JP2003068870A - Esd保護回路 - Google Patents
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- H01L27/0203—Particular design considerations for integrated circuits
- H01L27/0248—Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
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- H01L27/0266—Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices using field effect transistors as protective elements
- H01L27/0285—Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices using field effect transistors as protective elements bias arrangements for gate electrode of field effect transistors, e.g. RC networks, voltage partitioning circuits
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- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高信頼のESD保護回路を提供する。
【解決手段】 被保護回路CPに入力信号を供給するた
めの入力端子INにNチャンネルMOS型トランジスタ
NT1のドレインを接続すると共にNT1のソースを基
準電位点VSSに接続する。入力端子INにPチャンネ
ルMOS型トランジスタPT1のソースを接続すると共
にPT1のドレインと基準電位点VSSとの間に電流制
限用抵抗R1を接続し、トランジスタPT1のゲートに
は、VD D=+5[V]の電源電位を与える。トランジ
スタPT1のドレインと抵抗R1との接続点Q1をゲー
ト保護用抵抗R2を介し又は介さずにトランジスタNT
1のゲートに接続する。ESD入力の印加時には、V
DD=0[V]となり、トランジスタPT1及び抵抗R
1を介して電流I11が流れると共にQ1点の電位上昇
に応じてトランジスタNT1が導通して電流I12が流
れ、ESD保護が可能となる。
めの入力端子INにNチャンネルMOS型トランジスタ
NT1のドレインを接続すると共にNT1のソースを基
準電位点VSSに接続する。入力端子INにPチャンネ
ルMOS型トランジスタPT1のソースを接続すると共
にPT1のドレインと基準電位点VSSとの間に電流制
限用抵抗R1を接続し、トランジスタPT1のゲートに
は、VD D=+5[V]の電源電位を与える。トランジ
スタPT1のドレインと抵抗R1との接続点Q1をゲー
ト保護用抵抗R2を介し又は介さずにトランジスタNT
1のゲートに接続する。ESD入力の印加時には、V
DD=0[V]となり、トランジスタPT1及び抵抗R
1を介して電流I11が流れると共にQ1点の電位上昇
に応じてトランジスタNT1が導通して電流I12が流
れ、ESD保護が可能となる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MOS型LSI
等に用いるに好適なESD(静電放電)保護回路に関す
るものである。この明細書において、「ESD入力」な
る用語は、「静電気などによるサージ電圧入力」を意味
するものとする。 【0002】 【従来の技術】従来、MOS型LSI等に用いられるE
SD保護回路としては、図4に示すものが知られている
(例えば、特開平11−68038号公報の「従来の技
術」参照)。 【0003】図4の回路にあっては、被保護回路CPに
入力信号を供給するための入力端子INにNチャンネル
MOS型トランジスタTのドレインDが接続されると共
に、トランジスタTのソースS、ゲートG及び基板電極
が接地点(基準電位点)VS Sに接続されている。入力
端子INに+のESD入力が印加されると、トランジス
タT1は、パンチスルー現象により導通して被保護回路
CPをESD入力から保護する。 【0004】図4の回路において、トランジスタTのゲ
ート絶縁膜の耐圧は、通常10[V]程度であり、ES
D入力の印加時にゲート絶縁膜には10[V]より高い
電圧が加わることがある。このため、ゲート絶縁膜の破
壊が発生しやすいという問題点があった。 【0005】このような問題点を解決するために提案さ
れたのが図5の回路である(例えば、特開平11−68
038号公報参照)。図5の回路において、図4の回路
と同様の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略
する。 【0006】図5の回路では、NチャンネルMOS型ト
ランジスタT0のソースS及びドレインDが接地点V
SS及びトランジスタTのゲートにそれぞれ接続される
と共に、トランジスタT0のゲートGに例えば−5
[V]の電源電位VDDが与えられてトランジスタT0
が非導通になっている。このようにすると、トランジス
タTのゲートGが電位的にフローティング状態(接地点
VSSから分離された状態)になるため、ESD入力の
印加時にゲート絶縁膜に電圧が加わることがなく、ゲー
ト絶縁膜の破壊を防止することができる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】図5の回路によると、
トランジスタTのゲート絶縁膜の破壊を防止できるもの
の、トランジスタTが熱破壊等により故障したときはE
SD保護を達成できず、信頼性が十分でなかった。 【0008】この発明の目的は、信頼性の向上を図った
新規なESD保護回路を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明に係るESD保
護回路は,被保護回路に接続された信号入力用又は信号
出力用の端子と、チャンネル導電型として一導電型を有
し、ソース及びドレインがそれぞれ基準電位点及び前記
端子に接続された第1のMOS型トランジスタと、チャ
ンネル導電型として前記一導電型とは反対の導電型を有
し、ソースが前記端子に接続された第2のMOS型トラ
ンジスタであって、ゲートには電源オンの状態で該トラ
ンジスタを非導通にするための所定の電位が付与される
ものと、前記第2のMOS型トランジスタのドレインと
前記基準電位点との間に接続された電流制限用の第1の
抵抗と、前記第2のMOS型トランジスタのドレインを
ゲート保護用の第2の抵抗を介し又は介さずに前記第1
のMOS型トランジスタのゲートに接続する接続手段と
を備えたものである。 【0010】一般に、LSI等のIC(集積回路)装置
の入出力端子にESD入力が印加されるのは、IC装置
に電源電位が印加されていないときであり、例えばIC
装置を回路基板に実装するなどの作業の際に人体の一部
(手、指等)が入出力端子に接触したときである。この
発明のESD保護回路において、電源電位が印加されて
いないときは、第2のMOS型トランジスタのゲート電
圧が0[V]となる。この状態でESD入力が端子に印
加されると、第2のMOS型トランジスタが導通して第
1の抵抗の両端間の電圧が増大し、この電圧増大に応じ
て第1のMOS型トランジスタのゲート電圧が増大する
ので、第1のMOS型トランジスタが導通する。このと
き、第1のMOS型トランジスタにおいて、ゲート電位
は、ドレイン電位の近くまで到達するので、ゲート絶縁
膜には高電圧が印加されず、ゲート絶縁膜の破壊を防止
することができる。 【0011】第1及び第2のMOS型トランジスタが導
通すると、ESD入力に基づく電流は、第1のMOS型
トランジスタを経由する第1の経路と、第2のMOS型
トランジスタ及び第1の抵抗を経由する第2の経路とに
分れて流れる。第1及び第2のMOS型トランジスタの
うちいずれか一方のトランジスタが故障しても、他方の
トランジスタでESD保護を達成することができる。 【0012】 【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
係る入力保護回路を示すものである。 【0013】図1の回路において、被保護回路CPに入
力信号を供給するための入力端子INには、Nチャンネ
ルMOS型トランジスタNT1のドレインDが接続され
ており、トランジスタNT1のソースS及び基板電極
は、接地点(基準電位点)VS Sに接続されている。ま
た、入力端子INには、PチャンネルMOS型トランジ
スタPT1のソースS及び基板電極が接続されており、
トランジスタPT1のドレインDと接地点VSSとの間
には、電流制限用の抵抗R1が接続されている。抵抗R1
としては、トランジスタPT1のオン抵抗の10〜10
0倍の抵抗値(例えば10〜100kΩ)を有するもの
を用いることができる。 【0014】トランジスタPT1のゲートGには、電源
オンの状態で例えば+5[V]の電源電位VDDが与え
られる。電源電位VDDは、入力端が接地点VSSに接
続されたインバータIVから与えてもよい。トランジス
タPT1のゲートGには、電源電位VDDに限らず、ト
ランジスタPT1を非導通にする電位を電源電圧VD D
に基づいて作成して付与してもよい。トランジスタPT
1と抵抗R1との接続点Q1は、ゲート保護用の抵抗R
2を介してトランジスタNT1のゲートGに接続されて
いる。抵抗R2は、所望により省略してもよい。 【0015】通常の使用状態にあっては、入力端子IN
に0〜+5[V]の入力信号が供給される。トランジス
タPT1のゲートGには、電源電位VDDのようにトラ
ンジスタPT1を非導通にする電位を与えてあるので、
トランジスタPT1は、常に非導通状態である。このた
め、トランジスタNT1のゲートGの電圧は、常に0
[V]であり、トランジスタNT1は、常に非導通状態
である。従って、被保護回路CPには、入力端子INか
ら入力信号が正常に供給される。 【0016】一方、入力端子INにESD入力が印加さ
れるときは、前述したように電源オフの状態であり、ト
ランジスタPT1のゲートGの電圧は、0[V]であ
る。このため、入力端子INに+のESD入力が印加さ
れると、トランジスタPT1は、パンチスルー現象によ
り導通し、トランジスタPT1から抵抗R1に電流I1
1が流れる。この電流I11によりQ1点の電位が上昇
し、この電位上昇に応じてトランジスタNT1のゲート
Gの電圧がしきい値電圧より増大する。このため、トラ
ンジスタNT1が導通し、トランジスタNT1を介して
電流I12が流れる。従って、被保護回路CPは、ES
D入力から保護される。 【0017】図2は、図1の回路の集積化構成の一例を
示すものであり、図1と同様の部分には同様の符号を付
して詳細な説明を省略する。 【0018】例えばP型シリコンからなる半導体基板1
0は、比較的低い不純物濃度(例えば1015[cm
−3]以下)を有するもので、一方の主面には、P型ウ
エル領域12及びN型ウエル領域14が互いに接してP
N接合をなすように形成されている。ウエル領域12,
14は、比較的低い不純物濃度(例えば4×1016〜
1×1017[cm−3])を有するもので、選択的イ
オン注入法等により形成される。ウエル領域12,14
は、互いに分離して形成してもよい。 【0019】基板10の一方の主面は、シリコンオキサ
イド等からなるフィールド絶縁膜16で覆われている。
絶縁膜16は、選択酸化処理により形成されたもので、
絶縁膜(酸化膜)16においてウエル領域12、14に
それぞれ対応する第1,第2の素子孔には、シリコンオ
キサイド等からなるゲート絶縁膜16a,16bがそれ
ぞれ形成されている。 【0020】ウエル領域12には、トランジスタNT1
のN+型ソース領域18及びN+型ドレイン領域20が
形成されると共にP+型コンタクト領域22が形成され
ている。ウエル領域14には、トランジスタPT1のP
+型ソース領域24及びP+型ドレイン領域26が形成
されると共にN+型コンタクト領域28が形成されてい
る。 【0021】ソース領域18及びドレイン領域20に挟
まれたP型部分の上にはゲート絶縁膜16aを介してト
ランジスタNT1のゲート電極層32が形成されてい
る。ソース領域24及びドレイン領域26に挟まれたN
型部分の上には、ゲート絶縁膜16bを介してトランジ
スタPT1のゲート電極層34が形成されている。フィ
ールド絶縁膜16の上には、抵抗R1、R2が形成され
ている。ゲート電極層32,34及び抵抗R1,R
2は、一例としてポリサイド層(ポリシリコン層にシリ
サイド層を重ねた積層)で構成することができる。 【0022】トランジスタNT1において、ソース領域
18及びコンタクト領域22は、接地点VSSに接続さ
れ、ドレイン領域20は、入力端子INに接続される。
トランジスタPT1において、ソース領域24及びコン
タクト領域28は、入力端子INに接続され、ドレイン
領域26は、抵抗R1を介して接地点VSSに接続され
ると共に抵抗R2を介してトランジスタNT1のゲート
電極層32に接続される。トランジスタPT1のゲート
電極層34には、電源オンの状態でインバータIVから
電源電位VDDが与えられる。 【0023】図2のIC装置の動作は、図1に関して前
述したと同様である。入力端子INに−の入力信号を供
給することは想定されていないが、入力端子INに−の
ESD入力が印加されることはありうる。この場合、−
のESD入力に応じて接地点VSS−コンタクト領域2
2−ドレイン領域20−入力端子INの経路で電流が流
れ、被保護回路CPがESD入力から保護される。 【0024】図3は、この発明の他の実施形態に係る入
力保護回路を示すもので、図1と同様の部分には同様の
符号を付して詳細な説明を省略する。 【0025】図3の回路は、図1の回路においてトラン
ジスタNT1の代りにPチャンネルMOS型トランジス
タPT2を用いると共にトランジスタPT1の代りにN
チャンネルMOS型トランジスタNT2を用いたものに
相当する。トランジスタPT 2において、ソースS及び
基板電極は接地点VSSに接続されており、ドレインD
は入力端子INに接続されている。トランジスタNT2
において、ソースS及び基板電極は入力端子INに接続
されており、ドレインDと接地点VSSとの間には電流
制限用の抵抗R1が接続されている。 【0026】トランジスタNT2のゲートGには、電源
オンの状態で例えば−5[V]の電源電位VDDが与え
られる。電源電位VDDは、インバータIVから与えて
もよい。トランジスタNT2のゲートGには、トランジ
スタNT2を非導通にする電位を電源電圧VDDに基づ
いて作成して与えてもよい。ドランジスタNT2と抵抗
R1との接続点Q2は、ゲート保護用の抵抗R2を介し
てトランジスタPT2のゲートGに接続されている。抵
抗R2は、所望により省略してもよい。 【0027】通常の使用状態にあっては、入力端子IN
に0〜−5[V]の入力信号が供給される。トランジス
タNT2のゲートGには、電源電位VDDのようにトラ
ンジスタNT2を非導通にする電位を与えてあるので、
トランジスタNT2は、常に非導通状態である。このた
め、トランジスタPT2のゲートGの電圧は、常に0
[V]であり、トランジスタPT2は、常に非導通状態
である。従って、被保護回路CPには、入力端子INか
ら入力信号が正常に供給される。 【0028】一方、入力端子INにESD入力が印加さ
れるときは、前述したように電源オフの状態であり、ト
ランジスタNT2のゲートGの電圧は、0[V]であ
る。このため、入力端子INに−のESD入力が印加さ
れると、トランジスタNT2は、パンチスルー現象によ
り導通し、トランジスタNT2及び抵抗R1を介して電
流I21が流れる。この電流I21によりQ2点の電位
が降下し、この電位降下に応じてトランジスタPT2の
ゲートGの電圧がしきい値電圧より増大する。このた
め、トランジスタPT2が導通し、トランジスタPT2
を介して電流I22が流れる。従って、被保護回路CP
は、ESD入力から保護される。 【0029】図3の回路の集積化構成としては、例えば
図2のIC装置において、ウエル領域12の導電型をN
型とし、ソース及びドレイン領域18及び20の導電型
をP +型とし、コンタクト領域22の導電型をN+型と
し、ウエル領域14の導電型をP型とし、ソース及びド
レイン領域24及び26の導電型をN+型とし、コンタ
クト領域28の導電型をP+型とすればよい。このよう
な構成において、入力端子INに+のESD入力が印加
されたときは、ドレイン領域20−コンタクト領域22
−接地点VSSの経路で電流が流れ、被保護回路CPが
ESD入力から保護される。 【0030】上記した実施形態によれば、トランジスタ
NT1又はPT2において、ゲートGの電位は、ESD
入力に応じてドレインDの電位の近くまで到達するの
で、ゲート絶縁膜に高電圧が印加されず、ゲート絶縁膜
の破壊を防止することができる。また、トランジスタN
T1(又はPT2)及びトランジスタPT1(又はNT
2)のいずれか一方のトランジスタが故障しても、他方
のトランジスタでESD保護を達成することができる。 【0031】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ES
D入力をバイパスするための第1のMOS型トランジス
タに並列に第2のMOS型トランジスタと電流制限用抵
抗との直列回路を接続し、電源オフの状態でESD入力
に応じて第2のMOS型トランジスタを導通させて電流
制限用抵抗の両端間の電圧増大に応じて第1のMOS型
トランジスタのゲート電圧を増大させることにより第1
のMOS型トランジスタを導通させる構成にしたので、
第1のMOS型トランジスタのゲート絶縁膜の破壊を防
止できると共に第1又は第2のいずれのMOS型トラン
ジスタでもESD保護を達成でき、信頼性が向上する効
果が得られる。
等に用いるに好適なESD(静電放電)保護回路に関す
るものである。この明細書において、「ESD入力」な
る用語は、「静電気などによるサージ電圧入力」を意味
するものとする。 【0002】 【従来の技術】従来、MOS型LSI等に用いられるE
SD保護回路としては、図4に示すものが知られている
(例えば、特開平11−68038号公報の「従来の技
術」参照)。 【0003】図4の回路にあっては、被保護回路CPに
入力信号を供給するための入力端子INにNチャンネル
MOS型トランジスタTのドレインDが接続されると共
に、トランジスタTのソースS、ゲートG及び基板電極
が接地点(基準電位点)VS Sに接続されている。入力
端子INに+のESD入力が印加されると、トランジス
タT1は、パンチスルー現象により導通して被保護回路
CPをESD入力から保護する。 【0004】図4の回路において、トランジスタTのゲ
ート絶縁膜の耐圧は、通常10[V]程度であり、ES
D入力の印加時にゲート絶縁膜には10[V]より高い
電圧が加わることがある。このため、ゲート絶縁膜の破
壊が発生しやすいという問題点があった。 【0005】このような問題点を解決するために提案さ
れたのが図5の回路である(例えば、特開平11−68
038号公報参照)。図5の回路において、図4の回路
と同様の部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略
する。 【0006】図5の回路では、NチャンネルMOS型ト
ランジスタT0のソースS及びドレインDが接地点V
SS及びトランジスタTのゲートにそれぞれ接続される
と共に、トランジスタT0のゲートGに例えば−5
[V]の電源電位VDDが与えられてトランジスタT0
が非導通になっている。このようにすると、トランジス
タTのゲートGが電位的にフローティング状態(接地点
VSSから分離された状態)になるため、ESD入力の
印加時にゲート絶縁膜に電圧が加わることがなく、ゲー
ト絶縁膜の破壊を防止することができる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】図5の回路によると、
トランジスタTのゲート絶縁膜の破壊を防止できるもの
の、トランジスタTが熱破壊等により故障したときはE
SD保護を達成できず、信頼性が十分でなかった。 【0008】この発明の目的は、信頼性の向上を図った
新規なESD保護回路を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明に係るESD保
護回路は,被保護回路に接続された信号入力用又は信号
出力用の端子と、チャンネル導電型として一導電型を有
し、ソース及びドレインがそれぞれ基準電位点及び前記
端子に接続された第1のMOS型トランジスタと、チャ
ンネル導電型として前記一導電型とは反対の導電型を有
し、ソースが前記端子に接続された第2のMOS型トラ
ンジスタであって、ゲートには電源オンの状態で該トラ
ンジスタを非導通にするための所定の電位が付与される
ものと、前記第2のMOS型トランジスタのドレインと
前記基準電位点との間に接続された電流制限用の第1の
抵抗と、前記第2のMOS型トランジスタのドレインを
ゲート保護用の第2の抵抗を介し又は介さずに前記第1
のMOS型トランジスタのゲートに接続する接続手段と
を備えたものである。 【0010】一般に、LSI等のIC(集積回路)装置
の入出力端子にESD入力が印加されるのは、IC装置
に電源電位が印加されていないときであり、例えばIC
装置を回路基板に実装するなどの作業の際に人体の一部
(手、指等)が入出力端子に接触したときである。この
発明のESD保護回路において、電源電位が印加されて
いないときは、第2のMOS型トランジスタのゲート電
圧が0[V]となる。この状態でESD入力が端子に印
加されると、第2のMOS型トランジスタが導通して第
1の抵抗の両端間の電圧が増大し、この電圧増大に応じ
て第1のMOS型トランジスタのゲート電圧が増大する
ので、第1のMOS型トランジスタが導通する。このと
き、第1のMOS型トランジスタにおいて、ゲート電位
は、ドレイン電位の近くまで到達するので、ゲート絶縁
膜には高電圧が印加されず、ゲート絶縁膜の破壊を防止
することができる。 【0011】第1及び第2のMOS型トランジスタが導
通すると、ESD入力に基づく電流は、第1のMOS型
トランジスタを経由する第1の経路と、第2のMOS型
トランジスタ及び第1の抵抗を経由する第2の経路とに
分れて流れる。第1及び第2のMOS型トランジスタの
うちいずれか一方のトランジスタが故障しても、他方の
トランジスタでESD保護を達成することができる。 【0012】 【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
係る入力保護回路を示すものである。 【0013】図1の回路において、被保護回路CPに入
力信号を供給するための入力端子INには、Nチャンネ
ルMOS型トランジスタNT1のドレインDが接続され
ており、トランジスタNT1のソースS及び基板電極
は、接地点(基準電位点)VS Sに接続されている。ま
た、入力端子INには、PチャンネルMOS型トランジ
スタPT1のソースS及び基板電極が接続されており、
トランジスタPT1のドレインDと接地点VSSとの間
には、電流制限用の抵抗R1が接続されている。抵抗R1
としては、トランジスタPT1のオン抵抗の10〜10
0倍の抵抗値(例えば10〜100kΩ)を有するもの
を用いることができる。 【0014】トランジスタPT1のゲートGには、電源
オンの状態で例えば+5[V]の電源電位VDDが与え
られる。電源電位VDDは、入力端が接地点VSSに接
続されたインバータIVから与えてもよい。トランジス
タPT1のゲートGには、電源電位VDDに限らず、ト
ランジスタPT1を非導通にする電位を電源電圧VD D
に基づいて作成して付与してもよい。トランジスタPT
1と抵抗R1との接続点Q1は、ゲート保護用の抵抗R
2を介してトランジスタNT1のゲートGに接続されて
いる。抵抗R2は、所望により省略してもよい。 【0015】通常の使用状態にあっては、入力端子IN
に0〜+5[V]の入力信号が供給される。トランジス
タPT1のゲートGには、電源電位VDDのようにトラ
ンジスタPT1を非導通にする電位を与えてあるので、
トランジスタPT1は、常に非導通状態である。このた
め、トランジスタNT1のゲートGの電圧は、常に0
[V]であり、トランジスタNT1は、常に非導通状態
である。従って、被保護回路CPには、入力端子INか
ら入力信号が正常に供給される。 【0016】一方、入力端子INにESD入力が印加さ
れるときは、前述したように電源オフの状態であり、ト
ランジスタPT1のゲートGの電圧は、0[V]であ
る。このため、入力端子INに+のESD入力が印加さ
れると、トランジスタPT1は、パンチスルー現象によ
り導通し、トランジスタPT1から抵抗R1に電流I1
1が流れる。この電流I11によりQ1点の電位が上昇
し、この電位上昇に応じてトランジスタNT1のゲート
Gの電圧がしきい値電圧より増大する。このため、トラ
ンジスタNT1が導通し、トランジスタNT1を介して
電流I12が流れる。従って、被保護回路CPは、ES
D入力から保護される。 【0017】図2は、図1の回路の集積化構成の一例を
示すものであり、図1と同様の部分には同様の符号を付
して詳細な説明を省略する。 【0018】例えばP型シリコンからなる半導体基板1
0は、比較的低い不純物濃度(例えば1015[cm
−3]以下)を有するもので、一方の主面には、P型ウ
エル領域12及びN型ウエル領域14が互いに接してP
N接合をなすように形成されている。ウエル領域12,
14は、比較的低い不純物濃度(例えば4×1016〜
1×1017[cm−3])を有するもので、選択的イ
オン注入法等により形成される。ウエル領域12,14
は、互いに分離して形成してもよい。 【0019】基板10の一方の主面は、シリコンオキサ
イド等からなるフィールド絶縁膜16で覆われている。
絶縁膜16は、選択酸化処理により形成されたもので、
絶縁膜(酸化膜)16においてウエル領域12、14に
それぞれ対応する第1,第2の素子孔には、シリコンオ
キサイド等からなるゲート絶縁膜16a,16bがそれ
ぞれ形成されている。 【0020】ウエル領域12には、トランジスタNT1
のN+型ソース領域18及びN+型ドレイン領域20が
形成されると共にP+型コンタクト領域22が形成され
ている。ウエル領域14には、トランジスタPT1のP
+型ソース領域24及びP+型ドレイン領域26が形成
されると共にN+型コンタクト領域28が形成されてい
る。 【0021】ソース領域18及びドレイン領域20に挟
まれたP型部分の上にはゲート絶縁膜16aを介してト
ランジスタNT1のゲート電極層32が形成されてい
る。ソース領域24及びドレイン領域26に挟まれたN
型部分の上には、ゲート絶縁膜16bを介してトランジ
スタPT1のゲート電極層34が形成されている。フィ
ールド絶縁膜16の上には、抵抗R1、R2が形成され
ている。ゲート電極層32,34及び抵抗R1,R
2は、一例としてポリサイド層(ポリシリコン層にシリ
サイド層を重ねた積層)で構成することができる。 【0022】トランジスタNT1において、ソース領域
18及びコンタクト領域22は、接地点VSSに接続さ
れ、ドレイン領域20は、入力端子INに接続される。
トランジスタPT1において、ソース領域24及びコン
タクト領域28は、入力端子INに接続され、ドレイン
領域26は、抵抗R1を介して接地点VSSに接続され
ると共に抵抗R2を介してトランジスタNT1のゲート
電極層32に接続される。トランジスタPT1のゲート
電極層34には、電源オンの状態でインバータIVから
電源電位VDDが与えられる。 【0023】図2のIC装置の動作は、図1に関して前
述したと同様である。入力端子INに−の入力信号を供
給することは想定されていないが、入力端子INに−の
ESD入力が印加されることはありうる。この場合、−
のESD入力に応じて接地点VSS−コンタクト領域2
2−ドレイン領域20−入力端子INの経路で電流が流
れ、被保護回路CPがESD入力から保護される。 【0024】図3は、この発明の他の実施形態に係る入
力保護回路を示すもので、図1と同様の部分には同様の
符号を付して詳細な説明を省略する。 【0025】図3の回路は、図1の回路においてトラン
ジスタNT1の代りにPチャンネルMOS型トランジス
タPT2を用いると共にトランジスタPT1の代りにN
チャンネルMOS型トランジスタNT2を用いたものに
相当する。トランジスタPT 2において、ソースS及び
基板電極は接地点VSSに接続されており、ドレインD
は入力端子INに接続されている。トランジスタNT2
において、ソースS及び基板電極は入力端子INに接続
されており、ドレインDと接地点VSSとの間には電流
制限用の抵抗R1が接続されている。 【0026】トランジスタNT2のゲートGには、電源
オンの状態で例えば−5[V]の電源電位VDDが与え
られる。電源電位VDDは、インバータIVから与えて
もよい。トランジスタNT2のゲートGには、トランジ
スタNT2を非導通にする電位を電源電圧VDDに基づ
いて作成して与えてもよい。ドランジスタNT2と抵抗
R1との接続点Q2は、ゲート保護用の抵抗R2を介し
てトランジスタPT2のゲートGに接続されている。抵
抗R2は、所望により省略してもよい。 【0027】通常の使用状態にあっては、入力端子IN
に0〜−5[V]の入力信号が供給される。トランジス
タNT2のゲートGには、電源電位VDDのようにトラ
ンジスタNT2を非導通にする電位を与えてあるので、
トランジスタNT2は、常に非導通状態である。このた
め、トランジスタPT2のゲートGの電圧は、常に0
[V]であり、トランジスタPT2は、常に非導通状態
である。従って、被保護回路CPには、入力端子INか
ら入力信号が正常に供給される。 【0028】一方、入力端子INにESD入力が印加さ
れるときは、前述したように電源オフの状態であり、ト
ランジスタNT2のゲートGの電圧は、0[V]であ
る。このため、入力端子INに−のESD入力が印加さ
れると、トランジスタNT2は、パンチスルー現象によ
り導通し、トランジスタNT2及び抵抗R1を介して電
流I21が流れる。この電流I21によりQ2点の電位
が降下し、この電位降下に応じてトランジスタPT2の
ゲートGの電圧がしきい値電圧より増大する。このた
め、トランジスタPT2が導通し、トランジスタPT2
を介して電流I22が流れる。従って、被保護回路CP
は、ESD入力から保護される。 【0029】図3の回路の集積化構成としては、例えば
図2のIC装置において、ウエル領域12の導電型をN
型とし、ソース及びドレイン領域18及び20の導電型
をP +型とし、コンタクト領域22の導電型をN+型と
し、ウエル領域14の導電型をP型とし、ソース及びド
レイン領域24及び26の導電型をN+型とし、コンタ
クト領域28の導電型をP+型とすればよい。このよう
な構成において、入力端子INに+のESD入力が印加
されたときは、ドレイン領域20−コンタクト領域22
−接地点VSSの経路で電流が流れ、被保護回路CPが
ESD入力から保護される。 【0030】上記した実施形態によれば、トランジスタ
NT1又はPT2において、ゲートGの電位は、ESD
入力に応じてドレインDの電位の近くまで到達するの
で、ゲート絶縁膜に高電圧が印加されず、ゲート絶縁膜
の破壊を防止することができる。また、トランジスタN
T1(又はPT2)及びトランジスタPT1(又はNT
2)のいずれか一方のトランジスタが故障しても、他方
のトランジスタでESD保護を達成することができる。 【0031】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ES
D入力をバイパスするための第1のMOS型トランジス
タに並列に第2のMOS型トランジスタと電流制限用抵
抗との直列回路を接続し、電源オフの状態でESD入力
に応じて第2のMOS型トランジスタを導通させて電流
制限用抵抗の両端間の電圧増大に応じて第1のMOS型
トランジスタのゲート電圧を増大させることにより第1
のMOS型トランジスタを導通させる構成にしたので、
第1のMOS型トランジスタのゲート絶縁膜の破壊を防
止できると共に第1又は第2のいずれのMOS型トラン
ジスタでもESD保護を達成でき、信頼性が向上する効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る入力保護回路を
示す回路図である。 【図2】 図1の回路の集積化構成の一例を示す基板断
面図である。 【図3】 この発明の他の実施形態に係る入力保護回路
に示す回路図である。 【図4】 従来の入力保護回路の一例を示す回路図であ
る。 【図5】 従来の入力保護回路の他の例を示す回路図で
ある。 【符号の説明】 IN:入力端子、CP:被保護回路、NT1,NT2:
NチャンネルMOS型トランジスタ、PT1,PT2:
PチャンネルMOS型トランジスタ、R1,R 2:抵
抗、IV:インバータ、10:半導体基板、12,1
4:ウエル領域、16:フィールド絶縁膜、16a,1
6b:ゲート絶縁膜、18,24:ソース領域、20,
26:ドレイン領域、22,28:コンタクト領域。
示す回路図である。 【図2】 図1の回路の集積化構成の一例を示す基板断
面図である。 【図3】 この発明の他の実施形態に係る入力保護回路
に示す回路図である。 【図4】 従来の入力保護回路の一例を示す回路図であ
る。 【図5】 従来の入力保護回路の他の例を示す回路図で
ある。 【符号の説明】 IN:入力端子、CP:被保護回路、NT1,NT2:
NチャンネルMOS型トランジスタ、PT1,PT2:
PチャンネルMOS型トランジスタ、R1,R 2:抵
抗、IV:インバータ、10:半導体基板、12,1
4:ウエル領域、16:フィールド絶縁膜、16a,1
6b:ゲート絶縁膜、18,24:ソース領域、20,
26:ドレイン領域、22,28:コンタクト領域。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】被保護回路に接続された信号入力用又は信
号出力用の端子と、 チャンネル導電型として一導電型を有し、ソース及びド
レインがそれぞれ基準電位点及び前記端子に接続された
第1のMOS型トランジスタと、 チャンネル導電型として前記一導電型とは反対の導電型
を有し、ソースが前記端子に接続された第2のMOS型
トランジスタであって、ゲートには電源オンの状態で該
トランジスタを非導通にするための所定の電位が付与さ
れるものと、 前記第2のMOS型トランジスタのドレインと前記基準
電位点との間に接続された電流制限用の第1の抵抗と、 前記第2のMOS型トランジスタのドレインをゲート保
護用の第2の抵抗を介し又は介さずに前記第1のMOS
型トランジスタのゲートに接続する接続手段とを備えた
ESD保護回路。
Priority Applications (3)
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US10/225,536 US20030043517A1 (en) | 2001-08-29 | 2002-08-21 | Electro-static discharge protecting circuit |
TW091119131A TW560041B (en) | 2001-08-29 | 2002-08-23 | Electro-static discharge protecting circuit |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001259206A JP2003068870A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | Esd保護回路 |
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Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|
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2001
- 2001-08-29 JP JP2001259206A patent/JP2003068870A/ja not_active Withdrawn
-
2002
- 2002-08-21 US US10/225,536 patent/US20030043517A1/en not_active Abandoned
- 2002-08-23 TW TW091119131A patent/TW560041B/zh not_active IP Right Cessation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030043517A1 (en) | 2003-03-06 |
TW560041B (en) | 2003-11-01 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20070302 |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081104 |