JP2003060949A - 画像記録再生装置 - Google Patents

画像記録再生装置

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JP2003060949A JP2001246479A JP2001246479A JP2003060949A JP 2003060949 A JP2003060949 A JP 2003060949A JP 2001246479 A JP2001246479 A JP 2001246479A JP 2001246479 A JP2001246479 A JP 2001246479A JP 2003060949 A JP2003060949 A JP 2003060949A
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Masato Yamaoka
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Shiyougo Kato
正悟 嘉藤
Yoshiki Shioyama
芳規 塩山
Nobuhito Ebine
信人 海老根
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    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオカメラ等の画像記録再生装置におい
て、各種操作スイッチの操作性を、使用態様に適するよ
うに向上させる。 【解決手段】 撮像レンズ4を内包する本体部2に対し
て開閉及び回転可能に支持された画像表示部3を有する
画像記録再生装置1において、操作キー15と該操作キ
ーの端部及び中央部に対応して十字形の交点及び各端部
に配設された複数の接点とを有すると共に、操作キーの
端部と中央部のうちの任意の部分を押圧することによっ
て該任意の部分に対応した接点が閉じるようにされたコ
ントロールスイッチ14を備え、コントロールスイッチ
は操作キーの4つの端部が位置する方向に画像表示部の
表示画面内における特定の方向が割り当てられた方向選
択スイッチを有し、該方向選択スイッチは画像表示部の
回動及び回転に伴う向きに合わせて、操作キーの4つの
端部に割り当てられる画像表示部の表示画面内における
方向が変更されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、本体部に対して開
閉自在に支持された画像表示部を有する画像記録再生装
置において、本体部に設けられた各種操作スイッチに使
用状況に合った最適な操作性を付与する為の技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ等の従来の画像記録再生装
置においては、一般的に、液晶表示パネルを用いた画像
表示部が設けられている。
【0003】上記画像表示部は、ビデオカメラ本体部の
筐体に一体化して設けられているもの(以下、「固定
式」という。)と、筐体に対して開閉及び回転自在な状
態で設けられているもの(以下、「可動式」という。)
がある。
【0004】固定式の画像表示部は、上記したように、
本体部に一体化したものであり、画像表示部を開閉又は
回転させる機構が不要なため、ビデオカメラ全体を小型
化することが容易であるという利点を有するが、本体部
に対する画像表示部の角度が常に一定であるため、例え
ば、ローアングル撮影時には画像表示部を見にくくなっ
てしまうため撮影を行い難い等、撮影時の自由度が制限
されてしまうという欠点を有する。
【0005】また、可動式の画像表示部は、1軸又は2
軸のヒンジによって本体部に対して開閉自在、又は、開
閉及び回転自在に支持されるという構造であるため、画
像表示部の角度を、様々な使用形態に合わせて都合の良
い状態に調整することが可能である。
【0006】特に、可動式の画像表示部を有するビデオ
カメラにおいては、可動式の画像表示部の利点によって
使用形態が多様化する傾向にある。例えば、近年の各種
装置の複合化傾向により、携帯電話と同様に、ビデオカ
メラをインターネット等のネットワークに直接接続でき
るようにし、メールの送受信機能やネットワークブラウ
ジング機能を持たせることも可能である。
【0007】しかしながら、ビデオカメラにおいては、
各種操作を行う操作スイッチは、一般的に、撮影時に本
体部を保持した状態で操作し易い配置及び形状を有する
ようにされている為、撮影時以外の使用形態、例えば、
画像表示部を表示画面が表側を向いた状態で本体部に収
納し、表示画面を見ながら各種操作を行う場合には、操
作スイッチの操作をし難いという問題がある。
【0008】従って、ビデオカメラをインターネット等
のネットワークに直接接続できるようにした場合には、
メールの送受信やネットワークブラウジング機能に伴う
文字入力等を行うためには、操作し難い操作スイッチを
そのまま使用するか、又は、専用の操作スイッチを新た
に設けるしか方法がなかった。そして、上記専用の操作
スイッチを設けると、コストアップは避けられない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑み、ビデオカメラ等の画像記録再生装置において、各
種操作スイッチの操作性を、使用態様に適するように向
上させることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、撮像レンズを備えた本体部に対して開閉及
び回転可能に支持された画像表示部を有し、操作キーと
該操作キーの端部及び中央部に対応して十字形の交点及
び各端部に配設された複数の接点とを有すると共に、操
作キーの端部と中央部のうちの任意の部分を押圧するこ
とによって該任意の部分に対応した接点が閉じるように
されたコントロールスイッチを備え、コントロールスイ
ッチは操作キーの4つの端部が位置する方向に画像表示
部の表示画面内における特定の方向が割り当てられた方
向選択スイッチを有し、該方向選択スイッチは画像表示
部の回動及び回転に伴う向きに合わせて、操作キーの4
つの端部に割り当てられる画像表示部の表示画面内にお
ける方向が変更されるようにしたものである。
【0011】従って、画像表示部の開閉及び回転に伴う
画像記録再生装置の様々な使用態様において、画像表示
部の表示画面内での方向と、コントロールスイッチの方
向選択スイッチによって選択される方向とを一致させる
ことが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明画像記録再生装置の
実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
尚、以下に示す実施の形態は、本発明を小型ビデオカメ
ラに適用したものである。
【0013】ビデオカメラ1は、図1乃至図4に示すよ
うに、縦長長方形状の筐体を有する本体部2と、後述す
るヒンジ機構によって該本体部2の一方の側面に開閉及
び回転可能に支持された画像表示部3を有する。
【0014】本体部2には、上部に撮像レンズ4及び図
示しないEVF(Electric View Finder/電子ファイン
ダ)が配設され、画像表示部3が支持されている側とは
反対側に図示しない着脱自在の記録媒体(磁気テープ、
光ディスク、所謂メモリースティック等の外部装着型メ
モリー等)に対して情報の記録及び再生を行う記録再生
機構等が配設されている。また、画像表示部3が支持さ
れた側には、上記画像表示部3を閉じた時に収納するた
めの収納凹部2aが形成され、該収納凹部2aの上方に
は、画像表示部3を支持するためのヒンジ機構の支持部
を収納配置するための、収納凸部2b、2bが設けられ
ている。
【0015】尚、以下の説明において前後上下左右の方
向について記載する時には、図1に示すように、撮像レ
ンズの光軸と平行な方向である水平方向(x−x′軸方
向)を前後方向、このx−x′方向を含む垂直平面上で
x−x′軸と直交する方向(y−y′軸方向)を上下方
向とし、これらx−x′軸方向及びy−y′軸方向に対
して共に直交する方向(z−z′軸方向)を左右方向と
する(x方向が前方、x′方向が後方、y方向が上方、
y′方向が下方、z方向が左方、z′方向が右方)。
【0016】画像表示部3は、図3及び図4に示すよう
に、中央部に縦長の長方形の開口5aを有する枠体5の
内側に2.5インチ程度の画面サイズを有する液晶表示
パネル(以下、「LCDパネル」と略記)6が取着固定
され、更に、LCDパネル6が上記枠体5に取着された
カバー体7によって覆われて成る。従って、LCDパネ
ル6は、枠体5とカバー体7とによって画成された空間
内に配置され、枠体5の開口5aから画像表示面6aが
露出するようになっている。
【0017】上記構成を有する画像表示部3は、ヒンジ
機構8によって、収納凹部2aに画像表示面6aが内側
となるように収納された図1に示す状態(以下、「収納
状態」)から、x−x′方向に延びる開閉軸8aを回動
中心として約90°の角度で開いた図2に2点鎖線で示
す状態(以下、「開状態」)までの間で、矢印αで示す
方向に開閉自在とされ、該開状態から、z−z′方向に
延びる回転軸8bを回転中心として、図4に示す画像表
示面6aが前方を向いた状態(以下、「対面撮影状
態」)までの間で、図2の矢印β方向に約270°の角
度まで回転自在となるように支持されている。また、上
記開状態から90°回転させて画像表示面が後方を向い
た図2に示す状態が「通常撮影状態」であり、180°
回転させて画像表示面6aを上方に向けた状態が「ロー
アングル撮影状態」であり、該ローアングル撮影状態の
まま回転させずに閉じて、画像表示部3を収納凹部2a
に画像表示面が表側を向いた状態で収納した図3に示す
状態が「反転収納状態」である。
【0018】ヒンジ機構8は、仮想的に示す開閉軸8a
及び回転軸8bを有する2軸構造のものであり、上述の
ように、開閉軸8aは水平方向(図1のx−x′方向)
に延び、回転軸8bは開閉軸に直交する方向(図2にお
いてはz−z′方向)に延びている。尚、ヒンジ機構8
は、上記開閉軸8a及び回転軸8bを有する2軸構造の
ものであれば、構造的に限定されるものではない。
【0019】ところで、上記のように、画像表示部3は
ヒンジ機構8によって開閉及び回転自在に支持されるこ
とによって、収納状態、開状態、通常撮影状態、ローア
ングル撮影状態、反転収納状態及び対面撮影状態の各状
態にすることが可能なものである。従って、画像表示部
3がこれら各状態にあることを検知すると共に、その状
態に合わせてバックライトのONを含むLCDパネル6
への通電、表示画像の反転及び後述する画像表示部3の
画像表示面6aの方向に合わせて操作スイッチの方向性
を変更するために、ビデオカメラ1には、図1乃至図4
に示すように、本体部2の収納凹部の下方で後方寄りの
位置に1カ所、ヒンジ機構8の開閉軸8a及び回転軸8
b周りにそれぞれ1カ所ずつの検知手段が設けられてい
る。これら検知手段はそれぞれ、画像表示部3の開閉状
態を検知する開閉検知手段11、画像表示部3が特定の
角度まで開いたことを検知する開閉角度検知手段12及
び画像表示部3が特定の角度まで回転したことを検知す
る回転検知手段13である。尚、開閉検知手段11、開
閉角度検知手段12及び回転検知手段13は、例えば、
既存の接点式スイッチを用いて、画像表示部3が後述す
る特定の条件になった時に適宜な押圧部によって押圧さ
れて接点が閉じるように構成されたものである。
【0020】開閉検知手段11は、図2及び図4に示す
ように、本体部2の収納凹部2aの部分の筐体内部に、
例えば、図示しない基板上に固定された接点式のスイッ
チ本体を配設して成るものである。そして、上記スイッ
チ本体は、押圧されることによって接点を閉じる操作子
を有し、該操作子の先端部11aが収納凹部2aに形成
された孔2c内に位置するようにされている。
【0021】また、画像表示部3を閉じて収納状態とし
た時には、上記操作子の先端部11aを押圧してスイッ
チ本体の接点を閉じるように、枠体5表面の該当位置に
押圧突起5bが設けられている。
【0022】従って、画像表示部3が収納状態とされた
時には、上記押圧突起5bによって開閉検知手段11の
操作子の先端部11aが押圧されてスイッチ本体の接点
が閉じる。これに対し、画像表示部3を一旦開き、18
0°回転させた状態で収納凹部2aに収納する反転収納
状態においては、収納凹部2aの表面と接する側である
カバー体7には開閉検知手段11の操作子の先端部11
aを押圧することができるような凸部が設けられていな
いため、開閉検知手段11の接点が閉じ、開閉検知手段
11がONとなることはない。
【0023】開閉角度検知手段12は、ヒンジ機構8の
開閉軸8aの周囲に配置され、画像表示部3が閉状態か
ら開閉軸8aを回動中心として90°の角度まで開かれ
た時に、例えば、画像表示部3の開閉に伴って回動する
図示しない押圧部の動作によってスイッチ本体内の接点
が閉じ、ONとなるようにされたものである。そして、
回転検知手段12は、画像表示部3が90°の角度で開
いている時以外にはOFFとなるように構成されてい
る。
【0024】回転検知手段13は、ヒンジ機構8の回転
軸8bの周囲に配置され、画像表示部3が開状態から回
転軸8bを中心として回転され、特定の角度まで回転し
た時に、例えば、画像表示部3の回転に伴って回動する
図示しない押圧部の動作によってスイッチ本体内の接点
が閉じ、ONとなるようにされたものである。尚、回転
検知手段13がONとなる角度は、ビデオカメラ1にお
いては225°に設定されている。そして、回転検知手
段11においては、画像表示部3の回転角度が225°
から270°の範囲内にある時には、接点は閉じたまま
でON状態を維持し、画像表示部3の回転角度が上記範
囲以外の場合にはOFFとなるように構成されている。
【0025】また、本体部2は、例えば、後側面に図示
しない電源スイッチやモード切替スイッチ等が配設され
ると共に、図1乃至図4に示すように、前側の収納凸部
2bに後述する操作キーの表面が左方を向いた状態でコ
ントロールスイッチ14が配設されている。該コントロ
ールスイッチ14は、主として、EVF、又は、画像表
示部3の画像表示面6aの画面表示を見ながら行う各種
操作に使用するものである。また、ビデオカメラ1は、
反転収納状態では、図3に示すように、主として、縦長
長方形形状の本体部2を横倒しにした横長の状態で使用
するようにされ、本体部2の保持は、主として右手で行
う。上記コントロールスイッチ14は、このような反転
収納状態における操作が、右手親指を用いて行うと都合
が良い位置に配設されている。
【0026】図6乃至図13は上記コントロールスイッ
チ14の構造を示すものであり、これら各図における方
向は、コントロールスイッチ14が本体部2に固定され
た時の方向を使用するものであり、前述のように規定し
た上下前後左右の方向を各図中にUp、Down、Front、Rea
r、Left及びRightで示した。
【0027】コントロールスイッチ14は、図6乃至図
8に示すように、1つずつの接点を有する5つのスイッ
チを複合して一体化したものであり、後述するように、
画像表示部3の画像表示面に表示された表示画面内でカ
ーソル、ポインタ、又は、項目の反転表示状態を特定の
方向に移動させて項目の選択を行うために用いられる方
向選択スイッチA、B、C、Dと、これら方向選択スイ
ッチA、B、C、Dの操作によって行われた項目の選択
行為の決定を行う決定スイッチEとを、十字形の4つの
端部と中央部にそれぞれ割り当てて成るものであり、操
作キー15、弾性部材16、接点押圧部材17、蓋体1
8、ベース部材19、接点部材20によって構成され
る。
【0028】操作キー15は、図6乃至図8に示すよう
に、加工性及び強度と、印刷等の表面処理の容易性とを
併せ持たせるためにアクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合樹脂(ABS)樹脂によって各部が一体に
形成されたものである。即ち、操作キー15は、略円板
状の基部15aと、該基部15aの左面の略十字形を為
す領域が左方に突出して成るキートップ15bとを有
し、上記基部15aの右側面(裏面)には、中央から右
方に向かって円柱状の支持軸15cが突設されると共
に、外縁部の周方向に90°ずつ離間した位置には係合
孔を有する係合突片15d、15d、…が右方に向かっ
て突出している。
【0029】尚、操作キー15は、後述するように、上
記方向選択スイッチA、B、C、D及び決定スイッチF
にそれぞれ対応する略十字形のキートップ15bの上下
前後の4つの端部と中央部とをそれぞれ個別に右方に押
圧すると、それぞれに対応した接点部材20の後述する
5つの異なる可動接点が撓んで接点がONとなるように
されたものであり、キートップ15bの表面は、上下及
び前後方向で緩やかに湾曲した形状とされている。ま
た、指先で触れた時に押圧部分の区別を分かりやすくす
るために、キートップ15bの上下前後の4つの端部に
は三角形の凹部15e、15e、…が形成されると共
に、キートップ15bの中央部には円形の凹部15fが
形成されている。前記方向選択スイッチA、B、C、D
及び決定スイッチEは、操作キー15のキートップ15
bに、図6に示すように、上端部がスイッチA、下端部
がスイッチB、前端部がスイッチC、後端部がスイッチ
D、中央部がスイッチEとなるように配置されている。
【0030】弾性部材16は、図7及び図9に示すよう
に、弾性を有する材質であるシリコンゴム等によって扁
平なリング状に形成されたものであり、上記操作キー1
5の支持軸15cの根本部分に外嵌される。また、弾性
部材16は、コントロールスイッチ14の操作時(特
に、中央の決定スイッチEの操作時)において、操作キ
ー15への押圧力が解除された時に、操作キー15を元
の状態に戻すように付勢すると共に、操作キー15の押
圧時の感触を良くし、更に、操作キー15の動作時の音
を吸収する働きを為す。
【0031】接点押圧部材17は、所定の強度と適宜な
弾性を持たせるためにポリブチレンテレフタレート樹脂
(PBT)等によって各部が一体に形成されたものであ
る。
【0032】即ち、接点押圧部材17は、図7、図9及
び図13に示すように、リング状に形成された外周部1
7aと中央で左方に向かって突出した円錐台形形状のボ
ス部17bとを有し、これら外周部17aとボス部17
bとは、ボス部17bの外縁部の周方向に90°ずつ離
間した位置から放射状に延びるスポーク部17c、17
c、…によって連結されている。また、外周部17aと
各スポーク部17c、17c、…との連結部分には、左
方に向かって突出した係合突起17d、17d、…が一
体に形成されると共に、上記連結部分近傍の各スポーク
部17c、17c、…には、略リング状の領域が右方に
向かってに突出して成る押圧突起17e、17e、…が
形成されている。そして、上記各係合突起17d、17
d、…の左端部には、外方に向かって突出した係合爪1
7f、17f、…が一体に形成されている。更に、接点
押圧部材17のボス部17bの中央には、上記操作キー
15の支持軸15cを挿通するための挿通孔17gが貫
設されている。
【0033】蓋体18は、ブリキ鋼板(SPTE)によ
って各部を一体に形成されて成るものであり、図7、図
9及び図12に示すように、外径が上記接点押圧部材1
7よりもやや大きく、ベース部材19の外径と略同じに
されている。
【0034】即ち、蓋体18は、略四角形を為す主部1
8aと、該主部18aの角部から放射方向に突出し、そ
の先端部分がベース部材19と当接する略扇状をした当
接部18b、18b、…とから成る。主部18aの中央
には嵌合孔18cが貫設されると共に、該主部18の中
央の円形の領域が中央に行くに従って左方に突出するテ
ーパー状に加工されて、上記接点押圧部材18のボス部
17bの外形に合わせた形状とされた係合部18dとさ
れている。また、蓋体18の主部18aには、係合部1
8dを囲むように周方向に90°ずつ離間した位置に係
合孔18e、18e、…が設けられると共に、上記当接
部18b、18b、…のうちの2つ、即ち、前方斜め上
方向及び後方斜め下方向に突出した当接部18b、18
bの端部からは、図6、図8及び図12に示すように、
それぞれ右方に向かって突出した位置決め片18f、1
8fが形成されている。尚、上記位置決め片18f、1
8fの先端部分は、詳しい図示は省略するが、略直角に
折れ曲がって外方に突出している。
【0035】ベース部材19は、図6乃至図13に示す
ように、振動の吸収と強度を確保するためにポリアミド
(PA/ナイロン)樹脂、詳しくはナイロン6によって
形成され、左方に向かって開口した略円形の容器状を為
すものであり、略円板状をした底部19a及び該底部1
9aの外縁に沿って設けられた周壁19bと、底部19
aの上記蓋体18の係合孔18e、18e、…に対応し
た位置から左方に突出形成された固定突起19c、19
c、…を有する。尚、ベース部材19は、周壁19bの
内径が接点押圧部材17の外径と略同じにされると共
に、周壁19bの外周面の前方斜め上及び後方斜め下の
位置にはそれぞれ、上記蓋体18の位置決め片18f、
18fと係合する為の、左右方向に延びる係合溝19
d、19dが形成されている。
【0036】また、ベース部材19の底部19aの左側
面には、銀メッキされた銅合金製の2種類の固定接点2
1a、21a…、21b、21b、…を有する配線21
がインサート成形によって一体的に設けられている。
尚、上記固定接点21a、21a…、21b、21b、
…の配置パターンは、例えば、一方の固定接点21aが
円形に形成され、その周りを取り囲むようにリング状に
形成された他方の固定接点21bが配設されて成るパタ
ーンである。尚、上記ベース部材19の各固定突起19
cが設けられている位置は、各固定接点21a、21b
の位置よりも周方向に90°ずれた位置となっている。
【0037】接点部材20は、図7及び図9に示すよう
に、上記操作キー15の十字形のキートップ15bの上
下前後の4つの端部と中央部に対応して配設された可動
接点20a、20a、…を有する。接点部材20は、弾
性を有する材質であるステンレス鋼(SUS)によって
偏平なドーム状に形成された5つの可動接点20a、2
0a、…を、耐熱性を有するポリエチレンテレフタレー
ト樹脂(PET)製のフィルム20bに貼り付て成るも
のである。また、接点部材20には、上記ベース部材1
9の固定突起19c、19c、…を挿通するための孔2
0c、20c、…が形成されている。
【0038】接点部材20のフィルム20bは、可動接
点20a、20a、…が貼り付けられるとによって、可
動接点20a、20a、…の位置決めを為して一体化す
ること、操作スイッチ14の他の構成部材との間の絶縁
を為すこと、後述するように、可動接点20a、20
a、…が操作キー15又は接点押圧部材17によって押
圧されて撓む時及びこの撓みが戻る時の消音等の効果を
奏する。従って、接点部材20は、全体的には、可動接
点20a、20a、…が配設された5つの部分が左方に
盛り上がり、ベース部材19の底部にぴったりと嵌り込
むような円形のシート状の形状とされたものである。
【0039】以上のような構成を有するコントロールス
イッチ14は、各構成部材が以下のようにして組み立て
られる。
【0040】最初に、接点部材20の孔20c、20
c、…にベース部材19の固定突起19c、19c、…
を挿通しながら、ベース部材19の底面に接点部材20
を載置する。これによって、接点部材20の可動接点2
0a、20a、…が各固定接点21a、21a、…及び
21b、21b、…の左側に位置し、可動接点20a、
21a、…の外周部分が固定接点21b、21b、…と
接触した状態となる。
【0041】そして、図13に示すように、ベース部材
19の底面に載置された接点部材20の左側に接点押圧
部材17を載置する。この時、接点押圧部材17のスポ
ーク部17c、17c、…の間からベース部材19の固
定突起19c、19c、…が突出した状態となる。
【0042】次に、接点押圧部材17の上から蓋体18
を被せる。即ち、図9及び図12に示すように、ベース
部材19の係合溝19d、19dと蓋体18の位置決め
片18f、18fとの位置を合わせ、接点押圧部材17
のボス部17bに蓋体18の係合部18dが重なり合う
ようにすると共に、接点押圧部材17のスポーク部17
c、17c、…の間から突出したベース部材19の固定
突起19c、19c、…を蓋体18の係合孔18e、1
8e、…に挿通する。これによって、蓋体18は、係合
孔18e、18e、…から固定突起19c、19c、…
の先端が左方に僅かに突出し、蓋体18の隣り合った2
つの当接部18b、18b、…の間から各係合突起17
d、17d、…が左方に突出し、当接部18b、18
b、…の先端部分がベース部材19の周壁19bの左端
面に当接するようになると共に、ベース部材19の各係
合溝19d、19dに位置決め片18f、18fが係合
する。そして、蓋体18の各係合孔18e、18e、…
から左方に突出したベース部材19の固定突起19cの
先端をカシメて(溶着して)、蓋体18のベース部材1
9への固定を為す。
【0043】そして、接点押圧部材17は、図7に示す
ように、上記したベース部材19への蓋体18の固定に
よって、各押圧突起17e、17e、…と接点部材20
の各可動接点20a、20a、…との位置が合うように
なる。従って、接点押圧部材17の各押圧突起17e、
17e、…は、接点部材20のフィルム20b及び可動
接点20a、20a、…を間に挟んで、ベース部材19
の配線21の固定接点21a、21a、…及び21b、
21b、…と対向した状態となる。
【0044】最後に、ベース部材19に操作キー15を
取り付ける。即ち、図7及び図9に示すように、操作キ
ー15の支持軸15cを、ベース部材19内に配置され
た状態の接点押圧部材17の挿通孔17g内に挿入する
と共に、蓋体18の当接部18b、18b、…の間から
突出した接点押圧部材17の係合突起17d、17d、
…の係合爪17f、17f、…と、操作キー15の係合
突片15d、15d、…の係合孔の右側の開口縁に係合
する。これによって、操作キー15とベース部材19と
が一体化する。尚、操作キー15の支持軸15cは、接
点押圧部材17の挿通孔17g内に挿入された状態にお
いては、支持軸15cの先端が挿通孔17gから僅かに
右方に突出して接点部材20の表面に当接しただけの状
態となっており、また、操作キー15の支持軸15cの
根本に外嵌されている弾性部材16は、図12に示すよ
うに、接点押圧部材17のボス部17bの左方に位置し
た状態となると共に、該ボス部17bに重なり合った状
態となっている蓋体18の嵌合孔18c内に位置した状
態となる。
【0045】そして、コントロールスイッチ14は、図
1乃至図4に示すビデオカメラ1の本体部2の筐体に組
み込まれた状態においては、方向選択スイッチA、B、
C、Dにそれぞれ対応する十字形のキートップ15bの
4つの端部のうちの任意の部分、例えば、方向選択スイ
ッチDを右方に押圧すると、図10に示すように、操作
キー15及び接点押圧部材17は一体的に、操作キー1
5の支持軸15cの先端と接点部材20との当接部分を
支点として僅かに後方側に傾く。尚、この時、操作キー
15の支持軸15cの根本に外嵌されている弾性部材1
6は、操作キー15の傾きに伴って、支持軸15cに押
圧されて蓋体18の嵌合孔18c内で部分的に撓まされ
た状態となる。そして、接点押圧部材17の押圧突起1
7eが接点部材20を右方向に押圧するようになるの
で、方向選択スイッチDの位置と対応した部分の可動接
点20aが撓んで平板状に変形し、可動接点20aの中
央部分が配線21の固定接点21aと接触して、固定接
点21aと21bとの間が短絡し接点が閉じた状態にな
って、方向選択スイッチDがONとなる。
【0046】そして、方向選択スイッチDに対応する十
字形のキートップ15bの端部への押圧を解除すると、
撓んでいた可動接点20aが元の状態に戻り、即ち、接
点部材20の可動接点20aが配線固定接点21aから
離間して、固定接点21aと21bとの間が再び開かれ
て、方向選択スイッチDがOFFとなる。この時、操作
キー15は、可動接点20aの復元力に弾性部材16の
復元力が加わることによって、傾きが元の状態に戻る。
尚、上記説明は方向選択スイッチDを操作した時の様子
を説明したものであるが、他のスイッチA、B、Cにつ
いても、操作キー15の傾き方向が異なることと、短絡
される配線21の固定接点21aと21bの場所が異な
るだけで、コントロールスイッチ14の各部の動作は、
上記スイッチDの場合と同じである。
【0047】また、決定スイッチEに対応したコントロ
ールスイッチ14の中央部分を右方へ押圧すると、図1
1に示すように、接点押圧部材17の位置は変わらず
に、ボス部17bの挿通孔17g内で操作キー15の支
持軸15cが右方に摺動し、同時に、操作キー15の係
合突片15d、15d、…の係合孔内で係合突起17
d、17d、…の係合爪17f、17f、…が相対的に
左方へ移動して、操作キー15が全体的に右方に移動す
る。尚、この時、操作キー15の支持軸15cの根本に
嵌合されている弾性部材16は、操作キー15の右側面
と接点押圧部材17のボス部17bとの間に挟み込まれ
た状態となっているので、これらの間が狭くなることに
よって全体的に圧縮変形される。そして、操作キー15
の支持軸15cは、接点押圧部材17のボス部17bの
挿通孔17gから右方への突出量が増す。これによっ
て、支持軸17cの先端が接点部材20を右方向に押圧
し、接点部材20の可動接点20a、20a、…のうち
で中央に配設されたものが撓んで平板状に変形し、可動
接点20aの中央部分が配線21の固定接点21aと接
触して、固定接点21aと21bとの間が短絡し接点が
閉じた状態になって、決定スイッチEがONとなる。
【0048】決定スイッチEに対応するスイッチ14の
キートップ15bの中央部への押圧を解除すると、撓ん
でいた可動接点20aが元の状態に戻り、即ち、接点部
材20の可動接点20aが配線固定接点21aから離間
して、固定接点21aと21bとの間が再び開かれて、
決定スイッチEがOFFとなる。この時、操作キー15
は、可動接点20aの復元力に弾性部材16の復元力が
加わることによって、接点押圧部材17の挿通孔17g
内で操作キー15の支持軸15cが左方に摺動し、同時
に、操作キー15の係合突片15d、15d、…の係合
孔内で係合突起17d、17dの係合爪17f、17
f、…が相対的に右方に摺動して、全体的に左方に移動
して元の状態に戻る。
【0049】前述のように、弾性部材16は、操作キー
15の支持軸15cの根本部分に外嵌され、コントロー
ルスイッチ14を組み立てた際には、弾性部材16は、
接点押圧部材17のボス部17bの左方に位置した状態
となると共に、該ボス部17bに重なり合った状態とな
っている。従って、方向選択スイッチA、B、C、D又
は決定スイッチEをONにするためにキートップ15b
の各部を右方に押圧すると、操作キー15と接点押圧部
材17のボス部17bとの間の弾性部材16が変形して
撓み、また、操作キー15の押圧を解除すると、撓んで
いた可動接点20aの復元力に弾性部材16の撓みが元
に戻る復元力が加わって、操作キー15が速やかに元の
状態に戻る。
【0050】次に、コントロールスイッチ14を使用し
て行う各種操作について具体的に説明する。
【0051】尚、ビデオカメラ1においては、図示しな
いモード切替スイッチによって、例えば、撮影した画像
を記録媒体に記録するカメラモード、インターネットに
接続してメールの送受信やホームページの閲覧等のネッ
トワーク機能を使用するネットワークモード、記録媒体
に記録された画像の再生又は編集を行うビデオモードの
3つのモードを切り替えて使用できるようになってい
る。そして、ネットワークモード及びビデオモードにお
いては、主に、反転収納状態でコントロールスイッチ1
4を用いた各種操作が行われる。
【0052】コントロールスイッチ14の基本的操作
は、方向選択スイッチA、B、C、Dの操作ボタンに相
当する操作キー15の十字形をしたキートップ15bの
4つの端部のうちの任意の箇所を適宜、指等で押圧する
ことにより当該スイッチをONにし、図示しないEV
F、又は、画像表示部3の画像表示面6aに表示される
カーソル、ポインタ又は項目の反転表示状態を特定の項
目まで移動させ、キートップ15aの中央部を押圧する
ことにより決定スイッチEをONにして、その選択行為
の決定を行う。
【0053】例えば、コントロールスイッチ14を用い
てLCDパネル6の明るさを調節する時には、以下のよ
うに操作する。
【0054】即ち、図14に示すように、EVF内及び
画像表示部3の画像表示面6aに常に表示されている機
能ボタン22に、方向選択スイッチA、B、C、Dを用
いて画像表示面6aに表示されているカーソル、ポイン
タ、又は、項目の反転表示状態を、画像表示面6a内の
上下左右方向に移動させ、決定スイッチEを押圧する
と、上記機能ボタン22が選択決定されたことになっ
て、図15に示す状態に画像表示面6aの画面表示が切
り変わる。
【0055】次に、画像表示面6aには、パネル明るさ
の調節する項目23を含む多数の項目24、24、…が
表示されるので、方向選択スイッチA、B、C、Dを用
いてカーソル、ポインタ又は項目の反転表示状態を項目
23に合わせ、決定スイッチEを押圧すると、図16に
示す状態に画像表示面6aの画面表示が再度切り変わ
る。
【0056】そして、図16に示す画面上で上記と同様
に方向選択スイッチA、B、C、Dを用いて、画像表示
部3のLCDパネル6の明るさの調整に係わる詳細な操
作を画像表示面6aの画面表示に従って行って適宜に調
整し、方向選択スイッチA、B、C、Dを用いてカーソ
ル、ポインタ又は項目の反転表示状態を決定ボタン25
に合わせて決定スイッチEを押圧すると、パネル明るさ
が調整した値で確定する。
【0057】尚、ビデオカメラ1においてEVF内及び
画像表示部3の画像表示面6aに表示され、コントロー
ススイッチ14を用いて操作することが可能な項目は、
例えば、カメラモードでは、「メニュー」、「フェーダ
ー」、「セルフタイマー」、「メモリーミックス」、
「カメラ明るさ」、「フォーカス」、「パネル明る
さ」、「音量」、「エンドサーチ」、「タイトル」、
「デジタルエフェクト」、「カウンターリセット」、
「日付設定」等であり、ビデオモードでは、「メニュ
ー」、「音量」、「タイトル」、「マルチ画面サー
チ」、「再生」、「巻き戻し」、「再生/一時停止」、
「早送り」、「パネル明るさ」、「デジタルエフェク
ト」、「エンドサーチ」、「データコード」、「カウン
ターリセット」、「録画操作」等である。
【0058】ところで、ビデオカメラ1は、前述のよう
に、画像表示部3が、ヒンジ機構8によって開閉及び回
転が可能な状態に支持され、開閉軸8aを中心として9
0°の範囲で開閉すると共に、90°開いた位置から回
転軸8bを中心として270°の範囲で回転し、収納状
態、開状態、通常撮影状態、ローアングル撮影状態、反
転収納状態、対面撮影状態となるようにされたものであ
る。
【0059】そして、通常撮影状態及びローアングル撮
影状態では、図2及び図4に示すように、縦長長方形状
の筐体を有する本体部2を縦長の状態のまま右手で保持
して使用し、EVFの画面表示、又は、画像表示部3の
画像表示面6aの画面表示を見ながらコントロールスイ
ッチ14の操作を行う。この場合、コントロールスイッ
チ14の操作は、例えば、左手の指等を用いて行われ
る。尚、通常撮影状態及びローアングル撮影状態におい
て、本体部2を縦長の状態のまま右手で保持して使用し
ている場合には、コントロールスイッチ14の操作は、
EVFの画面表示、又は、画像表示部3の画像表示面6
aの画面表示を見ながら、右手の指等を用いて行われ
る。
【0060】また、対面撮影状態では、本体部2を縦長
の状態のまま左手で保持して使用し、コントロールスイ
ッチ14の操作は、画像表示部3の画像表示面6aの画
面表示を見ながら、例えば、右手の指等を用いおこなわ
れる。尚、この対面撮影状態においても、本体部2を縦
長の状態のまま右手で保持して使用している場合には、
コントロールスイッチ14の操作は、画像表示部3の画
像表示面6aの画面表示を見ながら、左手の指等を用い
て行われる。
【0061】しかし、ビデオカメラ1は、反転収納状態
では、図3に示すように、主として、縦長長方形形状の
本体部2を横倒しにした横長の状態で使用するようにさ
れる。この場合、右手で本体部2の保持を行うことにな
るが、コントロールスイッチ14は、図3に示すよう
に、本体部2の右前方寄りの位置となるので、操作を右
手親指で行うと都合が良い。
【0062】尚、本体部2を横倒しにして横長の状態で
使用する時に、本体部2を右手で保持する部分は、本体
部2の撮像レンズ4が収納されている部分である。従っ
て、図5に示すように、ビデオカメラ1を、本体部2の
上部を撮像レンズ4のレンズ鏡筒の形状に合わせて円筒
形に形成するようにすると、この円筒形の部分によっ
て、図3に示す場合よりも更に、右手での保持が容易と
なり、ビデオカメラ1のホールド性が良くなると共に、
その状態のまま単に右手親指を伸ばすだけで、操作スイ
ッチ14を操作することも容易になる。
【0063】上記したようにビデオカメラ1は、反転収
納状態で本体部2を横倒しにして横長の状態で使用でき
るものである。この場合、ビデオカメラ1は、本体部2
を画像表示部3が配設された左側面を上にして、縦長の
状態から90°時計回り方向に回転させた状態となる。
【0064】従って、本体部2を回転させるため、縦長
の状態で使用する場合の画像表示面6aの表示画像内で
の上下方向に対応したままのコントロールスイッチ14
の方向選択スイッチA、B、C、Dでは、図3に示す反
転収納状態での使用時には、画像表示面6a上でカーソ
ル、ポインタ又は項目の反転表示状態を上下方向に移動
させようとすれば、画像表示面6aに向かって右及び左
に位置したスイッチA及びBを用いて行わなければなら
ず、また、画像表示面6a上でカーソル、ポインタ又は
項目の反転表示状態を左右方向に移動させようとすれ
ば、画像表示面6aに向かって上及び下に位置したスイ
ッチC及びDを用いて行わなければならない。
【0065】これは、使用者に甚だしい違和感をもたら
すことになる。即ち、反転収納状態において、画像表示
部3の画像表示面6aの表示画像内での上下左右の方向
と、画像表示部3の画像表示面6aに表示されたカーソ
ル、ポインタ又は項目の反転表示状態の移動操作を行う
コントロールスイッチ14の方向選択スイッチA、B、
C、Dがそれぞれ対応する上下左右の方向とが感覚的に
一致していないからである。
【0066】そこで、上記ビデオカメラ1においては、
反転収納状態において、コントロールスイッチ14の方
向選択スイッチA、B、C、Dが対応する方向を変更す
るようにした。具体的には、、コントロールスイッチ1
4の方向選択スイッチA、B、C、Dが対応する方向を
左回り(反時計回り方向)に90°回転させる(以下、
「方向性の移動」という。)ようにしたものである。
尚、コントローススイッチ14の方向選択スイッチA、
B、C、Dがそれぞれ対応する画像表示面6aに表示さ
れた表示画像内での方向は、上記方向性の移動が行われ
ていない状態においては、前述のように、スイッチAが
上、スイッチBが下、スイッチCが左、スイッチDが右
である(初期状態)。
【0067】ビデオカメラ1においては、収納状態、開
状態、通常撮影状態、ローアングル撮影状態、反転収納
状態及び対面撮影状態における、前記3つの検知手段1
1、12、13それぞれのON/OFFの状態を図示し
ないシステムコントローラに入力し、これら3つの検知
手段11、12、13それぞれの状態の組み合わせによ
って、画像表示部3がどの状態にあるのかを判断する
(少なくとも、反転収納状態を他の状態と区別する)よ
うにして、画像信号の供給を含むLCDパネル6への通
電のON/OFFとLCDパネル6の表示画面の反転の
ON/OFF及びコントロールスイッチ14の方向性の
移動のON/OFFの状態を最適となるように対応させ
たものである。
【0068】表1に画像表示部3の開閉動作と回転動作
との組み合わせによる各状態と、その状態における開閉
検知手段11、開閉角度検知手段12、回転検知手段1
3のON/OFFの状態、LCDパネル6への通電のO
N/OFFの状態、コントロールスイッチ14の方向性
の移動のON/OFF及び表示画面の反転のON/OF
Fの状態の関係を示す。
【0069】
【表1】
【0070】ここで、ビデオカメラ1の実際の使用状況
に則して画像表示部3の各状態を鑑みると、LCDパネ
ル6への通電は、収納状態以外の状態で必要であり、コ
ントロールスイッチ14の方向性の移動は、反転収納状
態でのみ必要であり、表示画面の反転は、対面撮影状態
でのみ必要である。また、反転収納状態においては、L
CDパネル6への通電、コントロールスイッチの方向性
の移動が必要で、表示画面の反転は不要である。
【0071】ところで、開閉検知手段11は収納状態で
のみONとなるように構成されているので、開閉検知手
段11の状態とLCDパネル6への通電は単純に1対1
で対応させれば良いことになり、LCDパネル6への通
電は開閉検知手段11がONになるとOFFとなるよう
に設定すれば良い。同様に、回転検知手段13は、対面
撮影状態となる画像表示部3の回転角度が225°から
270°の範囲内でONの状態を維持するように構成さ
れているので、回転検知手段13の状態と表示画面の反
転も、単純に1:1で対応させて、回転検知手段13が
ONになった時に表示画面の反転をONにするように設
定すれば良いことになる。
【0072】しかし、開閉角度検知手段12は、画像表
示部3が開いて90°の角度となった時にONとなるよ
うに構成されているので、通常の収納状態と反転収納状
態で共にOFFとなってしまう。開閉角度検知手段12
の状態によっては、画像表示部3が開状態、通常撮影状
態、ローアングル撮影状態及び対面撮影状態である時
と、通常の収納状態及び反転収納状態であるときとの区
別だけは検知できるだけなので、開閉角度検知手段12
のON/OFFの状態とコントロールスイッチ14の方
向性の移動のON/OFFの状態とを単純に対応させる
わけにはいかない。
【0073】例えば、開閉角度検知手段12のON/O
FFの状態とコントロールスイッチ14の方向性の移動
のON/OFFの状態とを単純に対応させると、画像表
示部3が90°の角度で開いた状態から少しでも閉じれ
ば、開閉角度検知スイッチがOFFとなって、コントロ
ールスイッチの方向性の移動がONとなってしまい、通
常の収納状態でもコントロールスイッチの方向性の移動
がONとなってしまう。しかし、通常の収納状態では、
LCDパネルへの通電もOFFとされていると共に画像
表示面6aも表側を向いていないため画像表示部3を使
用することはないが、EVFを用いて撮影等を行うこと
もあり、この時にコントロールスイッチの方向性の移動
がONであると、コントロールスイッチ14の操作時
に、EVFの画面表示に基づく上下左右の方向と、画像
表示部3の画像表示面6aに表示されたカーソル、ポイ
ンタ又は項目の反転表示状態の移動等の操作を行う方向
選択スイッチA、B、C、Dが対応する上下左右の方向
とが感覚的に一致しないことになってしまう。
【0074】反転収納状態は、表1に示すように、ロー
アングル撮影状態から画像表示面6aを表側にして画像
表示部3を閉じただけの状態である。従って、開閉角度
検知手段12のみがONとなっていたローアングル撮影
状態から画像表示部3を閉じると、開閉角度検知手段1
2もOFFとなって、3つの検知手段が全てOFFとな
る。
【0075】このように、回転角度検知手段12のON
/OFFだけでは収納状態と反転収納状態を区別するこ
とができないので、ビデオカメラ1においては、コント
ロールスイッチ14の方向性の移動は、開閉検知手段1
1、開閉角検知手段12及び回転角検知手段13が全て
OFFとなったときのみ行われ、開閉検知手段11、開
閉角検知手段12及び回転角検知手段13が、全てOF
Fでない時には、コントロールスイッチ14の方向性の
移動は行われないようにした。そして、画像表示部3
が、コントロールスイッチ14の方向性の移動が行われ
ていた反転収納状態から、他の状態になった時(開閉角
検知スイッチ12がONになる)には、速やかにコント
ロールスイッチ14の方向性を前記初期状態に戻すよう
にされている。
【0076】コントロールスイッチ14の方向性の移動
がONとなる反転収納状態においては、画像表示部3の
画像表示面6aの画面表示の上下左右の方向と一致する
ように、コントロールスイッチ14の方向選択スイッチ
A、B、C、Dに対応する方向が、前記初期状態から反
時計回り方向に90°回転するようにされている。
【0077】即ち、画像表示部3の画像表示面6a上で
カーソル、ポインタ又は項目の反転表示状態を特定の方
向に移動させる時には、図3及び図5に示すように、画
像表示部3の画像表示面6aを見ながら感覚的に、画像
表示部3の画像表示面6aの上下左右方向と同じ方向に
位置する、スイッチA、B、C、Dのうちの任意の1つ
を操作(押圧)することによって行うことができるよう
になる。尚、この時の方向選択スイッチA、B、C、D
に対応する方向は、画像表示部3の画像表示面6aの上
方向に対応するのが方向選択スイッチC、画像表示部3
の画像表示面6aの下方向に対応するのが方向選択スイ
ッチD、画像表示部3の画像表示面6aの左方向に対応
するのが方向選択スイッチB、画像表示部3の画像表示
面6aの右方向に対応するのが方向選択スイッチAとな
る。従って、上記ビデオカメラ1にあっては、反転収納
状態で行うビデオモードでの記録媒体に記録された画像
の再生又は編集、ネットワークモードでのネットワーク
機能の使用時等における操作性を大幅に向上させること
が可能になる。
【0078】このように、ビデオカメラ1は、本体部2
を横倒しにして横長の状態で使用する反転収納状態にお
いてコントロールスイッチ14が本体部2を保持した右
手の親指によって操作し易い位置に配置されていると共
に、コントロールスイッチ14の方向性を、反転収納状
態での画像表示部3の画像表示面6aの画面表示の上下
左右方向に対応させて、本体部2を縦長の状態で使用す
る時の状態から90°反時計回り方向に自動的に移動
(回転)するようにされたものである。従って、本体部
2を縦長で使用する時と横長で使用する時それぞれにお
いて、画像表示部3の画像表示面6aの上下左右方向に
対応して最適な状態で使用することが可能である。しか
も、縦長長方形形状をしたビデオカメラ1を縦長で使用
する時と横長で使用する時それぞれに専用で使用するス
イッチを別々に設けなくても良いので、コスト的にも有
利である。
【0079】また、ビデオカメラ1は、本体部2は通常
の使用状態において縦長長方形状を為す筐体を有し、画
像表示部3は撮像レンズの光軸と平行な水平方向に延び
る開閉軸8aを回動中心として開閉すると共に本体部側
面に沿って縦長長方形状で収納されるようにしたので、
画像表示部3の視認性を犠牲にすることなく、装置全体
を小型化することができ、また、本体部2の大きさが同
じであれば、水平方向に開く構造を有するものよりも画
像表示装置3が大きな画像表示面6aを持つようにする
ことができる。
【0080】尚、ビデオカメラ1に用いるコントロール
スイッチは、上記コントロールスイッチ14の構成に限
定されるものではなく、コントロールスイッチ14に変
えて、例えば、小さな円形の操作キーを有する4つのス
イッチを十字形の端部に配置すると共に、これら4つの
スイッチの中央に、上記スイッチと同様のスイッチを1
つ別に配置し、これら5つのスイッチに、方向選択スイ
ッチA、B、C、D及び決定スイッチEを割り当てるよ
うにすることも可能である。
【0081】また、上記実施の形態は、本発明画像記録
再生装置を、本体部に対して撮像レンズの光軸と平行で
水平方向に配置された開閉軸を中心として開閉するよう
にされた画像表示部を有するビデオカメラ1に適用した
ものであるが、本発明は、より一般的な、本体部に対し
て撮像レンズの光軸と直交する垂直方向に配置された開
閉軸を中心として開閉するようにされた画像表示部を有
する画像記録再生装置に適用することも可能である。
【0082】前記実施の形態において示した各部の具体
的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに当たっ
ての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これら
によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されること
があってはならないものである。
【0083】
【発明の効果】以上に説明したところから明らかなよう
に、本発明画像記録再生装置は、撮像レンズを備えた本
体部に対して開閉及び回転可能に支持された画像表示部
を有し、操作キーと該操作キーの端部及び中央部に対応
して十字形の交点及び各端部に配設された複数の接点と
を有すると共に、操作キーの端部と中央部のうちの任意
の部分を押圧することによって該任意の部分に対応した
接点が閉じるようにされたコントロールスイッチを備
え、コントロールスイッチは操作キーの4つの端部が位
置する方向に画像表示部の表示画面内における特定の方
向が割り当てられた方向選択スイッチを有し、該方向選
択スイッチは画像表示部の回動及び回転に伴う向きに合
わせて、操作キーの4つの端部に割り当てられる画像表
示部の表示画面内における方向が変更されるようにした
ことを特徴とする。
【0084】従って、請求項1に記載した発明にあって
は、画像記録再生装置を用いた様々な使用形態におい
て、画像表示部の向きに合った違和感のない状態でコン
トロールスイッチを使用することができるようになる。
【0085】請求項2に記載した発明にあっては、本体
部は通常の使用状態において縦長長方形状を為す筐体を
有し、画像表示部は撮像レンズの光軸と平行な水平方向
に延びる開閉軸を回動中心として開閉すると共に本体部
側面に沿って縦長長方形状で収納するようにされたの
で、画像表示部の視認性を犠牲にすることなしに、装置
全体を小型化することができ、また、本体部の大きさが
同じであれば、画像表示装置が水平方向に開く構造を有
するものよりも大きな画像表示面を持つようにすること
ができる。
【0086】請求項3に記載した発明にあっては、コン
トロールスイッチが、画像表示部の画像表示面が表側を
向くようにして収納された状態で本体部を横長の姿勢に
保持して使用する時に、本体部を保持した手で操作しや
すい位置に配置されているので、記録媒体に記録された
画像の再生又は編集等を行う時の操作性を大幅に向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図13と共に本発明画像記録再生装置
の実施の形態を示すものであり、本図は、画像表示パネ
ルが収納状態にある時の画像記録再生装置を示す斜視図
である。
【図2】画像表示部が通常撮影状態にあるときの画像記
録再生装置を示す斜視図である。
【図3】画像表示部が反転収納状態にあるときの画像記
録再生装置を示す斜視図である。
【図4】画像表示部が対面撮影状態にあるときの画像記
録再生装置を示す斜視図である。
【図5】本体部の形状を一部変更した変形例における反
転収納状態での使用状態を示す図である。
【図6】コントロールスイッチの正面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う縦断面図である。
【図8】コントロールスイッチを下方から見た状態で、
方向選択スイッチが押圧された時の様子を示す平面図で
ある。
【図9】コントロールスイッチの一部を拡大して示す断
面図である。
【図10】方向選択スイッチが押圧された時の様子を示
す断面図である。
【図11】決定スイッチが押圧された時の様子を示す断
面図である。
【図12】操作キーを外した状態のコントロールスイッ
チを示す左側面図である。
【図13】操作キー、弾性部材及び蓋体を外した状態の
コントロールスイッチを示す側面図である。
【図14】図15及び図16と共に、コントロールスイ
ッチを用いて操作する時の画面表示を概略的に示すもの
であり、本図は操作を行う直前の画面表示の状態を示す
図である。
【図15】図14において、機能ボタンを選択した後の
画面表示の状態を示す図である。
【図16】図14において、機能ボタンを選択した後の
画面表示の状態を示す図である。
【符号の説明】
1…画像記録再生装置、2…本体部、3…画像表示部、
4…撮像レンズ、8a…開閉軸、14…コントロールス
イッチ、15…操作キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嘉藤 正悟 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 塩山 芳規 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ーイーエムシーエス株式会社内 (72)発明者 海老根 信人 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA11 AC03 AC31 AC78

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像レンズを備えた本体部に対して開閉
    及び回転可能に支持された画像表示部を有する画像記録
    再生装置において、 操作キーと、該操作キーの端部及び中央部に対応して十
    字形の交点及び各端部に配設された複数の接点とを有す
    ると共に、上記操作キーの端部と中央部のうちの任意の
    部分を押圧することによって該任意の部分に対応した接
    点が閉じるようにされたコントロールスイッチを備え、 上記コントロールスイッチは、上記操作キーの4つの端
    部が位置する方向に画像表示部の表示画面内における特
    定の方向が割り当てられた方向選択スイッチを有し、 上記方向選択スイッチは、画像表示部の回動及び回転に
    伴う向きに合わせて、操作キーの4つの端部に割り当て
    られる画像表示部の表示画面内における方向が変更され
    るようにしたことを特徴とする画像記録再生装置。
  2. 【請求項2】 本体部は、通常の使用状態において縦長
    長方形状を為す筐体を有し、 画像表示部は、撮像レンズの光軸と平行な水平方向に延
    びる開閉軸を回動中心として開閉すると共に、本体部側
    面に沿って縦長長方形状で収納されるようにされたこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像記録再生装置
  3. 【請求項3】 コントロールスイッチは、画像表示部の
    画像表示面が表側を向くようにして収納された状態で本
    体部を横長の姿勢に保持して使用する時に、本体部を保
    持した手で操作しやすい位置に配置されたことを特徴と
    する請求項2に記載の画像記録再生装置。
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