JP2003070434A - 発芽玄米を主成分とした栄養食品及びその製造方法 - Google Patents

発芽玄米を主成分とした栄養食品及びその製造方法

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JP2003070434A
JP2003070434A JP2001264457A JP2001264457A JP2003070434A JP 2003070434 A JP2003070434 A JP 2003070434A JP 2001264457 A JP2001264457 A JP 2001264457A JP 2001264457 A JP2001264457 A JP 2001264457A JP 2003070434 A JP2003070434 A JP 2003070434A
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germinated brown
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Tomiko Yamamoto
富子 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、極めて商品価値の高い画期的な発
芽玄米を主成分とした栄養食品及びその製造方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】 発芽玄米を粉末状とした発芽玄米粉と、
この発芽玄米粉の水溶性を向上し得る植物とから成るも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発芽玄米を主成分
とした栄養食品及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
発芽させたばかりの初期段階の玄米、所謂発芽玄米が栄
養食品として注目されている。実際、この発芽玄米が持
つ栄養効果が非常に高い点については種々の実験結果が
得られている。
【0003】ところで、この発芽玄米の加工方法として
は種々提案されており、その中でも粉末状にしたものが
提案されており、粉末状にすることで体内での栄養の吸
収が良好となるとされている。
【0004】しかしながら、この粉末状にした発芽玄米
は、水に溶かしたり料理に入れるなどして食するのが一
般的であるが、水に溶けにくい性質を有して固まり易い
(餅のような状態となる)為、取り扱いが厄介で製品と
しては未だ確立されていないのが現状である(尚、従来
において、この点を考慮して浸透剤(所謂界面活性剤)
を混入して水溶けを良くしたものも製品化されている
が、この浸透剤が健康に良いものではないのは周知のと
おりであり、健康食品としては疑問が残る。)。
【0005】本出願人は、上述の問題点に着目し、極め
て商品価値の高い画期的な発芽玄米を主成分とした栄養
食品及びその製造方法を開発した。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】発芽玄米を粉末状とした発芽玄米粉と、こ
の発芽玄米粉の水溶性を向上し得る植物とから成ること
を特徴とする発芽玄米を主成分とした栄養食品に係るも
のである。
【0008】また、前記発芽玄米粉の水溶性を向上し得
る植物として黒豆を採用したことを特徴とする請求項1
記載の発芽玄米を主成分とした栄養食品に係るものであ
る。
【0009】また、前記黒豆を粉末状として前記発芽玄
米粉と混合したことを特徴とする請求項2記載の発芽玄
米を主成分とした栄養食品に係るものである。
【0010】また、玄米を発芽させ、続いて、この発芽
玄米を煎り、続いて、この煎った発芽玄米を粉末状と
し、この発芽玄米粉に該発芽玄米粉の水溶性を向上し得
る植物を混合することを特徴とする発芽玄米を主成分と
した栄養食品の製造方法に係るものである。
【0011】また、前記発芽玄米粉の水溶性を向上し得
る植物として黒豆を採用したことを特徴とする請求項4
記載の発芽玄米を主成分とした栄養食品の製造方法に係
るものである。
【0012】また、前記黒豆を粉末状として前記発芽玄
米粉と混合したことを特徴とする請求項5記載の発芽玄
米を主成分とした栄養食品の製造方法に係るものであ
る。
【0013】また、玄米を発芽させ、続いて、この発芽
玄米を冷水に漬け、続いて、この発芽玄米を乾燥させ、
この乾燥させた発芽玄米を遠赤外線により煎り、この煎
った発芽玄米を冷まし、この冷ました発芽玄米を粉砕機
にかけて粉末状とし、この発芽玄米粉に粉末状の黒豆を
混合することを特徴とする発芽玄米を主成分とした栄養
食品の製造方法に係るものである。
【0014】また、玄米を発芽させ、続いて、この発芽
玄米を冷水に漬け、続いて、この発芽玄米を乾燥させ、
この乾燥させた発芽玄米を遠赤外線により煎り、この煎
った発芽玄米を冷まし、この冷ました発芽玄米と黒豆を
粉砕機にかけて発芽玄米粉と黒豆粉とを混合することを
特徴とする発芽玄米を主成分とした栄養食品の製造方法
に係るものである。
【0015】また、前記黒豆として、遠赤外線で煎った
黒豆を採用したことを特徴とする請求項7,8のいずれ
か1項に記載の発芽玄米を主成分とした栄養食品の製造
方法に係るものである。
【0016】
【発明の作用及び効果】本発明は、例えば水に溶かした
り料理に入れるなどして食することができる。
【0017】この際、単なる発芽玄米を粉末状とした発
芽玄米粉ではなく、この発芽玄米粉の水溶性を向上し得
る植物が含まれているから、発芽玄米粉が水に良好に溶
けることになり、しかも、従来のように水溶性を向上せ
しめるものとして浸透剤(所謂界面活性剤)が混入され
ず植物によるものであるから、発芽玄米が持つ体に良い
とされる効果を確実に摂取でき栄養食品として極めて秀
れることになる。
【0018】また、請求項2記載の発明のように構成し
た場合には、前記請求項1記載の発明の作用効果に加
え、黒豆が粉末状の発芽玄米の水溶性を飛躍的に向上せ
しめることになり(この点は本出願人は繰り返し行った
実験により確認している。)、しかも、それ自体が健康
に良いとされる黒豆が混入されることになる為、この発
芽玄米と黒豆との組み合わせは栄養食品として極めて秀
れることになる。
【0019】また、請求項3記載の発明のように構成し
た場合には、前記請求項2記載の発明の作用効果に加
え、発芽玄米粉の水溶性を向上せしめる黒豆自体も粉末
状であり水溶性に秀れるから極めて取り扱いが良好なも
のとなる。
【0020】
【発明の実施の態様】図面は本発明の一実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
【0021】本実施例は、発芽玄米を粉末状とした発芽
玄米粉と、この発芽玄米粉の水溶性を向上し得る植物と
から成る発芽玄米を主成分とした栄養食品である。
【0022】この発芽玄米粉の水溶性を向上し得る植物
としては黒豆が採用されており、この黒豆を粉末状とし
て発芽玄米粉と混ぜている。
【0023】以下、本実施例に係る発芽玄米を主成分と
した栄養食品の製造方法について具体的に説明する。
【0024】まず、玄米を良く水洗いして30℃前後の
一定温度、約24時間かけて0.5mm〜1mm程度に
発芽させる(この工程により玄米の中にある酵素が一斉
に活性化することで最高の栄養状態となる。)。
【0025】続いて、この発芽した発芽玄米を素早く水
洗いし、一旦冷水に漬け、水切りを行う(この工程によ
り栄養分が逃げ出すのを防止することができる。)。
【0026】続いて、この水切りした発芽玄米を、冷
風、常温風、温風の順で乾燥させる。
【0027】続いて、乾燥させた発芽玄米を遠赤外線で
時間をかけてゆっくりと焦げ目が付くまで焙煎する。
【0028】続いて、焙煎した発芽玄米を冷風で素早く
冷ます。
【0029】続いて、この冷めた焙煎発芽玄米を焙煎黒
豆とともに製粉機(ミクロパウダー機)内へ投入して超
微粉末状(約10μ)に製粉するとともに、この発芽玄
米粉と黒豆粉とを混合させて完成する。尚、この発芽玄
米粉と黒豆粉とを混合するタイミングとしては、互いに
別途粉末状にした後に混合するようにしても良い。
【0030】次に、前述した焙煎黒豆の製造工程につい
て説明する。
【0031】まず、黒豆を良く水洗いして水切りを行
う。
【0032】続いて、この水切りした黒豆を、冷風、常
温風、温風の順で乾燥させる。
【0033】続いて、乾燥させた黒豆を遠赤外線で時間
をかけてゆっくりと中まで焦げ目が付くまで焙煎する
(この際、皮には栄養分がある為取らない。)。
【0034】続いて、焙煎した黒豆を冷風で素早く冷ま
して完成する。
【0035】以上の工程により得られた発芽玄米粉と黒
豆粉とを混合して成る混合粉末は、非常に水溶性が高
く、よって、お茶として飲用したり、料理に入れたりす
るなどユーザーの望むスタイルにて極めて栄養価の高い
栄養食品として食することができる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発芽玄米を粉末状とした発芽玄米粉と、
    この発芽玄米粉の水溶性を向上し得る植物とから成るこ
    とを特徴とする発芽玄米を主成分とした栄養食品。
  2. 【請求項2】 前記発芽玄米粉の水溶性を向上し得る植
    物として黒豆を採用したことを特徴とする請求項1記載
    の発芽玄米を主成分とした栄養食品。
  3. 【請求項3】 前記黒豆を粉末状として前記発芽玄米粉
    と混合したことを特徴とする請求項2記載の発芽玄米を
    主成分とした栄養食品。
  4. 【請求項4】 玄米を発芽させ、続いて、この発芽玄米
    を煎り、続いて、この煎った発芽玄米を粉末状とし、こ
    の発芽玄米粉に該発芽玄米粉の水溶性を向上し得る植物
    を混合することを特徴とする発芽玄米を主成分とした栄
    養食品の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記発芽玄米粉の水溶性を向上し得る植
    物として黒豆を採用したことを特徴とする請求項4記載
    の発芽玄米を主成分とした栄養食品の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記黒豆を粉末状として前記発芽玄米粉
    と混合したことを特徴とする請求項5記載の発芽玄米を
    主成分とした栄養食品の製造方法。
  7. 【請求項7】 玄米を発芽させ、続いて、この発芽玄米
    を冷水に漬け、続いて、この発芽玄米を乾燥させ、この
    乾燥させた発芽玄米を遠赤外線により煎り、この煎った
    発芽玄米を冷まし、この冷ました発芽玄米を粉砕機にか
    けて粉末状とし、この発芽玄米粉に粉末状の黒豆を混合
    することを特徴とする発芽玄米を主成分とした栄養食品
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 玄米を発芽させ、続いて、この発芽玄米
    を冷水に漬け、続いて、この発芽玄米を乾燥させ、この
    乾燥させた発芽玄米を遠赤外線により煎り、この煎った
    発芽玄米を冷まし、この冷ました発芽玄米と黒豆を粉砕
    機にかけて発芽玄米粉と黒豆粉とを混合することを特徴
    とする発芽玄米を主成分とした栄養食品の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記黒豆として、遠赤外線で煎った黒豆
    を採用したことを特徴とする請求項7,8のいずれか1
    項に記載の発芽玄米を主成分とした栄養食品の製造方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111227178A (zh) * 2020-01-16 2020-06-05 山西省农业科学院经济作物研究所 萌芽方便粥及其制备方法和萌芽营养方便粥

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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