JP2003072574A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

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JP2003072574A
JP2003072574A JP2001263429A JP2001263429A JP2003072574A JP 2003072574 A JP2003072574 A JP 2003072574A JP 2001263429 A JP2001263429 A JP 2001263429A JP 2001263429 A JP2001263429 A JP 2001263429A JP 2003072574 A JP2003072574 A JP 2003072574A
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な方法でトルク補正が可能になり、ステ
アリングシャフトのどの部分にでもトルクセンサ等を取
り付けることができ、さらに、舵角比可変機構を備えた
電動式パワーステアリング装置でも使用できる電動式パ
ワーステアリング装置を提供すること。 【解決手段】 ハンドル11と転舵輪を連結するステア
リングリンクのメインシャフト12に、メインシャフト
12の操舵トルクを検出するトルクセンサ20と、メイ
ンシャフト12の操舵角を検出する舵角センサ19と、
操舵アシスト量に基づいて、ステアリングリンクに操舵
アシスト力を付与するアシストモータ21を設けた。そ
して、さらに、トルクセンサ20と舵角センサ19が検
出する操舵トルクと操舵角およびメインシャフト12と
中間シャフト14および中間シャフト14とエクステン
ションシャフト16の間の交差角α、βに基づいて操舵
アシスト量を演算するパワーステアリングECU22を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車におけるス
テアリングリンクのトルク変動を補正する電動式パワー
ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、特開平9−2548
04号公報に開示されているような、モータによって操
舵補助力(操舵アシスト力)を発生させる電動式パワー
ステアリング装置が知られている。この電動式パワース
テアリング装置では、ステアリングホイール(ハンド
ル)が連結された第1のシャフトと、第2のシャフトと
が十字軸継手によって連結されており、さらに、第2の
シャフトと、操舵リンクとに連結された第3のシャフト
が十字軸接手によって連結されて、ステアリングシャフ
ト(ステアリングリンク)が構成されている。そして、
第1のシャフトにトルクセンサと角度センサとが設けら
れ、操舵リンクには、操舵補助力を操舵リンクに与える
電動機が設けられている。
【0003】また、この電動式パワーステアリング装置
は、制御回路と、メモリと、駆動回路とからなる制御装
置を備えており、メモリには、第1のシャフトへの操舵
力入力に対する第3のシャフトの回転トルク変動を求め
てマップ化したトルク補正データが記憶されている。そ
して、制御回路は、トルクセンサのトルク検出信号、角
度センサの角度検出信号およびメモリのトルク補正デー
タに基づいてアシストトルク値を決定し、そのアシスト
トルク値に基づいて、駆動回路が電動機を駆動するよう
になっている。これによって、操舵補助力が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記電
動式パワーステアリング装置では、トルクの補正をマッ
プ化したトルク補正データによって行うため、ステアリ
ングシャフトの長さやステアリングシャフト間の角度等
の構成を変えるたびに、それに応じたトルク補正データ
を作成しなければならず、作業が煩雑になるという問題
がある。また、そのトルク補正データの作成を、実験値
を基に作成する場合は、さらに工数が大きくなるという
問題がある。
【0005】また、ハンドルと転舵角の位相が変化する
舵角比可変機構を備えた電動式パワーステアリング装置
については、適正な補正データを作成することが困難で
あり、さらに、トルクセンサや角度センサを取り付ける
位置が限定されるという問題も有している。
【0006】
【発明の概要】本発明は、上記した問題に対処するため
になされたもので、その目的は、簡単な方法で、トルク
補正が可能になり、かつ、ステアリングシャフトのどの
部分にでもトルクセンサ、舵角センサ、モータ等を取り
付けることができ、さらに、舵角比可変機構を備えた電
動式パワーステアリング装置においても使用することが
できる電動式パワーステアリング装置を提供することで
ある。
【0007】上記の目的を達成するため、本発明に係る
電動式パワーステアリング装置の特徴は、ハンドルと転
舵輪を連結する分割されたステアリングシャフトからな
るステアリングリンクと、ステアリングシャフトに設け
られステアリングシャフトの操舵トルクを検出するトル
クセンサと、ステアリングシャフトに設けられステアリ
ングシャフトの操舵角を検出する舵角センサと、トルク
センサが検出する操舵トルク、舵角センサが検出する操
舵角、および互いに連結されたステアリングシャフト間
の所定の交差角度に基づいて操舵アシスト量を演算する
演算手段と、操舵アシスト量に基づいて、ステアリング
リンクに操舵アシスト力を付与するモータを駆動させる
モータ駆動手段とを備えたことにある。
【0008】前記のように構成した本発明の特徴によれ
ば、操舵トルクと、操舵角と、各ステアリングシャフト
間の交差角度から操舵アシスト量を演算によって求める
ため、各ステアリングシャフト間の交差角度等の位置関
係がどうであろうと、常に、適正なアシスト力をステア
リングリンクに付与することができ、安定した一定の操
舵感覚を得ることができる。また、トルクセンサと舵角
センサが検出する操舵トルクと操舵角およびシャフト間
の交差角度に基づいて操舵アシスト量を演算するため、
トルクセンサや舵角センサの取り付け位置は、ステアリ
ングシャフトのどの部分でもよくなる。このため、構造
上の設計に自由度が増すようになる。
【0009】また、本発明の他の構成上の特徴は、前記
電動式パワーステアリング装置におけるステアリングシ
ャフトのいずれかに設けられ、ステアリングシャフトの
両端部の位相関係を変更可能な舵角可変機構と、舵角可
変機構を駆動させるとともに、ステアリングシャフトの
位相の変化量を補正し、その補正データを演算手段に送
る舵角可変機構制御手段とをさらに備えたことにある。
【0010】前記のように構成した本発明の特徴によれ
ば、電動式パワーステアリング装置が、舵角可変機構を
備えており、この舵角可変機構によってステアリングシ
ャフトの上下の位相が変化するものであっても、その位
相の変化による伝達トルクの変動を、操舵力アシスト用
モータ駆動手段(パワーステアリングECU)が、アシ
ストの出力をコントロールすることによって補正するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は同実施形態に係る電動式パワ
ーステアリング装置10を概略的に示した概略図であ
り、図2は、図1に示した電動式パワーステアリング装
置10の構成を示した概略構成図である。
【0012】この電動式パワーステアリング装置10に
おいては、ハンドル11に連結されたメインシャフト1
2の下端部が、第1の継手13を介して中間シャフト1
4の上端部に連結され、中間シャフト14の下端部が第
2の継手15を介してエクステンションシャフト16の
上端部に連結されている。そして、エクステンションシ
ャフト16の下端部は、ギアボックス17内に収容され
たピニオンギアに連結され、そのピニオンギアはラック
バー18に噛合している。
【0013】したがって、ハンドル11を回転すると、
その回転力は、第1の継手13および第2の継手15を
介して、メインシャフト12、中間シャフト14および
エクステンションシャフト16に伝わり、ピニオンギア
が回転する。これによって、ラック18が矢印aおよび
矢印bの方向に移動し、転舵輪(図示せず)が方向を変
える。前記メインシャフト12、中間シャフト14およ
びエクステンションシャフト16の3個のステアリング
シャフトでステアリングリンクが構成される。また、メ
インシャフト12と中間シャフト14の交差角はαで、
中間シャフト14とエクステンションシャフト16の交
差角はβになっている。
【0014】なお、第1の継手13は、メインシャフト
12の下端に連結されメインシャフト12と一体的に回
転するヨークジョイント12aと、中間シャフト14の
上端に連結され中間シャフト14と一体的に回転するヨ
ークジョイント14aとが十字ピン13aを介して連結
されて構成されている。また、第2の継手15は、中間
シャフト14の下端に連結され中間シャフト14と一体
的に回転するヨークジョイント14bと、エクステンシ
ョンシャフト16の上端に連結されエクステンションシ
ャフト16と一体的に回転するヨークジョイント16a
とが十字ピン15aを介して連結されて構成されてい
る。
【0015】メインシャフト12には、ハンドル11を
操舵した際にメインシャフト12に生じる回転角度を検
出する舵角センサ19と、メインシャフト12の操舵ト
ルクを検出するトルクセンサ20と、メインシャフト1
2に操舵アシスト力を与えるモータであるアシストモー
タ21が取り付けられている。そして、舵角センサ1
9、トルクセンサ20およびアシストモータ21は、そ
れぞれパワーステアリングECU(電気制御ユニット)
22に接続されている。
【0016】パワーステアリングECU22は、プログ
ラム処理によるコンピュータを主要部品とするものであ
る。このパワーステアリングECU22を、図2に示す
ような機能ブロック図で表すと、同パワーステアリング
ECU22は、トルク変動補正演算部22a、アシスト
量演算部22bおよびモータ駆動手段としてのモータド
ライバ22cを備えている。トルク変動補正演算部22
aは、舵角センサ19が検出するメインシャフト12の
回転角度θを舵角信号として受信し、あらかじめ記憶さ
れた交差角α,β、および上下のヨークの(初期)位相
を用いて補正項を演算し、これをアシスト量演算部22
bに送る。
【0017】アシスト量演算部22bは、トルク変動補
正演算部22aから送られる補正項と、トルクセンサ2
0が検出するトルク値Tの信号を受信して、これらの信
号からアシスト量を演算し、そのアシスト量の信号をモ
ータドライバ22cに送信する。モータドライバ22c
は、アシスト量演算部22bから受信した信号を駆動電
流の信号としてアシストモータ21に送り、アシストモ
ータ21を駆動させる。
【0018】以上の構成において、図3に示すように、
メインシャフト12と中間シャフト14の交差角度、ま
たは、中間シャフト14とエクステンションシャフト1
6の交差角度がαの場合、第1の継手13または第2の
継手15でのトルクの入出力関係は数式1で表すことが
できる。
【0019】
【数1】f(α,θin)=Tout/Tin=cosα/
(1−sin2θin・sin2α)
【0020】なお、図3および数式1において、Tin
は、入力側のシャフト(メインシャフト12または中間
シャフト14)のトルクであり、Toutは、出力側のシ
ャフト(中間シャフト14またはエクステンションシャ
フト16)のトルクである。また、θinは、入力側のシ
ャフトの回転角である。この場合、数式1で示した入力
角θinに対するトルク変動Tout/Tinは、図4に示し
たように、180度周期で変化する。
【0021】ここで、図1に示した第1の継手13での
トルクの入出力比は、メインシャフト12および中間シ
ャフト14が含まれる平面Aに対して直交した時を基準
としたヨークジョイント12aの角度に対し、図4の曲
線aのように表せる。また、第2の継手15でのトルク
の入出力比は、中間シャフト14およびエクステンショ
ンシャフト16が含まれる平面Bに対して直交した時を
基準としたヨークジョイント14bの角度に対し、図4
の曲線bのように表せる。この曲線aと曲線bの位相ず
れをγとする。各ヨークでの入出力軸の回転角は、下式
で表される。
【0022】
【数2】g(α,θin)=θout=tan-1{tanθi
n・cosα)
【0023】なお、θoutは、出力側のシャフトの回転
角であり、ここでは、中間シャフト14またはエクステ
ンションシャフト16の回転角である。このように、ト
ルク比および回転角は、数式1および数式2で表すこと
ができるため、この数式1および数式2を利用して、メ
インシャフト12とエクステンションシャフト16のト
ルク変動を求めることができる。すなわち、メインシャ
フト12のトルクをT1、回転角をθ1とし、中間シャフ
ト14のトルクをT2、回転角をθ2とし、エクステンシ
ョンシャフト16のトルクをT3、回転角をθ3とする
と、トルクT1,T2,T3における互いの関係は、下記
の各数式のようになる。まず、メインシャフト12と中
間シャフト14のトルク変動T2/T1は、
【0024】
【数3】T2/T1=f(α,θ1)
【0025】の関数で表すことができる。また、回転角
変動式gは、θ2=g(α,θ1)で表せる。つぎに、中
間シャフト14とエクステンションシャフト16のトル
ク変動T3/T2は、
【0026】
【数4】T3/T2=f(β,γ+θ2)
【0027】の関数で表すことができる。したがって、
メインシャフト12とエクステンションシャフト16の
トルク変動T3/T1は、数式3と数式4とを掛け合わす
ことによって求めることができ、
【0028】
【数5】T3/T1=f(α,θ1)・f(β,γ+θ2)
=F(θ1)
【0029】となる。上記数式で、fはトルク比式を示
し、gは回転角変動式を示している。したがって、数式
5によって、メインシャフト12とエクステンションシ
ャフト16のトルク変動を求めることができる。トルク
変動が全くないステアリングリンクとした時のねらいの
アシスト量を「基本アシスト量」とする。そして、求め
たトルク変動から、アシストモータ21に補正させる補
正項を求め、基本アシスト量と補正項に応じたモータ駆
動電流をアシストモータ21に流し、アシストモータ2
1を駆動させることにより、メインシャフト12上でト
ルク変動の発生をすることなく、ねらいのアシストを実
施することができる。
【0030】アシスト量は、運転者がハンドル操作する
際の操舵力を軽減させるもので、このアシスト量と運転
者の出力によるマニュアルトルクとの和が、メインシャ
フト12に加わる出力トルクとなる。したがって、この
マニュアルトルクM、モータアシストトルクPS(θ
1)およびコラム軸トルクT1(θ1)の関係は、下記の
数式のようになる。
【0031】
【数6】M+PS(M,θ1)=T1(θ1)
【0032】
【数7】T3=F(θ1)・T1(θ1)=F(θ1)・
(M+PS(M,θ1))
【0033】
【数8】PS(M,θ1)=T3/F(θ1)−M
【0034】Mに対するT3のねらい値を、アシスト率
As(M)という関数とすると(通常、式あるいはマッ
プをもっている)、下記の数式のようになる。
【0035】
【数9】T3=As(M) ∴PS(M,θ1)=1/F(θ1)・As(M)−M
【0036】なお、マニュアルトルクMは、トルクセン
サ20が検出するトルク値である。したがって、この理
論式をもとに、アシストモータ21に出力させるアシス
ト量が、PS(M,θ1)になるように制御することに
より、運転者は、トルク変動による違和感を感じること
なく円滑な操舵を行うことができる。この場合、トルク
変動T3/T1=F(θ1)は、トルク変動補正演算部2
2aで演算処理が行われ、モータアシストトルクPS
(M,θ1)は、アシスト量演算部bで演算処理が行わ
れる。
【0037】以上のように、本実施形態による電動式パ
ワーステアリング装置10では、メインシャフト12と
中間シャフト14の交差角度α、中間シャフト14とエ
クステンションシャフト16の交差角度β、舵角センサ
19が検出するメインシャフト12の回転角度およびト
ルクセンサ20が検出するメインシャフト12のトルク
をもとに演算することによって、アシスト量を求めてい
る。そして、このアシスト量に応じて、アシストモータ
21にアシスト力を出力させるようになっている。この
ように理論式をもとに、アシスト量を求めるため、従来
例のように、多量のデータを作成したり、複雑な制御を
行ったりすることなく、簡単にトルク補正ができる。ま
た、ステアリングリンクの構成に応じて演算処理ができ
るため、ステアリングリンクの構成に関係なくトルク補
正ができるようになる。
【0038】なお、前述した制御は、舵角センサ19、
トルクセンサ20およびアシストモータ21を、メイン
シャフト12に取り付けたコラム式の電動式パワーステ
アリング装置の場合のものであるが、舵角センサ19、
トルクセンサ20およびアシストモータ21は、メイン
シャフト12以外の他の部分に取り付けることもでき
る。例えば、舵角センサ19だけをメインシャフト12
に取り付け、トルクセンサ20およびアシストモータ2
1をギアボックス17内におけるピニオンギアとラック
18が連結される部分に設けた、ピニオン式の電動式パ
ワーステアリング装置の場合は、下記に示した数式によ
って、アシスト量を求めることができる。
【0039】
【数10】T3+PS(θ1)=Tp, Tp=As(M)
【0040】数式10のTpは、ピニオンかみ合いトル
クである。数式5から、T3=F(θ1)T1であり、こ
の式と数式10から、Tp=F(θ1)T1+PS(θ1)
となる。したがって、PS(θ1)は、
【0041】
【数11】PS(M,θ1)=Tp−F(θ1)T1=Tp
−F(θ1)・M ∴PS(M,θ1)=As(M)−F(θ1)・M
【0042】となる。F(θ1)を、数式1から5を用
いて求めることによって、アシスト量PS(M,θ1)
が求められる。
【0043】以上のように、本実施形態による電動式パ
ワーステアリング装置10では、トルクセンサ20およ
びアシストモータ21をメインシャフト12以外の部分
に取り付けても適正なトルク補正ができる。また、トル
クセンサ20およびアシストモータ21は、中間シャフ
ト14に取り付けることができ、舵角センサ19もメイ
ンシャフト12以外の部分に取り付けることができる。
このような場合は、前述した数式を変形させるだけで、
適正なアシスト量を算出することができるようになり、
舵角センサ19、トルクセンサ20およびアシストモー
タ21の取り付け位置が制限されなくなる。
【0044】また、図5および図6は、本発明の他の実
施形態による電動式パワーステアリング装置30を示し
ている。この電動式パワーステアリング装置30では、
中間シャフト31に、舵角制御アクチュエータ32を設
け、中間シャフト31の上部側部分31aと下部側部分
31bとの位相を変えることができるようにしている。
この中間シャフト31と舵角制御アクチュエータ32と
で舵角可変機構が構成され、例えば、ハンドル11を1
回転すると、エクステンションシャフト16が2回転す
る等の制御が可能になっている。
【0045】そして、舵角制御アクチュエータ32は、
舵角制御アクチュエータ32を制御する舵角制御ECU
33に接続されている。また、この舵角制御ECU33
は、車速センサ34、舵角センサ19およびパワーステ
アリングECU22に接続されている。この電動式パワ
ーステアリング装置30における、それ以外の部分の構
成については、前述した電動式パワーステアリング装置
10と同様である。したがって、同一部分に同一符号を
記している。
【0046】舵角制御ECU33は、舵角センサ19が
検出するメインシャフト12の回転角度を舵角信号とし
て受信するとともに、車速センサ34が検出する車速を
車速信号として受信する。そして、舵角信号と車速信号
をもとに、舵角制御アクチュエータ32を出力させるた
めの電流値を演算し、その結果を信号として舵角制御ア
クチュエータ32に送り舵角制御アクチュエータ32を
作動させる。また、舵角制御ECU33は、舵角制御ア
クチュエータ32の作動によって回転する中間シャフト
31のその作動角を信号として受信し、これをパワース
テアリングECU22に送信する。
【0047】さらに、舵角制御ECU33は、舵角制御
アクチュエータ32の作動角を、例えば、車両が低速走
行時にはメインシャフト回転角に対し、メインシャフト
回転方向に大きく回転し、高速走行時には小さく、ある
いは逆方向に回転するように制御する。
【0048】また、舵角制御アクチュエータ32が作動
し、中間シャフト31の上部側部分31aと下部側部分
31bとの位相が変わった場合には、舵角制御ECU3
3は、中間シャフト31の作動角を演算処理によって相
対的な角度とし、その作動角信号を、トルク変動補正演
算部22aに送る。この作動角は、舵角制御ECU33
が舵角制御アクチュエータ32を駆動した結果発生する
舵角制御アクチュエータ32内の作動角センサ値あるい
は舵角制御ECU33の作動指令値(または駆動制御
値)である。
【0049】そして、トルク変動補正演算部22aは、
舵角センサ19からの舵角信号および舵角制御ECU3
3からの作動角信号によって、トルク変動を演算処理に
よって求め、求めたデータを信号として、アシスト量演
算部22bに送る。これは、数式4を、T3/T2=f
(β,γ+θ2+ε)のように変更することによる。な
お、εは作動角である。以後、電動パワーステアリング
装置10における制御と同様にして、アシスト量演算部
22bが、トルク変動補正演算部22aから送られる信
号と、トルクセンサ20が検出するトルク信号を受信し
て、これらの信号からアシスト量を演算する。そして、
そのアシスト量の信号をモータドライバ22cに送信
し、モータドライバ22cは、受信した信号を駆動電流
の信号としてアシストモータ21に送り、アシストモー
タ21を駆動させる。
【0050】この場合のトルク変動T3/T1およびモー
タアシストトルクPS(M,θ1)は、数式1ないし1
1を用いて求めることができる。このように、本実施形
態による電動式パワーステアリング装置30では、舵角
変換機構を備えていても適正なトルク補正ができ、常
に、違和感のない操舵感覚を得ることができるようにな
る。さらに、ジョイントが3個以上の場合にも、同様に
して適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による電動式パワーステ
アリング装置を示す概略図である。
【図2】 電動式パワーステアリング装置の機能ブロッ
ク図である。
【図3】 ステアリングシャフト間でトルクが伝達する
状態を示す説明図である。
【図4】 シャフト回転に対するトルク比を示す特性線
図である。
【図5】 本発明の他の実施形態による電動式パワース
テアリング装置を示す概略図である。
【図6】 図5に示した電動式パワーステアリング装置
の概略構成図である。
【符号の説明】
10,30…電動式パワーステアリング装置、11…ハ
ンドル、12…メインシャフト、14,31…中間シャ
フト、16…エクステンションシャフト、18…ラッ
ク、19…舵角センサ、20…トルクセンサ、21…ア
シストモータ、22…パワーステアリングECU、22
a…トルク変動補正演算部、22b…アシスト量演算
部、22c…モータドライバ、31a…上部側部分、3
1b…下部側部分、32…舵角制御アクチュエータ、3
3…舵角制御ECU、34…車速センサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルと転舵輪を連結する分割されたス
    テアリングシャフトからなるステアリングリンクと、 前記ステアリングシャフトに設けられ前記ステアリング
    シャフトの操舵トルクを検出するトルクセンサと、 前記ステアリングシャフトに設けられ前記ステアリング
    シャフトの操舵角を検出する舵角センサと、 前記トルクセンサが検出する操舵トルク、前記舵角セン
    サが検出する操舵角、および前記互いに連結されたステ
    アリングシャフト間の所定の交差角度に基づいて操舵ア
    シスト量を演算する演算手段と、 前記操舵アシスト量に基づいて、前記ステアリングリン
    クに操舵アシスト力を付与するモータを駆動させるモー
    タ駆動手段とを備えたことを特徴とする電動式パワース
    テアリング装置。
  2. 【請求項2】前記ステアリングシャフトのいずれかに設
    けられ前記ステアリングシャフトの両端部の位相関係を
    変更可能な舵角可変機構と、 前記舵角可変機構を駆動させるとともに、前記ステアリ
    ングシャフトの位相の変化量を補正し、その補正データ
    を前記演算手段に送る舵角可変機構制御手段とを、さら
    に備えた請求項1に記載の電動式パワーステアリング装
    置。
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