JP2001178868A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001178868A
JP2001178868A JP2000355568A JP2000355568A JP2001178868A JP 2001178868 A JP2001178868 A JP 2001178868A JP 2000355568 A JP2000355568 A JP 2000355568A JP 2000355568 A JP2000355568 A JP 2000355568A JP 2001178868 A JP2001178868 A JP 2001178868A
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Yasuyuki Sekine
康行 関根
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Universal Entertainment Corp
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Aruze Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 初心者でも入賞可能な状態になる目押し操作
がし易く、また熟練者にとっても遊技を充分に楽しむこ
とができる遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技機は、表示部と、表示部上に水平方
向に3本及び斜め方向に2本設けられた5本の入賞ライ
ン5A〜5Eとを有し、遊技者の操作により5本の入賞
ラインが有効化され得る。各回転リールにはそれぞれ特
定種類のシンボルが回転方向に3つ連続して配置され、
5本の入賞ラインが有効化されているときに、第1リー
ル4Lの停止により、表示部の上段、中段及び下段に特
定種類のシンボル101が連続して停止表示され、かつ
第2リール4Cの停止により、表示部の中段に特定種類
のシンボルとの組合せで入賞態様を構成するシンボル1
01が停止表示されると、第3リール4Rの停止により
表示部の上段、中段及び下段をそれぞれ含む3本の入賞
ライン5A,5C,5E上で入賞可能な状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種図形、模様、
文字等の図柄(シンボル)を表示する表示部として、回
転リールのような機械的表示装置、或いは液晶、CR
T、プラズマディスプレイ、エレクトロルミネセンスの
ような電気的表示装置を備えた遊技機(弾球遊技機やス
ロットマシンのほか、TVゲーム機を含む)に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スロットマシンは、正面の表示
窓内に複数の図柄を表わした回転リールを横方向に複数
並列に配置することで機械的に構成した可変表示装置、
或いはリール上の図柄を画面に表示することで電気的に
構成した可変表示装置を有する。そして、遊技者のスタ
ート操作に応じて、CPUを含む制御装置が可変表示装
置を駆動して各リール上の図柄を移動表示させ、一定時
間後自動的に或いは遊技者の停止操作により、図柄の移
動表示を停止させた時、表示窓内に現れた各リール上の
図柄が特定の組合せ(入賞図柄)になった場合に、コイ
ン等の遊技媒体を払い出すことで遊技者に利益を付与す
るものである。現在主流の機種においては、回転してい
るリールが停止した時に入賞図柄が表示部の有効ライン
上に揃うのは、内部処理で入賞に当たった場合(具体的
には、マイコンでの乱数抽出による抽選で当選した時)
である。これは、遊技者の停止操作(タイミング)だけ
で停止時の図柄を決定すると、遊技者の熟練度によって
遊技の結果(勝敗)が決まってしまい、遊技者の技量の
みが強調されて遊技の健全さが損なわれると共に、遊技
店にとっても遊技機からのコイン払出率等の管理が困難
になるという問題を解決するためである。
【0003】従って、遊技者が停止操作できるタイプの
遊技機(例えば、停止ボタンを備えたスロットマシン)
でも、内部処理で入賞に当選しなければ、遊技者がどの
ように停止操作をしても、入賞図柄を有効ライン上に揃
えることはできない。すなわち、遊技者の技量が遊技の
結果に現れにくい遊技機となっている。その反面、上記
の遊技機では、遊技者の熟練度が高くなったとしても、
その技量が遊技結果に反映することができず、遊技の魅
力がそがれてしまうという問題がある。
【0004】そこで、一定の条件下で遊技者の停止操作
に応じた遊技結果が得られるようにした遊技機が開発さ
れた。その一例が、特公平5−74391号公報に開示
されている。これは、例えば、上記のようなスロットマ
シンにおいて、遊技中特定の条件が達成された時には、
予め定めたゲーム回数分、複数のリールの一部又は全部
について乱数抽選による停止制御を中止するようにした
ものであり、この中止期間(これを「チャレンジタイ
ム」と称し、以下「CT」と略記する)中は、遊技者の
停止操作(「目押し操作」という)のタイミングでリー
ル停止時の表示態様(シンボルの組合せ)が決定される
ので、遊技結果に遊技者の技量が反映することができる
ようになった(以下、CT期間中の遊技を「CT遊技」
と称する。)。より詳細には、CTとは、乱数抽選など
の判定の有無を間わず、遊技者の停止操作に応じて可変
表示の停止時に役物シンボルを揃えることができる期間
である。また、CT期間中は、遊技者が獲得し易い小さ
い入賞についての判定は行わず、遊技者が獲得し難い大
きな入賞についての判定を行う方式もある。このCT
は、所定の発生条件が成立した時に始まり、所定の解除
条件が成立した時に終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような遊技機において、リールが回転すると、移動表示
される複数のシンボルが干渉するため、遊技者(特に初
心者)にとってはシンボルの判別が難しい。そして、C
Tを採用した遊技機においては、CT期間中の停止操作
(目押し操作)のタイミングをうまく計ることができ
ず、何も得ることなくCT遊技を終了してしまう。すな
わち、CT期間中の目押し操作をするには、ある程度以
上の技術と慣れが要求されるので、初心者は熟練者ほど
CTの利益を享受できない。
【0006】本発明の目的は、初心者でも入賞可能な状
態になる目押し操作がし易く、また熟練者にとっても遊
技を充分に楽しむことができる遊技機を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、各々複数種類
のシンボルが配置された3つの回転リールを第1リー
ル、第2リール及び第3リールとして横並びに配列し、
各リールの回転が停止したときに各リール上の3つのシ
ンボルが上段、中段及び下段に停止表示される表示部
と、該表示部上に水平方向に3本及び斜め方向に2本設
けられた5本の入賞ラインとを有し、遊技者の操作によ
り当該5本の入賞ラインが有効化され得る遊技機におい
て、前記回転リールにはそれぞれ特定種類のシンボルが
回転方向に3つ連続して配置され、前記5本の入賞ライ
ンが有効化されているときに、前記第1リールの停止に
より、前記表示部の上段、中段及び下段に前記特定種類
のシンボルが連続して停止表示され、かつ前記第2リー
ルの停止により、前記表示部の中段に前記特定種類のシ
ンボルとの組合せで入賞態様を構成するシンボルが停止
表示されると、前記第3リールの停止により、前記表示
部の上段、中段及び下段をそれぞれ含む3本の入賞ライ
ン上で入賞可能な状態となるように構成されたことを特
徴とする。
【0008】
【作用及び効果】本発明によれば、第1リールの停止に
より表示部の上段、中段及び下段に特定種類のシンボル
が連続して停止表示され、かつ第2リールの停止により
表示部の中段に特定種類のシンボルとの組合せで入賞態
様を構成するシンボルが停止表示されたときは、水平方
向1本及び斜め方向2本の合計3本の入賞ライン上で入
賞可能な状態(「トリプルテンパイ」と称される状態)
になる。この状態では、遊技者による第3リールの目押
し操作のタイミングが多少ずれたとしても入賞態様が形
成される可能性は高い。
【0009】また、回転リールには特定種類のシンボル
が移動方向に3つ連続して配置されているので、表示部
の上段、中段及び下段に特定種類のシンボルを連続して
停止表示させるような目押し操作を行うことは比較的容
易である。従って、遊技者は、入賞しやすい状態を比較
的容易に作り出すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、スロットマシンやパチンコ
遊技機等の表示部を構成する回転リールの周囲に装着さ
れるシート(リールシート)に本発明を適用した場合に
ついて説明する。
【0011】図1は、3つの回転リールの外周面に各々
装着される3つのリールシートを示す。各リールシート
100L,100C,100Rには、それぞれ複数種類
のシンボルが描かれており、各シンボルは一定間隔で配
置されている。ここで、各リールシート100L,10
0C,100R上には、特定種類のシンボルが、一定方
向(この場合、矢印で示すリールの回転方向)に複数個
(図1では3個)連続して配置されている。図1に破線
の囲みで示すように、第1リールシート100Lでは3
つの「ベル」シンボル101、第2リールシート100
Cでは3つの「プラム」シンボル102、第3リールシ
ート100Rでは3つの「チェリー」シンボル103
が、それぞれ連続配置されている。従って、リールが回
転しているとき、これら特定種類のシンボルは、表示部
内に連続して移動表示されるので、遊技者は、他のシン
ボルと容易に区別して視認することができる。
【0012】この実施例では、各シンボルにそれぞれ異
なる色(「ベル」シンボル101は黄色、「プラム」シ
ンボル102は青色、「チェリー」シンボル103は赤
色)を付している。これは、特定種類のシンボルを形で
区別できたとしても、他のシンボルの中に同一又は類似
の色のシンボルがあれば、それらの色が相互に干渉して
しまう場合があるからである。そこで、同一・同色のシ
ンボルを連続配置することにより、リールの回転による
他のシンボルとの干渉はなくなり、遊技者は、表示され
る色からも容易に特定種類のシンボルを認識することが
できる。
【0013】図2は、本発明による遊技機の一実施例で
あるスロットマシンの外観を示す斜視図である。このス
ロットマシンは、遊技媒体としてコイン、メダル或はト
ークン等を用いて遊技する遊技機であるが、以下はメダ
ルを用いるものとして説明する。
【0014】スロットマシン1の全体を形成しているキ
ャビネット2の正面には、略垂直面として形成された横
長矩形の表示窓3が設けられ、表示窓3には水平に3
本、斜めに2本の入賞ライン5を結ぶ数字表示(上から
順に3,2,1,2,3)が表示窓3の左右に設けられ
ている。これらの入賞ラインは、後述の“1−BET”
スイッチ9、“2−BET”スイッチ10、“最大BE
T”スイッチ11を操作することにより、それぞれ1
本、3本、5本が有効化される。
【0015】キャビネット2の内部には、3つの回転リ
ール4L,4C,4Rが横並びに配列され、各回転リー
ルの外周面には、図1に示したシンボルが描かれた各リ
ールシート100L,100C,100Rが取り付けら
れており、それらの回転によってシンボルが順次表示窓
3内に表示される。これらの回転リールにより、可変表
示装置が構成されている。
【0016】キャビネット2の正面中央の左側には、
遊技者の操作により上記リールを回転させるためのスタ
ートレバー12が、所定の角度範囲で回動自在に取り付
けられている。
【0017】表示窓3の下方右側には、 大量のメダル
を一度に挿入できるバケット型メダル投入口7が設けら
れ、 その左横側に、 メダルをクレジット部(図示せ
ず)へ自動補充するための切替スイッチ8が設けられて
いる。
【0018】スタートレバー12の上方には、1回の押
しボタン操作により、クレジットされているメダルのう
ち1枚だけをゲームに賭けるための1−BETスイッチ
9と、2枚をゲームに賭けるための2−BETスイッチ
10と、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数の
メダルを賭けるための最大BETスイッチ11とが設け
られ、これらのBETスイッチを操作することで、前述
のように所定の入賞ライン5が有効化される。
【0019】スタートレバー12の右側には、表示窓3
内でシンボルを移動表示する3列のリールをそれぞれ停
止させるために、遊技者が操作する3個のストップボタ
ン6L,6C,6Rが各リールに対応して設けられてい
る。
【0020】スタートレバー12の左側には、遊技者が
ゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボ
タン操作で切替えるC/Pスイッチ13が設けられてい
る。この切替えにより、正面下部のメダル払出口14か
らメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受
け部15に溜められる。
【0021】図3〜図6は、それぞれ図2における表示
窓3内の表示状態の例を示す。ここで、5A,5B,5
C,5D,5Eは入賞ライン(5本)である。
【0022】まず、図3は、遊技者がストップボタン
を、第1ストップボタン6L→第2ストップボタン6C
→第3ストップボタン6Rの順番で押し操作する場合の
表示例であり、第1ストップボタン6Lの押し操作で第
1リール4Lが停止し、第2リール4C及び第3リール
4Rは移動表示している状態を示す。この例では、第1
リール4Lの上段位置に「プラム」シンボル102が停
止しており、次の第2リール4Cでは、前述のように
「プラム」シンボル102が3個連続配置されて目押し
操作が容易であるから、遊技者は、後述のように3個の
「プラム」シンボル102の組合せから成る入賞態様2
02(図8)により「当り」となる可能性があること
を、この時点で認識できる。
【0023】この場合、第2リール4Cの停止により表
示窓内の上段及び中段に「プラム」シンボル102が位
置したならば、図4に示すように、2本の入賞ライン5
A,5B上に「プラム」シンボル102が2個並ぶの
で、第3リール4Rの停止時にその上段又は下段に「プ
ラム」シンボル102が位置すると、入賞ライン5A又
は5B上で図8(配当表)に示す入賞態様202が形成
され、「当り」となる。従って、図4のシンボル表示
は、2本の入賞ライン上で当りを期待できる状態(「ダ
ブルテンパイ」と称される)である。
【0024】そこで、遊技者は、移動表示中の第3リー
ル4Rに対しては、上段又は下段に「プラム」シンボル
102が停止するように目押し操作をすることになる。
一方、各リールの目押し操作で表示窓内に引き込む(停
止表示させる)ことができる範囲は、適宜のシンボル数
(例えば4個)に設定されているので、図4の第3リー
ル4Rでは、上段から上方に向かってその個数を加えた
シンボルまで、目押し操作で表示窓内に引き込むことが
できる。例えば、目押し操作のタイミングは、下段のシ
ンボルから3+4=7個まで許容される。従って、多少
目押しのタイミングがずれたとしても入賞が可能とな
る。つまり、目押し操作のタイミングの許容範囲が拡大
されることになる。
【0025】次に、図5は、遊技者が第1ストップボタ
ン6L→第3ストップボタン6R→第2ストップボタン
6Cの順番で押し操作する場合の表示例であり、この場
合、第2リール4Cには図1の第3リールシート100
R、第3リール4Rには第2リールシート100Cを用
いている。
【0026】図5の表示例は、第1ストップボタン6L
の操作後、第3ストップボタン6Rの押し操作により、
第1リール4Lと第3リール4Rが停止した状態を示
す。ここでは、第1リール4Lは図4の例と同様に、上
段に「プラム」シンボル102を停止表示する一方、第
3リール4Rの全段に、前述の3つ連続した「プラム」
シンボル102が停止している。このときも、2本の入
賞ライン5A,5B上に「プラム」シンボル102が2
個並ぶので、第2リール4Cの停止時にその上段又は中
段に「プラム」シンボル102が位置すると、入賞ライ
ン5A又は5B上で図8(配当表)に示す入賞態様20
2が形成され、「当り」となる。従って、図5のシンボ
ル表示も、2本の入賞ライン上で当りを期待できる「ダ
ブルテンパイ」状態である。
【0027】そこで、遊技者は、移動表示中の第2リー
ル4Cに対して「プラム」シンボル102が上段又は中
段に停止表示するように目押し操作をすることになる。
この目押し操作のタイミングは、中段のシンボルから2
+4=6個まで許容される。従って、この場合も目押し
操作のタイミングの許容範囲が拡大され、目押しのタイ
ミングが多少ずれても入賞が可能となる。
【0028】次に、図6は、遊技者が第1ストップボタ
ン6L→第2ストップボタン6C→第3ストップボタン
6R(或いは、第2ストップボタン6C→第1ストップ
ボタン6L→第3ストップボタン6R)の順番で押し操
作する場合の表示例であり、第1ストップボタン6L及
び第2ストップボタン6Cの押し操作で、それぞれ第1
リール4L及び第2リール4Cが停止し、第3リール4
Rは移動表示している状態を示す。
【0029】この例では、表示窓内の第1リール4Lの
上、中、下段に、3個連続して配置された「ベル」シン
ボル101が停止し、第2リール4Cでは、中段に「ベ
ル」シンボル101が停止したことから、第3リール4
Rの停止時にその上段、中段又は下段に「ベル」シンボ
ル101が位置すると、入賞ライン5A,5C又は5E
上で、図8(配当表)に示すように3個の「ベル」シン
ボル101の組合せから成る入賞態様201が形成さ
れ、「当り」となる。従って、図6のシンボル表示は、
3本の入賞ライン上で当りを期待できる状態(「トリプ
ルテンパイ」と称される)である。
【0030】そこで、遊技者は、「ベル」シンボル10
1が第3リール4Rのいずれかの段に停止表示するよう
に目押し操作をすることになる。この目押し操作のタイ
ミングは、図4の場合と同様、下段のシンボルから3+
4=7個まで許容される。従って、この場合も、目押し
のタイミングが多少ずれたとしても入賞が可能となる。
【0031】以上のように、特定種類のシンボルを連続
表示することにより、遊技者にとってシンボルの認識が
容易になるだけでなく、例えば前記CT遊技を行う際に
は、遊技者が初心者であっても、目押し操作のタイミン
グの許容範囲が広いので、熟練者に劣らない利益を享受
できる。
【0032】また、図7に示すように、全リール4L,
4C,4Rが回転中でシンボルを移動表示していても、
図中の破線で示す各特定種類のシンボル101,10
2,103は連続表示されるから、遊技者にとって容易
に認識することができる。ここで、第3リール4Rの3
個連続した「チェリー」シンボル103は、図8の配当
表に示す入賞態様には関係しないので、上中下段に「チ
ェリー」シンボル103が停止表示したとしても、遊技
者にとって有利な状態とはならない。しかし、前述の図
4又は図6のような状態になったとき、遊技者は、第3
リール4Rの停止表示によって当りとなるように目押し
操作をする。ここで、「チェリー」シンボル103は、
移動表示中でも他のシンボルと区別して認識できるの
で、遊技者は、停止表示してほしくない「チェリー」シ
ンボル103をはずすように操作することができる。
【0033】更に、3個連続して配置された「ベル」シ
ンボル101及び「プラム」シンボル102によれば、
入賞となるシンボル組合せを作り易いという直接的効果
だけでなく、これらのシンボル101,102が連続表
示により認識し易いことを利用して、前記「チェリー」
シンボル103と同様に「ベル」シンボル101及び
「プラム」シンボル102についても、停止表示位置を
はずすことにより、図8の配当表に示す他の入賞シンボ
ル組合せ、すなわち、より利益の大きい「7」のゾロ目
や「キャラクタ」シンボルのゾロ目等を出し易くなると
いう間接的効果もある。
【0034】図8は、上記のように入賞となるシンボル
組合せの態様を示す配当表の一例であり、数字はメダル
の配当枚数を示す。このような表は、スロットマシン1
のキャビネット2上の見やすい場所に表示される。
【0035】以上の例は、本発明の表示装置を、回転リ
ールで構成した表示部を有するスロットマシンやパチン
コ遊技機に用いた場合であるが、本発明は他の遊技機、
例えば電気的表示装置を備えたスロットマシンや映像装
置を備えたTVゲーム機にも同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のリールシートを示す図。
【図2】本発明の実施例のスロットマシンの外観を示す
正面斜視図。
【図3】実施例の表示部において第1リールが停止表示
し、第2,第3リールが移動表示中の状態を示す図。
【図4】実施例の表示部において第1,第2リールが停
止し、第3リールが移動表示中で特定の「プラム」シン
ボルについてリーチ状態となっている状態を示す図。
【図5】実施例の表示部において第1,第3リールが停
止し、第2リールが移動表示中で特定の「プラム」シン
ボルについてリーチ状態となっている状態を示す図。
【図6】実施例の表示部において第1,第2リールが停
止し、第3リールが移動表示中で特定の「ベル」シンボ
ルについてリーチ状態となっている状態を示す図。
【図7】全リールが移動表示中の状態を示す図。
【図8】入賞態様のシンボル組合せを示す配当表の例を
示す図。
【符号の説明】
100L,100C,100R…リールシート、101
…「ベル」シンボル、102…「プラム」シンボル、1
03…「チェリー」シンボル、1…スロットマシン、2
…キャビネット、3…表示窓、4L,4C,4R…リー
ル、5…入賞ライン、6L,6C,6R…ストップボタ
ン、7…メダル投入口、8…切替スイッチ、9…1−B
ETスイッチ、10…2−BETスイッチ、11…最大
BETスイッチ、12…スタートレバー、13…C/P
スイッチ、14…メダル払出口、15…メダル受け部、
201,202…入賞態様のシンボル組合せ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ複数種類のシンボルが配置された
    3つの回転リールを第1リール、第2リール及び第3リ
    ールとして横並びに配列し、各リールの回転が停止した
    ときに各リール上の3つのシンボルが上段、中段及び下
    段に停止表示される表示部と、該表示部上に水平方向に
    3本及び斜め方向に2本設けられた5本の入賞ラインと
    を有し、遊技者の操作により当該5本の入賞ラインが有
    効化され得る遊技機において、 前記回転リールにはそれぞれ特定種類のシンボルが回転
    方向に3つ連続して配置され、前記5本の入賞ラインが
    有効化されているときに、前記第1リールの停止によ
    り、前記表示部の上段、中段及び下段に前記特定種類の
    シンボルが連続して停止表示され、かつ前記第2リール
    の停止により、前記表示部の中段に前記特定種類のシン
    ボルとの組合せで入賞態様を構成するシンボルが停止表
    示されると、前記第3リールの停止により前記表示部の
    上段、中段及び下段をそれぞれ含む3本の入賞ライン上
    で入賞可能な状態となるように構成された遊技機。
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