しかしながら、上記従来の広告配信システムでは、配信する側で予め定められた広告データが端末装置で出力される。そのため、ユーザは、広告を自由に選択することはできない。つまり、ユーザは無料で楽曲データを得たい場合、付随して出力する広告データを選ぶことはできないため、楽曲データだけ聞いて広告にはまったく関心をもたない場合も多い。そのため、広告の宣伝効果は著しく低下することになる。
また、楽曲の特徴から広告を決定する上記従来のカラオケのシステムや、アンケート回答に応じて提供する広告を決定する上記従来の広告表示システムでは、配信する広告データをある程度ユーザの年齢層や好み等に合わせることができる。しかし、結局は配信する側で広告を決定しているため、ユーザは、自由に広告を選択することはできない。そのため、せっかく広告を決定しても、ユーザの興味の引かない広告のためユーザが注視せず、宣伝効果がなくなってしまう場合もある。
このように、つまり、従来には楽曲データの出力に応じてユーザが自由に選択した広告データが出力できるシステムは無かった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、端末装置において楽曲データの出力に付随してユーザが選択した広告データを出力できる広告配信システム、広告配信システムの制御方法、端末装置、配信サーバ装置、端末装置制御プログラム、配信サーバ装置制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を実現することにある。
本発明に係る広告配信システムは、上記課題を解決するために、広告データと楽曲データとを送信する配信サーバ装置と、当該配信サーバ装置より受信した楽曲データの出力に付随して当該配信サーバ装置より受信した広告データを出力する端末装置とを含む広告配信システムにおいて、上記端末装置は、特定の楽曲データに対応させて、上記配信サーバ装置から送信される複数の広告データに関する情報を選択肢としてユーザに提示する選択肢提示手段と、上記選択肢に応じたユーザの選択入力を受付けるユーザ選択受付手段と、上記ユーザの選択入力に基づいて、上記特定の楽曲データの出力に付随して出力すべき広告データを決定する広告データ決定手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明に係る広告配信システムの制御方法は、上記課題を解決するために、広告データと楽曲データとを送信する配信サーバ装置と、配信サーバ装置より受信した楽曲データの出力に付随して配信サーバ装置より受信した広告データを出力する端末装置とを含む広告配信システムの制御方法であって、上記端末装置が行うステップは、特定の楽曲データに対応させて、上記配信サーバ装置から送信される複数の広告データに関する情報を選択肢としてユーザに提示する選択肢提示ステップと、上記選択肢に応じたユーザの選択入力を受付けるユーザ選択受付ステップと、上記ユーザの選択入力に基づいて、上記特定の楽曲データの出力に付随して出力すべき広告データを決定する広告データ決定ステップと、を含むことを特徴としている。
上記構成および上記方法によると、端末装置は、特定の楽曲データに対応させて、配信サーバ装置から送信される複数の広告データに関する情報を選択肢としてユーザに提示させるので、ユーザは、この選択肢に基づいて、1つ以上の広告データを選択することができる。そして、ユーザの選択結果に基づいて、特定の楽曲データの出力に付随して出力すべき広告データが決定される。つまり、端末装置における楽曲データの出力に付随して出力する広告データをユーザが選択することができる。ユーザが選択するということは、興味を引いたために選択するという場合が多いため、その広告データをユーザが視聴してもらえる可能性が圧倒的に高くなり、宣伝効果が著しく上がる。
また、配信システムにおいて、ユーザが支払う楽曲データの使用料を、広告データを用いて宣伝活動を行いたい企業等(広告主)が肩代わりするものであれば、この場合、ユーザは無料で楽曲データを入手するために、広告データを選択して取得しなればならない。そのため、広告主にとっては広告を見てもらえる確率が高くなり、宣伝効果は上がることになる。
また、広告データの出力が楽曲データの出力に付随されるため、ユーザが楽曲データを利用する度に広告データを見せる(あるいは聞かせる)ことができる。そのため、ユーザが楽曲データを利用する限り、継続的に広告データの宣伝効果が見込める。
ここで、広告データは、動画および静止画を含む画像データであっても、音声データであってもよい。また、楽曲データの出力に付随して出力するとは、楽曲データが音声出力されている、つまり、演奏されている場合に、広告データが同時に出力されることであっても、その前後に出力されることであってもよいものとする。例えば、楽曲データの演奏中に画像データである広告データが表示されるような形態であってもよいし、楽曲データの演奏前に、音声データと画像データとからなる広告データが、表示および音声出力されてもよい。これら楽曲データの出力に付随さる広告データの出力は、単なる例示であり、限定はされない。
また、上記楽曲データや広告データは、広告配信システム自らが予め保有していてもよい。あるいは、広告配信システムが、音楽配信サイト等から楽曲データを受信したり、広告データを取得して、端末装置に再配信するようになっていてもよい。
本発明に係るシステムでは、上記構成に加え、上記配信サーバ装置は、上記複数の広告データを、上記特定の楽曲データと共にまたは別に、上記ユーザの選択入力の前に送信するようサーバ通信部を制御するサーバ通信制御手段を備えてもよい。
上記構成によると、特定の楽曲データに対応させた複数の広告データを端末装置に格納することができる。楽曲データを端末装置上で再度出力するとき、別の広告データを選ばせるということが容易にできる。選ばれた別の広告データは、特定の楽曲データの出力に付随して出力される。
ここで、ユーザが同じ楽曲データを再度取り込む(ダウンロードする)ことは、殆どない。そのため、一度ダウンロードした楽曲を再度出力する場合、別の広告データが付随して出力されるであれば、数多くの広告データをユーザに提示したい場合には大変効果的である。上記システムによると、特定の楽曲で多数の広告データをユーザに提示することができる。ユーザも飽きることなく、多くの広告データを目にするあるいは耳にすることができる。
また、配信サーバ装置は、広告データと楽曲データとを、別々に送信しても、同時に送ってもかまわない。また、複数の広告データもバラバラに送ってもよいし、まとめて送信してもよい。ただ、端末装置において、楽曲データと複数の広告データの対応付けが取れるように送信するのがよい。つまり、対応づけのためのデータを楽曲データと広告データとに付して送信しても、予め複数の広告データ(後に楽曲データに対応付ける広告データの数より多い数の広告データであってもよい)を送信しておき、楽曲データ送信後に、対応付けのためのデータを送信して、端末装置において楽曲データと複数の広告データとの対応づけを取らせてもよい。あるいは、端末装置において、例えば、楽曲データと略同時に受信した複数の広告データとを対応付けて管理するようにしてもよい。上記した楽曲データと複数の広告データとの対応づけは、単なる例示であり、これらには限定されることはない。
本発明に係るシステムでは、上記構成に加え、上記配信サーバ装置は、上記端末装置において上記広告データ決定手段が決定した広告データを、上記特定の楽曲データと共にまたは別に送信するようサーバ通信部を制御するサーバ通信制御手段を備えてもよい。
上記構成によると、ユーザが選んだ広告データのみを配信サーバ装置から配信すればよい。そのため、広告データを複数するものより、データ容量が軽くなり、通信速度が上がる。そのため、ユーザはイライラすることなく快適に楽曲データを広告データとを取得することができる。また、配信サーバ装置は、広告データと楽曲データとを、別々に送信しても、同時に送ってもかまわない。端末装置において、楽曲データと複数の広告データの対応付けが取れるように送信するのがよい。
配信サーバ装置から楽曲データを先に送信し、その間に、端末装置において広告データを選択し、選択後に配信サーバ装置から広告データが送信されると、時間を有効に使いデータ通信することができる。ユーザにとっては、快適な環境でデータを取得することができる。
本発明に係るシステムでは、上記構成に加え、上記選択肢提示手段は、上記選択肢が含まれる選択肢情報を表示部に表示させてもよい。
上記構成によると、選択肢情報が表示部に表示されるため、ユーザは選択肢を目で確認することができる。そのため、ユーザは広告データを選択しやすくなり、また、間違いを減らして選択することができる。
本発明に係るシステムでは、上記構成に加え、上記配信サーバ装置は、特定の楽曲データに対して、広告データ格納部から広告データを複数抽出する広告データ抽出手段を備え、上記端末装置における、上記配信サーバ装置から送信される複数の広告データは、上記広告データ抽出手段が抽出した複数の広告データであってもよい。
上記構成によると、抽出されたある程度数が限られた複数の広告データの中から、ユーザにより1つ以上の広告データが選択される。そのため、その抽出の仕方によって、ユーザに対してより効果的(より宣伝効果を上げられる)な、広告データを抽出することができる。そして、抽出された効果的な複数の広告データからユーザにより1つ以上の広告データが選択される。そのため、より効果的な広告データを楽曲の出力に付随して出力することができる。
本発明に係るシステムでは、上記構成に加え、上記端末装置は、ユーザ入力に応じた情報であるユーザ入力情報を受付けるユーザ入力情報受付け手段と、上記ユーザ入力情報を上記配信サーバ装置に送信するよう端末通信部を制御する端末通信制御手段とをさらに備え、上記広告データ抽出手段は、上記端末装置から受信した上記ユーザ入力情報に基づき、広告データを複数抽出してもよい。
上記構成によると、ユーザ入力情報により、抽出された複数の広告データから、ユーザにより1つ以上の広告データが選択される。ユーザ入力情報はユーザの意志に基づいた情報であることが多いので、ユーザに対してより効果的(より宣伝効果を上げられる)な、広告データを抽出することができる。そして、抽出された効果的な複数の広告データからユーザにより1つ以上の広告データが選択される。そのため、より効果的な広告データを楽曲の出力に付随して出力することができる。
本発明に係るシステムでは、上記構成に加え、上記配信サーバ装置は、上記端末装置にアンケート情報を送信するようサーバ通信部を制御するアンケート送信制御部を備え、上記ユーザ入力情報受付け手段は、上記ユーザ入力情報として、上記配信サーバ装置から受信したアンケート情報に対するユーザのアンケート回答情報を受付けてもよい。
上記構成によると、ユーザのアンケート回答情報により、抽出された複数の広告データから、ユーザにより1つ以上の広告データが選択される。アンケート回答情報は、ユーザの属性等に基づいた情報であることが多いので、ユーザに対してより効果的(より宣伝効果を上げられる)な、広告データを抽出することができる。そして、抽出された効果的な複数の広告データからユーザにより1つ以上の広告データが選択される。そのため、より効果的な広告データを楽曲の出力に付随して出力することができる。
本発明に係るシステムでは、上記構成に加え、上記配信サーバ装置は、楽曲データを解析し、当該楽曲データの少なくともテンポ、リズム、調、形態素解析の結果の何れかを含む特徴情報を生成する楽曲解析手段をさらに備え、上記広告データ抽出手段は、上記特定の楽曲データの上記特徴情報に基づき、広告データを複数抽出してもよい。
上記構成によると、楽曲データの特徴情報により、抽出された複数の広告データから、ユーザにより1つ以上の広告データが選択される。楽曲データの特徴情報に基づいて、広告データを抽出するため、例えば、楽曲データの出力と付随して出力させることでより宣伝効果を上げられる広告データを複数抽出することもできる。抽出された効果を上げられる複数の広告データからユーザにより1つ以上の広告データが選択される。そのため、より効果的に広告データを楽曲の出力に付随して出力することができる。
なお、形態素解析の結果とは、楽曲名、あるいは、楽曲に歌詞がある場合にはその歌詞、における形態素(言語で意味を持つ最小単位)一つ一つであるとする。
本発明に係るシステムでは、上記構成に加え、上記ユーザ選択受付手段は、一度受付けた以外のユーザ選択入力を受付けるようになっていてもよい。
上記構成によると、一度選ばれた広告データは、再度選ばれることは無い。そのため、広告データを数多く端末装置に配信することができる。よって、数多くの広告データをユーザに提供することができ、宣伝効率がよいものとなる。
本発明に係るシステムでは、上記構成に加え、上記端末装置は、広告データを出力した回数を広告毎に計測する出力回数計測手段を有してもよい。
上記構成によると、端末装置における広告データ毎の出力回数を計測することができる。例えば、端末装置において、1回のダウンロードで所定回数のみの楽曲データの出力を許容し、所定回数に達すると、楽曲データを出力できなくなるようになっていてもよい。この場合、出力回数計測手段が出力回数を所定回数まで計測することで、楽曲データを出力できなくするといったように、出力回数計測手段を利用することができる。このようになっていると、何度も楽曲データを聞きたい端末装置のユーザに定期的に楽曲データに伴わせ広告データもダウンロードさせることができる。そのため、広告データの配信を促進することができる。
本発明に係るシステムでは、上記構成に加え、上記端末装置は複数あり、上記配信サーバ装置は、上記複数の端末装置における出力回数計測手段が計測した結果である回数データを取得して、広告毎の出力回数を集計する集計手段を有してもよい。
上記構成によると、広告毎の集計を出力し、広告主に正確な出力回数を提示することができる。広告主は、この集計結果により、宣伝広告の効果を具体的数値として確認することができる。端末装置による楽曲データあるいは広告データの取り込み(ダウンロード)の回数であれば、実際に広告がみられたであろう回数よりは、少ないものとなる。しかし、上記システムでは、広告毎の出力された回数を集計することができるので、より宣伝効果と結びつけやすい出力回数を集計した情報を広告主に提示することができる。
本発明に係る端末装置は、上記課題を解決するために、上記した何れかの広告配信システムを構成することを特徴としている。
本発明に係る配信サーバ装置は、上記課題を解決するために、上記した何れかの広告配信システムを構成することを特徴としている。
上記端末装置および配信サーバ装置は、上記した何れかの広告配信システムで使用することができる。そのため、上記した何れかの広告配信システムと同一の作用効果を実現することができる。
また、上記端末装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記端末装置における上記各手段として動作させることにより上記端末装置をコンピュータにて実現させる端末装置制御プログラム、及びその端末装置制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
これらの構成によれば、端末装置制御プログラムを、コンピュータに読み取り実行させることによって、上記端末装置と同一の作用効果を実現することができる。
また、上記配信サーバ装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記配信サーバ装置における上記各手段として動作させることにより上記配信サーバ装置をコンピュータにて実現させる配信サーバ装置制御プログラム、及びその配信サーバ装置制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
これらの構成によれば、配信サーバ装置制御プログラムを、コンピュータに読み取り実行させることによって、上記配信サーバ装置と同一の作用効果を実現することができる。
本発明に係る広告配信システムでは、以上のように、上記端末装置は、特定の楽曲データに対応させて、上記配信サーバ装置から送信される複数の広告データに関する情報を選択肢としてユーザに提示する選択肢提示手段と、上記選択肢に応じたユーザの選択入力を受付けるユーザ選択受付手段と、上記ユーザの選択入力に基づいて、上記特定の楽曲データの出力に付随して出力すべき広告データを決定する広告データ決定手段と、を備えている。
上記構成によると、端末装置は、特定の楽曲データに対応させて、配信サーバ装置から送信される複数の広告データに関する情報を選択肢としてユーザに提示させる。そのため、ユーザは、この選択肢に基づいて、1つ以上の広告データを選択することができる。そして、ユーザの選択結果に基づいて、特定の楽曲データの出力に付随して出力すべき広告データが決定される。つまり、端末装置における楽曲データの出力に付随して出力する広告データをユーザが選択することができる。ユーザが選択するということは、興味を引いたために選択するという場合が多いため、その広告データをユーザが視聴してもらえる可能性が圧倒的に高くなり、宣伝効果が著しく上がる。
また、配信システムにおいて、ユーザが支払う楽曲データの使用料を、広告データを用いて宣伝活動を行いたい企業等(広告主)が肩代わりするものであれば、この場合、ユーザは無料で楽曲データを入手するために、広告データを選択して取得しなればならない。そのため、広告主にとっては広告を見てもらえる確率が高くなり、宣伝効果は上がることになる。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1〜図12に基づいて説明すると以下の通りである。
(システムの全体構成)
図1は、本実施形態の広告配信システム1の構成を示すブロック図である。広告配信システム1は、図1に示すように、広告データ及び楽曲データを送信する配信サーバ装置2と、配信サーバ装置より受信した楽曲データの出力に付随して配信サーバ装置より受信した広告データを表示する携帯電話機(端末装置)3とを含んで構成される。配信サーバ装置2と携帯電話機(端末装置)3とは、ネットワークNを介して接続している。
図1では1つの携帯電話機3を図示しているが、携帯電話機3はユーザがそれぞれ所持しているものであり、一般には配信サーバ装置2と通信可能な携帯電話機3は複数存在する。なお、本実施形態では、配信サーバ装置より受信した楽曲データの出力に付随して配信サーバ装置より受信した広告データを出力する端末装置として、携帯電話機3を用いて説明する。しかし、上記端末装置は、携帯電話機に限定されず、ネットワークに接続し、配信サーバ装置より受信した楽曲データの出力に付随して配信サーバ装置より受信した広告データを出力する装置、例えば、パーソナルコンピュータ、PHS(Personal Handy-phone System)(登録商標)端末あるいはPDA(Personal Digital Assistant)などであってもかまわない。
ネットワークNは、例えば公衆電話回線、携帯電話回線、PHS回線、インターネットなどで構成されており、配信サーバ装置2と携帯電話機3との間の情報通信を実現するものである。
本実施形態の広告配信システム1の概要を簡単に説明する。広告配信システム1では、配信サーバ装置2は、携帯電話機3に対してリクエストのあった楽曲データを送信する。また、携帯電話機3に対して広告データを複数送信する。ここで、楽曲データと複数の広告データとを別々に送ってもよいし、同時に送信してもよい。また、複数の広告データもバラバラに送ってもよいし、まとめて送信してもよい。ただ、携帯電話機3において、楽曲データと複数の広告データの対応付けが取れるように送信されるのがよい。つまり、対応づけのためのデータを楽曲データと広告データとに付して送信しても、予め複数の広告データ(後に楽曲データに対応付ける広告データの数より多い数の広告データであってもよい)を送信しておき、楽曲データ送信後に、対応付けのためのデータを送信して、携帯電話機において楽曲データと複数の広告データとの対応づけを取らせてもよい。あるいは、携帯電話機3において、例えば、楽曲データと略同時に受信した複数の広告データとを対応付けて管理するようにしてもよい。上記した楽曲データと複数の広告データとの対応づけは、単なる例示であり、これらには限定されることはない。
そして、広告配信システム1では、携帯電話機3において、1つ以上の広告データが選択され、選択された広告データが楽曲データの出力に付随して出力される。
ここで、広告データは、広告対象(宣伝対象)の広告を行いたい企業等(広告主)あるいはその代理の広告代理店が作成するものとする。もちろん、広告データを作成する主体は限定されず、例えば、配信サーバ装置2の管理会社、あるいは、関連会社が、広告主から委託されて作成するようになっていてもよいし、広告主から特定の情報を収集し、その情報に応じて配信サーバ装置2自体が作成する手段を有していてもよい。
また、本実施形態の広告配信システム1では、広告データは動画データとし、携帯電話機3において、楽曲データの出力(演奏)中に広告データが表示されるものとする。しかし、広告データはこれには限定されない。つまり、広告データは、動画および静止画を含む画像データであっても、音声データであっても、音声データと画像データとからなるデータであってもよい。また、広告データの出力と楽曲データの出力とについても上記された形態に限定はされない。例えば、楽曲データの演奏と同時に、広告データが出力されても、その前後に広告データが出力されてもよいものとする。例えば、本実施の形態のように楽曲データの演奏中に画像データである広告データが表示されるような形態であってもよい。あるいは、楽曲データの演奏前に、音声データと画像データとからなる広告データが、表示および音声出力されてもよい。これら楽曲データの出力に付随さる広告データの出力形態は、単なる例示である。
楽曲データは楽曲のデータであれば特に限定されない。例えば、ピアノ演奏曲やカラオケのように人の音声が入っていないデータであってもよいし、人の音声が入ったデータであってもよい。また、携帯電話の着信音に用いられるように演奏時間が短いように編集されたデータであってもよいし、また全ての演奏が含まれている演奏時間の長いデータであってもよい。また、楽曲データは、電話やメールの着信を知らせるLED(Light Emitting Diode)等のランプやバイブレータ(振動器)などを制御するデータを含んでもよい。
次に、各装置の構成について説明する。
(配信サーバ装置の構成)
配信サーバ装置2は、図1に示すように、制御部21、記憶部22、サーバ通信部23を有する。
制御部21は、マイクロコンピュータを内蔵し、コンピュータプログラムに従って、図示しない操作部からの入力操作やサーバ通信部23からの制御信号等により動作し、配信サーバ装置2における各種構成の動作を統括的に制御する。
また、制御部21は、サーバ通信制御部210、広告データ抽出部(広告データ抽出手段)211、楽曲解析部(楽曲解析手段)212、および集計部(集計手段)213として機能する。
サーバ通信制御部210は、広告データ格納部220から読み出した広告データ、楽曲データ格納部221から読み出した楽曲データをはじめ、各種情報の送信を行うようにサーバ通信部23を制御する。また、以下で説明する、楽曲要求データ、アンケート回答情報等の各種情報の受信を行うようにサーバ通信部23を制御する。
広告データ抽出部211は、広告データ格納部220から広告データを複数抽出する。広告データ抽出部211は、広告データを抽出する際に、携帯電話機3から受信したユーザ入力情報に基づき、広告データを複数抽出する。ここで、ユーザ入力情報は、例えば、ユーザが携帯電話機3の以下で説明する操作部35を介して入力したアンケート回答情報であってもよい。また、広告配信システム1の利用は登録制となっており、上記ユーザ入力情報は、登録時にユーザが携帯電話機3の以下で説明する操作部35を介して入力した登録情報であってもよい。もちろん、これらのユーザ入力情報は、単なる例示であり、限定はされない。
また、広告データ抽出部211は、以下で説明する楽曲解析部212が解析した楽曲データの特徴情報に基づき、広告データを複数抽出する。本実施形態では、上記したように広告データ抽出部211は、ユーザ入力情報と楽曲データの特徴情報とに基づき広告データを複数抽出するが、例えば、ユーザ入力情報と楽曲データの特徴情報との何れか一方に基づき広告データを複数抽出してもよいし、広告データ格納部220からランダムに複数抽出してもよい。また、抽出する広告データの個数も特に限定はされない。なお、広告データ抽出部211が行う広告データの抽出については、下段で具体例を用いて詳細に説明する。
楽曲解析部212は、楽曲データを解析し、当該楽曲データのテンポ、リズム、調、形態素解析の何れかを含む特徴情報を生成する。本実施形態では、楽曲解析部212は、楽曲データ格納部221に格納された各楽曲データを予め解析し、アーティスト(歌手)の性別、発売年、楽曲のジャンル、各楽曲データのテンポ、リズム、調、楽曲名もしくは歌詞の形態素解析結果、からなる特徴情報を生成する。なお、例えばクラシック等のように楽曲に歌詞のないものについては、歌手の性別、形態素解析結果等がない特徴情報もある。これら特徴情報は単なる例示である。そして、上記楽曲解析部212の解析結果として、記憶部22に、図2に示すような、楽曲データの楽曲名およびアーティスト名とに対応した楽曲管理番号と、当該楽曲データの特徴情報とが対応付けられた楽曲特徴データベース222が記憶される。また、アーティストのファン層の年齢や性別を楽曲特徴データベースに入れておいてもよい。
集計部231は、複数の携帯電話機3…(配信サーバ装置2に接続した携帯電話機3以外の端末装置を含む)における広告データの出力を回数である回数データを、上記複数の携帯電話機3…から取得して、広告毎の出力回数を集計する。
記憶部22は、ハードディスクなどの不揮発性の記憶装置によって構成されるものである。記憶部22には、広告データ格納部220および楽曲データからなる楽曲データ格納部221が含まれる。広告データ格納部220には、それぞれ広告管理番号が付された複数の広告データが記憶されている。本実施形態では、各広告データには各広告管理番号が付されて記憶されているが、各広告データを区別できる情報であれば、広告管理番号でなくてもよい。配信サーバ装置2は、以下で具体的に説明するように広告データ抽出部が広告データ格納部220より読み出した複数の広告データを、サーバ通信部23を介して携帯電話機3に送信する。
また、楽曲データ格納部221には、それぞれ楽曲管理番号が付された複数の楽曲データが記憶されている。本実施形態では、各楽曲データには各楽曲管理番号が付されて記憶されているが、各楽曲データを区別できる情報であれば、楽曲管理番号でなくてもよい。配信サーバ装置2は、受信した配信サーバ装置2に対して楽曲データを要求する情報である楽曲要求データに基づき、楽曲データ格納部221より楽曲データを読み出して、読み出した楽曲データをサーバ通信部23を介して携帯電話機3に送信する。本実施形態では、楽曲要求データは、楽曲名及びアーティスト名に対応付けられた楽曲管理番号を含む情報であるとする。なお、配信サーバ装置2は、楽曲要求データを、楽曲データを送信する相手である携帯電話機3以外の端末装置から受信してもよい。この場合、例えば、あるユーザが別のユーザに楽曲データを指定してプレゼントしたい場合等に好適に利用することができる。
また、記憶部22には、上記楽曲特徴データベース222、広告特徴データベース223が記憶されている。広告特徴データベース223では、広告データの広告管理番号と、広告データの特徴を示す広告特徴情報とが対応付けられている。広告特徴情報とは、広告データの特徴を示す情報であればよく、例えば、図3に示すように、広告主、広告データの制作者(制作会社)、広告対象(テーマ)、広告データの公開日、広告データの終了日、また、オリジナル曲の有無を示す情報等であってもよい。ここで、オリジナル曲とは、広告対象がテレビCMにて宣伝される際に用いられる曲であるとする。なお、これら広告特徴情報は単なる例示である。これら広告特徴情報は、広告主からの報告に基づきデータベース化されるものとする。しかし、例えば、配信サーバ装置における広告データの分析によりデータベース化されもよい。
また、広告特徴データベース223に、オリジナル曲の有無を示す情報がある場合には、図4に示すような、オリジナル曲の特徴を示すオリジナル曲特徴情報と広告管理番号とが関連付けられた、オリジナル曲情報データベースが記憶部22に記憶されていてもよい。オリジナル曲特徴情報は、配信サーバ装置2の楽曲解析部212により解析された情報であってもよく、上記した楽曲データの特徴情報と同じように、オリジナル曲のテンポ、リズム、調、楽曲名もしくは歌詞の形態素解析の結果が含まれていてもよい。なお、オリジナル曲情報データベースは無くてもかまわない。広告対象にオリジナル楽曲がある場合には、オリジナル楽曲情報データベースも参考に広告データ抽出部211は広告データを抽出してもよい。
また、記憶部22には、上記した配信サーバ装置2の各種構成の動作を制御する制御プログラム、OSプログラム、およびその他各種プログラム等が記憶されていてもよい。
サーバ通信部23は、ネットワークNとのインターフェイスであり、情報の送受信を行う。具体的には、広告データ格納部220から読み出した広告データ、楽曲データ格納部221から読み出した楽曲データをはじめ、各種情報の送信を行う。また、楽曲要求データ、アンケート回答情報等の各種情報の受信を行う。
次に、上記広告データ抽出部211の広告の抽出方法について、具体例を用いて説明する。
予め広告を見せるべきユーザの年齢層、ユーザの性別の情報を、広告主から取得しておき、広告特徴データベースに、対象年齢、対象性別を広告特徴情報として格納しておく。広告データ抽出部211は、携帯電話機3から受信したアンケート回答情報にユーザの年齢および性別が含まれている場合、広告特徴データベース223を参照して、取得した年齢および性別が対象である広告データの広告管理番号を読み出す。そして、広告データ抽出部211は、この広告管理番号に基づき広告データ格納部220から広告データを抽出する。
このように広告データ抽出部211が広告データを抽出すると、例えば、タバコ(やR指定の映画)の広告データを未成年者(若年者)に見せないようしたり、特定の年齢層の女性にアピールしたい化粧品の広告データを特定の年齢層の女性に効果的に見せたりすることができる。
また、例えば、広告データ抽出部211は、受信した楽曲要求データに含まれる楽曲管理番号を基に、楽曲特徴データベース222から楽曲データの特徴情報として、例えば、楽曲名もしくは歌詞の形態素解析の結果を読み出す。例えば、形態素解析の結果に「自動車」が結果に含まれていた場合、広告特徴データベース223を参照して、「自動車」が広告対象の広告データの広告管理番号を読み出し、この広告管理番号に基づき広告データ格納部220から広告データを抽出する。例えば、楽曲データが「自動車」をテーマにしたものであったとすると、それに「電車」の広告データを選択するのは、広告のイメージが狂ってしまうことになる。そのため、「自動車」をテーマにした楽曲には、「自動車」を広告対象とした広告データまたはそれに近いものを広告対象とした広告データが選ばれるのが好ましい。
また、例えば、広告によく合うテンポ、調を、広告主から取得しておき、広告特徴データベース223に、好ましいテンポ、好ましい調を広告特徴情報として格納しておいてもよい。この場合、広告データ抽出部211は、受信した楽曲要求データに含まれる楽曲管理番号を基に、楽曲特徴データベース222から楽曲データの特徴情報として、曲のテンポと調を読み出す。そして、広告データ抽出部211は、広告特徴データベース223を参照にして、この曲のテンポ、調を好ましいとする広告データの広告管理番号を読み出す。そして、この広告管理番号に基づき広告データ格納部220から広告データを抽出する。
また、広告データ抽出部211は、抽出しようとする広告データにオリジナル曲がある場合、オリジナル曲特徴データベースも参照に、広告データを抽出してもよい。つまり、広告データ抽出部211は、受信した楽曲要求データに含まれる楽曲管理番号を基に、楽曲特徴データベース222から楽曲データの特徴情報として、曲のテンポと調を読み出す。広告データ抽出部211は、オリジナル曲特徴データベースを参照に、楽曲データの特徴情報であるテンポと調と、抽出しようとする広告データのオリジナル曲のテンポと調とが合致していると、その広告データを抽出するようになっていてもよい。
また、例えば、楽曲管理番号に複数の広告管理番号を対応させた楽曲広告対応データベースが記憶部22に記憶されており、広告データ抽出部211は、受信した楽曲要求データに含まれる楽曲管理番号を基に、楽曲広告対応データベースから複数の広告管理番号を読み出し、この広告管理番号に基づき広告データ格納部220から広告データを抽出してもよい。また、この場合、広告データ抽出部211は、さらに、受信したアンケート結果情報を基に、広告特徴データベース223を参照して、楽曲広告対応データベースにおける楽曲管理番号に対応した複数の広告管理番号の中から、いくつかの広告管理番を選択してもよい。そして、広告データ抽出部211は、選択した広告管理番号に基づき広告データ格納部220から広告データを抽出する。
これは、楽曲データと複数の広告データとを予め定められた範囲(許される範囲)で組み合わせて(マッチングさせて)おき(つまり、楽曲広告対応データベースにおいて、予め、楽曲管理番号と複数の広告管理番号とを定められた範囲で対応付けておくということ)、その中から、アンケート結果情報を基に、広告データ抽出部211が複数の広告データをさらに絞って抽出するということである。このように予め定められた範囲から絞って抽出すると、広告データ抽出部211が広告データを抽出する処理を早くすることができる。そのため、ユーザを待たせることなく、広告データを配信することができる。
上記予め定められた範囲でのマッチングは、広告主が広告データのイメージに合う楽曲データを選択した結果情報を基に行ってもよい。広告主等が、予め好ましいマッチング、あるいは、好ましくないマッチングを指定しておいてもよい。好ましくないマッチングとは、例えば、広告対象がおもちゃである広告データと演歌の楽曲データとのマッチング、また、広告対象が自動車の広告データとスローテンポの眠くなるような楽曲データとのマッチング等が挙げられるが、これらは単なる例示である。また、ライバル(競合)会社が使用する楽曲データとのマッチングは避けるようにするのが好ましい。例えば、ライバル会社が過去1年間のTVコマーシャル等で用いられた楽曲データとは組み合わせないようにするのがよい。また、マッチングさせた楽曲データと広告データとから、楽曲データの演奏に伴って広告データ表示されるプレビューデータ作成して、これを広告主に送信してもよい。そして、このプレビューデータを、広告主に確認してもらい、広告主の許可が出た組み合わせだけを、上記予め定められた範囲でのマッチングとしてもよい。
なお、広告主から配信サーバ装置2が取得する情報は、図示しない広告主の端末装置から、ネットワークNを介して送信されるものであってもよい。
また、上記予め定められた範囲でのマッチングは、楽曲データ提供者から、例えばどのような広告対象の広告データと共に出力させるのがよいかという情報を取得して行ってもよい。
(携帯電話機の構成)
携帯電話機3は、図1に示すように、制御部31、記憶部32、端末通信部33、出力部34、操作部35とを備える。
制御部21は、マイクロコンピュータを内蔵し、コンピュータプログラムに従って、操作部35からの入力操作や端末通信部33からの制御信号等により動作し、携帯電話機3における各種構成の動作を統括的に制御する。
また、制御部31は、端末通信制御部(端末通信制御手段)310、選択肢提示部(選択肢提示手段)311、ユーザ選択受付部(ユーザ選択受付手段)312、広告データ決定部(広告データ決定手段)313、出力制御部314、ユーザ入力情報受付部(ユーザ入力情報受付手段)315、出力回数計測部(出力回数計測手段)316として機能する。
端末通信制御部310は、楽曲要求データ等の各種情報の送信を行うように端末通信部33を制御する。また、端末通信制御部310は、楽曲データおよび広告データ等の各種情報の受信を行うように端末通信部33を制御する。
選択肢提示部311は、配信サーバ装置2から送信された複数の広告データに関する情報を選択肢としてユーザに提示する。ここでは、選択肢提示部311は、配信サーバ装置2から送信された複数の広告データから1つ以上の広告データをユーザに選ばせるための選択肢が含まれる選択肢情報を表示部340に表示させるものとする。もちろん、音声出力により提示してもかわまない。なお、選択肢情報は携帯電話機3が作成しても、サーバ装置2から受信してもかまわない。ユーザに選択させる数は、1つ以上であればいくつでもよい。あるいは、楽曲データの演奏時間と広告データの表示時間に合わせて、いくつ広告データを選択することができるかについての情報を表示できるようになっていてもよい。
また、選択肢提示部311は、配信サーバ装置2から送信された複数の広告データのうち、どれが表示されてもかまわないという選択をユーザが行うのための選択肢を、上記選択肢に併せて表示してもかまわない。この選択肢は、ユーザに広告を選ぶ手間をかけないようにすることができるので、例えば、楽曲データだけが欲しいという、広告データにはこだわらないユーザには、便利に機能する。なお、このときに楽曲データの出力に付随して表示する広告データの選択方法としては、例えば、予めアンケート等に対する回答情報を作成している場合には、回答に基づくユーザの特性(あるいは属性)により近い広告データを配信データ保持部320から読み出して表示してもよい。また、予めアンケート等に対する回答情報を作成していない場合には、ランダムに読み出して表示してもよい。この場合、過去に表示されたことを示すデータが記憶部32に保存されており、過去に表示された広告データを除いて読み出すようにしてもよい。
また、選択肢提示部311は、さらに、配信データ保持部320に、広告データが選択肢として提示される以上に保持されている場合などに、選択肢として提示される広告データの切り替えをユーザが行うのための選択肢を、表示してもよい。あるいは、配信データ保持部320に保持された複数の広告データを、楽曲データの出力(演奏)中に例えばランダムに切り替えて表示させることを選択する選択肢を表示してもよい。これらの選択肢をユーザが選択すると、携帯電話機3は、楽曲データの演奏に付随させて、広告データをランダムに切り替えて表示する。このようにすることで、広告データを見るユーザの飽きを防止することができる。
ユーザ選択受付部312は、選択肢に応じたユーザの選択入力を受付ける。複数の選択入力を受付けるようになっていてもよい。この場合、楽曲データの出力に複数広告データが付随して出力することになるが、この場合、広告データ同士の相性が考慮されるようになっていてもよい。例えば、特定の広告データとのカップリングは他の広告データの広告主が嫌がる場合もあるので、それらを避けカップリングさせるようにする。この場合、例えば、配信サーバ装置2における広告データ抽出部が広告データを抽出する際に、広告データ同士の相性を考えて抽出するようになっていてもよい。また、例えば、広告データ同士のカップリングについて、あらかじめ広告主の許諾をとってもよい。
広告データ決定部313は、ユーザ選択受付部312が受付けたユーザの選択入力に基づいて、配信データ保持部320に保持された複数の広告データの中から、配信サーバ装置2から受信した楽曲データの出力に付随して出力すべき広告データを決定する。
出力制御部314は、出力部34を制御し、出力データを出力させる。つまり、表示部340を制御し、画像データを表示させる。また、音声出力部341を制御し、音声データが出力させる。また、例えば、音声出力部341に楽曲データを出力させ、それに付随させて、表示部340に広告データ決定部313にて決定された広告データを表示させる。
ユーザ入力情報受付部315は、操作部35を介したユーザ入力に応じた情報であるユーザ入力情報を受付ける。ユーザ入力情報は、携帯電話機3が受信したアンケート情報に対してのアンケート回答情報であってもよい。また、広告配信システム1の利用は登録制となっており、上記ユーザ入力情報は、登録時にユーザが携帯電話機3の操作部35を介して入力した登録情報であってもよい。もちろん、これらのユーザ入力情報は、単なる例示であり、限定はされない。なお、ユーザ入力情報受付け部315がユーザ選択受付け部312の機能を兼ねていてもよい。
出力回数計測部316は、広告データを表示部340にて表示した回数を広告毎に計測する。このような計測を行うためのための制御は、携帯電話機3上で動作するプレーヤソフト(アプリケーション)によって行うのがよい。プレーヤソフトは、例えば、BREW言語やJAVA(登録商標)言語で記述されている。
記憶部32は、ハードディスクなどの不揮発性の記憶装置によって構成されるものである。記憶部32は、配信サーバ装置2から受信した複数の広告データおよび楽曲データを格納する配信データ保持部320と、出力回数計測部316がカウントした広告毎の出力回数を回数データとして保持する回数データ保持部321とを有する。この回数データ保持部321が保持する広告毎の出力回数のデータである回数データは、配信サーバ装置2からの要求があった場合、または定期的に、配信サーバ装置2に送信される。なお、配信サーバ装置2に送られると、回数データは、0に戻るとする。また、この記憶部32には、上記した携帯電話機3の各種構成の動作を制御する制御プログラム、OSプログラム、およびその他各種プログラム等が記憶されていてもよい。
端末通信部33は、ネットワークNとのインターフェイスであり、携帯電話機3を用いた通話や電子メールの送受信、インターネットへのアクセスなどの際に、携帯電話回線との通信を行う。具体的には、端末通信部33は、配信サーバ装置2から楽曲データおよび広告データ等を受信する。また、配信サーバ装置2に楽曲要求データ、アンケート回答情報等を送信する。端末通信部33から配信サーバ装置2に送信される情報には、送信元がわかるように、識別情報が含まれるものとする。この識別情報は、例えば、携帯電話機3自身の有する自身を識別するIDや携帯電話番号等であってもよい。なお、識別情報は、これらに限定されない。
出力部34は、表示部340と音声出力部341とを有し、情報の出力を行う。表示部は液晶パネル等を含み、動画および静止画を含む広告データ等の画像データを出力する。音声出力部はスピーカ等からなり、楽曲データ等の音声データを出力する。
操作部35は、ユーザからの操作を受付けるためのインターフェイスである。操作部35では、操作キー/ボタン等がユーザ操作に供されるように設けられている。ユーザは、この操作部35を用いることにより、携帯電話機3に対して各種指示を行うことができるようになっている。なお、操作部35を表示部340と兼用してもよい。つまり、例えば、操作部35と表示部340表示画面とが一体型のタッチパネルが設けられていてもよい。この場合、表示部340における表示画面にユーザによる入力が可能な項目を表示し、ユーザが、所望する項目が表示されている表示領域に触れることにより、携帯電話機3に対して指示を与えるようになる。あるいは、操作部35として、スティック状の操作装置などを設けてもよい。
携帯電話機3は、上記した以外にも、電話機としての基本的機能を有するものとする。
なお、携帯電話機3において、取得した楽曲データ及び広告データは、単に視聴に用いてもよいし、電話やメール等の着信時に出力されるものとして用いてもよい。この場合、着信時に必ず広告データが表示されることになるので、ユーザはこの広告データを何度も目にすることになり、宣伝効果がよりいっそう上がる。
上記広告配信システム1では、携帯電話機3において、2月末までしか表示されない、3回までしか表示されない、などのオプションが設けられた広告データを、配信サーバ装置2から送信してもよい。このような例えば、出力期限や出力回数を制限した表示を行うためのための制御は、携帯電話機3上で動作するプレーヤソフト(アプリケーション)によって行うのがよい。プレーヤソフトは、例えば、BREW言語やJAVA(登録商標)言語で記述される。
(広告配信システムにおけるデータの流れ)
以下に広告配信システム1におけるデータの流れについて図5のフローチャートを用いて説明する。
初めに、図5のステップ1において(以降、S1のように称する)において、携帯電話機3から楽曲データを要求するための楽曲要求データを配信サーバ装置2に送信する。本実施形態では、楽曲要求データは、楽曲名とアーティスト名とに対応した楽曲管理番号を含む情報であるとする。また、楽曲要求データには、送信元がわかるように、識別情報が含まれるものとする。この識別情報は、例えば、携帯電話機3自身の有する自身を識別するIDや携帯電話番号等であってもよい。なお、識別情報は、これらに限定されない。
本実施形態では、携帯電話機3からネットワークを介して配信サーバ装置2を管理するコンテンツ・プロバイダの運営する楽曲ダウンロードサイトに接続し、このサイトより楽曲要求データを送信するものとする。携帯電話機3が楽曲ダウンロードサイトサイトに接続すると、携帯電話機3の表示部340には、例えば、図6に示すような、携帯電話機3にて演奏される際に広告データ(CM)が表示される楽曲データ(図面では、「楽曲(CM付き)」と表記)をダウンロードするための要求をオンラインで行えることを示す情報が提示されたメニュー画面が、表示される。メニュー画面には、オンラインで行うことのできるメニューとしての選択肢が表示される。
そして、ユーザが操作部35を介して上記メニューから選択することで、例えば、図7に示すような、楽曲データを要求するための(楽曲データをダウンロードするための)楽曲選択画面が表示部340に表示される。ここでは、図7に示すように、配信サーバ装置2から送信可能な楽曲データの一覧情報として、楽曲名とアーティスト名を関連付けて複数表示し、その中からユーザにダウンロードする楽曲データを選択させるようにしている。しかし、ユーザが楽曲名を直接入力するような画面を表示するようになっていてもよいし、あるいは楽曲名の一部の単語を入力すると、その単語を有する楽曲名を表示し、それの中からユーザが選べるような画面を表示するようになっていてもよい。また、ユーザがアーティスト名を入力し、そのアーティストの楽曲を表示し、それの中からユーザが選べるような画面を表示するようになっていてもよい。そして、ユーザが上記楽曲選択画面における決定ボタンを操作部35を介して押すことで、楽曲要求データを送信するようになっている。もちろん、楽曲要求データの送信方法は上記には限定されない。
次にS2では、配信サーバ装置2は、楽曲要求データを受信する。
次にS3では、配信サーバ装置2は、アンケート情報を携帯電話機3に送信する。
次にS4では、携帯電話機3において、ユーザ入力情報受付部315は、操作部35を介したユーザ入力に応じたアンケート回答情報を受付ける。そして、このアンケート回答情報は、配信サーバ装置2に送信される。
なお、配信サーバ装置2からアンケート情報を送信しなくても、S1で携帯電話機3がアクセスした上記楽曲ダウンロードサイトから携帯電話機3の入力に応じたアンケート回答情報が、配信サーバ装置2に送信されるようになっていてもよい。この場合、例えば、図8に示すような、アンケートに回答するためのアンケート画面が表示部340に表示される。ここでは、図8に示すように、選択肢から選択することのできる3つのアンケートが表示される。このアンケートは、例えば、少なくとも、年齢、性別を確認するものとする。たま、ユーザに不快感を与えないために、アンケートは例えば計3問とする。年齢、性別以外に、あとは趣味、最近読んだ本等の項目をランダムに質問するようになっていてもよい。配信サーバ装置2は、年齢と性別とから、例えばどのような年齢やどのような性別のユーザにどのような広告データや楽曲データが選ばれやすいのかの統計をとることもできる。そして、この統計データを広告主に、還元することもできる。
楽曲データの受信(ダウンロード)や広告データの受信(ダウンロード)には時間がかかることが多いため、その時間にユーザにアンケートに対して回答してもらうようになっていてもよい。この場合、アンケート回答情報に基づく広告データの抽出はできないが、ユーザは待ち時間をもてあますことなく、時間を有効に使うことができる。また、配信サーバ装置2は、ユーザを面倒な気持ちにさせることなく、アンケート回答情報を取得することができる。
また、アンケート結果やユーザの属性はあらかじめ携帯電話機3におけるプレーヤソフト(アプリ)が収集、管理しておき、その後、プレーヤソフトがアンケート結果を配信サーバ装置2に報告してもよい。
次にS5において、配信サーバ装置2は、アンケート回答情報を受信する。次に、S6において、広告データ抽出部211は、ここではアンケート回答を基に複数の広告データを抽出する。そしてS7において、S2において取得した楽曲要求データの楽曲管理番号を基に、楽曲データ格納部221から楽曲データを読み出し、携帯電話機3送信する。また、S7では、S6で抽出した複数の広告データを送信する。広告データと楽曲データとの送信順は特に限定されない。送信された広告データと楽曲データとは、携帯電話機3にて対応づけられて処理されるようになっていればよい。
次にS8では、携帯電話機3において、楽曲データおよび広告データを配信サーバ装置2から受信し、配信データ保持部320に格納する。楽曲データおよび広告データを配信サーバ装置2から受信している際には、表示部340には、例えば図9に示すような、ダウンロード中であることを示すダウンロード画面が表示されてもよい。
次にS9では、携帯電話機3において、広告データが選択される。ここでは、選択肢提示部311は、携帯電話機3において作成された選択肢情報を表示部340に表示させる。この選択肢情報が表示された画面は、例えば図10のようになっていてもよい。ここでは、選択肢情報として、図10に示すように、広告データの何れかを選ぶことができる楽曲名が記された選択肢以外に、楽曲データの出力に付随してどの広告データが出力されてもよいということを選択できる「どれでもOK」と記された選択肢を表示してもよい。さらに、配信データ保持部320に広告データが、選択肢として提示される以上に保持されている場合などに、選択肢として選べる広告データをランダムに切り替えることが選択できる「シャッフル(ミックス)」と記された選択肢を、表示してもよい。あるいは、「シャッフル(ミックス)」と記された選択肢は、配信データ保持部320に保持された複数の広告データを、楽曲データの出力(演奏)中にランダムに切り替えて出力(表示)させることを選択できるものであってもよい。もちろん、これら選択肢は単なる例示であり、限定はされない。
また、S9では、ユーザ選択受付部312は、選択肢に応じたユーザの選択入力を受付ける。そして、広告データ決定部313は、ユーザ選択受付部312が受付けたユーザの選択入力に基づいて、配信データ保持部320に保持された複数の広告データの中から、配信サーバ装置2から受信した楽曲データの出力に付随して出力すべき広告データを決定する。
次にS10では、出力制御部314は、音声出力部341に楽曲データを出力させ、それに付随させて、表示部340にS9で広告データ決定部313にて決定された広告データを、例えば図11にように表示させる。
S11では、S10で広告データの出力が行われたので、出力回数計測部316は、広告データの出力回数を1としてカウントする。
S12では、出力回数計測部316が出力回数をカウントした広告毎の出力回数を集計する。ここでは、出力回数計測部316が出力回数をカウントする毎に配信サーバ装置に送信している。しかし、出力回数計測部316がカウントした広告毎の出力回数を回数データとして回数データ保持部321に記憶させておき、この回数データ保持部321が保持する広告毎の回数データは、配信サーバ装置2からの要求があった場合、または定期的に、配信サーバ装置2に送信されるようになっていてもよい。
なお、この集計を出力して広告主に報告すると、広告主は、広告データの集計結果を基に楽曲使用料を、配信サーバ装置2を管理するコンテンツ・プロバイダに支払う。配信サーバ装置2を管理するコンテンツ・プロバイダは、上記集計結果や、上記アンケート回答情報等の生のデータを収集して提供し、クロス集計は広告代理店等に依頼するようにしてもよい。
また、広告配信システム1では、携帯電話機3において、楽曲データ及び複数の広告データを受信すると、ポイントが付与されるようになっており、ポイントが蓄積されると、特典が与えられるようになっていても良い。特典としては、例えば、広告データが付随して出力されない楽曲データつまり、楽曲データのみを受信できてもよい。
なお、上記S1の前に、広告配信システム1をユーザが利用するための、ユーザ登録があってもよい。ここで、広告配信システム1をユーザが利用するための、ユーザ登録の手順の一例を説明する。携帯電話機3がネットワークNを介して登録サイトに接続する。すると、配信サーバ装置2から、携帯電話機3に登録データを要求するデータが送られる。携帯電話機3は、配信サーバ装置2からの要求を受信する。そのときの携帯電話機3の表示部340上に、オンラインで行うことができるサービスに関する情報が提示された画面が、表示される。そして、携帯電話機3の操作部35を介してユーザから登録情報が入力される。携帯電話機3は、この登録情報を配信サーバ装置2に送信する。このとき、登録情報(登録するユーザの情報)としては、例えば、「名前」、「居住地域」、「生年月日」、「性別」、「メールアドレス」などといったユーザの属性情報する。このように、登録制にし、配信サーバ装置2が登録情報を取得することにより、どのような属性のユーザにどのような広告データや楽曲データが選ばれやすいのかの統計をとることもできる。
また、この場合、上記で説明した毎回のアンケートに答えなくて済む。広告配信システム1を使用する度に、ユーザはアンケートを送信してもよいが、登録制とすることで、ユーザに毎回の負担をかけずに、ユーザの属性情報を得ることができる。
なお、アンケートとすることで、重要な情報の流出を防ぐというメリットもある。
また、広告配信システム1では、配信サーバ装置2は、広告データを、ダウンロードする携帯電話機3に合わせて、再生フォーマットや表示サイズを最適な形式に変換して、送信してもよい。広告主が配信サーバ装置2を管理するコンテンツ・プロバイダに支払う楽曲の使用料を算出するために、Webまたは携帯電話機3のアプリケーションでダウンロード数をカウントしてもよい。さらに、携帯電話機3において、1回のダウンロードで所定回数のみの楽曲データの出力を許容し、出力回数計測部316が所定回数をカウントすると(回数データが所定数になると)、楽曲データを出力できなくなるようになっていてもよい。このようにすることで、定期的に楽曲データに伴わせ広告データもダウンロードさせることができる。また、携帯電話機3の出力回数計測部316が所定回数をカウントすると(回数データが所定数になると)、広告データが破棄され、楽曲データのみが継続して利用できるようになっていてもよい。
本実施形態では、配信サーバ装置2において、楽曲データ及び広告データを管理するものとしたが、例えば、配信サーバ装置2が既存の楽曲サーバから楽曲データを取得するようになっていてもよい。また、楽曲データに限らず、画像データやその他のデジタルコンテンツを広告媒体としてもよい。
また、配信サーバ装置2からユーザが複数の広告データが楽曲付きで配信され、受信した携帯電話機3にて、特定の広告データを選択することで、それに伴った楽曲データを広告データの出力に付随して出力できるようになっていてもよい。この場合の広告データを選択するための、選択肢情報を表示した画面は、例えば図12のように、広告対象の名と楽曲名とが対になって表示されたものであってもよい。
〔実施の形態2〕
本発明における実施の他の形態について図13および図14に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、本発明はこれに限定されるものではない。なお、説明の便宜上、前記実施の形態1において説明した部材と同じ機能を有するものについては、同じ符号を付記し、その説明は省略する。
本実施形態の広告配信システム1’の概要を簡単に説明する。広告配信システム1’では、配信サーバ装置2’は、携帯電話機3に対して、複数の広告データから1つ以上の広告データをユーザが選択するための選択肢情報を送信する。また、配信サーバ装置2’は、携帯電話機3から、選択結果情報を受信し、リクエストのあった楽曲データと選択結果情報に基づく広告データとを結合させた広告付き楽曲データを、携帯電話機3に送信する。そして、広告配信システム1’では、携帯電話機3は、受信した広告付き楽曲データを出力する。つまり、選択された広告データが楽曲データの出力に付随して出力される。
図13に示すように、本実施の形態のシステム1’は、配信サーバ装置2’と携帯電話機3とを備えている。配信サーバ装置2’は、上記実施の形態1の配信サーバ装置2の構成に、選択肢情報作成部214、および広告付き楽曲データ作成部215、を備えた構成である。配信サーバ装置2’の制御部21’は、サーバ通信制御部210、広告データ抽出部211、楽曲解析部212、集計部213、さらに、選択肢情報作成部214および、広告付き楽曲データ作成部215を備えている。
選択肢情報作成部214は、広告データ抽出部211が抽出した複数の広告データから1つ以上の広告データをユーザが選択するための選択肢情報を作成する。
サーバ通信制御部210は、選択肢情報と以下で説明する広告付き楽曲データとを携帯電話機3に送信するようサーバ通信部323を制御する。また、以下で説明する選択結果情報を携帯電話機3から受信するようサーバ通信部323を制御する。
広告付き楽曲データ作成部215は、楽曲要求データに含まれる楽曲管理番号に基づき楽曲データ格納部221から楽曲データを読み出す。また、選択結果情報に含まれる広告管理番号に基づき広告格納部290から広告データを読み出す。そして、読み出した楽曲データと広告データとを結合し、広告付き楽曲データを作成する。この広告付き楽曲データは、端末装置にて楽曲データの出力に付随して広告データが出力されるようなデータである。
携帯電話機3の制御部31における端末通信制御部310は、選択肢情報と広告付き楽曲データとを配信サーバ装置2から受信するよう通信部323を制御する。また、選択結果情報を携帯電話機3から送信するようサーバ通信部323を制御する。
携帯電話機3の制御部31における選択肢提示部311は、配信サーバ装置2’から受信した選択肢情報を表示部340にて表示させる。ユーザに選択させる数は、1つ以上であればいくつでもよい。あるいは、選択肢提示部311は、楽曲データの演奏時間と広告の表示時間に合わせて、いくつ広告データを選択することができるかについての情報を表示部340において、表示できるようになっていてもよい。
携帯電話機3の制御部31における広告データ決定部313は、ユーザ選択受付部312が受付けたユーザ選択入力により決定した選択結果の情報である選択結果情報を端末通信部33を介して配信サーバ装置2’に送信する。
記憶部32における配信データ保持部320には、配信サーバ装置2’から受信した広告付き楽曲データが記憶される。
出力制御部314は、配信データ保持部320に格納された広告付き楽曲データを出力する。つまり、音声出力部341に楽曲データを出力させ、それに付随させて、表示部340に広告データ決定部313にて決定された広告データを表示させる。
以下に広告配信システム1’におけるデータの流れについて図14のフローチャートを用いて説明する。
初めに、図14のS20において、携帯電話機3から楽曲データを要求するための楽曲要求データを配信サーバ装置2’に送信する。ここでは、上記S1と同様の処理が行われる。
次にS21では、上記S2と同様、配信サーバ装置2’は、楽曲要求データを受信する。次にS22では、広告データ抽出部211は、ここでは、楽曲データの特徴情報を基に複数の広告データを抽出する。次にS23では、選択肢情報作成部214は、S22において抽出した広告データに関する情報を基に、選択肢情報を作成する。作成された選択肢情報は、サーバ通信部23を介して携帯電話機3に送信される。
次にS24では、携帯電話機3は選択肢情報を受信する。そして、次にS25では、携帯電話機3において、広告データの選択が行われる。ここでは、携帯電話機3において、選択肢提示部311が、配信サーバ装置2’から受信した選択肢情報を表示部340にて表示させ、ユーザ選択を促す。ユーザは、この選択肢情報を確認して、自身の選択を操作部35介して携帯電話機3に入力する。この入力(ユーザ選択入力)を、ユーザ選択受付部312が受付ける。
次に26では、携帯電話機3において、広告データ決定部313が、ユーザ選択受付部312が受付けたユーザ選択入力により決定した選択結果の情報である選択結果情報を端末通信部33を介して配信サーバ装置2’に送信する。
次にS27では、配信サーバ装置2’は選択結果情報を受信する。
次にS28において、広告付き楽曲データ作成部215は、楽曲要求データに含まれる楽曲管理番号に基づき楽曲データ格納部221から楽曲データを読み出す。また、S27で受信した選択結果情報に含まれる広告管理番号に基づき広告格納部290から広告データを読み出す。そして、読み出した楽曲データと広告データとを結合し、広告付き楽曲データを作成する。そして、広告付き楽曲データは、サーバ通信部23を介して携帯電話機3に送信される。
次にS29では、携帯電話機3は、広告付き楽曲データを受信する。
次にS30では、出力制御部314は、受信した広告付き楽曲データを出力部34に出力ささせる。つまり、音声出力部341に楽曲データを出力させ、それに付随させて、表示部340にS9で広告データ決定部313にて決定された広告データを表示させる。
次にS31では、S30で広告データの出力が行われたので、S11と同様に、出力回数計測部316は、広告データの出力回数を1としてカウントする。
次にS32では、上記S12と同様に、出力回数計測部316が出力回数をカウントした広告毎の出力回数を集計する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
(補足)
上記配信サーバ装置2、および携帯電話機3、の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、配信サーバ装置2,2’、および携帯電話機3、は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである配信サーバ装置2,2’、および携帯電話機3、の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記配信サーバ装置2,2’、および携帯電話機3、に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、配信サーバ装置2,2’、および携帯電話機3、を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エクストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本発明に係る広告配信システムは、以下のような構成であってもよい。
すなわち、楽曲データと広告データとを端末装置に配信するサーバ装置と、受信した楽曲データの再生に併せて受信した広告データを再生する再生手段を有する端末装置とが含まれる広告配信システムにおいて、上記端末装置に設けられ、複数の広告データから1つ以上の広告データを選択させるための選択肢情報を提示して広告データの選択をユーザに促すと共に、ユーザの選択結果である選択結果情報を取得する選択手段とを備え、上記再生手段は、上記広告データとして、上記選択結果情報が示す広告データを再生する広告配信システムであってもよい。
また、本発明に係る広告配信システムは、楽曲データを再生する際に、当該楽曲データの出力に併せて広告データを出力する端末装置備えた広告配信システムにおいて、上記端末装置は、複数の広告データから1つ以上の広告データを選択させるための選択肢情報に対する選択結果情報を作成する選択手段と、楽曲提供要求情報を作成する楽曲提供要求情報手段とを備え、上記端末装置と上記サーバ装置との少なくとも一方は、上記広告配信システムに設けられた広告記憶装置に記憶された広告データ群から、上記選択結果情報に基づいて、広告データを特定する広告特定手段と、上記広告配信システムに設けられた楽曲記憶装置に記憶された楽曲データ群から、上記楽曲提供要求情報に基づいて、楽曲データを特定する楽曲特定手段と、上記楽曲提供要求情報に基づいた楽曲データを上記端末装置にて再生する際に、当該楽曲の出力に併せて特定手段によって特定された広告データを出力する、再生制御信号を作成する作成手段と、を備えた広告配信システムであってもよい。
また、本発明に係る端末装置は、上記したように、配信サーバ装置より受信した楽曲データの出力に付随して当該配信サーバ装置より受信した広告データを出力する端末装置であってもよいし、配信サーバ装置より受信した広告データの出力に付随して当該配信サーバ装置より受信した楽曲データを出力する端末装置であっても構わない。