JP2003060360A - 電子機器用筐体 - Google Patents

電子機器用筐体

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JP2003060360A JP2001247248A JP2001247248A JP2003060360A JP 2003060360 A JP2003060360 A JP 2003060360A JP 2001247248 A JP2001247248 A JP 2001247248A JP 2001247248 A JP2001247248 A JP 2001247248A JP 2003060360 A JP2003060360 A JP 2003060360A
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pressure
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性と取付性を確保すると共に結露現象に
対しても考慮して、筐体内の内圧上昇に伴って外部へ空
気を逃し筐体の破損を防止した電子機器用筐体を提供す
ること。 【解決手段】 弁座部111と該弁座部111に開閉動
可能に着座した弁体部121とを有し、弁体部121を
該弁座部111に付勢して着座させる機構部を密閉筐体
本体B側に配設した圧力調整弁機構1を、所要な電子回
路を組み込み可能に構成された密閉筐体本体Bの外側か
ら取り付けるように構成して、密閉筐体本体外面b2か
ら必要以上に突出しないように、かつ、取付を容易にす
ると共に、外気の流入を防止すると共に該本体内の内部
圧力の上昇に応じて内部の空気を外部へ逃がすように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器用筐体に
関し、更に詳しくは、気密性を維持した密閉筐体の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、所要な電子回路が外部からの
影響を受けないように気密性を持たせた電子機器用筐体
がある。しかしながら、完全に密閉状態だと電子回路か
ら発生した熱や外部温度の伝熱等によって圧力が上昇し
てしまい、筐体の破損につながる可能性があるため、こ
の種の電子機器用筐体には、内圧の上昇に伴ってその空
気を外部に逃がす手段を具備している。
【0003】その手段として、従来は、四フッ化エチレ
ン樹脂フィルターの「水を通さずに空気を通す」特性に
着目して、筐体に外面と内面とを連通する孔を穿設し、
該フィルターで塞いだ構成を採用していた。その状態を
図6に示す。つまり、図示したように、密閉筐体a1の
穴a2を覆い被さるようにフィルターa3を密着させ、
その上から密閉筐体a1の穴a2と略同径の穴を設けた
プレートa4で押さえ、ネジa5で固定し、フィルター
a3とプレートa4の周囲をシール材a6で気密シール
をした構成になっており、該フィルターa3を介して密
閉筐体内の圧力上昇を防止している。
【0004】ところで、圧力調整を行う手段の代表的な
ものとして弁構造があるが、この弁構造は、様々な技術
分野で適用されている。たとえば、実開昭62−200
869号公報に開示された防水性通気弁構造や、特開平
9−66889号公報に開示された防水服や、特開平9
−193890号公報に開示されたドライスーツの給排
気弁等がある。
【0005】実開昭62−200869号公報に開示さ
れた防水性通気弁構造は、自動車などに設備される半導
体圧力素子による圧力センサーを水密的に内装するケー
スに備えられる防水性通気弁構造に関するものとして、
空気の流通を許す細い切り込みを周方向に設けた円状ゴ
ムシートを弾性弁とし、この弾性弁をケース内方向に凹
湾曲するようにケース本体内に取り付けると共に、ケー
ス本体に通気孔が穿設された構造となっている。そし
て、ケース内圧が上昇すると該切り込みと該通気孔を介
して空気が、ケース本体外部へ逃げるようになってい
る。
【0006】特開平9−66889号公報に開示された
防水服は、防水服内部に溜まった空気をバランスよく排
出させて水中での姿勢を好適に保つために排気バルブの
配設位置に特徴を持たせると共に、その排気バルブの弁
構造にも特徴を持たせてなるものが開示されており、こ
の弁構造は、弾性に富む部材でもって略リング状に形成
されたリング弁を弁ホルダーにそのリング弁の周縁部が
露出するように装着されて構成された略フランジ状の弁
体を、防水服の内側に弁体のフランジ凸部がくるよう
に、かつ、その背面からスプリングで該周縁部がベース
部に圧接するように付勢し、通気口が穿設されたカバー
部で弁体後方を被装して構成されている。このように構
成された防水服は、防水服内部に溜まった所定圧の空気
によって弁体が押し上げられて、リング弁の周縁部とベ
ース部との間に間隙が生じて空気が外部へ逃げるように
なっている。
【0007】特開平9−193890号公報に開示され
たドライスーツの給排気弁は、潜水時におけるドライス
ーツ内の空気の排出と浮上時におけるドライスーツ内の
空気の供給として周知の押し込みアングル弁を吸気用と
排気用に採用し、ドライスーツ外側に吸気ボタンと排気
ボタンとが配設されるように一体的に連結した構成にな
っており、夫々のボタンを押し下げることによりスプリ
ングで付勢された弁機構が開いて吸気あるい排気が行わ
れるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した四
フッ化エチレン樹脂フィルターの多孔質の特性は、周知
の通り、水を通さないで、空気を通す特有の特性を有し
ており、その多孔質の孔径は現在実用化されているもの
でおよそ0.1μm 〜数μm の大きさとなっている。し
かしながら、電子機器の筐体、特に屋外設置形が影響を
受ける一般大気には、上記孔径を通過し得る亜硫酸ガ
ス、海塩粒子、金属粒子等が含まれており、これらの有
害ガス類が電子機器内に自由に行き来し、内部機器に累
積することで機能の信頼性を低下につながることが判明
している。さらに、設置場所によっては、フィルターに
大気中の塵埃が付着して、いわゆる“目詰まり”状態を
引き起こし、圧力調整機能が低下する場合もある。
【0009】しかも、このフィルターは、けっして機械
的強度が高いものではなく、上記の問題に加え、設置場
所によっては蟻等の昆虫類により破壊されるおそれがあ
り、万全とはいえないが、その対策として電子機器内部
に進入しないようにプレート4の上からネットを被せて
いるのが現状である。また、いわゆる筐体内の結露現象
については、上記フィルターを通過して筐体内部に出入
りする空気に含まれている水蒸気が筐体内の温度低下の
際に、外気との温度差で発生することが判明しており、
その対策が望まれている。
【0010】そこで、上記したような様々な技術分野で
適用されている弁構造を、密閉筐体に適用すれば良いこ
とになる。そこで、密閉筐体に適用することを想定し
て、上記に掲げた弁構造のものを照らしてみることにす
る。実開昭62−200869号公報に開示された防水
性通気弁構造では、空気の流通を許す細い切り込みを周
方向に設けた円状ゴムシートの弾性弁を採用しているた
め動作信頼性に欠ける。すなわち、一般的にゴム系部品
は弾性変形の度合いにばらつきがあるため、内部圧力に
より切り込み部が撓むとき必ずしも設定圧力に応じて開
くとは限らないし、また、その逆に、設定圧力以下でも
弁が開いてしまうことも想定できる。また、防水性の点
において、結露された水分の浸入を効果的に防止できる
としているが、切り込みを周方向に設けた円状ゴムシー
トを凹湾曲させれば、微小の間隙は必ず生じ、0.1μ
m 以下の水蒸気の分子は当然切り込み部を介して流通す
るため、防水の点においても信頼性に欠け、この種の密
閉筐体には適用できない。
【0011】特開平9−66889号公報に開示された
防水服に設けられた弁構造は、防水服の内側、すなわ
ち、防水服を着用した人間側となるため、内側に弁構造
の機構部が突出するわけにはいかず、機構部を外側に配
置させて弁体を外側に設けられたスプリングで付勢する
構成となっている。してみれば、この種の密閉筐体に適
用した場合、外側に機構部を配置すると筐体外面から突
出した状態となり、人的衝突や暴風によって飛翔した物
体等により筐体が損傷するおそれがある上に、何より
も、人間が直接衝突した場合は怪我をするおそれがあ
り、とても採用できるものではない。
【0012】特開平9−193890号公報に開示され
たドライスーツの給排気弁は、そのドライスーツ外側に
吸気ボタンと排気ボタンとが配設され、夫々のボタンを
押し下げることによりスプリングで付勢された弁機構が
開いて吸気あるい排気が行われるものであり、このよう
な弁機構をこの種の密閉筐体に適用した場合、作業者が
一々内圧排除のため外側に設けられたボタンを操作する
ことになり、これもまた採用できるものではない。
【0013】そこで、本発明は、安全性と取付性を確保
すると共に結露現象に対しても考慮して、筐体内の内圧
上昇に伴って外部へ空気を逃し筐体の破損を防止した電
子機器用筐体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1の発明は、弁座部と該弁座部に開閉動可能
に着座した弁体部とを有してなり、所要な電子回路を組
み込み可能に構成された密閉筐体本体に、外気の流入を
防止すると共に該本体内の内部圧力の上昇に応じて内部
の空気を外部へ逃がす圧力調整弁機構を設けたことを特
徴とする電子機器用筐体にある。
【0015】請求項2の発明は、請求項1において、前
記弁体部を該弁座部に付勢して着座させる機構部を前記
密閉筐体本体側に設けたことを特徴とする。
【0016】請求項3の発明は、請求項2において、前
記圧力調整弁機構は、プレートの表裏を連通する連通孔
が穿設され該連通孔の表側中途部に段差状に形成された
弁座部が設けられたプレート部と、軸一端が略フランジ
状に形成されフランジ内面と前記弁座部とが対向するよ
うに該連通孔に遊嵌されフランジ側基部にシール部材が
周設されていると共に軸端面を前記密閉筐体本体内の圧
力を受ける受圧面とした弁軸部と、該プレート裏面側に
突出した前記弁軸部に設けられ該プレート裏面を押圧さ
せて該弁軸部と該弁座部とを開閉動可能に着座させる弾
発部と、を有してなり、前記密閉筐体本体に開口部が穿
設され該開口部に該受圧面が配設されるように前記プレ
ート部が該密閉筐体本体外面に取り付けられていること
を特徴とする。
【0017】請求項4の発明は、請求項2において、前
記圧力調整弁機構は、プレートの表裏を連通する摺動孔
が穿設されると共に該摺動孔の周囲に通気孔が複数個穿
設されたプレート部と、軸体の先端に該通気孔を被装す
る所要の大きさの凹湾曲した可撓性を有する吸盤状弁を
設けて傘状を呈し前記プレート表面側に該吸盤状弁が配
設されるように該摺動孔に軸部がスライド可能に遊嵌さ
れていると共に該吸盤状弁の凹湾曲面を前記密閉筐体本
体内の圧力を前記通気孔を介して受ける受圧面とした弁
軸部と、前記プレート裏面側に突出した前記弁軸部に設
けられ該プレート裏面を押圧させて該吸盤状弁と該プレ
ート表面とを開閉動可能に着座させる弾発部と、を有し
てなり、前記密閉筐体本体に開口部が穿設され該開口部
に該受圧面が配設されるように前記プレート部が該密閉
筐体本体外面に取り付けられていることを特徴とする。
【0018】請求項5の発明は、請求項3または4にお
いて、前記弾発部が、該プレート裏面側に突出した前記
弁軸部の先端部近傍に溝部を周設し該溝部に嵌合された
受け座部と、該弁軸部を遊嵌し該受け座部に受けられた
該プレート裏面を押圧する発条部材とで構成されている
ことを特徴とする。
【0019】請求項6の発明は、請求項5において、前
記プレート部に、前記連通孔の周面に押圧させて前記プ
レート裏面と前記密閉筐体本体外面との気密を保持する
シール部材が周設されていることを特徴とする。
【0020】請求項7の発明は、請求項2において、前
記圧力調整弁機構は、外観形状略円筒状を呈し、外周面
一端に周設されたフランジ部と他端の外周面に所定間隔
をおいて周設された弾性変形可能な爪部との中途域外周
面にシール部材が周設されると共に、筒内中途部が縮径
されて双方向に段部が形成され該フランジ部側段部を弁
座部としたブッシュ本体と、軸一端が略フランジ状に形
成されフランジ内面と前記弁座部とが対向するように該
筒内に遊嵌されフランジ側基部にシール部材が周設され
ていると共に軸端面を前記密閉筐体本体内の圧力を受け
る受圧面とした弁軸部と、前記爪部側段部から突出した
前記弁軸部に設けられ該爪部側段部を押圧させて該第弁
軸部と該弁座部とを開閉動可能に着座させる弾発部と、
を有してなり、前記密閉筐体本体外面側に前記フランジ
部と係合する段差部を有し前記ブッシュ本体が挿嵌され
る所要の内径からなる開口部が該密閉筐体本体に穿設さ
れ、前記弁軸部と前記弾発部を組み込んだ該ブッシュ本
体が、該開口部内周面を該シール部材が押圧し該爪部と
該フランジ部とで筐体壁部を挟持されるように開口部に
挿嵌されると同時に、該密閉筐体本体外面とフランジ外
面とが略面一となるように該フランジ部と該段差部とが
係合して、該密閉筐体本体に取り付けられていることを
特徴とする。
【0021】請求項8の発明は、請求項7において、前
記弾発部が、前記爪部側段部から突出した前記弁軸部の
先端部近傍に溝部を周設し該溝部に嵌合された受け座部
と、該弁軸部を遊嵌し該受け座に受けられた該爪部側段
部を押圧する発条部材とで構成されていることを特徴と
する。
【0022】
【発明の実施の形態】本実施形態における電子機器用筐
体は、所要の電子機器や電子回路を組み込み可能に構成
され密閉性を確保した略箱型状を呈してなり、その一側
面に外気の流入を防止すると共に該本体内の内部圧力の
上昇に応じて内部の空気を外部へ逃がす圧力調整弁機構
を設けて構成されており、以下、本発明の要部である圧
力調整機構について、添付図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0023】(実施形態1)実施形態1における圧力調
整機構1は、図1から図3に示すように、プレート部1
1と、弁軸部12と、弾発部13とを備えて構成されて
いる。プレート部11は、略円形状または矩形状を呈し
た板部材からなるプレート110の表裏を連通し、表側
(取付面との対向面側)中途部に、底部を平面とし表に
向かって漸次拡径した傾斜面を形成した段差状の弁座部
111を設けた連通孔112が穿設されている。そし
て、プレート裏面117側の周囲にはその連通孔112
を中心として円形溝113が周設されその円形溝113
にOリングからなるシール部材114が内嵌されている
と共に、該円形溝外周に取付孔115が複数個穿設され
て構成されている。上記したように、弁座部111を底
部を平面とした略円錐状形状にすることにより、図3
(1)で示したように、シール部材114の密着度合い
が向上できる特有の効果を生じる。
【0024】弁軸部12は、軸一端が略フランジ状に形
成され、他端の端部近傍には、嵌合溝が周設された中実
のブッシュ状を呈し、フランジ側基部は、Oリングから
なるシール部材120が嵌合して弁体部121を構成し
ている。このように形成された弁軸部12は、フランジ
内面と弁座部111とが対向するようにシール部材12
0を挟んで該連通孔112にスライド可能に遊嵌されて
おり、この弁軸部12の小径側の軸端面122が、密閉
筐体本体Bの内圧を受ける受圧面となっている。このシ
ール部材120を構成したOリングは、市販のJIS等
の規格品でもよいが、材質はNBRやシリコンゴムが好
適であり、その硬度は30°〜70°の範囲との比較的
柔らかい方が、気密性と、長期に亘る信頼性があること
から好ましいものである。
【0025】また、フランジ外面123は、プレート表
面116と面一となるように所要厚さで形成されてお
り、このように形成されることで、暴風の中の塵埃や障
害物の飛来で、機器の損傷を避けるようになっている。
なお、本実施形態では、プレート表面116と面一とな
るように構成されているが、同様の観点から、フランジ
外面123がプレート表面116より窪んでいるように
フランジ厚を形成しても良いものである。
【0026】弾発部13は、プレート裏面117側に突
出した弁軸部12の先端部近傍に周設された溝部124
に嵌合されたEリング130と間座131とで構成され
た受け座部132と、弁軸部12の小径部を遊嵌し略く
の字状に弾発可能に折り曲げられた板状の発条部材13
3とで構成され、該発条部材133が該受け座部132
と該プレート裏面117との間に配設させることで、弁
体部121に弁座部111が開閉動可能に着座してい
る。なお、この発条部材133は板状に限定されず、も
ちろん皿状や、又多角形、星形に形成してもよく、さら
に圧縮タイプのコイルバネや可撓性(弾性変形可能)を
有する樹脂部材、ゴム等で所要する形状に形成させて用
いても良いものである。また、受け座部132を、間座
を横からビスで止めるように構成したり、ネジ、C形止
め輪、スナップピン、“スピードナット“等を用いて構
成しても良い。
【0027】以上のように構成された圧力調整機構1
を、密閉筐体本体Bに穿設された開口部b1に該受圧面
122が配設されるように、取付孔115を介してボル
ト118によって密閉筐体本体外面b2に螺着し、プレ
ート外周側面に、シリコン樹脂等のシール材b3を周設
させて弁体部121以外から空気を流通を阻止する。そ
して、密閉筐体本体Bの内圧が発条部材133のばね定
数により決定された所定圧に達することで、図3(2)
に例示したように弁座部111から弁体部121が離間
して間隙を生じさせ、密閉筐体本体Bの圧搾された空気
が該間隙から外部へ逃げる。しかるのち、内圧が下がる
ことにより弁座部111に弁体部121が着座して密閉
性を維持する。
【0028】たとえば、常温(20℃)で密閉された密
閉筐体本体Bの内部温度が、常温よりある程度(30℃
〜80℃)上昇すると内部の気圧が上昇する。この内部
圧力がある程度上昇、発条部材133を少し(0.1μ
m)でも押すと、空気の分子はさらに小さいので、図3
(2)のように、Oリングの断面はそれ自体の弾力で丸
く復元しようとする。そうすると、内部空気はOリング
の表面と弁座部とのわずかな隙間を通って瞬間的に外部
へ出る。
【0029】この瞬間的動作は、内部圧力が板状の発条
部材133を押す力と、大気でフランジ外面123が押
されている力とが、バランスした瞬間で止まり、弁軸部
12は、図3(1)に示した元の状態に復する。一方、
この状態で温度がさらに下がると、密閉筐体B内部の圧
力は下がり、低圧力状態になる。つまり、内部の圧力
が、発条部材133を押している圧力より、大気がフラ
ンジ外面123を押している方が強いので、シール部材
120(Oリング)は、図3(1)のように、弁座部1
11とフランジ内面とに密着し、密閉筐体のその他の部
分の密閉が維持されている限り、大気とこれに含まれる
塵埃、有毒ガス類が密閉筐体の中に入ることはない。も
ちろん暴雨時の浸水もない。すなわち、風を伴う雨の場
合、フランジ外面123にかかる水圧がシール部材12
0を弁座部111に押付けるように作用するから、防水
効果が上がることになる。
【0030】密閉筐体本体B内へ電子機器を組み込む際
の条件として、温度(20℃)、常湿(60%)とした
場合、筐体B内部の湿度は、上述のように作用して外気
が一切入らないので、これ以上なることはありえない。
したがって、結露現象に関しては、湿度が高い時期にお
いても、筐体の内部の湿度が一定に保たれるので、結露
の発生が格段に減少する。
【0031】なお、上記した間隙は、密閉筐体本体B内
の圧搾した空気のみが通過すればよく、例えば、0.2
mm以下の間隙が形成されるように構成して、小さい昆
虫類が入らない隙間に設定することが最適である。ま
た、Oリングからなるシール部材120を弁軸部12に
嵌合する形態を例示したが、たとえば、環状に形成した
シリコンゴムをインサート成形によって一体化した弁軸
部にしても良いものでその態様は特に限定されない。
【0032】(実施形態2)実施形態2における圧力調
整機構2は、図4に示したように、プレート部21と、
弁軸部22と、弾発部23とを備えて構成されている。
プレート部21は、略円形状または矩形状を呈した板部
材からなるプレート211で、その中央に穿設された摺
動孔212と、該摺動孔の周囲に複数個穿設された通気
孔213と、プレート縁部近傍に複数個穿設された取付
孔214とを有してなる。弁軸部22は、軸体221の
先端に該通気孔を被装する所要の大きさの凹湾曲した可
撓性を有する吸盤状弁222を設けて傘状を呈し、軸端
部近傍には、嵌合溝223が周設されて、プレート表面
215側に該吸盤状弁222が配設されるように該摺動
孔212に軸部221がスライド可能に遊嵌されてい
る。この吸盤状弁222の凹湾曲内面224が、前記密
閉筐体本体B内の圧力を通気孔213を介して受ける受
圧面となっている。この吸盤状弁222の大きさ(外
径)は、自由に選択でき、弁の動作する圧力つまり、温
度で設定され、比較的低温度による作動ができる。例え
ば、外径を約20mmの場合、約35℃〜約60℃で作
動することが可能である。
【0033】弾発部23は、プレート裏面216側に突
出した弁軸部22の基端部近傍に周設された溝部223
に嵌合されたEリング231と間座232とで構成され
た受け座部233と、弁軸221を遊嵌した圧縮タイプ
のコイルバネからなる発条部材234と、プレート裏面
216に配設され発条部材234を受ける第2間座23
5とで構成され、該発条部材234が該受け座部233
と第2間座235との間に配設させることで、吸盤状弁
222の外周縁部が通気孔213を被装するようにプレ
ート表面215に押圧される。
【0034】以上のように構成された圧力調整機構2
を、密閉筐体本体B外面に凹設された凹部b4の略中央
に穿設された開口部b1に該受圧面224が配設される
ように取付孔214を介してボルト217で螺着して密
閉筐体本体外面b2に取り付け、プレート外周側面に、
シリコン樹脂等のシール材b3を周設させて吸盤状弁2
22以外からの空気を流通を阻止する。なお、この凹部
b4の深さは吸盤状弁222の頂部が密閉筐体本体B外
面から突出しないような所要の深さになっている。そし
て、温度上昇に伴う内部圧力が上がった場合、密閉筐体
本体Bの通気孔213を通った内部圧力が、圧縮バネ2
34に逆らって受圧面224を外に向けて押す。その内
面の空気は吸盤状弁222の内面に沿って放射状に広が
りプレート表面215との間を潜り抜けて外へと出る。
一方、密閉筐体本体Bの内部の温度と共に、気圧が下が
った場合は、吸盤状弁222を境に密閉筐体本体Bの中
の圧力は低く、その表面の大気の方が高くなる。したが
って、その圧力差によって、吸盤状弁222は、プレー
ト表面215に密着するように作用し外気が中に入るこ
とはできない。
【0035】(実施形態3)実施形態3における圧力調
整機構3は、図5に示したように、実施形態1で例示し
たプレート部11を密閉筐体の外面から挿嵌できるよう
にブッシュ状に構成されたものであり、実施形態1と共
通する弁軸部と弾発部は同一符号を付して説明は省略す
る。ブッシュ本体31は、外観形状略円筒状を呈してお
り、一方の端部外周面にはフランジ部310が周設され
ていると共に、他方の端部外周面には、所定間隔をおい
て弾性変形可能な爪部311が周設されている。このフ
ランジ部310と爪部311との間には、Oリングから
なるシール部材312が嵌合されている。そして、筒内
中途部を縮径して段部313を形成し、フランジ部側段
部の底面を平面とし表に向かって漸次拡径して円錐状に
形成された弁座部314が設けられている。
【0036】そして受け座部132と爪部側段部との間
に板状の発条部材133を配設することで、弁体部12
1が弁座部314に開閉動可能に着座する。一方、密閉
筐体本体Cには、密閉筐体本体外面側にフランジ部と係
合する段差部c1を有しブッシュ本体31が挿嵌される
所要の内径からなる開口部c2が穿設されており、開口
部c2に弁軸部12と弾発部13を組み込んだブッシュ
本体31を密閉筐体本体外面c3から押圧させることで
爪部311が撓みブッシュ本体31が開口部c2へ進入
していく。そして、フランジ部310と段差部c1とが
係合するように、かつ、爪部311とフランジ部310
とで筐体壁部を挟持するように圧入されることで保持さ
れる。このとき、シール部材312が開口部c2内周面
を押圧させて密閉性を確保すると共に密閉筐体本体外面
c3にフランジ外面123が面一となるように取り付け
られる。以上のように構成された実施形態3における圧
力調整機構3を有した電子機器用筐体Cの動作は実施形
態1と同一のため説明は省略する。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したから、下
記の有利な効果を奏する。請求項1の発明によれば、内
部の空気は温度上昇時に外へ出しても、温度低下で内部
気圧が降下しても外部の大気、水が内部にはいらないの
で、四フッ化エチレン樹脂のフィルターを使用時のよう
に、亜硫酸ガス、海塩粒子、金属粒子が内部の機器に累
積して信頼性を低下することがなくなる。しかも、従来
のようにフィルターの長期使用における “目ずまり”
現象もなく、耐久性の向上をはかることができる。結露
現象に関しては、湿度が高い時期においても、筐体の内
部の湿度が一定にたもたれるので、結露現象の発生率を
減少することができる。
【0038】請求項2の発明によれば、弁体部を開閉動
可能に付勢する機構部を内側に配置することにより、筐
体外面から突出した部分を極力排除または完全に排除
し、人的衝突や暴風によって飛翔した物体等により機構
部が損傷するおそれを解消することができる。
【0039】請求項3から8の本発明によれば、圧力調
整弁機構をユニット化し、密閉筐体に外側から後付け可
能になっていることから従来の筐体にもそのまま適用で
き、しかもメンテナンスを容易に行うことができる。し
かも、フランジタイプを採用した弁軸部では、プレート
の径とフランジの外径との隙間を小さく設定すれば、防
虫目的の手段を別に講じなくても、筐体内部に虫などが
侵入するおそれがなく、さらに、ブッシュタイプを採用
すれば、密閉筐体への取付を極めて簡単に行うことがで
きる。しかも、フランジ外面と密閉筐体外壁とが面一と
することにより、完全に突起部のない圧力調整弁機構を
有した極めて安全性の高い電子機器用筐体を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1における圧力調整機構を有した電子
機器用筐体の要部にかかる部分断面図である。
【図2】同、分解斜視図である。
【図3】同、要部にかかる拡大部分断面図であり、 (1)弁体部の閉状態を示す。 (2)弁体部の開状態を示す。
【図4】実施形態2における圧力調整機構を有した電子
機器用筐体の要部にかかる部分断面図である。
【図5】実施形態3における圧力調整機構を有した電子
機器用筐体の要部にかかる部分断面図である。
【図6】フィルターによる圧力調整機構を有した従来の
電子機器用筐体の部分断面図とその正面図である。
【符号の説明】
1、2、3 圧力調整弁機構 11 プレート部 111 弁座部 12 弁軸部 120 シール部材 122 受圧面 121 弁体部 13 弾発部 132 受け座部 124溝部 133 発条部材 222 吸盤状弁 31 ブッシュ本体 311 爪部 B 密閉筐体本体 b1 開口部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁座部と該弁座部に開閉動可能に着座し
    た弁体部とを有してなり、所要な電子回路を組み込み可
    能に構成された密閉筐体本体に、外気の流入を防止する
    と共に該本体内の内部圧力の上昇に応じて内部の空気を
    外部へ逃がす圧力調整弁機構を設けたことを特徴とする
    電子機器用筐体。
  2. 【請求項2】 前記弁体部を該弁座部に付勢して着座さ
    せる機構部を前記密閉筐体本体側に設けたことを特徴と
    する請求項1記載の電子機器用筐体。
  3. 【請求項3】 前記圧力調整弁機構は、 プレートの表裏を連通する連通孔が穿設され該連通孔の
    表側中途部に段差状に形成された弁座部が設けられたプ
    レート部と、 軸一端が略フランジ状に形成されフランジ内面と前記弁
    座部とが対向するように該連通孔に遊嵌されフランジ側
    基部にシール部材が周設されていると共に軸端面を前記
    密閉筐体本体内の圧力を受ける受圧面とした弁軸部と、 該プレート裏面側に突出した前記弁軸部に設けられ該プ
    レート裏面を押圧させて該弁軸部と該弁座部とを開閉動
    可能に着座させる弾発部と、を有してなり、 前記密閉筐体本体に開口部が穿設され該開口部に該受圧
    面が配設されるように前記プレート部が該密閉筐体本体
    外面に取り付けられていることを特徴とする請求項2記
    載の電子機器用筐体。
  4. 【請求項4】 前記圧力調整弁機構は、 プレートの表裏を連通する摺動孔が穿設されると共に該
    摺動孔の周囲に通気孔が複数個穿設されたプレート部
    と、 軸体の先端に該通気孔を被装する所要の大きさの凹湾曲
    した可撓性を有する吸盤状弁を設けて傘状を呈し前記プ
    レート表面側に該吸盤状弁が配設されるように該摺動孔
    に軸部がスライド可能に遊嵌されていると共に該吸盤状
    弁の凹湾曲面を前記密閉筐体本体内の圧力を前記通気孔
    を介して受ける受圧面とした弁軸部と、 前記プレート裏面側に突出した前記弁軸部に設けられ該
    プレート裏面を押圧させて該吸盤状弁と該プレート表面
    とを開閉動可能に着座させる弾発部と、を有してなり、 前記密閉筐体本体に開口部が穿設され該開口部に該受圧
    面が配設されるように前記プレート部が該密閉筐体本体
    外面に取り付けられていることを特徴とする請求項2記
    載の電子機器用筐体。
  5. 【請求項5】 前記弾発部が、該プレート裏面側に突出
    した前記弁軸部の先端部近傍に溝部を周設し該溝部に嵌
    合された受け座部と、該弁軸部を遊嵌し該受け座部に受
    けられた該プレート裏面を押圧する発条部材とで構成さ
    れていることを特徴とする請求項3または4記載の電子
    機器用筐体。
  6. 【請求項6】 前記プレート部に、前記連通孔の周面に
    押圧させて前記プレート裏面と前記密閉筐体本体外面と
    の気密を保持するシール部材が周設されていることを特
    徴とする請求項5記載の電子機器用筐体。
  7. 【請求項7】 前記圧力調整弁機構は、 外観形状略円筒状を呈し、外周面一端に周設されたフラ
    ンジ部と他端の外周面に所定間隔をおいて周設された弾
    性変形可能な爪部との中途域外周面にシール部材が周設
    されると共に、筒内中途部が縮径されて双方向に段部が
    形成され該フランジ部側段部を弁座部としたブッシュ本
    体と、 軸一端が略フランジ状に形成されフランジ内面と前記弁
    座部とが対向するように該筒内に遊嵌されフランジ側基
    部にシール部材が周設されていると共に軸端面を前記密
    閉筐体本体内の圧力を受ける受圧面とした弁軸部と、 前記爪部側段部から突出した前記弁軸部に設けられ該爪
    部側段部を押圧させて該第弁軸部と該弁座部とを開閉動
    可能に着座させる弾発部と、を有してなり、 前記密閉筐体本体外面側に前記フランジ部と係合する段
    差部を有し前記ブッシュ本体が挿嵌される所要の内径か
    らなる開口部が該密閉筐体本体に穿設され、 前記弁軸部と前記弾発部を組み込んだ該ブッシュ本体
    が、該開口部内周面を該シール部材が押圧し該爪部と該
    フランジ部とで筐体壁部を挟持されるように開口部に挿
    嵌されると同時に、該密閉筐体本体外面とフランジ外面
    とが略面一となるように該フランジ部と該段差部とが係
    合して、該密閉筐体本体に取り付けられていることを特
    徴とする請求項2記載の電子機器用筐体。
  8. 【請求項8】 前記弾発部が、前記爪部側段部から突出
    した前記弁軸部の先端部近傍に溝部を周設し該溝部に嵌
    合された受け座部と、該弁軸部を遊嵌し該受け座に受け
    られた該爪部側段部を押圧する発条部材とで構成されて
    いることを特徴とする請求項7記載の電子機器用筐体。
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