JP2003072924A - 駆動ローラコンベヤ - Google Patents

駆動ローラコンベヤ

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JP2003072924A
JP2003072924A JP2001263168A JP2001263168A JP2003072924A JP 2003072924 A JP2003072924 A JP 2003072924A JP 2001263168 A JP2001263168 A JP 2001263168A JP 2001263168 A JP2001263168 A JP 2001263168A JP 2003072924 A JP2003072924 A JP 2003072924A
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JP
Japan
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roller
belt
driven
shaft
interlocking
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Application number
JP2001263168A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yagi
繁 八木
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Sanki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 磁性体ベルトの、永久磁石に吸着した状態で
ベルトに張力をかけることなく搬送ローラを駆動するこ
とでベルトの寿命を長くし、メンテナンスの容易なベル
ト駆動のローラコンベアを提供する。 【解決手段】 多数の搬送ローラの軸13の一端に磁性
体ローラ3aを固着し、この磁性体ローラの下側に隣接
する2本の磁性体ローラに吸着した状態で多数の永久磁
石製ローラ4を配置すると共に、永久磁石製ローラ列の
下部に吸着した磁性体ローラ3a及び搬送ローラ3を回
転させる強磁性体製のエンドレスベルト20を配置し、
コンベヤ頭尾部において強磁性体ベルト20にかからな
い範囲の搬送ローラに対しては、強磁性体ベルトにより
駆動されている軸と駆動されていない軸との間の下側に
摩擦抵抗の大きい連動ローラ6を設け、この連動ローラ
をスプリング11にて搬送ローラ3に押し付けて連動さ
せることで全搬送ローラを駆動して品物を搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性体ベルトを採
用したローラコンベヤであって、特に、比較的小型軽量
の物品を搬送する小形サイズの駆動ローラコンベヤに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコンベヤは、実開昭63
−67515号に示されるように、搬送ローラの下面に
駆動ベルトを配置し、多数の圧力ローラを用いて駆動ベ
ルトを搬送ローラに圧接させて搬送ローラを回転させる
ようになっている。また、各搬送ローラ軸の片側に搬送
ローラと同径の固定ローラを固着し、固定ローラ部分の
下側にエンドレスの高摩擦平ベルトを配置し、平ベルト
の駆動により固定ローラを介して搬送ローラを回転させ
たものも知られている。しかしながら、上記コンベヤに
おいては、平ベルトの巾が狭いため蛇行しやすく、また
ベルトの損傷が激しく、ベルトのジョイント部分が破損
しやすいという欠点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、通常ロ
ーラコンベヤは、モータ駆動により高摩擦平ベルトを回
転させ、該ベルトの回転により搬送ローラを回転するよ
うにしたので平ベルトによる欠点が生じることとなる。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたもの
で、その目的とするところは、駆動ベルトとして強磁性
体のベルトを使用し、かつ搬送ローラ及び伝達ローラを
同じく磁性体とすることにより、駆動ベルトが磁性体の
伝達ローラに吸着した状態で接し、また、伝達ローラが
搬送ローラに吸着した状態で接することにより、ベルト
を駆動するときに張力をかける必要がなく、それにより
ベルトの寿命がながくなり、また蛇行するおそれもな
く、メンテナンスが容易なベルト駆動のローラコンベヤ
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、フレーム間に並設した多数の軸に搬送ロ
ーラを転動自在に挿合して搬送面を構成させた軸駆動の
駆動ローラコンベヤにおいて;前記搬送ローラ軸の一端
に磁性体ローラをそれぞれ固着し、この磁性体ローラの
下側に隣接する2本の磁性体ローラに吸着した状態で永
久磁石製ローラを配置し;前記搬送ローラ軸の一端に磁
性体ローラをそれぞれ固着し、この磁性体ローラの下側
に隣接する2本の磁性体ローラに吸着した状態で多数の
永久磁石製ローラを配置すると共に、永久磁石製ローラ
列の下部に吸着した磁性体ローラ及び同軸上の搬送ロー
ラを回転させる強磁性体製のエンドレスベルトを配置
し;さらに、コンベヤ頭尾部において前記強磁性体ベル
トにかからない範囲の搬送ローラに対しては、強磁性体
ベルトにより駆動されている軸と駆動されていない軸と
の間の下側に摩擦抵抗の大きい連動ローラを設け、該連
動ローラをスプリングにて搬送ローラに押し付けて連動
駆動するようにしたことを特徴とする。
【0005】また、前記連動ローラは、磁性体ローラを
固着した位置と対向する他方の軸端部分の下側に配置さ
れ、かつ、フレーム内側に設けた支持部材の上にスプリ
ングを介して上向きに付勢された保持具に回動自在に支
持されていることを特徴とする。さらに、搬送ローラ
は、そのコンベヤ幅方向に複数に分割されていることを
特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明駆動ローラコンベヤの
正面図、図2は図1の平面図、図3は図1の側面図、図
4は図2における裏面図である。本発明の駆動ローラコ
ンベヤ1は、フレーム2、2間に並設した多数の軸13
に搬送ローラ3を転動自在に挿合して搬送面を構成させ
る。搬送ローラ軸13の一端に磁性体ローラ3aをそれ
ぞれ固着し、この磁性体ローラ3aの下側に、隣接する
2本の磁性体ローラに吸着した状態で多数の永久磁石製
ローラ4を配置すると共に、永久磁石製ローラ列の下部
に吸着した磁性体ローラ3a及び同軸上の搬送ローラ3
を回転させる強磁性体製のエンドレスベルト20を配置
する。上記強磁性体ベルト20は、モータ5側の駆動ロ
ーラ5aと従動ローラ5bとの間にかけられて回動す
る。
【0007】さらに、コンベヤ頭尾部において前記強磁
性体ベルト20にかからない範囲の搬送ローラに対して
は、強磁性体ベルトにより駆動されている軸と駆動され
ていない軸間に、軸下側より摩擦抵抗の大きい連動ロー
ラ6をスプリング11にて搬送ローラに押し付けて連動
駆動する。連動ローラ6は、強磁性体ベルト20にかか
らない範囲の搬送ローラ軸であって、前記磁性体ローラ
3aを固着した位置と対向する他方の軸端部分の下側に
配置され、かつ、フレーム内側に設けた支持部材8の上
にスプリング11を介して上向きに付勢された保持具9
に回動自在に支持されている。
【0008】図5は、搬送ローラ3と連動ローラ6の組
付部分の拡大斜視図である。搬送ローラ群3の一方の端
部側に沿うフレーム2の内側面にプレート7を固着して
支持部材8を取付け、該支持部材8の上部には、隣接す
る2本の高摩擦ローラ3b、3bにそれぞれ弾力的に当
接する連動ローラ6、6を多数配置する。各連動ローラ
6は軸保持具9に回動自在に支持され、かつ支持部材8
と軸保持具9との間に設けたコイルスプリング11によ
り上向きに、すなわち摩擦抵抗の大きい高摩擦ローラ3
aに向け加圧状態に配置される。高摩擦ローラ3bは、
例えば、樹脂ローラやローレット掛けした金属ローラな
どとすることで、高い摩擦面を形成させている。なお、
図5中、10は連動ローラ軸、12はフレーム2の上辺
に形成させた搬送ローラ軸端を支持する軸受け用凹部、
14は軸受けピース、15はビス、16及び18はボル
ト、17及び19は支持部材8にあけたボルト孔、19
aはプレート7にあけたボルト孔である。
【0009】図示実施例では、連動ローラ6は軸保持具
9に貫通させた軸10の両端に回動自在に支持させた
が、回転可能な軸に連動ローラを固着させてもよい。さ
らに、軸保持具9をブロック状とする代わりにコ字形支
持金具とし、その金具内にそれぞれ1個の連動ローラを
設けたものとしてもよい(図示省略)。なお、前記連動
ローラ6は、高い摩擦力を有するローラ面とすることが
望ましい。
【0010】上記構成の駆動ローラコンベヤの作用につ
いて説明する。モータ5の駆動により強磁性体ベルト2
0が回動されると、強磁性体ベルト20に吸着した永久
磁石製ローラ4を介して各磁性体ローラ3aを回転させ
ることにより搬送ローラ軸を回転駆動させる。コンベヤ
頭尾部の強磁性体ベルト20にかからない範囲の搬送ロ
ーラに対しては、強磁性体ベルトにより駆動されている
軸と駆動されていない軸間に、軸下側より摩擦抵抗の大
きい連動ローラ6をスプリング11にて搬送ローラに向
け押し付けて連動駆動する。
【0011】なお、図示例では、搬送ローラ3を分割ロ
ーラとしたが、分割せずに各1本の搬送ローラを軸支し
たものとしてもよい。その場合も、搬送路において品物
(被搬送品)が滞留したときストレージ機能が円滑に発
揮させることが可能である。
【0012】
【発明の効果】以上の構成を有する本発明のベルト駆動
のローラコンベアは、駆動ベルトとして磁性体のベルト
を使用し、かつベルトにより駆動せしめられる伝達ロー
ラ、及び伝達ローラに駆動される搬送ローラをそれぞれ
同じく磁性体としていることにより、駆動ベルトが磁性
体の伝達ローラに吸着した状態で接し、また、伝達ロー
ラが搬送ローラに吸着した状態で接するので、ベルトを
駆動するときに張力をかける必要がなく、それによりベ
ルトの損傷が軽減し、ベルトの寿命が長くなり、また駆
動中に蛇行するおそれもなく、よってメンテナンスが容
易なベルト駆動のローラコンベヤを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る駆動ローラコンベヤの
正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図2における裏面図である。
【図5】搬送ローラと連動ローラの組付け部分の拡大斜
視図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベヤ 2 フレーム 3 搬送ローラ 3a 磁性体ロー
ラ 3b 高摩擦ローラ 4 永久磁石製ロ
ーラ 5 駆動モータ 5a 駆動ローラ 5b 従動ローラ 6 連動ローラ 7 支持プレート 8 支持部材 9 軸保持具 10 連動ローラ
軸 11 スプリング 12 軸受け用凹
部 13 搬送ローラの軸 14 軸受けピー
ス 15 ビス 16、18 ボル
ト 17、19、19a 孔 20 強磁性体ベ
ルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月17日(2001.9.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
【図5】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム間に並設した多数の軸に搬送ロ
    ーラを転動自在に挿合して搬送面を構成させた軸駆動の
    駆動ローラコンベヤにおいて、 前記搬送ローラ軸の一端に磁性体ローラをそれぞれ固着
    し、この磁性体ローラの下側に隣接する2本の磁性体ロ
    ーラに吸着した状態で多数の永久磁石製ローラを配置す
    ると共に、永久磁石製ローラ列の下部に吸着した磁性体
    ローラ及び同軸上の搬送ローラを回転させる強磁性体製
    のエンドレスベルトを配置し、 さらに、コンベヤ頭尾部において前記強磁性体ベルトに
    かからない範囲の搬送ローラに対しては、強磁性体ベル
    トにより駆動されている軸と駆動されていない軸との間
    の下側に摩擦抵抗の大きい連動ローラを設け、該連動ロ
    ーラをスプリングにて搬送ローラに押し付けて連動駆動
    するようにしたことを特徴とする駆動ローラコンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記連動ローラは、前記磁性体ローラを
    固着した位置と対向する他方の軸端部分の下側に配置さ
    れ、かつ、フレーム内側に設けた支持部材の上にスプリ
    ングを介して上向きに付勢された保持具に回動自在に支
    持されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動ロ
    ーラコンベヤ。
  3. 【請求項3】 前記搬送ローラは、そのコンベヤ幅方向
    に複数に分割されていることを特徴とする請求項1に記
    載の駆動ローラコンベヤ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007331942A (ja) * 2006-05-19 2007-12-27 Sanki Eng Co Ltd 小径マグネット駆動ローラコンベヤ
CN103797416A (zh) * 2011-09-06 2014-05-14 爱克发医疗保健公司 用于读出存储在存储器荧光材料板中的x射线信息的设备和系统
CN107323942A (zh) * 2017-08-14 2017-11-07 上海瑞源印刷设备有限公司 印铁机片材预热水平输送上翩控制机构

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CN107323942B (zh) * 2017-08-14 2023-02-17 上海瑞源印刷设备有限公司 印铁机片材预热水平输送上翩控制机构

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