JP5049700B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
更に、上記課題を解決するための別の本発明は、記録媒体の搬送路に設けられた搬送ローラと、前記搬送路において前記搬送ローラの下流側に設けられた排紙ローラとを有し、前記搬送ローラと前記排紙ローラの両方により前記記録媒体が搬送される場合には前記搬送ローラの回転量を基準として目標搬送量を設定し、前記記録媒体が搬送される記録装置であって、前記搬送ローラの回転についての情報を検出する搬送エンコーダと、前記排紙ローラの回転についての情報を検出する排紙エンコーダと、前記搬送エンコーダで検出された情報と前記排紙エンコーダで検出された情報とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記記録媒体が前記搬送ローラから外れたことを検出する検出手段と、マルチパス記録モードを含む複数の記録モードからユーザによる記録モードの選択を指示する指示手段と、前記指示手段により選択された記録モードに従って、第1制御又は第2制御を行う制御手段と、を備え、前記第1制御は、記録時において、前記検出手段により前記記録媒体が前記搬送ローラから外れたことが検出された場合には、前記排紙ローラによる前記記録媒体の搬送量を前記記録媒体が前記搬送ローラから外れなかった場合の前記搬送ローラによる前記記録媒体の搬送量と同じになるよう、前記目標搬送量を前記排紙ローラの回転量を基準とした値に補正し、前記排紙ローラの回転量を制御するものであり、前記第2制御は、記録時において、前記検出手段により前記記録媒体が前記搬送ローラから外れたことが検出された場合には、前記排紙エンコーダで検出された情報に基づく前記記録媒体の現在の搬送量を、前記搬送ローラで検出された情報に基づく前記記録媒体の現在の搬送量に置換すると共に、前記排紙エンコーダで検出された情報に基づく前記記録媒体の搬送量が前記目標搬送量に到達するよう、前記排紙ローラの回転量を制御するものであり、前記マルチパス記録モードが選択された場合は前記第1制御を行うことを特徴とする。
図1は、本実施例のインクジェット方式の記録装置における記録ヘッドによる記録領域での記録媒体の搬送機構を示す断面図とその制御ブロックを示した図である。
SA11=(SV11−SV10)/St11
一般式にすると以下のようになる。
SAP=(SVP−SVP-1)/StP
次に、排紙エンコーダ計測部102は、搬送エンコーダ計測部101と同様に、排紙エンコーダセンサ45のA相信号とB相信号から排紙エンコーダ位置カウンタ出力と排紙エンコーダ速度カウンタ出力とエンコーダ加速度カウンタ出力を生成する。図2(b)で示されるように、同一タイミングにおいて、排紙エンコーダ位置カウンタの値が搬送エンコーダ位置カウンタの値より大きくなっている。これは、排紙ローラ41の回転速度が搬送ローラ31の回転速度より数パーセント速いためである。図2の状態においては、搬送エンコーダ位置カウンタの値が10カウント進む(増加する)間に、排紙エンコーダ位置カウンタの値は11カウント進む(増加する)。排紙エンコーダA相出力の立ち上がりタイミングから次の立ち上がりタイミングまでの時間(Et11,Et12,Et13,・・・)の計測結果もSt11>Et11となっている。ちなみに、排紙エンコーダ速度カウンタEV12と排紙エンコーダ加速度カウンタEA12は以下の式で求めている。
EA12=(EV12−EV11)/Et12
一般式にすると以下のようになる。
EAP=(EVP−EVP−1)/EtP
図3は、記録媒体2の後端が搬送ローラ31とピンチローラ32による挟持状態から外れるタイミングが発生する記録ヘッド1の1走査分に対応する紙送りを開始した時の状態と、その状態における上記の各演算処理出力のタイミングを示している。搬送エンコーダ位置カウンタと排紙エンコーダ位置カウンタの値が同じになるように演算処理部106が排紙エンコーダ位置カウンタの値を書き換えて(この場合は27999に設定して)から搬送を始める。以下、位置カウンタのカウントアップや速度カウンタ及び加速度カウンタの演算については図2の時と同様である。
このため、その値を大きく超えた場合(例えば予め定められた閾値としての設定値1.1)、あるいは、その値を含む範囲から外れた場合に比較回路104はタイミング信号を出力する。
このため、その値を大きく超えた場合(例えば予め定められた閾値)に比較回路104はタイミング信号を出力する。
また、排紙エンコーダ計測部102が比較回路104から出力されたタイミング信号を入力し、タイミング信号を入力したときの搬送エンコーダ位置カウンタの値を排紙エンコーダ位置カウンタに代入するような構成にしても良い。この場合、演算処理部(制御部)106は、比較回路104から出力されたタイミング信号を入力し、停止目標位置の元となるエンコーダの位置カウンタを搬送側のエンコーダ位置カウンタから排紙側のエンコーダ位置カウンタに切り替える。こうして、実施例1で説明したような演算処理をすることなく、当初の停止目標位置(搬送エンコーダ位置カウンタのカウント値が29023となる位置)に対応する排紙エンコーダ位置カウンタがカウントアップした位置で停止するよう制御することができる。
比較回路104が比較する速度比及び加速度差と、比較設定値の値は、演算処理部106が選択若しくは設定するが、記録媒体の種類や記録モードで切り替えても良い。本実施例では、図7で示すように、演算処理部(制御部)106には記録媒体の種類を検出する検出センサ107が接続されている。この検出センサ107は記録媒体の厚みや剛度(腰)を検出できるセンサである。記録媒体の厚みが厚いほど搬送ローラから外れる時の付勢力は大きくなり、排紙エンコーダでの変動が大きくなる。また、記録媒体の剛度が高いほど搬送ローラから外れる時の付勢力は大きくなり、排紙エンコーダでの変動が大きくなる。このため、記録媒体が厚く剛度が高い場合は比較条件を加速度差で比較したほうが検出しやすく、逆に記録媒体が薄く剛度が低い場合の付勢力は小さいので速度比で比較したほうが検出しやすい。
3 搬送部
4 排紙部
5 搬送モータ
10 搬送制御部
31 搬送ローラ
32 ピンチローラ
34 搬送エンコーダホイール
35 搬送エンコーダセンサ
41 排紙ローラ
42 拍車
44 排紙エンコーダホイール
45 排紙エンコーダセンサ
104 比較回路
105 モータ制御回路
106 演算処理部
Claims (5)
- 記録媒体の搬送路に設けられた搬送ローラと、前記搬送路において前記搬送ローラの下流側に設けられた排紙ローラとを有し、前記搬送ローラと前記排紙ローラの両方により前記記録媒体が搬送される場合には前記搬送ローラの回転量を基準として目標搬送量を設定し、前記記録媒体が搬送される記録装置であって、
前記搬送ローラの回転についての情報を検出する搬送エンコーダと、
前記排紙ローラの回転についての情報を検出する排紙エンコーダと、
前記搬送エンコーダで検出された情報と前記排紙エンコーダで検出された情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に基づいて、前記記録媒体が前記搬送ローラから外れたことを検出する検出手段と、
記録時において、前記検出手段により前記記録媒体が前記搬送ローラから外れたことが検出された場合には、前記排紙ローラによる前記記録媒体の搬送量を前記記録媒体が前記搬送ローラから外れなかった場合の前記搬送ローラによる前記記録媒体の搬送量と同じになるよう、前記目標搬送量を前記排紙ローラの回転量を基準とした値に補正し、前記排紙ローラの回転量を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする記録装置。 - 記録媒体の搬送路に設けられた搬送ローラと、前記搬送路において前記搬送ローラの下流側に設けられた排紙ローラとを有し、前記搬送ローラと前記排紙ローラの両方により前記記録媒体が搬送される場合には前記搬送ローラの回転量を基準として目標搬送量を設定し、前記記録媒体が搬送される記録装置であって、
前記搬送ローラの回転についての情報を検出する搬送エンコーダと、
前記排紙ローラの回転についての情報を検出する排紙エンコーダと、
前記搬送エンコーダで検出された情報と前記排紙エンコーダで検出された情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に基づいて、前記記録媒体が前記搬送ローラから外れたことを検出する検出手段と、
記録時において、前記検出手段により前記記録媒体が前記搬送ローラから外れたことが検出された場合には、前記排紙エンコーダで検出された情報に基づく前記記録媒体の現在の搬送量を、前記搬送ローラで検出された情報に基づく前記記録媒体の現在の搬送量に置換すると共に、前記排紙エンコーダで検出された情報に基づく前記記録媒体の搬送量が前記目標搬送量に到達するよう、前記排紙ローラの回転量を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする記録装置。 - 記録媒体の搬送路に設けられた搬送ローラと、前記搬送路において前記搬送ローラの下流側に設けられた排紙ローラとを有し、前記搬送ローラと前記排紙ローラの両方により前記記録媒体が搬送される場合には前記搬送ローラの回転量を基準として目標搬送量を設定し、前記記録媒体が搬送される記録装置であって、
前記搬送ローラの回転についての情報を検出する搬送エンコーダと、
前記排紙ローラの回転についての情報を検出する排紙エンコーダと、
前記搬送エンコーダで検出された情報と前記排紙エンコーダで検出された情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に基づいて、前記記録媒体が前記搬送ローラから外れたことを検出する検出手段と、
マルチパス記録モードを含む複数の記録モードからユーザによる記録モードの選択を指示する指示手段と、
前記指示手段により選択された記録モードに従って、第1制御又は第2制御を行う制御手段と、を備え、
前記第1制御は、記録時において、前記検出手段により前記記録媒体が前記搬送ローラから外れたことが検出された場合には、前記排紙ローラによる前記記録媒体の搬送量を前記記録媒体が前記搬送ローラから外れなかった場合の前記搬送ローラによる前記記録媒体の搬送量と同じになるよう、前記目標搬送量を前記排紙ローラの回転量を基準とした値に補正し、前記排紙ローラの回転量を制御するものであり、
前記第2制御は、記録時において、前記検出手段により前記記録媒体が前記搬送ローラから外れたことが検出された場合には、前記排紙エンコーダで検出された情報に基づく前記記録媒体の現在の搬送量を、前記搬送ローラで検出された情報に基づく前記記録媒体の現在の搬送量に置換すると共に、前記排紙エンコーダで検出された情報に基づく前記記録媒体の搬送量が前記目標搬送量に到達するよう、前記排紙ローラの回転量を制御するものであり、
前記マルチパス記録モードが選択された場合は前記第1制御を行うことを特徴とする記録装置。 - 前記記録媒体の厚さを計測する計測手段をさらに有し、
前記比較手段は、前記計測手段による計測結果が相対的に薄いことを示す場合は前記排紙ローラの回転速度と前記搬送ローラの回転速度を比較し、相対的に厚いことを示す場合は前記排紙ローラの回転加速度と前記搬送ローラの回転加速度を比較することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の記録装置。 - 前記制御手段は、前記検出手段により前記記録媒体が前記搬送ローラから外れたことが検出される前は、前記搬送ローラによる前記記録媒体の搬送量よりも前記排紙ローラにより前記記録媒体を搬送しようとする量が多くなるように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の記録装置。
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JP2007217242A JP5049700B2 (ja) | 2007-08-23 | 2007-08-23 | 記録装置 |
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JP2007217242A JP5049700B2 (ja) | 2007-08-23 | 2007-08-23 | 記録装置 |
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