JP2011210075A - 情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】次のイベント情報として的確な案内情報を提供し得る情報提供装置を提供する。
【解決手段】ウェアラブル端末20のGPSユニット26により利用者Mが所定のイベントに参加するために立ち寄った地点Pの位置情報を検出し、サーバ10のイベント内容推定部10aにより位置情報に基づいてイベントの内容を推定し、参加態様推定部10b、案内項目決定部10c、案内対象検索部10dによりイベントの内容に基づいてこの後に続く次のイベントの案内情報を参加者に提案する。これにより、所定のイベントを終えたイベントの利用者Mに次のイベントの案内情報を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定のイベント参加者に次のイベントの案内情報を提供する情報提供装置に関するものである。なお「イベント」とは、『催事』のように、特別に行う催しごとを意味するものではなく、スポーツ、レジャー、ショッピング、外食など、日常生活で行われ得る一般的な催しや行事のことをいう(以下同じ)。
店舗における顧客の行動分析や従業員の能率を向上させることを目的として、IT技術を用いた行動分析が行われマーケティングなどに活用するためのデータを得る手法がある。その一つに、店舗内を移動する顧客の行動を解析し、予め登録しておいた移動パターンの類型と顧客の購買行動とを比較することにより得られる有用な情報を提供する技術が提案されている(下記特許文献1)。
国際公開WO2005/111880号
しかしながら、上記特許文献1に開示される技術によると、顧客の行動分析に有用な情報として、例えば、顧客の行動パターンや購買行動に基づく顧客の属性や商品の売れ行き良否などに関する情報は得られるものの、この技術は小売業を中心とした商品を販売する特定の店舗における顧客の行動分析や従業員の能率を向上させることを目的としている。
このため、例えば、多目的ホールのように、様々なイベントを開催できるように設計された施設においては、そこを訪れる利用者の行動パターンを得ることはできても、イベントの内容に左右されるイベントの参加態様までは、上記特許文献1に開示される技術を適用しても得ることは難しい。したがって、イベントを終えた利用者(イベントの参加者)にその参加態様に応じた次のイベント情報を提供しようとしても、的確な案内情報を提供することができないという問題がある。
また、特定の利用目的、例えば、スポーツイベントの開催を目的に設けられた施設であっても、スポーツ観戦する場合とそのスポーツに参加する場合とでは、利用者の参加態様が異なることから、この場合にも次のイベント情報として的確な案内情報を提供することができないという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、次のイベント情報として的確な案内情報を提供し得る情報提供装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載された請求項1の技術的手段を採用する。この手段によると、位置情報検出手段により参加者が所定のイベントに参加するために立ち寄った地点の位置情報を検出し、イベント内容推定手段により位置情報に基づいてイベントの内容を推定し、イベント情報提案手段によりイベントの内容に基づいてこの後に続く次のイベントの案内情報を参加者に提案する。これにより、所定のイベントを終えたイベントの参加者に次のイベントの案内情報を提供することができる。
また、特許請求の範囲に記載された請求項2の技術的手段を採用する。この手段によると、イベント情報提案手段は、参加者の所定のイベントの参加態様情報を取得しこの参加態様情報に基づいてイベントの参加態様を推定し、案内情報決定手段により推定された参加態様およびイベントの内容に基づいて次のイベントの案内情報を決定し、さらに案内情報出力手段により案内情報を参加者に認識可能に出力する。これにより、イベントの参加態様に応じた次のイベントの情報が得られる。
また、特許請求の範囲に記載された請求項3の技術的手段を採用する。この手段によると、次のイベントの案内情報が所定のイベントの参加度合いに対応して複数存在する場合、案内情報決定手段は、推定された参加態様に含まれる参加度合いの情報に基づいて、案内情報決定手段により決定される案内情報を複数の中から選択する。これにより、イベントの参加態様に含まれる参加度合いに応じた次のイベントの情報が得られる。
請求項1の発明では、参加者が所定のイベントに参加するために立ち寄った地点の位置情報を検出し、この位置情報に基づいてイベントの内容を推定してこの後に続く次のイベントの案内情報を参加者に提案する。これにより、所定のイベントを終えたイベントの参加者に次のイベントの案内情報を提供することができる。したがって、次のイベント情報として的確な案内情報を提供することができる。
請求項2の発明では、所定のイベントに参加する態様が複数存在する場合においては、イベントの参加態様を推定し、この参加態様およびイベントの内容に基づいて次のイベントの案内情報を決定して参加者に認識可能に出力する。これにより、イベントの参加態様に応じた次のイベントの情報が得られる。したがって、次のイベント情報として的確な案内情報を提供することができる。
請求項3の発明では、次のイベントの案内情報が所定のイベントの参加度合いに対応して複数存在する場合においては、推定された参加態様に含まれる参加度合いの情報に基づいて決定される案内情報を複数の中から選択する。これにより、イベントの参加態様に含まれる参加度合いに応じた次のイベントの情報が得られる。したがって、次のイベント情報として的確な案内情報を提供することができる。
本発明の実施形態に係るイベント情報提供システムの構成例を示す説明図である。 本実施形態のイベント情報提供システムによる次イベント案内機能による情報処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示すイベント内容推定処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示す参加態様推定処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示す案内項目決定処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示す案内対象検索処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示す案内情報生成処理の流れを示すフローチャートである。
以下、イベント情報提供システムに本発明の情報提供装置を適用した実施形態を各図に基づいて説明する。まずイベント情報提供システムの構成例を図1を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るイベント情報提供システムは、施設Pで行われるイベントの参加者である利用者Mに次のイベントの案内情報を提供する機能(以下「次イベント案内機能」という)を有するもので、主に、インターネット100に接続されたサーバ10と当該利用者Mが装着したウェアラブル端末20とから構成されている。
サーバ10は、例えば、情報センタ101に設備されてインターネット100などの電気通信回線に接続されるコンピュータシステム(図略のCPU、メモリ装置や入出力インターフェイスを備える)で、同センタ101に設けられる入出力装置12やデータベース14に接続されている。
サーバ10の基本的な機能は、ウェアラブル端末20など、電気通信回線に接続される情報端末に、音楽・動画・ゲームなどのエンターテイメント情報、店舗・施設・地図・経路などの案内情報や、ニュース・天気予報などのマスコミ情報など、様々なコンテンツからなる情報を提供する機能で、図略の情報提供部と端末管理部とにより実現されている。即ち、端末管理部に登録された特定の情報端末に対して、当該情報端末から要求されたコンテンツを含む情報をインターネット100を介して提供しており、これらに関する種々のオペレーションを、入出力装置12やインターネット100を介して他の端末装置から操作可能に構成されている。
データベース14は、例えば数百TB(テラバイト)クラスの磁気ディスク装置などからなる情報記憶媒体で、ウェアラブル端末20などの情報端末に提供する各種コンテンツを蓄積している。本実施形態では、エンターテイメント情報やマスコミ情報などのほかに、レストラン・喫茶店・居酒屋などの飲食施設、野球場・ボーリング場・スキー場などのスポーツ施設、映画館・コンサートホールなどのエンターテイメント施設、美術館・博物館などの文化施設など、各種施設に関する案内情報やその位置情報、さらにはこれらを含んだ地図情報や経路案内情報なども蓄積している。
本実施形態に係るサーバ10では、このような基本的な情報提供機能に加えて、例えばウェアラブル端末20を装着している利用者Mが、施設Pで行われるイベントに参加している場合には、その次のイベントの案内情報を当該利用者Mのウェアラブル端末20に提供し得る機能、つまり次イベント案内機能も備えている。
即ち、後述するように、次イベント案内プログラムを構成するイベント内容推定部10a、参加態様推定部10b、案内項目決定部10c、案内対象検索部10dや案内情報生成部10eなどがサーバ10のコンピュータで実行されることによって、次イベント案内機能の主要部分がサーバ10で実現されている。
ウェアラブル端末20は、MPU21、タッチパネルキー22、液晶ディスプレイ23、オーディオユニット25、GPSユニット26、無線ユニット27、加速度センサ28により構成される無線通信機能付きの情報端末装置で、例えば、携帯電話と携帯情報端末を融合させた携帯端末(いわゆるスマートフォン)がこれに相当する。本実施形態では、無線ユニット27による無線通信によりアクセスポイント102を経由してインターネット100に接続可能であるとともに、例えば、腕時計のように利用者Mの身体に装着可能に構成することにより、利用者Mの運動状態をより正確に検出可能にしている。
即ち、ウェアラブル端末20は、MPU21、タッチパネルキー22や液晶ディスプレイ23などによる情報端末としての基本機能のほかに、加速度センサ28による利用者Mの身体の動き(例えば、移動速度、腕・足・腰などの振りや体の傾き)を検出することにより当該利用者Mの運動状態を検出し運動情報を出力可能にしている。このため、図1に示す例では、利用者Mの上腕に当該ウェアラブル端末20を装着することにより、腕の振りに基づく利用者Mの運動状態の検出精度を高めている。なお、この運動情報は、特許請求の範囲に記載の「参加態様情報」に相当し得るものである。
この加速度センサ28は、例えば、X軸,Y軸,Z軸の3方向の加速度を1つのデバイスで検出可能なもので、参加態様情報を取得する手段である。なお、本実施形態では、3軸方向を検出可能なものを用いているが、高い検出精度を要求されない場合には、1軸方向や2軸方向を検出可能なものであっても良い。
なお、この加速度センサ28による運動情報は、GPSユニット26による現在位置を緯度・経度で示す位置情報とともに、無線ユニット27によりサーバ10に対し定期的(例えば1秒ごと)にインターネット100を介して送信されている。また、ウェアラブル端末20の基本機能として、サーバ10からインターネット100を介して受信するエンターテイメント情報や案内情報などのコンテンツからなる情報は、利用者Mの操作により液晶ディスプレイ23やオーディオユニット25に出力される。つまり、次イベント案内機能のうち、利用者Mの現在の位置情報や運動情報を検出する機能と、利用者Mに対して次のイベントの案内情報を提示する機能とが、このウェアラブル端末20により実現されている。
ここで、本イベント情報提供システムによる次イベント案内機能を実現する次イベント案内プログラム(イベント内容推定部10a、参加態様推定部10b、案内項目決定部10c、案内対象検索部10dおよび案内情報生成部10e)の概要を説明する。
前述したように、本イベント情報提供システムでは、次イベント案内機能の主要部分がサーバ10に実現されているため、ここからは、サーバ10のコンピュータで実行される情報処理の概要とその流れを、図1に加えて図2〜図7を参照して説明する。
イベント内容推定部10aは、利用者Mが参加しているイベントの内容を推定する機能を有するもので、ウェアラブル端末20から定期的に送信されて来る利用者Mの現在の位置情報(例えば緯度・経度)に基づいて、データベース14に蓄積された地図情報の緯度・経度に合致した住所情報やこの住所情報に関連づけられた施設情報を検索する。なお、この施設情報には、施設の名称のほかに、スポーツ施設、飲食施設等の施設種別、当該施設で実施可能なイベントの種類(野球・サッカー・陸上競技・ボーリング・スケート・スキー・スノーボード・ゴルフ等)、観客席の有無や、施設の所在地が山間部などで近隣に温泉地が存在する場合など地理的な特殊性から次イベントの案内情報が複数存在するときの案内項目数など当該施設に関する情報が含まれている。なお、このイベント内容推定部10aは、特許請求の範囲に記載の「イベント内容推定手段」に相当し得るものである。
参加態様推定部10bは、利用者Mがイベントに参加している態様を推定する機能を有するもので、ウェアラブル端末20から定期的に送信されて来る利用者Mの運動状態を示す運動情報を蓄積することによって当該利用者Mのイベントの参加態様を推定する。即ち、参加態様推定部10bは、ウェアラブル端末20から利用者Mのイベント参加の態様を「イベントの参加態様情報」として取得することによって当該参加者Mのイベントの参加態様を推定する。「参加態様」以外の表現として、「活動内容」や「活動態様」がある。
例えば、施設P内においても利用者Mの運動量が比較的に少ない場合には、運動競技系のイベントに参加しているのではなく、当該利用者Mは観客としてイベントを観戦や観覧している可能性が高いものと推定する。これに対し、利用者Mの運動量が多い場合には、当該利用者Mは運動競技系のイベントに選手として参加している可能性が高いものと推定する。このような参加態様の推定は、施設情報による実施可能なイベントの種類や観客席の有無など、当該施設に関する情報と、利用者Mの運動状態による運動情報と、に基づいて推定される。なお、この参加態様推定部10bは、特許請求の範囲に記載の「イベント情報提案手段」および「参加態様推定手段」に相当し得るものである。
案内項目決定部10cは、利用者Mの参加態様とイベントの内容とに基づいて次のイベントの案内情報を決定する機能を有するものである。例えば、利用者Mの運動量が多く選手としてスポーツに参加していると推定される場合には、ボリュームの多いメニューや高カロリーのメニューの食事を次のイベント候補とし、利用者Mの運動量が少なく観客としてスポーツ観戦していると推定される場合には、例えば、通常量のメニューや低カロリーのメニューの食事を次のイベント候補として、決定する。なお、この案内項目決定部10cは、特許請求の範囲に記載の「イベント情報提案手段」および「案内情報決定手段」に相当し得るものである。
案内対象検索部10dは、案内項目決定部10cにより決定された次のイベント候補と利用者Mの現在の位置情報とに基づいて、データベース14に蓄積された施設情報で現在位置に比較的近いものを検索する。例えば、ボリュームの多いメニューや高カロリーのメニューの食事を提供する飲食店舗の情報としては、中華料理店や焼肉店などががあり、また通常量のメニューや低カロリーのメニューの食事を提供する飲食店舗の情報としては、ファミリーレストランや和食店などがある。なお、この案内対象検索部10dは、特許請求の範囲に記載の「イベント情報提案手段」および「イベント情報決定手段」に相当し得るものである。
案内情報生成部10eは、案内対象検索部10dにより検索された施設の案内対象情報をウェアラブル端末20に出力可能な情報の形式に編集して生成する機能を有するもので、例えば、画像情報や文字情報であればウェアラブル端末20の液晶ディスプレイ23の表示領域に適合した画面サイズや縦横比に編集する。また音声情報であれば、ウェアラブル端末20のオーディオユニット25により再生可能なデータ形式に変換したり、再生可能時間等のサイズに編集する。ウェアラブル端末20が実装している液晶ディスプレイ23やオーディオユニット25などに関する入出力機器情報は、サーバ10の基本的な機能として、端末管理部に登録している情報端末情報に含まれているため、これを参照している。なお、この案内情報生成部10eは、特許請求の範囲に記載の「イベント情報提案手段」および「案内情報出力手段」に相当し得るものである。
本実施形態では、このようにイベント情報提供システムを構成することにより、図2に示すように、ウェアラブル端末20およびサーバ10のコンピュータによって次イベント案内機能を実現する情報処理(以下「次イベント案内処理」という)が行われる。
この次イベント案内処理は、例えば、ウェアラブル端末20側で、次イベント案内機能を起動させる特定のコマンドが入力されることにより、サーバ10に対して次イベント案内要求のリクエストパケットが送信されて当該サーバ10に届くことによって、サーバ10のメモリにロードされている次イベント案内プログラムがスタートして始まる。なお、本実施形態では、ウェアラブル端末20は、利用者Mの現在の位置情報と運動情報を常時定期的(例えば1秒ごと)にサーバ10に向けて送信しているものとする。
図2に示すように、サーバ10では、次イベント案内処理が始まると、まずステップS101により初期化処理が行われる。この処理は、例えば、タイマーカウンタやフラグなどが所定の初期値に設定したり、利用者Mのウェアラブル端末20から送信されて来る当該利用者Mの現在の位置情報を取得する。
次のステップS103でも、ウェアラブル端末20から送られて来る当該利用者Mの現在の位置情報を取得する。そして、ステップS105により前回取得した位置情報と今回の位置情報との離隔距離が所定の距離範囲内であるか否かの判断処理を行い、所定の距離範囲内でない場合には(S105;No)、まだ移動をし続けているため再びステップS101による初期化に処理を戻し、所定の距離範囲内である場合には(S105;Yes)、続くステップS107に処理を移行する。
即ち、ウェアラブル端末20を装着した利用者Mが、所定距離範囲のエリア内に留まっているか否か、つまり施設利用による停留の有無をこのステップS105により判断している。この所定距離範囲は、所定の施設の敷地範囲に設定され、例えば、所定の施設が一般的な広さのドーム球場である場合には半径約130mに設定される。
続くステップS107ではタイマーによるカウントを開始する処理が行われる。これは、前述した所定距離範囲のエリア内に利用者Mが留まっていたとしても、その停留期間が短い場合には、例えば、信号待ちなどで一時的に移動を停止しているにすぎないこともあるので、そのような一時的な移動の停止を施設利用による停留と誤検出することを排除するため、次のステップS109とともに設けたものである。
そして、タイマーによるカウントを開始してから、所定時間を越えたと判断した場合には(S109;Yes)、次のステップS111のイベント内容推定処理に移行し、所定時間を越えていない場合には(S109;No)、再びステップS103に戻って利用者Mの現在の位置を取得する処理を行う。この所定時間は、例えば30分や60分など、想定されるイベントに参加する最小単位時間を設定する。これにより、例えば、ドーム球場クラスの広い範囲に30分以上停留していたと判断された場合には、この期間内に何らかのイベントに参加している蓋然性が高いことになる。
ステップS111ではイベント内容推定処理が行われる。この処理は、前述したイベント内容推定部10aにより行われるもので、その詳細は図3に図示されている。そのため、ここからは図3を参照しながら説明をする。なお、このステップS111は、特許請求の範囲に記載の「イベント内容推定手段」に相当し得るものである。
図3に示すように、イベント内容推定処理では、ステップS201により現在の位置情報を取得する処理が行われる。即ち、このイベント内容推定処理に移行した場合には、所定時間を越えてほぼ同じ位置に停留をしていることから、この位置における緯度・経度を取得し、続くステップS203により当該位置に設けられている施設の情報を検索する。なお、図2に示すステップS103でも現在の位置情報を取得していることから、そのときに取得した緯度・経度の情報が有効である場合には、このステップS201により再取得する必要はない。
次のステップS203では施設情報検索処理、即ち現在位置の緯度・経度とデータベース14に蓄積された地図情報の緯度・経度とが合致する住所情報やこの住所情報に関連づけられた施設情報を検索する処理が行われる。
そして、ステップS205により当該緯度・経度とが合致する施設情報がある場合には(S203;Yes)、続くステップS207により当該施設情報を取得しさらにステップS209によりその施設情報をメモリの所定領域に記憶して本イベント内容推定処理を終了する。これにより、当該位置に存在する施設の名称、スポーツ施設、飲食施設等の施設種別や当該施設で実施可能なイベントの種類(野球・サッカー・陸上競技・ボーリング・スケート・スキー・スノーボード・ゴルフ等)、さらには観客席の有無など、当該施設に関する情報が記憶される。
これに対し、ステップS205により当該緯度・経度とが合致する施設情報がない場合には(S203;No)、その旨(例えばNULLコード)をメモリの所定領域に記憶する。なお、ステップS101による初期化処理において当該メモリの所定領域にNULLコード等の合致する施設情報がない旨の情報を初期値として設定している場合には、図3に示すように特に処理を行うことなく本イベント内容推定処理を終了しても良い。
図3に示すイベント内容推定処理が終了すると、図2に示すステップS113に処理を移行する。ステップS113では、参加態様推定処理が行われる。この処理は、前述した参加態様推定部10bにより行われるもので、その詳細は図4に図示されている。そのため、ここからは図4を参照しながら説明をする。なお、このステップS113は、特許請求の範囲に記載の「参加態様推定手段」に相当し得るものである。
図4に示すように、参加態様推定処理では、ステップS301により運動情報取得処理が行われる。即ち、前述したように、ウェアラブル端末20からは利用者Mの運動状態を示す運動情報が定期的に送信されて来ることから、これを前述したタイマーによるカウント期間内、つまり想定されるイベントに参加する最小単位時間内に蓄積した運動情報をこのステップS301により取得する。
次のステップS302では施設情報読出処理が行われる。即ち、前述したステップS209(図3)によって利用者Mが停留している位置に存在する施設情報が記憶されているので、これを読み出す処理を行う。なお、図示していないが、施設情報がない旨を示す情報、例えばNULLコードが記憶されていた場合には本参加態様推定処理を終了する。
続くステップS303ではステップS302により読み出した施設情報の施設種別に基づいて当該施設がスポーツ施設であるか否かを判断する処理が行われる。そして、スポーツ施設である場合には(S303;Yes)、次のステップS305に移行し、スポーツ施設でない場合には(S303;No)、ステップS307に移行する。
ステップS305では利用者Mの運動量を判断する処理が行われる。即ち、ステップS301により取得された運動情報の蓄積情報に基づいて利用者Mの運動量がどの程度であるかを判断する。例えば、想定できる最大運動量を100%とすると、その70%以上である場合には(S305;Yes)、運動量が大きいと判断し、想定できる最大運動量の70%未満である場合には(S305;No)、運動量が大きくないと判断する。
そして、運動量が大きいと判断された場合には(S305;Yes)、次のステップS311に処理を移行してエネルギー消費量フラグを「大」に設定する。一方、運動量が大きいと判断されない場合には(S305;No)、次のステップS309に処理を移行して別の基準で利用者Mの運動量を判断する処理が行われる。
例えば、想定できる最大運動量を100%とすると、その30%以上(70%未満)である場合には(S309;Yes)、運動量が中程度であると判断し、想定できる最大運動量の30%未満である場合には(S309;No)、運動量が小さいと判断する。
そして、運動量が中程度であると判断された場合には(S309;Yes)、次のステップS313に処理を移行してエネルギー消費量フラグを「中」に設定する。一方、運動量が小さいと判断された場合には(S309;No)、次のステップS315に処理を移行してエネルギー消費量フラグを「小」に設定する。
このようにステップS303により当該施設がスポーツ施設である判断されると、運動量の程度に応じてエネルギー消費量フラグが「大」・「中」・「小」とそれぞれ設定されるが、ステップS303により当該施設がスポーツ施設でない判断されると、ステップS307により当該施設が飲食施設であるか否かが判断される。
そして、当該施設が飲食施設であると判断される場合には(S307;Yes)、食事、喫茶や飲酒など、飲食物の摂取により総合的にはエネルギーを消費しているのではなくエネルギーを蓄えていると考えられるのでそれを示すエネルギー消費量フラグを「+」に設定する。
また、飲食施設であると判断されない場合には(S307;No)、当該施設は、運動量の比較的少ないアミューズメント施設(映画館・コンサートホールなど)や文化施設(美術館・博物館など)であると判断されるので、次のステップS315に処理を移行してエネルギー消費量フラグを「小」に設定する。
このようにステップS311〜S317によりそれぞれ設定されたエネルギー消費量フラグは、ステップS321によりメモリの所定領域に記憶されて、本参加態様推定処理が終了する。このように、エネルギー消費量フラグは、イベントの参加態様、つまりスポーツイベントに選手として参加したか、観客として参加したか、を推定して設定されるもので、特許請求の範囲に記載の「参加態様に含まれる参加度合いの情報」に相当し得るものである。なお、イベントの参加態様を客観的に示す指標が存在する場合には、それを基準に「参加態様に含まれる参加度合いの情報」を設定しても良い。
図4に示す参加態様推定処理が終了すると、図2に示すステップS115に処理を移行する。ステップS115では、案内項目決定処理が行われる。この処理は、前述した案内項目決定部10cおよび案内対象検索部10dにより行われるもので、その詳細は図5に図示されている。そのため、ここからは図5を参照しながら説明をする。なお、このステップS115は、特許請求の範囲に記載の「案内項目決定手段」に相当し得るものである。
図5に示すように、案内項目決定処理では、ステップS401により現在時刻取得処理が行われる。これは時間帯によっては、次に案内をするイベントが時間的に適切ではない場合があり得るため、現在の時刻を取得することにしている。なお、現在時刻の情報は、サーバ10を構成するコンピュータシステムに標準に設けられる時計機能から得られる。
ステップS403では、ステップS401により取得した現在時刻の情報に基づいて以後の時間帯において時間的に余裕があるか否かを判断する処理が行われる。例えば、現在時刻が午後10時以降である場合には、たとえ次のイベント情報を案内したとしても、当該イベントの施設が閉店や閉館している可能性がある。また、公共交通機関を利用して移動をしている場合には、時間帯によっては交通機関の運行が終了している可能性もある。そのため、当該利用者Mが現在利用をしている施設やその近隣周辺に関する地図情報に基づいて、当該時刻以降における時間的な余裕を判断する処理がこのステップS403により行われる。
そして、時間的な余裕があると判断された場合には(S403;Yes)、続くステップS405に移行してエネルギー消費量フラグや施設情報をメモリの所定領域から読み出す処理を行う。これに対し、時間的な余裕がないと判断された場合には(S403;No)、それ以降のイベントを案内する必要がないので、本案内項目決定処理を終了しても良いが、本実施形態では、図5に示すように、ステップS419に処理を移行して、当該利用者Mが現在利用をしている施設やその近隣周辺に関する地図情報に基づいて最寄り駅の案内情報や宿泊施設の案内情報を第1案内項目に設定する。なお、図示していないが、施設情報がない旨を示す情報、例えばNULLコードがS405により読み出された場合には本案内項目決定処理を終了する。
続くステップS407ではエネルギー消費量フラグの設定内容に基づいて分岐先を決定する処理が行われる。即ち、エネルギー消費量フラグの設定内容が「大」である場合には(S407;「大」)、例えば、利用者Mの運動量が多く、選手としてスポーツに参加していると推定されるので、ステップS411によりボリュームの多いメニューや高カロリーのメニューの食事、つまり「高カロリー系食事」を第1案内項目に決定する。
また、エネルギー消費量フラグの設定内容が「中」である場合には(S407;「中」)、例えば、利用者Mは選手としてスポーツに参加しているものの、通常程度の運動量であると推定されるので、ステップS412によりボリュームやカロリーは普通のメニューの食事、つまり「中カロリー系食事」を第1案内項目に決定する。
これに対し、利用者Mの運動量が少なく観客としてスポーツ観戦していると推定される場合には(S407;「小」)、ステップS413によりさらに現在時刻から食事時間帯内であるか食事時間帯外であるかを判断し、食事時間帯内であればステップS414により、例えば軽めのメニューの食事、つまり「小カロリー系食事」を第1案内項目に決定する。一方、もし食事時間帯外であれば、あえて食事を勧める必要性が低いため、ステップS415により「ショッピング等」を第1案内項目に決定する。
さらに、エネルギー消費量フラグの設定内容が「+」である場合には(S407;「+」)、利用者Mが立ち寄った施設は飲食施設であると判断されており、既に食事等をしているものと推定されるため、この場合には、ステップS417により、例えば、他の種類の飲食店等、「喫茶・飲酒」を第1案内項目に決定する。
このようにステップS411〜S419により第1案内項目を決定すると、続くステップS421により第2案内項目の有無を判断する。即ち、前述したように、施設の所在地が山間部などで近隣に温泉地が存在する場合など地理的な特殊性から次イベントの案内情報が複数存在するときは、案内項目数が複数存在するため、このステップS421によりそれを判断する。
そして、第2案内項目が存在する場合には(S421;有)、次のステップS423により第2案内項目を設定する。図5に示す処理の例では、例えば、当該施設が「スキー場」である場合、その近隣に「温泉施設」が存在する情報が施設情報に含まれていた場合を想定して、第2案内項目として「温泉」を設定する。
なお、この第2案内項目についても、ステップS407によりエネルギー消費量フラグの設定内容に基づいて分岐先を決定しても良い。例えば、エネルギー消費量フラグの設定内容が「大」である場合には疲労回復系の泉質を持つ温泉施設を第2案内項目に設定し、エネルギー消費量フラグの設定内容が「中」である場合には美容系の泉質を持つ温泉施設を第2案内項目に設定し、エネルギー消費量フラグの設定内容が「小」である場合には治療系の泉質を持つ温泉施設を第2案内項目に設定する。これにより、第1案内項目に加えて第2案内項目についても、イベントの参加度合いに適した次イベントの案内が可能となる。
なお、案内項目が3つ以上存在する場合には、ステップS421、S423と同様の情報処理を多段に設けることによって、第3,4,5,…第n案内項目を設定することが可能となる。
ステップS425では、第1,2案内項目等をメモリの所定領域に記憶する処理が行われて、本案内項目決定処理が終了する。
図5に示す案内項目決定処理が終了すると、図2に示すステップS117に処理を移行する。ステップS117では、案内対象検索処理が行われる。この処理は、前述した案内対象検索部10dにより行われるもので、その詳細は図6に図示されている。そのため、ここからは図6を参照しながら説明をする。なお、このステップS117は、特許請求の範囲に記載の「案内項目決定手段」に相当し得るものである。
図6に示すように、案内対象検索処理では、ステップS501によりメモリの所定領域から前述のステップS425で記憶した第1,2案内項目等を読み出す処理が行われる。またこのステップS501により現在の情報を取得する処理が行われる。
続くステップS503では案内対象情報検索処理が行われる。この処理では、第1案内項目等と利用者Mの現在の位置情報とに基づいて、データベース14に蓄積された施設情報で現在位置に比較的近いものが検索されて読み出される。データベース14から読み出される案内対象情報には、文字情報のほかに、画像情報や音声情報など、様々なコンテンツが含まれている。
例えば、ボリュームの多いメニューや高カロリーのメニューの食事を提供する飲食店舗の情報としては、中華料理店や焼肉店などが案内対象となり、また通常量のメニューや低カロリーのメニューの食事を提供する飲食店舗の情報としては、ファミリーレストランや和食店などが案内対象となる。そして、当該飲食店舗で提供される食事のメニュー、値段、客席数、営業時間帯や地図等のアクセス情報、ホームページのURLに加えて、店舗内の写真情報や動画情報もこれらの案内対象情報として読み出される。
また、利用者Mの現在の位置情報に基づいて、例えば、半径1kmの距離範囲(半径1km円内)に存在する施設が案内対象となる。
そして、ステップS503による検索の結果、案内対象となり得る施設の情報が存在する場合には(S505;Yes)、ステップS509により処理を移行し、案内対象となり得る施設の情報が存在しない場合には(S505;No)、続くステップS507により地理的な検索範囲を、例えば、半径2kmの距離範囲(半径2km円内)に拡大して再度ステップS503に戻ってデータベース14を検索する。
ステップS509では、検索対象となる項目が複数存在するか否か、つまりステップS425により記憶した案内項目が2つ以上存在する場合には、このステップS509により他の案内項目があるか否かを判断する。そして、他の案内項目がある場合には(S509;Yes)、検索項目を第2案内項目等に変更して再度ステップS503によりデータベース14を検索する。
一方、他の案内項目がない場合には(S509;No)、検索された案内対象情報をステップS511によりメモリの所定領域に記憶する処理を行った後、本案内対象検索処理を終了する。なお、図示していないが、案内項目がない旨を示す情報、例えばNULLコードがステップS501により読み出された場合には本案内対象検索処理を終了する。
図6に示す案内対象検索処理が終了すると、図2に示すステップS121に処理を移行する。この処理は、利用者Mが施設Pに長時間停留した場合か否かを判断するもので、ステップS109により計時した時間(例えば30分)よりも遙かに長い時間(例えば3時間〜5時間あるいは10時間など)を越えている場合には(S121;Yes)、利用者Mの運動量も変動している可能性が高いため、再度、ステップS113に戻って参加態様を推定し直し案内項目もそれに基づいて再度決定する(S115)。
このような長期停留でない場合には(S121;No)、ステップS123に移行して利用者Mの現在の位置情報を取得し、利用者Mが当該施設Pから移動を開始したか否かをステップS125により判断する。つまり、ステップS105で判断をした所定距離範囲の外に移動をしている場合には、利用者Mは施設Pが出たと判断できるため、利用者Mの現在位置が所定距離範囲の外に出るまでステップS123,S125の処理を続ける。
ステップS125により利用者Mが所定距離範囲外に存在していると判断されると(S125;Yes)、続くステップS127により案内情報生成処理を行う。この処理は、前述した案内情報生成部10eにより行われるもので、その詳細は図7に図示されている。そのため、ここからは図7を参照しながら説明をする。なお、このステップS127は、特許請求の範囲に記載の「案内情報出力手段」に相当し得るものである。
図7に示すように、案内情報生成処理では、ステップS601によりウェアラブル端末20の端末情報を取得した後、ステップS603によりメモリの所定領域から前述のステップS511で記憶した案内対象情報を読み出す処理が行われる。なお、ウェアラブル端末20の端末情報は、サーバ10の基本的な機能として、端末管理部に登録されている。
ステップS605では、案内対象情報編集処理が行われる。この処理は、案内対象情報として含まれる画像情報や文字情報、さらには音声情報等のコンテンツを編集対象にしており、ウェアラブル端末20の液晶ディスプレイ23の表示領域に適合した画面サイズや縦横比に編集する。また音声情報であれば、ウェアラブル端末20のオーディオユニット25により再生可能なデータ形式に変換したり、再生可能時間等のサイズに編集する。
続くステップS607では、ステップS605により編集をした案内情報をメモリの所定領域に記憶する処理が行われて、本案内対象情報編集処理が終了する。なお、図示していないが、案内対象情報がない旨を示す情報、例えばNULLコードがステップS603により読み出された場合には本案内対象検索処理を終了する。
図7に示す案内情報生成処理が終了すると、図2に示すステップS129に処理を移行する。この処理は、前述したステップS607によりメモリの所定領域に記憶された案内情報を、サーバ10の基本機能によって当該利用者Mのウェアラブル端末20に出力する処理である。即ち、施設Pで行われるイベントの参加者である利用者Mに次のイベントの案内情報を、サーバ10の基本機能を用いてインターネット100を介してウェアラブル端末20に送信する。これにより、イベントに参加した利用者Mのエネルギー消費の状態に応じた次のイベント、例えば、利用者Mが選手としてスポーツに参加していると推定される場合にはボリュームの多いメニューや高カロリーのメニューの食事をすることができる飲食施設(飲食店舗)の案内を次のイベント情報として的確に提供することができる。
なお、ウェアラブル端末20の画面に次のイベントの案内情報として、地図上や風景画像上に当該施設の位置や外観を重畳して表示する場合には、当該施設の位置や外観が他の画像よりも目立つように太線枠で囲む等の強調表示や、漫画の吹き出し風に当該当該施設の名称、説明やコメントを合わせて表示しても良い。これにより、利用者Mの視覚により効果的にその存在を訴えるため、周囲の建物等の情報に対して判別し易くなる。
以上説明をしたように、本実施形態に係るイベント情報提供システムによると、ウェアラブル端末20のGPSユニット26により利用者Mが所定のイベントに参加するために立ち寄った地点Pの位置情報を検出し、サーバ10のイベント内容推定部10aにより位置情報に基づいてイベントの内容を推定し、参加態様推定部10b、案内項目決定部10c、案内対象検索部10dによりイベントの内容に基づいてこの後に続く次のイベントの案内情報を参加者に提案する。これにより、所定のイベントを終えたイベントの利用者Mに次のイベントの案内情報を提供することができる。
なお、上述した実施形態に係るイベント情報提供システムでは、本発明の情報提供装置の一実施形態として、インターネット100に接続されたサーバ10と利用者Mが装着したウェアラブル端末20により構成したが、サーバ10に構成した部分をサーバ10に代えて、例えば車載用のナビゲーション装置に実装するように構成しても良い。
この場合、図2に示す現在位置取得処理(S103)は、車両のイグニッションキーのオンオフ状態を取得する処理に置き換わり、またその後の所定距離範囲内にあるか否かを判断する処理(S105)は、車両のイグニッションキーのオフ状態であるか否かを判断する処理に置き換わる。さらに、ステップS123による現在位置取得処理(S123)も、車両のイグニッションキーのオンオフ状態を取得する処理に置き換わり、またその後の所定距離範囲外にあるか否かを判断する処理(S125)は、車両のイグニッションキーのオン状態であるか否かを判断する処理に置き換わる。
このように図2に示す次イベント案内処理を構成することによって、サーバ10の機能を実装した車載用のナビゲーション装置の利用者は、上述したものと同様の作用・効果を得ることが可能となる。
10…サーバ(情報提供装置)
10a…イベント内容推定部(イベント内容推定手段)
10b…参加態様推定部(イベント情報提案手段、参加態様推定手段)
10c…案内項目決定部(イベント情報提案手段、案内情報決定手段)
10d…案内対象検索部(イベント情報提案手段、案内情報決定手段)
10e…案内情報生成部(イベント情報提案手段、案内情報出力手段)
12…入出力装置
14…データベース
20…ウェアラブル端末(情報提供装置)
21…MPU(位置情報検出手段、イベント内容推定手段、イベント情報提案手段、参加態様推定手段、案内情報出力手段)
22…タッチパネルキー
23…液晶ディスプレイ(案内情報出力手段)
25…オーディオユニット(案内情報出力手段)
26…GPSユニット(位置情報検出手段)
27…無線ユニット
28…加速度センサ(参加態様推定手段、参加態様情報を取得する手段)
S103(位置情報検出手段)
S111(イベント内容推定手段)
S113(イベント情報提案手段、参加態様推定手段、参加態様情報を取得する手段)
S115(イベント情報提案手段、案内情報決定手段)
S117(イベント情報提案手段、案内情報決定手段)
S127(イベント情報提案手段、案内情報出力手段)
S129(イベント情報提案手段、案内情報出力手段)
S301(参加態様情報を取得する手段)
M…利用者(イベントの参加者)
P…施設(立ち寄った地点)

Claims (3)

  1. 所定のイベントの参加者に次のイベントの案内情報を提供する情報提供装置であって、
    前記参加者が前記所定のイベントに参加するために立ち寄った地点の位置情報を検出する位置情報検出手段と、
    前記位置情報に基づいて前記イベントの内容を推定するイベント内容推定手段と、
    前記イベントの内容に基づいてこの後に続く次のイベントの案内情報を前記参加者に提案するイベント情報提案手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記イベント情報提案手段は、
    前記参加者の前記所定のイベントの参加態様情報を取得しこの参加態様情報に基づいて前記イベントの参加態様を推定する参加態様推定手段と、
    前記推定された参加態様および前記イベントの内容に基づいて前記次のイベントの案内情報を決定する案内情報決定手段と、
    前記案内情報を前記参加者に認識可能に出力する案内情報出力手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記次のイベントの案内情報が前記所定のイベントの参加度合いに対応して複数存在する場合、前記案内情報決定手段は、
    前記推定された参加態様に含まれる参加度合いの情報に基づいて、前記案内情報決定手段により決定される案内情報を前記複数の中から選択することを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
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