JP2003065179A - ばねスリーブ及び該ばねスリーブを製作するための方法 - Google Patents
ばねスリーブ及び該ばねスリーブを製作するための方法Info
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- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/02—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
- F16F1/025—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant characterised by having a particular shape
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- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H10N30/80—Constructional details
- H10N30/88—Mounts; Supports; Enclosures; Casings
- H10N30/886—Mechanical prestressing means, e.g. springs
Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な真円度を有する中空円筒体として形成
可能であって、小さな構成スペースしか必要としないば
ねスリーブを提供する。 【解決手段】 ばねスリーブ8が一体の深絞り加工部分
として形成されており、この少なくともほぼ中空円筒状
の一体の深絞り加工部分が、その全周及び全長にわたっ
て分配された複数の切欠きを備えている。
可能であって、小さな構成スペースしか必要としないば
ねスリーブを提供する。 【解決手段】 ばねスリーブ8が一体の深絞り加工部分
として形成されており、この少なくともほぼ中空円筒状
の一体の深絞り加工部分が、その全周及び全長にわたっ
て分配された複数の切欠きを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に液体を制御す
るための弁に設けられた圧電式のアクチュエータ、つま
りピエゾアクチュエータにプリストレス、つまり予荷重
をかけるためのばねスリーブであって、該ばねスリーブ
が、少なくともほぼ中空円筒状の物体として形成されて
いて、その全周及び全長にわたって分配されて配置され
た複数の切欠きを備えている形式のものに関する。さら
に本発明は、このような形式のばねスリーブを製作する
ための方法に関する。
るための弁に設けられた圧電式のアクチュエータ、つま
りピエゾアクチュエータにプリストレス、つまり予荷重
をかけるためのばねスリーブであって、該ばねスリーブ
が、少なくともほぼ中空円筒状の物体として形成されて
いて、その全周及び全長にわたって分配されて配置され
た複数の切欠きを備えている形式のものに関する。さら
に本発明は、このような形式のばねスリーブを製作する
ための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電式のアクチュエータ、つまりピエゾ
アクチュエータを備えた燃料噴射弁では、燃料噴射弁を
起動制御するために、ピエゾアクチュエータに電圧が印
加され、これによりピエゾアクチュエータは、圧電セラ
ミックスの持つ公知の物理的効果に基づき急速に伸張
し、そして弁座から弁閉鎖部分を持ち上げる。ピエゾア
クチュエータは、この時に加速されるある程度の慣性質
量を有している。印加された電圧が減じられても、ピエ
ゾアクチュエータの慣性質量は加速度及び慣性に基づい
て、引き続き軸方向の膨張方向へ運動しようと努める。
制御速度に関連して、ピエゾアクチュエータ内には、加
速度及び電圧の減少に基づいて引張力が形成され、この
引張力は、所定の値を超えると、ピエゾアクチュエータ
の破損、特にピエゾアクチュエータの個々の層の間のろ
う接結合部に亀裂を発生させる。
アクチュエータを備えた燃料噴射弁では、燃料噴射弁を
起動制御するために、ピエゾアクチュエータに電圧が印
加され、これによりピエゾアクチュエータは、圧電セラ
ミックスの持つ公知の物理的効果に基づき急速に伸張
し、そして弁座から弁閉鎖部分を持ち上げる。ピエゾア
クチュエータは、この時に加速されるある程度の慣性質
量を有している。印加された電圧が減じられても、ピエ
ゾアクチュエータの慣性質量は加速度及び慣性に基づい
て、引き続き軸方向の膨張方向へ運動しようと努める。
制御速度に関連して、ピエゾアクチュエータ内には、加
速度及び電圧の減少に基づいて引張力が形成され、この
引張力は、所定の値を超えると、ピエゾアクチュエータ
の破損、特にピエゾアクチュエータの個々の層の間のろ
う接結合部に亀裂を発生させる。
【0003】このような破損を避けるために、最近では
ばねスリーブを用いてピエゾアクチュエータに軸方向の
プリストレス若しくは予荷重をかける手段が講じられて
いる。このようなばねスリーブは、例えばドイツ連邦共
和国特許公開第3844134号明細書にも記載されて
いる。
ばねスリーブを用いてピエゾアクチュエータに軸方向の
プリストレス若しくは予荷重をかける手段が講じられて
いる。このようなばねスリーブは、例えばドイツ連邦共
和国特許公開第3844134号明細書にも記載されて
いる。
【0004】実際の構成では、プレート状の材料から製
作されるばねスリーブが知られている。この場合、まず
少なくともほぼ円筒状の物体の外周面が形成され、そし
てこの外周面に切欠きが打ち抜かれる。引き続き、この
プレート状の成形体は、この成形体を丸く曲げることよ
って、少なくともほぼ円筒状の形状にもたらされ、次い
で外周面の両端部の突き合わせ部で長手方向溶接によっ
て結合される。さらに引き続き、ばねスリーブの平らな
当付け面を形成するために、この中空円筒状の構成部分
の両端面が加工される。
作されるばねスリーブが知られている。この場合、まず
少なくともほぼ円筒状の物体の外周面が形成され、そし
てこの外周面に切欠きが打ち抜かれる。引き続き、この
プレート状の成形体は、この成形体を丸く曲げることよ
って、少なくともほぼ円筒状の形状にもたらされ、次い
で外周面の両端部の突き合わせ部で長手方向溶接によっ
て結合される。さらに引き続き、ばねスリーブの平らな
当付け面を形成するために、この中空円筒状の構成部分
の両端面が加工される。
【0005】液体を制御するための弁のピエゾアクチュ
エータにプリストレス若しくは予荷重をかけるために、
ばねスリーブはそれぞれ制御弁の2つのピストンに対し
て同軸的に配置されている。ばねスリーブとピストンと
の間には、押圧体が配置されており、この押圧体内には
両ピストンが軸方向に摺動可能に案内されている。ばね
スリーブは、押圧体に設けられた段部と、両ピストンの
いずれか一方のピストンに設けられた別の段部との間に
組み込まれている。
エータにプリストレス若しくは予荷重をかけるために、
ばねスリーブはそれぞれ制御弁の2つのピストンに対し
て同軸的に配置されている。ばねスリーブとピストンと
の間には、押圧体が配置されており、この押圧体内には
両ピストンが軸方向に摺動可能に案内されている。ばね
スリーブは、押圧体に設けられた段部と、両ピストンの
いずれか一方のピストンに設けられた別の段部との間に
組み込まれている。
【0006】ばねスリーブは、それぞれその加工された
端面で、押圧体の段部とピストンの別の段部とに接触し
ており、この場合、燃料噴射弁のケーシング内における
ばねスリーブの半径方向の位置調整は、押圧体の外面に
設けられたセンタリングつばを介して行われる。
端面で、押圧体の段部とピストンの別の段部とに接触し
ており、この場合、燃料噴射弁のケーシング内における
ばねスリーブの半径方向の位置調整は、押圧体の外面に
設けられたセンタリングつばを介して行われる。
【0007】しかし、このような実際に公知のばねスリ
ーブは、ばねスリーブの剛性が各長手方向溶接シームに
よって減じられてしまうという欠点を有している。従っ
て、このような溶接されたばねスリーブは、低い強度し
か有しておらず、場合によっては燃料噴射弁の作動中に
溶接シームの領域で屈曲するか、若しくは膨出してしま
う恐れがある。
ーブは、ばねスリーブの剛性が各長手方向溶接シームに
よって減じられてしまうという欠点を有している。従っ
て、このような溶接されたばねスリーブは、低い強度し
か有しておらず、場合によっては燃料噴射弁の作動中に
溶接シームの領域で屈曲するか、若しくは膨出してしま
う恐れがある。
【0008】ピエゾアクチュエータにプレストレスをか
けるために必要となる軸方向力、ひいてはばねスリーブ
に作用する軸方向力は、ばねスリーブの肉厚さ若しくは
金属薄板厚さを増大させることによって、ばねスリーブ
の変形なしに加えられ得るようになる。しかし、この手
段は次のような不都合を招いてしまう。即ち、制御弁ケ
ーシング内に存在する制限された半径方向の構成スペー
スに基づき、押圧体の肉厚さが減じられなければならな
くなり、このことにより、作動中に燃料噴射弁に発生す
る高い作動圧を受けて、押圧体の拡開が生じる恐れがあ
る。このような拡開により、制御弁内の、両ピストンの
間に配置された液圧室からの好ましくない高い漏れ流が
生ぜしめられる。
けるために必要となる軸方向力、ひいてはばねスリーブ
に作用する軸方向力は、ばねスリーブの肉厚さ若しくは
金属薄板厚さを増大させることによって、ばねスリーブ
の変形なしに加えられ得るようになる。しかし、この手
段は次のような不都合を招いてしまう。即ち、制御弁ケ
ーシング内に存在する制限された半径方向の構成スペー
スに基づき、押圧体の肉厚さが減じられなければならな
くなり、このことにより、作動中に燃料噴射弁に発生す
る高い作動圧を受けて、押圧体の拡開が生じる恐れがあ
る。このような拡開により、制御弁内の、両ピストンの
間に配置された液圧室からの好ましくない高い漏れ流が
生ぜしめられる。
【0009】さらに、ばねスリーブが両側で軸方向に加
工されることにより、高い製作コストが生ぜしめられる
ことも不都合である。さらに曲げ加工による丸めでは、
ばねスリーブの不十分な円筒形状しか達成されない。何
故ならば、最初はプレート状である外周面は各切欠きの
間に形成されたウェブを備えているので、その不均一性
に基づき曲げ加工による丸めの際にこの外周面を所望の
円形状若しくは円筒形状にもたらすことが不可能となる
からである。それどころか最終形状は多角形に相当して
おり、このような多角形は燃料噴射弁のケーシング内で
著しく大きな構成スペースを必要とする。
工されることにより、高い製作コストが生ぜしめられる
ことも不都合である。さらに曲げ加工による丸めでは、
ばねスリーブの不十分な円筒形状しか達成されない。何
故ならば、最初はプレート状である外周面は各切欠きの
間に形成されたウェブを備えているので、その不均一性
に基づき曲げ加工による丸めの際にこの外周面を所望の
円形状若しくは円筒形状にもたらすことが不可能となる
からである。それどころか最終形状は多角形に相当して
おり、このような多角形は燃料噴射弁のケーシング内で
著しく大きな構成スペースを必要とする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、冒頭で述べた形式のばねスリーブを改良して、良好
な真円度を有する中空円筒体として形成可能であって、
ひいては小さな構成スペースしか必要としないばねスリ
ーブを提供することである。
は、冒頭で述べた形式のばねスリーブを改良して、良好
な真円度を有する中空円筒体として形成可能であって、
ひいては小さな構成スペースしか必要としないばねスリ
ーブを提供することである。
【0011】さらに本発明の課題は、このようなばねス
リーブを製作するために適した方法を提供することであ
る。
リーブを製作するために適した方法を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のばねスリーブの構成では、当該ばねスリーブ
が一体の深絞り加工部分として形成されているようにし
た。さらに上記課題を解決するために本発明の方法で
は、少なくともほぼ中空円筒状の一体の物体を深絞り加
工により形成し、引き続き、ばねスリーブの全周及び全
長にわたって分配された複数の切欠きを加工成形するよ
うにした。
に本発明のばねスリーブの構成では、当該ばねスリーブ
が一体の深絞り加工部分として形成されているようにし
た。さらに上記課題を解決するために本発明の方法で
は、少なくともほぼ中空円筒状の一体の物体を深絞り加
工により形成し、引き続き、ばねスリーブの全周及び全
長にわたって分配された複数の切欠きを加工成形するよ
うにした。
【0013】
【発明の効果】本発明によるばねスリーブは、このばね
スリーブが、良好な真円度を有する中空円筒状の物体と
して形成可能であり、ひいては極めて小さな構成スペー
スしか必要としないという利点を有している。さらに、
ばねスリーブの肉厚さを、実際に使用されている公知の
溶接されたばねスリーブに比べて、同じ高さの負荷の場
合に、ばねスリーブの変形を甘受することなしに減少さ
せることができるので有利である。
スリーブが、良好な真円度を有する中空円筒状の物体と
して形成可能であり、ひいては極めて小さな構成スペー
スしか必要としないという利点を有している。さらに、
ばねスリーブの肉厚さを、実際に使用されている公知の
溶接されたばねスリーブに比べて、同じ高さの負荷の場
合に、ばねスリーブの変形を甘受することなしに減少さ
せることができるので有利である。
【0014】このことは、ばねスリーブが、同じ肉厚さ
で高い負荷を受けた場合にばねスリーブの膨出という不
都合を招く恐れのある長手方向溶接シームなしに製作さ
れるワンピースの、つまり一体の深絞り加工部分として
形成されていることによって達成される。
で高い負荷を受けた場合にばねスリーブの膨出という不
都合を招く恐れのある長手方向溶接シームなしに製作さ
れるワンピースの、つまり一体の深絞り加工部分として
形成されていることによって達成される。
【0015】肉厚さの減少により、次のような利点が得
られる。即ち、ばねスリーブの減じられた所要構成スペ
ースに基づき、燃料噴射弁の押圧体の肉厚さを増大させ
ることが可能となり、このことは、よく知られているよ
うに燃料噴射弁における長さ補償のために設けられてい
る液圧室からの漏れ流を最小限に抑える。
られる。即ち、ばねスリーブの減じられた所要構成スペ
ースに基づき、燃料噴射弁の押圧体の肉厚さを増大させ
ることが可能となり、このことは、よく知られているよ
うに燃料噴射弁における長さ補償のために設けられてい
る液圧室からの漏れ流を最小限に抑える。
【0016】ばねスリーブを製作するための本発明によ
る方法は、小さな構成スペースしか必要としないと同時
に高い強度を有するばねスリーブが、簡単にかつ廉価に
製作可能となるという利点を有している。
る方法は、小さな構成スペースしか必要としないと同時
に高い強度を有するばねスリーブが、簡単にかつ廉価に
製作可能となるという利点を有している。
【0017】ばねスリーブが、少なくともほぼ中空円筒
状の一体の物体として深絞り加工により形成され、引き
続き、この物体の全周及び全長にわたって分配された複
数の切欠きが外周面に加工成形されると、ばねスリーブ
の小さな肉厚さにおいて高い強度が達成され、さらにば
ねスリーブは良好な真円度を有している。これによっ
て、所要構成スペースが減じられるので有利である。
状の一体の物体として深絞り加工により形成され、引き
続き、この物体の全周及び全長にわたって分配された複
数の切欠きが外周面に加工成形されると、ばねスリーブ
の小さな肉厚さにおいて高い強度が達成され、さらにば
ねスリーブは良好な真円度を有している。これによっ
て、所要構成スペースが減じられるので有利である。
【0018】さらに、本発明による方法は、本発明によ
る方法により製作されたばねスリーブにおいては、コス
トのかかる後加工ステップが必要とならないという利点
を有している。
る方法により製作されたばねスリーブにおいては、コス
トのかかる後加工ステップが必要とならないという利点
を有している。
【0019】本発明の対象のさらに別の利点及び有利な
構成は、発明の実施の形態並びに請求項2〜請求項6若
しくは請求項8以下に記載されている。
構成は、発明の実施の形態並びに請求項2〜請求項6若
しくは請求項8以下に記載されている。
【0020】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら、本発明
によるばねスリーブの2つの実施例について詳説する。
によるばねスリーブの2つの実施例について詳説する。
【0021】図1に示されている実施例は、液体を制御
するための弁若しくは自動車の内燃機関のための燃料噴
射弁1に設けられた本発明によるばねスリーブ8を示し
ている。この実施例では、この燃料噴射弁1が、ディー
ゼル燃料を噴射するためのコモンレールインジェクタと
して形成されている。
するための弁若しくは自動車の内燃機関のための燃料噴
射弁1に設けられた本発明によるばねスリーブ8を示し
ている。この実施例では、この燃料噴射弁1が、ディー
ゼル燃料を噴射するためのコモンレールインジェクタと
して形成されている。
【0022】噴射開始と噴射時間と噴射量とを燃料噴射
弁1における力特性により調節するためには、アクチュ
エータベース2が、圧電式のアクチュエータ、つまりピ
エゾアクチュエータ3として形成された圧電式のユニッ
トを介して制御される。この圧電式のユニットは、アク
チュエータベース2の、弁制御室及び燃焼室とは反対の
側に配置されている。使用されるピエゾアクチュエータ
3は、汎用の形式で圧電セラミックス製の複数の層から
構築されている。
弁1における力特性により調節するためには、アクチュ
エータベース2が、圧電式のアクチュエータ、つまりピ
エゾアクチュエータ3として形成された圧電式のユニッ
トを介して制御される。この圧電式のユニットは、アク
チュエータベース2の、弁制御室及び燃焼室とは反対の
側に配置されている。使用されるピエゾアクチュエータ
3は、汎用の形式で圧電セラミックス製の複数の層から
構築されている。
【0023】アクチュエータベース2の、ピエゾアクチ
ュエータ3とは反対の側では、上側のピストン若しくは
第1のピストン4が押圧体5内に配置されている。この
第1のピストン4には、下側のピストン若しくは第2の
ピストン6が続いており、この第2のピストン6は同じ
く押圧体5内に軸方向で可動に案内されている。
ュエータ3とは反対の側では、上側のピストン若しくは
第1のピストン4が押圧体5内に配置されている。この
第1のピストン4には、下側のピストン若しくは第2の
ピストン6が続いており、この第2のピストン6は同じ
く押圧体5内に軸方向で可動に案内されている。
【0024】両ピストン4,6は、液圧的な変換装置を
用いて互いに連結されている。この液圧的な変換装置
は、ピエゾアクチュエータ3の変位を第1のピストン4
から第2のピストン6に伝達する液圧室7として形成さ
れている。液圧室7を仕切る両ピストン4,6は大小異
なる直径を有しており、この場合、第2のピストン6の
直径が第1のピストン4の直径よりも小さく形成されて
いる。液圧室7は両ピストン4,6の間に共通の補償容
積を封入しており、この補償容積には、システム圧p_
sysが形成される。液圧室7はこの場合、大径の第1
のピストン4がピエゾアクチュエータ3によって所定の
移動距離だけ運動させられると、第2のピストン6が、
ピストン直径の変換比の分だけ増大されたストロークを
実行するように、液圧室7は、ピストン4とピストン6
との間に緊締されている。アクチュエータベース2と両
ピストン4,6とピエゾアクチュエータ3とは、1つの
共通の軸線上に相前後して位置している。
用いて互いに連結されている。この液圧的な変換装置
は、ピエゾアクチュエータ3の変位を第1のピストン4
から第2のピストン6に伝達する液圧室7として形成さ
れている。液圧室7を仕切る両ピストン4,6は大小異
なる直径を有しており、この場合、第2のピストン6の
直径が第1のピストン4の直径よりも小さく形成されて
いる。液圧室7は両ピストン4,6の間に共通の補償容
積を封入しており、この補償容積には、システム圧p_
sysが形成される。液圧室7はこの場合、大径の第1
のピストン4がピエゾアクチュエータ3によって所定の
移動距離だけ運動させられると、第2のピストン6が、
ピストン直径の変換比の分だけ増大されたストロークを
実行するように、液圧室7は、ピストン4とピストン6
との間に緊締されている。アクチュエータベース2と両
ピストン4,6とピエゾアクチュエータ3とは、1つの
共通の軸線上に相前後して位置している。
【0025】液圧室7の補償容積を介して、燃料噴射弁
1内の温度勾配又は使用される材料の種々異なる熱膨張
率に基づいた公差並びに場合によっては生じる永久歪み
効果を、燃料噴射弁1の制御したい弁閉鎖部分の位置の
変化が生じることなく補償することができる。
1内の温度勾配又は使用される材料の種々異なる熱膨張
率に基づいた公差並びに場合によっては生じる永久歪み
効果を、燃料噴射弁1の制御したい弁閉鎖部分の位置の
変化が生じることなく補償することができる。
【0026】ピエゾアクチュエータ3にプリストレス若
しくは予荷重をかけるためには、中空円筒状の物体によ
り形成されたばねスリーブ8が設けられている。このば
ねスリーブ8は、図2に詳しく図示されている、ばねス
リーブ8の全周及び全長にわたって分配されて配置され
た複数の切欠き9を有している。ばねスリーブ8は、プ
レート状の金属材料から製造されている一体の深絞り加
工部分として形成されており、この場合、深絞り加工後
に円筒体から切欠き9が打ち抜かれる。深絞り加工によ
り、ばねスリーブ8は高い真円度を有しており、それ故
に、ばねスリーブ8は押圧体5に対して同軸的に燃料噴
射弁1のケーシング10内に簡単に組み付けることがで
き、しかも小さな所要構成スペースしか有していない。
しくは予荷重をかけるためには、中空円筒状の物体によ
り形成されたばねスリーブ8が設けられている。このば
ねスリーブ8は、図2に詳しく図示されている、ばねス
リーブ8の全周及び全長にわたって分配されて配置され
た複数の切欠き9を有している。ばねスリーブ8は、プ
レート状の金属材料から製造されている一体の深絞り加
工部分として形成されており、この場合、深絞り加工後
に円筒体から切欠き9が打ち抜かれる。深絞り加工によ
り、ばねスリーブ8は高い真円度を有しており、それ故
に、ばねスリーブ8は押圧体5に対して同軸的に燃料噴
射弁1のケーシング10内に簡単に組み付けることがで
き、しかも小さな所要構成スペースしか有していない。
【0027】また当然ながら、当業者の裁量により、打
抜き加工過程の代わりに別の適当な制作方法、例えばレ
ーザ溶接加工又は穿孔加工を用いるか、又は適当な製作
方法の組合せを用いて、切欠き9をばねスリーブ8の中
空円筒状の物体から切り出すこともできる。
抜き加工過程の代わりに別の適当な制作方法、例えばレ
ーザ溶接加工又は穿孔加工を用いるか、又は適当な製作
方法の組合せを用いて、切欠き9をばねスリーブ8の中
空円筒状の物体から切り出すこともできる。
【0028】ばねスリーブ8は、図1に示した実施例で
は、押圧体5に設けられたつば11と調節部材12との
間に組み込まれており、この場合、調節部材12は、第
1のピストン4に設けられた環状のショルダ部材13に
支持されている。つば11に設けられた当付け面と、調
節部材12に設けられた当付け面とは、ばねスリーブ8
の対称軸線に対して垂直に形成されている。
は、押圧体5に設けられたつば11と調節部材12との
間に組み込まれており、この場合、調節部材12は、第
1のピストン4に設けられた環状のショルダ部材13に
支持されている。つば11に設けられた当付け面と、調
節部材12に設けられた当付け面とは、ばねスリーブ8
の対称軸線に対して垂直に形成されている。
【0029】ばねスリーブ8が小さな構成スペースしか
必要としないことに基づき、第1のピストン4の領域に
おける押圧体5の肉厚さを、実際に使用されている公知
の溶接されたばねスリーブの場合と比べて、より大きく
形成することができる。第1のピストン4における押圧
体5の増大された肉厚さにより、燃料噴射弁1の作動時
に生ぜしめられる作動圧が作用しても、押圧体5の減じ
られた拡開しか生ぜしめられなくなるので、液圧室7か
ら押圧体5と第1のピストン4との間を通って燃料噴射
弁1の内室20に流入する漏れ流は、最小限に抑制され
る。
必要としないことに基づき、第1のピストン4の領域に
おける押圧体5の肉厚さを、実際に使用されている公知
の溶接されたばねスリーブの場合と比べて、より大きく
形成することができる。第1のピストン4における押圧
体5の増大された肉厚さにより、燃料噴射弁1の作動時
に生ぜしめられる作動圧が作用しても、押圧体5の減じ
られた拡開しか生ぜしめられなくなるので、液圧室7か
ら押圧体5と第1のピストン4との間を通って燃料噴射
弁1の内室20に流入する漏れ流は、最小限に抑制され
る。
【0030】図2及び図3には、ばねスリーブ8の特に
有利な実施例が示されている。このばねスリーブ8は図
4に示した、図1の実施例にほぼ相当する燃料噴射弁1
内に組み付けられている。このばねスリーブ8の両端部
は、第1のセンタリングつば14と第2のセンタリング
つば15とを有しており、両センタリングつば14,1
5は円錐台形に形成されていると有利である。
有利な実施例が示されている。このばねスリーブ8は図
4に示した、図1の実施例にほぼ相当する燃料噴射弁1
内に組み付けられている。このばねスリーブ8の両端部
は、第1のセンタリングつば14と第2のセンタリング
つば15とを有しており、両センタリングつば14,1
5は円錐台形に形成されていると有利である。
【0031】第1のセンタリングつば14は、ばねスリ
ーブ8の円筒状の中央部分16に続いていて、ほぼばね
スリーブ8の内室17内に配置されている。さらに、第
1のセンタリングつば14は調節エレメント18に接触
しており、この調節エレメント18は組み付けの際に、
第1のピストン4に押し被され、そしてばねスリーブ8
の予荷重をかけられた状態で第1のピストン4と溶接さ
れる。
ーブ8の円筒状の中央部分16に続いていて、ほぼばね
スリーブ8の内室17内に配置されている。さらに、第
1のセンタリングつば14は調節エレメント18に接触
しており、この調節エレメント18は組み付けの際に、
第1のピストン4に押し被され、そしてばねスリーブ8
の予荷重をかけられた状態で第1のピストン4と溶接さ
れる。
【0032】第2のセンタリングつば15は、中央部分
16にホッパ状に続いていて、ばねスリーブ8若しくは
中央部分16の外面19を超えて張り出している。ばね
スリーブ8は第2のセンタリングつば15によって、押
圧体5の環状のつば11に支持されている。両センタリ
ングつば14,15は、ばねスリーブ8を燃料噴射弁1
のケーシング10内で押圧体5に対して位置決めするた
めに設けられており、この場合、押圧体5の環状のつば
11の、ばねスリーブ8に面した当付け面と、第1のピ
ストン4に取り付けられた調節エレメント18の当付け
面とは、それぞればねスリーブ8に面した球面状の湾曲
部を有しており、これらの湾曲部によって、ばねスリー
ブ8を押圧体5及び両ピストン4,6に関して簡単かつ
効果的にセンタリングすることが可能となる。
16にホッパ状に続いていて、ばねスリーブ8若しくは
中央部分16の外面19を超えて張り出している。ばね
スリーブ8は第2のセンタリングつば15によって、押
圧体5の環状のつば11に支持されている。両センタリ
ングつば14,15は、ばねスリーブ8を燃料噴射弁1
のケーシング10内で押圧体5に対して位置決めするた
めに設けられており、この場合、押圧体5の環状のつば
11の、ばねスリーブ8に面した当付け面と、第1のピ
ストン4に取り付けられた調節エレメント18の当付け
面とは、それぞればねスリーブ8に面した球面状の湾曲
部を有しており、これらの湾曲部によって、ばねスリー
ブ8を押圧体5及び両ピストン4,6に関して簡単かつ
効果的にセンタリングすることが可能となる。
【0033】両センタリングつば14,15は深絞り加
工時に一回の製作ステップで、ばねスリーブ8の中空円
筒状の中央部分16と一緒に簡単に製造されるので、ば
ねスリーブ8の、調節エレメント18に面した当付け面
と押圧体5のつば11に面した当付け面とを加工する必
要はなくなり、ばねスリーブ8の製作コストは著しく減
じられる。
工時に一回の製作ステップで、ばねスリーブ8の中空円
筒状の中央部分16と一緒に簡単に製造されるので、ば
ねスリーブ8の、調節エレメント18に面した当付け面
と押圧体5のつば11に面した当付け面とを加工する必
要はなくなり、ばねスリーブ8の製作コストは著しく減
じられる。
【0034】ばねスリーブ8を製作するために、高い炭
素含量を有する金属材料が使用されると、ばねスリーブ
8の機能の一層の改善が得られる。その場合には、深絞
り加工法のために延性の材料が提供されるので有利であ
る。この延性の材料は、ばねスリーブ8の所望の形状が
形成された後に焼入れ・焼戻し法に施され、これにより
ばねスリーブ8の強度が所定の要求に応じて高められ
る。
素含量を有する金属材料が使用されると、ばねスリーブ
8の機能の一層の改善が得られる。その場合には、深絞
り加工法のために延性の材料が提供されるので有利であ
る。この延性の材料は、ばねスリーブ8の所望の形状が
形成された後に焼入れ・焼戻し法に施され、これにより
ばねスリーブ8の強度が所定の要求に応じて高められ
る。
【図1】内燃機関のための燃料噴射弁に設けられた本発
明によるばねスリーブの第1実施例を示す部分的な断面
図である。
明によるばねスリーブの第1実施例を示す部分的な断面
図である。
【図2】本発明によるばねスリーブの別の実施例を単独
で示す図である。
で示す図である。
【図3】図2のIII−III線に沿って断面したばね
スリーブの縦断面図である。
スリーブの縦断面図である。
【図4】図2及び図3に示した本発明によるばねスリー
ブを、制御弁に設けられた状態で示す部分的な断面図で
ある。
ブを、制御弁に設けられた状態で示す部分的な断面図で
ある。
1 燃料噴射弁、 2 アクチュエータベース、 3
ピエゾアクチュエータ、 4 第1のピストン、 5
押圧体、 6 第2のピストン、 7 液圧室、 8
ばねスリーブ、 9 切欠き、 10 ケーシング、
11 つば、12 調節部材、 13 ショルダ部材、
14 第1のセンタリングつば、15 第2のセンタ
リングつば、 16 中央部分、 17 内室、 18
調節エレメント、 19 外面、 20 内室
ピエゾアクチュエータ、 4 第1のピストン、 5
押圧体、 6 第2のピストン、 7 液圧室、 8
ばねスリーブ、 9 切欠き、 10 ケーシング、
11 つば、12 調節部材、 13 ショルダ部材、
14 第1のセンタリングつば、15 第2のセンタ
リングつば、 16 中央部分、 17 内室、 18
調節エレメント、 19 外面、 20 内室
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ウーヴェ ブリュッチュ
ドイツ連邦共和国 シユツツトガルト イ
ェーガーシュトラーセ 51
Fターム(参考) 3G066 AB02 BA31 BA46 BA54 CC03
CC51 CE27
Claims (9)
- 【請求項1】 特に液体を制御するための弁(1)に設
けられたピエゾアクチュエータ(3)にプリストレスを
かけるためのばねスリーブであって、該ばねスリーブ
が、少なくともほぼ中空円筒状の物体として形成されて
いて、その全周及び全長にわたって分配されて配置され
た複数の切欠き(9)を備えている形式のものにおい
て、当該ばねスリーブ(8)が一体の深絞り加工部分と
して形成されていることを特徴とする、ばねスリーブ。 - 【請求項2】 ばねスリーブ(8)の少なくとも一方の
端部に、第1のセンタリングつば(14)が設けられて
いる、請求項1記載のばねスリーブ。 - 【請求項3】 第1のセンタリングつば(14)が、円
錐台形状に形成されている、請求項2記載のばねスリー
ブ。 - 【請求項4】 第1のセンタリングつば(14)が、円
筒状の中央部分(16)に続いていて、かつ当該ばねス
リーブ(8)の内室(20)に配置されている、請求項
2又は3記載のばねスリーブ。 - 【請求項5】 当該ばねスリーブ(8)が、円錐台形状
の第2のセンタリングつば(15)を備えて形成されて
おり、該第2のセンタリングつば(15)が、当該ばね
スリーブ(8)の、第1のセンタリングつば(14)を
備えた端部とは反対側の端部に配置されている、請求項
2から4までのいずれか1項記載のばねスリーブ。 - 【請求項6】 第2のセンタリングつば(15)が、円
筒状の中央部分(16)の外面(19)を超えて張り出
していて、前記中央部分(16)にホッパ状に続いてい
る、請求項5記載のばねスリーブ。 - 【請求項7】 ばねスリーブ、特に請求項1から7まで
のいずれか1項記載のばねスリーブ(8)を制作するた
めの方法において、少なくともほぼ中空円筒状の一体の
物体を深絞り加工により形成し、引き続き、ばねスリー
ブ(8)の全周及び全長にわたって分配された複数の切
欠き(9)を加工成形することを特徴とする、ばねスリ
ーブを製作するための方法。 - 【請求項8】 切欠き(9)を、打抜き加工及び/又は
レーザ溶接により形成する、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 ばねスリーブ(8)を、焼入れしかつ焼
戻す、請求項7又は8記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10140197A DE10140197A1 (de) | 2001-08-16 | 2001-08-16 | Federhülse und Verfahren zur Herstellung einer Federhülse |
DE10140197.3 | 2001-08-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003065179A true JP2003065179A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=7695626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002236898A Abandoned JP2003065179A (ja) | 2001-08-16 | 2002-08-15 | ばねスリーブ及び該ばねスリーブを製作するための方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20030034594A1 (ja) |
JP (1) | JP2003065179A (ja) |
DE (1) | DE10140197A1 (ja) |
FR (1) | FR2828715A1 (ja) |
IT (1) | ITMI20021822A1 (ja) |
Cited By (3)
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EP1777433A1 (en) | 2005-10-20 | 2007-04-25 | Denso Corporation | Fuel injection valve |
JP2008126311A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-05 | Honda Motor Co Ltd | 円筒状バネ部材の製造装置及び製造方法 |
JP2008142741A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Honda Motor Co Ltd | 円筒状バネ部材の製造装置 |
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DE10321695A1 (de) * | 2003-05-14 | 2004-12-02 | Robert Bosch Gmbh | Zugfeder für einen Aktor |
DE102004011455A1 (de) | 2003-06-04 | 2004-12-30 | Robert Bosch Gmbh | Rohrfeder für Aktor und Verfahren zur Montage der Rohrfeder |
DE10338080A1 (de) * | 2003-08-19 | 2005-03-10 | Bosch Gmbh Robert | Rohrfeder für Aktor |
DE10352736A1 (de) * | 2003-11-12 | 2005-07-07 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffinjektor mit direkter Nadeleinspritzung |
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US7529872B1 (en) * | 2004-04-27 | 2009-05-05 | Apple Inc. | Communication between an accessory and a media player using a protocol with multiple lingoes |
DE102004031597A1 (de) * | 2004-06-30 | 2006-02-09 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffeinspritzventil |
US7823214B2 (en) | 2005-01-07 | 2010-10-26 | Apple Inc. | Accessory authentication for electronic devices |
DE102006013705A1 (de) * | 2006-03-24 | 2007-09-27 | Robert Bosch Gmbh | Federhülse |
DE102006035038A1 (de) | 2006-07-28 | 2008-01-31 | Epcos Ag | Federelement sowie Piezoaktor mit dem Federelement |
DE102006043027A1 (de) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Epcos Ag | Verspannelement und Piezoaktor mit dem Verspannelement |
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US9163597B2 (en) | 2008-10-01 | 2015-10-20 | Caterpillar Inc. | High-pressure containment sleeve for nozzle assembly and fuel injector using same |
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WO1991013277A1 (de) * | 1990-02-26 | 1991-09-05 | Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag | Dichtungsanordnung |
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-
2001
- 2001-08-16 DE DE10140197A patent/DE10140197A1/de not_active Withdrawn
-
2002
- 2002-08-13 IT IT001822A patent/ITMI20021822A1/it unknown
- 2002-08-14 FR FR0210313A patent/FR2828715A1/fr not_active Withdrawn
- 2002-08-15 JP JP2002236898A patent/JP2003065179A/ja not_active Abandoned
- 2002-08-16 US US10/219,304 patent/US20030034594A1/en not_active Abandoned
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2003
- 2003-08-06 US US10/634,794 patent/US20040026839A1/en not_active Abandoned
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DE10140197A1 (de) | 2003-03-13 |
FR2828715A1 (fr) | 2003-02-21 |
ITMI20021822A1 (it) | 2003-02-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050221 |