JP2002196772A - 広告配信システム - Google Patents

広告配信システム

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JP2002196772A
JP2002196772A JP2001115325A JP2001115325A JP2002196772A JP 2002196772 A JP2002196772 A JP 2002196772A JP 2001115325 A JP2001115325 A JP 2001115325A JP 2001115325 A JP2001115325 A JP 2001115325A JP 2002196772 A JP2002196772 A JP 2002196772A
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music
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user terminal
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Yukihiro Matsukawa
幸弘 松川
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0241Advertisements
    • G06Q30/0251Targeted advertisements
    • G06Q30/0264Targeted advertisements based upon schedule

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルコンテンツ等に併せて広告情報を配
信するシステムの構築において、ユーザ、広告主、著作
者の利益となり、それにより、情報通信産業の活性化を
図ることができる広告配信システムを提供する。 【解決手段】 サービスセンタ3からユーザ端末5に配
信される配信データは、企業がその宣伝広告のために選
択した特定の楽曲に広告音声を合成して形成された楽曲
データとして構成されている。具体的には、楽曲の最前
部分及び最後部分に広告音声が部分的に重ねられて構成
されている。このため、当該楽曲データが再生される
と、楽曲と共に広告音声が流れるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルコンテン
ツ等に企業情報等の広告データを挿入して、これを配信
するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
インターネット等を通じて、音楽、動画、静止画等のデ
ジタルデータ(以下「デジタルコンテンツ」という)を
有料で配信する配信システムが知られている。
【0003】しかし、このようなシステムを利用するユ
ーザは、そのデジタルデータを取得するために一定の料
金を支払う必要があるため、そのダウンロードを躊躇す
ることがある。このため、このようなダウンロードの料
金は可能な限り安価であることが望ましい。
【0004】この際、例えばある演奏家(楽曲)のスポ
ンサーとなっている企業が、自己の企業の宣伝を兼ねて
当該当該デジタル配信に費用を投資することができるシ
ステムが構築されれば、楽曲を安価に提供することがで
き、楽曲を取得したいユーザ側にとっても当該企業側に
とっても有益である。さらにこの場合、ユーザが、著名
になっていない演奏家(所謂インディーズ)等の楽曲を
取得する余裕もできるため、当該演奏家等にとってより
多くの作品発表の場を提供できるという相乗効果をも期
待できる。
【0005】また、楽曲にかかる著作権を侵害すること
なく、視聴者の満足する楽曲を無料でダウンロードでき
る音楽配信システムこそが、今求められているシステム
であることは世界の共通認識である。しかし、その音楽
配信の事業プランは未だ存在しない。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、デジタルコンテンツ等に併せて広告情報
を配信するシステムの構築において、ユーザ、広告主、
著作者の利益となり、それにより、情報通信産業の活性
化を図ることができる広告配信システムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1に記載の広告配信システムにおいては、記憶手段が、
特定の楽曲に広告音声を合成した楽曲データと、特定の
画像に広告画像及び広告音声の少なくとも一方を合成し
た映像データと、の双方又は一方を配信データとして複
数種類記憶している。
【0008】ここでいう「特定の楽曲」としては、現在
人気のあるアーティストや所謂インディーズ等の楽曲の
ように、企業等がスポンサーとなり得る様々な演奏家の
楽曲が採用される。同様に、「特定の画像」としては、
人気のある映画やプロモーションビデオ等の画像のよう
に、企業等がスポンサーとなり得る様々な画像が採用さ
れる。これらの楽曲や画像は、当該広告配信システム自
らが予め保有する態様であってもよいし、或いは、現状
のインターネット上に開設されている音楽配信サイト等
から受信して取得する態様であってもよい。
【0009】この特定の楽曲又は映像(以下、これらを
「楽曲等」ともいう)には、例えば配信料金と引き換え
に、自社の宣伝広告を望む企業等の広告音声や広告画像
が合成されている。このため、楽曲データが再生される
と、当該楽曲と共に広告音声が流れることになり、映像
データが再生されると、当該映像と共に広告音声や広告
画像が流れることになる。
【0010】そして、当該広告配信システムの運用にお
いては、送信手段が、この記憶手段に記憶された配信デ
ータの種類を、広域ネットワーク等の所定の通信回線を
介して利用者端末に送信する。そして、利用者端末から
この通信回線を介して入力された要求に従って、利用者
が選択した配信データを記憶手段から抽出し、利用者端
末に送信する。
【0011】このため、この楽曲データ又は映像データ
をダウンロードして取得した利用者は、これらの楽曲又
は映像を再生した際に自動的に流れる広告音声や広告画
像を視聴することになる。従って、企業等は、有料であ
っても何万枚と売れる程のセンスの良い楽曲等に、自社
の企業情報を重ねることで、カレンダー、手帳、うち
わ、タオル等に自社の企業情報を刷り込むのでは図れな
いイメージアップが図れる。しかも、配布単価はこれら
の物品と同様、安価に抑えられる。これは、配布物が物
理的な形を有するものではなく、単なるデータだからこ
そ実現できる。
【0012】また、利用者は、何度も繰返し視聴するた
めにその楽曲等をダウンロードするのであるから、何処
か、違う場所でその楽曲等を視聴しても、その企業情報
を思い出してしまうことになる。その楽曲等と企業イメ
ージが連携して記憶に刷り込まれてしまうからである。
一般にコマーシャル(CM)ソングは、同上の効果を狙
ったものであるが、この広告配信システムによれば、C
Mソングをテレビやラジオ等を使って流さなくても、極
めて低コストで同様の効果が得られる。
【0013】一方、演奏家の側からは、CMソングが、
自らを著名にするものとして非常に注目されている。そ
れは、一般大衆が無料で何度も耳にする機会があり、し
かも商品と併せて記憶され、記憶を呼び起こされる機会
が多いからである。従って、チャンスがあればCMソン
グをやりたいと思っている演奏家は非常に多く、実際そ
うなるとその演奏家は著名になっていく。この広告配信
システムによれば、まだ著名になっていない演奏家達
に、著名になる機会をより多く与えることができる。ま
たそれにより、利用者は、新しい演奏家の楽曲等をより
多く耳にする機会をもつことができる。
【0014】ただし、利用者にとっても演奏者にとって
も、楽曲等そのものに価値があるので、広告音声や広告
画像が目立ち過ぎると好ましくない現象が生じる。そこ
で、請求項2に記載のように、楽曲データについては、
楽曲の直前及び直後の少なくとも一方に、広告音声を配
置して構成するのがよい。
【0015】例えば、楽曲等の始まり若しくは終わりの
5秒程度に、演奏家、楽曲等の紹介と共に企業情報を違
和感なく流すのが好ましい。この際、可能な限り音量等
を低く設定するのが好ましい。同様に、映像データにつ
いても、画像の直前及び直後の少なくとも一方に、広告
音声又は広告画像を配置して構成するのがよい。
【0016】また、このように楽曲等の前後に広告音声
や広告画像を配置するのではなく、これらを楽曲等に重
ねて構成することもできる。これは、請求項3に記載の
ように、楽曲データ又は映像データをデジタルデータか
ら構成することで実現できる。
【0017】すなわち、この場合、楽曲の最前部分及び
最後部分の少なくとも一方に、広告音声が重ねられる。
また、画像の最前部分及び最後部分の少なくとも一方
に、広告音声又は広告画像が重ねられる。しかし、利用
者にとっては、視聴の度にこの広告音声や広告画像が毎
回現れるのに我慢ができなくなる場合も想定される。特
に自分が特別気に入った楽曲等を視聴する場合にはなお
さらである。
【0018】そこで、請求項4に記載のように、上記広
告音声又は広告画像を、夫々、楽曲又は画像から分離可
能に構成するのもよい。このように構成することで、利
用者は、広告音声等の分離後は、気分を害されることも
なく、自分の視聴したい楽曲等のみを何度も視聴するこ
とができる。
【0019】一方、広告音声等は、利用者によって意識
され、分離されるまでの数回(少なくとも一回)は視聴
されると考えられる。また、分離可能であるとはいって
も、データ処理についてある程度の知識がある者でない
と分離作業を行うのは事実上困難である。このため、企
業側にとっても一定の宣伝広告の効果が得られると考え
られる。
【0020】しかし、本広告配信システムが将来的に周
知となり、利用者が楽曲等のデータを取得して早々に広
告音声等を分離してしまうことも懸念される。そこで、
請求項5に記載のように、広告音声又は広告画像が、夫
々、楽曲データ又は映像データが所定回数視聴された後
に、楽曲又は画像から自動的に分離されるように構成し
てもよい。
【0021】具体的には、例えば後述する実施例でも述
べるように、利用者端末に対して楽曲等のデータを送信
する際に、分離用の実行ファイルを添付して送信するこ
とが考えられる。この際、所定回数の視聴が行われるま
では、ある程度知識を有する者でも分離不能に構成する
のが好ましい。
【0022】かかる構成により、所定回数の広告音声又
は広告画像の視聴が常に確保されることになり、企業側
は常に一定以上の宣伝効果を確保することができる。ま
た、かかる構成によれば、データ処理に知識のない利用
者にとっても、所定回数の視聴の後に、広告音声又は広
告画像が自動的に分離されることで、自分の視聴したい
楽曲等のみのデータを確実に取得することができる。ま
た、最終的に完全な形の音楽が無料で手に入るのであれ
ば、あえて法律に触れるかもしれない行為や自分の好き
なミュージシャンの権利を損なう行為を行うこともなく
なる。従って、本広告配信システムの利用が促進され、
その結果、企業等の宣伝広告の効果も飛躍的に高められ
る。
【0023】このように、「楽曲等に重ねた企業広告を
所定回数カウントして外す」という構成により、著作権
者、ユーザー、広告配信企業、そして音楽関係企業の4
者のニーズを満たす事業モデルが完成することになる。
また、楽曲データや映像データは、利用者端末に送信さ
れた後、転送又はコピーにより他者に取得されることが
想定される。この場合、何らの処置も施さなければ、当
該他者は広告音声や広告画像が分離された楽曲そのもの
を無償で取得することになり、企業側が配信料支払いに
見合った代償が得られないという事態も懸念される。
【0024】そこで、請求項6に記載のように、上記楽
曲データが利用者端末から転送又はコピーされる場合に
は、広告音声が合成された状態で転送若しくはコピーさ
れるか、又は楽曲が再生不能な状態にされるように構成
するとよい。また、上記映像データが利用者端末から転
送又はコピーされる場合には、広告音声及び広告画像の
少なくとも一方が合成された状態で転送若しくはコピー
されるか、又は映像が再生不能な状態にされるように構
成するとよい。
【0025】かかる構成は、例えば、上記楽曲等のデー
タがダウンロードされた利用者端末以外の端末に当該デ
ータが転送又はコピーされる際に、別途用意された広告
音声付きのデータを転送する機能を上記実行ファイルに
プログラムしておくことにより実現できる。
【0026】尚、その際、転送先又はコピー先に対し
て、当該楽曲等のデータと共に分離用の実行ファイルを
送信することにより、所定回数視聴された後に上記と同
様の分離処理が実行されるように構成することができ
る。また、このようにして転送又はコピーされた事実
が、企業側或いは当該広告配信システムの運営者側に全
く把握出来ない状態では、その宣伝効果(配信効果)を
評価することができない。また、楽曲等の著作者に不利
益を与える虞がある。
【0027】そこで、請求項7に記載の広告配信システ
ムでは、楽曲データ又は映像データが、利用者端末から
転送又はコピーされる場合に、夫々、楽曲データ又は映
像データの視聴が不能のロック状態にされる。そして、
利用者端末からの要求により当該広告配信システムが送
信した所定のパスワードを用いることにより、このロッ
ク状態が解除される。
【0028】かかる構成は、例えば楽曲等のデータのフ
ァイル情報の一部に所定の管理データを付加し、そのデ
ータとの照合で、コピー回数、視聴回数等を管理するよ
うに構成することもできる。さらに、専用プレーヤーに
てダウンロードした楽曲等のデータにファイル保存場所
等を全て管理し、その管理下にないと再生できないよう
に構成することもできる。
【0029】かかる構成によれば、広告配信システムの
運営者側は、このパスワードの要求回数により転送又は
コピーの回数等を把握したり、その配信元企業名、転送
された地域の情報等を取得することができる。また、そ
れにより、楽曲の著作権者に対する公正な使用料の算出
が可能となり、楽曲の提供が受けられることとなる。さ
らに、企業側は、宣伝広告の効果を具体的数値として認
識することができる。
【0030】ところで、インターネット等の広域ネット
ワークを介した電子メールは、広告宣伝媒体として多く
使われている。ごく一般的なものとして、メールにある
種の特典を与え、利用者のメールアドレスを聞き出し、
本人の了解のもと、企業情報付きのメール若しくは、企
業情報そのものを配信するというものである。
【0031】しかし、その特典を与えるためには、企業
広告、商品広告、或いはマーケティング調査等のスポン
サー企業のニーズを満たさなければならず、制度として
は登録制として、その登録時等に若しくはメール配信の
都度、多くの個人のプロフィール項目やアンケートに答
えさせるざるを得ない。また、場合によっては個人のプ
ライバシーまで答えざるを得ない。
【0032】さらに、利用者側からは、一旦メール配信
の許可を与えると、配信されるメールは必ず受け取らな
ければならず、通常メールの利用に支障をきたす場合も
多い。そこで、請求項8に記載の広告配信システムで
は、検出手段が、利用者が保有する利用者端末としての
携帯端末の位置情報を検出する。具体的には、この検出
手段は、例えば後述する実施例において述べるように、
GPSを利用した位置情報サービス、或いはPHSの基
地局を利用した位置情報サービスを利用して、携帯端末
の位置情報を検出する。
【0033】そして、送信手段が、この検出手段により
検出された特定の携帯端末にのみ、配信データの種類と
この配信データの入手方法を送信する。そして、この入
手方法に従って携帯端末から入手要求をした利用者に対
し、予め定める条件に従って、上記配信データの送信を
行う。
【0034】かかる構成では、事前登録制の利用者参加
型のメール配信が可能となる。この場合、利用者がこれ
に参加する場合には、予めメール等により設定された場
所に足を運ばなければならない。しかし、検出手段が位
置情報により配信対象を特定するため、利用者の詳細情
報が分からなくても、電話番号とメールアドレスさえ分
かれば情報を配信することが可能である。かかる広告配
信システムは、百貨店への集客、イベントへの集客、地
域振興策等様々な場面での応用が可能である。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。 [第1実施例]本実施例に係る広告配信システムは、好
みの音楽を入手したいユーザと、自社の宣伝広告を行い
たい企業(広告主)とが、インターネット上の音楽配信
企業(サービスセンタ)を介して利用するものである。
【0036】図1は、本実施例の広告配信システムの全
体構成を表すブロック図である。同図に示すように、広
告配信システム1は、広域ネットワークとしてのインタ
ーネット2に接続されたサービスセンタ3から登録顧客
の端末に対して楽曲データを提供するシステムとして構
築されている。広告配信システム1は、多数の会員によ
り利用され得るが、本実施例においては説明の便宜上、
サービスセンタ3に自社の宣伝広告を依頼するある企業
と、ある一般ユーザにより利用された例を示す。従っ
て、同図においては、当該企業の端末である企業端末4
と当該一般ユーザの端末であるユーザ端末5とが、IS
P(Internet Service Provider)6を介してインター
ネット2に接続されている。
【0037】尚、同図では、説明の便宜上、ISP6一
つを示しているが、各端末が異なるISPを介してイン
ターネット2に接続してもよいことはいうまでもない。
また、本実施例において、ユーザ端末5が利用者端末に
該当する。サービスセンタ3は、専用のWWW(World
Wide Web)サーバを保有しており、ISP6を介してイ
ンターネット2に接続された企業端末4又はユーザ端末
5からの要求に従って情報を提供すると共に、企業端末
4又はユーザ端末5との間で所定の通信を行う。
【0038】一方、企業端末4及びユーザ端末5には、
キーボードやマウス等の入力装置や、サービスセンタ3
のWWWサーバから提供される情報を表示するための表
示装置が設けられている。このため、広告配信システム
1の利用者は、表示装置に表示される画面に従って入力
装置により入力することにより、所定の手続を行った
り、所望の商品,サービス,その他の情報を選択して入
手することができる。尚、企業端末4及びユーザ端末5
とISP6とを接続する通信手段としては、一般的な電
話回線網を使ってISP6に接続するためのモデムやタ
ーミナルアダプタ等の電話用通信装置でもよいし、或い
は、携帯電話、PHS等の無線電話用通信装置であって
もよい。
【0039】サービスセンタ3のデータベースには、現
在人気のあるアーティストや所謂インディーズ等のよう
に、企業等がスポンサーとなり得る様々な演奏家の楽曲
のデータと、スポンサー企業の要請により作成された配
信データが多数格納されている。
【0040】この配信データは、企業がその宣伝広告の
ために選択した特定の楽曲に広告音声を合成して形成さ
れた楽曲データとして構成されている。具体的には、こ
の楽曲データは、デジタルデータとして構成されてお
り、図2(a)に示すように、楽曲の直前及び直後に広
告音声を配置して構成されるか、又は、同図(b)に示
すように、楽曲の最前部分及び最後部分に広告音声が部
分的に重ねられて構成されている。このため、当該楽曲
データが再生されると、当該楽曲と共に広告音声が流れ
るようになっている。
【0041】尚、この広告音声は、楽曲を聴く者が特に
気にならないように5秒程度の長さに設定されている。
また、この楽曲データはデジタルデータからなるため、
後述のように所定の処理により、楽曲と広告音声を分離
することができる。次に、広告配信システム1の具体的
な運用方法について、図3〜5に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0042】まず、企業及び一般ユーザが広告配信シス
テム1を利用するために行われる登録処理について、図
3のフローチャートに沿って説明する。企業及び一般ユ
ーザは、広告配信システム1を利用するために、まず企
業端末4又はユーザ端末5をISP6を介してインター
ネット2に接続し、サービスセンタ3への接続指令を入
力する(S110)。
【0043】サービスセンタ3側では、企業端末4又は
ユーザ端末5からの接続があるか否かを判断し(S21
0)、その接続があったと判断すると(S210:YE
S)、個別情報を要求する(S220)。この個別情報
には、企業であれば、その名称、業種、業態、居所等と
いった属性を表す情報等が含まれ、一般ユーザであれ
ば、その氏名、電話番号、住所、職種、メールアドレス
等といった属性を表す情報等が含まれる。尚、この個別
情報は、企業の担当者又は一般ユーザが、その端末の表
示装置に表示された選択画面に沿って所定の入力装置に
より入力する。
【0044】このとき、企業端末4又はユーザ端末5か
ら個別情報の入力がなく、その受信が確認されない場合
には(S230:NO)、サービスセンタ3は、企業又
は一般ユーザに会員登録の意思がないと判断し、登録処
理を終了する。一方、企業端末4又はユーザ端末5から
個別情報が入力され(S120)、サービスセンタ3に
おいてその受信が確認された場合には(S230:YE
S)、サービスセンタ3は、その個別情報を自身のデー
タベースに格納する。そして、企業又は一般ユーザが広
告配信システム1を利用する際の認証等に用いる識別情
報(識別IDやパスワード等)を決定する(S24
0)。
【0045】そして、サービスセンタ3は、企業端末4
又はユーザ端末5に対してこの識別情報を発行し(S2
50)、企業又は一般ユーザはこれを取得する(S13
0)。次に、広告配信システム1による配信データ(楽
曲データ)の登録処理について、図4に示すフローチャ
ートに沿って説明する。
【0046】サービスセンタ3が開設するインターネッ
ト2上のサイトには、企業情報としての広告音声を合成
して配信できる楽曲の一覧情報とその価格が公開されて
いる。自社の企業情報の配信を希望する企業(広告主)
は、企業端末4をISP6を介してインターネット2に
接続し、サービスセンタ3への接続指令を入力する(S
310)。
【0047】サービスセンタ3は、その接続があったと
判断すると(S410:YES)、企業端末4に対し
て、広告音声を合成して配信できる楽曲の一覧情報、そ
の条件、及びその価格を提示すると共に、上述した識別
情報を要求する(S420)。このとき、企業端末4か
らの識別情報の入力がなく、その受信が確認されない場
合には(S430:NO)、サービスセンタ3は、当該
企業が本システムの会員ではない、又は本システムの利
用の意思がないと判断し、処理を終了する。
【0048】一方、企業端末4から識別情報が入力され
(S320)、サービスセンタ3においてその受信が確
認された場合には(S430:YES)、サービスセン
タ3は、その識別情報を用いて認証処理を行う(S44
0)。このとき、認証が行われない場合には(S45
0:NO)、処理を終了する。
【0049】そして、S450において、認証が正常に
行われた場合には(S450:YES)、続いて、企業
が配信を希望する広告の内容、希望する楽曲名、配信希
望数量(配信回数)等を要求する(S460)。このと
き、希望情報の入力が行われず、これを受信できない場
合には(S470:NO)、処理を終了する。
【0050】一方、企業端末4から希望情報が入力され
(S330)、これを受け取った場合には(S470:
YES)、サービスセンタ3は、希望情報に沿った配信
データを作成する。つまり、上述した合成処理を実行す
る。そして、サービスセンタ3は、作成した配信データ
を企業端末4に送信すると共に、その内容で一般ユーザ
に提供することについての承認を要求する(S48
0)。
【0051】そして、企業端末4から入力された承認許
否通知により、承認されたと判断した場合には(S49
0:YES)、当該配信データを一般ユーザ向けのサイ
トにアップロードし、企業端末4に対してその完了通知
を行う(S500)。企業は、その情報を取得する(S
350)。
【0052】次に、一般ユーザが楽曲データ(配信デー
タ)を取得する際の、広告配信システム1による配信処
理について、図5に示すフローチャートに沿って説明す
る。サービスセンタ3のサイトには、上述のようにして
アップロードされた配信データ(楽曲データ)の一覧
が、一般ユーザ向けに公開されている。
【0053】楽曲データの取得を希望する一般ユーザ
は、ユーザ端末5をISP6を介してインターネット2
に接続し、サービスセンタ3への接続指令を入力する
(S510)。サービスセンタ3は、その接続があった
と判断すると(S610:YES)、ユーザ端末5に対
して、配信可能な楽曲の一覧情報を提示すると共に、上
述した識別情報を要求する(S620)。このとき、ユ
ーザ端末5からの識別情報の入力がなく、その受信が確
認されない場合には(S630:NO)、サービスセン
タ3は、当該一般ユーザが本システムの会員ではない、
又は本システムの利用の意思がないと判断し、処理を終
了する。
【0054】一方、ユーザ端末5から識別情報が入力さ
れ(S520)、サービスセンタ3においてその受信が
確認された場合には(S630:YES)、サービスセ
ンタ3は、その識別情報を用いて認証処理を行う(S6
40)。このとき、認証が行われない場合には(S65
0:NO)、処理を終了する。
【0055】そして、S650において、認証が正常に
行われた場合には(S650:YES)、続いて、一般
ユーザが配信を希望する楽曲名等を要求する(S66
0)。このとき、希望情報の入力が行われず、これを受
信できない場合には(S670:NO)、処理を終了す
る。
【0056】一方、ユーザ端末5から希望情報が入力さ
れ(S530)、これを受け取った場合には(S67
0:YES)、サービスセンタ3は、自己のデータベー
スを検索して該当する配信データを抽出し、ユーザ端末
5にこれを送信する(S680)。このとき、後述する
広告音声の分離処理に用いられる「カウント管理ファイ
ル」と「カウント管理プログラム」も同時に配信され
る。一般ユーザは、これをダウンロードすることができ
る(S540)。
【0057】このようにして一般ユーザが取得した楽曲
データ(配信データ)には、上述した広告音声が合成さ
れているが、上記カウント管理プログラムが実行される
ことにより、一般ユーザが当該楽曲(つまり広告音声)
をn回(本実施例では5回)試聴すると、自動的に広告
音声が楽曲から分離されるようになっている。このた
め、一般ユーザは、それ以降その楽曲のみを何度でも聴
くことができる。尚、この試聴回数n回については、企
業側の要望等を考慮してサービスセンタ3側で適宜設定
することができる。
【0058】以下、このカウント管理プログラムにより
実行される処理について、図6のフローチャートに基づ
いて説明する。このカウント管理プログラムは、例えば
数十バイト程度の極めて小さなプログラムからなり、ユ
ーザ端末5の所定の領域に常駐し、ユーザが上記楽曲デ
ータを再生する度に自動的に実行されるものである。
【0059】ユーザによる所定の操作により楽曲の再生
要求があると(S710:YES)、まず楽曲データの
種類が判別される(S720)。ここでは、再生しよう
とする楽曲データが、上述のようにしてサービスセンタ
3から正規にダウンロードされたデータか、又は、ある
ユーザにより転送された転送データであるかが判別され
る。
【0060】そして、転送データでない(つまり正規の
楽曲データである)と判定された場合には(S730:
NO)、カウント管理ファイルに記録されたカウント数
を参照して、ユーザによる楽曲の再生回数(試聴回数)
を検出する(S770)。そして、再生回数がn回以上
であるか否かが判定され(S780)、n回以上である
場合には(S780:YES)、カウント管理プログラ
ムによる所定の処理を行って楽曲データから広告音声を
分離して楽曲を再生する(S790)。そして、カウン
ト管理ファイルの再生回数を加算して処理を終了する
(S810)。
【0061】一方、S780において、再生回数がn回
以上でないと判定された場合には(S780:NO)、
上記分離処理は行わず、広告音声が合成された状態の楽
曲を再生する(S800)。そして、カウント管理ファ
イルの再生回数を加算して処理を終了する(S81
0)。
【0062】これにより、ユーザは、n回の試聴を行う
までは広告音声が合成された状態の楽曲を聴くことにな
るが、それ以降は純粋な楽曲のみを聴くことができる。
すなわち、上記カウント管理プログラムの実行により、
企業側は、一般ユーザによる広告音声の試聴が常に一定
以上確保されることになり、その結果、一定以上の宣伝
効果を確保することができる。一方、一般ユーザ側は、
たとえデータ処理に知識がなくても所定回数の視聴の後
に、広告音声が自動的に分離されることで、自分の視聴
したい楽曲等のみのデータを確実に取得することができ
る。このため、当該広告配信システム1の利用が促進さ
れ、その結果、企業等の宣伝広告の効果も飛躍的に高め
られる。
【0063】一方、S710において再生要求がなく
(S710:NO)、転送要求があった場合には(S8
20:YES)、転送用のデータ、カウント管理プログ
ラム、及びカウント管理ファイルが送信される(S83
0)。ただし、この転送用データは、後述する所定のパ
スワードの入力がないと再生できないようにロックされ
ている。
【0064】この転送用データは、広告音声が合成され
た楽曲データである。つまり、上述のS790で一旦広
告データが分離された場合でも、転送時には、これとは
別に用意された広告音声付きの楽曲データが送信される
ことになる。また、カウント管理ファイルも、別途用意
されたファイルであり、その再生回数のカウント値が0
のものが送信される。
【0065】このため、転送した相手方ユーザも、少な
くともn回の試聴をした後でなければ、広告音声が分離
された楽曲を取得することはできない。このため、安易
な転送により企業の宣伝広告が阻害されることはなく、
逆にこの転送により、宣伝広告率を向上させることがで
きる。
【0066】また、S730において、このような転送
データであると判定された場合には(S730:YE
S)、ユーザに対して上記パスワードを要求する(S7
40)。このパスワードは、ユーザがサービスセンタ3
にアクセスすることにより無料で発行されるものであ
る。
【0067】そして、ユーザからこのパスワードの入力
があった場合には(S750:YES)、再生のロック
が解除され、転送データが通常の楽曲データとして再生
可能になる(S760)。一方、パスワードの入力がな
い場合には(S750:NO)、処理を終了する。
【0068】このようにパスワードを設定することで、
広告配信システム1の運営者側は、このパスワードの要
求回数により、ユーザによる転送回数等を把握したり、
その配信元企業名、転送された地域の情報等も取得でき
る。また、それにより、楽曲の著作権者に対する公正な
使用料の算出が可能となり、楽曲の提供が受けられるこ
ととなる。さらに、企業側は、この転送回数の把握によ
り、宣伝広告の効果を具体的数値として認識することが
できる。
【0069】尚、本実施例においては、図4のフローチ
ャートに示したS500の処理が記憶手段としての処理
に該当し、図5のフローチャートに示したS660〜6
80の処理が送信手段としての処理に該当する。 [第2実施例]本実施例は、位置情報により抽出した携
帯端末に対して金銭引換権付きメールを配信するシステ
ムに、本発明の広告配信システムを適用した例である。
尚、本実施例の広告配信システムの全体構成等について
は、上記第1実施例にて説明したものと同様であるた
め、その説明を省略する。
【0070】図7は、本実施例に係る広告配信システム
の具体的運用を表すフローチャートである。まず、一般
ユーザは、予めサービスセンタ3にアクセスして、自己
の携帯電話の電話番号とメールアドレスを登録してお
く。そして、サービスセンタ3からは、このメールアド
レスに基づいて、無料で取得できる楽曲データの配信情
報(楽曲の内容、配信場所、配信時刻等)がメール配信
される。
【0071】ユーザ端末5にてこのメールを受信した一
般ユーザは、その楽曲を取得したくなった場合には、指
定された配信時刻までに指定の配信場所に足を運ぶ。そ
して、サービスセンタ3は、設定時刻になったと判断す
ると(S910:YES)、ユーザの電話番号を手がか
りに、GPSを利用した位置情報サービス、若しくはP
HSの基地局を利用した位置情報サービスを利用して、
当該携帯端末の位置情報を検出する(S920)。この
とき、予め指定した特定の場所から半径R(m)以内に
いる会員の電話番号が抽出される。尚、この半径R
(m)については、サービスセンタ3側で適宜設定する
ことができる。
【0072】そして、抽出された会員の電話番号に合致
したメールアドレスに対し、楽曲データを取得するため
のアクセスアドレスとパスワードを送信する(S93
0)。そして、ユーザが自己の携帯端末からこのアクセ
スアドレスとパスワードを入力し(S1010)、その
情報を受信すると(S940)、そのユーザの携帯電話
末に対して楽曲データを配信する(S950)。この楽
曲データには、上述したスポンサー企業の広告音声が合
成されている。
【0073】そして、予め限定された人数への配信が完
了したか否かが判断され(S960)、その人数への配
信が完了するまで配信が繰り返される(S940〜S9
60)。そして、配信が完了したと判断すると(S96
0:YES)、それ以降にアクセスしたユーザに対して
配信終了の旨を通知する(S970)。
【0074】一般ユーザは、楽曲データ又は配信完了通
知を受け取る(S1020)。尚、その後行われる楽曲
データの分離処理等については、第1実施例と同様であ
るので、説明を省略する。このように、本実施例の広告
配信システムは、位置情報を検出することで、特定の場
所にいる会員に対してのみ、楽曲データを配信する。つ
まり、参加したいときだけ参加することが可能な事前登
録制の利用者参加型のメール配信システムとして構成さ
れている。
【0075】従って、極論すれば、ユーザは、サービス
センタ3に対して、自己の氏名、その他のプライバシー
にかかわることを一切開示せずに、メールアドレスと電
話番号のみを登録することで、楽曲等のコンテンツデー
タを入手することができる。また、第1実施例と同様
に、楽曲データには広告音声が合成されているため、企
業側のニーズを満たすこともできる。
【0076】この場合、利用者参加型ということで、自
宅、職場、学校等利用者の通常の生活圏を除外したいと
きは、市外局番と市内局番を登録すれば除外できる。百
貨店への集客、イベントへの集客、地域振興策等様々な
場面での応用が可能である。以下に、本実施例を適用し
た具体的事例を示す。 [具体的事例]今日のメールは、いつもの広告メールと
違う。歌手Aの新曲の発売イベントの情報らしい。メー
ルの指示に従い指定されたアドレスに携帯端末からアク
セスしてみる。8月3日、午後2時、渋谷交差点とあ
る。
【0077】同日、同所で午後1時50分突然携帯の着
信ランプが光った。そして、アクセスアドレスとパスワ
ードが配信されてきた。ここ渋谷に、今いるメールサー
ビス会員にだけ配信されるパスワードだ。先着5,00
0名。受付は午後2時10分からだ。
【0078】ちょうど2時、渋谷の3つのオーロラビジ
ョンに歌手Aが映し出された。明日発売の新曲プロモー
ションビデオが2回流れる。フルコーラスで見られるの
はここが最初だ。そして、2時10分。パスワードを受
け取った会員は、配信されたパスワードを携帯に打ち込
みはじめた。先着5,000名だけの、新曲の無料ダウ
ンロードが一斉に始まった。ここでダウンロードした曲
には、特別に歌手A本人のメッセージが同時に入ってい
る。今回は歌手Aがチャリティーとして寄付をする企画
だったが、今後は、通常どおり、彼女の曲にも企業広告
が入る。曲の紹介は、有名なDJがするので逆に期待で
きる。
【0079】新譜がいつもただで手に入るようになって
から、有料ダウンロードを利用する必要がない。インデ
ィーズはほとんど全部無料ダウンロードであり、メジャ
ーな歌手も、新譜は、このような無料ダウンロードの企
画が多くて困らない。当然、この情報は、位置情報得を
利用した携帯メールサービスでしかつかめない。
【0080】尚、本実施例においては、図7のフローチ
ャートに示したS920の処理が検出手段としての処理
に該当する。以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の実施の形態は、上記実施例に何ら限定され
ることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形
態をとり得ることはいうまでもない。
【0081】例えば、上記実施例では、サービスセンタ
3が、楽曲及び広告情報を管理する態様としたが、サー
ビスセンタ3が既存の楽曲サーバや広告サーバからこれ
らを取得し、合成処理をする構成としてもよい。また、
楽曲に限らず、画像やその他のデジタルコンテンツを広
告媒体としてもよいことはもちろんである。
【0082】また、上記実施例では、配信データの転送
等の際に、別途用意した広告音声付き配信データを送信
する構成としたが、カウント管理プログラムに合成処理
機能を付加し、一旦分離された広告音声を再度合成して
送信するように構成してもよい。
【0083】さらに、上記実施例では、一般ユーザによ
り取得された楽曲データが他者の端末に転送された場合
の例を示したが、例えば専用のプレーヤー(mp3プレ
ーヤー等)に転送等された場合も同様の構成をとること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る広告配信システム
の全体構成を表すブロック図である。
【図2】 第1実施例の広告配信システムにて配信され
る楽曲データの構成を表す説明図である。
【図3】 第1実施例の広告配信システムの具体的運用
を表す説明図である。
【図4】 第1実施例の広告配信システムの具体的運用
を表す説明図である。
【図5】 第1実施例の広告配信システムの具体的運用
を表す説明図である。
【図6】 第1実施例の広告配信システムの具体的運用
を表す説明図である。
【図7】 第2実施例の広告配信システムの具体的運用
を表す説明図である。
【符号の説明】
1・・・広告配信システム、 2・・・インターネッ
ト、3・・・サービスセンタ、 4・・・企業端末、
5・・・ユーザ端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/487 H04M 3/487 H04N 7/173 610 H04N 7/173 610A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の楽曲に広告音声を合成した楽曲デ
    ータと、特定の画像に広告画像及び広告音声の少なくと
    も一方を合成した映像データと、の双方又は一方を配信
    データとして複数種類記憶した記憶手段と、 該記憶手段に記憶された配信データの種類を、所定の通
    信回線を介して利用者端末に送信すると共に、該利用者
    端末から前記通信回線を介して入力された要求に従っ
    て、利用者が選択した配信データを前記記憶手段から抽
    出し、前記通信回線を介して前記利用者端末に送信する
    送信手段と、 を備えたことを特徴とする広告配信システム。
  2. 【請求項2】 前記楽曲データ又は前記映像データは、
    夫々、前記楽曲又は前記画像の直前及び直後の少なくと
    も一方に、前記広告音声又は前記広告画像を配置して構
    成されたことを特徴とする請求項1記載の広告配信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記楽曲データ又は前記映像データは、
    デジタルデータからなり、夫々、前記楽曲又は前記画像
    の最前部分及び最後部分の少なくとも一方に、前記広告
    音声又は前記広告画像を重ねて構成されたことを特徴と
    する請求項1記載の広告配信システム。
  4. 【請求項4】 前記広告音声又は前記広告画像は、夫
    々、前記楽曲又は前記画像から分離可能に構成されたこ
    とを特徴とする請求項2又は請求項3記載の広告配信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記広告音声又は前記広告画像は、夫
    々、前記楽曲データ又は前記映像データが予め定められ
    た回数視聴された後に、前記楽曲又は前記画像から自動
    的に分離されることを特徴とする請求項4に記載の広告
    配信システム。
  6. 【請求項6】 前記楽曲データが、前記利用者端末から
    転送又はコピーされる場合には、前記広告音声が合成さ
    れた状態で転送若しくはコピーされるか、又は前記楽曲
    が再生不能な状態にされ、 前記映像データが、前記利用者端末から転送又はコピー
    される場合には、前記広告音声及び前記広告画像の少な
    くとも一方が合成された状態で転送若しくはコピーされ
    るか、又は前記映像が再生不能な状態にされることを特
    徴とする請求項5記載の広告配信システム。
  7. 【請求項7】 前記楽曲データ又は前記映像データは、
    前記利用者端末から転送又はコピーされる場合に、夫
    々、視聴不能なロック状態にされ、 前記利用者端末からの要求により当該広告配信システム
    が送信した所定のパスワードを用いることにより、該ロ
    ック状態が解除されることを特徴とする請求項6記載の
    広告配信システム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の広告配
    信システムにおいて、 さらに、 前記利用者端末の位置情報を検出する検出手段を備え、 前記送信手段は、該検出手段により検出された利用者端
    末に対し、前記配信データの種類と該配信データの入手
    方法とを送信し、その後、該入手方法に従って入手要求
    をした利用者端末に対し、予め定める条件に従って前記
    配信データを送信することを特徴とする広告配信システ
    ム。
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