JP2003068428A - セラミックヒータ及びそれを用いたグロープラグ - Google Patents

セラミックヒータ及びそれを用いたグロープラグ

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JP2003068428A JP2001258302A JP2001258302A JP2003068428A JP 2003068428 A JP2003068428 A JP 2003068428A JP 2001258302 A JP2001258302 A JP 2001258302A JP 2001258302 A JP2001258302 A JP 2001258302A JP 2003068428 A JP2003068428 A JP 2003068428A
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グロープラグ等に組み込んだ場合に短絡等の
問題を生じにくく、加熱/冷却のサイクルが加わった場
合でも、リード部とセラミック製のヒータ本体との接合
状態を良好に保つことができるセラミックヒータを提供
する。 【解決手段】 セラミックヒータ1、絶縁性セラミック
からなるセラミック基体13中に、導電性セラミックから
なる抵抗発熱体11と、その抵抗発熱体11に通電するため
の通電経路部12,12とが埋設された棒状のヒータ本体2
を有する。抵抗発熱体11はヒータ本体2の軸線O方向に
おいて先端部に埋設される一方、通電経路部12,12は、
該抵抗発熱体11に先端が導通し、後端が該ヒータ本体2
の後端面に露出する形で軸線O方向に埋設される。そし
て、金属製の電極取出部材26,27が、通電経路部12,12
の露出領域を包含する形でヒータ本体2の後端面2rの一
部に対し、金属層36,37を介して面接触形態にて接合さ
れることにより、通電経路部12,12と導通してなる。他
方、当該電極取出部材26,27は、ヒータ本体2の周側面
部2sとは非接合とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックヒータ
とそれを用いたグロープラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなグロープラグとし
て、筒状の主体金具の先端部内側に、棒状のセラミック
ヒータの先端部を突出させる形で配置したものが広く使
用されている。セラミックヒータへの通電は、主体金具
の後端部に設けられた金属軸(電源に接続される)と、
該金属軸及びセラミックヒータを接続する金属リード部
を介して行われる。従来のグロープラグにおいてセラミ
ックヒータと金属リード部との接続は、以下のような種
々の形態によりなされてきた。特開平10−2057
53号公報:金属リード部の先端部を巻きまわしてコイ
ル状の接続部を形成し、ヒータ端子が露出形成されたセ
ラミックヒータの後端部をその内側に挿入して、両者を
ろう付けする。特開平4−268112号公報、特開
昭62−141423号公報、実公昭60−30608
号公報:セラミックヒータの後端部に、ヒータ後端面と
周側面部とを覆うキャップ状の接続金具を被せてろう付
けし、この接続金具に金属リードの末端を接続する。
特開2000−356343号公報:セラミックヒータ
の後端面において金属リードの末端部を埋設する。
【0003】しかし、上記各従来技術には、以下のよう
な問題がある。まず、近年、ディーゼルエンジンの多バ
ルブ化及び部品の軽量化を図るために、グロープラグ用
のセラミックヒータに関しても細径化の要請が高まりつ
つある。に開示された構成では、セラミックヒータの
外周面にコイル状の接続部がろう付けされることから、
セラミックヒータを細径化しても該接続部が径方向にス
ペースを消費するために、コンパクト化の要請を必ずし
も満たしきれない難点がある。また、主体金具とセラミ
ックヒータとの周方向のクリアランスは一般に小さく、
ここに導体で構成された接続部を配置することは短絡等
の不良発生につながりやすい懸念もある。に開示され
た構成の場合も、キャップ状の接続金具を使用するた
め、そのヒータ側周面部を覆う部位の存在により、同様
の問題を生じうる。また、ヒータ端面を覆う部位と側周
面部を覆う部位とが一体化されているために、熱応力に
由来した拘束力がセラミック製のヒータに対して強く作
用しやすく、割れ等の不具合につながりやすい問題があ
る。他方、に開示された構成では、金属リードのセラ
ミックヒータに対する接続部を別焼結体とする分だけ工
数が余分にかかり、また、接続面積が不足しやすいため
強度上の問題も生じやすい。
【0004】本発明の課題は、グロープラグ等に組み込
んだ場合に短絡等の問題を生じにくく、加熱/冷却のサ
イクルが加わった場合でも、リード部とセラミック製の
ヒータ本体との接合状態を良好に保つことができ、しか
も容易に製造可能なセラミックヒータと、それを用いた
グロープラグとを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記の課
題を解決するために本発明のセラミックヒータは、絶縁
性セラミックからなるセラミック基体中に、抵抗発熱体
と、その抵抗発熱体に通電するための通電経路部とが埋
設された棒状のヒータ本体を有するセラミックヒータに
おいて、抵抗発熱体はヒータ本体の軸線方向において先
端部に埋設される一方、通電経路部は、該抵抗発熱体に
先端が導通し、後端が該ヒータ本体の後端面に露出する
形で軸線方向に埋設されてなり、さらに、電極取出部材
が、通電経路部の露出領域を包含する形でヒータ本体の
後端面の一部に対し、金属層を介して面接触形態にて接
合されることにより、通電経路部と導通する一方、当該
電極取出部材がヒータ本体の周側面部とは非接合とされ
たことを特徴とする。
【0006】また、本発明のグロープラグは、上記のセ
ラミックヒータと、該セラミックヒータのヒータ本体を
周方向に取り囲むとともに、軸線方向においてヒータ本
体の先端部を突出させる形にて配置される金属外筒と、
その金属外筒の軸線方向後端部に結合され、外周面に内
燃機関への取付部が形成された主体金具と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0007】上記本発明のグロープラグにおいては、電
極取出部材が、通電経路部の露出領域を包含する形でヒ
ータ本体の後端面の一部に対し、金属層を介して面接触
形態にて接合されることにより、通電経路部と導通す
る。そして、該電極取出部材はヒータ本体の周側面部と
は非接合とされているので、径方向に余分なスペースを
消費せず、セラミックヒータひいてはグロープラグのコ
ンパクト化、特に細径化に寄与する。また、主体金具と
セラミックヒータとの周方向のクリアランスが小さい場
合でも、該クリアランスからは電極取出部材を構成する
導体部分が排除されているので、短絡等の心配がない。
さらに、ヒータ端面を覆う部位に側周面部を覆う部位が
一体化されていないため、加熱/冷却が繰り返された場
合でもセラミックヒータの周側面に強い応力が集中しに
くく、ひいてはヒータの割れ等を効果的に防止すること
ができる。
【0008】そして、電極取出部材は、ヒータ後端面に
おいて面接触形態により導通接合されるので、接触面積
を比較的大きく取ることができ、接合部の強度を確保し
やすい。さらに、電極取出部材をろう付け接合等により
簡単に接合することができ、工数も少なくて済む。
【0009】なお、本明細書の特許請求の範囲において
各要件に付与した符号は、添付の図面の対応部分に付さ
れた符号を援用して用いたものであるが、あくまで発明
の理解を容易にするために付与したものであり、特許請
求の範囲における各構成要件の概念を何ら限定するもの
ではない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1は、本発明のグロープラグの
一例を、その内部構造とともに示すものである。該グロ
ープラグ50はセラミックヒータ1を有する。具体的に
は、筒状の主体金具4と、主体金具4の軸線O方向にお
ける先端部内側に、自身の先端部を突出させる形で配置
された棒状のヒータ本体2と、該ヒータ本体2に通電す
るために、主体金具4の後端部内側に軸線O方向に挿入
された金属軸6とを備えている。また、金属軸6の先端
部と、ヒータ本体2の後端部外周面に形成された電気接
続部12aとを接続するリード部17が設けられてい
る。本実施形態では、ヒータ本体2の先端部が突出する
ようにその外周面を覆う金属外筒3が設けられ、主体金
具4は、その金属外筒3を外側から覆うものとされてい
る。
【0011】主体金具4の外周面には、図示しないエン
ジンブロックにグロープラグ50を固定するための、取
付部としてのねじ部5が形成されている。なお、主体金
具4は金属外筒3に対し、例えば両者の内外周面の隙間
を充填する形でろう付けするか、あるいは主体金具4の
先端側開口内縁と金属外筒3の外周面とを全周レーザー
溶接する形で固定される。
【0012】図2に示すように、ヒータ本体2は、絶縁
性セラミックからなるセラミック基体13中に抵抗発熱
体11が埋設された棒状のセラミックヒータ素子として
構成されている。抵抗発熱体11はヒータ本体2に対
し、軸線O方向において先端部に埋設される。また、通
電経路部12,12は、抵抗発熱体11に先端が導通
し、後端が該ヒータ本体2の後端面2rに露出する形で
軸線O方向に埋設される。そして、金属製の電極取出部
材26,27が、通電経路部12,12の露出領域を包
含する形でヒータ本体2の後端面2rの一部に対し、金
属層(ろう材層)36,37を介して面接触形態にて接
合されることにより、通電経路部12,12と導通して
なる。他方、当該電極取出部材26,27は、ヒータ本
体2の周側面部2sとは非接合とされている。
【0013】抵抗発熱体11は通電経路部12,12が
対をなす形で設けられ、それら通電経路部12,12の
各後端が該ヒータ本体2の後端面2rに露出してなり、
電極取出部材26,27は、該通電経路部12,12の
それぞれに対応するものが、互いに絶縁された状態にて
後端面2rに接合されてなる。このうち一方のものに電
極取出部材26が接合され、リード部17を介して金属
軸6に電気的に接続されている。また、他方のものには
電極取出部材27が接合され、リード部16を介して金
属外筒3に電気的に接合されている。
【0014】電極取出部材26,27はいずれも板状に
構成されてなる。本実施形態では、いずれも通電のため
のリード部17,16が一体化された単一の板状部材と
して構成され、部品点数の削減が図られている。図2に
示す実施形態では、電極取出部材26,27はいずれも
半月状に形成され、その外形線の一部なす直線状の弦部
26y,27y間に一定の間隔を形成した状態にて対向
配置されてなる。そして、電極取出部材27は、その円
弧状の外縁部に長い板状のリード部17の先端部が一体
化され、電極取出部材27との接続位置にて後方側に曲
げ返されるとともに、軸線O方向に沿って延び、図1に
示すように末端が金属軸6の前端部に抵抗溶接等により
接合されている。
【0015】他方、電極取出部材26の円弧状の外縁部
からは、リード部16が半径方向外向きに延出し、金属
外筒3にその末端部が抵抗溶接等により接合されてい
る。本実施形態では金属外筒3は、内周面が後端部にお
いて拡径されることにより、ヒータ本体2の後端部外周
面と金属外筒3の後端部内周面との間にはクリアランス
Gが形成されている。そして、リード部16はこのクリ
アランスGを経て側方に延び、後方側に曲げ返された末
端部の外周面にて金属外筒3の内周面に固着されてい
る。
【0016】次に、ヒータ本体2は、絶縁性セラミック
からなるセラミック基体13中に導電性セラミックから
なるセラミック抵抗体ユニット10が埋設されている。
セラミック抵抗体ユニット10は、第一導電性セラミッ
クからなり、ヒータ本体2の先端部に配置される第一抵
抗体部分11と、各々該第一抵抗体部分11の後方側に
おいて、ヒータ本体2の軸線O方向に延伸する形で配置
され、先端部が第一抵抗体部分11の通電方向における
両端部にそれぞれ接合されるとともに、第一導電性セラ
ミックよりも抵抗率が低い第二導電性セラミックからな
る1対の第二抵抗体部分12,12とを有する。そし
て、第一抵抗体部分11が抵抗発熱体を、第二抵抗体部
分12,12が通電経路部をそれぞれ構成する。第二抵
抗体部分12,12は、軸線O方向後端部においてヒー
タ本体2の後端面に露出している。この構造では、ヒー
タ本体2をオールセラミックにて構成できるので、製造
工数の削減を図ることができる。
【0017】セラミック基体13を構成する絶縁性セラ
ミックとして、本実施形態では窒化珪素質セラミックが
採用されている。窒化珪素質セラミックの組織は、窒化
珪素(Si)を主成分とする主相粒子が、後述の
焼結助剤成分等に由来した粒界相により結合された形態
のものである。なお、主相は、SiあるいはNの一部
が、AlあるいはOで置換されたもの、さらには、相中
にLi、Ca、Mg、Y等の金属原子が固溶したもので
あってもよい。
【0018】窒化珪素質セラミックには、周期律表の3
A、4A、5A、3B(例えばAl)及び4B(例えば
Si)の各族の元素群及びMgから選ばれる少なくとも
1種を前記のカチオン元素として、焼結体全体における
含有量にて、酸化物換算で1〜10質量%含有させるこ
とができる。これら成分は主に酸化物の形で添加され、
焼結体中においては、主に酸化物あるいはシリケートな
どの複合酸化物の形態にて含有される。焼結助剤成分が
1質量%未満では緻密な焼結体が得にくくなり、10質
量%を超えると強度や靭性あるいは耐熱性の不足を招
く。焼結助剤成分の含有量は、望ましくは2〜8質量%
とするのがよい。焼結助剤成分として希土類成分を使用
する場合、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、
Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、L
uを用いることができる。これらのうちでもTb、D
y、Ho、Er、Tm、Ybは、粒界相の結晶化を促進
し、高温強度を向上させる効果があるので好適に使用で
きる。
【0019】次に、セラミック抵抗体ユニット10を構
成する第一抵抗体部分11及び第二抵抗体部分12,1
2は、前記した通り電気抵抗率の異なる導電性セラミッ
クにて構成されている。両導電性セラミックの電気抵抗
率を互いに異なるものとする方法は特に限定されず、例
えば、 同種の導電性セラミック相を用いつつ、その含有量を
互いに異ならせる方法; 電気抵抗率の異なる異種の導電性セラミック相を採用
する方法; との組合せによる方法; 等、種々例示できるが、本実施形態ではの方法を採用
している。
【0020】導電性セラミック相としては、例えば、炭
化タングステン(WC)、二珪化モリブデン(MoSi
)及び二珪化タングステン(WSi)等、周知のも
のを採用できる。本実施形態ではWCを採用している。
なお、セラミック基体13との線膨張係数差を縮小して
耐熱衝撃性を高めるために、セラミック基体13の主成
分となる絶縁性セラミック相、ここでは窒化珪素質セラ
ミック相を配合することができる。従って、絶縁性セラ
ミック相と導電性セラミック相との含有比率を変化させ
ることにより、抵抗体部分を構成する導電性セラミック
の電気抵抗率を所望の値に調整することができる。
【0021】具体的には、抵抗発熱部をなす第一抵抗体
部分11の材質である第一導電性セラミックは、導電性
セラミック相の含有率を10〜25体積%、残部を絶縁
性セラミック相とするのがよい。導電性セラミック相の
含有率が25体積%を超えると、導電率が高くなりすぎ
て十分な発熱量が期待できなくなり、10体積%未満に
なると逆に導電率が低くなりすぎ、同様に発熱量が十分
に確保できなくなる。
【0022】他方、第二抵抗体部分12,12は、その
第一抵抗体部分11に対する導通経路となるものであ
り、その材質である第二導電性セラミックは導電性セラ
ミック相の含有率を15〜30体積%、残部を絶縁性セ
ラミック相とするのがよい。導電性セラミック相の含有
率が30体積%を超えると焼成による緻密化が困難とな
り、強度不足を招きやすくなるほか、エンジン予熱のた
めに通常使用される温度域に到達しても電気抵抗率の上
昇が不十分となり、電流密度を安定化させるための自己
飽和機能が実現できなくなる場合がある。他方、15体
積%未満では第二抵抗体部分12,12での発熱が大き
くなりすぎて、第一抵抗体部分11の発熱効率が悪化す
ることにつながる。本実施形態では、第一導電性セラミ
ック中のWCの含有率を16体積%(55質量%)、第
二導電性セラミック中のWCの含有率を20体積%(7
0質量%)としている(残部いずれも窒化珪素質セラミ
ック(焼結助剤含む)。
【0023】本実施形態においてセラミック抵抗体ユニ
ット10は、第一抵抗体部分11がU字形状をなし、そ
のU字底部がヒータ本体2の先端側に位置するように配
置され、第二抵抗体部分12,12は、該U字形状の第
一抵抗体部分11の両端部からそれぞれ軸線O方向に沿
って後方に延伸する、互いに略平行な棒状部とされてい
る。
【0024】セラミック抵抗体ユニット10において第
一抵抗体部分11は、動作時に最も高温となるべき先端
部11aに対して電流を集中するために、該先端部11
aを両端部11b、11bよりも細径としている。そし
て、第二抵抗体部分12,12との接合面15は、その
先端部11aよりも径大となった両端部11b、11b
に形成されている。
【0025】なお、抵抗発熱体11への通電は、例えば
図4に示すように、セラミック基体13中に埋設される
W等の高融点金属線材からなる埋設リード線51,51
を介して行なうこともできる(この場合、埋設リード線
51,51が通電経路部を構成する)。ただし、この構
造では、高温下でヒータ駆動用の電圧を印加したとき
に、埋設リード線51を構成する金属原子が、その電界
勾配による電気化学的な駆動力を受けてセラミック側に
強制拡散する、いわゆるエレクトロマイグレーション効
果の発生を考慮に入れる必要がある。しかし、図1及び
図2に示す構成では埋設リード線が廃止され、電極取出
部材26,27が、通電経路部を形成する第二抵抗体部
分12,12の後端側露出部に接合されるのみで埋設形
態とならないことから、上記エレクトロマイグレーショ
ン効果の影響を本質的に受けにくい利点がある。
【0026】次に、図1に示すように、主体金具4の内
側において金属軸6は主体金具4と絶縁状態にて配置さ
れている。本実施形態では、金属軸6の後端側外周面と
主体金具4の内周面との間にセラミックリング31を配
置し、その後方側にガラス充填層32を形成して固定す
る形としている。なお、セラミックリング31の外周面
には、径大部の形でリング側係合部31aが形成され、
主体金具4の内周面後端寄りに、周方向段部の形で形成
された金具側係合部4eに係合することで、軸線方向前
方側への抜け止めがなされている。また、金属軸6のガ
ラス充填層32と接触する外周面部分には、ローレット
加工等による凹凸が施されている(図では網掛けを描い
た領域)。さらに、金属軸6の後端部は主体金具4の後
方に延出し、その延出部に絶縁ブッシュ8を介して端子
金具7がはめ込まれている。該端子金具7は、周方向の
加締め部9により、金属軸6の外周面に対して導通状態
で固定されている。
【0027】電極取出部材26,27は、ヒータ本体2
の後端面に対しろう材層36,37を介して接合されて
いる。このろう付けは、金属/セラミック接合のため、
これに適した活性ろう材を用いるか、あるいはその活性
金属成分を蒸着等によりセラミック側に付着させてメタ
ライズし、その後通常のろう材を用いて接合する手法を
採用することが望ましい。ろう材としてはAg系あるい
はCu系の公知のものが使用でき、活性金属成分として
はTi、Zr及びHfの1種又は2種以上を使用するこ
とができる。例えば、Cu系活性ろう材の組成としてC
u―5質量%Si−3質量%Pd−2質量%Tiを例示
できる。
【0028】金属/セラミック接合の場合、接合される
金属部分とセラミック部分との線膨張係数が大きく異な
ることから、ろう付け接合後の冷却時や、グロープラグ
使用時における加熱/冷却サイクルの付加により、前述
の通り、接合界面には大きな熱応力が集中しやすい。そ
こで、図3に示すように、板状に形成された電極取出部
材26,27を、その第一主表面においてろう材層3
6,37と接する一方、第二主表面を含む少なくとも一
部を、ろう材層36,37よりも線膨張係数の小さい低
膨張率金属からなる低膨張率金属部62とすることがで
きる。このような低膨張率金属部62を設けることによ
り、セラミック部分と直接接触しているろう材層36,
37の大きな膨張/収縮を押さえ込むことができ、ひい
ては、接合界面に生ずる熱応力を緩和できるので耐久性
向上に寄与する。本実施形態においては、製造上の便宜
を図るため、電極取出部材26,27とともにリード部
16,17もクラッド材により一体に形成している。
【0029】低膨張率金属部62は、具体的には、10
0℃〜200℃の平均線膨張係数が2.0×10−6
℃以下のFe基低膨張率金属からなるものを使用でき
る。このような低膨張率金属としては、いわゆるインバ
ー効果の発現により低膨張率を実現したFe基合金(F
e含有量40質量%以上)を例示できる。インバー効果
とは、室温での強磁性(反強磁性を含む)発現に伴う体
積膨張が、格子振動に由来した熱的な体積変化を打ち消
すことにより材料全体の線膨張係数が小さくなる現象を
いい、Fe基合金の場合、特定組成のNi、Co、Pd
及びPt等を合金元素として含有するものに顕著に認め
られる。材料コストの観点においては、合金元素の主体
としてNi及びCoの一方又は双方を含有するものを使
用するのがよく、また、必要十分な線膨張係数低減効果
が得られる範囲内で、耐食性、強度や加工性などの機械
的性質を改善するための副成分(例えばCr、Si、C
など)を添加することが可能である。
【0030】これらの合金は、電極取出部材26,27
の実使用時の最高到達温度(例えば700〜900℃)
では必ずしも低膨張率とはならないが、磁気変態点以下
では概して非常に小さな線膨張係数を示すため、室温と
高温との間での熱履歴が加わる場合は膨張/収縮の総変
位が小さくなり、特にろう付け接合時後の冷却時におけ
る接合部へのクラックあるいは剥離の発生を抑制する上
で効果的である。従って、この効果をより確実に得るに
は、磁気変態点がなるべく高い金属(例えば60℃以
上)を使用することが望ましい。このようなFe基合金
の例として、以下のようなものがある: ・インバー(Fe―36.5Ni、α=1.2×10
−6/℃、Tc=232℃); ・スーパーインバー(Fe―32Ni−5Co、α=
0.1×10−6/℃、Tc=229℃); ・コバール(Fe−29Ni―17Co); ・ステンレスインバー(Fe−54Co−9.5Cr、
α=0.1×10−6/℃、Tc=117℃); ・ノビナイト合金(Fe−32Ni−5Co−2.4C
−2Si、α=1.8×10−6/℃、Tc=300
℃); ・LEX合金(Fe―36Ni−0.8C−0.6S
i、α=1.9×10−6/℃、Tc=250℃); (組成の単位は質量%、αは100℃〜200℃の平均
線膨張係数、Tcはキュリー点(磁気変態点))。
【0031】なお、図3においては、電極取出部材2
6,27の第一主表面を含む一部が、前記低膨張率金属
部62よりも軟質の金属よりなる軟質金属層61とされ
たクラッド材にて構成されている。軟質金属層61は、
例えばCu又はCu合金にて構成できる。このような軟
質金属層61を設けておくと、仮にセラミック製のヒー
タ本体2との該線膨張係数差による相対変位が大きくな
っても、軟質金属層61が塑性変形して応力緩和が図ら
れるので、接合部の剥離等が一層生じにくい。
【0032】上記グロープラグ50は、ねじ部5におい
てディーゼルエンジンのエンジンブロックに取り付けら
れる。このときに、ヒータ本体2の発熱部となる先端部
は、例えばエンジンの燃焼室に連通する渦流室内に位置
決めされる。そして、端子金具7をバッテリーに接続す
ることにより、金属軸6→リード部17→ヒータ本体2
→リード部16→金属外筒3→主体金具4→エンジンブ
ロック(→接地)の経路により通電され、抵抗発熱体1
1が赤熱して渦流室の暖機を行なう。
【0033】セラミックヒータ1において電極取出部材
26,27は、ヒータ本体2の周側面部2sとは非接合
(本実施形態では周側面部2sを覆わない)形態とされ
ているので、径方向に余分なスペースを消費せず、コン
パクト化(特にヒータ本体2の細径化)に寄与する。ま
た、加熱/冷却が繰り返された場合でもヒータ本体2の
周側面に強い応力が集中しにくく、ひいては割れ等を効
果的に防止することができる。さらに、金属外筒3(ひ
いては主体金具4)とヒータ本体2とのクリアランスG
内から導体部分が排除されているので、短絡等の心配も
ない。また、各電極取出部材26,27は板状に形成さ
れ、その片側の主表面にてヒータ本体2の後端面に面接
触形態により接合されるので、接触面積を比較的大きく
取ることができ、接合部の強度を確保しやすい。また、
電極取出部材26,27は、ろう付け接合等により簡単
に接合することができ、工数も少なくて済む。
【0034】以下、本発明の変形例について説明する。
まず、図1及び図2のグロープラグ50においては、セ
ラミックヒータ1への通電経路が主体金具4を介してエ
ンジンブロックに接地する形で形成されていたが、主体
金具4を通電経路形成に関与させない形で設けることも
できる。図5に示すグロープラグ150はその一例を示
すもので、主体金具4は、セラミックヒータ1を電気的
に絶縁された形で保持するものとされる。図5において
は、2つの通電経路部12,12に対し各々板状の電極
取出部材126,126がろう材層36,36を介して
接合され、互いに電気的に絶縁された2本のリード部6
6,66の先端がそれぞれ接続されている。これら2本
のリード部66,66は、主体金具4の後端に形成され
た図示しない端子部につながっており、それら端子部を
介してバッテリーから受電する。
【0035】また、図1及び図2のグロープラグ50に
おいては、リード部16,17が板状の電極取出部材2
6,27とともに単一部品を構成する形で一体化されて
いたが、該リード部は、電極取出部材に先端が接合され
る、通電用のリード線とすることができる。図5に示す
グロープラグ150は、前記2本のリード部66,66
が該リード線として電極取出部材126,126と別体
に構成されている。
【0036】具体的には図6(a)に示すように、各電
極取出部材126,126は板状に形成され、その第一
主表面においてヒータ本体2の後端面2rに接合され
る。リード線66,66は先端部が側方に曲げ返されて
接合端部66a,66aとされ、該接合端部66a,6
6aの側面において電極取出部材126,126の第二
主表面に抵抗溶接等により接合されるとともに、リード
線66,66の残余の本体部分が後方に延出する形で配
置されてなる。なお、リード線66,66の先端部を曲
げ返すことなく、その多面を電極取出部材126,12
6に直接接合してもよい。また、本実施形態において
も、電極取出部材126,126を図3と同様のクラッ
ド材にて構成することができる。
【0037】ここで、電極取出部材126,126は、
いずれも金属/セラミック接合形態によりヒータ本体2
にろう付け接合されてなり、活性ろう材を用いていると
はいえ、あまり大きな接合強度は期待できない。この場
合、接合端部66a,66aの一部が電極取出部材12
6,126の外縁からはみ出していると、リード線6
6,66に引張力が作用したとき、接合端部66a,6
6aは、電極取出部材126,126に対し片側の縁か
ら順次めくり上げるような剥がし力を作用させることに
なる(以下、これを順次剥離モードという)。その結
果、電極取出部材126,126のヒータ本体2からの
剥がれ落ちが生じやすくなる。
【0038】そこで、図6(b)に示すように、リード
線66,66の接合端部66a,66aを、電極取出部
材126,126の第二主表面内に収まる形(つまり、
接合端部66a,66aが電極取出部材126,126
の外縁からはみ出さない形)で溶接接合しておくと、上
記のような順次剥離モードが生じにくくなり、電極取出
部材126,126の剥がれ落ちを効果的に抑制するこ
とができる。この場合、図6(b)に示すように、接合
端部66a,66aの長手方向において、該接合端部6
6aと電極取り出し部材126との溶接部Wは、リード
線66の本体部分が曲げ起こされている側の端縁が、第
二主表面の外縁からの最短距離が0.3mm以上確保さ
れるように位置調整しておくことが、上記順次剥離モー
ドの発生抑制を図る上でより有効である。
【0039】なお、図6においては、電極取出部材12
6,126が図2と同様の半月型に形成され、接合端部
66a,66aは、対向する弦部126y,126yと
略直交する向きに配置されている。例えば、図7に示す
ように、接合端部66a,66aを弦部126y,12
6yと略平行な向きに配置すれば、各接合端部66a,
66aの長さ、ひいては溶接部の長さをより長くでき、
リード線66,66と電極取出部材126,126との
接合強度をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグロープラグの一実施例を示す縦断面
図。
【図2】図1のヒータ本体の詳細を示す説明図。
【図3】電極取出部材をクラッド材にて構成した例を示
す断面図。
【図4】導通経路部を埋設リード線にて構成したグロー
プラグの例を示す要部縦断面図。
【図5】セラミックヒータと主体金具とを絶縁形態にて
配置したグロープラグの例を示す要部縦断面図。
【図6】図5の電極取出部材とリード線との接合形態の
一例を示す説明図。
【図7】電極取出部材とリード線との接合形態の変形例
を示す説明図。
【符号の説明】
1 セラミックヒータ 2 ヒータ本体 2r 後端面 2s 周側面部 3 金属外筒 4 主体金具 10 セラミック抵抗体 11 第一抵抗体部分(抵抗発熱体) 12 第二抵抗体部分(通電経路部) 13 セラミック基体 16,17 リード部 26,27,126 電極取出部材 36,37 ろう材層 50 グロープラグ 51 埋設リード線(通電経路部) 61 軟質金属部 62 低膨張率金属部
フロントページの続き Fターム(参考) 3K092 PP16 QA01 QB10 QB13 QB24 QB61 QB62 QB74 QC25 QC42 QC44 QC52 RA02 RA05 RA07 RD02 RD09 RD24 RD25 RD34 RD41 RD42 RD46 SS17 SS18 VV03 VV06 VV31

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性セラミックからなるセラミック基
    体(13)中に、抵抗発熱体(11)と、その抵抗発熱
    体(11)に通電するための通電経路部(12,51)
    とが埋設された棒状のヒータ本体(2)を有するセラミ
    ックヒータにおいて、 前記抵抗発熱体(11)は前記ヒータ本体(2)の軸線
    (O)方向において先端部に埋設される一方、前記通電
    経路部(12,51)は、該抵抗発熱体(11)に先端
    が導通し、後端が該ヒータ本体(2)の後端面(2r)
    に露出する形で軸線(O)方向に埋設されてなり、さら
    に、 電極取出部材(26,27,126)が、前記通電経路
    部(12,51)の露出領域を包含する形で前記ヒータ
    本体(2)の前記後端面(2r)の一部に対し、金属層
    を介して面接触形態にて接合されることにより、前記通
    電経路部(12,51)と導通する一方、当該電極取出
    部材(26,27,126)が前記ヒータ本体(2)の
    周側面部(2s)とは非接合とされたことを特徴とする
    セラミックヒータ(1)。
  2. 【請求項2】 前記金属層がろう材層(36,37)で
    ある請求項1記載のセラミックヒータ(1)。
  3. 【請求項3】 前記電極取出部材(26,27)は板状
    に形成され、その第一主表面において前記ろう材層(3
    6,37)と接する一方、第二主表面を含む少なくとも
    一部が、前記ろう材層(36,37)よりも線膨張係数
    の小さい低膨張率金属からなる低膨張率金属部(62)
    とされている請求項1又は2に記載のセラミックヒータ
    (1)。
  4. 【請求項4】 前記電極取出部材(26,27)は、前
    記第一主表面を含む一部が前記低膨張率金属部(62)
    よりも軟質の金属よりなる軟質金属層(61)とされた
    クラッド材にて構成される請求項3に記載のセラミック
    ヒータ(1)。
  5. 【請求項5】 前記電極取出部材(26,27)は、こ
    れに通電するためのリード部(17,16)が一体化さ
    れた単一の板状部材として構成されている請求項1ない
    し4のいずれか1項に記載のセラミックヒータ(1)。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    のセラミックヒータ(1)と、該セラミックヒータ
    (1)の前記ヒータ本体(2)を周方向に取り囲むとと
    もに、軸線(O)方向において前記ヒータ本体(2)の
    先端部を突出させる形にて配置される金属外筒(3)
    と、 その金属外筒(3)の軸線(O)方向後端部に結合さ
    れ、外周面に内燃機関への取付部(5)が形成された主
    体金具(4)と、 を備えたことを特徴とするグロープラグ(50)。
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