JP2003072925A - 駆動ローラコンベヤ - Google Patents

駆動ローラコンベヤ

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JP2003072925A
JP2003072925A JP2001263777A JP2001263777A JP2003072925A JP 2003072925 A JP2003072925 A JP 2003072925A JP 2001263777 A JP2001263777 A JP 2001263777A JP 2001263777 A JP2001263777 A JP 2001263777A JP 2003072925 A JP2003072925 A JP 2003072925A
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JP
Japan
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roller
belt
shaft
driven
conveying
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Application number
JP2001263777A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yagi
繁 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性体ベルトを使用し、永久磁石製ローラに
吸着した状態でベルトに張力をかけることなく搬送ロー
ラを駆動することでベルトの寿命を長くし、メンテナン
スの容易なベルト駆動のローラコンベアを提供する。 【解決手段】 フレーム2、2間に並設した多数の搬送
ローラの軸13の一端に永久磁石製ローラ3aを固着
し、このローラ3a列の下部に吸着した状態の強磁性体
エンドレスベルト5を配置する。さらに、コンベヤ頭尾
部において強磁性体ベルト5にかからない範囲の搬送ロ
ーラに対しては、強磁性体ベルトにより駆動されている
軸と駆動されていない軸との間の下側に摩擦抵抗の大き
い連動ローラ6を設け、この連動ローラをスプリング1
1にて搬送ローラ3に押し付けて連動させることで全搬
送ローラを駆動して品物を搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性体ベルトを採
用したローラコンベヤであって、特に、比較的小型軽量
の物品を搬送する小形サイズの駆動ローラコンベヤに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコンベヤは、実開昭63
−67515号に示されるように、搬送ローラの下面に
駆動ベルトを配置し、多数の圧力ローラを用いて駆動ベ
ルトを搬送ローラに圧接させて搬送ローラを回転させる
ようになっている。また、各搬送ローラ軸の片側に搬送
ローラと同径の固定ローラを固着し、固定ローラ部分の
下側にエンドレスの高摩擦平ベルトを配置し、平ベルト
の駆動により固定ローラを介して搬送ローラを回転させ
たものも知られている。しかしながら、上記コンベヤに
おいては、平ベルトの巾が狭いため蛇行しやすく、また
ベルトの損傷が激しく、ベルトのジョイント部分が破損
しやすいという欠点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、通常ロ
ーラコンベヤは、モータ駆動により高摩擦平ベルトを回
転させ、該ベルトの回転により搬送ローラを回転するよ
うにしたので平ベルトによる欠点が生じることとなる。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたもの
で、その目的とするところは、駆動ベルトとして強磁性
体のベルトを使用し、かつ搬送ローラ軸の一端に永久磁
石製ローラを固着し、駆動ベルトが永久磁石製ローラを
吸着した状態で接することにより、ベルトを駆動すると
きに張力をかける必要がなく、それによりベルトの寿命
がながくなり、また蛇行するおそれもなく、メンテナン
スが容易なベルト駆動のローラコンベヤを提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、フレーム間に並設した多数の軸に搬送ロ
ーラを転動自在に挿合して搬送面を構成させた軸駆動の
駆動ローラコンベヤにおいて;前記搬送ローラ軸の一端
に永久磁石製ローラをそれぞれ固着し、この永久磁石ロ
ーラ列の下部に吸着した強磁性体製のエンドレスベルト
を配置し;さらに、コンベヤ頭尾部において前記強磁性
体ベルトにかからない範囲の搬送ローラに対しては、当
該ローラ軸の多端で強磁性体ベルトにより駆動されてい
る軸と駆動されていない軸との間の下側に摩擦抵抗の大
きい連動ローラを設け、該連動ローラをスプリングにて
搬送ローラに押し付けて連動駆動するようにしたことを
特徴とする。
【0005】また、前記連動ローラは、磁性体ローラを
固着した位置と対向する他方の軸端部分の下側に配置さ
れ、かつ、フレーム内側に設けた支持部材の上にスプリ
ングを介して上向きに付勢された保持具に回動自在に支
持されていることを特徴とする。さらに、搬送ローラ
は、そのコンベヤ幅方向に複数に分割されていることを
特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明駆動ローラコンベヤの
正面図、図2は図1の平面図、図3は図1の側面図であ
る。本発明の駆動ローラコンベヤ1は、フレーム2、2
間に並設した多数の軸13に搬送ローラ3を転動自在に
挿合して搬送面を構成させる。前記搬送ローラ軸13の
一端に永久磁石製ローラ3aをそれぞれ固着し、この永
久磁石ローラ列の下部に吸着した強磁性体製のエンドレ
スベルト5を配置する。さらに、コンベヤ頭尾部におい
て前記強磁性体ベルトにかからない範囲の搬送ローラ3
に対しては、当該ローラ軸の多端で強磁性体ベルト5に
より駆動されている軸と駆動されていない軸との間の下
側に摩擦抵抗の大きい連動ローラ6を設け、該連動ロー
ラ6をスプリングにて搬送ローラに押し付けて連動駆動
する。連動ローラ6は、フレーム内側に設けた支持部材
8の上にスプリング11を介して上向きに付勢された保
持具9に回動自在に支持されている。なお、上記強磁性
体ベルト5は、モータ4側の駆動ローラ4aと従動ロー
ラ4bとの間にかけられて回動する。
【0007】図4は、連動ローラ6の組付部分の拡大斜
視図である。搬送ローラ群3の一方の端部側に沿うフレ
ーム2の内側面にプレート7を固着して支持部材8を取
付け、該支持部材8の上部には、隣接する2本の高摩擦
ローラ3b、3bにそれぞれ弾力的に当接する連動ロー
ラ6、6を多数配置する。各連動ローラ6は軸保持具9
に回動自在に支持され、かつ支持部材8と軸保持具9と
の間に設けたコイルスプリング11により上向きに、す
なわち摩擦抵抗の大きい高摩擦ローラ3aに向け加圧状
態に配置される。高摩擦ローラ3bは、例えば、樹脂ロ
ーラやローレット掛けした金属ローラなどとすること
で、高い摩擦面を形成させている。なお、図5中、10
は連動ローラ軸、12はフレーム2の上辺に形成させた
搬送ローラ軸端を支持する軸受け用凹部、14は軸受け
ピース、15はビス、16及び18はボルト、17及び
19は支持部材8にあけたボルト孔、19aはプレート
7にあけたボルト孔である。
【0008】図示実施例では、連動ローラ6は軸保持具
9に貫通させた軸10の両端に回動自在に支持させた
が、回転可能な軸に連動ローラを固着させてもよい。さ
らに、軸保持具9をブロック状とする代わりにコ字形支
持金具とし、その金具内にそれぞれ1個の連動ローラを
設けたものとしてもよい(図示省略)。
【0009】上記構成の駆動ローラコンベヤの作用につ
いて説明する。モータ4の駆動により強磁性体ベルト5
が回動されると、強磁性体ベルトに吸着した永久磁石製
ローラ3aと同軸の各搬送ローラ3を回転駆動させる。
コンベヤ頭尾部の強磁性体ベルト5にかからない範囲の
搬送ローラに対しては、強磁性体ベルトにより駆動され
ている軸と駆動されていない軸間に、軸下側より摩擦抵
抗の大きい連動ローラ6をスプリング11にて搬送ロー
ラに向け押し付けて連動駆動する。
【0010】なお、図示例では、搬送ローラ3を分割ロ
ーラとしたが、分割せずに各1本の搬送ローラを軸支し
たものとしてもよい。その場合も、搬送路において品物
(被搬送品)が滞留したときストレージ機能が円滑に発
揮させることが可能である。すなわち、ローラコンベヤ
1上に物品を載せて搬送する場合、ベルトの走行方向
と、物品の移送方向とは反対になる。また、搬送する物
品がコンベヤ上で、詰まって先に送り出せない状態にな
った場合などには、回転中に抵抗を受けると空転するア
キュムレート機能を持たせているため、物品が滞ってい
る箇所の搬送ローラ3は空転する。前方が詰まっている
状態で強制的に物品を送ってしまうことで発生するトラ
ブルを未然に防ぐことができる。
【0011】
【発明の効果】以上の構成を有する本発明のベルト駆動
のローラコンベアは、駆動ベルトとして強磁性体のベル
トを使用し、かつ搬送ローラの一端を永久磁石製ローラ
としていることにより、駆動ベルトが永久磁石ローラに
吸着した状態で接するので、ベルトを駆動するときに張
力をかける必要がなく、それによりベルトの損傷が軽減
し、ベルトの寿命が長くなり、また駆動中に蛇行するお
それもなく、よってメンテナンスが容易なベルト駆動の
ローラコンベヤを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る駆動ローラコンベヤの
正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】搬送ローラと連動ローラの組付け部分の拡大斜
視図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベヤ 2 フレーム 3 搬送ローラ 3a 永久磁石製
ローラ 3b 高摩擦ローラ 4 モータ 4a 駆動ローラ 4b 従動ローラ 5 強磁性体ベルト 6 連動ローラ 7 支持プレート 8 支持部材 9 軸保持具 10 連動ローラ
軸 11 スプリング 12 軸受け用凹
部 13 搬送ローラの軸 14 軸受けピー
ス 15 ビス 16、18 ボル
ト 17、19、19a 孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月17日(2001.9.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム間に並設した多数の軸に搬送ロ
    ーラを転動自在に挿合して搬送面を構成させた軸駆動の
    駆動ローラコンベヤにおいて、 前記搬送ローラ軸の一端に永久磁石製ローラをそれぞれ
    固着し、この永久磁石製ローラ列の下部に吸着した強磁
    性体製のエンドレスベルトを配置し、 さらに、コンベヤ頭尾部において前記強磁性体ベルトに
    かからない範囲の搬送ローラに対しては、当該搬送ロー
    ラ軸の他端で強磁性体ベルトにより駆動されている軸と
    駆動されていない軸との間の下側に摩擦抵抗の大きい連
    動ローラを設け、該連動ローラをスプリングにて搬送ロ
    ーラに押し付けて連動駆動するようにしたことを特徴と
    する駆動ローラコンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記連動ローラは、前記磁性体ローラを
    固着した位置と対向する他方の軸端部分の下側に配置さ
    れ、かつ、フレーム内側に設けた支持部材の上にスプリ
    ングを介して上向きに付勢された保持具に回動自在に支
    持されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動ロ
    ーラコンベヤ。
  3. 【請求項3】 前記搬送ローラは、そのコンベヤ幅方向
    に複数に分割されていることを特徴とする請求項1に記
    載の駆動ローラコンベヤ。
JP2001263777A 2001-08-31 2001-08-31 駆動ローラコンベヤ Pending JP2003072925A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111846766A (zh) * 2020-08-05 2020-10-30 武倩 一种化工材料运输用防振机构
CN111846766B (zh) * 2020-08-05 2021-12-28 重庆市泰飞物流有限公司 一种化工材料运输用防振机构

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