JP2005182636A - 位置検出に基づく情報提供方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
【解決手段】情報提供センター2は、情報提供の対象となる会員の位置情報21を受信し、当該受信された位置情報21に基づいて、当該会員が施設に滞在したか否かを判定し、当該会員が施設に滞在したと判定された場合に、当該会員に対して、当該施設に関連する情報26を配信する。
【効果】施設に滞在した会員に、後でその施設の情報を配信すれば、情報を必要とする人に非常に効率よく情報の提供が行える。会員にとっても、位置情報を提供するだけで、簡便に情報を取得することができる。
【選択図】 図1


Description

本発明は、会員の位置を検出し、その位置に基づき会員の滞在した施設を特定して、その施設に関する情報を当該会員に提供する方法に関するものである。
従来、ドライバが入力した目的地の情報を情報提供サーバが受信すれば、情報提供サーバが、その現在位置や目的地の周辺所定範囲内の広告スポット情報を車両に送信するシステムが知られている。
そして、この広告が利用された場合、例えば広告に含まれる店舗等の情報に基づいて車両の目的地が設定された場合、情報提供サーバは、広告配信料を広告主に請求する。
特開2002-213976号公報
前記従来のシステムは、ドライバがこれから出かける目的地周辺の広告を事前に配信することを目的としている。
ところが、ドライバ、あるいはそれに限らず一般消費者は、出かけた施設に関連する情報を後から入手してさらに検討したい場合がある。
施設側にとっても、訪問を受けた顧客に、追加して情報を送ることができれば、非常に効率のよい宣伝が行える。
そこで、本発明は、施設に滞在した会員に、後でその施設の情報を提供することのできる、位置検出に基づく情報提供方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明の位置検出に基づく情報提供方法は、情報提供の対象となる会員の位置情報を受信し、当該受信された位置情報に基づいて、当該会員が施設に滞在したか否かを判定し、当該会員が施設に滞在したと判定された場合に、当該会員に対して、当該施設に関連する情報を提供する方法である。
施設に滞在した会員に、後でその施設の情報を提供すれば、情報を必要とする人に非常に効率よく情報の提供が行える。会員にとっても、位置情報を提供するだけで、簡便に情報を取得することができる。
当該会員が滞在した施設は、当該会員の検出位置が、検出誤差の範囲内に所定時間以上停止した場合に、その検出誤差の範囲を含む施設を、滞在した施設として特定することができる。
また、当該会員が滞在した施設は、当該会員の検出位置が、施設内に所定時間以上入って出た場合に、その施設を、滞在した施設として特定することができる。この方法は、施設が広い場合に、当該会員の検出位置が停止したかどうかの判断をしないで、当該施設への滞在を判定することができる。
また、当該会員が滞在した施設は、当該会員の検出位置が、施設に入って消滅し、所定時間以上経ってその施設から現れた場合に、滞在した施設として特定することもできる。これは会員が施設の中で位置検出を行えず位置情報が取得できない場合に有効な方法である。
受信された位置情報に基づいて、当該会員が滞在した可能性のある施設が複数ある場合には、その複数の施設すべてを、滞在した施設として特定してもよい。こうすれば、会員が滞在した施設の周辺の施設の情報も送信することができ、会員はそれまで利用していなかった施設に関する情報も取得できる。施設側にとっても、新規顧客の獲得につながる。
また、当該会員の過去の施設利用履歴の中から、同一の施設が利用されていれば、その施設を、滞在した施設として特定してもよい。これは、会員は、過去に行ったことのある施設を訪れる可能性が高いからである。
また、当該会員の過去の施設利用履歴の中から、同一の属性に含まれる施設が利用されていれば、その属性の施設を、滞在した施設として特定してもよい。会員の好みにより、過去に行ったことのある施設と同一の属性に属する施設を訪れる可能性がより高いからである。
当該会員が、過去に当該施設のホームページを検索するなどして情報を取得していれば、その施設に行く可能性が非常に高いので、その施設を、滞在した施設として特定することができる。
いままで述べた施設の特定にあたっては、当該会員の滞在した日時と、施設の営業日、営業時間との重なりがあるかどうかを考慮することが好ましい。営業していない施設に行くことは考えられないから、このような重なりのない施設は、除外できる。
前記会員にGPS位置検出装置を持たせれば、その出力信号に位置情報が含まれるから、簡単に位置を検出することができる。また、車載ナビゲーション装置の位置検出出力信号に基づいても、位置を検出することができる。
なお、会員に提供する情報は、会員の滞在した施設の情報以外に、当該施設と同じ属性に含まれる他の施設の情報であってもよい。この場合、会員にとっては、出かけた施設と類似の施設に関する情報が得られる。情報を提供する側にとっても、新規顧客の開拓ができる。
また、当該会員の利用頻度が高い施設を限定して、情報を提供することとしてもよい。いわゆる常連客であり、効率よく宣伝効果が得られる。
また、本発明の位置検出に基づく情報提供装置は、前記位置検出に基づく情報提供方法の発明と同一の発明にかかる装置である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の検出位置に基づく情報提供方法を実施するためのシステムの構成図である。
本システムの構成要素は、自らの位置情報を送信して情報提供サービスを受ける会員、会員の位置情報に基づきその会員に情報提供を行う情報提供センター2、及び店舗、会場などの施設からなる。会員と施設は、それぞれ情報提供センター2において登録されている。
会員は、外出するとき、車両に乗って出かける場合と、位置検出可能な携帯電話機を持って徒歩で又は交通機関に搭乗して出かける場合とがある。
前記車両には、複数の移動衛星からの受信電波の同期状態を測定することによって、位置、高度を検出するGPS(Global Positioning System)位置検出装置と、GPS位置検出装置によって検出された位置・高度データを蓄積し、その位置・高度データを当該会員の識別データとともに情報提供センター2に送信する携帯電話機又はPDA(Personal Digital Assistance)とが搭載されている。なお、前記GPS位置検出装置は、車載ナビゲーション装置の一部品として搭載されることが多いが、GPS位置検出装置単独で車両に搭載されている場合もある。
また、GPS位置検出装置を搭載していない車両も存在する。この車両の車載ナビゲーション装置は、車速センサや方位センサの信号に基づいて車両の位置を検出する。
また、GPS位置検出装置と車速センサや方位センサを搭載している車両は、GPS位置検出装置の位置検出信号と、車速センサや方位センサの信号とを併用して車両の位置を検出する。
会員が携帯電話機やPDAを持ち歩く場合は、携帯電話機やPDAは、位置・高度データを、当該会員の識別データとともに、情報提供センター2に送信する機能を備えているものとする。この位置・高度データの取得は、携帯電話機やPDAに内蔵したGPS位置検出装置によって行う。
このような位置検出情報は、一定の時間間隔、例えば15秒ごとに取得される。そして、同じ時間間隔で送信される。しかし、この送信時間間隔に限定されるものではなく、任意に送信時間間隔を設定することができる。
一方、情報提供センター2は、ホストコンピュータを備えている。以下に説明する情報提供センター2の処理機能の全部又は一部は、CD−ROMやハードディスクなど所定の媒体に記録されたプログラムを、情報提供センター2のホストコンピュータが実行することにより実現される。
ホストコンピュータは、データベースに管轄地域(日本全国でもよく、関東、関西といった地域でもよい)の施設情報11と会員情報12とを保持している。
施設情報11は、表1に示されるように、施設番号、施設名称、施設位置、営業時間、施設属性から構成される。
Figure 2005182636
施設名称は例えば店名、会場名である。移設位置は例えば施設の重心の緯度経度である。営業時間は、定休日、営業している時間帯などである。施設属性は、例えば紳士服飾店、婦人服飾店、ホームセンターといった小売り店の属性、和食洋食中華などの食堂の属性、スキー、釣り、遊園地といったレジャー観光地の属性、温泉、ホテルといった宿泊施設の属性、道路、港、空港といった交通施設の属性などが例示される。
会員情報12は、表2に示されるように、会員識別番号(会員ID)、氏名、年齢、性別、住所、電話番号、Eメールアドレスなどが例示される。
Figure 2005182636
情報提供センター2は、会員の位置情報と会員IDのデータを前記送信時間間隔ごとに受け取ると、会員IDに基づいて会員を特定し、その位置データ列に基づいて、その会員が施設に滞在したのかどうかを判定する。
滞在したと判定されると、情報提供センター2は、前記施設情報11に基づいて、その滞在した店舗、会場などの施設を特定する。この特定には、当該会員の施設利用履歴13を補助として用いることもある。
この施設利用履歴13は、会員が過去にいずれかの施設で買い物したり、いずれかの施設に入場したりして施設を利用した記録の集積であり、表3のように、会員ごとに、利用した施設番号、施設の予約日時(予約した場合)、施設の利用日時などで構成されている。
Figure 2005182636
図2は、情報提供センター2における、いままで説明した処理の流れを概説したフローチャートである。
情報提供センター2は、会員から一連の位置データ列を受信すると(ステップS1)、その位置データ列に基づいて会員が施設に滞在したのかどうかを判定する(ステップS2)。滞在したと判定すれば、その滞在した位置と滞在時間とを記録する(ステップS3)。この記録に基づいて、会員が滞在した店舗、会場などの施設を特定する(ステップS4)。
この施設の特定は、前記位置データ列に基づいて一意的にできる場合もあるが、位置データ列だけでは施設を一意的に特定できない場合もある。その場合、後述するように、当該会員の施設利用履歴13などを参考にする。
利用した施設が特定された場合、情報提供センター2において、その施設、利用時間などのデータは、新たな施設利用履歴13としてデータベースに加えられる。
情報提供センター2は、施設が特定された場合、その施設に関連する情報、例えばその店舗や会場の広告、催事の予告、特典などの情報を、当該会員に提供する(ステップS5)。情報提供の方法は、会員宛に電子メールを配信する、情報提供センター2が運用するホームページ内の各会員専用ページに掲載して会員がダウンロードできるようにする、などがあげられる。
次に、図3を参照して、会員が行う施設情報検索22の流れを説明する。
会員は、携帯電話機、PDA又はパーソナルコンピュータなどを使って、自分の会員IDを用いて、情報提供センター2が提供しているホームページにログインして施設情報を検索することができる。情報提供センター2では、どの会員がどのような情報をいつ検索したのかのログが施設検索実績16として記憶される。
次に、図4を参照して、会員が行う施設予約情報23の流れを説明する。
会員が前記情報提供センター2のホームページを通じて施設利用の予約申込みをした場合、この情報23は、情報提供センター2から当該施設の端末コンピュータに転送される(24)。当該施設は、この予約申込みに基づいて予約確認をし、会員である顧客への対応をする。例えばホテルで部屋を確保する。
情報提供センター2では、誰がどのような施設をいつ予約したかのログが施設予約実績17として記憶されている。表4に、予約ごとに記録された施設予約実績17の例を示す。
Figure 2005182636
この施設予約実績17には、会員識別番号(会員ID)、施設番号、予約日時、利用日時などが含まれる。例えばコンサート会場の予約であれば、当該コンサート開催日時が利用日時となる。
会員は、前記予約に基づいて施設を利用すれば、施設の端末コンピュータは、その利用の結果を、会員の利用実績25として記録する。この記録結果25は、情報提供センター2に送信される。情報提供センター2は、この利用実績25を、会員ごとに分類して前述した施設利用履歴13のデータペースに記録する。
次に、情報提供センター2が、位置データ列に基づいて会員が施設に滞在したのかどうかを判定する方法(ステップS2)を詳しく説明する。
会員が施設に滞在したかどうかは、原則として、会員の移動軌跡が停止したかどうかによって判定する。
通常、会員の検出位置は、検出するセンサ特有の位置検出誤差を含む。図5は、検出位置Pと位置検出誤差Eとの関係を示す図である。位置検出誤差Eは、通常、検出位置Pを囲む丸い円となる。
図5のように、現在時刻における会員の検出位置Pを基準として、位置検出誤差Eを設定する。過去所定時間の位置がすべてこの位置検出誤差Eの中に含まれれば、会員が停止したとみなせる。この停止状態を図6(a)に示す。図6(a)は、会員の移動軌跡が1つの施設内に入って停止した場合を示す。
前記「所定時間」は、会員が施設を利用したとみなせる最小の時間に設定する。例えば、食堂に30分滞在すれば食堂を利用したとみなすことができる。このような施設の最低の利用時間を「所定時間」とする。映画館ならば、最低1時間30分は滞在すると考えられるので「所定時間」は1時間30分となる。
なお、会員が車両で移動している場合、会員の前記検出位置とともに、以下のような補助信号(a)から(e)を利用すれば、停止をさらに確実に判定することができる。
(a)情報提供センター2が、車両のドアを開閉した場合そのドア開閉信号を、車両に搭載された携帯電話機又はPDAを通して受信できるシステムであれば、ドア開信号を受信した時点で、車両は停止したとみなせる。次にドア閉信号を受信する時点までが停止時間となる。この停止時間が所定時間よりも長ければ、会員は滞在したとみなせる。
(b)ドア開閉信号の他に、エンジンのイグニッションの状態を検出するイグニッションセンサの検出信号を、情報提供センター2がリアルタイムで受信できるシステムであれば、イグニッションオフの状態が所定時間以上継続した後、イグニッションオンになるまで、車両は停止したと判断でき、この停止時間が所定時間よりも長ければ、会員は滞在したとみなせる。
(c)車両に備えられたパーキングブレーキセンサの状態を検出するパーキングブレーキセンサの検出信号を、情報提供センター2がリアルタイムで受信できるシステムであれば、パーキング状態が所定時間以上継続した後、パーキング解除になるまで、車両は停止したと判断でき、この停止時間が所定時間よりも長ければ、会員は滞在したとみなせる。
(d)変速ギヤの操作状態を検出するシフトレバーセンサの検出信号を、情報提供センター2がリアルタイムで受信できるシステムであれば、シフトレバーセンサにより、シフトレバーPレンジの状態が所定時間以上継続した時点で、車両は停止したと判断でき、この停止時間が所定時間よりも長ければ、会員は滞在したとみなせる。
(e)ハザードランプのオンオフ状態を検出するハザードランプセンサの検出信号を、情報提供センター2がリアルタイムで受信できるシステムであれれば、ハザードランプセンサにより、ハザードランプオンの状態が所定時間以上継続した時点で、車両は停止したと判断でき、この停止時間が所定時間よりも長ければ、会員は滞在したとみなせる。
次に、スキー場、遊園地など、会員の停止・移動に関わらず、会員が施設を利用するとみなせる場合もある。この場合は、会員は当該施設の中に入るだけで、その施設を利用したとみなすことができる。図6(b)に、このような広い施設の中を移動している状態を示す。点P1は、利用開始位置(施設の入口)を示し、点P2は利用終了位置(施設の出口)を示す。会員が点P1から点点P2まで移動した時間が、施設の利用時間となる。なお、会員が施設内にいるかどうか判定する場合、前記位置検出誤差Eを考慮するものとする。
さらに、GPS位置検出装置では、建物内で電波が受からず、位置を検出できない場合がある。この場合、携帯電話機やPDAから、前述したドア開閉信号、イグニッションセンサ、パーキングブレーキセンサなどの信号を情報提供センターに送ることができれば、情報提供センターは、停止の判定ができる。
しかし、このようなセンサを持っていない場合は、情報提供センターは、何も受信できない。そこで、位置を検出できない期間が、所定時間よりも長いものを選択する。図6(c)に、位置を検出できない期間を破線で示す。図6(c)に示すように、この位置を検出できない期間の直前、直後の位置が同じ施設にあれば、その会員は停止したとし、その施設を特定できる。なお、会員が施設内にいるかどうか判定する場合、前記位置検出誤差Eを考慮するものとする。例えば、 図6(c)に示すように会員の位置Pが施設からはみ出していても、位置検出誤差Eの一部が施設に入っていれば、会員は施設に入っていると判定する。
次に、会員が滞在した施設を特定する方法(ステップS4)を説明する。
図6(a)〜(c)に示した場合では、会員が滞在した施設を一意的に特定できる。図6(a)では、会員の軌跡が1つの施設内で停止しているので、その施設を会員が利用した施設として特定できる。図6(b)では、会員の軌跡が広い施設の中を移動しているので、その移動した広い施設を会員が利用した施設として特定できる。図6(c)は会員の軌跡が1つの施設内で所定時間以上消滅しているので、その施設を会員が利用した施設として特定できる。
ところが、施設が密集している場合、施設を1つに特定できない場合もある。
図7は、道路と、密集した建物を示す都市地図である。会員の停止した検出位置をPで示し、位置検出誤差Eを破線で示している。この位置検出誤差の範囲に入る施設は、A,B,C,Dと4つある。これらの建物のうち、会員が滞在した施設を、次のいずれかの方法(1)〜(4)によって特定する。
まず、前処理として、会員が滞在した日に営業を休止していた施設(定休日)は除外する。会員が滞在した時間帯が、営業時間帯でない場合も除外する。例えば、会員が滞在した時間帯が昼の時間帯である場合、クラブ、キャバレーといった風俗営業店で夜のみ営業している店は除外する。
この前処理を終えると、以下の本処理に入る。
(1)施設A,B,C,Dのすべてを、会員が滞在した施設とする。これによれば、すべての施設A,B,C,Dに関連する情報が会員に提供される。これによって、会員が実際に滞在した施設の周辺の施設の情報も、当該会員に提供することができ、会員はそれまで利用していなかった施設に関する情報も取得できる。施設側にとっても、新規顧客の獲得につながる。ただし、会員にとって、興味のない施設の情報を受け取ることになるので、このような複数施設の配信方法をあらかじめ拒否できるようにしてもよい。この場合、情報提供センターは、施設が1つに特定できない限り、情報の配信はできなくなる。
(2)当該会員の過去の施設利用履歴13の中から、同一の店舗、同一の会場などがしきい値以下の利用間隔で利用されているかどうかを調べる。しきい値以下の利用間隔で利用されているならば、その施設を特定する。これは、当該会員がよく行く施設に注目したものである。
しきい値の設定基準は、施設の属性によつて異なる。
表5に、施設の属性に対応した利用間隔のしきい値の例をあげる。例えば当該施設が食料品のスーパーであれば、しきい値となる利用間隔は7日とする。温泉であれば、しきい値となる利用間隔は365日とする。
Figure 2005182636
施設A,B,C,Dのうち複数の施設が該当するならば、利用頻度に応じて点数を付け、点数のもっとも高いものを1つ特定してもよい。また、基準点を設定し、それを超えたものを1又は複数特定してもよい。
(3)施設A,B,C,Dの属性を調べ、当該会員の過去の施設利用履歴の中から、同じ属性の施設(同一店舗・同一会場かどうかは問わない)がしきい値以下の利用間隔で利用されているかどうかを調べる。しきい値は、属性によって異なった値を設定する。
例えば、当該属性が食料品のスーパーであれば、しきい値となる利用間隔は、表5に示すように2日とする。温泉であれば、しきい値となる利用間隔は90日とする。(2)の場合よりもしきい値が短いのは、会員が同じ属性の施設の中から、常に同じ店に行くとは限らないからである。例えば食料品のスーパーに行く場合、前回はA店に行ったが、今回はチラシ広告の入っているB店に行く、といったことがあるのでしきい値が短くなっている。
施設A,B,C,Dのうち複数の施設が該当するならば、利用頻度に応じて点数を付け、点数のもっとも高いものを1つ特定してもよい。また、基準点を設定し、それを超えたものを1又は複数特定してもよい。
(4)前記施設検索実績のデータベースを調べて、当該会員が、一定時間以内に情報提供センター2の提供しているホームページを検索した属性と同じ属性の施設があればその施設を特定する。例えば、会員が、3時間以内にフランス料理店の検索をしている場合、施設A,B,C,Dの中にフランス料理店があれば、その店を特定する。会員は検索した施設に行く確率が高いからである。
以上に説明した方法によって施設が特定されれば、情報提供センター2は、その施設に関連する情報、例えばその店舗や会場の一般広告、催事の予定、次回来店時のポイント加算特典などの情報を会員に提供する。提供の方法は、電子メール、郵送など限定されない。情報提供センター2の運用するサーバに情報を保持しておき、会員が任意にその情報を取りに行くようにしてもよい。
これにより、施設側は、当該施設を訪れた会員を確実に限定できるので、その会員に対して、宣伝広告を効果的に行うことができる。
また、来店した会員は、後で情報を提供してもらえるので、その会場や店舗でカタログやパンフレットを受け取らなくてもよくなり、もって帰る荷物が減るという利点もある。例えば、会場にコンサートを聴きに来た会員は、あとで、次回コンサートの予告、同種コンサートの案内などを、電子メールなどを通じて受信できるので、当日会場でパンフレットを受け取らなくても済む。会場側にとれば、パンフレットをの印刷部数を減らすことができ、無駄な資源の節約ができる。
また、その特定された施設と同じ属性に属する他の施設の情報を提供するようにしてもよい。例えば、会員がスキー場に滞在したような場合、そのスキー場以外の他のスキー場(当該会員が行ったことのないスキー場であってもよい)のパンフレット、特典などを提供する。こうすれば、施設側としては、新規顧客の開拓が容易にできる。
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更を施すことが可能である。
本発明の検出位置に基づく情報提供方法を実施するためのシステム構成図である。 情報提供センター2における処理の流れを概説したフローチャートである。 会員が行う施設情報検索の流れを説明する流れ図である。 会員が行う施設予約の流れを説明する流れ図である。 検出位置Pと位置検出誤差Eとの関係を示す図である。 (a)は会員が1つの施設内に入って停止した状態を示す図、(b)は会員が広い施設の中を移動している状態を示す図、(c)は会員が施設の中に入って位置を検出できない状態を示す図である。 道路と、密集した建物を示す都市地図である。
符号の説明
2 情報提供センター
11 施設情報
12 会員情報
13 施設利用履歴
14 滞在施設特定
15 配信情報作成
16 施設検索実績
17 施設予約
21 位置情報
22 施設検索情報
23 施設予約情報
24 施設予約情報
25 利用実績情報

Claims (14)

  1. (a)情報提供の対象となる会員の位置情報を受信し、
    (b)当該受信された位置情報に基づいて、当該会員が施設に滞在したか否かを判定し、
    (c)当該会員が施設に滞在したと判定された場合に、当該会員に対して、当該施設に関連する情報を提供することを特徴とする位置検出に基づく情報提供方法。
  2. 前記(b)の手順において、当該会員が滞在した施設を特定する方法は、当該会員の検出位置が、検出誤差の範囲内に、所定時間以上停止した場合に、その検出誤差の範囲を含む施設を、滞在した施設として特定するものである請求項1記載の位置検出に基づく情報提供方法。
  3. 前記(b)の手順において、当該会員が滞在した施設を特定する方法は、当該会員の検出位置が、施設内に入って、所定時間経ってから出た場合に、その施設を、滞在した施設として特定するものである請求項1記載の位置検出に基づく情報提供方法。
  4. 前記(b)の手順において、当該会員が滞在した施設を特定する方法は、当該会員の検出位置が、施設に入って消滅し、所定時間以上経ってその施設から現れた場合に、その施設を、滞在した施設として特定するものである請求項1記載の位置検出に基づく情報提供方法。
  5. 前記(b)の手順において、受信された位置情報に基づいて、当該会員が滞在した可能性のある施設が複数ある場合に、その複数の施設すべてを、滞在した施設として特定する請求項1記載の位置検出に基づく情報提供方法。
  6. 前記(b)の手順において、受信された位置情報に基づいて、当該会員が滞在した可能性のある施設が複数ある場合に、当該会員の過去の施設利用履歴の中から、同一の施設が利用されていれば、その施設を、滞在した施設として特定する請求項1記載の位置検出に基づく情報提供方法。
  7. 前記(b)の手順において、受信された位置情報に基づいて、当該会員が滞在した可能性のある施設が複数ある場合に、当該会員の過去の施設利用履歴の中から、同一の属性に含まれる施設が利用されていれば、その属性の施設を、滞在した施設として特定する請求項1記載の位置検出に基づく情報提供方法。
  8. 前記(b)の手順において、受信された位置情報に基づいて、当該会員が滞在した可能性のある施設が複数ある場合に、当該会員が、過去に当該施設の情報を検索したことがあれば、その施設を、滞在した施設として特定する請求項1記載の位置検出に基づく情報提供方法。
  9. 当該会員の滞在した日時と、施設の営業日、営業時間との重なりがあるかどうかをさらに考慮して、滞在した施設を特定する請求項1から請求項8までのいずれかに記載の位置検出に基づく情報提供方法。
  10. 前記(a)の手順において、会員の位置情報は、会員の持つGPS位置検出装置の出力信号に含まれる請求項1から請求項9までのいずれかに記載の位置検出に基づく情報提供方法。
  11. 前記(a)の手順において、会員の位置情報は、車載ナビゲーション装置の位置検出出力信号に含まれる請求項1から請求項9までのいずれかに記載の位置検出に基づく情報提供方法。
  12. 前記(c)の手順において、当該施設に関連する情報は、当該施設と同じ属性に含まれる他の施設の情報を含む請求項1から請求項11までのいずれかに記載の位置検出に基づく情報提供方法。
  13. 前記(c)の手順において、当該会員の利用頻度が高い施設を限定して、情報を提供する請求項1から請求項12のいずれかに記載の位置検出に基づく情報提供方法。
  14. 情報提供の対象となる会員の位置情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された位置情報に基づいて、当該会員が施設に滞在したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により当該会員が施設に滞在したと判定された場合に、当該会員に対して、当該施設に関連する情報を提供する情報提供手段とを備えることを特徴とする位置検出に基づく情報提供装置。
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