理を行って、演奏者2が演奏中の曲を特定し、特定した曲のデータを配信してもよい。かかる場合、情報配信サーバ40aは、演奏者2が曲を演奏している間に、演奏者2と同様の振り付けを行った利用者に対し、演奏者2が演奏している曲のデータを配信することができる。
また、情報配信サーバ40aは、あらかじめ設定された所定のコンテンツを配信してもよい。かかる場合、情報配信サーバ40aは、演奏者2の促しに応じて所定の振り付けを行った利用者に対し、イベント限定の曲、動画、写真等のコンテンツを配信することができる。
[15.情報配信サーバ40aが実行する処理の流れ]
次に、図13を用いて、情報配信サーバ40aが実行する処理の流れの一例について説明する。図13は、第2の実施形態に係る情報配信サーバが実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えば、情報配信サーバ40aは、演奏者2から演奏者動作情報の登録を受け付ける(ステップS201)。次に、情報配信サーバ40aは、利用者4の端末装置10aから利用者動作情報を受信する(ステップS202)。
そして、情報配信サーバ40aは、登録された演奏者動作情報と受信した利用者動作情報とが合致するか判定する(ステップS203)。すなわち、情報配信サーバ40aは、利用者動作情報が示す加速度の変化と、演奏者動作情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まるか否かを判定する。
また、情報配信サーバ40aは、登録された演奏者動作情報と受信した利用者動作情報とが合致すると判定した場合は(ステップS203:Yes)、端末装置10aにコンテンツの配信を行い(ステップS204)、処理を終了する。一方、情報配信サーバ40aは、登録された演奏者動作情報と受信した利用者動作情報とが合致しないと判定した場合は(ステップS203:No)、ステップS204をスキップし、処理を終了する。なお、情報配信サーバ40aは、登録された演奏者動作情報と受信した利用者動作情報とが合致しないと判定した場合に、情報配信サーバ40と同様に、エラーを端末装置10aに表示させてもよい。
[16.情報配信サーバ40aの効果]
上述したように、情報配信サーバ40aは、端末装置10aが測定した加速度を示す利用者動作情報を含む利用者情報を受信する。そして、情報配信サーバ40aは、演奏者2の入力に基づく加速度を示す演奏者動作情報が示す加速度の変化と、受信した利用者動作情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合は、利用者4が参加するイベントに係るコンテンツの配信を行う。このため、情報配信サーバ40aは、演奏者2が演奏を行うイベントにおいて、利用者4が演奏者2が促す振り付けを行った場合に、係るイベントに関するコンテンツの配信を行うことができる。
また、情報配信サーバ40aは、端末装置10aが測定した加速度を示す利用者動作情報を含む利用者情報を受信し、演奏者2が使用する端末装置から演奏者動作情報を含む演奏者情報を受信する。そして、情報配信サーバ40aは、受信した演奏者動作情報が示す加速度の変化と、演奏者動作情報と同時期に受信した利用者動作情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合は、利用者4が参加するイベントに係るコンテンツの配信を行う。このため、情報配信サーバ40aは、例えば、演奏者2が参加するイベントにおいて、演奏者2が行った振り付けと同様の振り付けを同時に行った利用者4に対し、コンテンツの配信を行うことができる。
[17.変形例]
上記した実施形態に係る情報配信サーバ40、40aは、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の情報配信サーバ40、40aの他の実施形態について説明する。
[17−1.コンテンツの内容について]
上述した実施形態では、情報配信サーバ40、40aが配信するコンテンツの例として、利用者4が参加するイベントで演奏者2が演奏している曲、他の限定曲、写真、動画、グッズ、その他演奏者2や協賛企業の広告等のコンテンツを例示したが、実施形態は、これに限定されるものではない。すなわち、情報配信サーバ40、40aは、演奏者2が演奏を行っている間に、演奏者2が演奏を行うイベントに参加している利用者4にコンテンツを配信することができるのであれば、任意のコンテンツを表示することができる。
例えば、情報配信サーバ40は、演奏者2と曲調が似ている他の演奏者の広告や演奏者2の曲や写真、書籍等を購入する際に利用者4が利用可能なクーポンを配信してもよい。また、情報配信サーバ40は、演奏者情報と利用者情報とのマッチング結果に応じて、かかるクーポンの選択や送信可否を判断してもよい。
また、例えば、情報配信サーバ40は、利用者4が参加しているイベントのスケジュールや広告、通路や物販ブース等の混雑状況、イベント会場からの交通手段の案内や混雑状況等を配信してもよい。
[17−2.演奏者について]
上述した例では、情報配信サーバ40、40aは、イベントで曲の演奏を行う演奏者2の演奏者情報と利用者情報とのマッチング結果に応じて、利用者4が参加するイベントのコンテンツを配信した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報配信サーバ40は、曲の演奏を行う演奏者2だけではなく、バレエ、舞踏、オペラ、オーケストラ、パフォーマンスアート等、任意のコンテンツを利用者4に対して提供する提供者であってもよい。
すなわち、情報配信サーバ40は、提供者がコンテンツの提供を行うイベントにおいて、提供者の入力による提供者情報と利用者情報とのマッチングを行い、マッチング結果に応じて、利用者4が参加するイベントのコンテンツを配信すればよい。例えば、情報配信サーバ40は、パフォーマンスアートが行われている間に、利用者4が購入ボタンを選択した場合は、かかるパフォーマンスアートの動画、広告、アーティストの書籍情報等をコンテンツとして配信すればよい。
[17−3.演奏者情報および利用者情報について]
上述した例では、音声データ、演奏者時刻情報や演奏者動作情報が格納された演奏者情報と、利用者時刻情報、利用者位置情報、利用者識別情報、利用者動作情報等が格納された利用者情報とのマッチングを行う例について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。すなわち、情報配信サーバ40は、演奏者2に係る任意の情報と、利用者4に係る任意の情報とのマッチングにより、利用者4が参加するイベントの特定や利用者4が配信を所望するコンテンツの特定を行い、特定したコンテンツの配信を行えばよい。
また、演奏者の位置情報は、あらかじめ登録されている必要はない。例えば、情報配信サーバ40は、演奏者の位置を示す演奏者位置情報が含まれる演奏者情報を受信する。そして、情報配信サーバ40は、かかる演奏者位置情報を特定した曲目とともに対応づけて記憶し、利用者位置情報と記憶した演奏者位置情報とのマッチングに基づいて、利用者4が参加するイベントを特定してもよい。
[17−4.端末装置10の機能について]
上述した例では、端末装置10は、演奏中の曲目の表示、演奏中の曲の購入ボタンおよび前の曲の購入ボタンを表示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。すなわち、端末装置10は、配信対象となるコンテンツについて、任意の処理や情報の表示を行なうことができる。
例えば、端末装置10は、受信コンテンツデータベース17に格納された各種コンテンツ等、購入したコンテンツのリストを表示してもよい。また、端末装置10は、購入した曲の演奏者が演奏する他の曲や、同じ系統の演奏者の曲を利用者4にリコメンドしてもよい。
また、端末装置10は、購入したコンテンツの提供者の情報を表示してもよい。例えば、端末装置10は、購入した曲の情報を表示する際に、かかる曲を演奏する演奏者2の情報を記載したホームページへのリンクを表示し、かかるリンクを利用者4が選択した場合は、演奏者2の情報を記載したホームページを表示してもよい。
また、端末装置10は、購入したコンテンツやかかるコンテンツの提供者の情報を、ユーザー間でシェアしてもよい。例えば、情報配信サーバ40aは、異なる端末装置から受信した利用者情報同士をマッチングし、各端末装置が所定の範囲内に存在し、かつ、同時期に同様の加速度が検出された場合、すなわち、同様のアクションを行った旨が検出された場合は、かかる複数の端末装置間でシェア可能なコンテンツを配信する。この結果、各端末装置は、ユーザー間でコンテンツをシェアすることができる。なお、かかる処理は、端末装置10の利用者4が、他の利用者のIDを指定することで、シェア可能としてもよい。
このように、端末装置10は、配信されたコンテンツについて、他の利用者とのシェアやリコメンド等を行なうことができる。
[17−5.その他]
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。また、例えば、各図に示したアプリケーションのUI(User Interface)は、これに限定されるものではない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、特許請求の範囲に記載した「手段」は、「部(section、module、unit)」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、収集手段は、収集部や収集回路に読み替えることができる。
[18.プログラム]
なお、上述した実施形態における情報配信サーバ40、40aや端末装置10は、例えば図14に示すような構成のコンピュータ70が、情報配信プログラムまたは情報要求プログラムを実行することによって実現される。図14は、情報配信プログラムまたは情報要求プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ70は、CPU(Central Processing Unit)71、RAM(Random Access Memory)72、ROM(Read Only Memory)73、HDD(Hard Disk Drive)74、通信インターフェイス(I/F)75、入出力インターフェイス(I/F)76、およびメディアインターフェイス(I/F)77を備える。
CPU71は、ROM73またはHDD74に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM73は、コンピュータ70の起動時にCPU71によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ70のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD74は、CPU71によって実行される情報配信プログラム、および、情報配信プログラムによって使用されるデータ等を格納する。例えば、HDD74は、図5に記載したセットリストデータベース44、配信コンテンツデータベース45、演奏時刻テーブル46と同様のデータを記憶する。また、他の例では、HDD74は、CPU71によって実行される情報要求プログラム、および、情報要求プログラムによって使用されるデータ等を格納する。例えば、HDD74は、図3に記載した受信コンテンツデータベース17と同様のデータを記憶する。
通信インターフェイス75は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU71へ送り、CPU71が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。CPU71は、入出力インターフェイス76を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU71は、入出力インターフェイス76を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU71は、生成したデータを、入出力インターフェイス76を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス77は、記録媒体78に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM72を介してCPU71に提供する。CPU71は、当該プログラムを、メディアインターフェイス77を介して記録媒体78からRAM72上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体78は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ70が上述した実施形態に係る情報配信サーバ40、40aとして機能する場合、コンピュータ70のCPU71は、RAM72上にロードされたプログラムを実行することにより、図5に例示した曲目特定部47、停止部48、決定部49、情報配信部50の各機能、若しくは、図12に示した登録部52、判定部53の各機能を実現する。また、コンピュータ70が上述した実施形態に係る端末装置10として機能する場合、コンピュータ70のCPU71は、RAM72上にロードされたプログラムを実行することにより、図3に例示した表示制御部18、操作制御部19、利用者情報送信部20、情報制御部21の各機能、若しくは、図11に示した利用者情報送信部20aの機能を実現する。
コンピュータ70のCPU71は、情報配信プログラムまたは情報要求プログラムを、記録媒体78から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 情報提供システム
2 演奏者
3 PA卓
4 利用者
10、10a 端末装置
11、31、41 通信部
12、32、42 制御部
13 ディスプレイ
14 タッチパネル
15、43 記憶部
16、33 インターフェース
17 受信コンテンツデータベース
18 表示制御部
19 操作制御部
20、20a 利用者情報送信部
21 情報制御部
22 モーションセンサ
30 情報処理装置
34 音声取得部
35 演奏者情報送信部
40、40a 情報配信サーバ
44 セットリストデータベース
45 配信コンテンツデータベース
46 演奏時刻テーブル
47 曲目特定部
48 停止部
49 判定部
50 情報配信部
51 モーションデータベース
52 登録部
53 判定部

Claims (12)

  1. イベントを提供する提供者が演奏中の曲を示す提供者情報を受信する第1の受信部と、
    利用者による入力に基づく利用者情報であって、利用者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報を含む利用者情報を受信する第2の受信部と、
    前記提供者が前記曲を演奏している間、当該曲の曲データを配信対象とし、前記提供者が入力した加速度の変化と前記利用者情報に含まれる情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合には、当該配信対象とした曲データの配信を決定する決定部と
    を備える情報提供装置。
  2. イベントを提供する提供者が演奏中の曲を示す情報と、前記提供者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報とを含む提供者情報を受信する第1の受信部と、
    利用者による入力に基づく利用者情報であって、利用者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報を含む利用者情報を受信する第2の受信部と、
    前記提供者が前記曲を演奏している間、当該曲の曲データを配信対象とし、前記提供者情報に含まれる情報が示す加速度の変化と前記利用者情報に含まれる情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合には、当該配信対象とした曲データの配信を決定する決定部と
    を備える情報提供装置。
  3. 前記提供者情報は、前記演奏を行った日時の情報を含み、
    前記利用者情報は、前記利用者が入力を行った日時を示す情報を含み、
    前記決定部は、前記提供者情報に含まれる情報が示す日時と、前記利用者情報に含まれる情報が示す日時とが所定の時間内に収まる場合は、前記配信対象とした曲データの配信を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供装置。
  4. 前記提供者情報は、前記提供者が演奏中の曲を録音した音声データを含み、
    前記決定部は、前記提供者情報に含まれる音声データを用いた音声認識により前記提供者が演奏中の曲を特定し、当該特定した曲を配信対象とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  5. 利用者に情報を配信する情報提供装置が実行する情報提供方法であって、
    イベントを提供する提供者が演奏中の曲を示す提供者情報を受信する第1の受信工程と、
    利用者による入力に基づく利用者情報であって、利用者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報を含む利用者情報を受信する第2の受信工程と、
    前記提供者が前記曲を演奏している間、当該曲の曲データを配信対象とし、前記提供者が入力した加速度の変化と前記利用者情報に含まれる情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合には、当該配信対象とした曲データの配信を決定する決定工程と
    を含む情報提供方法。
  6. コンピュータに、
    イベントを提供する提供者が演奏中の曲を示す提供者情報を受信する第1の受信手順と、
    利用者による入力に基づく利用者情報であって、利用者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報を含む利用者情報を受信する第2の受信手順と、
    前記提供者が前記曲を演奏している間、当該曲の曲データを配信対象とし、前記提供者が入力した加速度の変化と前記利用者情報に含まれる情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合には、当該配信対象とした曲データの配信を決定する決定手順と
    を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
  7. 利用者からイベントに係るコンテンツの配信要求を受けつけた場合には、当該利用者の入力に基づく利用者情報であって、利用者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報を含む利用者情報を生成する生成部と、
    前記イベントを提供する提供者が曲を演奏している間当該曲の曲データを配信対象とし、前記提供者が入力した加速度の変化と前記利用者情報に含まれる情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合には、前記配信対象とした曲データの配信を決定する情報提供装置に対し、前記利用者情報を送信する送信部と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  8. コンピュータに
    利用者からイベントに係るコンテンツの配信要求を受けつけた場合には、当該利用者の入力に基づく利用者情報であって、利用者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報を含む利用者情報を生成する生成手順と、
    前記イベントを提供する提供者が曲を演奏している間当該曲の曲データを配信対象とし、前記提供者が入力した加速度の変化と前記利用者情報に含まれる情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合には、前記配信対象とした曲データの配信を決定する情報提供装置に対し、前記利用者情報を送信する送信手順と
    を実行させることを特徴とする情報要求プログラム。
  9. 利用者に情報を配信する情報提供装置が実行する情報提供方法であって、
    イベントを提供する提供者が演奏中の曲を示す情報と、前記提供者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報とを含む提供者情報を受信する第1の受信工程と、
    利用者による入力に基づく利用者情報であって、利用者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報を含む利用者情報を受信する第2の受信工程と、
    前記提供者が前記曲を演奏している間、当該曲の曲データを配信対象とし、前記提供者情報に含まれる情報が示す加速度の変化と前記利用者情報に含まれる情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合には、当該配信対象とした曲データの配信を決定する決定工程と
    を含む情報提供方法。
  10. コンピュータに、
    イベントを提供する提供者が演奏中の曲を示す情報と、前記提供者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報とを含む提供者情報を受信する第1の受信手順と、
    利用者による入力に基づく利用者情報であって、利用者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報を含む利用者情報を受信する第2の受信手順と、
    前記提供者が前記曲を演奏している間、当該曲の曲データを配信対象とし、前記提供者情報に含まれる情報が示す加速度の変化と前記利用者情報に含まれる情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合には、当該配信対象とした曲データの配信を決定する決定手順と
    を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
  11. 利用者からイベントに係るコンテンツの配信要求を受けつけた場合には、当該利用者の入力に基づく利用者情報であって、利用者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報を含む利用者情報を生成する生成部と、
    前記イベントを提供する提供者が曲を演奏している間当該曲の曲データを配信対象とし、前記提供者が使用する端末装置が測定した加速度の変化と前記利用者情報に含まれる情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合には、前記配信対象とした曲データの配信を決定する情報提供装置に対し、前記利用者情報を送信する送信部と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  12. コンピュータに
    利用者からイベントに係るコンテンツの配信要求を受けつけた場合には、当該利用者の入力に基づく利用者情報であって、利用者が使用する端末装置が測定した加速度を示す情報を含む利用者情報を生成する生成手順と、
    前記イベントを提供する提供者が曲を演奏している間当該曲の曲データを配信対象とし、前記提供者が使用する端末装置が測定した加速度の変化と前記利用者情報に含まれる情報が示す加速度の変化との差が所定の範囲内に収まる場合には、前記配信対象とした曲データの配信を決定する情報提供装置に対し、前記利用者情報を送信する送信手順と
    を実行させることを特徴とする情報要求プログラム。
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