JP2003061189A - スピーカの磁気回路 - Google Patents

スピーカの磁気回路

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JP2003061189A JP2001246110A JP2001246110A JP2003061189A JP 2003061189 A JP2003061189 A JP 2003061189A JP 2001246110 A JP2001246110 A JP 2001246110A JP 2001246110 A JP2001246110 A JP 2001246110A JP 2003061189 A JP2003061189 A JP 2003061189A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸線方向にずらして2か所に設けた磁気ギャ
ップ内の磁束密度分布がアンバランスにならず、信号電
流のレベルに対するリニアリティを損なうことなく振幅
領域の拡大が図れるスピーカの磁気回路を提供するこ
と。 【解決手段】 軸線方向に着磁された主マグネット4
と、この主マグネット4の磁路が形成されるヨーク1と
を備え、軸線方向にずらした上下2か所に、ボイスコイ
ル5が配置される上部磁気ギャップG1と下部磁気ギャ
ップG2とを設けたスピーカの磁気回路において、上部
磁気ギャップG1は通過するが下部磁気ギャップG2は
通過しない磁路の途中に、該磁路に沿って着磁されて上
部磁気ギャップG1に磁束を供給する補助マグネット1
4を設けることにより、下部磁気ギャップG2内の磁束
量と上部磁気ギャップG1内の磁束量とが略同等となる
ように設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動電型のスピーカ
の磁気回路に係り、特に、上下2か所に設けた磁気ギャ
ップ内にボイスコイルを配置させることによってリニア
な振幅領域の拡大を図ったスピーカの磁気回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁路の途中に設けられた磁気ギャップ内
にボイスコイルを配置し、このボイスコイルに信号電流
(音声電流)を通電して振動させることにより振動板を
駆動するようにした動電型のスピーカでは、信号電流の
レベルに対してボイスコイルの振幅をリニアに変化させ
ないと音のひずみが発生してしまうので、振動中のボイ
スコイルに作用する磁気ギャップ内の磁束を一定に保っ
ておく必要がある。
【0003】しかしながら、図6に示すように、マグネ
ット4の磁路が形成されるヨーク1のポールピース部2
と上部プレート3とが磁気ギャップGを介して対向し、
かつ上部プレート3の内周面の厚さ寸法よりも巻き幅の
小さいボイスコイル5を磁気ギャップG内に配置させて
いるスピーカの場合、ボイスコイル5を磁気ギャップG
の図示上方もしくは図示下方まで変位させると、このボ
イスコイル5に作用する磁束が急減してしまうので、音
のひずみを防止するためにはボイスコイル5の振幅領域
を小さく設定しておかねばならない。つまり、音量を大
きくすると音のひずみが発生してしまうという不具合が
あった。なお、ボイスコイル5の巻き幅を上部プレート
3の内周面の厚さ寸法よりも大きくしておけば、リニア
な振幅領域を拡大させることは可能であるが、この場
合、ボイスコイル5の重量が増加して電気音響変換効率
が悪くなってしまう。
【0004】そこで従来、図7に示すように、軸線方向
にずらした上下2か所に上部磁気ギャップG1と下部磁
気ギャップG2を設け、これら両磁気ギャップG1,G
2内にボイスコイル5を配置させたスピーカが提案され
ている。同図に示すスピーカの磁気回路を構成している
ヨーク1は、外周部に厚さ寸法が等しい上凸部6aおよ
び下凸部6bを設けた環状内壁部6と、内周部にこれら
両凸部6a,6bと同じ厚さ寸法の上凸部7aおよび下
凸部7bを設けた環状外壁部7と、この環状外壁部7と
一体に形成されている底部プレート8とからなり、相対
向する上凸部6a,7a間に上部磁気ギャップG1が形
成されていると共に、相対向する下凸部6b,7b間に
下部磁気ギャップG2が形成されている。また、軸線方
向に着磁された環状のマグネット4は、環状内壁部6と
底部プレート8との間に配置されている。そして、円筒
状のボビン9に巻装された巻き幅Lのボイスコイル5
が、上部および下部磁気ギャップG1,G2内に配置さ
れていて、このボイスコイル5は非通電時に、上凸部6
a,7aの図示下半分および下凸部6b,7bの図示上
半分と対向するように位置決めされている。ボビン9の
図示上端部は、円錐状のコーン紙等からなる振動板10
の内周部に接合されている。また、環状外壁部7上には
フレーム11が固定されていて、このフレーム11は、
変形接合部12を介して振動板10の外周部を支持して
いると共に、ダンパー13を介してボビン9を振動自在
に支持している。
【0005】このように構成されるスピーカでは、マグ
ネット4から底部プレート8を経て環状外壁部7へ供給
される磁束が、上凸部7aへ向かう磁束と下凸部7bへ
向かう磁束とに分岐して、前者が上部磁気ギャップG1
内を通過し後者が下部磁気ギャップG2内を通過するの
で、仮に両磁気ギャップG1,G2内へ同量の磁束が振
り分けられるとすると、ボイスコイル5に作用する磁気
回路の磁束は、図7に示す非通電時の状態でも、ボイス
コイル5の図示上端が高さ位置Pまで上昇した状態で
も、ボイスコイル5の図示下端が高さ位置Qまで下降し
た状態でも、すべて同等となる。したがって、ボイスコ
イル5の重量を不所望に増大させなくても、リニアな振
幅領域を拡大させることが可能となり、スピーカの性能
向上が図れる。なお、かかる従来例に関連する技術は、
例えば実開平1−65592号公報等に開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す如き磁気回
路を採用したスピーカは、図6に示す如き磁気回路を採
用したスピーカに比べて、効率よくリニアな振幅領域を
拡大させることができるが、磁束発生源であるマグネッ
ト4に対して下部磁気ギャップG2のほうが上部磁気ギ
ャップG1よりも近いので、下部磁気ギャップG2を通
過する磁路のほうが上部磁気ギャップG1を通過する磁
路よりも経路が短く、それゆえ上部磁気ギャップG1よ
りも下部磁気ギャップG2へ多くの磁束が供給されてし
まうという不具合があった。すなわち、図3に破線で示
すように、下部磁気ギャップG2内の磁束量が上部磁気
ギャップG1内の磁束量よりも多くなってしまうので、
かかる磁束密度分布のアンバランスによって、ボイスコ
イル5の振幅が信号電流のレベルに対してリニアに変化
しなくなる危険性があった。つまり、図7に示す如き磁
気回路を採用してボイスコイル5の振幅領域を拡大する
と、信号電流のレベルに対するリニアリティが損なわれ
やすいので、音のひずみが発生しやすくなるという問題
があった。
【0007】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、軸線方向にずらして
2か所に設けた磁気ギャップ内の磁束密度分布がアンバ
ランスにならず、信号電流のレベルに対するリニアリテ
ィを損なうことなく振幅領域の拡大が図れるスピーカの
磁気回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸線方向にず
らして2か所に設けた磁気ギャップのうち、主マグネッ
トに近い下部磁気ギャップは通過しないが主マグネット
から遠い上部磁気ギャップは通過する磁路の途中に、該
上部磁気ギャップに磁束を供給する補助マグネットを設
けることとした。これにより、下部磁気ギャップ内の磁
束量と上部磁気ギャップ内の磁束量とを略同等に設定し
て、両磁気ギャップ内の磁束密度分布のアンバランスを
解消することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、軸線方向に着磁され
たマグネットと、ボイスコイルが配置された円筒状の空
間を有するヨークとを備え、前記空間内の軸線方向にず
らした上下2か所に、前記マグネットに近い下部磁気ギ
ャップと該マグネットから遠い上部磁気ギャップとを設
けたスピーカの磁気回路において、前記上部磁気ギャッ
プは通過するが前記下部磁気ギャップは通過しない磁路
の途中に、該磁路に沿って着磁されて前記上部磁気ギャ
ップに磁束を供給する補助マグネットを設け、該補助マ
グネットによって前記下部磁気ギャップ内の磁束量と前
記上部磁気ギャップ内の磁束量とが略同等となるように
した。
【0010】例えば、補助マグネットとして、径方向に
着磁されて磁極面を上部磁気ギャップに対向させた環状
のマグネットが好適である。あるいは、補助マグネット
として、軸線方向に着磁されて上部磁気ギャップと下部
磁気ギャップとの間に存する空間を包囲するように配置
させた環状のマグネットが好適である。
【0011】このように構成されるスピーカの磁気回路
において、主たる磁束発生源であるマグネット(主マグ
ネット)から供給される磁束の量は、該マグネットに近
い下部磁気ギャップ内のほうが該マグネットから遠い上
部磁気ギャップ内よりも多くなるが、その不足分を補助
マグネットから上部磁気ギャップ内へ供給される磁束に
よって補うことができるので、上部磁気ギャップ内の磁
束量と下部磁気ギャップ内の磁束量とを略同等に設定す
ることができる。したがって、上部および下部磁気ギャ
ップ内の磁束密度分布のアンバランスに起因する音のひ
ずみを解消でき、それゆえ、信号電流のレベルに対する
リニアリティを損なうことなく、巻き幅を抑えた軽量の
ボイスコイルの振幅領域を拡大することができる。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の第1実施例に係るスピーカの断面図、図
2は図1に示す磁気回路の要部説明図、図3は該実施例
における磁気ギャップ内の磁束を従来例と比較して示す
特性図であり、図7と対応する部分には同一符号が付し
てある。
【0013】図1,2に示すスピーカの磁気回路は、環
状内壁部6や環状外壁部7や底部プレート8を備えたヨ
ーク1と、軸線方向に着磁された主マグネット4と、径
方向に着磁されて上部磁気ギャップG1に磁束を供給す
る補助マグネット14とによって構成される。ヨーク1
の環状内壁部6の外周部には、厚さ寸法が等しい上凸部
6aおよび下凸部6bが設けられており、ヨーク1の環
状外壁部7の内周面には、下凸部6bと同厚で相対向す
る下凸部7bが設けられている。これら環状内壁部6と
環状外壁部7との間には、円筒状のボビン9に巻装され
たボイスコイル5を配置させるための円筒状の空間が画
成されており、この空間の上端部を上部磁気ギャップG
1となし、下端部(下凸部6b,7b間)を下部磁気ギ
ャップG2となしている。底部プレート8は環状外壁部
7と一体に形成されており、この底部プレート8と環状
内壁部6との間に底面側をN極となした主マグネット4
が配置されている。補助マグネット14は、径方向に着
磁されて環状外壁部7の内周面上端部に固設された環状
のマグネットであり、その厚さ寸法は上凸部6aや下凸
部6b,7bと同等である。この補助マグネット14の
内周側磁極面であるN極は環状内壁部6の上凸部6aと
対向させてあり、両者14,6a間のすき間を上部磁気
ギャップG1となしている。これにより、上部磁気ギャ
ップG1には、主マグネット4からの磁束に加えて補助
マグネット14からの磁束が供給されることになるの
で、上部磁気ギャップG1内の磁束量を下部磁気ギャッ
プG2内の磁束量と同程度まで増大させることが可能と
なる。
【0014】つまり、主マグネット4から供給される磁
束は、上部磁気ギャップG1を通過する磁路よりも下部
磁気ギャップG2を通過する磁路のほうが経路が短いと
いう理由から、下部磁気ギャップG2に多く供給されて
しまうので、本実施例では、磁気エネルギーを適宜選択
した補助マグネット14を付設することにより、上部磁
気ギャップG1に不足分の磁束を供給するようにしてあ
る。その結果、図3に実線で示すように、上部磁気ギャ
ップG1内の磁束量と下部磁気ギャップG2内の磁束量
とがほぼ同じ値になり、これら両磁気ギャップG1,G
2内の磁束密度分布のアンバランスを解消することがで
きる。
【0015】なお、図1において、上部および下部磁気
ギャップG1,G2内に配置されているボイスコイル5
は、非通電時に、上凸部6aの図示下半分および下凸部
6bの図示上半分と対向するように位置決めされてい
る。また、ボビン9の図示上端部は、円錐状のコーン紙
等からなる振動板10の内周部に接合されている。さら
に、環状外壁部7上にはフレーム11が固定されてお
り、このフレーム11は、変形接合部12を介して振動
板10の外周部を支持していると共に、ダンパー13を
介してボビン9を振動自在に支持している。
【0016】このように構成されたスピーカでは、ボイ
スコイル5に信号電流を通電して振動させると、ボイス
コイル5が振動板10を駆動して信号電流に対応する音
が発生するようになっている。その際、ボイスコイル5
を磁気ギャップG1の図示上方から磁気ギャップG2の
図示下方までの広い振幅領域で振動させたとしても、補
助マグネット14を付設して磁気ギャップG1,G2内
の磁束密度分布をバランスさせているため、音のひずみ
は生じにくくなっている。すなわち、信号電流のレベル
に対するリニアリティを損なうことなく、広い振幅領域
でボイスコイル5を振動させることができ、スピーカの
性能を高めることができるようになっている。上記実施
例では、主マグネット4を内周側に配置したいわゆる内
磁型の磁気回路について説明したが、主マグネット4を
ボイスコイル5の外周側に配置し、補助マグネット14
をボイスコイル5の内周側(上凸部6aの部分)に配置
することも可能である。
【0017】図4は本発明の第2実施例に係るスピーカ
の断面図、図5は図4に示す磁気回路の要部説明図であ
り、図1,2と対応する部分には同一符号が付してあ
る。
【0018】図4,5において、符号15,16はそれ
ぞれヨーク1の上部プレートと中間プレート、17は補
助マグネットを示している。すなわち、本実施例では、
ヨーク1が、上凸部6aおよび下凸部6bを有する環状
内壁部6と、一体品の底部プレート8および環状外壁部
7と、環状外壁部7上に配置された環状の中間プレート
16と、フレーム11が固定される環状の上部プレート
15とによって構成されており、中間プレート16と上
部プレート15との間に、軸線方向に着磁された環状の
補助マグネット17が介設されている。そして、環状内
壁部6の上凸部6aと上部プレート15の内周面との間
に上部磁気ギャップG1が形成され、かつ、環状内壁部
6の下凸部6bと中間プレート16の内周面との間に下
部磁気ギャップG2が形成されているので、上部プレー
ト15と中間プレート16との間に配置させた補助マグ
ネット17によって、上部磁気ギャップG1内に不足分
の磁束が供給できるようになっている。このように、軸
線方向に着磁された補助マグネット17であっても、こ
れを両磁気ギャップG1,G2間に存する空間を包囲す
るように配置させれば、上部磁気ギャップG1内の磁束
量を増大させることができる。したがって、磁気エネル
ギーを適宜選択した補助マグネット17を採用すること
により、前記第1実施例と同様に、上部磁気ギャップG
1内の磁束量を下部磁気ギャップG2内の磁束量と同程
度に設定することができる。上記実施例では、主マグネ
ット4を内周側に配置した、いわゆる内磁型の磁気回路
について説明したが、主マグネット4をボイスコイル5
の外周側に配置し、補助マグネット17をボイスコイル
5の内周側(環状内壁部6側)に配置することも可能で
ある。
【0019】なお、補助マグネットの形状や取付位置等
は上述した実施例に限定されるものではなく、要は、上
部磁気ギャップG1は通過するが下部磁気ギャップG2
は通過しない磁路の途中に、その磁路に沿って着磁され
た補助マグネットを配置すれば、上部磁気ギャップG1
内の磁束量を増大させることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0021】上部磁気ギャップは通過するが下部磁気ギ
ャップは通過しない磁路の途中に、該磁路に沿って着磁
されて上部磁気ギャップに磁束を供給する補助マグネッ
トを設けたので、主たる磁束発生源であるマグネット
(主マグネット)から供給される磁束の量が下部磁気ギ
ャップに比べて少ない上部磁気ギャップに対し、その不
足分の磁束を補助マグネットで補って、下部磁気ギャッ
プ内の磁束量と上部磁気ギャップ内の磁束量とが略同等
となるように設定することができる。それゆえ、軸線方
向にずらして2か所に設けた磁気ギャップ内の磁束密度
分布がアンバランスにならず、信号電流のレベルに対す
るリニアリティを損なうことなく振幅領域の拡大が図れ
るスピーカの磁気回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るスピーカの断面図で
ある。
【図2】図1に示す磁気回路の要部説明図である。
【図3】第1実施例における磁気ギャップ内の磁束を従
来例と比較して示す特性図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るスピーカの断面図で
ある。
【図5】図4に示す磁気回路の要部説明図である。
【図6】スピーカの磁気回路の一例を示す要部説明図で
ある。
【図7】従来例に係るスピーカの断面図である。
【符号の説明】
1 ヨーク 4 主マグネット 5 ボイスコイル 6 環状内壁部 7 環状外壁部 8 底部プレート 9 ボビン 10 振動板 11 フレーム 14,17 補助マグネット 15 上部プレート 16 中間プレート G1 上部磁気ギャップ G2 下部磁気ギャップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向に着磁されたマグネットと、ボ
    イスコイルが配置された円筒状の空間を有するヨークと
    を備え、前記空間内の軸線方向にずらした上下2か所
    に、前記マグネットに近い下部磁気ギャップと該マグネ
    ットから遠い上部磁気ギャップとを設けたスピーカの磁
    気回路において、 前記上部磁気ギャップは通過するが前記下部磁気ギャッ
    プは通過しない磁路の途中に、該磁路に沿って着磁され
    て前記上部磁気ギャップに磁束を供給する補助マグネッ
    トを設け、該補助マグネットによって前記下部磁気ギャ
    ップ内の磁束量と前記上部磁気ギャップ内の磁束量とが
    略同等となるようにしたことを特徴とするスピーカの磁
    気回路。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記補助マグ
    ネットが、径方向に着磁されて磁極面を前記上部磁気ギ
    ャップに対向させた環状のマグネットからなることを特
    徴とするスピーカの磁気回路。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記補助マグ
    ネットが、軸線方向に着磁されて前記上部磁気ギャップ
    と前記下部磁気ギャップとの間に存する空間を包囲する
    ように配置させた環状のマグネットからなることを特徴
    とするスピーカの磁気回路。
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