JP2003071982A - 熱対策銅張り板 - Google Patents
熱対策銅張り板Info
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Abstract
条件を幅広く選択でき、高温の使用にも耐え得て、しか
も熱伝導性の良好な銅張り板を提供する。 【解決手段】 低熱膨張性の基体ポリイミド(X)層の
両面に3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン
酸二無水物残基と2,3,3’,4’−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物残基とが20:80〜90:1
0、のモル比であり、ピロメリット酸二無水物残基が0
〜30モル%である芳香族テトラカルボン酸二無水物残
基であり、1、3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベン
ゼンを必須成分としてp−フェニレンジアミンおよび/
またはジアミノジフェニルエ−テルとの芳香族ジアミン
残基からなる薄層ポリイミド(Y)が積層一体化されてな
る多層ポリイミドフィルムの片面に銅箔が、他の面に熱
伝達性の良好な金属板またはセラミック板が積層されて
なる熱対策銅張り板。
Description
に関するものであり、特に低熱線膨張性の基体ポリイミ
ド層の両面に特定のポリイミド層が塗布法あるいは多層
押出し流延製膜成形法などの成形法により積層されてな
る多層ポリイミドフィルムを用いて片面に銅箔が他の面
に熱伝達性の良好な金属板またはセラミック板が積層さ
れてなる熱対策銅張り板に関するものである。
レイなどの電子機器類への用途として芳香族ポリイミド
フィルムは広く使用されている。芳香族ポリイミドフィ
ルムをフレキシブルプリント板(FPC)やテ−プ・オ
−トメイティッド・ボンディング(TAB)などの基板
材料として適用したものとしては、エポキシ樹脂などの
接着剤を用いて銅箔を張り合わせた銅張り板が採用され
ている。
ムが耐熱性、機械的強度、電気的特性などに優れている
が、エポキシ樹脂などの接着剤の耐熱性等が劣るため、
ポリイミド本来のの特性が損なわれることが指摘されて
いる。このような問題を解決するために、接着剤を使用
しないでポリイミドフィルムに銅を電気メッキしたり、
銅箔にポリアミック酸溶液を塗布し、乾燥、イミド化し
たり、熱可塑性のポリイミドを熱圧着させたオ−ルポリ
イミド基材の銅張り板が開発されている。
にフィルム状ポリイミド接着剤をサンドイッチ状に接合
させたポリイミドラミネ−トおよびその製法が知られて
いる(米国特許第4543295号)。しかし、このポ
リイミドラミネ−トは、剥離強度(接着強度)が小さく
使用が制限されるという問題がある。
−102648号や特開平9−99518で多層押出し
ポリイミドフィルムと金属箔とを積層した金属箔積層ポ
リイミドフィルムおよびその製法が提案された。これら
によって多くの問題点が解決されたが、前記公報に具体
的示されたモノマ−組成では溶融温度の細かい調整が困
難である。実施例に示されるようなアミン末端封止剤の
導入により接着性は改善されるが、反面塩化メチレンな
どの溶剤での溶解、白化が促進されることがわかった。
本溶剤は、配線基板の製造時の洗浄工程に用いられるも
のと思われる。
ポリイミド層の熱伝導性が大きくないため、熱伝導性の
金属板を使用したプリント基板が提案されている。例え
ば、特公平8−2612号公報には、特殊なメタ系熱可
塑性ポリイミドの片面に銅箔を積層し反対面に金属ベ−
ス基板を積層した金属ベ−スプリント配線基板が記載さ
れている。しかし、高精度・高密度の要求される電子分
野では、使用されているポリイミドが剛性が小さく、寸
法精度が不充分である。
較的緩和な条件で金属箔と積層でき、塩化メチレンなど
の塩素系有機溶剤に対する耐久性が優れ、かつガラス転
移温度を幅広く制御できることにより接着条件を幅広く
選択でき、高温の使用にも耐え得て、しかも熱伝導性の
良好な銅張り板を提供することである。
の基体ポリイミド(X)層の両面に下記式
フェニルテトラカルボン酸二無水物残基と2,3,
3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物残基
とが20:80〜90:10、好適には50:50〜9
0:10のモル比であり、ピロメリット酸二無水物残基
が0〜30モル%である芳香族テトラカルボン酸二無水
物残基であり、Ar2は1、3−ビス(4−アミノフェノ
キシ)ベンゼンを必須成分としてp−フェニレンジアミ
ンおよび/またはジアミノジフェニルエ−テルとが0:
100〜100:0のモル比である芳香族ジアミン残基
である。]で示されるイミド単位を有する薄層ポリイミ
ド(Y)が積層一体化されてなり、該薄層ポリイミド(Y)
のガラス転移温度(Tg)が210℃から310℃の範
囲内で所望の値となるようにp−フェニレンジアミンお
よび/またはジアミノジフェニルエ−テルの組成を変え
て調整してなる多層ポリイミドフィルムの片面に銅箔
が、他の面に熱伝達性の良好な金属板またはセラミック
板が積層されてなる熱対策銅張り板に関する。
列記する。 1)基体ポリイミドが、下記式
ある。]で示されるイミド単位を有する上記の熱対策銅
張り板。
あるいは圧延銅箔である上記の熱対策銅張り板。 3)熱伝達性の良好な金属板が、厚み5μm〜2mmの
ステンレス、アルミニウム、鉄などの金属板である上記
の熱対策銅張り板。 4)熱伝達性の良好なセラミック板が、グリ−ンシ−ト
段階で加工を施した厚み50μm〜2mmの窒化アルミ
ニウムのようなセラミック板あるいは酸化膜を形成した
シリコン基板である上記の熱対策銅張り板。
基体ポリイミド層を構成する基体ポリイミドとして、
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物とp−フェニレンジアミンおよび4,4’−ジアミ
ノジフェニルエ−テルとが100/0〜30/70であ
る芳香族ジアミンとを重合、イミド化して得られるポリ
イミドのような回路用金属、特に銅に近い低線膨張係数
を有しており有利である。また、電子技術分野において
低線膨張係数を有するポリイミドフィルムを与えるポリ
イミドとして他の種類のポリイミドも同様に使用できる
ことは勿論である。
ミドフィルの薄層ポリイミド層を構成する薄層用ポリイ
ミドとして、下記式
フェニルテトラカルボン酸二無水物残基と2,3,
3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物残基
とが20:80〜90:10、好適には50:50〜9
0:10のモル比であり、ピロメリット酸二無水物残基
が0〜30モル%である芳香族テトラカルボン酸二無水
物残基であり、Ar2は1、3−ビス(4−アミノフェノ
キシ)ベンゼンを必須成分としてp−フェニレンジアミ
ンおよび/またはジアミノジフェニルエ−テルとが0:
100〜100:0、好適には10:90〜100:0
のモル比であるである芳香族ジアミン残基である。]で
示されるイミド単位を有するポリイミドを使用すること
が必要である。
ポリイミドは、好適には3,3’,4,4’−ビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物(s−BPDAと略記する
こともある。)と2,3,3’,4’−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物(a−BPDAと略記することも
ある。)とが20:80〜90:10、好適には50:
50〜90:10のモル比である芳香族テトラカルボン
酸二無水物成分(成分とは、酸あるいは炭素数1〜4の
アルキルアルコ−ルとのエステル化物をいう)と、1、
3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼンとp−フェ
ニレンジアミンおよび/またはジアミノジフェニルエ−
テル、好適には4,4’−ジアミノジフェニルエ−テル
とが0:100〜100:0、好適には10:90〜1
00:0のモル比である芳香族ジアミンとを重合、イミ
ド化して得られるポリイミドが挙げられる。薄層用ポリ
イミドの特性を損なわない範囲で、前記のビフェニルテ
トラカルボン酸二無水物成分および芳香族ジアミンの一
部を他の種類のテトラカルボン酸二無水物成分および/
または芳香族ジアミンで置き換えてもよい。
Aのモル比が多いほどガラス転移温度が多いほど低下
し、a−BPDA100モル%で約260℃に対し、5
0モル%で250℃、また、10モル%で220℃程度
まで低下し、高温でのハンダ耐熱性が低下する傾向があ
る。このため、アミン成分の1、3−ビス(4−アミノ
フェノキシ)ベンゼンをp−フェニレンジアミン(以下
単にPPDと略記することもある。)やジアミノジフェ
ニルエ−テル、特に4,4’−ジアミノジフェニルエ−
テル(以下、単にDADEと略記することもある。)に
置換することにより、塩化メチレンに溶解、表面の白化
せず、かつ接着性を有したままガラス転移温度を60℃
以上増加でき、ガラス転移温度を210℃から310℃
程度まで任意に変化できる。更に高いガラス転移温度で
あっても接着は可能であるが、プレス時の温度が上昇
し、生産性が著しく低下する。
点から、酸過剰(従って、無水カルボン酸末端封止)を
避けることが好ましい。さらに、Tgなどを組成で制御
するため、分子量制御のためにアミン末端封止目的の無
水カルボン酸を添加する必要はない。
有機溶媒中、約100℃以下、特に20〜60℃の温度
で反応させてポリアミック酸の溶液とし、このポリアミ
ック酸の溶液あるいはポリアミック酸の溶液にさらに有
機溶媒を加えてポリアミック酸濃度を調節したものをド
−プとして使用し、基体ポリイミド層(基体ポリイミド
のド−プ液膜あるいは基体ポリイミドの自己支持性フィ
ルム)に前記のド−プ液の薄膜を形成し、50〜400
℃で1〜30分間程度加熱乾燥して、その薄膜から溶媒
を蒸発させ除去すると共にポリアミック酸をイミド環化
することにより形成することができる。前記の薄層用ポ
リイミドを与えるポリアミック酸のド−プは、ポリアミ
ック酸の濃度が1〜20重量%程度であることが好まし
い。
ドフィルムとしては、好適には熱圧着性とともに線膨張
係数(50〜200℃)(MD)が30×10-6cm/
cm/℃以下、特に15×10-6〜25×10-6cm/
cm/℃で厚みが10〜150μmであるあるものが好
ましく、また、引張弾性率(MD、ASTM−D88
2)が300Kgf/mm2以上、特に400〜100
0Kgf/mm2であるものが好ましい。
は共押出し−流延製膜法(単に、多層押出法ともい
う。)によって基体用ポリイミドのド−プ液と薄層用ポ
リイミドのド−プ液とを積層、乾燥、イミド化して多層
ポリイミドフィルムを得る方法、あるいは前記の基体用
ポリイミドのド−プ液を支持体上に流延塗布し、乾燥し
た自己支持性フィルム(ゲルフィルム)の片面あるいは
両面に薄層用ポリイミドのド−プ液を塗布し、乾燥、イ
ミド化して多層ポリイミドフィルムを得る方法によって
得ることができる。
目的でリン系安定剤、例えば亜リン酸トリフェニル、リ
ン酸トリフェニル等をポリアミック酸重合時に固形分
(ポリマ−)濃度に対して0.01〜1%の範囲で添加
することができる。また、イミド化促進の目的で、ド−
プ液中にイミド化剤を添加することができる。例えば、
イミダゾ−ル、2−イミダゾ−ル、1,2−ジメチルイ
ミダゾ−ル、2−フェニルイミダゾ−ル、ベンズイミダ
ゾ−ル、イソキノリン、置換ピリジンなどをポリアミッ
ク酸に対して0.05〜10重量%、特に0.1〜2重
量%の割合で使用することができる。これらは比較的低
温でイミドを完了することができる。
性ポリイミド原料ド−プに有機アルミニウム化合物、無
機アルミニウム化合物または有機錫化合物を添加しても
よい。例えば水酸化アルミニウム、アルミニウムトリア
セチルアセトナ−トなどをポリアミック酸に対してアル
ミニウム金属として1ppm以上、特に1〜1000p
pmの割合で添加することができる。
には3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸
二無水物とパラフェニレンジアミン(以下単にPPDと
略記することもある。)と場合によりさらに4,4’−
ジアミノジフェニルエ−テル(以下単にDADEと略記
することもある。)とから製造される。この場合PPD
/DADE(モル比)は100/0〜85/15である
ことが好ましい。さらに、基体層としてのポリイミド
は、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸二無水物(BTDA)およびピロメリット酸二無水
物(PMDA)とパラフェニレンジアミン(PPD)お
よび4,4’−ジアミノジフェニルエ−テル(DAD
E)とから製造される。この場合、酸二無水物中BTD
Aが20〜90モル%、PMDAが10〜80モル%、
ジアミン中PPDが30〜90モル%、DADEが10
〜70モル%であることが好ましい。
ミドとしては、単独のポリイミドフィルムの場合にガラ
ス転移温度が350℃以上か確認不可能であるものが好
ましく、特に線膨張係数(50〜200℃)(MD)が
5×10-6〜30×10-6cm/cm/℃であるものが
好ましい。また、引張弾性率(MD、ASTM−D88
2)は300kg/mm2以上であるものが好ましい。
この基体層ポリイミドの合成は、最終的に各成分の割合
が前記範囲内であればランダム重合、ブロック重合、あ
るいはあらかじめ2種類のポリアミック酸を合成してお
き両ポリアミック酸溶液を混合後反応条件下で混合して
均一溶液とする、いずれの方法によっても達成される。
ラカルボン酸二無水物の略等モル量を、有機溶媒中で反
応させてポリアミック酸の溶液(均一な溶液状態が保た
れていれば一部がイミド化されていてもよい)とする。
前記基体層ポリイミドの物性を損なわない種類と量の他
の芳香族テトラカルボン酸二無水物や芳香族ジアミン、
例えば4,4’−ジアミノジフェニルメタン等を使用し
てもよい。
溶媒は、基体層用ポリイミドおよび薄層用ポリイミドの
いずれに対しても、N−メチル−2−ピロリドン、N,
N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトア
ミド、N,N−ジエチルアセトアミド、ジメチルスルホ
キシド、ヘキサメチルホスホルアミド、N−メチルカプ
ロラクタム、クレゾ−ル類などが挙げられる。これらの
有機溶媒は単独で用いてもよく、2種以上を併用しても
よい。
いては、例えば上記の基体層の耐熱性ポリイミドのポリ
アミック酸溶液と薄層用の熱圧着性ポリイミドまたはそ
の前駆体の溶液を共押出して、これをステンレス鏡面、
ベルト面等の支持体面上に流延塗布し、100〜200
℃で半硬化状態またはそれ以前の乾燥状態とすることが
好ましい。200℃を越えた高い温度で流延フィルムを
処理すると、多層ポリイミドフィルムの製造において、
接着性の低下などの欠陥を来す傾向にある。この半硬化
状態またはそれ以前の状態とは、加熱および/または化
学イミド化によって自己支持性の状態にあることを意味
する。
ック酸の溶液と、薄層用ポリイミドを与えるポリアミッ
ク酸の溶液との共押出しは、例えば特開平3−1803
43号公報(特公平7−102661号公報)に記載の
共押出法によって三層の押出し成形用ダイスに供給し、
支持体上にキャストしておこなうことができる。前記の
基体層ポリイミドを与える押出し物層の片面あるいは両
面に、薄層用ポリイミドを与えるポリアミック酸の溶液
あるいはポリイミド溶液を積層して多層フィルム状物を
形成して乾燥後、薄層用ポリイミドのガラス転移温度
(Tg)以上で劣化が生じる温度以下の温度、好適には
250〜420℃の温度(表面温度計で測定した表面温
度)まで加熱して(好適にはこの温度で1〜60分間加
熱して)乾燥およびイミド化して、基体層ポリイミドの
片面あるいは両面に薄層用ポリイミドを有する多層押出
しポリイミドフィルム、好適には熱圧着性多層押出しポ
リイミドフィルムを製造することができる。
ジアミン成分とを使用することによって、好適にはガラ
ス転移温度が190〜280℃、特に200〜275℃
であって、好適には前記の条件で乾燥・イミド化して薄
層(好適には熱圧着性の)ポリイミドのゲル化を実質的
に起こさせないことによって達成される、ガラス転移温
度以上で300℃以下の範囲内の温度で溶融せず、かつ
弾性率(通常、275℃での弾性率が50℃での弾性率
の0.001〜0.5倍程度)を保持しているものが好
ましい。
ポリイミドのフィルム(層)の厚さが5〜125μmで
あることが好ましく、薄層ポリイミド(Y)層の厚さは
1〜25μm、特に1〜15μm、その中でも特に2〜
12μmが好ましい。また、前記の他の金属箔と積層さ
れる場合の薄層である熱圧着性ポリイミド(Y)層の厚
さは、使用する他の金属箔の表面粗さ(Rz)以上であ
ることが好ましい。特に、多層ポリイミドフィルムとし
て、両面に熱圧着性および/または柔軟性のポリイミド
層を有し、全体の厚みが7〜50μm、特に7〜25μ
mであるもので、引張弾性率(25℃)が400〜10
00kgf/mm2程度であるものが高密度化の点から
好ましい。
に積層する銅箔としては、圧延銅箔、電解銅箔があげら
れる。銅箔として、表面粗度の余り大きくなくかつ余り
小さくない、好適には薄層ポリイミドとの接触面のRz
が3μm以下、特に0.5〜3μm、その中でも特に
1.5〜3μmであるものが好ましい。このような銅
箔、例えば銅箔はVLP、LP(またはHTE)として
知られている。銅箔の厚さは特に制限はないが、35μ
m以下、好ましくは3〜18μm、特に3μm〜12μ
mであることが好ましい。また、Rzが小さい場合に
は、銅箔表面を表面処理したものを使用してもよい。
に積層する熱伝導性基材としては、厚み5μm〜2mm
のステンレス、アルミニウム、鉄などの金属板、あるい
は、グリ−ンシ−ト段階で加工を施した厚み50μm〜
2mmの窒化アルミニウムのようなセラミック板あるい
は酸化膜を形成したシリコン基板を挙げることができ
る。
着性多層ポリイミドフィルムと銅箔および前記の熱伝導
性基材とを、ロ−ルラミネ−トあるいはダブルベルトプ
レスなどの連続ラミネ−ト装置によって、熱圧着性多層
ポリイミドフィルムのみあるいは熱圧着性多層ポリイミ
ドフィルム、銅箔および前記の熱伝導性基材を導入する
直前のインラインで150〜250℃程度、特に150
℃より高く250℃以下の温度で2〜120秒間程度予
熱できるように熱風供給装置や赤外線加熱機などの予熱
器を用いて予熱した後、加熱圧着し、引き続いて薄層ポ
リイミドのガラス転移温度(Tg)より低い温度で加圧
して張り合わせることによって、銅箔積層体である熱対
策銅張り板を得ることができる。また、プレス機によっ
て、同様に熱圧着性多層ポリイミドフィルム、銅箔およ
び前記の熱伝導性基材を加熱圧着して張り合わせること
によって、銅箔積層体である銅張り板を得ることができ
る。
温加熱−冷却を行うことができるものであって、熱媒を
用いた液圧式のものが好ましい。前記のインラインとは
原材料の繰り出し装置と連続ラミネ−ト装置の圧着部と
の間に予熱装置を設置し、直後に圧着できる装置配置に
なったものをいう。
ミネ−トまたはダブルベルトプレスの加熱圧着ゾ−ンの
温度が熱圧着性ポリイミドのガラス転移温度より20℃
以上高く400℃以下の温度、特にガラス転移温度より
30℃以上高く400℃以下の温度で加圧下に熱圧着
し、特にダブルベルトプレスの場合には引き続いて冷却
ゾ−ンで加圧下に冷却して、好適には熱圧着性ポリイミ
ドのガラス転移温度より20℃以上低い温度、特に30
℃以上低い温度まで冷却して、積層することによって製
造することができ、接着強度が大きい(90°剥離強度
が0.7kg/cm以上、特に1kg/cm以上であ
る。)。
常、銅箔をエッチング処理した後、ポリイミド層をパン
チング加工などの機械的処理あるいはレ−ザ−加工し
て、フィルムに貫通穴(スル−ホ−ル)を形成する。レ
−ザ−加工の装置は、例えば特開平10−323786
号公報に記載されているレ−ザ−加工装置を挙げること
ができる。また、レ−ザ−による穴あけ加工方法として
は、例えば特開平6−142961号公報に記載されて
いるレ−ザ−加工方法を挙げることができる。
レ−ザ−のように赤外領域の発振波長をもつレ−ザ−を
そのまま、あるいは非線形型光学結晶に照射して取り出
して発振波長が260〜400nm程度の範囲にある紫
外領域にあるレ−ザ−を使用することができる。また、
レ−ザ−加工は、片面の銅箔を化学エッチングして所定
形状のパタ−ン形成した後、残部の金属板をマスクとし
てポリイミド層にレ−ザ−を照射して約30〜300μ
mφ、好適には約50〜100μmφの貫通穴を形成し
て、レ−ザ−加工部を前記と同様にデスミア処理した
後、他の金属板にはパタ−ン形成して、基板とすること
ができる。
ングして所定形状のパタ−ン形成した後、残部のセラミ
ック板の所定個所からポリイミド層にレ−ザ−を照射し
て貫通穴を形成するなどして、基板とすることができ
る。
れる積層体およびメッキした基板は電子部品用基板とし
て好適に使用できる。例えば、プリント回路基板、電力
用回路基板、フレキシブルヒ−タ−、抵抗器用基板とし
て好適に使用することができる。
さらに詳細に説明する。以下の各例において、物性評価
および金属箔積層体の剥離強度は以下の方法に従って測
定した。 ガラス転移温度:DSCにて測定した。 結晶化度:XRD(X線回折)によって測定した。ピ−
クが認められない場合、非結晶性と評価した。 線膨張係数:20〜200℃、5℃/分の昇温速度で測
定(MD)した。 積層体の剥離強度:90°剥離強度を測定した。 耐熱性:金属箔積層体を260℃の半田浴に1分間浸漬
して、膨れ、はがれ、変色の有無を観察した。膨れ、は
がれ、変色の無い場合を耐熱性良好と判断した。
レスを用い、電解銅箔(厚み35μm)をポリイミドフ
ィルムと重ね、5分間予熱後、60Kgf/cm2 の圧
力で1分間プレスを行い、銅箔積層体を得た。この積層
体について,50mm/分で90°剥離強度を測定し
た。 耐溶剤性:塩化メチレンに室温(25℃)で5分間浸漬
後、減圧下室温で2時間乾燥後の重量(浸析後重量)と
浸漬前の重量:重量変化率(%)=(浸析後重量−浸析前
重量)/浸析前重量×100、および目視による表面変
化観察で評価(重量減の検出限界は±0.5%) ガラス転移点:動的粘弾性測定装置を用いてTanδのピ
−クの温度を求めた。
トアミド(DMAc)を加え、さらに、パラフェニレン
ジアミン(PPD)と3,3’,4,4’−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物(s−BPDA)とを100
0:998のモル比でモノマ−濃度が18%(重量%、
以下同じ)になるように加えた。添加終了後50℃を保
ったまま3時間反応を続けた。得られたポリアミック酸
溶液は褐色粘調液体であり、25℃における溶液粘度は
約1500ポイズであった。なお、このポリアミック酸
溶液から別途に製造した厚み50μmのポリイミドフィ
ルムは、線膨張係数(50〜200℃)(MD)が15
×10-6cm/cm/℃で、引張弾性率(MD、AST
M−D882)が756kg/mm2であった。
チルアセトアミド(DMAC)を加え、さらに、1,3
−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン(TPE−
R)を加えた。続いて2,3,3’,4’−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物(a−BPDA)、3,4,
3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(s
−BPDA)とを、s−BPDA/a−BPDA/TP
E−Rの割合がモル比で30/20/50として、TP
E−R:(a−BPDA+s−BPDA)を1000:
990のモル比でモノマ−濃度が18%になるように、
またトリフェニルホスフェ−トをモノマ−重量に対して
0.1%加えた。添加終了後25℃にて4時間反応を続
け、淡褐色透明粘調なポリアミック酸溶液を得た。25
℃における溶液粘度は約1000ポイズであった。
押し出して流延し、140℃の熱風で連続的に乾燥し、
固化フィルム(自己支持性フィルム)を形成し、その固
化フィルムを支持体から剥離した後、加熱炉で、200
℃から350℃まで徐々に昇温して、溶媒を除去すると
共にポリマ−のイミド化を行い、厚み構成が2μm/1
2μm/2μmの三層構造の多層ポリイミドフィルムを
製造した。
(ジャパンエナジ−社、BAC−13B−NK−120
18μm)とSUS(新日鉄社、SUS304H−T
A 20μm)とを重ね合わせ、340℃の温度で60
Kgf/cm2の圧力で、5分間、プレスして熱圧着を
行って、銅張り板を製造した。このようにして得られた
フィルムのガラス転移温度Tg(℃)、塩化メチレンに
5分浸析後のフィルムの重量減少率と目視観察の結果お
よび銅張り板の90°剥離強度を表1に示した。
/4μmの三層構造の多層ポリイミドフィルムとした他
は実施例1と同様にして、銅張り板を製造した。このよ
うにして得られたフィルムのガラス転移温度Tg
(℃)、塩化メチレンに5分浸析後のフィルムの重量減
少率と目視観察の結果および銅張り板の90°剥離強度
を表1に示した。
PMDA/TPE−Rの割合がモル比で30/10/1
0/50とした他は実施例1と同様にして、多層ポリイ
ミドフィルムの厚み構成が2μm/12μm/2μmの
三層構造の多層ポリイミドフィルムとし、銅張り板を製
造した。このようにして得られたフィルムのガラス転移
温度Tg(℃)、塩化メチレンに5分浸析後のフィルム
の重量減少率と目視観察の結果および銅張り板の90°
剥離強度を表1に示した。
PMDA/TPE−Rの割合がモル比で30/10/1
0/50とした他は実施例1と同様にして、多層ポリイ
ミドフィルムの厚み構成が4μm/17μm/4μmの
三層構造の多層ポリイミドフィルムとし、銅張り板を製
造した。このようにして得られたフィルムのガラス転移
温度Tg(℃)、塩化メチレンに5分浸析後のフィルム
の重量減少率と目視観察の結果および銅張り板の90°
剥離強度を表1に示した。
合がモル比で50/50とした他は実施例1と同様にし
て、多層ポリイミドフィルムの厚み構成が2μm/12
μm/2μmの三層構造の多層ポリイミドフィルムと
し、銅張り板を製造した。このようにして得られたフィ
ルムのガラス転移温度Tg(℃)、塩化メチレンに5分
浸析後のフィルムの重量減少率と目視観察の結果および
銅張り板の90°剥離強度を表1に示した。
有しているため、比較的緩和な条件で金属箔と積層で
き、塩素系の溶剤に対する耐久性が優れ、かつガラス転
移温度を幅広く制御できることにより接着条件を幅広く
選択でき、かつ高温の使用にも耐えうる熱伝導性の良好
な銅箔張り板を得ることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 低熱膨張性の基体ポリイミド(X)層の
両面に下記式 【化1】 [式中、Ar1は3,3’,4,4’−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物残基と2,3,3’,4’−ビフ
ェニルテトラカルボン酸二無水物残基とが20:80〜
90:10のモル比であり、ピロメリット酸二無水物残
基が0〜30モル%である芳香族テトラカルボン酸二無
水物残基であり、Ar2は1、3−ビス(4−アミノフェ
ノキシ)ベンゼンを必須成分としてp−フェニレンジア
ミンおよび/またはジアミノジフェニルエ−テルとが
0:100〜100:0のモル比である芳香族ジアミン
残基である。]で示されるイミド単位を有する薄層ポリ
イミド(Y)が積層一体化されてなり、該薄層ポリイミド
(Y)のガラス転移温度(Tg)が210℃から310℃
の範囲内で所望の値となるようにp−フェニレンジアミ
ンおよび/またはジアミノジフェニルエ−テルの組成を
変えて調整してなる多層ポリイミドフィルムの片面に銅
箔が、他の面に熱伝達性の良好な金属板またはセラミッ
ク板が積層されてなる熱対策銅張り板。 - 【請求項2】 基体ポリイミドが、下記式 【化2】 [式中、m/n(モル比)=100/0〜30/70で
ある。]で示されるイミド単位を有する請求項1に記載
の熱対策銅張り板。 - 【請求項3】銅箔が、厚み5〜40μmの電解銅箔ある
いは圧延銅箔である請求項1に記載の熱対策銅張り板。 - 【請求項4】熱伝達性の良好な金属板が、厚み5μm〜
2mmのステンレス、アルミニウム、鉄などの金属板で
ある請求項1に記載の熱対策銅張り板。 - 【請求項5】 熱伝達性の良好なセラミック板が、グリ
−ンシ−ト段階で加工を施した厚み50μm〜2mmの
窒化アルミニウムのようなセラミック板あるいは酸化膜
を形成したシリコン基板である請求項1に記載の熱対策
銅張り板。
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