JP2003062181A - 遊技機およびその制御方法 - Google Patents

遊技機およびその制御方法

Info

Publication number
JP2003062181A
JP2003062181A JP2001261291A JP2001261291A JP2003062181A JP 2003062181 A JP2003062181 A JP 2003062181A JP 2001261291 A JP2001261291 A JP 2001261291A JP 2001261291 A JP2001261291 A JP 2001261291A JP 2003062181 A JP2003062181 A JP 2003062181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
player
displayed
stopped
symbol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001261291A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nakamoto
敦史 中本
Shinichi Wada
晋一 和田
Katsuhiko Watabe
克彦 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KPE Inc
Original Assignee
KPE Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KPE Inc filed Critical KPE Inc
Priority to JP2001261291A priority Critical patent/JP2003062181A/ja
Publication of JP2003062181A publication Critical patent/JP2003062181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者、例えば特定のシンボル配列だけを狙
うことができるような能力を有する上級者にとっても趣
向性のある遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技機1であって、表示領域3a,3
b,3cに複数のシンボル配列が同時に停止表示される
ことを許容するものであり、当該複数のシンボル配列が
同時に停止表示された際には、これら複数のシンボル配
列のうち、いずれか一のシンボル配列を遊技者に選択さ
せるべく副次的な遊技を提供する副次的遊技提供手段1
2,13を備えることで、前記副次的な遊技の結果決定
した一のシンボル配列に関連付けのある一の遊技態様お
よび/または遊技結果を遊技者に対して提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店等に設
置される遊技機およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ店等に設置される遊技機
としてスロットマシンが知られている。このスロットマ
シンは、例えば各種シンボルが表面に印刷された3個の
回転リールを有し、それぞれリール駆動モータにより回
転する各回転リールを遊技者が対応する各ストップボタ
ンを押したタイミングで停止させ、所定のシンボル(役
シンボル)が入賞ラインに揃ったとき該シンボルに応じ
た枚数のメダルを払出したりボーナスゲームの権利を与
えたりするものである。
【0003】上述したスロットマシンでは、実際には、
遊技者がメダルを投入するかクレジットされているメダ
ルをベットしスタートレバーを操作すると、回転リール
が回転し始めると同時に、今回の遊技の当たり/はずれ
を事前に決定するための、内部抽選と呼ばれる乱数発生
器を用いた電子的な抽選が行われるようになっている。
すなわち、内部抽選により、今回の遊技が大当たり(ビ
ッグボーナス:BB)であるのか、中当たり(レギュラ
ーボーナス:RB)であるのか、小役や単独入賞小役の
小当たりであるのか、再遊技(リプレイ)であるのか、
あるいははずれであるのかが事前に決定されるようにな
っている。
【0004】ところで、近年、例えばビッグボーナスを
成立させるシンボルを2種類(aとb)設け、これらに
対応する2種類のビッグボーナス態様(AとB)を備え
たスロットマシンが導入されつつある。すなわち、この
ようなスロットマシンでは、シンボルaを揃えることに
よりビッグボーナスAが成立し、シンボルbを揃えるこ
とによりビッグボーナスBが成立するようになってい
る。また、シンボルaが揃ったときに成立するビッグボ
ーナスAは、シンボルbが揃ったときに成立するビッグ
ボーナスBよりメダル獲得枚数の多い、有利なゲームと
して設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上述したスロ
ットマシンは、一度内部抽選でボーナス(ビッグボーナ
スAあるいはB)の当選が事前に決定された場合、遊技
者がボーナスシンボル(ビッグボーナスを成立させるシ
ンボルaあるいはb)を揃えるまでは、入賞する権利を
次遊技以降も保持する機能(ボーナスフラグの持ち越し
機能)を備えている。ただし、ボーナスフラグの持ち越
し中においては、遊技ごとにビッグボーナスAを成立さ
せるかビッグボーナスBを成立させるかが抽選で事前に
決定されるため、リール停止制御により、ビッグボーナ
スAを成立させることが事前に決定された遊技ではシン
ボルaを揃えることはできるがシンボルbを揃えること
はできず、また、ビッグボーナスBを成立させることが
事前に決定された遊技ではシンボルbを揃えることはで
きるがシンボルaを揃えることはできない。
【0006】従って、特定のシンボルだけを狙うことが
できるような能力を有する上級者は、シンボルaだけを
狙えば、いつかはシンボルaでメダル獲得枚数の多いビ
ッグボーナスAを成立させることができる。この場合、
ビッグボーナスBを成立させることが事前に決定された
遊技では、はずれとなってしまうが、ボーナスフラグの
持ち越し機能があるため、ビッグボーナスAを成立させ
ることが事前に決定される遊技まで待てばよいことにな
る。このように、2種類のビッグボーナス態様を備えて
いるにも拘わらず、上級者にとっては、シンボルaによ
るビッグボーナスAだけを狙うことができるため、何ら
趣向性のないものとなっていた。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みて為され
たものであり、上級者にとっても趣向性のある遊技機お
よびその制御方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、第1に、本発明の遊技機は、表示領域に任意の複
数のシンボルが変動および/または停止表示可能に構成
され、前記表示領域に停止表示された複数のシンボルの
互いの配列で構成される種々のシンボル配列に依存して
遊技者に付与される遊技価値に差異を生じさせるべく、
それぞれ特定の遊技態様および/または遊技結果を前記
種々のシンボル配列に予め関連付けた遊技機であって、
前記表示領域に複数のシンボル配列が同時に停止表示さ
れることを許容するものであり、当該複数のシンボル配
列が同時に停止表示された際には、これら複数のシンボ
ル配列のうち、いずれか一のシンボル配列を遊技者に選
択させるべく副次的な遊技を提供する副次的遊技提供手
段を備えることで、前記副次的な遊技の結果決定した一
のシンボル配列に関連付けのある一の遊技態様および/
または遊技結果を遊技者に対して提供するよう構成した
ことを特徴としている。
【0009】第2に、本発明の遊技機は、前記第1に記
載の遊技機において、前記同時に停止表示される複数の
シンボル配列のそれぞれが互いに異なる特定の遊技態様
および/または遊技結果に対応するものであることを特
徴としている。
【0010】第3に、本発明の遊技機は、表示領域に任
意の複数のシンボルが変動および/または停止表示可能
に構成され、前記表示領域に停止表示された複数のシン
ボルの互いの配列で構成される種々のシンボル配列に依
存して遊技者に付与される遊技価値に差異を生じさせる
べく、それぞれ特定の遊技態様および/または遊技結果
を前記種々のシンボル配列に予め関連付けた遊技機であ
って、遊技者に付与される遊技価値が最大になるべきも
のとして予め定めた遊技態様および/または遊技結果に
関連付けのあるシンボル配列が前記表示領域に停止表示
される際には、遊技者に付与される遊技価値が最大にな
るべきものとして予め定めた前記遊技態様および/また
は遊技結果以外の遊技態様および/または遊技結果に関
連付けのあるシンボル配列が前記表示領域に同時に停止
表示されるよう構成し、かつ、当該同時に停止表示され
たシンボル配列のうち、いずれか一のシンボル配列を遊
技者に選択させるべく副次的な遊技を提供する副次的遊
技提供手段を備えることで、前記副次的な遊技の結果決
定した一のシンボル配列に関連付けのある一の遊技態様
および/または遊技結果を遊技者に対して提供するよう
構成したことを特徴としている。
【0011】第4に、本発明の遊技機は、前記第1乃至
第3のいずれか一に記載の遊技機において、前記副次的
な遊技において、一のシンボル配列を遊技者が選択する
より先に遊技機内部で事前に決定する内部決定手段と、
この事前に決定されたシンボル配列と遊技者により選択
されたシンボル配列との一致/不一致を判定する判定手
段とを少なくとも備え、前記事前に決定されたシンボル
配列と遊技者により選択されたシンボル配列とが一致す
るときのみ、そのシンボル配列に関連付けのある一の遊
技態様および/または遊技結果を遊技者に対して提供す
るよう構成したことを特徴としている。
【0012】第5に、本発明の遊技機は、前記第1乃至
第4のいずれか一に記載の遊技機において、前記種々の
シンボル配列が前記表示領域に停止表示されるより先
に、停止表示されるべきシンボル配列を事前に抽選決定
する内部抽選機構を具備することを特徴としている。
【0013】第6に、本発明の遊技機は、表示領域に任
意の複数のシンボルが変動および/または停止表示可能
に構成され、前記表示領域に停止表示された複数のシン
ボルの互いの配列で構成される種々のシンボル配列に依
存して遊技者に付与される遊技価値に差異を生じさせる
べく、特定の遊技態様および/または遊技結果を前記種
々のシンボル配列に予め関連付けた遊技機であって、遊
技者に付与される遊技価値が最大になるべきものとして
予め定めた遊技態様および/または遊技結果に関連付け
のあるシンボル配列が前記表示領域に停止表示される際
には、遊技者に付与される遊技価値が最大になるべきも
のとして予め定めた前記遊技態様および/または遊技結
果以外の遊技態様および/または遊技結果に関連付けの
あるシンボル配列が前記表示領域に同時に停止表示され
るよう制御する停止表示制御手段と、当該同時に停止表
示されたシンボル配列のうち、いずれか一のシンボル配
列を遊技者に選択させるべく副次的な遊技を提供する副
次的遊技提供手段と、前記副次的な遊技の結果決定した
一のシンボル配列に関連付けのある一の遊技態様および
/または遊技結果を遊技者に対して提供する副次的遊技
結果提供手段と、を備えたことを特徴としている。
【0014】第7に、本発明の遊技機は、前記第6に記
載の遊技機において、前記副次的な遊技において、一の
シンボル配列を遊技者が選択するより先に遊技機内部で
事前に決定する内部決定手段と、この事前に決定された
シンボル配列と遊技者により選択されたシンボル配列と
の一致/不一致を判定する判定手段とを更に備え、前記
事前に決定されたシンボル配列と遊技者により選択され
たシンボル配列とが一致するときのみ、そのシンボル配
列に関連付けのある一の遊技態様および/または遊技結
果を遊技者に対して提供するよう構成したことを特徴と
している。
【0015】第8に、本発明の遊技機は、前記第6また
は第7に記載の遊技機において、前記種々のシンボル配
列が前記表示領域に停止表示されるより先に、停止表示
されるべきシンボル配列を事前に抽選決定する内部抽選
機構を具備することを特徴としている。
【0016】第9に、本発明の遊技機の制御方法は、複
数の表示領域に任意の複数のシンボルが変動および/ま
たは停止表示可能に構成され、前記複数の表示領域に停
止表示された複数のシンボルの互いの配列で構成される
種々のシンボル配列に依存して遊技者に付与される遊技
価値に差異を生じさせるべく、特定の遊技態様および/
または遊技結果を前記種々のシンボル配列に予め関連付
けた遊技機の制御方法であって、遊技者に付与される遊
技価値が最大になるべきものとして予め定めた遊技態様
および/または遊技結果に関連付けのあるシンボル配列
が前記表示領域に停止表示される際には、遊技者に付与
される遊技価値が最大になるべきものとして予め定めた
前記遊技態様および/または遊技結果以外の遊技態様お
よび/または遊技結果に関連付けのあるシンボル配列が
前記表示領域に同時に停止表示されるよう制御し、当該
同時に停止表示されたシンボル配列のうち、いずれか一
のシンボル配列を遊技者に選択させるべく副次的な遊技
を提供し、前記副次的な遊技の結果決定した一のシンボ
ル配列に関連付けのある一の遊技態様および/または遊
技結果を遊技者に対して提供するよう制御することを特
徴としている。
【0017】第10に、本発明の遊技機は、表示領域に
任意の複数のシンボルが変動および/または停止表示可
能に構成され、前記表示領域に停止表示された複数のシ
ンボルの互いの配列で構成される種々のシンボル配列に
依存して遊技者に付与される遊技価値に差異を生じさせ
るべく、それぞれ特定の遊技態様および/または遊技結
果を前記種々のシンボル配列に予め関連付けた遊技機で
あって、遊技者に付与される遊技価値が最大になるべき
ものとして予め定めた遊技態様および/または遊技結果
に関連付けのあるシンボル配列が前記表示領域に停止表
示される際には、遊技者に付与される遊技価値が最大に
なるべきものとして予め定めた前記遊技態様および/ま
たは遊技結果以外の遊技態様および/または遊技結果に
関連付けのあるシンボル配列が前記表示領域に同時に停
止表示されるよう構成し、当該同時に停止表示された場
合は、遊技者に対して「真」に相当する選択肢を択一的
に選択させるべく抽選ゲームを実行させることで、その
結果に依存していずれか一のシンボル配列に関連付けの
ある一の遊技態様および/または遊技結果を遊技者に対
して提供するよう構成したことを特徴としている。
【0018】第11に、本発明の遊技機は、前記第10
に記載の遊技機において、遊技者に付与される遊技価値
が最大になるべきものとして予め定めた遊技態様および
/または遊技結果を遊技者に提供する際には、前記抽選
ゲームにより遊技者が選択した選択肢を「真」として制
御することを特徴としている。
【0019】第12に、本発明の遊技機は、前記第10
または第11に記載の遊技機において、遊技者に付与さ
れる遊技価値が最大になるべきものとして予め定めた遊
技態様および/または遊技結果以外の遊技態様および/
または遊技結果を遊技者に提供する際には、前記抽選ゲ
ームにより遊技者が選択した選択肢を「偽」として制御
することを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形
態は、本発明をリール式のスロットマシンに適用したも
のである。
【0021】まず、本実施形態に係るスロットマシンの
外観構成について図1を参照しながら説明する。図1に
おいて、本実施形態に係るスロットマシン1は、筐体部
1aと前面部1bとから構成されている。
【0022】筐体部1aには、シンボルとしての各種図
柄(以下、本発明にいう「シンボル」は「図柄」として
説明する)が表面に印刷された3個の回転リール2a,
2b,2cの他に、リール駆動モータ23やリール位置
センサ22を含む、後述する要部の電気的構成(図2参
照)を実現するための部品等が収容されている。ここ
で、左側の回転リール2aおよび右側の回転リール2c
には「赤7」,「青7」,「BAR」,「スイカ」等の
図柄がそれぞれ印刷されており、中央の回転リール2b
には「赤7」と「青7」に対する共通図柄である「黒
7」,「BAR」,「スイカ」等の図柄が印刷されてい
る(図3参照)。なお、「赤7」と「青7」に対する共
通図柄は「黒7」に限定されず、例えば「紫7」として
もよい。
【0023】一方、前面部1bには、回転リール2a,
2b,2cの図柄を表示するための表示領域としての3
個の覗き窓3a,3b,3cがそれぞれ設けられてい
る。回転リール2a,2b,2cの停止時には、覗き窓
3a,3b,3cを介してそれぞれ3個ずつの図柄、合
計9個の図柄を同時に目視(表示)できるようになって
いる。覗き窓3a,3b,3cの上方には、演出等のた
めの液晶表示装置4および電飾装置5a,5bがそれぞ
れ設けられている。また、覗き窓3a,3b,3cの下
方には、メダルを投入するためのメダル投入口6、クレ
ジットされているメダルをベットするためのベットボタ
ン7、遊技を開始させるためのスタートレバー8、およ
び回転リール2a,2b,2cに対応しこれらを停止さ
せるための3個のストップボタン9a,9b,9cがそ
れぞれ設けられている。更に下方には、入賞の際にメダ
ルが払出されるメダル排出口10および払出されたメダ
ルを受ける受け皿11がそれぞれ設けられている。ま
た、覗き窓3bと液晶表示装置4との間には、回転駆動
されるダイス(図示せず)を有するダイス部12が設け
られている。更に、覗き窓3bとストップボタン9bと
の間には、奇偶選択ボタン13が設けられている。これ
らのダイス部12および奇偶選択ボタン13は後述する
副次的な遊技としてのサブゲームを行うための副次的遊
技提供手段であり、回転するダイスが停止したときの目
が奇数となるか偶数となるかについて奇偶選択ボタン1
3によりベットすることができるようになっている。よ
り広い概念で言えば、サブゲームは、遊技者に対して
「真」に相当する選択肢を択一的に選択させるための抽
選ゲーム一種である。なお、図示されているダイス部1
2および奇偶選択ボタン13の配置については一例にす
ぎず、適宜変更可能である。また、奇偶選択ボタン13
のように専用ボタンを設けなくとも、ストップボタン9
a,9cなどをサブゲームの際に、その機能を割り当て
るようにして兼用させてもよい。
【0024】更にまた、3個の覗き窓3a,3b,3c
に亘って、5本の入賞ライン、すなわち水平方向に伸び
る3本の入賞ラインT2,T3,T4および斜め方向に
伸び相互に交差する2本の入賞ラインT1,T5がそれ
ぞれ設けられている。どの入賞ラインが有効とされるか
は、ベットするメダルの数(ベット数)に応じて決定さ
れる。すなわち、ベット数が1(いわゆる1枚賭け)の
場合には1本の入賞ラインT3のみが有効とされ、ベッ
ト数が2(いわゆる2枚賭け)の場合には3本の入賞ラ
インT2〜T4が有効とされ、ベット数が3(いわゆる
3枚賭け)の場合には5本の入賞ラインT1〜T5のす
べてが有効とされるようになっている。なお、本実施形
態に係るスロットマシンは、原則としてベット数3での
遊技を前提としている。
【0025】次に、本実施形態に係るスロットマシン1
の要部の電気的構成について図2を参照しながら説明す
る。図2において、CPU(Central Processing Uni
t)等からなる制御部21には、前述したスタートレバ
ー8、ストップボタン9a,9b,9c、奇偶選択ボタ
ン13がそれぞれ接続されているとともに、回転リール
2a,2b,2cのそれぞれの位置を検知するリール位
置センサ22が接続されている。また、制御部21は、
前述したダイス部12に接続されているとともに、回転
リール2a,2b,2cをそれぞれ回転駆動するリール
駆動モータ23およびROM(Read Only Memory)や乱
数発生器等からなり内部抽選を行う内部抽選機構として
の内部抽選部24にそれぞれ接続されている。
【0026】この内部抽選部24による内部抽選は、遊
技の当たり/はずれ(停止表示されるべきシンボル配
列)を事前に決定するための電子的な抽選であり、遊技
者によるスタートレバー8の操作直後に、回転リール2
a,2b,2cが回転し始めると同時に行われる。具体
的には、図3に示すように、図柄の配列により、遊技結
果として、第1の大当たり、すなわち遊技者に付与され
る遊技価値が最大になるべきものとして予め定めた遊技
態様および/または遊技結果(ビッグボーナスA:BB
A)であるのか、第2の大当たり、(ビッグボーナス
B:BBB)であるのか、中当たり(レギュラーボーナ
ス:RB)であるのか、小役や単独入賞小役の小当たり
であるのか、再遊技(リプレイ)であるのか、あるいは
はずれ(ここで、第2の大当たり以下はずれを含めて、
遊技者に付与される遊技価値が最大になるべきものとし
て予め定めた遊技態様および/または遊技結果以外の遊
技態様および/または遊技結果に相当する)であるのか
が内部抽選によって事前に決定されるようになってい
る。
【0027】上述したように、本実施形態に係るスロッ
トマシンは、2種類のビッグボーナス態様(ビッグボー
ナスAとビッグボーナスB)を備えている。ビッグボー
ナスAは、図柄配列「赤7−黒7−赤7」を揃えること
により成立し、これに入賞した場合、遊技態様としてメ
ダルが15枚払出されるとともに遊技者にビッグボーナ
スゲームAの権利が与えられるようになっている。一
方、ビッグボーナスBは、図柄配列「青7−黒7−青
7」を揃えることにより成立し、これに入賞した場合、
遊技態様としてメダルが15枚払出されるとともに遊技
者にビッグボーナスゲームBの権利が与えられるように
なっている。ここで、ビッグボーナスゲームAは、ビッ
グボーナスゲームBよりメダル獲得枚数の多い、有利な
ゲームとして設定されている。すなわち、ビッグボーナ
スAは、遊技者に付与される遊技価値が最大になるべき
ものとして設定されている。
【0028】次に、本実施形態に係るスロットマシン1
のビッグボーナス当選時の動作について図4を参照しな
がら説明する。図4において、まず、遊技者がメダル投
入口6にメダルを投入するか、クレジットされているメ
ダルをベットボタン7を押すことによりベットしスター
トレバー8を操作すると、回転リール2a,2b,2c
がリール駆動モータ23により回転駆動されると同時
に、内部抽選部24により内部抽選が行われ、その結
果、今回の遊技がビッグボーナス:BB(ビッグボーナ
スAあるいはビッグボーナスB)に当選したか否かが判
定される(ステップS101)。ここで、遊技者がスト
ップボタン9a,9b,9cを押すと、回転リール2
a,2b,2cが順次停止する。このとき、次のような
リール停止制御が行われる。
【0029】ビッグボーナスAの当選が事前に決定され
た遊技では、図柄配列「赤7−黒7−赤7」と図柄配列
「青7−黒7−青7」を同時に揃えることはできるが、
図柄配列「赤7−黒7−赤7」を単独で揃えることはで
きない。すなわち、ビッグボーナスA、ビッグボーナス
Bそれぞれに対応する図柄配列の同時表示は可能である
が、ビッグボーナスAに対応する図柄配列だけの単独表
示は不可能である。一方、ビッグボーナスBの当選が事
前に決定された遊技では、図柄配列「赤7−黒7−赤
7」と図柄配列「青7−黒7−青7」を同時に揃えるこ
ともできるし、図柄配列「青7−黒7−青7」を単独で
揃えることもできる。すなわち、ビッグボーナスA、ビ
ッグボーナスBそれぞれに対応する図柄配列の同時表示
も可能であるし、ビッグボーナスBに対応する図柄配列
だけの単独表示も可能である。図5はビッグボーナスA
とビッグボーナスBの同時表示状態の一例を示してお
り、入賞ラインT1に図柄配列「赤7−黒7−赤7」が
揃っているとともに、入賞ラインT5に図柄配列「青7
−黒7−青7」が揃っている(シンボル配列「赤7−黒
7−赤7」とシンボル配列「青7−黒7−青7」の同時
停止表示)。また、図6はビッグボーナスBの単独表示
状態の一例を示しており、入賞ラインT5に図柄配列
「青7−黒7−青7」が揃っている。なお、「ビッグボ
ーナスAとビッグボーナスBの同時表示」は見かけ上同
時入賞しているような態様であるが、後述するように、
実際にはビッグボーナスAかビッグボーナスBいずれか
の単独入賞となる。
【0030】再び、図4を参照しながら説明を続ける。
ステップS101でビッグボーナスに当選した場合、続
いて、ビッグボーナスAに対応する図柄配列とビッグボ
ーナスBに対応する図柄配列との同時表示であるか否か
が判定される(ステップS102)。同時表示でない場
合、続いて、ビッグボーナスBに対応する図柄配列の単
独表示であるか否かが判定される(ステップS10
9)。ビッグボーナスBに対応する図柄配列の単独表示
である場合、後述するステップS108に進むが、ビッ
グボーナスBに対応する図柄配列の単独表示でない場合
には、ステップS102に戻る。すなわち、本実施形態
に係るスロットマシン1はボーナスフラグの持ち越し機
能を備えており、一度内部抽選部24による内部抽選で
ビッグボーナスの当選が事前に決定された場合、実際に
入賞するまでその権利が次遊技以降も保持されるように
なっている。なお、ボーナスフラグの持ち越し中におい
ては、遊技ごとにビッグボーナスAを成立させるかビッ
グボーナスBを成立させるかが内部決定手段(図示せ
ず)による抽選で事前に決定される。
【0031】ステップS102でビッグボーナスAに対
応する図柄配列とビッグボーナスBに対応する図柄配列
との同時表示である場合、前述したダイス部12および
奇偶選択ボタン13を用いた副次的な遊技であるサブゲ
ームに移行する(ステップS103)。サブゲームは、
ダイス部12の回転するダイスが停止したときの目が奇
数となるか偶数となるかについて遊技者が奇偶選択ボタ
ン13によりベットし、当たった場合ビッグボーナスA
の入賞が確定し、はずれた場合ビッグボーナスBの入賞
が確定するというものである。なお、このサブゲームは
請求項10乃至請求項12に係る発明にいう抽選ゲーム
に相当し、後述するように、このサブゲームの当たり/
はずれは、実際には、前記内部決定手段による抽選の結
果に応じて決定される。
【0032】次に、前記内部決定手段による抽選の結果
がビッグボーナスAを成立させるものであるか否かが判
定される(ステップS104)。その抽選の結果がビッ
グボーナスAを成立させるものである場合、サブゲーム
での結果が遊技者にとって当たり(「真」)となる(ス
テップS105)ように制御する。すなわち、遊技者が
奇数にベットした場合、ダイスが停止したときの目が奇
数となるように、また、遊技者が偶数にベットした場
合、ダイスが停止したときの目が偶数となるようにダイ
ス部12を制御する。そして、ビッグボーナスAの入賞
を確定する(ステップS106)。一方、ステップS1
04で、前記内部決定手段による抽選の結果がビッグボ
ーナスBを成立させるものである場合、サブゲームをは
ずれ(「偽」)とする(ステップS107)。すなわ
ち、遊技者が奇数にベットした場合、ダイスが停止した
ときの目が偶数となるように、また、遊技者が偶数にベ
ットした場合、ダイスが停止したときの目が奇数となる
ようにダイス部12を制御する。そして、ビッグボーナ
スBの入賞を確定する(ステップS108)。
【0033】このように、ビッグボーナスAに対応する
図柄配列とビッグボーナスBに対応する図柄配列との同
時表示があった場合、実際には前記内部決定手段による
抽選の結果に応じてサブゲームの当たり/はずれが事前
に決定されるが、遊技者に対しては、あたかも偶然性に
よりサブゲームの当たり/はずれが決定され、ビッグボ
ーナスA/ビッグボーナスBの入賞が確定されたかのよ
うな感覚を抱かせるような演出が行われるようになって
いる。このため、特定の図柄だけを狙うことができるよ
うな能力を有する上級者に対する趣向性を向上させるこ
とができる。また、これにより、スロットマシンが設置
されるパチンコ店等の収益増も期待することができる。
【0034】更に、ビッグボーナスAに対応する図柄配
列とビッグボーナスBに対応する図柄配列との同時表示
となった場合、前記内部決定手段による抽選の結果に応
じてビッグボーナスA/ビッグボーナスBの入賞が確定
されるようになっており、特定の図柄だけを狙うことが
できるような能力の有無に左右されないため、このよう
な能力を有する上級者と一般者との格差を抑制すること
ができる。
【0035】なお、例えば、2種類の小役の同時入賞と
なるように、図柄配列「スイカ−スイカ−スイカ」と図
柄配列「ベル−ベル−ベル」(図3参照)を同時に揃え
ること(停止表示すること)ができるように構成すると
ともに、図柄配列「スイカ−スイカ−スイカ」と図柄配
列「ベル−ベル−ベル」が同時に揃った場合にも、ダイ
ス部12および奇偶選択ボタン13を用いた副次的な遊
技であるサブゲームに移行するようにしてもよい。そし
て、この場合、サブゲームに当たった際には小役「スイ
カ−スイカ−スイカ」の入賞を確定とし、はずれた際に
は小役「ベル−ベル−ベル」の入賞を確定とすればよ
い。このように構成することにより、サブゲームの当た
り/はずれによって小役「スイカ−スイカ−スイカ」/
小役「ベル−ベル−ベル」の入賞が確定されたかのよう
な感覚を遊技者に抱かせるような演出が可能であり、遊
技者に対する趣向性を向上させることができる。
【0036】なお、サブゲームは、回転するダイスが停
止したときの目が奇数となるか偶数となるかを当てるも
のに限定されず、例えば回転するコインが停止したとき
表となるか裏となるかを当てるようなものとしてもよ
い。
【0037】また、本発明は、リール式のスロットマシ
ンに限定されず、例えばビデオ式のスロットマシンや他
の遊技機にも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、本発
明の遊技機は、表示領域に複数のシンボル配列が同時に
停止表示されることを許容するものであり、当該複数の
シンボル配列が同時に停止表示された際には、これら複
数のシンボル配列のうち、いずれか一のシンボル配列を
遊技者に選択させるべく副次的な遊技を提供する副次的
遊技提供手段を備えることで、前記副次的な遊技の結果
決定した一のシンボル配列に関連付けのある一の遊技態
様および/または遊技結果を遊技者に対して提供するよ
う構成されており、遊技者、例えば特定のシンボル配列
だけを狙うことができるような能力を有する上級者に対
する趣向性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るスロットマシンの外
観構成を示す斜視図である。
【図2】同スロットマシンの要部の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図3】同スロットマシンにおける役構成を示す図であ
る。
【図4】同スロットマシンのビッグボーナス当選時の動
作を示すフローチャートである。
【図5】同スロットマシンにおけるビッグボーナスAと
ビッグボーナスBの同時表示状態の一例を示す図であ
る。
【図6】同スロットマシンにおけるビッグボーナスBの
単独表示状態の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン 2a,2b,2c 回転リール 3a,3b,3c 覗き窓 9a,9b,9c ストップボタン 12 ダイス部 13 奇偶選択ボタン 21 制御部 22 リール位置センサ 23 リール駆動モータ 24 内部抽選部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 克彦 東京都新宿区西新宿一丁目6番1号 コナ ミパーラーエンタテインメント株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示領域に任意の複数のシンボルが変動
    および/または停止表示可能に構成され、前記表示領域
    に停止表示された複数のシンボルの互いの配列で構成さ
    れる種々のシンボル配列に依存して遊技者に付与される
    遊技価値に差異を生じさせるべく、それぞれ特定の遊技
    態様および/または遊技結果を前記種々のシンボル配列
    に予め関連付けた遊技機であって、前記表示領域に複数
    のシンボル配列が同時に停止表示されることを許容する
    ものであり、 当該複数のシンボル配列が同時に停止表示された際に
    は、 これら複数のシンボル配列のうち、いずれか一のシンボ
    ル配列を遊技者に選択させるべく副次的な遊技を提供す
    る副次的遊技提供手段を備えることで、前記副次的な遊
    技の結果決定した一のシンボル配列に関連付けのある一
    の遊技態様および/または遊技結果を遊技者に対して提
    供するよう構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記同時に停止表示される複数のシンボ
    ル配列のそれぞれが互いに異なる特定の遊技態様および
    /または遊技結果に対応するものであることを特徴とす
    る請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 表示領域に任意の複数のシンボルが変動
    および/または停止表示可能に構成され、前記表示領域
    に停止表示された複数のシンボルの互いの配列で構成さ
    れる種々のシンボル配列に依存して遊技者に付与される
    遊技価値に差異を生じさせるべく、それぞれ特定の遊技
    態様および/または遊技結果を前記種々のシンボル配列
    に予め関連付けた遊技機であって、 遊技者に付与される遊技価値が最大になるべきものとし
    て予め定めた遊技態様および/または遊技結果に関連付
    けのあるシンボル配列が前記表示領域に停止表示される
    際には、遊技者に付与される遊技価値が最大になるべき
    ものとして予め定めた前記遊技態様および/または遊技
    結果以外の遊技態様および/または遊技結果に関連付け
    のあるシンボル配列が前記表示領域に同時に停止表示さ
    れるよう構成し、かつ、 当該同時に停止表示されたシンボル配列のうち、いずれ
    か一のシンボル配列を遊技者に選択させるべく副次的な
    遊技を提供する副次的遊技提供手段を備えることで、前
    記副次的な遊技の結果決定した一のシンボル配列に関連
    付けのある一の遊技態様および/または遊技結果を遊技
    者に対して提供するよう構成したことを特徴とする遊技
    機。
  4. 【請求項4】 前記副次的な遊技において、一のシンボ
    ル配列を遊技者が選択するより先に遊技機内部で事前に
    決定する内部決定手段と、この事前に決定されたシンボ
    ル配列と遊技者により選択されたシンボル配列との一致
    /不一致を判定する判定手段とを少なくとも備え、前記
    事前に決定されたシンボル配列と遊技者により選択され
    たシンボル配列とが一致するときのみ、そのシンボル配
    列に関連付けのある一の遊技態様および/または遊技結
    果を遊技者に対して提供するよう構成したことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】 前記種々のシンボル配列が前記表示領域
    に停止表示されるより先に、停止表示されるべきシンボ
    ル配列を事前に抽選決定する内部抽選機構を具備するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 表示領域に任意の複数のシンボルが変動
    および/または停止表示可能に構成され、前記表示領域
    に停止表示された複数のシンボルの互いの配列で構成さ
    れる種々のシンボル配列に依存して遊技者に付与される
    遊技価値に差異を生じさせるべく、特定の遊技態様およ
    び/または遊技結果を前記種々のシンボル配列に予め関
    連付けた遊技機であって、 遊技者に付与される遊技価値が最大になるべきものとし
    て予め定めた遊技態様および/または遊技結果に関連付
    けのあるシンボル配列が前記表示領域に停止表示される
    際には、遊技者に付与される遊技価値が最大になるべき
    ものとして予め定めた前記遊技態様および/または遊技
    結果以外の遊技態様および/または遊技結果に関連付け
    のあるシンボル配列が前記表示領域に同時に停止表示さ
    れるよう制御する停止表示制御手段と、 当該同時に停止表示されたシンボル配列のうち、いずれ
    か一のシンボル配列を遊技者に選択させるべく副次的な
    遊技を提供する副次的遊技提供手段と、 前記副次的な遊技の結果決定した一のシンボル配列に関
    連付けのある一の遊技態様および/または遊技結果を遊
    技者に対して提供する副次的遊技結果提供手段と、を備
    えたことを特徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】 前記副次的な遊技において、一のシンボ
    ル配列を遊技者が選択するより先に遊技機内部で事前に
    決定する内部決定手段と、この事前に決定されたシンボ
    ル配列と遊技者により選択されたシンボル配列との一致
    /不一致を判定する判定手段とを更に備え、前記事前に
    決定されたシンボル配列と遊技者により選択されたシン
    ボル配列とが一致するときのみ、そのシンボル配列に関
    連付けのある一の遊技態様および/または遊技結果を遊
    技者に対して提供するよう構成したことを特徴とする請
    求項6に記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記種々のシンボル配列が前記表示領域
    に停止表示されるより先に、停止表示されるべきシンボ
    ル配列を事前に抽選決定する内部抽選機構を具備するこ
    とを特徴とする請求項6または請求項7に記載の遊技
    機。
  9. 【請求項9】 複数の表示領域に任意の複数のシンボル
    が変動および/または停止表示可能に構成され、前記複
    数の表示領域に停止表示された複数のシンボルの互いの
    配列で構成される種々のシンボル配列に依存して遊技者
    に付与される遊技価値に差異を生じさせるべく、特定の
    遊技態様および/または遊技結果を前記種々のシンボル
    配列に予め関連付けた遊技機の制御方法であって、 遊技者に付与される遊技価値が最大になるべきものとし
    て予め定めた遊技態様および/または遊技結果に関連付
    けのあるシンボル配列が前記表示領域に停止表示される
    際には、遊技者に付与される遊技価値が最大になるべき
    ものとして予め定めた前記遊技態様および/または遊技
    結果以外の遊技態様および/または遊技結果に関連付け
    のあるシンボル配列が前記表示領域に同時に停止表示さ
    れるよう制御し、 当該同時に停止表示されたシンボル配列のうち、いずれ
    か一のシンボル配列を遊技者に選択させるべく副次的な
    遊技を提供し、 前記副次的な遊技の結果決定した一のシンボル配列に関
    連付けのある一の遊技態様および/または遊技結果を遊
    技者に対して提供するよう制御することを特徴とする遊
    技機の制御方法。
  10. 【請求項10】 表示領域に任意の複数のシンボルが変
    動および/または停止表示可能に構成され、前記表示領
    域に停止表示された複数のシンボルの互いの配列で構成
    される種々のシンボル配列に依存して遊技者に付与され
    る遊技価値に差異を生じさせるべく、それぞれ特定の遊
    技態様および/または遊技結果を前記種々のシンボル配
    列に予め関連付けた遊技機であって、 遊技者に付与される遊技価値が最大になるべきものとし
    て予め定めた遊技態様および/または遊技結果に関連付
    けのあるシンボル配列が前記表示領域に停止表示される
    際には、遊技者に付与される遊技価値が最大になるべき
    ものとして予め定めた前記遊技態様および/または遊技
    結果以外の遊技態様および/または遊技結果に関連付け
    のあるシンボル配列が前記表示領域に同時に停止表示さ
    れるよう構成し、 当該同時に停止表示された場合は、遊技者に対して
    「真」に相当する選択肢を択一的に選択させるべく抽選
    ゲームを実行させることで、その結果に依存していずれ
    か一のシンボル配列に関連付けのある一の遊技態様およ
    び/または遊技結果を遊技者に対して提供するよう構成
    したことを特徴とする遊技機。
  11. 【請求項11】 遊技者に付与される遊技価値が最大に
    なるべきものとして予め定めた遊技態様および/または
    遊技結果を遊技者に提供する際には、前記抽選ゲームに
    より遊技者が選択した選択肢を「真」として制御するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の遊技機。
  12. 【請求項12】 遊技者に付与される遊技価値が最大に
    なるべきものとして予め定めた遊技態様および/または
    遊技結果以外の遊技態様および/または遊技結果を遊技
    者に提供する際には、前記抽選ゲームにより遊技者が選
    択した選択肢を「偽」として制御することを特徴とする
    請求項10または請求項11に記載の遊技機。
JP2001261291A 2001-08-30 2001-08-30 遊技機およびその制御方法 Pending JP2003062181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001261291A JP2003062181A (ja) 2001-08-30 2001-08-30 遊技機およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001261291A JP2003062181A (ja) 2001-08-30 2001-08-30 遊技機およびその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003062181A true JP2003062181A (ja) 2003-03-04

Family

ID=19088359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001261291A Pending JP2003062181A (ja) 2001-08-30 2001-08-30 遊技機およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003062181A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006305061A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Samii Kk スロットマシン
JP2007167508A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Aruze Corp 遊技機
US8182325B2 (en) 2005-01-18 2012-05-22 Aristocrat Technologies Australia Pty Ltd Gaming machine with challenge feature
JP2014158786A (ja) * 2014-02-27 2014-09-04 Universal Entertainment Corp 遊技機
JP2014158785A (ja) * 2014-02-27 2014-09-04 Universal Entertainment Corp 遊技機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8182325B2 (en) 2005-01-18 2012-05-22 Aristocrat Technologies Australia Pty Ltd Gaming machine with challenge feature
US8414376B2 (en) 2005-01-18 2013-04-09 Aristocrat Technologies, Inc. Gaming machine with challenge feature
US9123207B2 (en) 2005-01-18 2015-09-01 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Gaming machine with challenge feature
JP2006305061A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Samii Kk スロットマシン
JP2007167508A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Aruze Corp 遊技機
JP2014158786A (ja) * 2014-02-27 2014-09-04 Universal Entertainment Corp 遊技機
JP2014158785A (ja) * 2014-02-27 2014-09-04 Universal Entertainment Corp 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI221782B (en) Random number selector, and bingo game machine incorporating the same
JP4052937B2 (ja) 遊技機、遊技システムおよび遊技プログラム
JP5332300B2 (ja) 回胴式遊技機
WO1999010849A1 (en) Slot machine with background game
JP2002159624A (ja) 賭けゲームの方法と装置
AU738686B2 (en) Slot machine with background game
JP2004344567A (ja) 遊技機
JP2008142456A (ja) ゲーム結果に従って付与される遊技媒体の量に基づいてディーラーを変更するゲーム装置及びゲームのプレイ方法
JP2001347042A (ja) 遊技機
JPH11221312A (ja) スロットマシン
US20080139293A1 (en) Gaming machine
JP2003062181A (ja) 遊技機およびその制御方法
JP3970511B2 (ja) 遊技機
JPH11169505A (ja) 遊技用表示装置及び遊技機
US20080214279A1 (en) Gaming Machine Capable Of Operating To Indicate The Number Of Bets, And Game Playing Method
JP2002291960A (ja) スロットマシン
JP2001095980A (ja) 遊戯台
JP4858923B2 (ja) 遊技機
JP2006116351A (ja) 遊技機
US20080200234A1 (en) Slot machine executing free game according to game outcome of sub game
JP2003180941A (ja) スロットマシン
JP2001190741A (ja) スロットマシン
JP2001178868A (ja) 遊技機
JP2002119640A (ja) 遊技機
JP2006304822A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050714

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050810