JP2003070748A - 医療情報処理システム - Google Patents

医療情報処理システム

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JP2003070748A
JP2003070748A JP2001264853A JP2001264853A JP2003070748A JP 2003070748 A JP2003070748 A JP 2003070748A JP 2001264853 A JP2001264853 A JP 2001264853A JP 2001264853 A JP2001264853 A JP 2001264853A JP 2003070748 A JP2003070748 A JP 2003070748A
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medical
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processing system
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Takechiyo Nakamitsu
竹千代 中満
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】執刀医毎に手術に要した資源を記録する。 【解決手段】医療情報処理システムは、患者に接触して
利用される医療機器からの情報を収集する第1及び第2
のコントローラ1、2と、前記患者を特定する情報及び
これに関連する患者情報を蓄積する患者情報蓄積手段
(院内サーバ3)と、前記第1及び第2のコントローラ
1、2と院内サーバ3とを接続する通信手段(通信回線
4、5)とを具備している。前記第1のコントローラ1
は、前記患者情報蓄積手段から少なくとも患者の診療情
報と患者の医療画像の少なくとも一方を読み込み、執刀
医毎の手術記録情報を関連付けて記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療処置情報が記
載される医療記録を生成する機能を有する医療情報処理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療機関等において、患者に対す
る医療処置情報や内視鏡検査で得られた内視鏡画像デー
タ等の情報を入力し、電子的に医療記録を生成すること
ができる医療情報処理装置が利用されている。
【0003】例えば、本件出願人による特願平10−2
03867号では、画面に表示される操作案内に従っ
て、逐一操作者が医療処置情報を画面入力したり、内視
鏡装置から内視鏡画像データを取り込んだり、入力され
た情報を編集することで、カルテを生成できる手段が示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
特願平10−203867号等に示されるような従来の
技術では、手術を担当する執刀医毎に、患者の医療処置
情報を画面入力する手段や、内視鏡以外の例えば電気メ
ス装置、気腹装置、超音波手術装置等の手術装置を術者
が操作した際の操作記録や、これらの手術に要した時間
や要員情報を記録する手段が示されていないので、執刀
医毎に効率的に手術室の運用をサポートすることができ
なかった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、執刀医毎に手術に要した資源を記録することが
出来る医療情報処理システムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の医療情報処理システムは、患者の体腔
内等の被検部位を観察して内視鏡画像情報を得る内視鏡
装置と、前記患者に医療処置を施す手術装置と、前記患
者に係わる患者情報を入力する患者情報入力装置とのう
ち少なくとも一部の複数の装置で得られる情報を含むカ
ルテ情報を生成する医療情報処理システムにおいて、前
記患者に接触して利用される医療機器からの情報を収集
して前記カルテ情報を生成するコントローラと、前記患
者を特定する患者特定情報及びこれに関連する患者情報
を蓄積する患者情報蓄積手段と、前記コントローラと前
記患者情報蓄積手段とを接続する通信手段と、を具備
し、前記コントローラは、前記カルテ情報を生成する際
に、前記患者情報蓄積手段から患者の診療情報と患者の
医療画像の少なくとも一方を読み込み、執刀医毎の手術
記録情報を関連付けて記憶する事を特徴とする。
【0007】請求項1に記載の医療情報処理システムで
は、前記コントローラは前記患者情報蓄積手段から少な
くとも患者の診療情報と患者の医療画像の少なくとも一
方を読み込み、執刀医毎の手術記録情報を関連付けて記
憶するするようにしたので、手術に要した資源を管理し
て、手術室を効率的に運用する事の出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (実施の形態)図1ないし図6は本発明の実施の形態に
係り、図1は医療情報処理システムの全体構成を説明す
る説明図、図2は第1のコントローラのハードウェア構
成を説明するブロック図、図3は手術室内の表示装置に
よる医療情報表示画面の概要を説明する説明図、図4は
医師別データを生成する情報集積制御装置のハードウェ
ア構成を説明するブロック図、図5は情報集積制御装置
による第1の手術記録検索画面の概要を説明する説明
図、図6は情報集積制御装置による第2の手術記録検索
画面の概要を説明する説明図である。
【0009】(構成)図1に示すように、本実施の形態
の医療情報処理システムは、患者の体腔内等の被検部位
を観察して内視鏡画像情報を得る内視鏡装置11と、前
記患者に医療処置を施す手術装置13と、前記患者に係
わる患者情報を入力する患者情報入力装置(磁気カード
リーダ16)とのうち少なくとも一部の複数の装置で得
られる情報を含むカルテ情報を生成するようになってい
る。
【0010】また、医療情報処理システムは、前記患者
に接触して利用される医療機器からの情報を収集して前
記カルテ情報を生成する第1及び第2のコントローラ
1、14と、前記患者を特定する情報及びこれに関連す
る患者情報を蓄積する患者情報蓄積手段(院内サーバ
3)と、前記第1及び第2のコントローラ1、14と前
記院内サーバ3とを接続する通信手段(通信回線4、
5)とを具備している。
【0011】前記第1のコントローラ1は、前記カルテ
情報を生成する際に、前記院内サーバ3から少なくとも
患者の診療情報と患者の医療画像の少なくとも一方を読
み込み、執刀医毎の手術記録情報を関連付けて記憶す
る。
【0012】以下、本実施の形態の医療情報処理システ
ムをさらに詳細に説明する。
【0013】第1のコントローラ1は、手術室(R1,
R2,R3)等の拠点に設置され、手術室等で発生する
各種医療情報を得る。また、第1のコントローラ1は、
磁気カードリーダ16から患者に係わる患者情報を入力
するようになっている。
【0014】手術部サーバ2は、前記手術室とは遠隔地
点に配置され、前記第1のコントローラ1で得られた患
者情報や各種医療処置情報を集積しカルテ情報を生成す
る。院内サーバ3は、前記手術部サーバ2とは別の拠点
に設置され、前記手術部サーバ2で得られたカルテ情報
を参照し、かつ、そのカルテ情報を取り込んで患者ごと
に統合蓄積する。また、前記第1のコントローラ1にお
いても、前記カルテ情報を生成するようになっている。
【0015】前記第1のコントローラ1と前記手術部サ
ーバ2との間は、それぞれ通信回線4で接続される。前
記手術部サーバ2と前記院内サーバ3との間は、通信回
線5で接続される。
【0016】なお、前記通信回線4、5は、公衆回線、
専用回線、LAN(構内通信網)等のどのような通信回
線でもよい。また、前記院内サーバ3は、前記手術部サ
ーバ2と同一拠点に設置されてもよい。
【0017】第2のコントローラ14には、患者の体腔
内等の被検部位を撮像し内視鏡画像を含む映像信号を得
る内視鏡装置11と、この内視鏡装置11で得られた映
像信号を抽出する表示装置12と、例えば電気メス装
置、気腹装置、超音波手術装置等の手術装置13とが接
続されている。
【0018】第2のコントローラ14は、前記手術装置
13を制御したり、前記手術装置13による測定情報等
の手術装置情報を得るようになっている。
【0019】また、第2のコントローラ14には、前記
手術装置13に対する制御指示等を前記第2のコントロ
ーラ14へ入力するためのタッチパネル15等の手術装
置制御入力手段が接続されている。
【0020】前記第2のコントローラ14から得られる
手術装置情報及び生体モニタリング装置19から得られ
る患者情報は、通信回線を介して第1のコントローラ1
に集積され、他の拠点の手術部サーバ2へ伝送され、さ
らに院内サーバ3に伝送される。即ち、前記第2のコン
トローラ14から得られる手術装置情報及び生体モニタ
リング装置19から得られる患者情報は、院内サーバ3
で蓄積されることになる。
【0021】前記内視鏡装置11から得られた映像信号
と、手術室内の風景を撮像する室内カメラ20から得た
映像信号は、第1のコントローラ1を介して信号伝送装
置17に入力され、通信回線6を介して外部に伝送され
る。
【0022】表示装置18は、統合表示ディスプレイと
なっており、第1のコントローラ1が得た手術装置情報
及び手術部サーバ2から得た患者情報や、前記信号伝送
装置17が他拠点から受信した情報を表示する。
【0023】手術部サーバ2は、通信回線5を介して院
内サーバ3及びWEBサーバ21と接続されている。院
内サーバ3には、病院の患者登録端末22からの患者登
録情報と、当該患者に関連する医療画像が蓄積されてい
る。手術部サーバ2は、前記院内サーバ3から手術を行
う患者の氏名や生年月日、診療記録などの登録情報及び
患者に係わる医療画像を通信回線5を介して読み出す。
【0024】WEBサーバ21は、病院外とインターネ
ットを介して接続されている。
【0025】手術部サーバ2は、前記院内サーバ3に蓄
えられていた患者情報や術前画像、WEBサーバ21か
ら外部の病院に蓄積された患者情報や術前画像を読み込
み、参照出来るようになっている。
【0026】情報集積制御装置33は、通信回線5に接
続されており、院内サーバ3や手術部サーバ2からの情
報を集約して表示装置34に表示するようになってい
る。
【0027】図2に示すように、第1のコントローラ1
は、プロセッサ51と、ハードディスク52と、メモリ
53と、表示制御部54と、通信インタフェース56,
58と、映像信号入出力回路57とを有して構成されて
いる。
【0028】プロセッサ51はコントローラ1の各部を
制御する。ハードディスク52及びメモリ53は、プロ
セッサ51が実行するソフトウエアや前記内視鏡画像及
び前記患者情報等のデータを格納したり、プロセッサ5
1の作業領域を確保する。表示制御部54は前記表示装
置18を駆動する映像信号を生成する。通信インタフェ
ース56は、前記生体モニタリング装置19や第2のコ
ントローラ14からの生体情報及び手術装置情報等を信
号伝送装置17に伝送する。映像信号入出力回路57
は、前記信号伝送装置17との間で内視鏡画像を含む映
像情報を入出力する。通信インタフェース58は、前記
通信回線4との間で情報を伝送する。
【0029】前記プロセッサ51は、情報集積部51
a、表示情報生成部51b、カルテ生成部51c等を有
している。
【0030】情報集積部51aは、前記ハードディスク
52及びメモリ53に格納されるソフトウエアととも
に、前記生体モニタリング装置19や第2のコントロー
ラ14からの生体情報及び手術装置情報、前記通信イン
ターフェイス56、58を介して個別に入力される患者
情報等を集積する。表示情報生成部51bは、この情報
集積部51aにより集積された情報を編集して表示装置
18に表示される画面情報を生成する。カルテ生成部5
1cは集積された情報を編集してカルテ情報を生成す
る。
【0031】前記映像信号入出力回路57は、A/D変
換部57aと、D/A変換部57bと、映像信号符号復
号部57cと、制御部57dとを有して構成されてい
る。
【0032】A/D変換部57aは、入力されるアナロ
グ映像信号をデジタル映像信号に変換する。D/A変換
部57bは、デジタル映像信号をアナログ映像信号に変
換して出力する。映像信号符号復号部57cは、前記A
/D変換部57aを介して入力された映像信号を復号し
たり、この入力された映像信号のうちから所望の内視鏡
画像信号を抽出したり、出力しようとする映像信号を符
号化してD/A変換部57bへ与える機能を有する。制
御部57dは、映像信号符号復号部57c等の映像信号
入出力回路57各部を制御する。
【0033】第1のコントローラ1には、入力手段(図
1の磁気力ードリーダ16、図示しないキーボード、バ
ーコードリーダ等)が接続されている。第1のコントロ
ーラ1は、これら入力装置からの入力により、後述の図
4の患者情報エリア74中のカルテナンバー(IDナン
バー)及び氏名を入力するとともに、図4の中央下部の
執刀医情報エリア78に執刀する医師の氏名及びIDナ
ンバーを入力するようになっている。これにより、入力
手段は、執刀医情報を入力するようになっている。
【0034】さらに、第1のコントローラ1は、前記入
力装置で入力された患者情報をもとに手術部サーバ2を
介して院内サーバ3に蓄積された患者の診療記録及び術
前画像(MR、CT、X線画像等)を読み出し、図4の
サムネイル画像エリア73と患者情報エリア74に関連
する情報を表示する。これにより、第1のコントローラ
1は、前記入力手段から入力された患者特定情報をもと
に関連する情報を前記院内サーバ3から読み出す事がで
きる。
【0035】前記第1のコントローラ1は、前記院内サ
ーバ3から少なくとも患者の診療情報と患者の医療画像
の少なくとも一方を読み込み、執刀医毎の手術記録情報
を関連付けて記憶執刀医毎の手術記録情報を関連付けて
記憶した後、この記憶した情報を図1に示した手術部サ
ーバ2を介して院内サーバ3及び情報集積装置33に供
給するようになっている。
【0036】前記入力手段は光カードリーダやICカー
ドリーダも利用できる。
【0037】図3に示すように、第1のコントローラ1
から前記表示装置18及び情報集積制御装置33の表示
装置34へ抽出される医療情報表示画面71には、観察
画像エリア72と、サムネイル画像エリア73と、患者
情報エリア74と、手術装置情報エリア75と、操作メ
ニュー表示エリア76と、ボタン77、執刀医情報エリ
ア78等が配置されている。
【0038】観察画像エリア72は、内視鏡画像を含む
観察画像を表示する。サムネイル画像エリア73は、画
像データの画素を間引く等して縮小した複数のサムネイ
ル画像を表示する。患者情報エリア74は、患者情報を
表示する。手術装置情報エリア75は、手術装置情報を
表示する。操作メニュー表示エリア76は、医療情報の
検索に関する操作や画像の表示に関する操作等を行うた
めの表示部になっている。ボタン77は、この操作メニ
ュー表示エリア76に配置され、医療情報の検索操作を
行うための機能を起動する操作部となっている。執刀医
情報エリア78は、執刀する医師の氏名及びIDナンバ
ーを入力する操作を行うための表示部になっている。
【0039】なお、ここで、ボタンとは、図示しないマ
ウス等で選択することで、このボタンに割り当でられて
いる機能が起動されるようになっている画面上の領域の
ことである。
【0040】次に、情報集積制御装置33について説明
する。
【0041】図4に示すように、情報集積制御装置33
は、院内サーバ3からの情報を用いて医師(執刀医)別
データを生成する装置となっており、プロセッサ60
と、表示制御部94と、印刷制御回路95と、映像信号
入出力回路97と、通信インターフェイス98とを有し
て構成される。
【0042】情報集積制御装置33は、通信インターフ
ェイス98により図1に示す通信回線5に接続され、プ
ロセッサ60を内蔵する。プロセッサ60は、データ記
憶部61と、データ格納処理部62と、データ検索処理
部63と、画面編集部64と、カルテ編集部65とを有
して構成されている。
【0043】データ記憶部61はデータを記憶する。デ
ータ格納処理部62は、映像信号入出力回路97や通信
インターフェイス98を介して入力されるデータをデー
タ記憶部61へ格納する。データ検索処理部63はデー
タ記憶部61に記憶されているデータを検索して読み出
す。画面編集部64は、データ検索処理部63で読み出
されたデータを画面表示用に編集して表示制御部94に
供給する。表示制御部94は、画面編集部64からの画
像データに基づいて映像信号を作成して図1に示した表
示装置34に表示する。カルテ編集部65は、前記デー
タ検索処理部63で読み出されたデータをカルテ印刷用
に編集する。
【0044】印刷制御回路95は、カルテ編集部65か
らの画像データに基づいて図示しないプリンタを駆動す
る映像信号を生成する。
【0045】このような構成により、前記情報集積制御
装置33は、通信インターフェイス98を介して院内サ
ーバ3から執刀医に関連する手術の情報を読み出し、蓄
積する。ここで、院内サーバ3には、図1の手術室(R
1,R2,R3)等の拠点に設置され第1のコントロー
ラ1が記憶した執刀医毎の各種医療情報が蓄えられてい
る。
【0046】院内サーバ3からの内視鏡画像データ、患
者情報、手術装置情報、内視鏡画像データ以外の各種の
画像データ及び執刀両情報からなる医療情報は、通信手
段である通信インターフェイス98を介して、プロセッ
サ60へ与えられる。また、映像信号入出力回路97を
介して内視鏡画像が、デジタル信号への変換や必要に応
じて画像復号化が施されて、プロセッサ60へ与えられ
る。
【0047】前記プロセッサ60へ与えられた各種医療
情報は、データ格納処理部62により、データ記憶部6
1へ記憶される。このとき、データ格納処理部62は、
互いに関係する医療情報を関係付けて、例えば医師別に
医療情報を関係付けて、データ記憶部61へ記憶する。
即ち、例えば、同一医師の手術記録データ(手術日、術
式、使用スタッフ、使用器材、手術時間など)とは、関
係付けられてデータ記憶部61へ記憶される。医療情報
をデータ記憶部61へ関係付けて格納する場合には、例
えば、関係する医療情報を1つのファイルにすることで
格納してもよい。
【0048】次に、情報集積制御装置33によって表示
装置34に表示される図5に示す手術記録検索画面87
に従って医師情報をキーワードに検索する方法を説明す
る。
【0049】情報集積制御装置33を図示しないマウス
等により操作して、表示装置34に図5の手術記録検索
画面87を表示し、検索ボタン82を操作すると、医師
リスト83が表示される。この医師リスト83から所望
の医師を選択すると、与えられた医師名で関係付けられ
た医療情報をデータ記憶部61から検索して読み出し、
図6に示す医師手術記録81が表示される。以下、検索
の過程を説明する。
【0050】医師リスト83から入力されたデータに応
じてデータ検索処理部63は、医師に応じた手術記録を
データ記憶部61から読み出し、データ検索処理部63
によって得られた医師に関連した手術記録情報を画面編
集部64により画面表示用に編集して表示制御部94を
介して、表示装置34に表示する。
【0051】以上説明したように、このような実施の形
態によれば、第1のコントローラ1は、前記院内サーバ
3から少なくとも患者の診療情報と患者の医療画像の少
なくとも一方を読み込み、執刀医毎の手術記録情報を関
連付けて記憶し、この記憶した情報を手術部サーバ2を
介して院内サーバ3及び情報集積装置33に供給するの
で、執刀医毎の使用スタッフ人数、使用機材、手術時間
等の手術に要した資源を記録することができる。これに
より、執刀医毎の手術に要した資源を管理することがで
き、手術室を効率的に運用する事ができる。例えば、こ
れら執刀医毎のデータに基づいて、執刀医に対する評価
や患者に対する請求明細を作ることができる。
【0052】なお、本発明は、上述の実施の形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0053】例えば、図2のハードディスク52は、ハ
ードディスクに限らず、例えば光磁気ディスク等の他の
記憶手段であってもよい。
【0054】また、情報集積制御装置33の院内サーバ
3や手術部サーバ2からの情報を集約して表示する機能
は各手術室(R1,R2,R3)の第1のコントローラ
1に設けてもよい。
【0055】また、図1の実施の形態では、前記第1の
コントローラ1が、患者の診療情報と患者の医療画像の
少なくとも一方を読み込み、執刀医毎の手術記録情報を
関連付けて記憶するように構成したが、前記第1及び第
2のコントローラ1、2の両方または第2のコントロー
ラ2が、患者の診療情報と患者の医療画像の少なくとも
一方を読み込み、執刀医毎の手術記録情報を関連付けて
記憶するように構成してたもよい。また、図1の実施の
形態では、前記第1のコントローラ1に磁気力ードリー
ダ16を接続したが、第2のコントローラ14にも磁気
力ードリーダ16を接続してもよい。
【0056】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施の形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0057】(付記項1) 患者の体腔内等の被検部位
を観察して内視鏡画像情報を得る内視鏡装置と、前記患
者に医療処置を施す手術装置と、前記患者に係わる患者
情報を入力する患者情報入力装置とのうち少なくとも一
部の複数の装置で得られる情報を含むカルテ情報を生成
する医療情報処理システムにおいて、前記患者に接触し
て利用される医療機器からの情報を収集するコントロー
ラと、前記患者を特定する情報を蓄積する患者情報蓄積
手段と、前記コントローラと前記患者情報蓄積手段とを
接続する通信手段と、を具備し、前記コントローラは前
記患者情報蓄積手段から患者の診療情報と患者の医療画
像の少なくとも一方を読み込み、執刀医毎の手術記録情
報を関連付けて記憶する事を特徴とする医療情報処理シ
ステム。
【0058】(付記項2) 前記コントローラは患者を
特定する入力手段を備えた事を特徴とする付記項1に記
載の医療情報処理システム。
【0059】(付記項3) 前記コントローラは前記入
力手段から入力された患者特定情報をもとに関連する情
報を前記患者情報蓄積手段から読み出す事を特徴とする
付記項2に記載の医療情報処理システム。
【0060】(付記項4) 前記入力手段は磁気カード
リーダ、光カードリーダ、ICカードリーダのいずれか
である事を特徴とする付記項2に記載の医療情報処理シ
ステム。
【0061】(付記項5) 前記入力手段はキーボード
である事を特徴とする付記項2に記載の医療情報処理シ
ステム。
【0062】(付記項6) 前記コントローラは執刀医
情報を入力する入力手段を備えた事を特徴とする付記項
1に記載の医療情報処理システム。
【0063】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、執刀医
毎に手術に要した資源を記録することが出来るので、執
刀医毎の手術に要した資源を管理することができ、手術
室を効率的に運用する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る医療情報処理システ
ムの全体構成を説明する説明図。
【図2】図1の第1のコントローラのハードウェア構成
を説明するブロック図。
【図3】図1の手術室内の表示装置による医療情報表示
画面の概要を説明する説明図。
【図4】図1の情報集積制御装置のハードウェア構成を
説明するブロック図。
【図5】図1の情報集積制御装置による第1の手術記録
検索画面の概要を説明する説明図。
【図6】図1の情報集積制御装置による第2の手術記録
検索画面の概要を説明する説明図。
【符号の説明】
1,14 …第1及び第2のコントローラ 3 …院内サーバ 4,5 …通信回線 11 …内視鏡装置 12,18,34 …表示装置 13 …手術装置 16 …磁気カードリーダ 15 …タッチパネル 17 …信号伝送装置 19 …生体モニタリング装置 20 …室内カメラ 21 …WEBサーバ 33 …情報集積制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の体腔内等の被検部位を観察して内
    視鏡画像情報を得る内視鏡装置と、前記患者に医療処置
    を施す手術装置と、前記患者に係わる患者情報を入力す
    る患者情報入力装置とのうち少なくとも一部の複数の装
    置で得られる情報を含むカルテ情報を生成する医療情報
    処理システムにおいて、 前記患者に接触して利用される医療機器からの情報を収
    集して前記カルテ情報を生成するコントローラと、 前記患者を特定する患者特定情報及びこれに関連する患
    者情報を蓄積する患者情報蓄積手段と、 前記コントローラと前記患者情報蓄積手段とを接続する
    通信手段と、 を具備し、 前記コントローラは、前記カルテ情報を生成する際に、
    前記患者情報蓄積手段から患者の診療情報と患者の医療
    画像の少なくとも一方を読み込み、執刀医毎の手術記録
    情報を関連付けて記憶する事を特徴とする医療情報処理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記コントローラは患者を特定する患者
    特定情報を入力する入力手段を備えた事を特徴とする請
    求項1に記載の医療情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記コントローラは前記入力手段から入
    力された患者特定情報をもとに関連する患者情報を前記
    患者情報蓄積手段から読み出す事を特徴とする付記項2
    に記載の医療情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記入力手段は磁気カードリーダ、光カ
    ードリーダ、ICカードリーダのいずれかである事を特
    徴とする付記項2に記載の医療情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記入力手段はキーボードである事を特
    徴とする付記項2に記載の医療情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記コントローラは執刀医情報を入力す
    る入力手段を備えた事を特徴とする請求項1に記載の医
    療情報処理システム。
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