JP2003063080A - 記録装置の記録紙終端位置検出方法、及び記録装置 - Google Patents

記録装置の記録紙終端位置検出方法、及び記録装置

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JP2003063080A
JP2003063080A JP2001257406A JP2001257406A JP2003063080A JP 2003063080 A JP2003063080 A JP 2003063080A JP 2001257406 A JP2001257406 A JP 2001257406A JP 2001257406 A JP2001257406 A JP 2001257406A JP 2003063080 A JP2003063080 A JP 2003063080A
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周大 山下
Yoichi Kobayashi
洋一 小林
Hirotomo Tanaka
啓友 田中
Yoji Sasai
洋司 笹井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動機構部が記録紙と係わり合うことで記録
紙を検出する紙検出装置を搭載した記録装置において、
記録紙を高速に搬送して記録を実行することで、記録紙
の終端位置がずれて検出されてしまうことによる記録品
質の低下を防止する。 【解決手段】 記録紙Pの終端がレバー631との係わ
りから離れ、レバーが、符号631bで示した回動位置
から符号631cで示した回動位置まで回動するまでの
時間が、記録紙Pの終端を検出する際の検出遅延時間で
ある。記録紙Pの搬送速度をxとし、検出遅延誤差搬送
量をyとすると、検出遅延誤差搬送量は、以下の式
(1)で算出することができる。 y=αx …
(1) αは、遅延係数であり、記録装置毎に異なる既定値であ
る。算出した検出遅延誤差搬送量の分だけ記録紙Pの終
端位置を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、記録紙を一定方
向に所定の搬送量で搬送しつつ、記録紙に記録を実行す
る記録装置において、記録紙の終端位置を検出する記録
紙終端位置検出方法、及び該記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、記録ヘッドを主走査方向に往復
動させながらインクを記録紙に吐出する動作と、その記
録紙を副走査方向に搬送する動作とを交互に繰り返し
て、記録紙に対して記録を実行するインクジェット式記
録装置等の記録装置には、記録紙の始端及び終端を検出
する目的で、記録紙を検出する紙検出装置が搭載されて
いるのが一般的である。この、記録紙を検出する紙検出
装置としては、様々な態様のものが可能であるが、その
一例として、回動可能なレバー部を給紙路に突出させ、
そのレバー部が記録紙に押動されて回動することによっ
て、記録紙を検出するものが公知である。
【0003】また、回動可能なレバー部ではなく、何ら
かの可動部を有する機構部分が記録紙に係わり合うこと
によって記録紙を検出する紙検出装置は、様々な態様が
可能であるが、いずれも紙検出装置の可動部分が記録紙
と係わり始めた時点で、記録紙の始端位置を検出し、係
わりが終わった時点で記録紙の終端を検出するものであ
る。
【0004】ところで、このような可動部を有する機構
部分が記録紙に係わり合うことによって記録紙を検出す
る紙検出装置は、その可動部分と記録紙と係わりが終わ
って、記録紙の終端が可動部分を離れた瞬間に、それを
認識することができない。つまり、記録紙の終端が可動
部分を離れた瞬間から、可動部分が定位位置に復帰する
如く、可動部分の自重、あるいは付勢手段等による付勢
力によって動き始めて、記録紙が可動部に係わり合って
いないことを認識可能な位置まで可動部が動くまでの
間、わずかな遅延時間が生じてしまうものである。
【0005】例えば、光センサ等の非接触方式の紙検出
装置であれば、ほとんど遅延時間は無視できるレベルの
ものとなる。一方、上述したように、記録紙と係わりあ
うことで記録紙を検出する紙検出装置においては、記録
紙の終端を検出する際に、一定の遅延時間が生じてしま
うことになる。そして、この遅延時間に搬送されてしま
う記録紙の搬送量分だけ、記録紙の終端位置がずれて検
出されることになってしまう。
【0006】しかし、従来、この遅延時間によって生じ
る記録紙の終端位置の検出ずれは、記録紙の搬送速度が
比較的遅かったので、ほとんど無視できる程度に小さ
く、記録品質に影響を及ぼすことは、ほとんど無い程度
のものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
インクジェット式記録装置においては、記録実行時間を
短縮すべく記録紙の搬送を高速に行うようになりつつあ
る。そのため、上述した記録紙の終端位置の検出ずれ
は、無視できない程度に大きくなり、それによって、記
録紙の終端の余白部分が狭くなってしまったり、あるい
は、終端をはみ出して記録を実行してしまったりすると
いった問題が生じてしまう虞がある。
【0008】また、この遅延時間は、可動部分の可動範
囲を狭くすることによって、小さくすることができる。
しかし、可動範囲を狭くし過ぎてしまうと、係わり合っ
ている記録紙の状態のわずかな変化や、振動等によっ
て、誤動作してしまう虞が生じることになるので、可動
範囲を狭くすることによる遅延時間の短縮には限界があ
る。
【0009】さらに、記録紙が可動部分を離れた瞬間か
ら、可動部分が定位位置に復帰する移動速度を速くする
ために、強い付勢力を有する付勢手段によって、可動部
分を定位位置に付勢すると、付勢力が強すぎて、剛性の
低い記録紙では記録紙の始端が可動部分を動かすことが
できなくなってしまう虞がある。したがって、可動部分
を定位置に強い付勢力で付勢することによって、可動部
分が定位置に復帰する移動速度を高めるのにも限界があ
る。
【0010】そこで、記録制御時に設定されている記録
紙の搬送速度から、一義的に記録紙の終端位置を補正す
ることが考えられる。しかしながら、記録紙の搬送速度
は、間欠的に記録紙の搬送と停止を繰り返す等によって
加減速を繰り返し、常に一定の搬送速度ではないのが通
常である。したがって、記録制御時に設定されている記
録紙の搬送速度から、一義的に算出する記録紙の終端位
置は、精度を欠く虞がある。
【0011】本願発明は、このような状況に鑑み成され
たものであり、その課題は、可動機構部が記録紙と係わ
り合うことで記録紙を検出する紙検出装置を搭載した記
録装置において、記録紙を高速に搬送して記録を実行す
ることで、記録紙の終端位置がずれて検出されてしまう
ことによる記録品質の低下を防止することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、記録紙を一定方向に
所定の搬送量で搬送しつつ、該記録紙に記録を実行する
記録装置において、前記記録紙の終端位置を検出する記
録紙終端位置検出方法であって、前記記録紙に接して該
記録紙と係わり合った状態で該記録紙を検出する紙検出
装置を、前記一定方向に搬送されている前記記録紙の終
端が、前記紙検出装置を離れた時点から、該紙検出装置
が該記録紙の終端が通過したことを検出するまでの検出
遅延時間に、該記録紙が前記一定方向に搬送される検出
遅延誤差搬送量を、前記紙検出装置が該記録紙の終端が
通過したことを検出した時点における該記録紙の搬送速
度から算出し、前記検出遅延誤差搬送量にて前記紙検出
装置が検出した該記録紙の終端位置を補正して該記録紙
の終端位置を算出する、ことを特徴とした記録紙終端位
置検出方法である。
【0013】このように、記録紙に接して記録紙と係わ
り合った状態で記録紙を検出する紙検出装置において、
記録紙の終端検出の検出遅延時間に搬送されてしまう検
出遅延誤差搬送量を、紙検出装置が記録紙の終端が通過
したことを検出した時点における記録紙の搬送速度から
算出し、算出した検出遅延誤差搬送量の分だけ記録紙の
終端位置を補正して算出するので、検出遅延時間による
記録紙の終端位置の検出ずれを大幅に小さくすることが
できる。
【0014】前述したように、記録紙の搬送速度は、間
欠的に記録紙の搬送と停止を繰り返す等、常に一定の搬
送速度ではないのが通常である。したがって、正確に記
録紙の終端位置の補正を行うには、紙検出装置が記録紙
の終端が通過したことを検出した時点における記録紙の
搬送速度から記録紙の検出遅延誤差搬送量を算出する必
要があり、それによって、正確な記録紙の終端位置の補
正が可能になるものである。
【0015】これにより、本願請求項1に記載の発明に
係る記録紙終端位置検出方法によれば、可動機構部が記
録紙と係わり合うことで記録紙を検出する紙検出装置を
搭載した記録装置において、記録紙を高速に搬送して記
録を実行することで、記録紙の終端位置がずれて検出さ
れてしまうことによる記録品質の低下を防止することが
できるという作用効果が得られる。
【0016】本願請求項2に記載の発明は、請求項1に
おいて、前記記録紙終端位置検出方法は、前記紙検出装
置が前記記録紙の終端が通過したことを検出した時点に
おける該記録紙の搬送速度をxとし、前記検出遅延誤差
搬送量をyとし、遅延係数をαとすると、前記検出遅延
誤差搬送量は、y=αxにて算出される、ことを特徴と
した記録紙終端位置検出方法である。
【0017】前述した検出遅延誤差搬送量は、遅延時間
に搬送される搬送量であることから、紙検出装置が記録
紙の終端が通過したことを検出した時点における記録紙
の搬送速度が速ければ速いほど大きくなる。つまり、記
録紙の搬送速度に比例して増大することになるので、搬
送速度に一定の遅延係数αを乗算することによって、検
出遅延時間搬送量を算出することができる。この遅延係
数αは、紙検出装置の検出特性や紙検出装置の配設位置
と記録紙の搬送経路との関係等によって異なるものであ
り、記録装置の仕様毎に決定される既定値である。
【0018】これにより、本願請求項2に記載の発明に
係る記録紙終端位置検出方法によれば、本願請求項1に
記載の発明による作用効果に加えて、紙検出装置が記録
紙の終端が通過したことを検出した時点における搬送速
度に一定の遅延係数αを乗算することによって、一義的
に検出遅延時間搬送量を算出することができるという作
用効果が得られる。
【0019】本願請求項3に記載の発明は、請求項1又
は2において、前記記録紙終端位置検出方法は、回転駆
動力によって前記記録紙を前記一定方向に搬送する搬送
駆動ローラの回転変位量を検出するエンコーダ装置が出
力するエンコーダ信号から、前記紙検出装置が該記録紙
の終端が通過したことを検出した時点における該記録紙
の搬送速度を算出する、ことを特徴とした記録紙終端位
置検出方法である。
【0020】このように、搬送駆動ローラの回転変位量
を検出するエンコーダ装置が出力するエンコーダ信号か
ら記録紙の搬送速度を算出するので、高精度なエンコー
ダ装置が出力するエンコーダ信号によって、正確な記録
紙の搬送速度を算出することができる。
【0021】これにより、本願請求項3に記載の発明に
係る記録紙終端位置検出方法によれば、本願請求項1又
は2に記載の発明による作用効果に加えて、エンコーダ
装置のエンコーダ信号によって、記録紙の搬送速度を正
確に算出することができるので、その記録紙の搬送速度
から算出する検出遅延時間搬送量による記録紙の終端位
置の補正を、より正確に行うことができるという作用効
果が得られる。
【0022】本願請求項4に記載の発明は、記録紙を一
定方向に所定の搬送量で搬送しつつ、該記録紙に記録を
実行する記録実行手段と、前記記録紙に接して該記録紙
と係わり合った状態で該記録紙を検出する紙検出装置
と、前記記録実行手段を制御する記録制御部とを備えた
記録装置であって、前記記録制御部は、前記一定方向に
搬送されている前記記録紙の終端が、前記紙検出装置を
離れた時点から、該紙検出装置が該記録紙の終端が通過
したことを検出するまでの検出遅延時間に、該記録紙が
前記一定方向に搬送される検出遅延誤差搬送量を、前記
紙検出装置が該記録紙の終端が通過したことを検出した
時点における該記録紙の搬送速度から算出し、前記検出
遅延誤差搬送量にて前記紙検出装置が検出した該記録紙
の終端位置を補正して該記録紙の終端位置を算出する、
ことを特徴とした記録装置である。本願請求項4に記載
の発明に係る記録装置によれば、記録装置において、前
述した本願請求項1に記載の発明と同様の作用効果を得
ることができる。
【0023】本願請求項5に記載の発明は、請求項4に
おいて、前記紙検出装置が前記記録紙の終端が通過した
ことを検出した時点における該記録紙の搬送速度をxと
し、前記検出遅延誤差搬送量をyとし、遅延係数をαと
すると、前記検出遅延誤差搬送量は、y=αxにて算出
される、ことを特徴とした記録装置である。本願請求項
5に記載の発明に係る記録装置によれば、記録装置にお
いて、前述した本願請求項2に記載の発明と同様の作用
効果を得ることができる。
【0024】本願請求項6に記載の発明は、請求項4又
は5において、前記記録実行手段は、回転駆動力によっ
て前記記録紙を前記一定方向に搬送する搬送駆動ローラ
と、該搬送駆動ローラの回転変位量を検出するエンコー
ダ装置を有し、前記記録制御部は、前記エンコーダ装置
が出力するエンコーダ信号から、前記紙検出装置が該記
録紙の終端が通過したことを検出した時点における該記
録紙の搬送速度を算出する、ことを特徴とした記録装置
である。本願請求項6に記載の発明に係る記録装置によ
れば、記録装置において、前述した本願請求項3に記載
の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0025】本願請求項7に記載の発明は、請求項4〜
6のいずれか1項において、前記紙検出装置は、立位姿
勢への自己復帰習性が付与され、かつ前記一定方向にの
み回動し得る如く前記記録紙の搬送経路内に突出する状
態で枢支されたレバーを有し、該レバーの先端が前記記
録紙に押されて該レバーが回動することによって、前記
記録紙が検出される構成を成している、ことを特徴とし
た記録装置である。
【0026】本願請求項7に記載の発明に係る記録装置
によれば、このような回動可能なレバーが搬送経路内に
突出した状態で枢支され、記録紙がレバー部を押して回
動させることによって記録紙を検出する紙検出装置を搭
載した記録装置においても、本願請求項4〜6のいずれ
か1項に記載の発明による作用効果を得ることができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1は、本願発明に係るイン
クジェット式記録装置の概略の平面図であり、図2はそ
の側面図である。
【0028】インクジェット式記録装置50には、普通
紙やフォト紙等の記録紙Pに記録を実行する記録手段と
して、キャリッジガイド軸51に軸支され、主走査方向
Xに移動するキャリッジ61が設けられている。キャリ
ッジ61には、記録紙Pにインクを吐出して記録を行う
記録ヘッド62が搭載されている。記録ヘッド62と対
向して、記録ヘッド62のヘッド面と記録紙Pとのギャ
ップを規定するプラテン52が設けられている。そし
て、キャリッジ61を主走査方向Xに搬送し、キャリッ
ジ61とプラテン52の間に記録紙Pを副走査方向Yに
搬送しながら、記録ヘッド62が記録紙Pにインクを吐
出することで記録紙Pに記録が行われる。
【0029】給紙トレイ58は、記録紙Pを給紙可能な
構成となっており、給紙トレイ58に積重された記録紙
Pを自動給紙するためのASF(オート・シート・フィ
ーダー)が設けられている。ASFは、給紙トレイ58
に設けられた給紙ローラ57及び図示してない分離パッ
ドを有する給紙機構である。給紙ローラ57は、ステッ
ピングモータ等の回転駆動力により回転制御され、D形
の断面形状を有している。この給紙ローラ57は、給紙
トレイ58の一方寄りに配置されている。記録紙ガイド
59は、記録紙Pの幅に合わせて符号Aで示した矢印の
方向に摺動可能に給紙トレイ58に設けられている。
【0030】そして、給紙ローラ57の回転駆動力と、
分離パッドの摩擦抵抗により、給紙トレイ58に積重さ
れた複数の記録紙Pを給紙する際に、複数の記録紙Pが
一度に給紙されることなく、1枚ずつ正確に自動給紙さ
れる。給紙された記録紙Pは、給紙ローラより副走査方
向の下流側に配設された記録紙搬送手段により、記録実
行領域側となる副走査方向Yの下流側に向けて、所定の
紙送り量で間欠的に搬送される。
【0031】記録紙Pを副走査方向Yに間欠的に搬送す
る記録紙搬送手段として、搬送駆動ローラ53と搬送従
動ローラ54が設けられている。搬送駆動ローラ53
は、ステッピングモータ等の回転駆動力により回転制御
され、搬送駆動ローラ53の回転により、記録紙Pは副
走査方向Yに搬送される。搬送従動ローラ54は複数設
けられており、それぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付
勢され、記録紙Pが搬送駆動ローラ53の回転により搬
送される際に、記録紙Pに接して記録紙Pの搬送に従動
して回転する。
【0032】また、搬送駆動ローラ53の一端側近傍に
は、搬送駆動ローラ53の回転変位量を検出するエンコ
ーダ装置71が配設されている。このエンコーダ装置7
1で検出された搬送駆動ローラ53の回転変位量に基づ
いて、搬送駆動ローラ53が所定の回転量だけ回転する
如く回転制御が実行されて、記録紙Pが所定の搬送量で
搬送される。
【0033】給紙ローラ57と搬送駆動ローラ53との
間には、紙検出装置63が配設されている。紙検出装置
63は、回動可能なレバー部を有し、このレバー部が記
録紙Pに押されてレバー部が回動し、記録紙Pと係わり
合った状態で記録紙Pが検出される構成を成す検出装置
である。
【0034】記録された記録紙Pを排紙する手段とし
て、排紙駆動ローラ55と排紙従動ローラ56が設けら
れている。排紙駆動ローラ55は、ステッピングモータ
等の回転駆動力により回転制御され、排紙駆動ローラ5
5の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに排紙され
る。排紙従動ローラ56は複数設けられ、周囲に複数の
歯を有し、各歯の先端が記録紙Pの記録面に点接触する
ように鋭角的に尖っている歯付きローラとなっている。
それぞれ個々に排紙駆動ローラ55に搬送従動ローラ5
4の付勢力よりも弱い付勢力で付勢され、記録紙Pが排
紙駆動ローラ55の回転により排紙される際に、記録紙
Pに接して記録紙Pの排紙に従動して回転する。
【0035】さらに、インクジェット式記録装置50
は、記録制御部1を備えている。記録制御部1は、図示
していないCPU(中央演算処理ユニット)、及びRO
M、RAM等のCPU周辺ユニットを有しており、記録
実行制御等のインクジェット式記録装置50の制御プロ
グラムを実行して、インクジェット式記録装置50の制
御が実行する機能を有している。
【0036】図3は、本願発明に係るインクジェット式
記録装置50を示した概略の要部側面図であり、エンコ
ーダ装置71及びその近傍を示したものである。
【0037】エンコーダ装置71は、同心円上に複数の
スリット721が等間隔に形成されている回転体72が
歯車73aに固着されている。尚、複数のスリット72
1は、同図においては、斜線の領域によって省略して示
してある。歯車73aは、インクジェット式記録装置5
0の本体に回転可能に軸支されている。搬送駆動ローラ
53(図2)には、歯車73bが回転伝達可能に取り付
けられており、歯車73aと係合している。そして、記
録紙搬送用モータ74のプーリー75には、無端ベルト
76を介して、歯車73aが動力伝達可能に連結されて
いる。記録紙搬送用モータ74の回転駆動力が歯車73
aに係合している歯車73bを介して搬送駆動ローラ5
3に伝達され、搬送駆動ローラ53が記録紙搬送用モー
タ74の回転駆動力によって回転する。
【0038】当該実施の形態においては、歯車77aも
同様に、無端ベルト76を介して記録紙搬送用モータ7
4が動力伝達可能に連結されている。歯車77aは、イ
ンクジェット式記録装置50の本体に回転可能に軸支さ
れている。排紙駆動ローラ55(図2)には、歯車77
bが回転伝達可能に取り付けられており、歯車77aと
係合している。記録紙搬送用モータ74の回転駆動力が
歯車77aに係合している歯車77bを介して排紙駆動
ローラ55に伝達され、排紙駆動ローラ55が記録紙搬
送用モータ74の回転駆動力によって回転する。
【0039】また、回転体72に形成されているスリッ
ト721を検出する検出部78が、回転体72の回転領
域に図示の如く配設されている。検出部78は、スリッ
ト721が形成する遮光部分と光透過部分とを識別し
て、スリット721を検出し、搬送駆動ローラ53の回
転軸が連結されている歯車73aの回転変位量を検出す
る。そして、記録制御部1(図2)は、歯車73aの回
転変位量から、歯車73bを介して係合している搬送駆
動ローラ53の回転変位量を算出し、その回転変位量に
基づいて、搬送駆動ローラ53の回転制御を実行する。
【0040】図4は、本願発明に係るインクジェット式
記録装置50を示した概略の要部側面図であり、紙検出
装置63の近傍を示したものである。
【0041】紙検出装置63は、立位姿勢への自己復帰
習性が付与され、かつ記録紙が搬送される副走査方向Y
にのみ、支持部63aを回動の支点として回動し得るよ
う記録紙Pの搬送経路64に突出する状態で枢支された
レバー631を有し、このレバー631の先端が記録紙
Pに押されることで、支持部63aを支点としてレバー
631が回動し、それによって記録紙Pが検出される構
成を成している。レバー631の回動によって、紙検出
装置63が有する図示していない電気的接点がON/O
FFし、その電気的接点情報を記録制御部1が入力す
る。そして、記録制御部1は、この紙検出装置63の電
気的接点のON/OFFを検出して、記録紙Pの始端位
置及び終端位置を検出する。
【0042】図5は、インクジェット式記録装置50に
搭載された紙検出装置63を示した側面図であり、記録
紙Pに押されてレバー631が回動する状態を示したも
のである。
【0043】記録紙Pが搬送経路64を搬送されていな
い状態においてレバー631は、符号631aで示した
定位状態の回動位置にあり、この回動位置においては、
紙検出装置63の電気的接点はOFFになっている。一
方、記録紙Pが搬送経路64を搬送されている間、紙検
出装置63のレバー631は、記録紙Pに押されて符号
631bの一点鎖線の外形線で示した位置まで回動した
状態となる。したがって、このレバー631の回動位置
においては、電気的接点はONになっている。そして、
符号631aで示したレバー631の回動位置と、符号
631bで示したレバー631の回動位置との略中間の
回動位置である符号631cの一点鎖線の外形線で示し
たレバー631の回動位置が、電気的接点のON/OF
Fが切り替わるレバー631の回動位置になっている。
【0044】記録紙Pが、レバー631を符号631b
で示した回動位置まで回動させている状態から、記録紙
Pの終端がレバー631から離れた瞬間においては、紙
検出装置63の電気的接点は、まだONの状態である。
したがって、記録紙Pの終端が、紙検出装置63を通過
したことは検出されていない。そして、レバー631
が、立位姿勢への自己復帰習性によって回動し始め、符
号631cで示した回動位置まで回動した時点で、電気
的接点がONからOFFになり、この時点で紙検出装置
63を記録紙Pの終端が通過したことが検出されること
になる。
【0045】つまり、記録紙Pの終端がレバー631と
の係わりから離れ、レバー631が、符号631bで示
した回動位置から符号631cで示した回動位置まで回
動するまでの時間が、記録紙Pの終端を検出する際の検
出遅延時間であり、その間に搬送される記録紙Pの搬送
量が、検出遅延誤差搬送量ということになる。
【0046】ここで、記録紙Pの終端が紙検出装置63
を通過したことを検出した時点における記録紙Pの搬送
速度をxとし、検出遅延誤差搬送量をyとすると、検出
遅延誤差搬送量は、以下の式(1)で算出することがで
きる。
【0047】y=αx …(1) αは、遅延係数であり、紙検出装置63の検出特性や紙
検出装置63の配設位置と記録紙Pの搬送経路64との
関係等によって異なるものであり、インクジェット式記
録装置50の仕様毎に決定される既定値である。
【0048】つまり、検出遅延誤差搬送量yは、記録紙
Pの搬送速度xに比例して増大するので、搬送速度xに
一定の遅延係数αを乗算することによって、検出遅延時
間搬送量yを算出することができるというものである。
【0049】図6は、記録紙Pの搬送速度xと、検出遅
延誤差搬送量yとの関係を示したグラフである。検出遅
延誤差搬送量yと記録紙Pの搬送速度xは、比例関係に
あるので、このような直線の比例グラフとなる。そし
て、検出遅延係数αは、このグラフの傾きに相当する。
尚、当該実施の形態においては、検出遅延係数αは、
0.2451となっている。
【0050】このグラフからも分かるように、例えば、
搬送速度xが12ipsと、かなり高速な場合に生じる
検出遅延誤差搬送量yは、約3mmとなり、記録紙Pの
終端位置の検出ずれが、約3mm生じることになる。し
たがって、この検出遅延誤差搬送量yの分だけ、紙検出
装置63が検出した記録紙Pの終端位置を補正すること
によって、正確な記録紙Pの終端位置を検出することが
できる。
【0051】図7は、紙検出装置63が記録紙Pの終端
を検出した時点における記録紙Pの搬送速度、及びエン
コーダ装置71が検出しているエンコーダ周期と、記録
紙Pの終端位置の補正量との関係を示した表である。
【0052】同図においては、エンコーダ装置63が出
力するエンコーダ信号からエンコーダ周期(μs)が算
出され、そのエンコーダ周期から搬送速度(ips)を
算出し、算出した搬送速度を1.5ips単位で丸めて
いる。そして、その1.5ips単位の搬送速度で記録
紙Pの終端が紙検出装置63を通過した時に生じる検出
遅延誤差搬送量は、記録紙Pの終端位置の検出ずれ量に
相当する距離の補正量(mm)と、距離の補正量に相当
するエンコーダ信号のパルス数(1/1440dpi)
で示してある。
【0053】つまり、紙検出装置63が記録紙Pの終端
が通過したことを検出した時点のエンコーダ周期(μ
s)から、そのときの記録紙Pの搬送速度(ips)を
算出し、その搬送速度における補正量を前述の式(1)
から算出し、算出した補正量(mm)に相当するエンコ
ーダ信号のパルス数だけ、記録制御部1が記憶している
記録紙Pの搬送量に加算することによって、紙検出装置
63が検出した記録紙Pの終端位置のずれを正確に補正
することができる。そして、記録制御部1は、例えば図
7に示した表をデータテーブルとして記憶しておけば、
記録紙Pの終端を紙検出装置63が通過した時点、つま
り、紙検出装置63の電気的接点がOFFになった時点
で、エンコーダ装置71が出力するエンコーダ信号から
エンコーダ周期を算出し、そのエンコーダ周期(μs)
に対応する補正量(mm)に相当するパルス数(1/1
440dpi)をカウントしている記録紙Pの搬送量に
加算することで、必要な記録紙Pの終端位置の補正量
を、その都度演算せずに得ることができる。
【0054】このようにして、当該実施の形態に示した
本願発明に係るインクジェット式記録装置50において
は、紙検出装置63が記録紙Pの終端を検出した時点に
おける記録紙Pの搬送速度から補正量を算出して、記録
紙Pの終端位置を補正するので、記録紙Pを高速に搬送
して記録を実行しても、記録紙Pの終端位置が大きくず
れて、記録品質が低下してしまうといった虞を少なくす
ることができる。
【0055】尚、本願発明は上記実施例に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種
々の変形が可能であり、それらも本願発明の範囲内に含
まれるものであることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】本願発明によれば、可動機構部が記録紙
と係わり合うことで記録紙を検出する紙検出装置を搭載
した記録装置において、記録紙を高速に搬送して記録を
実行することで、記録紙の終端位置がずれて検出されて
しまうことによる記録品質の低下を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るインクジェット式記録装置を示
した概略の平面図である。
【図2】本願発明に係るインクジェット式記録装置を示
した概略の側面図である。
【図3】本願発明に係るインクジェット式記録装置を示
した概略の要部側面図であり、エンコーダ装置及びその
近傍を示したものである。
【図4】本願発明に係るインクジェット式記録装置を示
した概略の要部側面図であり、紙検出装置の近傍を示し
たものである。
【図5】インクジェット式記録装置に搭載された紙検出
装置を示した側面図であり、記録紙に押されてレバーが
回動する状態を示したものである。
【図6】記録紙の搬送速度と、検出遅延誤差搬送量との
関係を示したグラフである。
【図7】紙検出装置が記録紙の終端を検出した時点にお
ける記録紙の搬送速度、及びエンコーダ装置が検出して
いるエンコーダ周期と、記録紙の終端位置の補正量との
関係を示した表である。
【符号の説明】
1 記録制御部 50 インクジェット式記録装置 51 キャリッジガイド軸 52 プラテン 53 搬送駆動ローラ 54 搬送従動ローラ 55 排紙駆動ローラ 56 排紙従動ローラ 57 給紙ローラ 58 給紙トレイ 59 記録紙ガイド 61 キャリッジ 62 記録ヘッド 63 紙検出装置 64 搬送経路 631 レバー 63a 支持部 71 エンコーダ装置 72 回転体 721 スリット 73a、73b、77a、77b 歯車 74 記録紙搬送用モータ 75 プーリー 76 無端ベルト 78 検出部 P 記録紙 X 主走査方向 Y 副走査方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 啓友 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 笹井 洋司 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB15 AC07 AD01 AE02 AE09 AF23 AF31 GA06 GA14 GB04 GB07 GB31 GB43 GC11 GE24 2C060 BC03 BC12 BC14 BC22 BC94 2C061 AQ05 LL01 3F048 AA05 AB01 BA05 BB02 CA03 CB04 CC03 DA06 DC13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を一定方向に所定の搬送量で搬送
    しつつ、該記録紙に記録を実行する記録装置において、
    前記記録紙の終端位置を検出する記録紙終端位置検出方
    法であって、 前記記録紙に接して該記録紙と係わり合った状態で該記
    録紙を検出する紙検出装置を、前記一定方向に搬送され
    ている前記記録紙の終端が、前記紙検出装置を離れた時
    点から、該紙検出装置が該記録紙の終端が通過したこと
    を検出するまでの検出遅延時間に、該記録紙が前記一定
    方向に搬送される検出遅延誤差搬送量を、前記紙検出装
    置が該記録紙の終端が通過したことを検出した時点にお
    ける該記録紙の搬送速度から算出し、前記検出遅延誤差
    搬送量にて前記紙検出装置が検出した該記録紙の終端位
    置を補正して該記録紙の終端位置を算出する、ことを特
    徴とした記録紙終端位置検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記記録紙終端位置
    検出方法は、前記紙検出装置が前記記録紙の終端が通過
    したことを検出した時点における該記録紙の搬送速度を
    xとし、前記検出遅延誤差搬送量をyとし、遅延係数を
    αとすると、前記検出遅延誤差搬送量は、y=αxにて
    算出される、ことを特徴とした記録紙終端位置検出方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記記録紙終
    端位置検出方法は、回転駆動力によって前記記録紙を前
    記一定方向に搬送する搬送駆動ローラの回転変位量を検
    出するエンコーダ装置が出力するエンコーダ信号から、
    前記紙検出装置が該記録紙の終端が通過したことを検出
    した時点における該記録紙の搬送速度を算出する、こと
    を特徴とした記録紙終端位置検出方法。
  4. 【請求項4】 記録紙を一定方向に所定の搬送量で搬送
    しつつ、該記録紙に記録を実行する記録実行手段と、前
    記記録紙に接して該記録紙と係わり合った状態で該記録
    紙を検出する紙検出装置と、前記記録実行手段を制御す
    る記録制御部とを備えた記録装置であって、前記記録制
    御部は、 前記一定方向に搬送されている前記記録紙の終端が、前
    記紙検出装置を離れた時点から、該紙検出装置が該記録
    紙の終端が通過したことを検出するまでの検出遅延時間
    に、該記録紙が前記一定方向に搬送される検出遅延誤差
    搬送量を、前記紙検出装置が該記録紙の終端が通過した
    ことを検出した時点における該記録紙の搬送速度から算
    出し、前記検出遅延誤差搬送量にて前記紙検出装置が検
    出した該記録紙の終端位置を補正して該記録紙の終端位
    置を算出する、ことを特徴とした記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記紙検出装置が前
    記記録紙の終端が通過したことを検出した時点における
    該記録紙の搬送速度をxとし、前記検出遅延誤差搬送量
    をyとし、遅延係数をαとすると、前記検出遅延誤差搬
    送量は、y=αxにて算出される、ことを特徴とした記
    録装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、前記記録実行
    手段は、回転駆動力によって前記記録紙を前記一定方向
    に搬送する搬送駆動ローラと、該搬送駆動ローラの回転
    変位量を検出するエンコーダ装置を有し、前記記録制御
    部は、前記エンコーダ装置が出力するエンコーダ信号か
    ら、前記紙検出装置が該記録紙の終端が通過したことを
    検出した時点における該記録紙の搬送速度を算出する、
    ことを特徴とした記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれか1項において、
    前記紙検出装置は、立位姿勢への自己復帰習性が付与さ
    れ、かつ前記一定方向にのみ回動し得る如く前記記録紙
    の搬送経路内に突出する状態で枢支されたレバーを有
    し、該レバーの先端が前記記録紙に押されて該レバーが
    回動することによって、前記記録紙が検出される構成を
    成している、ことを特徴とした記録装置。
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