JP2004105776A - 遊技用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 初心者でも目押し操作がし易くなるようにすると共に、熟練者にとっても遊技を充分に楽しむことができる遊技用表示装置を提供する。
【解決手段】 遊技に必要な複数種類のシンボルを一定方向に移動表示する表示面を備えた遊技用表示装置において、表示面上には特定種類のシンボル101,102,103が移動方向に連続して複数個現れるように構成した。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機に用いられる表示装置であって、表示部が各種図形、模様、文字等の図柄(シンボル)を表示する回転リールのような機械的表示装置、或いは液晶、CRT、プラズマディスプレイ、エレクトロルミネセンスのような電気的表示装置から成る遊技用表示装置に関する。
 例えば、スロットマシンは、正面の表示窓内に複数の図柄を表わした回転リールを横方向に複数並列に配置することで機械的に構成した可変表示装置、或いはリール上の図柄を画面に表示することで電気的に構成した可変表示装置を有する。そして、遊技者のスタート操作に応じて、CPUを含む制御装置が可変表示装置を駆動して各リール上の図柄を移動表示させ、一定時間後自動的に或いは遊技者の停止操作により、図柄の移動表示を停止させた時、表示窓内に現れた各リール上の図柄が特定の組合せ(入賞図柄)になった場合に、コイン等の遊技媒体を払い出すことで遊技者に利益を付与するものである。現在主流の機種においては、回転しているリールが停止した時に入賞図柄が表示部の有効ライン上に揃うのは、内部処理で入賞に当たった場合(具体的には、マイコンでの乱数抽出による抽選で当選した時)である。これは、遊技者の停止操作(タイミング)だけで停止時の図柄を決定すると、遊技者の熟練度によって遊技の結果(勝敗)が決まってしまい、遊技者の技量のみが強調されて遊技の健全さが損なわれると共に、遊技店にとっても遊技機からのコイン払出率等の管理が困難になるという問題を解決するためである。
 従って、遊技者が停止操作できるタイプの遊技機(例えば、停止ボタンを備えたスロットマシン)でも、内部処理で入賞に当選しなければ、遊技者がどのように停止操作をしても、入賞図柄を有効ライン上に揃えることはできない。すなわち、遊技者の技量が遊技の結果に現れにくい遊技機となっている。その反面、上記の遊技機では、遊技者の熟練度が高くなったとしても、その技量が遊技結果に反映することができず、遊技の魅力がそがれてしまうという問題がある。
 そこで、一定の条件下で遊技者の停止操作に応じた遊技結果が得られるようにした遊技機が開発された(例えば、特許文献1)。これは、例えば、上記のようなスロットマシンにおいて、遊技中特定の条件が達成された時には、予め定めたゲーム回数分、複数のリールの一部又は全部について乱数抽選による停止制御を中止するようにしたものであり、この中止期間(これを「チャレンジタイム」と称し、以下「CT」と略記する)中は、遊技者の停止操作(「目押し操作」という)のタイミングでリール停止時の表示態様(シンボルの組合せ)が決定されるので、遊技結果に遊技者の技量が反映することができるようになった(以下、CT期間中の遊技を「CT遊技」と称する。)。より詳細には、CTとは、乱数抽選などの判定の有無を問わず、遊技者の停止操作に応じて可変表示の停止時に役物シンボルを揃えることができる期間である。また、CT期間中は、遊技者が獲得し易い小さい入賞についての判定は行わず、遊技者が獲得し難い大きな入賞についての判定を行う方式もある。このCTは、所定の発生条件が成立した時に始まり、所定の解除条件が成立した時に終了する。
特公平5−74391号公報
 しかしながら、上記のような遊技機において、リールが回転すると、移動表示される複数のシンボルが干渉し合って見えるため、遊技者(特に初心者)にとってはシンボルの判別が難しい。そして、CTを採用した遊技機においては、CT期間中の停止操作(目押し操作)のタイミングがうまく計ることができず、何も得ることなくCT遊技を終了してしまう。すなわち、CT期間中の目押し操作をするには、ある程度以上の技術と慣れが要求されるので、初心者は熟練者ほどCTの利益を享受できない。
 本発明の目的は、初心者でも目押し操作がし易くなるようにすると共に、熟練者にとっても遊技を充分に楽しむことができる遊技用表示装置を提供することである。
 本発明の第1の態様は、遊技に必要な複数種類のシンボルを一定方向に移動表示する表示面を備え、該表示面上には前記シンボルのうち特定種類のシンボルが移動方向に連続して複数個現れるように構成されたことを特徴とする遊技用表示装置が提供される。
 第2の態様は、前記移動表示が停止した時に表示されるシンボル組合せが前記特定種類のシンボルを含むとき、遊技状態が遊技者にとって有利にならないように構成される。
 第3の態様は、前記移動表示が停止した時に表示されるシンボルの組合せが前記特定種類のシンボルを含むとき、遊技状態が遊技者にとって有利になるように構成される。
 第4の態様は、前記特定種類のシンボルのうち、前記移動表示が停止した時に表示される特定のシンボル組合せを構成する第1のシンボルが第1列に、前記移動表示が停止した時に表示される別の特定のシンボル組合せを構成する第2のシンボルが第2列に、前記移動表示が停止した時に表示される更に別の特定のシンボル組合せを構成する第3のシンボルが第3列に、それぞれ複数個連続して現れるように構成される。
 第5の態様は、前記特定種類のシンボルが特定の態様、例えば特定の色や特定の大きさ、中心線からの特定の変位等で他と区別されるように構成される。
 第6の態様は、前記表示面上に前記特定種類のシンボルが移動方向に連続して3個以上現れるように構成される。
 本発明の別の態様として、遊技に必要な複数種類のシンボルを一定方向に移動表示する表示部を備え、該表示部には前記シンボルのうち特定種類のシンボルが移動方向に連続して複数個現れるように構成されたことを特徴とする遊技機が提供される。
 本発明の第1の態様によれば、遊技に必要な複数種類のシンボルを一定方向に移動表示する表示面において、複数種類のシンボルの移動表示中に各々のシンボルが相互に干渉することにより個々のシンボルを認識することが容易でない場合でも、特定種類のシンボルが移動方向に連続して複数個現れるので、遊技者は特定種類のシンボルを、他のシンボルと干渉することなく認識することができる。例えば、CTを採用したスロットマシンにおいては、遊技者はCT期間中、比較的容易に目押し操作をすることができる。
 第2の態様によれば、移動表示が停止した時に表示される特定種類のシンボルが遊技者にとって有利でないシンボル組合せを構成するので、遊技者は、特定種類のシンボルを、移動表示が停止した時に揃って欲しくないシンボルとして、他のシンボルと区別し、目押し操作により容易にはずすことができる。
 第3の態様によれば、移動表示が停止した時に表示される特定種類のシンボルが遊技者にとって有利な(例えば「大当り」、「中当り」又は「小当り」を表す)シンボル組合せを構成するので、遊技者は、特定種類のシンボルを、移動表示が停止した時にそのシンボル組合せになるように目押し操作で比較的容易に停止表示させることができる。
 第4の態様によれば、第1列、第2列及び第3列でそれぞれ特定のシンボル組合せを構成する特定種類のシンボルが移動方向に連続して複数個配置されているので、遊技者は、各列で特定種類のシンボルを他のシンボルと干渉することなく認識することができる。
 例えば、スロットマシンの表示部において、第1列の所定位置に第1のシンボルを停止表示させた場合、遊技者は、第2列及び第3列において、第1のシンボルとは別のシンボルである第2のシンボル及び第3のシンボルを外すように目押し操作をすることにより、第1のシンボル組合せによる入賞を比較的容易に出すことができる。また、第2列に第2のシンボルを停止表示させた場合、遊技者は、第1列及び第3列において、第2のシンボルとは別のシンボルである第1のシンボル及び第3のシンボルを外すように目押し操作をすることにより、第2のシンボル組合せによる入賞を比較的容易に出すことができる。更に、第3列に第3のシンボルを停止表示させた場合、遊技者は、第1列及び第2列において、第3のシンボルとは別のシンボルである第1のシンボル及び第2のシンボルを外すように目押し操作をすることにより、第3のシンボル組合せによる入賞を比較的容易にすることができる。但し、これらの場合において、例えば第3列の第3シンボルが入賞に寄与しないシンボルであるならば、第3列を最後に停止させる手順を踏むことにより第1及び第2のシンボルを揃え易くすることも可能である。
 第5の態様によれば、たとえ特定種類のシンボルが移動方向に連続して複数個現れるとしても、特定種類のシンボルと他のシンボルとが、例えば同色又は類似色で表示されていれば、各シンボルの有する色が相互に干渉し、特定種類のシンボルを認識することが困難になるが、ここでは、特定種類のシンボルが特定の色等によって他と区別されているので、移動表示中でも、他のシンボルの色等と相互に干渉することなく特定種類のシンボルを認識することができる。特定の色に限らず、他と比べてシンボルの大きさを小さく又は大きくした特定の大きさのもの、総じて中心に並ぶ他のシンボルに比べて左又は右に変位させたもの等でも同様に、特定種類のシンボルを一層容易に認識することができる。
 第6の態様によれば、特定種類のシンボルが移動方向に連続して3個以上現れるように構成しているので、例えばスロットマシンにおいては、通常、シンボルの移動表示を停止させると、表示面には移動方向に3個のシンボルが停止表示されることから、停止表示される特定種類のシンボルの組合せを「当り」とするためにも有用である。
 更に、本発明によれば、従来の遊技機に設けられている液晶表示器やその制御装置を用いて上記と同様の表示ができる遊技機が提供される。
 以下、スロットマシンやパチンコ遊技機等の表示部を構成する回転リールの周囲に装着されるシート(リールシート)に本発明を適用した場合について説明する。
 図1は、3つの回転リールの外周面に各々装着される3つのリールシートを示す。各リールシート100L,100C,100Rには、それぞれ複数種類のシンボルが描かれており、各シンボルは一定間隔で配置されている。ここで、各リールシート100L,100C,100R上には、特定種類のシンボルが、一定方向(この場合、矢印で示すリールの回転方向)に複数個(図1では3個)連続して配置されている。図1に破線の囲みで示すように、第1リールシート100Lでは3つの「ベル」シンボル101、第2リールシート100Cでは3つの「プラム」シンボル102、第3リールシート100Rでは3つの「チェリー」シンボル103が、それぞれ連続配置されている。従って、リールが回転しているとき、これら特定種類のシンボルは、表示部内に連続して移動表示されるので、遊技者は、他のシンボルと容易に区別して視認することができる。
 この実施例では、各シンボルにそれぞれ異なる色(「ベル」シンボル101は黄色、「プラム」シンボル102は青色、「チェリー」シンボル103は赤色)を付している。これは、特定種類のシンボルを形で区別できたとしても、他のシンボルの中に同一又は類似の色のシンボルがあれば、それらの色が相互に干渉してしまう場合があるからである。そこで、同一・同色のシンボルを連続配置することにより、リールの回転による他のシンボルとの干渉はなくなり、遊技者は、表示される色からも容易に特定種類のシンボルを認識することができる。
 図2は、本発明による遊技機の一実施例であるスロットマシンの外観を示す斜視図である。このスロットマシンは、遊技媒体としてコイン、メダル或はトークン等を用いて遊技する遊技機であるが、以下はメダルを用いるものとして説明する。
 スロットマシン1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、略垂直面として形成された横長矩形の表示窓3が設けられ、表示窓3には水平に3本、斜めに2本の入賞ライン5を結ぶ数字表示(上から順に3,2,1,2,3)が表示窓3の左右に設けられている。これらの入賞ラインは、後述の“1−BET”スイッチ9、“2−BET”スイッチ10、“最大BET”スイッチ11を操作することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。
 キャビネット2の内部には、3つの回転リール4L,4C,4Rが横並びに配列され、各回転リールの外周面には、図1に示したシンボルが描かれた各リールシート100L,100C,100Rが取り付けられており、それらの回転によってシンボルが順次表示窓3内に表示される。これらの回転リールにより、可変表示装置が構成されている。
 キャビネット2の正面中央の左側には、遊技者の操作により上記リールを回転させるためのスタートレバー12が、所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
 表示窓3の下方右側には、大量のメダルを一度に挿入できるバケット型メダル投入口7が設けられ、その左横側に、メダルをクレジット部(図示せず)へ自動補充するための切替スイッチ8が設けられている。
 スタートレバー12の上方には、1回の押しボタン操作により、クレジットされているメダルのうち1枚だけをゲームに賭けるための1−BETスイッチ9と、2枚をゲームに賭けるための2−BETスイッチ10と、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数のメダルを賭けるための最大BETスイッチ11とが設けられ、これらのBETスイッチを操作することで、前述のように所定の入賞ライン5が有効化される。
 スタートレバー12の右側には、表示窓3内でシンボルを移動表示する3列のリールをそれぞれ停止させるために、遊技者が操作する3個のストップボタン6L,6C,6Rが各リールに対応して設けられている。
 スタートレバー12の左側には、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切替えるC/Pスイッチ16が設けられている。この切替えにより、正面下部のメダル払出口14からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受け部15に溜められる。
 図3〜図6は、それぞれ図2における表示窓3内の表示状態の例を示す。ここで、5A,5B,5C,5D,5Eは入賞ライン(5本)である。
 まず、図3は、遊技者がストップボタンを、第1ストップボタン6L→第2ストップボタン6C→第3ストップボタン6Rの順番で押し操作する場合の表示例であり、第1ストップボタン6Lの押し操作で第1リール4Lが停止し、第2リール4C及び第3リール4Rは移動表示している状態を示す。この例では、第1リール4Lの上段位置に「プラム」シンボル102が停止しており、次の第2リール4Cでは、前述のように「プラム」シンボル102が3個連続配置されて目押し操作が容易であるから、遊技者は、後述のように3個の「プラム」シンボル102の組合せから成る入賞態様202(図8)により「当り」となる可能性があることを、この時点で認識できる。
 この場合、第2リール4Cの停止により表示窓内の上段及び中段に「プラム」シンボル102が位置したならば、図4に示すように、2本の入賞ライン5A,5B上に「プラム」シンボル102が2個並ぶので、第3リール4Rの停止時にその上段又は下段に「プラム」シンボル102が位置すると、入賞ライン5A又は5B上で図8(配当表)に示す入賞態様202が形成され、「当り」となる。従って、図4のシンボル表示は、2本の入賞ライン上で当りを期待できる状態(「ダブルテンパイ」と称される)である。
 そこで、遊技者は、移動表示中の第3リール4Rに対しては、上段又は下段に「プラム」シンボル102が停止するように目押し操作をすることになる。一方、各リールの目押し操作で表示窓内に引き込む(停止表示させる)ことができる範囲は、適宜のシンボル数(例えば4個)に設定されているので、図4の第3リール4Rでは、上段から上方に向かってその個数を加えたシンボルまで、目押し操作で表示窓内に引き込むことができる。例えば、目押し操作のタイミングは、下段のシンボルから3+4=7個まで許容される。従って、多少目押しのタイミングがずれたとしても入賞が可能となる。つまり、目押し操作のタイミングの許容範囲が拡大されることになる。
 次に、図5は、遊技者が第1ストップボタン6L→第3ストップボタン6R→第2ストップボタン6Cの順番で押し操作する場合の表示例であり、この場合、第2リール4Cには図1の第3リールシート100R、第3リール4Rには第2リールシート100Cを用いている。
 図5の表示例は、第1ストップボタン6Lの操作後、第3ストップボタン6Rの押し操作により、第1リール4Lと第3リール4Rが停止した状態を示す。ここでは、第1リール4Lは図4の例と同様に、上段に「プラム」シンボル102を停止表示する一方、第3リール4Rの全段に、前述の3つ連続した「プラム」シンボル102が停止している。このときも、2本の入賞ライン5A,5B上に「プラム」シンボル102が2個並ぶので、第2リール4Cの停止時にその上段又は中段に「プラム」シンボル102が位置すると、入賞ライン5A又は5B上で図8(配当表)に示す入賞態様202が形成され、「当り」となる。従って、図5のシンボル表示も、2本の入賞ライン上で当りを期待できる「ダブルテンパイ」状態である。
 そこで、遊技者は、移動表示中の第2リール4Cに対して「プラム」シンボル102が上段又は中段に停止表示するように目押し操作をすることになる。この目押し操作のタイミングは、中段のシンボルから2+4=6個まで許容される。従って、この場合も目押し操作のタイミングの許容範囲が拡大され、目押しのタイミングが多少ずれても入賞が可能となる。
 次に、図6は、遊技者が第1ストップボタン6L→第2ストップボタン6C→第3ストップボタン6R(或いは、第2ストップボタン6C→第1ストップボタン6L→第3ストップボタン6R)の順番で押し操作する場合の表示例であり、第1ストップボタン6L及び第2ストップボタン6Cの押し操作で、それぞれ第1リール4L及び第2リール4Cが停止し、第3リール4Rは移動表示している状態を示す。
 この例では、表示窓内の第1リール4Lの上、中、下段に、3個連続して配置された「ベル」シンボル101が停止し、第2リール4Cでは、中段に「ベル」シンボル101が停止したことから、第3リール4Rの停止時にその上段、中段又は下段に「ベル」シンボル101が位置すると、入賞ライン5A,5C又は5E上で、図8(配当表)に示すように3個の「ベル」シンボル101の組合せから成る入賞態様201が形成され、「当り」となる。従って、図6のシンボル表示は、3本の入賞ライン上で当りを期待できる状態(「トリプルテンパイ」と称される)である。
 そこで、遊技者は、「ベル」シンボル101が第3リール4Rのいずれかの段に停止表示するように目押し操作をすることになる。この目押し操作のタイミングは、図4の場合と同様、下段のシンボルから3+4=7個まで許容される。従って、この場合も、目押しのタイミングが多少ずれたとしても入賞が可能となる。
 以上のように、特定種類のシンボルを連続表示することにより、遊技者にとってシンボルの認識が容易になるだけでなく、例えば前記CT遊技を行う際には、遊技者が初心者であっても、目押し操作のタイミングの許容範囲が広いので、熟練者に劣らない利益を享受できる。
 また、図7に示すように、全リール4L,4C,4Rが回転中でシンボルを移動表示していても、図中の破線で示す各特定種類のシンボル101,102,103は連続表示されるから、遊技者にとって容易に認識することができる。ここで、第3リール4Rの3個連続した「チェリー」シンボル103は、図8の配当表に示す入賞態様には関係しないので、上中下段に「チェリー」シンボル103が停止表示したとしても、遊技者にとって有利な状態とはならない。しかし、前述の図4又は図6のような状態になったとき、遊技者は、第3リール4Rの停止表示によって当りとなるように目押し操作をする。ここで、「チェリー」シンボル103は、移動表示中でも他のシンボルと区別して認識できるので、遊技者は、停止表示してほしくない「チェリー」シンボル103をはずすように操作することができる。
 更に、3個連続して配置された「ベル」シンボル101及び「プラム」シンボル102によれば、入賞となるシンボル組合せを作り易いという直接的効果だけでなく、これらのシンボル101,102が連続表示により認識し易いことを利用して、前記「チェリー」シンボル103と同様に「ベル」シンボル101及び「プラム」シンボル102についても、停止表示位置をはずすことにより、図8の配当表に示す他の入賞シンボル組合せ、すなわち、より利益の大きい「7」のゾロ目や「キャラクタ」シンボルのゾロ目等を出し易くなるという間接的効果もある。
 図8は、上記のように入賞となるシンボル組合せの態様を示す配当表の一例であり、数字はメダルの配当枚数を示す。このような表は、スロットマシン1のキャビネット2上の見やすい場所に表示される。
 以上の例は、本発明の表示装置を、回転リールで構成した表示部を有するスロットマシンやパチンコ遊技機に用いた場合であるが、本発明は他の遊技機、例えば電気的表示装置を備えたスロットマシンや映像装置を備えたTVゲーム機にも同様に適用できる。
本発明の実施例のリールシートを示す図。 本発明の実施例のスロットマシンの外観を示す正面斜視図。 実施例の表示部において第1リールが停止表示し、第2,第3リールが移動表示中の状態を示す図。 実施例の表示部において第1,第2リールが停止し、第3リールが移動表示中で特定の「プラム」シンボルについてリーチ状態となっている状態を示す図。 実施例の表示部において第1,第3リールが停止し、第2リールが移動表示中で特定の「プラム」シンボルについてリーチ状態となっている状態を示す図。 実施例の表示部において第1,第2リールが停止し、第3リールが移動表示中で特定の「ベル」シンボルについてリーチ状態となっている状態を示す図。 全リールが移動表示中の状態を示す図。 入賞態様のシンボル組合せを示す配当表の例を示す図。
符号の説明
 100L,100C,100R…リールシート、101…「ベル」シンボル、102…「プラム」シンボル、103…「チェリー」シンボル、1…スロットマシン、2…キャビネット、3…表示窓、4L,4C,4R…リール、5…入賞ライン、6L,6C,6R…ストップボタン、7…メダル投入口、8…切替スイッチ、9…1−BETスイッチ、10…2−BETスイッチ、11…最大BETスイッチ、12…スタートレバー、13…C/Pスイッチ、14…メダル払出口、15…メダル受け部、201,202…入賞態様のシンボル組合せ。

Claims (6)

  1.  遊技に必要な複数種類のシンボルを一定方向に移動表示する表示面を備え、該表示面上には前記シンボルのうち特定種類のシンボルが移動方向に連続して複数個現れるように構成されたことを特徴とする遊技用表示装置。
  2.  前記移動表示が停止した時に表示されるシンボルの組合せが前記特定種類のシンボルを含むとき、遊技状態が遊技者にとって有利にならないように構成されたことを特徴とする請求項1記載の遊技用表示装置。
  3.  前記移動表示が停止した時に表示されるシンボルの組合せが前記特定種類のシンボルを含むとき、遊技状態が遊技者にとって有利となるように構成されたことを特徴とする請求項1記載の遊技用表示装置。
  4.  前記特定種類のシンボルのうち、前記移動表示が停止した時に表示される特定のシンボル組合せを構成する第1のシンボルが第1列に、前記移動表示が停止した時に表示される別の特定のシンボル組合せを構成する第2のシンボルが第2列に、前記移動表示が停止した時に表示される更に別の特定のシンボル組合せを構成する第3のシンボルが第3列に、それぞれ複数個連続して現れるように配置されていることを特徴とする請求項1記載の遊技用表示装置。
  5.  前記特定種類のシンボルは、特定の態様により他と区別されるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の遊技用表示装置。
  6.  前記表示面上に前記特定種類のシンボルが移動方向に連続して3個以上現れるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の遊技用表示装置。

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