JP2003071167A - ミシン - Google Patents
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- JP2003071167A JP2003071167A JP2001271163A JP2001271163A JP2003071167A JP 2003071167 A JP2003071167 A JP 2003071167A JP 2001271163 A JP2001271163 A JP 2001271163A JP 2001271163 A JP2001271163 A JP 2001271163A JP 2003071167 A JP2003071167 A JP 2003071167A
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- stitches
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- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
- D05B19/04—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
- D05B19/10—Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image
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- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
- D05B19/12—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
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- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B3/00—Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
- D05B3/02—Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing with mechanisms for needle-bar movement
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B69/00—Driving-gear; Control devices
- D05B69/30—Details
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の縫製パターンをプログラム縫いすると
き任意に縫製パターンを切り替えることが可能なミシン
を提供する。 【解決手段】 複数の針振りパターン30〜33が所定
の順序で縫製され、プログラム縫いが行なわれる。プロ
グラムデータの各STEP1〜4は、各針振りパターン
に対応するデータ50とそのパターンを終了させる終了
条件51からなっている。実行中の針振りパターンは、
設定針数まで縫製されたとき(53)、布端センサある
いは操作スイッチなどの外部入力52があったときに終
了され、次の針振りパターンに切り替えられる。このよ
うな構成では、針数の設定あるいは外部入力により縫製
パターンを切り替えてプログラム縫いができるので、縫
製物に合った縫製パターンの切り替えが行なわれ、仕上
りの美しい縫製が可能となる。
き任意に縫製パターンを切り替えることが可能なミシン
を提供する。 【解決手段】 複数の針振りパターン30〜33が所定
の順序で縫製され、プログラム縫いが行なわれる。プロ
グラムデータの各STEP1〜4は、各針振りパターン
に対応するデータ50とそのパターンを終了させる終了
条件51からなっている。実行中の針振りパターンは、
設定針数まで縫製されたとき(53)、布端センサある
いは操作スイッチなどの外部入力52があったときに終
了され、次の針振りパターンに切り替えられる。このよ
うな構成では、針数の設定あるいは外部入力により縫製
パターンを切り替えてプログラム縫いができるので、縫
製物に合った縫製パターンの切り替えが行なわれ、仕上
りの美しい縫製が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシン、特に、複
数の縫製パターン(針振りパターン)を所定の順序でプ
ログラム縫いすることが可能なミシンに関する。
数の縫製パターン(針振りパターン)を所定の順序でプ
ログラム縫いすることが可能なミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、針振りミシンで、複数の針振
りパターンを順次切り替えプログラム縫いすることが行
なわれている。図10(A)には、各種針振りパターン
データ1〜4と、これらの針振りパターンをデータ2、
4、1、3の順序で連結したプログラムデータが図示さ
れており、プログラム縫いはこのプログラムデータを実
行することにより行なわれる。
りパターンを順次切り替えプログラム縫いすることが行
なわれている。図10(A)には、各種針振りパターン
データ1〜4と、これらの針振りパターンをデータ2、
4、1、3の順序で連結したプログラムデータが図示さ
れており、プログラム縫いはこのプログラムデータを実
行することにより行なわれる。
【0003】針振りミシンでは、針振り制御は針振りパ
ターンデータに基づき針振りモータを制御することによ
り行なわれるが、布送りはミシンの機械的機構を用いて
行われる。従って、各針振りパターンデータは、図10
(B)に示したように針落ちデータで構成される。内容
としては、針落ちの順番を決定する「nNo.」、その
時の針落ち位置「n position」、針振りと同
時に布送りを決定する「送り方向」の3データで構成さ
れる。又、各データの設定範囲は「nNo.」は1〜6
4までの値を有し、「n position」は、中心
を0.0として±5.0の値を有し、「送り方向」は正
送り(F)と逆送り(B)のデータとなっている。
ターンデータに基づき針振りモータを制御することによ
り行なわれるが、布送りはミシンの機械的機構を用いて
行われる。従って、各針振りパターンデータは、図10
(B)に示したように針落ちデータで構成される。内容
としては、針落ちの順番を決定する「nNo.」、その
時の針落ち位置「n position」、針振りと同
時に布送りを決定する「送り方向」の3データで構成さ
れる。又、各データの設定範囲は「nNo.」は1〜6
4までの値を有し、「n position」は、中心
を0.0として±5.0の値を有し、「送り方向」は正
送り(F)と逆送り(B)のデータとなっている。
【0004】図10(A)に示したように、異なる針振
りパターンデータからプログラムデータを作成する場
合、各パターンデータをSTEPごとに並べる処理を行
なってデータを作成している。各STEP1〜4のプロ
グラムを終了させる条件、すなわち1つの針振りパター
ンの縫いを終了させる条件としては、停止と連続のモー
ド設定が可能で、停止が選択されている場合、針振りパ
ターンデータに従った縫製を終了すると、ミシンは自動
的に停止し、連続が設定されている場合は、ミシンは停
止することなく、次のSTEPへ移行し、最終STEP
が終了した場合は、再びSTEP1に戻りこれを繰り返
している。
りパターンデータからプログラムデータを作成する場
合、各パターンデータをSTEPごとに並べる処理を行
なってデータを作成している。各STEP1〜4のプロ
グラムを終了させる条件、すなわち1つの針振りパター
ンの縫いを終了させる条件としては、停止と連続のモー
ド設定が可能で、停止が選択されている場合、針振りパ
ターンデータに従った縫製を終了すると、ミシンは自動
的に停止し、連続が設定されている場合は、ミシンは停
止することなく、次のSTEPへ移行し、最終STEP
が終了した場合は、再びSTEP1に戻りこれを繰り返
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、布送り
は布と送り歯等の機械機構との摩擦によって行なわれる
ため、布の素材の違いや縫い速度の違いにより発生する
送り誤差により各パターンの針数の縫製終了位置が所望
の縫製位置と異なってしまう場合があるが、従来のプロ
グラム縫いでは各パターンの針数の縫製終了でしかパタ
ーンを終了することができないため、所望の縫製位置で
次のステップの縫製パターンへの切り替えができないと
いう問題がある。
は布と送り歯等の機械機構との摩擦によって行なわれる
ため、布の素材の違いや縫い速度の違いにより発生する
送り誤差により各パターンの針数の縫製終了位置が所望
の縫製位置と異なってしまう場合があるが、従来のプロ
グラム縫いでは各パターンの針数の縫製終了でしかパタ
ーンを終了することができないため、所望の縫製位置で
次のステップの縫製パターンへの切り替えができないと
いう問題がある。
【0006】更に、従来のプログラム縫いでは、パター
ンの針数でしか1ステップの針数を設定できない。従っ
て、2点千鳥パターンや3点千鳥パターンのような、繰
り返しパターンにより1ステップ分の縫い目を形成する
場合にも、作業者はプログラム作成時に、各ステップを
構成する縫い目長さ分だけ同一パターンのデータを繰り
返し入力しなければならず、作業効率が悪いばかりでな
く、入力作業の負担が大きいものとなっていた。また、
作成されたパターンを、例えば2点千鳥から3点千鳥に
変更する場合にも、作業者は最初から3点千鳥縫いのデ
ータを2点千鳥で作成されたパターンと同一縫い目長さ
分だけ繰り返し入力しなければならず、これも作業効率
の悪いものとなっていた。
ンの針数でしか1ステップの針数を設定できない。従っ
て、2点千鳥パターンや3点千鳥パターンのような、繰
り返しパターンにより1ステップ分の縫い目を形成する
場合にも、作業者はプログラム作成時に、各ステップを
構成する縫い目長さ分だけ同一パターンのデータを繰り
返し入力しなければならず、作業効率が悪いばかりでな
く、入力作業の負担が大きいものとなっていた。また、
作成されたパターンを、例えば2点千鳥から3点千鳥に
変更する場合にも、作業者は最初から3点千鳥縫いのデ
ータを2点千鳥で作成されたパターンと同一縫い目長さ
分だけ繰り返し入力しなければならず、これも作業効率
の悪いものとなっていた。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、複数の縫製パターンを切り替えて
縫製するプログラム縫いにおいて、実行中の縫製パター
ンから次の縫製パターンへの切り替えが任意の縫製位置
でできるミシンを提供することを課題とする。
めになされたもので、複数の縫製パターンを切り替えて
縫製するプログラム縫いにおいて、実行中の縫製パター
ンから次の縫製パターンへの切り替えが任意の縫製位置
でできるミシンを提供することを課題とする。
【0008】また、更に、パターンの入力作業を効率
化、かつ軽減化することのできるミシンを提供すること
を課題とする。
化、かつ軽減化することのできるミシンを提供すること
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、単数または複数の単位模様により構成
される所定の針数からなる縫製パターンを複数記憶する
パターン記憶手段と、前記複数の縫製パターンの実行順
を設定する実行順設定手段と、実行中の縫製パターンを
前記実行順設定手段により設定されている次の縫製パタ
ーンに移行させる移行指令を出力する移行指令手段と、
前記移行指令手段により移行指令が出力されるまでは、
実行中の縫製パターンによる縫製を繰り返し実行し、移
行指令が出力されると、実行中の縫製パターンによる縫
製を中断し前記次の縫製パターンによる縫製を行わせる
制御手段を備える構成を採用している。
解決するために、単数または複数の単位模様により構成
される所定の針数からなる縫製パターンを複数記憶する
パターン記憶手段と、前記複数の縫製パターンの実行順
を設定する実行順設定手段と、実行中の縫製パターンを
前記実行順設定手段により設定されている次の縫製パタ
ーンに移行させる移行指令を出力する移行指令手段と、
前記移行指令手段により移行指令が出力されるまでは、
実行中の縫製パターンによる縫製を繰り返し実行し、移
行指令が出力されると、実行中の縫製パターンによる縫
製を中断し前記次の縫製パターンによる縫製を行わせる
制御手段を備える構成を採用している。
【0010】このような構成では、所定の個所で縫製パ
ターンを切り替えることができ、縫製物に合った縫製パ
ターンの切り替えが行なわれるので、仕上りの美しい縫
製が可能となる。
ターンを切り替えることができ、縫製物に合った縫製パ
ターンの切り替えが行なわれるので、仕上りの美しい縫
製が可能となる。
【0011】また、本発明では、単数または複数の単位
模様により構成される所定の針数からなる縫製パターン
を複数記憶するパターン記憶手段と、実行中の縫製パタ
ーンにおいて縫製される針数を計数する針数計数手段
と、前記実行中の縫製パターンにおいて縫製される総針
数を設定する総針数設定手段と、前記計数針数が前記総
針数に達するまでは実行中の縫製パターンによる縫製を
繰り返し実行し、前記計数針数が前記総針数に達する
と、実行中の縫製パターンによる縫製を中断し、予め設
定されている次の縫製パターンによる縫製を行なわせる
制御手段とを備える構成も採用している。
模様により構成される所定の針数からなる縫製パターン
を複数記憶するパターン記憶手段と、実行中の縫製パタ
ーンにおいて縫製される針数を計数する針数計数手段
と、前記実行中の縫製パターンにおいて縫製される総針
数を設定する総針数設定手段と、前記計数針数が前記総
針数に達するまでは実行中の縫製パターンによる縫製を
繰り返し実行し、前記計数針数が前記総針数に達する
と、実行中の縫製パターンによる縫製を中断し、予め設
定されている次の縫製パターンによる縫製を行なわせる
制御手段とを備える構成も採用している。
【0012】このような構成では、実行中の縫製パター
ンから次の縫製パターンへの切り替えが、縫製パターン
を構成する単位模様の針数に関係なく設定された総針数
に基づいて行なわれるので、作業者はプログラムを作成
する際に、2点千鳥パターンや3点千鳥パターンのよう
な単位模様のデータを繰り返し入力する必要がなく、効
率的にプログラムを作成することができる。また、一度
作成されたパターンの単位模様を変更する際にも、作業
者は単位模様を繰り返し入力する必要が無く、総針数を
変更せずに所望の単位模様を選択、あるいは1模様分だ
け作成、変更するだけで、簡単に変更することができ
る。
ンから次の縫製パターンへの切り替えが、縫製パターン
を構成する単位模様の針数に関係なく設定された総針数
に基づいて行なわれるので、作業者はプログラムを作成
する際に、2点千鳥パターンや3点千鳥パターンのよう
な単位模様のデータを繰り返し入力する必要がなく、効
率的にプログラムを作成することができる。また、一度
作成されたパターンの単位模様を変更する際にも、作業
者は単位模様を繰り返し入力する必要が無く、総針数を
変更せずに所望の単位模様を選択、あるいは1模様分だ
け作成、変更するだけで、簡単に変更することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。
づいて本発明を詳細に説明する。
【0014】図1には、本発明に係わるミシンの概観が
図示されており、同図において、主軸を回転させる主モ
ータ1により針棒2に支持された針3が上下動される。
この針3の上下動に関連して針板4上に布送り装置の送
り歯(不図示)が出没し、それにより押さえ板5に押さ
えられた布が送られ、布送り装置との協働により布に縫
目が形成される。布の縫い送り量は送り目盛ダイヤル6
で設定することができ、また縫い始めあるいは終わりの
ときに行われる止め縫いは、コンデンス目盛ダイヤル7
でコンデンス送り量を設定して、その設定された送り量
で送り装置を駆動することにより行われる。コンデンス
送り量は、正送り量と同量の逆送り量からゼロに設定可
能であり、通常の設定量としては、微小送り又は千鳥縫
目送り量とされる。その場合、返し縫いレバー8を操作
することにより、または止め縫い時に図示しない返し縫
いソレノイドを駆動して送り量を切り換えて返し縫いを
行うことができる。なお、9は電源スイッチであり、1
0は後述するように各種の設定を行う操作パネルであ
る。
図示されており、同図において、主軸を回転させる主モ
ータ1により針棒2に支持された針3が上下動される。
この針3の上下動に関連して針板4上に布送り装置の送
り歯(不図示)が出没し、それにより押さえ板5に押さ
えられた布が送られ、布送り装置との協働により布に縫
目が形成される。布の縫い送り量は送り目盛ダイヤル6
で設定することができ、また縫い始めあるいは終わりの
ときに行われる止め縫いは、コンデンス目盛ダイヤル7
でコンデンス送り量を設定して、その設定された送り量
で送り装置を駆動することにより行われる。コンデンス
送り量は、正送り量と同量の逆送り量からゼロに設定可
能であり、通常の設定量としては、微小送り又は千鳥縫
目送り量とされる。その場合、返し縫いレバー8を操作
することにより、または止め縫い時に図示しない返し縫
いソレノイドを駆動して送り量を切り換えて返し縫いを
行うことができる。なお、9は電源スイッチであり、1
0は後述するように各種の設定を行う操作パネルであ
る。
【0015】本発明のミシンには、図2に図示されたよ
うな針振り機構が設けられ、針3を支持する針棒2は、
針振りモータ(例えば、ステッピングモータ又はサーボ
モータ)11で駆動されるリンク機構12により、布送
り装置の布送り作用と同期させながら布送り方向に対し
て直交する方向(図2の矢印の方向)に往復移動され、
それにより所定の針振りパターンの縫目を形成すること
ができる。針振り機構には、針振りモータ11の回転と
ともに回転する遮蔽板11aを検知する原点センサ13
が設けられ、針振り位置の原点が検出される。
うな針振り機構が設けられ、針3を支持する針棒2は、
針振りモータ(例えば、ステッピングモータ又はサーボ
モータ)11で駆動されるリンク機構12により、布送
り装置の布送り作用と同期させながら布送り方向に対し
て直交する方向(図2の矢印の方向)に往復移動され、
それにより所定の針振りパターンの縫目を形成すること
ができる。針振り機構には、針振りモータ11の回転と
ともに回転する遮蔽板11aを検知する原点センサ13
が設けられ、針振り位置の原点が検出される。
【0016】図3には、ミシンの制御システムがブロッ
ク図として示されており、ミシンには、ミシン回転制御
部21aと針振り制御部21bからなりCPUで構成さ
れる制御装置(制御手段)21が設けられる。ペダル指
令20によりミシン回転制御部21a、ミシン主軸駆動
回路22を介して主モータ1が駆動され、それよりミシ
ンの主軸が駆動されて送り歯が、いわゆる4送り運動し
て、送り目盛ダイヤル6で設定した送り量で布送りをす
るとともに、針3が上下動して縫目が形成される。シン
クロナイザ23は、主軸位置を検出し、1針縫目を検出
するとともに、針3の上下位置を検出し、その信号がミ
シン回転制御部21a並びに針振り制御部21bに入力
される。針振り制御部21bは、針振り駆動回路25を
介して針振りモータ11を駆動し、原点センサ13の信
号を受けて針振り機構を制御する。止め縫い時は返し縫
いソレノイド27が作動してコンデンス目盛ダイヤル7
で設定した送り量となる。
ク図として示されており、ミシンには、ミシン回転制御
部21aと針振り制御部21bからなりCPUで構成さ
れる制御装置(制御手段)21が設けられる。ペダル指
令20によりミシン回転制御部21a、ミシン主軸駆動
回路22を介して主モータ1が駆動され、それよりミシ
ンの主軸が駆動されて送り歯が、いわゆる4送り運動し
て、送り目盛ダイヤル6で設定した送り量で布送りをす
るとともに、針3が上下動して縫目が形成される。シン
クロナイザ23は、主軸位置を検出し、1針縫目を検出
するとともに、針3の上下位置を検出し、その信号がミ
シン回転制御部21a並びに針振り制御部21bに入力
される。針振り制御部21bは、針振り駆動回路25を
介して針振りモータ11を駆動し、原点センサ13の信
号を受けて針振り機構を制御する。止め縫い時は返し縫
いソレノイド27が作動してコンデンス目盛ダイヤル7
で設定した送り量となる。
【0017】操作パネル10は、以下に説明するよう
に、単位模様により構成される複数の縫製パターン(針
振りパターン)をプログラム縫いするとき、各縫製パタ
ーンの実行順を設定したり(実行順設定手段)、また1
つの縫製パターンにおいて縫製される総針数を設定した
り(総針数設定手段)、更にミシンの制御に必要な種々
のデータを設定するのに使用され、これらの設定された
データは必要に応じて一旦メモリ(記憶手段)26に格
納される。
に、単位模様により構成される複数の縫製パターン(針
振りパターン)をプログラム縫いするとき、各縫製パタ
ーンの実行順を設定したり(実行順設定手段)、また1
つの縫製パターンにおいて縫製される総針数を設定した
り(総針数設定手段)、更にミシンの制御に必要な種々
のデータを設定するのに使用され、これらの設定された
データは必要に応じて一旦メモリ(記憶手段)26に格
納される。
【0018】また、メモリ26には、単数または複数の
単位模様により構成される所定の針数からなる縫製パタ
ーンが複数記憶されており、制御装置21は、操作パネ
ル10で設定されたデータに基づき、またメモリ26か
ら読み出される縫製パターンに従ってミシン回転制御部
21aを介してミシンの主モータ1を制御し、また針振
り制御部21bを介して針振りモータ11を制御して、
複数の縫製パターンを所定の順序で縫製しプログラム縫
いを実行する。
単位模様により構成される所定の針数からなる縫製パタ
ーンが複数記憶されており、制御装置21は、操作パネ
ル10で設定されたデータに基づき、またメモリ26か
ら読み出される縫製パターンに従ってミシン回転制御部
21aを介してミシンの主モータ1を制御し、また針振
り制御部21bを介して針振りモータ11を制御して、
複数の縫製パターンを所定の順序で縫製しプログラム縫
いを実行する。
【0019】また、ミシンには、布端センサ24並びに
ミシンの所定個所あるいは操作パネル10に配置される
操作スイッチ28が設けられており、制御装置21は、
プログラム縫い実行時、布端センサ24、あるいは操作
スイッチ28から信号入力があると、実行中の縫製パタ
ーンによる縫製を中断し次の縫製パターンによる縫製を
実行する。また、ミシン回転制御部21aには針数計数
手段21cが設けられており、実行中の縫製パターンに
おいて縫製される針数がこの針数計数手段21cにより
計数され、その計数針数が総針数設定手段で設定される
総針数に達した場合も、制御装置21は、実行中の縫製
パターンによる縫製を中断し次の縫製パターンに従って
縫製を開始する。
ミシンの所定個所あるいは操作パネル10に配置される
操作スイッチ28が設けられており、制御装置21は、
プログラム縫い実行時、布端センサ24、あるいは操作
スイッチ28から信号入力があると、実行中の縫製パタ
ーンによる縫製を中断し次の縫製パターンによる縫製を
実行する。また、ミシン回転制御部21aには針数計数
手段21cが設けられており、実行中の縫製パターンに
おいて縫製される針数がこの針数計数手段21cにより
計数され、その計数針数が総針数設定手段で設定される
総針数に達した場合も、制御装置21は、実行中の縫製
パターンによる縫製を中断し次の縫製パターンに従って
縫製を開始する。
【0020】図4には、表示パネル10に配置された各
種スイッチ並びに表示器が図示されており、プログラム
縫いスイッチ48は、プログラム縫いを選択するための
スイッチであり、操作するごとにプログラム縫いと通常
縫いが切り替わり、プログラム縫いが選択されている場
合は、LED49が点灯する。41は設定スイッチ(S
W)で、プログラム縫いのパラメータの設定など各種設
定を行うためのスイッチである。42は針振りパターン
で縫われる総針数などを表示する表示器、43は後述す
るSTEP番号、モード、針振りパターンの番号などを
表示する表示器である。44、45は表示器42、43
で表示される数値ないし番号を増減させる+−スイッチ
である。46は、針振りパターンで設定された総針数ま
で縫いが終了したときのモードを設定するモード設定ス
イッチであり、47はカスタムパターンスイッチで針振
りパターンを選択するスイッチである。
種スイッチ並びに表示器が図示されており、プログラム
縫いスイッチ48は、プログラム縫いを選択するための
スイッチであり、操作するごとにプログラム縫いと通常
縫いが切り替わり、プログラム縫いが選択されている場
合は、LED49が点灯する。41は設定スイッチ(S
W)で、プログラム縫いのパラメータの設定など各種設
定を行うためのスイッチである。42は針振りパターン
で縫われる総針数などを表示する表示器、43は後述す
るSTEP番号、モード、針振りパターンの番号などを
表示する表示器である。44、45は表示器42、43
で表示される数値ないし番号を増減させる+−スイッチ
である。46は、針振りパターンで設定された総針数ま
で縫いが終了したときのモードを設定するモード設定ス
イッチであり、47はカスタムパターンスイッチで針振
りパターンを選択するスイッチである。
【0021】図5、図6には、本発明の1実施形態に係
わるプログラム縫いのプログラムデータの構成が図示さ
れている。この実施形態では、図5(A)に示したよう
に、4種の針振りパターン30〜33が31、33、3
0、32の順に実行される。各針振りパターンのデータ
は、図5(B)に図示されており、図10(B)と同じ
構成になっている。
わるプログラム縫いのプログラムデータの構成が図示さ
れている。この実施形態では、図5(A)に示したよう
に、4種の針振りパターン30〜33が31、33、3
0、32の順に実行される。各針振りパターンのデータ
は、図5(B)に図示されており、図10(B)と同じ
構成になっている。
【0022】プログラム縫いするときのプログラムデー
タは、「STEP」ごとに分けられ、1STEP当りの
情報は、図6に示したように、単位模様としての「針振
りパターンデータ」50と「パターン終了条件」51の
2要素からなっている。「針振りパターンデータ」50
は、針振りパターン(30〜33)のデータであり、一
方、「パターン終了条件」51は、「針振りパターンデ
ータ」50に関係なく各STEPの針振りパターンを終
了させ、次のSTEPの針振りパターンに移行させるパ
ターン終了条件である。各STEPの針振りパターンの
終了は、「針振りパターンデータ」の針数に無関係に、
設定された総針数まで縫製が行なわれたとき針数指令手
段53により行なわれるか、又は「外部入力」52によ
り行なわれる。
タは、「STEP」ごとに分けられ、1STEP当りの
情報は、図6に示したように、単位模様としての「針振
りパターンデータ」50と「パターン終了条件」51の
2要素からなっている。「針振りパターンデータ」50
は、針振りパターン(30〜33)のデータであり、一
方、「パターン終了条件」51は、「針振りパターンデ
ータ」50に関係なく各STEPの針振りパターンを終
了させ、次のSTEPの針振りパターンに移行させるパ
ターン終了条件である。各STEPの針振りパターンの
終了は、「針振りパターンデータ」の針数に無関係に、
設定された総針数まで縫製が行なわれたとき針数指令手
段53により行なわれるか、又は「外部入力」52によ
り行なわれる。
【0023】針数指令手段53は、実行中の縫製パター
ンにおいて縫製される針数が針数計数手段21cによっ
て計数され、その計数針数が設定された総針数に達する
と、実行中の針振りパターンを終了ないし中断させ、次
の針振りパターンに移行させる移行指令を出力する。こ
のように、針数が設定針数に達したときに針振りパター
ンを移行させる制御は、以下では、針数制御ともよばれ
る。
ンにおいて縫製される針数が針数計数手段21cによっ
て計数され、その計数針数が設定された総針数に達する
と、実行中の針振りパターンを終了ないし中断させ、次
の針振りパターンに移行させる移行指令を出力する。こ
のように、針数が設定針数に達したときに針振りパター
ンを移行させる制御は、以下では、針数制御ともよばれ
る。
【0024】一方、「外部入力」52は、布端指令手段
52aと操作指令手段52bにより行われ、布端指令手
段52aは、布端センサ24から構成され、布端センサ
24により縫い終わりの布端が検出されて、ミシン回転
制御部21aによりミシンが停止された場合、実行中の
針振りパターンを終了させ次の針振りパターンに移行さ
せる移行指令を出力する。また、操作指令手段52b
は、操作スイッチ28から構成され、ミシンが停止中に
操作スイッチ28が操作されたときに、実行中の針振り
パターンを終了させ次の針振りパターンに移行させる移
行指令を出力する。
52aと操作指令手段52bにより行われ、布端指令手
段52aは、布端センサ24から構成され、布端センサ
24により縫い終わりの布端が検出されて、ミシン回転
制御部21aによりミシンが停止された場合、実行中の
針振りパターンを終了させ次の針振りパターンに移行さ
せる移行指令を出力する。また、操作指令手段52b
は、操作スイッチ28から構成され、ミシンが停止中に
操作スイッチ28が操作されたときに、実行中の針振り
パターンを終了させ次の針振りパターンに移行させる移
行指令を出力する。
【0025】このように、移行指令を出力する移行指令
手段は、針数指令手段53、布端指令手段52a、操作
指令手段52bにより実現されるが、これらの指令手段
は、制御装置21に設けられる選択手段57により選択
することができる。
手段は、針数指令手段53、布端指令手段52a、操作
指令手段52bにより実現されるが、これらの指令手段
は、制御装置21に設けられる選択手段57により選択
することができる。
【0026】実行中の縫製パターンを終了させるのに、
布端指令手段52a、操作指令手段52bが選択された
場合は、布端センサ24あるいは操作スイッチ28から
の信号が入力されるまでは、各STEPは更新されな
い。その間針振りパターンの針数が終了した場合再びパ
ターンの先頭に戻り、布端センサ24あるいは操作スイ
ッチ28からの信号が入力されるまで繰り返す。
布端指令手段52a、操作指令手段52bが選択された
場合は、布端センサ24あるいは操作スイッチ28から
の信号が入力されるまでは、各STEPは更新されな
い。その間針振りパターンの針数が終了した場合再びパ
ターンの先頭に戻り、布端センサ24あるいは操作スイ
ッチ28からの信号が入力されるまで繰り返す。
【0027】一方、実行中の縫製パターンを終了させる
のに、針数指令手段53が選択された場合、針数制御が
行われ、各STEP毎に設定された総針数(設定針数)
の縫製が終了した後、「停止」54、「連続」55、
「糸切り」56のモードを選択することができる。「停
止」モードが選択された場合は、設定針数の縫製が終了
した後、ミシンを停止させ、次のSTEPへ進む。ま
た、「連続」モードを選択した場合は、設定針数の縫製
が終了した後、ミシンを停止せず次のSTEPへの更新
が可能である。「針振りパターンデータ」の針数よりS
TEP毎に設定した設定針数が大きい場合には、「針振
りパターンデータ」の針数が終了した時点で再びパター
ンの先頭に戻り同じパターンを繰り返し、設定針数がき
た時点で、次STEPへ移行する。また、「糸切り」モ
ードが選択された場合は、設定針数の縫製が終了した
後、糸切りを行ない、プログラム終了としSTEP1へ
復帰する。「糸切り」モードの選択は、最終STEPと
判断される。
のに、針数指令手段53が選択された場合、針数制御が
行われ、各STEP毎に設定された総針数(設定針数)
の縫製が終了した後、「停止」54、「連続」55、
「糸切り」56のモードを選択することができる。「停
止」モードが選択された場合は、設定針数の縫製が終了
した後、ミシンを停止させ、次のSTEPへ進む。ま
た、「連続」モードを選択した場合は、設定針数の縫製
が終了した後、ミシンを停止せず次のSTEPへの更新
が可能である。「針振りパターンデータ」の針数よりS
TEP毎に設定した設定針数が大きい場合には、「針振
りパターンデータ」の針数が終了した時点で再びパター
ンの先頭に戻り同じパターンを繰り返し、設定針数がき
た時点で、次STEPへ移行する。また、「糸切り」モ
ードが選択された場合は、設定針数の縫製が終了した
後、糸切りを行ない、プログラム終了としSTEP1へ
復帰する。「糸切り」モードの選択は、最終STEPと
判断される。
【0028】図5(A)の右側、図6の左側には、この
ように設定された各STEPの終了条件が図示されてお
り、「STEP1」は、針振りパターン31による縫い
が、総針数として設定された100針縫われたときにミ
シンを停止させて終了され、「STEP2」は、針振り
パターン33による縫いが外部入力により終了され、
「STEP3」は、針振りパターン30による縫いが、
総針数として設定された50針縫われたときにミシンを
停止させず次のSTEPに移行する形で終了され、「S
TEP4」は、針振りパターン32による縫いが、総針
数として設定された100針縫われたときにミシンを停
止させて終了されることが図示されている。
ように設定された各STEPの終了条件が図示されてお
り、「STEP1」は、針振りパターン31による縫い
が、総針数として設定された100針縫われたときにミ
シンを停止させて終了され、「STEP2」は、針振り
パターン33による縫いが外部入力により終了され、
「STEP3」は、針振りパターン30による縫いが、
総針数として設定された50針縫われたときにミシンを
停止させず次のSTEPに移行する形で終了され、「S
TEP4」は、針振りパターン32による縫いが、総針
数として設定された100針縫われたときにミシンを停
止させて終了されることが図示されている。
【0029】図7には、上述したような針振りパターン
をプログラム縫いするときのプログラムを設定するため
の処理手順が図示されている。図4の操作パネル10
で、設定スイッチ41を押すことにより(ステップS1
0)、設定モードとなる。このとき、プログラム設定モ
ードとするためには、プログラム縫いスイッチ48の操
作によりプログラム縫いが選択されていることが必要で
ある(ステップS11)。プログラム縫いが選択されて
いない場合、通常縫いの設定モードへ移行し(ステップ
S12)、処理を終了する。
をプログラム縫いするときのプログラムを設定するため
の処理手順が図示されている。図4の操作パネル10
で、設定スイッチ41を押すことにより(ステップS1
0)、設定モードとなる。このとき、プログラム設定モ
ードとするためには、プログラム縫いスイッチ48の操
作によりプログラム縫いが選択されていることが必要で
ある(ステップS11)。プログラム縫いが選択されて
いない場合、通常縫いの設定モードへ移行し(ステップ
S12)、処理を終了する。
【0030】プログラム縫いを設定する設定モードが選
択されている場合、プログラム縫いのLED49が点灯
している。操作パネルの表示器43にSTEP番号が表
示され(ステップS13)、また表示器42に針数が表
示されるので(ステップS14)、+−スイッチ44に
て現在選択されているSTEPに対する総針数を設定
し、変更があった場合(ステップS15)、ステップS
14へ戻り表示を更新する。
択されている場合、プログラム縫いのLED49が点灯
している。操作パネルの表示器43にSTEP番号が表
示され(ステップS13)、また表示器42に針数が表
示されるので(ステップS14)、+−スイッチ44に
て現在選択されているSTEPに対する総針数を設定
し、変更があった場合(ステップS15)、ステップS
14へ戻り表示を更新する。
【0031】設定針数が「0」の場合(ステップS1
6)、そのSTEP番号に係わる針振りパターンの終了
条件は外部入力とする(ステップS17)。設定針数が
「0」以外の場合は、設定針数の縫いが終了したときの
モードをモード設定スイッチ46により設定する(ステ
ップS18)。終了時のモードは、+−SW45を押す
たびに、「停止」、「糸切り」、「連続」と切り換り、
設定されたモードの内容が表示器43に表示される(ス
テップS19、S20)。再度モード設定スイッチ46
を押すとモード設定が完了する(ステップS21)。
6)、そのSTEP番号に係わる針振りパターンの終了
条件は外部入力とする(ステップS17)。設定針数が
「0」以外の場合は、設定針数の縫いが終了したときの
モードをモード設定スイッチ46により設定する(ステ
ップS18)。終了時のモードは、+−SW45を押す
たびに、「停止」、「糸切り」、「連続」と切り換り、
設定されたモードの内容が表示器43に表示される(ス
テップS19、S20)。再度モード設定スイッチ46
を押すとモード設定が完了する(ステップS21)。
【0032】以上のような処理により、例えば、図5
(A)、図6の「STEP1」に対し、針振りパターン
(データ2)を選択し、+−スイッチ44により総針数
を100針に設定し、また+−SW45によりモードを
「停止」に設定することができる。
(A)、図6の「STEP1」に対し、針振りパターン
(データ2)を選択し、+−スイッチ44により総針数
を100針に設定し、また+−SW45によりモードを
「停止」に設定することができる。
【0033】また、単位模様としての針振りパターンの
変更は、カスタムパターン選択スイッチ47を押すこと
により(ステップS22)、表示器43に針振りパター
ンの番号を点滅表示させる(ステップS23)。このと
き、+−スイッチ45にて針振りパターンデータ番号を
変更し(ステップS24)、再びカスタムパターン選択
スイッチ47を押し(ステップS25)、針振りのパタ
ーン選択を終了する。なお、詳細は省略するが、単位模
様としての各針振りパターンのデータは操作パネル10
を操作することにより作成、変更可能に構成されてい
る。
変更は、カスタムパターン選択スイッチ47を押すこと
により(ステップS22)、表示器43に針振りパター
ンの番号を点滅表示させる(ステップS23)。このと
き、+−スイッチ45にて針振りパターンデータ番号を
変更し(ステップS24)、再びカスタムパターン選択
スイッチ47を押し(ステップS25)、針振りのパタ
ーン選択を終了する。なお、詳細は省略するが、単位模
様としての各針振りパターンのデータは操作パネル10
を操作することにより作成、変更可能に構成されてい
る。
【0034】続いて、+−スイッチ45を押すことによ
り(ステップS26)、表示器43のSTEP番号を変
更し(ステップS27)、ステップS13に戻って上記
の処理を繰り返す。そして、全ての設定を終了する場合
は設定スイッチ41を押すようにする(ステップS2
8)。
り(ステップS26)、表示器43のSTEP番号を変
更し(ステップS27)、ステップS13に戻って上記
の処理を繰り返す。そして、全ての設定を終了する場合
は設定スイッチ41を押すようにする(ステップS2
8)。
【0035】以上の処理により、STEP番号を更新し
て(ステップS27)、各STEP番号に針振りパター
ンを割り付け(ステップS23)、それぞれの針振りパ
ターンに対して終了条件を設定する(ステップS19)
ことができるので、「STEP1」に続いて、「STE
P2」に対しては、針振りパターン(データ4)を選択
し、パターン終了を「外部入力」とし、また「STEP
3」に対しては、針振りパターン(データ1)を選択
し、総針数を50針に設定して「連続」モードを選択
し、また「STEP4」に対しては、針振りパターン
(データ3)を選択し、総針数を100針に設定して
「停止」モードを設定することができる。
て(ステップS27)、各STEP番号に針振りパター
ンを割り付け(ステップS23)、それぞれの針振りパ
ターンに対して終了条件を設定する(ステップS19)
ことができるので、「STEP1」に続いて、「STE
P2」に対しては、針振りパターン(データ4)を選択
し、パターン終了を「外部入力」とし、また「STEP
3」に対しては、針振りパターン(データ1)を選択
し、総針数を50針に設定して「連続」モードを選択
し、また「STEP4」に対しては、針振りパターン
(データ3)を選択し、総針数を100針に設定して
「停止」モードを設定することができる。
【0036】このようにして、プログラム縫いの設定が
終了し、作成されたプログラムデータはメモリ26(図
3)に格納される。
終了し、作成されたプログラムデータはメモリ26(図
3)に格納される。
【0037】図8には、図7の処理により作成されたプ
ログラムに従ってプログラム縫いを行なう手順が図示さ
れている。
ログラムに従ってプログラム縫いを行なう手順が図示さ
れている。
【0038】プログラム縫いスイッチ48によりプログ
ラム縫いが選択されていると(ステップS40)、プロ
グラム縫い動作となり、STEPカウンタIを初期化し
(I=1)(ステップS41)、制御装置21は、ペダ
ル指令20に応答してペダル前踏みにより(ステップS
42)、メモリ26から「STEPI」の針振りパター
ンのデータを読み込み(ステップS43)、読み込んだ
データに応じて主モータ1と針振りモータ11を制御し
て、「STEPI」の針振りパターンの縫製を開始す
る。
ラム縫いが選択されていると(ステップS40)、プロ
グラム縫い動作となり、STEPカウンタIを初期化し
(I=1)(ステップS41)、制御装置21は、ペダ
ル指令20に応答してペダル前踏みにより(ステップS
42)、メモリ26から「STEPI」の針振りパター
ンのデータを読み込み(ステップS43)、読み込んだ
データに応じて主モータ1と針振りモータ11を制御し
て、「STEPI」の針振りパターンの縫製を開始す
る。
【0039】続いて、ペダル後踏みか否かが判断され
(ステップS44)、後踏みした場合はステップS56
に移行して糸切り制御を行い、また後踏みでない場合
は、当該STEPで設定されている総針数が0であるか
どうか、すなわち、そのSTEPの縫いの終了が、実行
中のSTEPにおける縫製パターンで縫製された針数
が、設定針数に達したとき移行指令を出力する針数指令
手段53により行なわれるか(設定針数は0でない)、
あるいは外部入力52(設定針数=0)により行なわれ
るかが判断される(ステップS45)。パターン終了が
針数指令手段53により行なわれる場合には(ステップ
S45の否定)、実行中の縫製パターンで縫製された針
数と設定針数が比較され、設定針数まで縫製が終了した
かが判断され(ステップS46)、設定針数未満では、
ステップS48に進んで、針振りパターンの針数の縫製
が終了したかが判断される。針振りパターンの針数の縫
製が終了していない場合には、ステップS44へ戻り、
また終了した場合は、針振りパターンを初期化して針振
りパターンの第1針落ち点に戻して(ステップS4
9)、同様にステップS44へ戻り、これまでの処理を
繰り返す。
(ステップS44)、後踏みした場合はステップS56
に移行して糸切り制御を行い、また後踏みでない場合
は、当該STEPで設定されている総針数が0であるか
どうか、すなわち、そのSTEPの縫いの終了が、実行
中のSTEPにおける縫製パターンで縫製された針数
が、設定針数に達したとき移行指令を出力する針数指令
手段53により行なわれるか(設定針数は0でない)、
あるいは外部入力52(設定針数=0)により行なわれ
るかが判断される(ステップS45)。パターン終了が
針数指令手段53により行なわれる場合には(ステップ
S45の否定)、実行中の縫製パターンで縫製された針
数と設定針数が比較され、設定針数まで縫製が終了した
かが判断され(ステップS46)、設定針数未満では、
ステップS48に進んで、針振りパターンの針数の縫製
が終了したかが判断される。針振りパターンの針数の縫
製が終了していない場合には、ステップS44へ戻り、
また終了した場合は、針振りパターンを初期化して針振
りパターンの第1針落ち点に戻して(ステップS4
9)、同様にステップS44へ戻り、これまでの処理を
繰り返す。
【0040】以上の処理を、図5、図6の例で説明する
と、「STEP1」では、総針数が100針に設定され
ているので、ステップS45からステップS46に移行
し、「STEP1」の縫製時、針数計数手段21cによ
り計数される総針数が、100針に達したかどうかが判
断される。達していない場合には、ステップS48に進
んで、「STEP1」に対応する針振りパターン(デー
タ2)の針数(4針)に達したかどうかが判断される。
その針数に達すると、針振りパターンが初期化され(ス
テップS49)、その針振りパターンの最初の針落ち点
に戻ってステップS44に戻り、その縫製パターンによ
る縫製が最初から繰り返される。また、針振りパターン
データの針数(4針)に達していない場合(ステップS
48の否定)にも、ステップS44へ戻り、「STEP
1」の針振りパターンによる縫製において総針数が10
0針に達するまで、その針振りパターンによる縫製が繰
り返される。
と、「STEP1」では、総針数が100針に設定され
ているので、ステップS45からステップS46に移行
し、「STEP1」の縫製時、針数計数手段21cによ
り計数される総針数が、100針に達したかどうかが判
断される。達していない場合には、ステップS48に進
んで、「STEP1」に対応する針振りパターン(デー
タ2)の針数(4針)に達したかどうかが判断される。
その針数に達すると、針振りパターンが初期化され(ス
テップS49)、その針振りパターンの最初の針落ち点
に戻ってステップS44に戻り、その縫製パターンによ
る縫製が最初から繰り返される。また、針振りパターン
データの針数(4針)に達していない場合(ステップS
48の否定)にも、ステップS44へ戻り、「STEP
1」の針振りパターンによる縫製において総針数が10
0針に達するまで、その針振りパターンによる縫製が繰
り返される。
【0041】一方、ステップS46で、STEPに対し
て設定された総針数に達したと判断された場合には、パ
ターン終了時のモードが「連続」であるか否かが判断さ
れる(ステップS50)。モードが「連続」でない場合
は、「糸切り」か否かが判断され(ステップS55)、
「糸切り」の場合、糸切り制御を行ない(ステップS5
6)、ステップS40のプログラム選択に戻り初期状態
となる。また、モードが「停止」の場合には、ステップ
S55からステップS54に進み、ミシンを停止させ
る。その後、針振りパターンが最終STEPか否かが判
断され(ステップS52)、最終STEPの場合は、ス
テップS40のプログラム縫いの選択に戻り初期状態と
なり、一方最終STEPでない場合はSTEPカウンタ
Iを増分するI=I+1の処理を行ない(ステップS5
3)、ステップS42に戻り、同様な処理を繰り返す。
て設定された総針数に達したと判断された場合には、パ
ターン終了時のモードが「連続」であるか否かが判断さ
れる(ステップS50)。モードが「連続」でない場合
は、「糸切り」か否かが判断され(ステップS55)、
「糸切り」の場合、糸切り制御を行ない(ステップS5
6)、ステップS40のプログラム選択に戻り初期状態
となる。また、モードが「停止」の場合には、ステップ
S55からステップS54に進み、ミシンを停止させ
る。その後、針振りパターンが最終STEPか否かが判
断され(ステップS52)、最終STEPの場合は、ス
テップS40のプログラム縫いの選択に戻り初期状態と
なり、一方最終STEPでない場合はSTEPカウンタ
Iを増分するI=I+1の処理を行ない(ステップS5
3)、ステップS42に戻り、同様な処理を繰り返す。
【0042】なお、ステップS40でプログラム縫いが
選択されていない場合は、ステップS57の通常縫製モ
ードとなり、プログラムに依らない通常縫製が行なわれ
る。
選択されていない場合は、ステップS57の通常縫製モ
ードとなり、プログラムに依らない通常縫製が行なわれ
る。
【0043】以上の処理を、再び図5(A)、図6の例
で説明すると、「STEP1」では、縫製針数が100
針に達すると、「停止」モードとなるので、ステップS
46、S50、S55からステップS54に進んでミシ
ンは停止される。また、「STEP1」は最終STEP
ではないので、ステップS52、S53を経てステップ
S42に戻り、制御装置21は、メモリ26から次のS
TEP2の針振りパターンを読み込んで縫製を開始す
る。
で説明すると、「STEP1」では、縫製針数が100
針に達すると、「停止」モードとなるので、ステップS
46、S50、S55からステップS54に進んでミシ
ンは停止される。また、「STEP1」は最終STEP
ではないので、ステップS52、S53を経てステップ
S42に戻り、制御装置21は、メモリ26から次のS
TEP2の針振りパターンを読み込んで縫製を開始す
る。
【0044】今度の「STEP2」のパターン終了条件
は、「外部入力」であるので、ステップS45で、「外
部入力」の条件である設定針数=0が検出され、ステッ
プS47に移行する。ここでは、針数カウントは行なわ
れず、外部入力スイッチ(布端センサ24、操作スイッ
チ28)のONを待つ。外部入力の入力がない場合は、
針数制御と同じくステップS48の処理となる。また外
部入力スイッチがONの場合、ミシンが停止しているか
を判断し(ステップS51)、ミシン停止中でなければ
外部入力は無効とする。一方ミシン停止中に外部入力ス
イッチがONした場合、ステップS52で、そのSTE
Pが最終STEPであるかが判断され、最終STEPで
なければ、STEPカウンタIを増分するI=I+1の
処理を行ない(ステップS53)、ステップS42に戻
る。
は、「外部入力」であるので、ステップS45で、「外
部入力」の条件である設定針数=0が検出され、ステッ
プS47に移行する。ここでは、針数カウントは行なわ
れず、外部入力スイッチ(布端センサ24、操作スイッ
チ28)のONを待つ。外部入力の入力がない場合は、
針数制御と同じくステップS48の処理となる。また外
部入力スイッチがONの場合、ミシンが停止しているか
を判断し(ステップS51)、ミシン停止中でなければ
外部入力は無効とする。一方ミシン停止中に外部入力ス
イッチがONした場合、ステップS52で、そのSTE
Pが最終STEPであるかが判断され、最終STEPで
なければ、STEPカウンタIを増分するI=I+1の
処理を行ない(ステップS53)、ステップS42に戻
る。
【0045】この処理により、図5(A)、図6の「S
TEP2」の縫製時には、針数に無関係に外部入力によ
り実行中の針振りパターンが次の針振りパターンに切り
替えられる。例えば、布端センサ24が布端を検出する
と、布端センサ24からの信号が制御装置21に入力さ
れ、制御装置21がミシンを停止させるので、ステップ
S47、S51の条件が満たされ、布端指令手段52a
から移行指令が出力される。それにより、制御装置21
は、実行中の針振りパターンによる縫製を中断し、次の
針振りパターンによる縫製を実行する。また、作業者が
ミシンを停止させて操作スイッチ28を操作すると、同
様に、ステップS47、S51の条件が満たされ、操作
指令手段52bから移行指令が出力され、制御装置21
は次の針振りパターンによる縫製を開始する。
TEP2」の縫製時には、針数に無関係に外部入力によ
り実行中の針振りパターンが次の針振りパターンに切り
替えられる。例えば、布端センサ24が布端を検出する
と、布端センサ24からの信号が制御装置21に入力さ
れ、制御装置21がミシンを停止させるので、ステップ
S47、S51の条件が満たされ、布端指令手段52a
から移行指令が出力される。それにより、制御装置21
は、実行中の針振りパターンによる縫製を中断し、次の
針振りパターンによる縫製を実行する。また、作業者が
ミシンを停止させて操作スイッチ28を操作すると、同
様に、ステップS47、S51の条件が満たされ、操作
指令手段52bから移行指令が出力され、制御装置21
は次の針振りパターンによる縫製を開始する。
【0046】また、図5(A)、図6の「STEP3」
のように、針数制御で「連続」モードが設定されている
場合には、ステップS46のあと、ステップS50で
「連続」モードと判断されるので、ミシンを停止させず
ステップS52の処理が行なわれる。このとき「STE
P3」は最終STEPではないので、ステップS53に
進んで、I=4となり、ステップS42に戻る。それに
より、制御装置21は、メモリから次のSTEP4の針
振りパターンを読み込んでその針振りパターンによる縫
製を開始する。
のように、針数制御で「連続」モードが設定されている
場合には、ステップS46のあと、ステップS50で
「連続」モードと判断されるので、ミシンを停止させず
ステップS52の処理が行なわれる。このとき「STE
P3」は最終STEPではないので、ステップS53に
進んで、I=4となり、ステップS42に戻る。それに
より、制御装置21は、メモリから次のSTEP4の針
振りパターンを読み込んでその針振りパターンによる縫
製を開始する。
【0047】なお、ペダル後踏みによる糸切りはプログ
ラム制御中有効で(ステップS44)、糸切り動作後
(ステップS56)は、ステップS40に戻る。
ラム制御中有効で(ステップS44)、糸切り動作後
(ステップS56)は、ステップS40に戻る。
【0048】なお、上記実施形態では、ステップS46
で当該STEPの設定針数の縫いが終了していない場合
には、ステップS48に移行しているが、それに代え
て、点線で示したように、ステップS47に移行させ、
針数制御でも外部入力スイッチがONになったかを判断
し、針数制御中に外部入力により次の針振りパターンに
移行させるようにすることもできる。
で当該STEPの設定針数の縫いが終了していない場合
には、ステップS48に移行しているが、それに代え
て、点線で示したように、ステップS47に移行させ、
針数制御でも外部入力スイッチがONになったかを判断
し、針数制御中に外部入力により次の針振りパターンに
移行させるようにすることもできる。
【0049】図9には、(C)に示したような単位模様
としての針振りパターンP1、P2のデータから、
(B)に示したようなプログラム61を作成し、このプ
ログラムデータにより(A)に示したようにラベル60
を縫い付ける縫製が図示されている。STEP1により
Aの縫い始め位置から針振りパターンP1をほぼ2回繰
り返して縫製してB点に達した後、B点で外部入力を行
う。この外部入力は、例えば、布端指令手段52aによ
り行い、ラベルの布端Eが検出されてミシンが停止し、
布端センサ24の信号が制御装置21に入力されること
により行なわれる。
としての針振りパターンP1、P2のデータから、
(B)に示したようなプログラム61を作成し、このプ
ログラムデータにより(A)に示したようにラベル60
を縫い付ける縫製が図示されている。STEP1により
Aの縫い始め位置から針振りパターンP1をほぼ2回繰
り返して縫製してB点に達した後、B点で外部入力を行
う。この外部入力は、例えば、布端指令手段52aによ
り行い、ラベルの布端Eが検出されてミシンが停止し、
布端センサ24の信号が制御装置21に入力されること
により行なわれる。
【0050】この場合、(A)に示すB点やC点は、針
振りパターンP1の第1針落ち位置(n No.1)に
該当しパターンP1の途中であるが、本発明の構成によ
れば、このように任意の縫製位置(針落ち位置)での縫
製パターンの移行が可能である。
振りパターンP1の第1針落ち位置(n No.1)に
該当しパターンP1の途中であるが、本発明の構成によ
れば、このように任意の縫製位置(針落ち位置)での縫
製パターンの移行が可能である。
【0051】上記の外部入力により、針振りパターンP
1は、次のSTEP2の針振りパターンP2に切り替え
られ、針振りパターンP2が繰り返されてC点まで縫製
が行なわれる。C点に達したとき、同様に布端指令手段
52aによる外部入力を行い、STEP3に移行して針
振りパターンP1に切り替え、D点まで縫製したとき、
再び布端指令手段52aによる外部入力を行なう。これ
により、プログラムは、STEP4に移行して針振りパ
ターンP2によりA点まで縫製して縫製を終了する。
1は、次のSTEP2の針振りパターンP2に切り替え
られ、針振りパターンP2が繰り返されてC点まで縫製
が行なわれる。C点に達したとき、同様に布端指令手段
52aによる外部入力を行い、STEP3に移行して針
振りパターンP1に切り替え、D点まで縫製したとき、
再び布端指令手段52aによる外部入力を行なう。これ
により、プログラムは、STEP4に移行して針振りパ
ターンP2によりA点まで縫製して縫製を終了する。
【0052】上記例では、外部入力を布端指令手段52
aで行なったが、ラベルの端部まで縫製が進んだとき、
作業者がミシンを停止し、操作スイッチ28を操作して
操作指令手段52bにより行なうようにしてもよい。
aで行なったが、ラベルの端部まで縫製が進んだとき、
作業者がミシンを停止し、操作スイッチ28を操作して
操作指令手段52bにより行なうようにしてもよい。
【0053】また、上記例で示したパターンP1やP2
は、単数の単位模様で構成されているが、例えば図9
(D)に示すような、複数の単位模様G1、G2で構成
されるパターンP3と他のパターンとを順次移行させる
ように構成してもよい。
は、単数の単位模様で構成されているが、例えば図9
(D)に示すような、複数の単位模様G1、G2で構成
されるパターンP3と他のパターンとを順次移行させる
ように構成してもよい。
【0054】また、本実施の形態では、プログラム縫い
選択スイッチ48により、プログラム縫いが選択された
場合に1種類のみのプログラム縫いを実行する構成とし
ているが、複数種類のプログラムを設定可能として、プ
ログラム縫いが選択された場合に設定されている複数の
プログラムの中から所望のプログラムを選択して実行す
るように構成しても良いことは、勿論である。
選択スイッチ48により、プログラム縫いが選択された
場合に1種類のみのプログラム縫いを実行する構成とし
ているが、複数種類のプログラムを設定可能として、プ
ログラム縫いが選択された場合に設定されている複数の
プログラムの中から所望のプログラムを選択して実行す
るように構成しても良いことは、勿論である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、総針
数の設定あるいは外部入力により縫製パターンを切り替
えてプログラム縫いができるので、素材による送り量に
変化が発生する場合でも、あるいは裁断の誤差により縫
い長さに変化が発生する場合でも、所定の個所で縫製パ
ターンを切り替えることができ、縫製物に合った縫製パ
ターンの切り替えが行なわれるので、仕上りの美しい縫
製が可能となる。
数の設定あるいは外部入力により縫製パターンを切り替
えてプログラム縫いができるので、素材による送り量に
変化が発生する場合でも、あるいは裁断の誤差により縫
い長さに変化が発生する場合でも、所定の個所で縫製パ
ターンを切り替えることができ、縫製物に合った縫製パ
ターンの切り替えが行なわれるので、仕上りの美しい縫
製が可能となる。
【0056】また、本発明では、実行中の縫製パターン
から次の縫製パターンへの切り替えが、縫製パターンを
構成する単位模様の針数に関係なく設定された総針数に
基づいて行なわれるので、作業者はプログラムを作成す
る際に、各パターンを構成する単位模様のデータを繰り
返し入力する必要がなく、当該パターンで縫製される総
針数を入力するとともに、所望の単位模様のデータを選
択、あるいは1模様分作成するだけで、効率的にプログ
ラムを作成することができる。また、一度作成された縫
製パターンの単位模様を変更する際にも、作業者は単位
模様の同一パターンのデータを繰り返し入力する必要が
無く、総針数を変更せずに所望の単位模様を選択、ある
いは1模様分のパターンのデータを作成、変更するだけ
で良い。
から次の縫製パターンへの切り替えが、縫製パターンを
構成する単位模様の針数に関係なく設定された総針数に
基づいて行なわれるので、作業者はプログラムを作成す
る際に、各パターンを構成する単位模様のデータを繰り
返し入力する必要がなく、当該パターンで縫製される総
針数を入力するとともに、所望の単位模様のデータを選
択、あるいは1模様分作成するだけで、効率的にプログ
ラムを作成することができる。また、一度作成された縫
製パターンの単位模様を変更する際にも、作業者は単位
模様の同一パターンのデータを繰り返し入力する必要が
無く、総針数を変更せずに所望の単位模様を選択、ある
いは1模様分のパターンのデータを作成、変更するだけ
で良い。
【図1】本発明に係わるミシンの外観を示した斜視図で
ある。
ある。
【図2】針振り機構の構成を示した構成図である。
【図3】図1のミシンの制御系の構成を示したブロック
図である。
図である。
【図4】操作パネルの各種スイッチ、表示器の配置を示
した配置図である。
した配置図である。
【図5】針振りパターンのデータ並びにプログラム縫い
の構成を示した説明図である。
の構成を示した説明図である。
【図6】1STEPのデータの内容を示した説明図であ
る。
る。
【図7】プログラム縫いのためのプログラムデータを設
定する手順を示したフローチャートである。
定する手順を示したフローチャートである。
【図8】プログラム縫いを実行する手順を示したフロー
チャートである。
チャートである。
【図9】外部入力を終了条件としてプログラム縫いした
ときのパターン縫いを示した説明図である。
ときのパターン縫いを示した説明図である。
【図10】従来のプログラム縫いを説明した説明図であ
る。
る。
1 主モータ
10 操作パネル
11 針振りモータ
20 ペダル指令
21 制御装置
21a ミシン回転制御部
21b 針振り制御部
21c 針数計数手段
30〜33 針振りパターン
52 外部入力
52a 布端指令手段
52b 操作指令手段
53 針数指令手段
57 選択手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3B150 AA07 CB03 CE01 CE03 DB03
GD23 GD25 LA06 LA07 LA10
LA34 LA53 LA73 LA74 LB01
LB02 NA07 NA09 NA48 NA57
NA62 NB02 NB03 NB16 QA06
QA07 QA08
Claims (4)
- 【請求項1】 単数または複数の単位模様により構成さ
れる所定の針数からなる縫製パターンを複数記憶するパ
ターン記憶手段と、 前記複数の縫製パターンの実行順を設定する実行順設定
手段と、 実行中の縫製パターンを前記実行順設定手段により設定
されている次の縫製パターンに移行させる移行指令を出
力する移行指令手段と、 前記移行指令手段により移行指令が出力されるまでは、
実行中の縫製パターンによる縫製を繰り返し実行し、移
行指令が出力されると、実行中の縫製パターンによる縫
製を中断し前記次の縫製パターンによる縫製を行わせる
制御手段を備えることを特徴とするミシン。 - 【請求項2】 前記移行指令手段は、操作により移行指
令を出力する操作指令手段、布端が検出されると移行指
令を出力する布端指令手段、及び実行中の縫製パターン
において縫製される針数を計数する針数計数手段によっ
て計数された針数が総針数設定手段により設定された針
数に達すると移行指令を出力する針数指令手段のうち少
なくとも1つを有することを特徴とする請求項1に記載
のミシン。 - 【請求項3】 前記移行指令手段は、操作により移行指
令を出力する操作指令手段、布端が検出されると移行指
令を出力する布端指令手段、及び実行中の縫製パターン
において縫製される針数を計数する針数計数手段によっ
て計数された針数が総針数設定手段により設定された針
数に達すると移行指令を出力する針数指令手段のうち少
なくとも2つを有し、 前記制御手段は、前記実行中の縫製パターンによる縫製
から前記次の縫製パターンによる縫製に移行する際に、
前記何れの指令手段からの移行指令に基づいて移行する
かを選択する選択手段を備えることを特徴とする請求項
1に記載のミシン。 - 【請求項4】 単数または複数の単位模様により構成さ
れる所定の針数からなる縫製パターンを複数記憶するパ
ターン記憶手段と、 実行中の縫製パターンにおいて縫製される針数を計数す
る針数計数手段と、 前記実行中の縫製パターンにおいて縫製される総針数を
設定する総針数設定手段と、 前記計数針数が前記総針数に達するまでは実行中の縫製
パターンによる縫製を繰り返し実行し、前記計数針数が
前記総針数に達すると、実行中の縫製パターンによる縫
製を中断し、予め設定されている次の縫製パターンによ
る縫製を行なわせる制御手段とを備えることを特徴とす
るミシン。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001271163A JP2003071167A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | ミシン |
KR1020020053433A KR20030022048A (ko) | 2001-09-07 | 2002-09-05 | 재봉기 |
CNB021320225A CN1254577C (zh) | 2001-09-07 | 2002-09-06 | 缝纫机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001271163A JP2003071167A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | ミシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003071167A true JP2003071167A (ja) | 2003-03-11 |
Family
ID=19096704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001271163A Pending JP2003071167A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | ミシン |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003071167A (ja) |
KR (1) | KR20030022048A (ja) |
CN (1) | CN1254577C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007181607A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Juki Corp | ミシン |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6432899B2 (ja) * | 2014-06-18 | 2018-12-05 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | ジグザグミシンおよびジグザグミシンの自動一時停止制御方法 |
JP2017046830A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | ブラザー工業株式会社 | ミシンとミシンの制御方法 |
JP2017099729A (ja) * | 2015-12-03 | 2017-06-08 | ブラザー工業株式会社 | ミシン、針数管理システム、及び針数管理方法 |
TWI663303B (zh) * | 2018-08-27 | 2019-06-21 | 陳儀聰 | 可快速改變車縫針距和圖形的車縫方法及車縫機構 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60182998A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-18 | ジューキ株式会社 | ミシンの制御装置 |
JPH09299634A (ja) * | 1996-05-14 | 1997-11-25 | Juki Corp | パターン縫いミシン |
JPH11290563A (ja) * | 1998-04-11 | 1999-10-26 | Brother Ind Ltd | 刺繍ミシンの制御装置及び模様データを記録した記録媒体 |
CZ302879B6 (cs) * | 1999-10-05 | 2012-01-04 | Juki Corporation | Zpusob vytvárení zhuštených stehu a elektronický šicí stroj pro šití klikatým stehem |
-
2001
- 2001-09-07 JP JP2001271163A patent/JP2003071167A/ja active Pending
-
2002
- 2002-09-05 KR KR1020020053433A patent/KR20030022048A/ko not_active Application Discontinuation
- 2002-09-06 CN CNB021320225A patent/CN1254577C/zh not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007181607A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Juki Corp | ミシン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20030022048A (ko) | 2003-03-15 |
CN1407160A (zh) | 2003-04-02 |
CN1254577C (zh) | 2006-05-03 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070205 |