JP2003069193A - フレキシブルプリント基板、その製造方法及び装置 - Google Patents

フレキシブルプリント基板、その製造方法及び装置

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JP2003069193A
JP2003069193A JP2001255669A JP2001255669A JP2003069193A JP 2003069193 A JP2003069193 A JP 2003069193A JP 2001255669 A JP2001255669 A JP 2001255669A JP 2001255669 A JP2001255669 A JP 2001255669A JP 2003069193 A JP2003069193 A JP 2003069193A
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JP
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polymer film
mask
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circuit board
printed circuit
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Ari Ide
亜里 井手
Shingo Hakamata
真悟 袴田
Daisuke Okuyama
大介 奥山
Sotaro Takenouchi
壮太郎 竹ノ内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属薄膜と高分子フィルムとの密着性を確保し
ながらも、フレキシブルプリント基板における回路の微
細化及び高密度化に対応し、同時に工程数の大幅な削減
による劇的なコストダウンが可能なフレキシブルプリン
ト基板を製造する。 【解決手段】高分子フィルムの表面に銅、ニッケル、ク
ロムまたはその他の金属を単一層または多層に真空蒸着
する際、回路パターンを成形したマスクまたはそれに類
似する方法で高分子フィルムの表面を覆い、その後、そ
のマスクされた高分子フィルムの表面に蒸着を施すこと
により、膜形成と同時に回路を作り込むようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属薄膜の蒸着後に電
気的、機械的およびその他の方法によるエッチングを必
要としないフレキシブルプリント基板の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルプリント基板は、ポリエス
テル、ポリイミドなどの高分子フィルムをベースにして
その表面に導体パターンを形成したもので、可撓性に富
み、軽量、安価であることから、電気・電子機器、電子
部品等の接続に広く用いられている。このようなフレキ
シブルプリント基板の製造方法としては、高分子フィル
ム上に金属薄膜を蒸着した後、それを適当な大きさに切
断し、レジストを塗布し、パターニングを施したマスク
を用いて露光した後、電解液の中に浸して化学的なエッ
チングによりレジストパターンを除去することにより製
造されている。(例えば、特開平6−21620号公報
を参照されたい。)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、パソコン、PC
カード等に搭載するマルチチップモジュール、携帯電話
等の移動体通信機器用の電子部品等に対して、小型化、
軽量化や、高密度化、高精細化、高信頼性等の要求が高
まってきている。これに伴い、フレキシブルプリント基
板における回路の微細化、高密度化さらにコストダウン
がこれまで以上に求められてきている。従来の技術で
は、金属薄膜形成後のエッチングの際に、電解液などの
影響により金属薄膜と高分子フィルムとの界面が浸食さ
れ、フレキシブルプリント基板に欠くことの出来ない性
能の一つであるそれらの密着性が低下し、上記の微細
化、高密度化に対応できないと指摘される。また従来の
方法では、工程が数多く、今後大幅なコストダウンは難
しい。ガラスや樹脂で構成される肉厚の基板の回路製造
方法として、基板の表面に直接回路パターンを形成する
方法も既に知られているが、高分子フィルムのような薄
膜に直接回路パターンを形成することは、これまでなさ
れてこなかった。その理由は、高分子フィルムに対する
高密度の配線パターン形成の際に、パターンの微細化に
よりパターンと高分子フィルム間の密着強度を維持する
ことができず、高精度の回路形成は困難と考えられてい
たためである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる従来の
問題点に鑑みてなされたもので、金属薄膜と高分子フィ
ルムとの密着性を確保しながらも、フレキシブルプリン
ト基板における回路の微細化及び高密度化に対応し、同
時に工程数の大幅な削減による劇的なコストダウンが可
能なフレキシブルプリント基板の製造方法及び装置を提
供しようとするものである。具体的には、金属薄膜形成
時に同時に一工程で回路を作り込み、エッチングの行程
を省略するようにした製造方法及びそのための装置を提
供しようとするものである。上記課題を解決するために
本願の第1番目の発明は、高分子フィルムの表面に銅、
ニッケル、クロムまたはその他の金属を単一層または多
層に真空蒸着する際、回路パターンを成形したマスクま
たはそれに類似する方法で高分子フィルムの表面を覆
い、その後、そのマスクされた高分子フィルムの表面に
蒸着を施すことにより、膜形成と同時に回路を作り込む
ようにした。また、本願の第2番目の発明は、まず、酸
素、窒素、アルゴン及びその他のイオンビームを高分子
フィルム表面に照射し、次いで、回路パターンを成形し
たマスクまたはそれに類似する方法で高分子フィルムの
表面を覆い、その後、そのマスクされた高分子フィルム
の表面に蒸着を施すことにより、膜形成と同時に回路を
作り込むようにした。また、これらの方法を実現するた
めの装置を提供した。さらに、これらの方法で製造され
たフレキシブルプリント基板を提供した。
【作用】図1は従来の方法と本願の第1番目の発明の方
法とを比較したものである。本願の第1番目の発明によ
れば、真空等の雰囲気中を直線的に飛ぶ金属蒸気の一部
は、マスクに遮られるため、高分子フィルムまで到達せ
ず、マスクに遮られない金属蒸気だけが高分子フィルム
に到達し付着する。これにより金属の蒸着と同時に回路
パターンを作り込むことができるので、その後電解液等
の影響を受けることなく、薄膜形成時の密着強度を保っ
た製品が作成される。また薄膜形成後に回路パターンを
形成するための加工が不必要となり、それに伴うコスト
を大幅に削減できる。また、本願の第2番目の発明によ
れば、イオンが高分子表面に衝突することにより、高分
子表面に吸着した不純物をはじき飛ばしてクリーニング
すると同時に、スパッタリングにより,表面の粗度あげ
ることができる。また、これとあわせて、高分子を構成
する分子の再構成やイオンの高分子内への取り込みなど
による新たな化学種を形成することができるため、大幅
に密着性を高めることができ、回路の微細化に対応した
フレキシブルプリント基板を作成することが可能とな
る。
【実施例】次に、本願発明の一実施例を図面に従って説
明する。本願の第二番目の発明に係るフレキシブルプリ
ント基板製造装置の一実施例を図2に示す。この装置
は、連続的に高分子フィルムを加工する大量生産設備を
念頭に置いたもので、高分子フィルムの送り巻き取り装
置11、高分子フィルムの支持ロール12、マスクの送
り巻き取り装置21、マスクの支持ロール22、マスク
装置の油圧式昇降機23、イオンビーム照射装置31、
電子ビーム蒸着装置41、42を備えている。これらの
装置は真空ポンプ51により真空引きされ、高真空状態
に保たれたチャンバ61内に設置される。高分子フィル
ムの送り巻き取り装置11、マスクの送り巻き取り装置
21、イオン照射装置31、複数の電子ビーム蒸着装置
41、42はそれぞれチャンバ外部におかれた制御装置
及び電源装置61から制御される。イオンビーム照射装
置31には、開閉弁32を介してガス供給源33が接続
してある。高分子フィルムの送り巻き取り装置11は長
い高分子フィルムを等速度で連続に送ることができるよ
うな機構を備えている。途中、高分子フィルムの張力を
保持するために高分子フィルム支持ロール12を備えて
いる。マスクの送り巻き取り装置21は、通過する金属
蒸気が目的の回路構造をなすためのパターンが開けられ
たマスクを、高分子フィルムと等速度で送ることができ
る機構を備える。高分子フィルムはまずイオンビーム照
射装置31による前処理が行われ、続いて複数の電子ビ
ーム蒸着装置41とマスクの送り巻き取り装置21によ
り送られるマスクによって高分子フィルム上に回路が形
成される。マスク送り巻き取り装置21はマスクを高分
子フィルムと等速度で送る機構を有するが、マスクのみ
固定させて、マスクを複数回利用することもできる。こ
のとき、高分子フィルム搬送時はマスクは高分子送り巻
き取り装置11から離れており、蒸着を行う際にのみマ
スク装置油圧式昇降機23により高分子フィルムとマス
クは接触するようになっている。金属蒸着の方法は電子
ビームに限らず、スパッタ蒸着やその他の蒸着法であっ
ても良い。さらに図2は高分子フィルムやマスクの送り
方法を単純化して示しており、それらは図2に示すとお
りの物に限らない。また、イオンビーム照射装置、真空
ポンプ等は必ずしも1台に限るものではなく、複数台で
あっても良い。次に図2の装置を使用した際のフレキシ
ブルプリント基板の作製過程の一例を示す。まず高分子
フィルムは高分子フィルム送り巻き取り装置11に取り
付けられる。配線パターンを開けられたマスクはマスク
送り巻き取り装置に取り付けられる。電子ビーム蒸着装
置41、42には配線パターンの材料が与えられる。そ
の後真空チャンバ71は真空ポンプ51により真空排気
される。真空チャンバ71内の真空が十分に排気された
後、制御装置61により高分子フィルム送り巻き取り装
置11とイオン照射装置31が作動し高分子フィルムは
連続的に表面処理を施される。高分子フィルムの送り速
度は、密着強度を最もよく増加させるようなイオンの照
射量になるように決められる。イオン照射を施された高
分子フィルムが蒸着域程度の長さになると、イオン照射
は中止され、イオン照射を施された高分子フィルムは蒸
着域に送られる。送られた後、油圧式マスク装置昇降機
23によりマスクは高分子フィルムと接触する。次に電
子ビーム蒸着装置41、42によりマスクの配線パター
ンに沿って蒸着が行われる。蒸着による生成した金属薄
膜が十分な膜圧に達すると、電子ビーム蒸着は中止され
る。その後高分子フィルム送り巻き取り装置11により
高分子フィルムは巻き取られる。これらの過程は全て制
御装置61により制御される。また効率よくフレキシブ
ルプリント基板を作製するために、金属薄膜を蒸着させ
た高分子フィルムを巻き取るとき、同時にイオン照射も
行われる。次に図2の装置を使用した際のフレキシブル
プリント基板の作製過程のほかの例を示す。まず高分子
フィルムは高分子フィルム送り巻き取り装置11に取り
付けられる。配線パターンを開けられたマスクはマスク
送り巻き取り装置に取り付けられる。電子ビーム蒸着装
置41、42には配線パターンの材料が与えられる。そ
の後真空チャンバ71は真空ポンプ51により真空排気
される。真空チャンバ71内の真空が十分に排気された
後、制御装置61により高分子フィルム送り巻き取り装
置11、イオン照射装置31、マスク送り巻き取り装置
21、電子ビーム蒸着装置41が作動し高分子フィルム
は連続的に表面処理を施された後、蒸着により配線パタ
ーンが作製される。この間、高分子フィルム送り巻き取
り装置11とマスク送り巻き取り装置21は厳密に等し
い速度で送られる。またこの送り速度は金属薄膜の蒸着
速度及び密着強度を改善させるイオン照射量により決定
される。次に第二番目の発明に係るフレキシブルプリン
ト基板製造装置の他の実施例を図3に示す。これはイオ
ン照射による前処理と高分子フィルムへの配線パターン
の作製を別々の装置により行うものである。イオン照射
による前処理装置は、高分子フィルム送り巻き取り装置
11、イオンビーム照射装置21、真空ポンプ31より
構成される。真空チャンバ51は高真空状態に保たれ、
イオンビームの照射及び高分子フィルム送り巻き取り装
置11は制御装置41により制御される。また高分子フ
ィルムへの配線パターンの作製を行う装置は高分子フィ
ルムの送り巻き取り装置61、高分子フィルムの支持ロ
ール62、マスクの送り巻き取り装置71、マスクの支
持ロール72、マスク装置の油圧式昇降機73、電子ビ
ーム蒸着装置81、82を備えている。これらの装置は
真空ポンプ91により真空引きされ、高真空状態に保た
れたチャンバ111内に設置される。これら一連の作業
は制御装置101により制御される。イオンビームの照
射エネルギーは酸素を用いた場合100eV〜1500eV
程度が好ましいが、本発明はこの数値に限定するもので
はなく、高分子フィルムやイオンビームの種類、もしく
は期待する効果により最適な条件を使用すればよい。イ
オンが高分子表面に衝突すると、高分子表面に吸着した
不純物をはじき飛ばすクリーニング効果、または高分子
を構成する分子の再構成やイオンの高分子内への取り込
みなどによる新たな化学種の形成、スパッタリングによ
る表面形状の変化などの効果が得られる。金属薄膜を蒸
着する直前にこれらの効果を得ることにより、最大の密
着性の向上効果を得ることができる。図4はアルゴンイ
オンビームをそのエネルギーを500eVから3000eV
まで変化させてポリイミド表面に照射した後、電子ビー
ム蒸着法で厚さ0.1umの銅薄膜を蒸着したサンプルに
ついて、スクラッチテスト法を採用して、薄膜を剥離さ
せるのに要する力F(gf)を実測した結果を示したも
のである。図中の破線はイオンビームの照射を行わずに
蒸気の薄膜を蒸着したサンプルについてのスクラッチテ
スト法による結果である。イオンビームのエネルギーが
1500eVの時に最良の密着性が得られ、本発明の効果
を示している、
【0005】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1発
明によれば、高分子フィルム表面に金属薄膜を蒸着する
と同時に必要な回路パターンを形成する。このため、こ
の第1発明に係るフレキシブルプリント基板はその後の
回路のパターニング作業が必要なく、薄膜形成時の密着
性を保ったまま微細で高密度な製品となる。同時に多く
の工程を省略することにより大幅なコストダウンが可能
となる。また、第2発明によれば、表面の不純物層を取
り除いたり、または表面に活性基を形成したり、または
表面粗さを変化させたりすることにより、金属薄膜と高
分子フィルムの密着性が向上するようにしてある。この
ため、厚さ10μmから数百μmのオーダで、金属薄膜
の膜厚を調節して、密着性に優れた微細で高集積の回路
を持ったフレキシブルプリント基板を低コストで製造す
ることが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1、第2発明に係るフレキシブルプリント基
板の作製過程の一例と従来の方法によるフレキシブルプ
リント基板を比較した図である。
【図2】第1、第2発明に係るフレキシブルプリント基
板の製造方法が適用され、第4発明に係るフレキシブル
プリント基板を連続的に生産する大量生産設備装置の概
略を示す図である。
【図3】第1、第2発明に係るフレキシブルプリント基
板の製造法が適用され、第3発明に係るフレキシブルプ
リント基板を生産する装置の概略を示す図である。
【図4】イオンビーム照射におけるイオンビームのエネ
ルギーと薄膜を剥離させるのに要する力との関係を示す
図である。
【符号の説明】
図1 1 高分子フィルム 2 金属薄膜 3 レジスト 4 マスク 図2 11 高分子フィルム送り巻き取り装置 12 高分子フィルム支持ロール 21 マスク送り巻き取り装置 22 マスク支持ロール 23 油圧式マスク装置昇降機 31 イオンビーム照射装置 32 ガス開閉弁 33 ガス供給源 41 電子ビーム蒸着装置 42 電子ビーム蒸着装置 51 真空ポンプ 61 制御装置 71 真空チャンバ 図3 11 高分子フィルム送り巻き取り装置 21 イオンビーム照射装置 22 ガス開閉弁 23 ガス供給源 31 真空ポンプ 41 制御装置 51 真空チャンバ 61 高分子フィルム送り巻き取り装置 62 高分子フィルム支持ロール 71 マスク送り巻き取り装置 72 マスク支持ロール 73 油圧式マスク装置昇降機 81 電子ビーム蒸着装置 82 電子ビーム蒸着装置 91 真空ポンプ 101 制御装置 111 真空チャンバ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月19日(2002.2.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオンビームで表面改
質を行った後、金属薄膜の蒸着させ、そのあとに電気
的、機械的及びその他の方法によるエッチングを必要と
しないフレキシブルプリント基板の製造方法に関するも
のである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる従来の
問題点に鑑みてなされたもので、イオンビームによる表
面改質を行うことで金属薄膜と高分子フィルムとの密着
性を確保しながらも、フレキシブルプリント基板におけ
る回路の微細化及び高密度化に対応したフレキシブルプ
リント基板の製造方法及び装置を提供しようとするもの
である。本願の第1番目の発明は、まず、酸素、窒素、
アルゴン及びその他のイオンビームを高分子フィルム表
面に照射し、次いで、回路パターンを成形したマスクま
たはそれに類似する方法で高分子フィルムの表面を覆
い、その後、そのマスクされた高分子フィルムの表面に
蒸着を施すことにより、膜形成と同時に密着性の良い回
路を作り込むようにした。また、これらの方法を実現す
るための装置を提供した。さらに、これらの方法で製造
されたフレキシブルプリント基板を提供した。
【作用】本願の第1番目の発明によれば、イオンが高分
子表面に衝突することにより、高分子表面に吸着した不
純物をはじき飛ばしてクリーニングすると同時に、スパ
ッタリングにより,表面の粗度あげることができる。ま
た、これとあわせて、高分子を構成する分子の再構成や
イオンの高分子内への取り込みなどによる新たな化学種
を形成することができるため、大幅に密着性を高めるこ
とができ、回路の微細化に対応したフレキシブルプリン
ト基板を作成することが可能となる。図1は従来の方法
と本願の発明の方法とを比較したものである。真空等の
雰囲気中を直線的に飛ぶ金属蒸気の一部は、マスクに遮
られるため、高分子フィルムまで到達せず、マスクに遮
られない金属蒸気だけがイオンビームによる表面改質を
施された高分子フィルムに到達し付着する。
【実施例】次に、本願発明の一実施例を図面に従って説
明する。本願の第一番目の発明に係るフレキシブルプリ
ント基板製造装置の一実施例を図2に示す。この装置
は、連続的に高分子フィルムを加工する大量生産設備を
念頭に置いたもので、高分子フィルムの送り巻き取り装
置11、高分子フィルムの支持ロール12、マスクの送
り巻き取り装置21、マスクの支持ロール22、マスク
装置の油圧式昇降機23、イオンビーム照射装置31、
電子ビーム蒸着装置41、42を備えている。これらの
装置は真空ポンプ51により真空引きされ、高真空状態
に保たれたチャンバ61内に設置される。高分子フィル
ムの送り巻き取り装置11、マスクの送り巻き取り装置
21、イオン照射装置31、複数の電子ビーム蒸着装置
41、42はそれぞれチャンバ外部におかれた制御装置
及び電源装置61から制御される。イオンビーム照射装
置31には、開閉弁32を介してガス供給源33が接続
してある。高分子フィルムの送り巻き取り装置11は長
い高分子フィルムを等速度で連続に送ることができるよ
うな機構を備えている。途中、高分子フィルムの張力を
保持するために高分子フィルム支持ロール12を備えて
いる。マスクの送り巻き取り装置21は、通過する金属
蒸気が目的の回路構造をなすためのパターンが開けられ
たマスクを、高分子フィルムと等速度で送ることができ
る機構を備える。高分子フィルムはまずイオンビーム照
射装置31による前処理が行われ、続いて複数の電子ビ
ーム蒸着装置41とマスクの送り巻き取り装置21によ
り送られるマスクによって高分子フィルム上に回路が形
成される。マスク送り巻き取り装置21はマスクを高分
子フィルムと等速度で送る機構を有するが、マスクのみ
固定させて、マスクを複数回利用することもできる。こ
のとき、高分子フィルム搬送時はマスクは高分子送り巻
き取り装置11から離れており、蒸着を行う際にのみマ
スク装置油圧式昇降機23により高分子フィルムとマス
クは接触するようになっている。金属蒸着の方法は電子
ビームに限らず、スパッタ蒸着やその他の蒸着法であっ
ても良い。さらに図2は高分子フィルムやマスクの送り
方法を単純化して示しており、それらは図2に示すとお
りの物に限らない。また、イオンビーム照射装置、真空
ポンプ等は必ずしも1台に限るものではなく、複数台で
あっても良い。次に図2の装置を使用した際のフレキシ
ブルプリント基板の作製過程の一例を示す。まず高分子
フィルムは高分子フィルム送り巻き取り装置11に取り
付けられる。配線パターンを開けられたマスクはマスク
送り巻き取り装置に取り付けられる。電子ビーム蒸着装
置41、42には配線パターンの材料が与えられる。そ
の後真空チャンバ71は真空ポンプ51により真空排気
される。真空チャンバ71内の真空が十分に排気された
後、制御装置61により高分子フィルム送り巻き取り装
置11とイオン照射装置31が作動し高分子フィルムは
連続的に表面処理を施される。高分子フィルムの送り速
度は、密着強度を最もよく増加させるようなイオンの照
射量になるように決められる。イオン照射を施された高
分子フィルムが蒸着域程度の長さになると、イオン照射
は中止され、イオン照射を施された高分子フィルムは蒸
着域に送られる。送られた後、油圧式マスク装置昇降機
23によりマスクは高分子フィルムと接触する。次に電
子ビーム蒸着装置41、42によりマスクの配線パター
ンに沿って蒸着が行われる。蒸着による生成した金属薄
膜が十分な膜圧に達すると、電子ビーム蒸着は中止され
る。その後高分子フィルム送り巻き取り装置11により
高分子フィルムは巻き取られる。これらの過程は全て制
御装置61により制御される。また効率よくフレキシブ
ルプリント基板を作製するために、金属薄膜を蒸着させ
た高分子フィルムを巻き取るとき、同時にイオン照射も
行われる。次に図2の装置を使用した際のフレキシブル
プリント基板の作製過程のほかの例を示す。まず高分子
フィルムは高分子フィルム送り巻き取り装置11に取り
付けられる。配線パターンを開けられたマスクはマスク
送り巻き取り装置に取り付けられる。電子ビーム蒸着装
置41、42には配線パターンの材料が与えられる。そ
の後真空チャンバ71は真空ポンプ51により真空排気
される。真空チャンバ71内の真空が十分に排気された
後、制御装置61により高分子フィルム送り巻き取り装
置11、イオン照射装置31、マスク送り巻き取り装置
21、電子ビーム蒸着装置41が作動し高分子フィルム
は連続的に表面処理を施された後、蒸着により配線パタ
ーンが作製される。この間、高分子フィルム送り巻き取
り装置11とマスク送り巻き取り装置21は厳密に等し
い速度で送られる。またこの送り速度は金属薄膜の蒸着
速度及び密着強度を改善させるイオン照射量により決定
される。次に第一番目の発明に係るフレキシブルプリン
ト基板製造装置の他の実施例を図3に示す。これはイオ
ン照射による前処理と高分子フィルムへの配線パターン
の作製を別々の装置により行うものである。イオン照射
による前処理装置は、高分子フィルム送り巻き取り装置
11、イオンビーム照射装置21、真空ポンプ31より
構成される。真空チャンバ51は高真空状態に保たれ、
イオンビームの照射及び高分子フィルム送り巻き取り装
置11は制御装置41により制御される。また高分子フ
ィルムへの配線パターンの作製を行う装置は高分子フィ
ルムの送り巻き取り装置61、高分子フィルムの支持ロ
ール62、マスクの送り巻き取り装置71、マスクの支
持ロール72、マスク装置の油圧式昇降機73、電子ビ
ーム蒸着装置81、82を備えている。これらの装置は
真空ポンプ91により真空引きされ、高真空状態に保た
れたチャンバ111内に設置される。これら一連の作業
は制御装置101により制御される。イオンビームの照
射エネルギーは酸素を用いた場合100eV〜1500eV
程度が好ましいが、本発明はこの数値に限定するもので
はなく、高分子フィルムやイオンビームの種類、もしく
は期待する効果により最適な条件を使用すればよい。イ
オンが高分子表面に衝突すると、高分子表面に吸着した
不純物をはじき飛ばすクリーニング効果、または高分子
を構成する分子の再構成やイオンの高分子内への取り込
みなどによる新たな化学種の形成、スパッタリングによ
る表面形状の変化などの効果が得られる。金属薄膜を蒸
着する直前にこれらの効果を得ることにより、最大の密
着性の向上効果を得ることができる。図4はアルゴンイ
オンビームをそのエネルギーを500eVから3000eV
まで変化させてポリイミド表面に照射した後、電子ビー
ム蒸着法で厚さ0.1マイクロメートルの銅薄膜を蒸着
したサンプルについて、スクラッチテスト法を採用し
て、薄膜を剥離させるのに要する力F(gf)を実測し
た結果を示したものである。図中の破線はイオンビーム
の照射を行わずに蒸気の薄膜を蒸着したサンプルについ
てのスクラッチテスト法による結果である。イオンビー
ムのエネルギーが1500eVの時に最良の密着性が得ら
れ、本発明の効果を示している、
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明の効果】本第一発明によれば、イオンビームを高
分子フィルム表面に照射し表面改質を行うことで、表面
の不純物層を取り除いたり、または表面に活性基を形成
したり、または表面粗さを変化させたりすることによ
り、金属薄膜と高分子フィルムの密着性が向上するよう
にしてある。このため線幅10〜100マイクロメートルの
密着性に優れた微細で高集積の回路を持ったフレキシブ
ルプリント基板を低コストで製造することが可能になる
という効果を奏する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹ノ内 壮太郎 京都府宇治市大久保町上ノ山22−1三和研 磨工業株式会社内 Fターム(参考) 4K029 AA11 AA25 BA02 BA07 BA08 BA12 BA21 BB03 BC03 BD02 CA01 FA05 HA03 KA01 5E343 AA03 AA12 AA33 AA39 BB24 BB38 BB44 BB71 DD23 EE32 FF09 FF16 FF20 GG02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高分子フィルムの表面に、銅、ニッケル、
    クロム、その他の金属または合金を単一層または複数層
    に蒸着することによってパターンを形成するようにした
    フレキシブルプリント基板の製造方法であって、まず、
    回路パターンを成形したマスクまたはそれに類似する方
    法で高分子フィルムの表面を覆い、その後、そのマスク
    された高分子フィルムの表面に蒸着を施すことにより、
    膜形成と同時に線幅10〜100 mmの回路を作り込むように
    したことを特徴とする、フレキシブルプリント基板の製
    造方法。
  2. 【請求項2】高分子フィルムの表面に、銅、ニッケル、
    クロム、その他の金属または合金を単一層または複数層
    に蒸着することによってパターンを形成するようにした
    フレキシブルプリント基板の製造方法であって、まず、
    酸素、窒素、アルゴン及びその他のイオンビームを高分
    子フィルム表面に照射し、次いで、回路パターンを成形
    したマスクまたはそれに類似する方法で高分子フィルム
    の表面を覆い、その後、そのマスクされた高分子フィル
    ムの表面に蒸着を施すことにより、膜形成と同時に回路
    を作り込むようにしたことを特徴とする、フレキシブル
    プリント基板の製造方法。
  3. 【請求項3】まず、回路パターンを成形したマスクまた
    はそれに類似する方法で高分子フィルムの表面を覆い、
    その後、そのマスクされた高分子フィルムの表面に、
    銅、ニッケル、クロム、その他の金属または合金を単一
    層または複数層に蒸着することによってパターンを形成
    するようにしたフレキシブルプリント基板の製造装置で
    あって、高分子フィルム搬送装置と、マスク装置と、蒸
    着装置からなるフレキシブルプリント基板製造装置。
  4. 【請求項4】まず、酸素、窒素、アルゴン及びその他の
    イオンビームを高分子フィルム表面に照射し、次いで、
    回路パターンを成形したマスクまたはそれに類似する方
    法で高分子フィルムの表面を覆い、その後、そのマスク
    された高分子フィルムの表面に、銅、ニッケル、クロ
    ム、その他の金属または合金を単一層または複数層に蒸
    着することによってパターンを形成するようにしたフレ
    キシブルプリント基板の製造装置であって、高分子フィ
    ルム搬送装置と、マスク装置と、イオンビーム照射装置
    と、蒸着装置からなるフレキシブルプリント基板製造装
    置。
  5. 【請求項5】前記高分子フィルム搬送装置が、高分子フ
    ィルムを搭載して連続的又は間欠的に搬送するための搬
    送用ベルトと、巻き戻しロール及び巻き取りロールから
    構成されており、前記マスク装置が、予め回路パターン
    が連続して成形された帯状マスクと、このマスクを前記
    高分子フィルム搬送装置と同期して連続的又は間欠的に
    走行させるための巻き戻しロール及び巻き取りロールか
    ら構成されており、かつ、前記マスク装置の巻き戻しロ
    ールは、前記高分子フィルム搬送装置の巻き戻しロール
    よりも搬送方向に一定距離だけ前方にあり、前記イオン
    ビーム照射装置が、前記マスク装置の巻き戻しロールよ
    りも走行方向前方に位置する高分子フィルムに対してイ
    オンビームを照射できるように配置されており、前記蒸
    着装置が、帯状マスクと同期して連続的に又は間欠的に
    移動する高分子フィルムに対して金属を蒸着させるよう
    に配置されていることを特徴とする、請求項4に記載の
    フレキシブルプリント基板製造装置。
  6. 【請求項6】高分子フィルムの表面に、銅、ニッケル、
    クロム、その他の金属または合金を単一層または複数層
    に蒸着を施すことにより、膜形成と同時に線幅10〜100
    mmの回路を作り込むようにして製造されたことを特徴と
    するフレキシブルプリント基板。
  7. 【請求項7】高分子フィルムの表面に、酸素、窒素、ア
    ルゴン及びその他のイオンビームを高分子フィルム表面
    に照射し、その後、銅、ニッケル、クロム、その他の金
    属または合金を単一層または複数層に蒸着を施すことに
    より、膜形成と同時に線幅10〜100 mmの回路を作り込む
    ようにして製造されたことを特徴とするフレキシブルプ
    リント基板。
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