JP2003060523A - 無線通信モジュール - Google Patents

無線通信モジュール

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JP2003060523A
JP2003060523A JP2001241481A JP2001241481A JP2003060523A JP 2003060523 A JP2003060523 A JP 2003060523A JP 2001241481 A JP2001241481 A JP 2001241481A JP 2001241481 A JP2001241481 A JP 2001241481A JP 2003060523 A JP2003060523 A JP 2003060523A
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communication module
substrate
layer
semiconductor chip
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Masami Itakura
正己 板倉
Kunio Gosho
邦仁男 五所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は無線通信モジュールに関し、無線通信
モジュールを構成する多層基板から放熱のためのサーマ
ルビアホールを無くし、多層基板の内層に、より多くの
インダクタ、キャパシタや接続線路を構成することで、
放熱と実装密度の向上を実現させながら、無線通信モジ
ュールの小型化を達成する。 【解決手段】高周波回路の受動素子(内層インダクタ2
8、内層キャパシタ30等)を多層基板に内蔵し、多層
基板の主基板43への搭載面となる裏面側にキャビティ
36を設け、このキャビティ36内に、高周波回路の半
導体素子を構成する半導体チップ37をフリップチップ
実装した。そして、多層基板裏面のキャビティ36に金
属板からなる放熱板41で蓋をして内部の半導体チップ
37を封止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、PH
S電話機、無線通信機能を有する携帯情報端末を含む各
種無線通信装置に利用可能な無線通信モジュールに関
し、特に、前記無線通信装置の無線通信用高周波回路の
素子(又は部品)を多層基板に実装した無線通信モジュ
ールに関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来例について説明する。
【0003】(用語の定義)本明細書で使用する用語の
定義は次の通りである。
【0004】a:PA(Power Amplifier )は、パワー
アンプ(電力増幅器)のことである。
【0005】b:VCO(Voltage-Controlled Oscilla
tor )は、電圧制御発振器のことである。
【0006】c:LNA(Low Noise Amplifier )は、
低雑音増幅器(ローノイズアンプ)のことである。
【0007】d:RF(Radio Frequency )は、高周波
のことであり、「RFIC」は高周波回路部の集積回路
のことである。
【0008】e:無線通信装置は、携帯電話機、PHS
電話機、無線通信機能を備えた携帯情報端末等を含む装
置のことである。
【0009】f:GSM(The Global System For Mobi
les )は、ヨーロッパ標準のディジタル携帯電話システ
ムの名称である。GSMでは、8チャンネルを多重化す
るTDMA/TDDを用いている。また、GSMには、
周波数900MHZ を使う「GSM900」、周波数
1.8GHZ を使う「GSM1800」、周波数1.9
GHZ を使う「GSM1900」がある。
【0010】g:DCS(Digital Cellular System )
は、自動車、携帯電話システム等に使用される通信方式
の一種である。
【0011】h:LTCC(Low Temperature Cofired
Ceramics)は、低温焼成セラミックのことである。
【0012】i:GNDは接地と同じ意味である。
【0013】j:APC(Auto Power Control)回路
は、オートパワーコントロール回路のことである。
【0014】k:MMIC(Monolithic Microwave Int
egrated Circuit )は、モノリシック・マイクロ波集積
回路のことであり、マイクロ波領域の信号の増幅や変復
調を行うものである。トランジスタの他、抵抗、コンデ
ンサなどの素子を一体化して1個のICチップに集積し
たものである。
【0015】l:カプラ(Coupler )は、入力信号を分
波するもの(方向性結合器)である。
【0016】m:キャビティは、多層基板の一部に形成
され、一面が開口された凹部や溝等のことである。
【0017】n:多層基板の裏面とは、無線通信モジュ
ールの主基板(マザーボード)への搭載面側のことであ
り、多層基板の表面とは、前記裏面と反対側の面のこと
であり、表面実装部品等を搭載する面である。
【0018】o:フリップチップとは、LSIチップの
パッド部に半田や金等のボールを形成し、基板上の回路
に表面を下にして(フェースダウン)半田や金等により
接続する方式のことである。
【0019】p:高周波回路の素子は、高周波回路の構
成要素となるものであり、部品と同意語として使用す
る。また、前記素子の内、インダクタ(またはコイ
ル)、キャパシタ(又はコンデンサ)、抵抗を受動素子
という。また、半導体素子は、トランジスタやダイオー
ド等の単体の素子だけでなく、IC、LSI等の集積回
路装置を含む意味で使用する。
【0020】(携帯電話機の説明)図2は従来の携帯電
話機のブロック図である。図2に示すように、携帯電話
機には、アンテナ1に接続されたディプレクサ2、アン
テナスイッチ3、LPF4、カプラ(Coupler :方向性
結合器)5、PA8、APC回路(コンパレータ7、抵
抗Rを含む回路)、検波回路(検波ダイオード6を含む
回路)、VCO9、LPF14、SAWフィルタ11、
LNA12、バンドパスフィルタ13、RFIC(高周
波部の集積回路)、コンバータ15、DSP16、メモ
リ17、IF−SAWフィルタ(中間周波数帯のSAW
フィルタ)、LCフィルタ、PLL回路、VCO等の部
品が設けてある。
【0021】なお、この携帯電話機はGSM/DCSデ
ュアルモードを採用しており、前記部品の内、カプラ
5、PA8、VCO9からなる部分、SAWフィルタ1
1、LNA12、バンドパスフィルタ13等を含む部
分、その他関連した部分などは2重化され、デュアルモ
ードの回路構成となっている。
【0022】また、コンバータ15には、DAC18、
ADC19等が設けてあり、DSP16には、プロセッ
サ20等が設けてある。更に、RFICには、IF−V
CO(中間周波数帯のVCO)、分周回路、位相検出器
等の高周波部に必要な素子(又は部品)が設けてある。
【0023】前記メモリ17は、ベースバンドメモリと
して使用されるものであり、DSP16のプロセッサ2
0が使用するプログラム(ベースバンドプログラム)
や、各種データ(DAC18への設定データ)等を格納
しておくものである。
【0024】そして、以下に説明する無線通信モジュー
ル(MFEM:Middle Scale FrontEnd Module と呼
ぶ)の例では、前記部品の内、フロントエンド部を構成
する、高周波電力増幅用のPA8、該PA8で増幅され
た信号を分波するカプラ(方向性結合器)5、カプラ5
から出力された信号の高域成分を除去するLPF4、送
受信の切替えを行うアンテナスイッチ3、ディプレクサ
2を含む素子(部品)をモジュール化したものである。
【0025】(従来例1の説明)図3は従来例1の無線
通信モジュールを示した図である。この例は、前記「M
FEM」と呼ぶ無線通信モジュールを断面図として示し
たものであり、多層基板に前記各素子(又は部品)や配
線パターン等が実装されている。なお、以下の説明で使
用する主基板は、無線通信モジュール等を搭載する基板
(マザーボード)のことであり、図3では図示省略して
ある。また、無線通信モジュールの主基板への搭載面側
を多層基板の裏面、その反対側の面を表面と呼ぶ。
【0026】従来例1は、前記携帯電話機のフロントエ
ンド部を構成する素子(又は部品)の内、前記MFEM
として示した各素子を、多数の誘電体を積層した多層基
板に実装したものであり、特に、パッケージで保護され
た半導体素子(PA8)を多層基板の表面に実装した例
である。
【0027】図3に示したように、多数の誘電体層25
−1〜25−5を積層した多層基板の表面には、パッケ
ージで保護された半導体素子として、MMICで構成さ
れた2個のPA−MMIC26(図2に示した2個のP
A8に相当する)、L、C、R(コイル、コンデンサ、
抵抗)等の受動部品27、PINダイオード29等が搭
載されている。また、前記多層基板には、内層インダク
タ28、内層キャパシタ30、配線パターン等が内蔵さ
れている。
【0028】また、前記PA−MMIC26は発熱が大
きいため、多層基板には多数のサーマルビアホール31
が該多層基板を積層方向に貫通するように設けてあり、
このサーマルビアホール31を利用してPA−MMIC
26で発生した熱を主基板側へ逃がすように構成されて
いる。また、多層基板の裏面側には、主基板側の電極と
接続するための裏面電極(又は底面電極)34が必要な
箇所に設けてある。
【0029】(従来例2の説明)図4は従来例2の無線
通信モジュールを示した図である。この例は、前記「M
FEM」と呼ぶ無線通信モジュールを断面図として示し
たものであり、前記各素子(又は部品)が搭載されてい
る。
【0030】従来例2は、携帯電話機のフロントエンド
部を構成する部品の内、前記MFEMとして示した各素
子を、多数の誘電体を積層した多層基板に実装したもの
であり、特に、PA−MMIC26を構成するベアチッ
プを多層基板の表面に実装した例である。
【0031】図4に示したように、多数の誘電体層25
−1〜25−5を積層した多層基板の表面には、所定箇
所にパッド32を設けると共に、PA−MMIC26を
構成するベアチップ(図2の2つのPA8に相当する)
を、前記パッド32を利用して搭載している。
【0032】この場合、例えば、多層基板の表面にパッ
ド32を形成し、このパッド32を利用してPA−MM
IC26のベアチップをワイヤボンディングして実装す
る。また、多層基板の表面側にキャビティ36を形成す
ると共に、このキャビティ36内とその周辺部にパッド
32を形成し、前記キャビティ36内に前記PA−MM
IC26のベアチップを入れ、前記パッド32を利用し
てワイヤボンディングにより実装する。
【0033】また、多層基板の表面には、コイル、コン
デンサ、抵抗(L、C、R)等の受動部品(ディスクリ
ート部品)27、PINダイオード29等を搭載し、該
多層基板の内部には、内層インダクタ28や内層キャパ
シタ30等を形成して内蔵する。
【0034】また、PA−MMIC26は発熱が大きい
ため、多層基板には、多数のサーマルビアホール31が
多層基板を積層方向に貫通するように設けてあり、この
サーマルビアホール31を利用してPA−MMIC26
で発生した熱を主基板側へ逃がすように構成されてい
る。また、多層基板の裏面側には、主基板側の電極と接
続するための裏面電極(又は底面電極)34が必要な箇
所に設けてある。
【0035】(従来例3)前記従来例2において、PA
−MMIC26を多層基板の表面に実装する場合、PA
−MMIC26をフリップチップ形状の半導体素子で構
成し、フリップチップでバンプ接続して実装する。な
お、他の構成は従来例2と同じである。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。
【0037】前記従来例1、2、3に示したように、従
来の無線通信モジュールでは、半導体素子を多層基板に
実装する場合、パッケージで保護された半導体素子を多
層基板の表面に実装する場合と、ベアチップを多層基板
の表面に搭載し、多層基板表面のパッドにワイヤボンデ
ィングして実装する場合と、フリップチップでバンプ接
続することで実装する場合とが一般的であった。また、
多層基板の表面にキャビティを設け、その中に半導体の
ベアチップを収納する場合もあった。
【0038】ところで、多層基板にPA(パワーアン
プ)のような発熱の大きい半導体素子を実装する場合、
放熱を確保する為に放熱板を持った構造にパッケージさ
れる為、パッケージの大きさに応じて、一定の表面に実
装できる素子の数が制約される。また、放熱を良くする
為に、PAパッケージの放熱板と同面積程度のサーマル
ビアホールを多層基板の表面から裏面まで貫通して設け
るのが一般的であり、多層基板の内層に組み込める素子
の数や配線も制約され、無線通信モジュールの小型化の
妨げとなっていた。
【0039】また、半導体素子をパッドにワイヤボンデ
ィングして実装する場合も、ワイヤを接続するためのパ
ッドを設けるスペースが多層基板の表面に必要となり、
多層基板表面に実装できる素子数が制約され、内層もサ
ーマルビアホールで制約されてしまい、実装密度が低く
なる。更に、フリップチップ実装の場合は、熱放散がバ
ンブ部分だけからとなり、サーマルビアホールを設けて
も放熱性が悪く、高温下での動作が悪くなる場合もあ
る。
【0040】本発明は、このような従来の課題を解決
し、無線通信モジュールを構成する多層基板から放熱の
ためのサーマルビアホールを無くし、多層基板の内層
に、より多くのインダクタ、キャパシタや接続線路を構
成することで、放熱と実装密度の向上を実現させなが
ら、無線通信モジュールの小型化を達成することを目的
とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するため、無線通信用高周波回路の受動素子(インダ
クタ、キャパシタ、抵抗の内、少なくとも何れかを含
む)を多層基板(LTCCのセラミック多層基板、又は
樹脂の多層基板)に内蔵し、該多層基板の主基板(マザ
ーボード)への搭載面となる裏面側に凹部(キャビテ
ィ)を設け、該凹部内に、高周波回路の半導体素子(パ
ワーアンプなど)を構成する半導体チップをフリップチ
ップ実装し、多層基板裏面の凹部に金属板の蓋をして、
内部の半導体チップを封止した。
【0042】また、前記凹部を、熱伝導性を有する金属
板で構成した放熱板により蓋をして、内部の半導体チッ
プを封止した。また、放熱板と半導体チップ背面との間
を熱伝導性樹脂層(高熱伝導性樹脂層)で充填した。ま
た、放熱板(金属板)及び熱伝導性樹脂層に導電性を有
する材料を使用し、該放熱板及び熱伝導性樹脂層によ
り、前記半導体チップから主基板への接地回路を構成し
た。
【0043】このようにすれば、半導体素子のパッケー
ジに専有される部分の面積や、ワイヤボンディングに必
要とされるパッドの面積(従来例参照)を節約すること
ができ、半導体素子の実装に必要とされる面積を少なく
することができる。すなわち、多層基板の表面や内層の
部品実装面積を有効に利用することができ、その結果、
部品実装密度の向上を実現させながら、無線通信モジュ
ールの小型化を図ることができる。
【0044】また、前記凹部(キャビティ)にフリップ
チップ実装する半導体素子をパワーアンプにすれば、パ
ワーアンプ(半導体素子)のパッケージに専有される部
分の面積や、ワイヤボンディングに必要とされるパッド
の面積を節約することができ、パワーアンプの実装に必
要とされる面積を少なくすることができる。すなわち、
多層基板の表面や内層の部品実装面積を有効に利用する
ことができ、その結果、無線通信モジュールの小型化を
達成することができる。
【0045】また、フリップチップ実装した半導体素子
を確実に固定し、パワーアンプで発生した熱を前記放熱
板により効率良く放熱させることで、放熱性を向上させ
ると共に安定した実装が可能になる。また、熱伝導性樹
脂層に導電性材料を使用することで、熱伝導性樹脂層及
び放熱板により半導体チップから主基板への接地回路を
構成することができる。そのため、接地回路を別途設け
る必要がなく、この点でも無線通信モジュールの小型化
が達成できる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、図2は本発明でも同
じなので、同図も参照しながら説明する。また、本発明
の実施の形態では、多層基板の裏面に設けた凹部をキャ
ビティと記す。また、前記熱伝導性樹脂層を高熱伝導性
樹脂層として説明する。
【0047】§1:無線通信モジュールの概要 (1) :高周波回路の受動素子を多層基板に内蔵し、該多
層基板の主基板(マザーボード)への搭載面側となる裏
面にキャビティ(凹部)を設け、前記キャビティ内に、
前記高周波回路の半導体素子を構成する半導体チップ3
7をフリップチップ実装する。そして、多層基板裏面の
キャビティに金属板の蓋をして内部の半導体チップ37
を封止する。このようにして、多層基板表面を他の部品
実装エリアとして利用し部品実装領域を有効活用するこ
とで、無線通信モジュールの小型化を達成する。
【0048】(2) :高周波回路の受動素子を多層基板に
内蔵し、該多層基板の主基板(マザーボード)への搭載
面側となる裏面にキャビティ(凹部)を設け、前記キャ
ビティ内に、前記高周波回路のパワーアンプ(図2のP
A8)を構成する半導体チップをフリップチップ実装す
る。また、多層基板裏面のキャビティを、熱伝導性を有
する金属板で構成した放熱板により蓋をして内部の半導
体チップを封止する。また、放熱板と半導体チップ背面
との間を高熱伝導性樹脂層で充填し、放熱板と半導体チ
ップを密着接続する。
【0049】この場合、多層基板の裏面にキャビティを
形成し、該キャビティ内にパワーアンプを構成するフリ
ップチップ形状の半導体素子を実装し、金属板などの熱
導電性に優れた材質の蓋をする。この時に、この蓋とフ
リップチップ実装した半導体素子の背面との間を高熱伝
導性樹脂層で充填し、放熱板と半導体チップを密着接続
させる。そして、金属板を主基板に半田付けする。この
ようにすれば、最良の放熱が得られ、多層基板表面全て
を他の部品の実装に使用できるので、最大限の小型化と
放熱性を得ることが可能になる。
【0050】§2:具体例の説明 図1は無線通信モジュールの説明図である。以下、図1
に基づいて、無線通信モジュールの具体例を説明する。
以下に説明する無線通信モジュール(MFEM:Middle
Scale Front End Module と呼ぶ)の例では、図2に示
した回路の素子(部品)の内、フロントエンド部を構成
する、高周波電力増幅用の2個のPA8、該PA8で増
幅された信号を分波するカプラ(方向性結合器)5、カ
プラ5から出力された信号の高域成分を除去するLPF
4、送受信の切替えを行うアンテナスイッチ3、ディプ
レクサ2を含む無線通信用高周波回路の素子(部品)を
モジュール化したものである。
【0051】図1に示したように、無線通信モジュール
を構成する多層基板は、LTCCからなる多数の誘電体
層25−1〜25−5を積層したものであり、この多層
基板(LTCCのセラミック多層基板)に素子(部品)
等を実装した後、主基板(マザーボード)に搭載する。
この場合、無線通信モジュールを構成する多層基板は、
主基板に搭載する場合の主基板側となる面を裏面、その
反対側の面を表面と呼ぶ。
【0052】前記多層基板は多数の誘電体層25−1、
25−5で構成され、この多層基板に、無線通信モジュ
ールを構成する素子(部品)等を実装する。この場合、
多層基板の表面には、表面実装部品35を実装し、多層
基板の内部には、内層インダクタ28、内層キャパシタ
30、配線パターン33等を内蔵する。
【0053】また、多層基板(LTCC基板)の裏面の
一部にキャビティ36を形成し、該キャビティ36内に
フリップチップ形状の半導体素子(この例では、PA8
を構成する半導体チップ37)を実装し、Cu、Al等
からなる金属板などの熱導電性に優れた材質の放熱板4
1で蓋をする。この時に、フリップチップ形状の半導体
素子37の背面に、高熱伝導性樹脂層40を設けて蓋と
なる放熱板41と密着接続させる。なお、PA8が2個
ある場合は多層基板の裏面にキャビティ36を2か所設
け、各キャビティ36内にPA8を構成する半導体チッ
プ37をフリップチップ実装する。
【0054】前記高熱伝導性樹脂層40には、市販品と
して、エラストマータイプ、ゲルタイプ、オイルコンパ
ウンドタイプや、グリース状のもの(サーマルコンパウ
ンド)、ゴムシート状のもの(例えば、「サーコン」と
呼ばれる製品)等が知られており、いずれの製品も使用
可能である。具体的には次のようなものが使用可能であ
る。
【0055】:電子部品用放熱シリコーンのエラスト
マータイプの付加反応型(加熱硬化型)のもの(1液
型、2液型、1液型RTV)、ゲルタイプ(2液型)、
オイルコンパウンドが使用可能である。
【0056】:半導体用シリコーンのエラストマータ
イプ(2液型)、ゲルタイプ(1液型、2液型)が使用
可能である。
【0057】:グリース状のものとしては、サーマル
コンパウンド、シリコーングリス(例えば、株式会社
田川アルミ製の「たかちん印サーマルコンパウンドTS
C−1」)が使用可能である。
【0058】:シート状、又はチューブ型、テープ
型、ケース型等には、富士高分子工業株式会社製の「サ
ーコン」と呼ばれる製品)が使用可能である。
【0059】そして、前記金属板からなる放熱板41を
GNDとして使用し、主基板43に半田付けする。この
ようにすれば、最良の放熱が得られ、多層基板(LTC
C基板)表面全てを他の部品の実装に使用できるので、
無線通信モジュールの最大限の小型化と放熱性を得るこ
とが可能になる。
【0060】前記LTCCのセラミック多層基板を製造
する場合、キャビティ36の部分に穴を開けた誘電体シ
ートを積層して製造する場合と、多数の誘電体シートを
積層して半乾燥状態とした多層基板にドリル等でキャビ
ティ36の部分に穴を開けて製造する場合等があるが、
どの方法で製造しても良い。
【0061】前記のようにして、多層基板の裏面側にキ
ャビティ36を形成し、その中にフリップチップ形状の
半導体素子(この例では、PA8の半導体チップ37)
を入れ、前記半導体素子を、半田、又は金のバンプ38
によりキャビティ36内に露出させた配線パターン33
と電気的、機械的に接続する。この例では、前記半導体
素子を多層基板上の表面実装部品35と配線パターン3
3により接続する。
【0062】そして、前記半導体素子の背面側(バンプ
38と反対側)には、高熱伝導性樹脂層40を設け、そ
の上に放熱板41を載せて該放熱板41によりキャビテ
ィ36に蓋をする。この場合、放熱板41はキャビティ
36の開口部の大きさより大きく形成しておく。
【0063】また、キャビティ36の周囲に存在する誘
電体層(例えば、誘電体層25−5、又は25−5と2
5−4等を含む所定の厚み分)を放熱板41が入る大き
さに切り欠いておき、この切り欠きに放熱板41を挿入
し、放熱板41の周囲を蝋付け(耐熱性の接着剤等によ
り接着しても良い)により封止する。このようにして、
キャビティ36内に実装した半導体素子を放熱板41に
より蓋をして封止する。
【0064】また、多層基板内には、内層インダクタ2
8、内層キャパシタ30、配線パターン33等を設定
し、多層基板の表面上には、表面実装部品35等を搭載
する。そして、多層基板の裏面側には、裏面電極34を
形成することで、無線通信モジュールを完成する。
【0065】このような無線通信モジュールを、携帯電
話機等に使用する場合には、多層基板の裏面電極34と
主基板上の該当する電極とを半田接続により接続する。
このようにして携帯電話機を使用すると、多層基板のキ
ャビティ36内に実装した半導体素子(この例ではPA
8の半導体チップ37)から発熱があるが、この時の熱
は、高熱伝導性樹脂層40、放熱板41を介して主基板
43側への放熱経路が形成されているから、十分な放熱
ができる。
【0066】前記の例では、フリップチップ形状の半導
体素子として、PA8を構成する半導体チップ37を多
層基板の裏面に設けたキャビティ36内に実装し、金属
板の蓋によりキャビティ36を封止し、この金属板をフ
リップチップ形状の半導体素子(PA8のチップ)の放
熱板41として主基板43に接続することにより、多層
基板表面を他の実装部品用に使える。
【0067】また、従来のようにサーマルビアホールを
使わずにPA8の放熱を確保した事で、多層基板内層で
の配線や受動部品の構成する領域も拡大できたことによ
り、より小型の無線通信モジュールを実現することが可
能になる。
【0068】§3:その他の説明 (1) :前記多層基板は、セラミック多層基板(LTCC
の多層基板)の例で説明したが、このような例に限ら
ず、樹脂の多層基板でも前記と同様に実現可能である。
この場合、樹脂の多層基板は次のようにして製造可能で
ある。
【0069】a:樹脂の多層基板は、前記キャビティ3
6の部分に穴を開けた樹脂板を用意し、その樹脂板を多
数積層して製造する。
【0070】b:所定寸法の樹脂板を多数積層して多層
基板とした後、例えば、ドリルにより前記キャビティ3
6の部分に穴を開ける。
【0071】(2) :前記の説明では、多層基板に実装す
る回路素子は、図2に示した部品の内、フロントエンド
部を構成する、高周波電力増幅用の2個のPA8、該P
A8で増幅された信号を分波するカプラ5、カプラ5か
ら出力された信号の高域成分を除去するLPF4、送受
信の切替えを行うアンテナスイッチ3、ディプレクサ2
を含んでいるが、本発明はこのような例に限らず、例え
ば、前記PA8のような発熱の大きな素子を含まない他
の高周波回路素子でも実施可能である。
【0072】この場合、キャビティ36に実装する半導
体素子は、PA8のような発熱の大きな素子でなく、発
熱の小さな半導体素子である。そして、キャビティ36
内に発熱の小さい素子を実装すると、前記実施の形態で
説明した放熱性の効果は少ないが、実装密度の向上を実
現させながら無線通信モジュールの小型化を達成するこ
とができる。
【0073】(3) :多層基板に実装する半導体素子は、
GaAsプロセス、SiGeプロセス等の任意の製造プ
ロセスにより製造された素子で実現可能である。
【0074】(4) :多層基板に内蔵されている受動素子
は、インダクタ、コンデンサ、抵抗の何れかを含む素子
で実現可能である。
【0075】(5) :前記高熱伝導性樹脂層40に導電性
材料(例えば、前記高熱伝導性樹脂層に銅粉を混ぜたも
の)を使用し、Cu、Al等の金属板からなる放熱板4
1を主基板43に電気的に接続することで、高熱伝導性
樹脂層40及び放熱板41により半導体チップ37から
主基板43への接地回路(GND回路)を構成すること
ができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。
【0077】(1) :高周波回路の受動素子を多層基板に
内蔵し、該多層基板の主基板への搭載面となる裏面側に
凹部を設け、その凹部内に、高周波回路の半導体素子を
構成する半導体チップをフリップチップ実装した。
【0078】このようにすれば、半導体素子のパッケー
ジに専有される部分の面積や、ワイヤボンディングに必
要とされるパッドの面積を節約することができ、半導体
素子の実装に必要とされる面積を少なくすることができ
る。すなわち、多層基板の表面や内層の部品実装面積を
有効に利用することができ、その結果、部品実装密度の
向上を実現させながら、無線通信モジュールの小型化を
図ることができる。
【0079】(2) :前記無線通信モジュールにおいて、
多層基板裏面の凹部に金属板の蓋をして、内部の半導体
チップを封止したので、フリップチップ実装した半導体
素子を確実に固定し、安定した実装が可能になる。
【0080】(3) :高周波回路の受動素子を多層基板に
内蔵し、該多層基板の主基板への搭載面となる裏面側に
凹部を設け、この凹部内に、高周波回路のパワーアンプ
を構成する半導体チップをフリップチップ実装した。
【0081】このようにすれば、パワーアンプ(半導体
素子)のパッケージに専有される部分の面積や、ワイヤ
ボンディングに必要とされるパッドの面積を節約するこ
とができ、パワーアンプの実装に必要とされる面積を少
なくすることができる。すなわち、多層基板の表面や内
層の部品実装面積を有効に利用することができ、その結
果、無線通信モジュールの小型化を達成することができ
る。
【0082】(4) :前記無線通信モジュールにおいて、
多層基板裏面の凹部を、熱伝導性を有する金属板で構成
した放熱板により蓋をして、内部のパワーアンプを構成
する半導体チップを封止したので、フリップチップ実装
した半導体素子を確実に固定し、パワーアンプで発生し
た熱を前記放熱板により効率良く放熱させることで、放
熱性を向上させると共に安定した実装が可能になる。
【0083】(5) :前記無線通信モジュールにおいて、
放熱板と半導体チップ背面との間を熱伝導性樹脂層で充
填した。すなわち、パワーアンプのような発熱の大きい
半導体素子を多層基板の裏面に設けた凹部内にフリップ
チップ実装し、熱伝導性樹脂層と放熱板とにより放熱経
路を確保しており、従来のようなサーマルビアホールの
ような放熱手段を設けなくても十分な放熱性能を確保す
ることができる。
【0084】従って、多層基板の表面を他の実装部品用
に使え、内層での配線や受動部品を構成するエリアも拡
大できるので、無線通信モジュールの小型化を達成する
だけでなく、十分な放熱性も確保できる。
【0085】(6) :前記無線通信モジュールにおいて、
金属板及び熱伝導性樹脂層に導電性材料を使用すること
で、放熱板及び熱伝導性樹脂層により半導体チップから
主基板への接地回路を構成することができる。そのた
め、接地回路を別途設ける必要がなく、この点でも無線
通信モジュールの小型化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における無線通信モジュー
ルの説明図である。
【図2】従来の携帯電話機のブロック図である。
【図3】従来例1の無線通信モジュールを示した図であ
る。
【図4】従来例2の無線通信モジュールを示した図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 ディプレクサ 3 アンテナスイッチ 4 LPF(ローパスフィルタ) 5 カプラ 6 検波ダイオード 7 コンパレータ 8 PA(パワーアンプ) 11 SAWフィルタ 12 LNA(ローノイズフィルタ) 13 BPF(バンドパスフィルタ) 14 VCO(電圧制御発振器) 15 コンバータ 16 DSP(ディジタルシグナルプロセッサ) 17 メモリ 18 DAC 19 ADC 20 プロセッサ 25−1〜25−4 誘電体層 26 半導体素子 27 受動部品(受動素子) 28 内層インダクタ 29 PINダイオード 30 内層キャパシタ 31 サーマルビアホール 32 パッド 33 配線パターン 34 裏面電極 35 表面実装部品 36 キャビティ 37 半導体チップ 38 バンプ 40 高熱伝導性樹脂層 43 主基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E346 AA02 AA12 AA43 CC16 GG15 GG25 HH17 HH22 5K011 AA03 AA16 JA01 KA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線通信用高周波回路の素子を多層基板に
    実装した無線通信モジュールにおいて、 前記高周波回路の受動素子を多層基板に内蔵し、該多層
    基板の主基板への搭載面となる裏面側に凹部を設け、 前記凹部内に、前記高周波回路の半導体素子を構成する
    半導体チップをフリップチップ実装したことを特徴とす
    る無線通信モジュール。
  2. 【請求項2】前記多層基板裏面の凹部に金属板の蓋をし
    て、内部の半導体チップを封止したことを特徴とする請
    求項1記載の無線通信モジュール。
  3. 【請求項3】無線通信用高周波回路の素子を多層基板に
    実装した無線通信モジュールにおいて、 前記高周波回路の受動素子を多層基板に内蔵し、該多層
    基板の主基板への搭載面となる裏面側に凹部を設け、 前記凹部内に、前記高周波回路のパワーアンプを構成す
    る半導体チップをフリップチップ実装したことを特徴と
    する無線通信モジュール。
  4. 【請求項4】前記多層基板裏面の凹部を、熱伝導性を有
    する金属板で構成した放熱板により蓋をして、前記内部
    の半導体チップを封止したことを特徴とする請求項3記
    載の無線通信モジュール。
  5. 【請求項5】前記放熱板と半導体チップ背面との間を熱
    伝導性樹脂層で充填したことを特徴とする請求項4記載
    の無線通信モジュール。
  6. 【請求項6】前記放熱板及び熱伝導性樹脂層に導電性を
    有する材料を使用し、該放熱板及び熱伝導性樹脂層によ
    り、前記半導体チップから主基板への接地回路を構成し
    たことを特徴とする請求項5記載の無線通信モジュー
    ル。
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