JP2013247346A - 屋外移動通信基地局装置 - Google Patents

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賢一 上杉
Yoshinaga Nakagawa
嘉長 中川
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秀樹 薗部
Toshimitsu Kobayashi
利光 小林
Atsushi Kaneko
敦司 金子
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    • H05K7/209Heat transfer by conduction from internal heat source to heat radiating structure

Abstract

【課題】一つの側面として、筐体の内部に収容された電子ユニットの保護性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】屋外移動通信基地局装置10は、電子ユニット20と、筐体40と、バルブ60とを備えている。筐体40は、樹脂製とされており、電子ユニット20を収容している。バルブ60は、筐体40に設けられており、筐体40の内部と外部とを連通する連通路64を有している。このバルブ60は、筐体40の内部圧力が規定値を超えた場合には、連通路64を開放する。
【選択図】図1

Description

本願の開示する技術は、屋外移動通信基地局装置に関する。
従来、電子ユニットと、この電子ユニットを収容する金属製の筐体とを備えた屋外移動通信基地局装置が知られている。
特開2007−115965号公報 実開平2−41451号公報 特開2003−188569号公報
このような屋外移動通信基地局装置は、屋外において風雨に晒される。このため、筐体の内部に収容された電子ユニットの保護性能を向上させることが要求される。
そこで、本願の開示する技術は、一つの側面として、筐体の内部に収容された電子ユニットの保護性能を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の開示する技術によれば、電子ユニットと、筐体と、バルブとを備えた屋外移動通信基地局装置が提供される。筐体は、樹脂製とされており、電子ユニットを収容している。バルブは、筐体に設けられており、筐体の内部と外部とを連通する連通路を有している。このバルブは、筐体の内部圧力が規定値を超えた場合には、連通路を開放する。
本願の開示する技術によれば、筐体の内部に収容された電子ユニットの保護性能を向上させることができる。
第一実施形態に係る屋外移動通信基地局装置の斜視図である。 図1に示される筐体の六面図である。 図1に示される筐体の要部の拡大斜視図である。 図1に示される屋外移動通信基地局装置の要部の縦断面図である。 図1に示されるガイド部材及びバルブの斜視図である。 図1に示されるガイド部材の側面図である。 図1に示される屋外移動通信基地局装置の要部の拡大斜視図である。 図1に示されるバルブの変形例を示す図である。 第二実施形態に係る屋外移動通信基地局装置の要部の縦断面図である。 第三実施形態に係る屋外移動通信基地局装置の要部の斜視図である。 図10に示される屋外移動通信基地局装置の要部の縦断面図である。 第四実施形態に係る屋外移動通信基地局装置の要部の縦断面図である。 第五実施形態に係る屋外移動通信基地局装置の縦断面図である。
[第一実施形態]
はじめに、本願の開示する技術の第一実施形態を説明する。
図1に示されるように、第一実施形態に係る屋外移動通信基地局装置10(以下、基地局装置10と略称する)は、電子ユニット20、ヒートシンク30、筐体40、バルブ60、ガイド部材80、ペルチェ素子90、及び、温湿度センサ100を備えている。
電子ユニット20は、電子部品等の複数の実装部品(不図示)が実装された回路基板22を有しており、筐体40に収容されている。ヒートシンク30は、複数のフィン32を有しており、上述の回路基板22に実装された実装部品のうち発熱部品と接続されている。このヒートシンク30は、後述する筐体40の外形と略同一の外形を有して形成されている。このヒートシンク30の周縁部34は、筐体40の周縁部に形成されたフランジ44と重ね合わされた状態で、このフランジ44と複数の締結部材36により結合されている。
筐体40は、例えば、ポリカーボネート等の樹脂製とされており、開口部(図2参照)を有する箱型に形成されている。この筐体40の開口部41は、上述のヒートシンク30によって塞がれている。この筐体40には、図2(A)〜(F)に示されるように、複数の(四つの)側壁部42A〜42Dと、この側壁部42A〜42Dによって囲まれた底壁部43が形成されている。
複数の側壁部42A〜42Dのうち側壁部42A,42B,42Cの外面には、筐体40の厚み方向(矢印T方向)に延びる複数のリブ45がそれぞれ形成されている。また、底壁部43には、図2(B)に示されるように、筐体40の高さ方向及び横幅方向(矢印H方向及び矢印W方向)に広がるハニカム状の補強部46が形成されている。この筐体40を有する基地局装置10は、筐体40の高さ方向が鉛直方向と一致するように屋外に設置される。
複数の側壁部42A〜42Dのうち筐体40の下端部に位置する側壁部42D(下壁部)には、図1に示されるように、複数のコネクタ47が設けられている。この複数のコネクタ47は、いずれも電子ユニット20と電気的に接続されている。
また、この側壁部42Dには、図3に示されるように、メンテナンス用の開口部48が形成されている。この開口部48は、筐体40の横幅方向を長手方向とする矩形状に形成されており、金属製の蓋材49により塞がれている。このメンテナンス用の開口部48と蓋材49との間、及び、上述の筐体40の開口部41とヒートシンク30との間は、いずれも図示しないシール材等により密閉されている。
また、底壁部43における側壁部42D側の部分には、一対のノッチ50A,50Bが形成されている。この一対のノッチ50A,50Bは、開口部48の横幅方向(矢印W方向)の中央部に対する両側に位置されている。また、底壁部43には、一対のノッチ50A,50Bに対する側壁部42Dと反対側の部分に、複数の補助ノッチ52A〜52Eが形成されている。
この複数の補助ノッチ52A〜52Eは、一対のノッチ50A,50Bの配列方向(つまり、筐体40の横幅方向である矢印W方向)に並んで形成されている。また、一対のノッチ50A,50Bの間には、凸部54が形成されており、この凸部54と、複数の補助ノッチ52A〜52Eのうち中央側の補助ノッチ52Cとは、上述の一対のノッチ50A,50Bの配列方向(矢印W方向)における位置が一致されている。
図4に示されるように、バルブ60は、筐体40に形成された側壁部42D(下壁部)に貫通して設けられている。このバルブ60は、外筒61、可動部材62、及び、スプリング63を有している。外筒61は、軸方向が筐体40の高さ方向と一致すように配置されている。この外筒61の外周面には、Oリング56が設けられており、このOリング56により、外筒61が貫通する側壁部42Dの貫通孔58の内周面と外筒61の外周面との間の防水性が確保されている。
また、この外筒61には、軸方向に貫通する連通路64が形成されており、この連通路64は、筐体40の内部と外部とを連通している。この連通路64における筐体40の内部側の開口は、バルブ60の入口65とされており、この連通路64における筐体40の外部側の開口は、バルブ60の出口66とされている。バルブ60の出口66は、筐体40の高さ方向の下側(鉛直方向下側)に向けられている。
可動部材62は、連通路64の内部に配置されており、外筒61の軸方向に移動可能とされている。可動部材62における軸方向の中央部には、連通路64よりも小径の拡径部67が形成されており、出口66の周縁部には、環状の調整部材68が設けられている。スプリング63の一端は、調整部材68に固定されており、スプリング63の他端は、拡径部67に固定されている。このスプリング63は、拡径部67に対して引っ張り力を付与しており、拡径部67は、スプリング63によって引っ張られることにより、外筒61に形成されたストッパ部69に係止されている。
また、可動部材62の先端部には、弁部70が形成されており、連通路64における出口66側の部分には、バルブシート71が形成されている。このバルブシート71には、パッキン72が設けられている。そして、上述のように拡径部67がストッパ部69に係止されている状態では、弁部70がパッキン72に密着され、弁部70とバルブシート71との間が密閉状態とされる。つまり、この状態では、連通路64が閉塞される。
一方、筐体40の内部圧力が規定値を超えた場合には、拡径部67が筐体40の内部圧力を受けることにより、この拡径部67を含む可動部材62の全体がスプリング63の引張力に抗して移動する。そして、このようにして可動部材62が移動すると、弁部70とバルブシート71との間に隙間が生じ、連通路64が開放される。なお、調整部材68は、外筒61の軸方向に移動可能とされている。そして、この調整部材68を移動させることにより、スプリング63による引張力、ひいては、連通路64を開放するための筐体40の内部圧力の規定値を自在に変更することが可能となっている。
ガイド部材80は、筐体40の内部に設けられており、上述のバルブ60に一体に取り付けられている。このガイド部材80は、高さ方向が筐体40の高さ方向と一致するように配置されている。図5,6に示されるように、このガイド部材80は、高さ方向に延びる立壁部81と、この立壁部81の下端部から折り曲げられた下壁部82とを有しており、側面視にて概略L字状を成している。このガイド部材80の側部には、下壁部82の先端部側に突出するガイド壁83がそれぞれ形成されている。このガイド壁83は、立壁部81の上端部から下壁部82の先端部に亘って形成されている。
また、下壁部82には、ガイド部材80の高さ方向に沿って貫通するガイド穴84が形成されている。このガイド穴84は、上述のバルブ60の入口65(図4参照)と接続されている。さらに、下壁部82は、先端部側に向かうに従ってガイド部材80の高さ方向の上側に向かうように傾斜して形成されている。また、立壁部81の上部には、板厚方向に貫通する収容部85が形成されている。なお、このガイド部材80には、親水処理や撥水処理が施されていても良い。
図5に示されるように、ペルチェ素子90は、上述の収容部85に収容された状態でガイド部材80に保持されている。ペルチェ素子90の冷却面91は、低温部の一例とされており、上述の筐体40の内部に露出されている。一方、図7に示されるように、ペルチェ素子90の加熱面92は、筐体40の底壁部43に接続されている。この加熱面92は、底壁部43に直接接触されることで、この底壁部43に接続されていても良く、また、例えば熱伝導性接着剤等の部材を介して底壁部43に接続されていても良い。
図1に示される温湿度センサ100は、筐体40の内部における高さ方向の中央部に設けられている。この温湿度センサ100からの検出信号は、制御部102に出力される。この制御部102は、温湿度センサ100から出力された検出信号に基づいて筐体40の内部の露点を算出し、上述のペルチェ素子90が筐体40の内部の露点よりも低温となるようにペルチェ素子90を駆動させる。
また、このようにしてペルチェ素子90が駆動されて、図4に示される冷却面91が冷却されると、この冷却面91に結露水が生じる。この結露水は、ガイド部材80によってバルブ60の入口65に案内される。つまり、冷却面91にて生じた結露水は、ガイド部材80の立壁部81を伝って落下した後、ガイド穴84を通ってバルブ60の入口65に案内される。
次に、第一実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、第一実施形態に係る基地局装置10によれば、筐体40には、この筐体40の内部と外部とを連通する連通路64を有するバルブ60が設けられている。このバルブ60は、筐体40の内部圧力が規定値を超えた場合には、連通路64を開放する。
従って、周辺環境温の変化により筐体40の内部圧力が増加しても、この筐体40の内部圧力が規定値を超えた場合には、筐体40の内部の空気が外部に排出される。これにより、内部圧力の変化による樹脂製の筐体40の応力歪みを低減することができ、ひいては、筐体40の変形を緩和することができる。この結果、筐体40の内部圧力の変動に伴う破損や、防水不良を抑制することができるので、筐体40の内部に収容された電子ユニット20の保護性能を向上させることができる。
また、複数の側壁部42A〜42Cには、筐体40の厚み方向(矢印T方向)に延びる複数のリブ45が形成されている。従って、この複数のリブ45により、筐体40の内部圧力の変動に伴う変形を抑制することができる。さらに、底壁部43には、筐体40の高さ方向及び横幅方向(矢印H方向及び矢印W方向)に広がるハニカム状の補強部46が形成されている。従って、この補強部46により、筐体40の内部圧力の変動に伴う変形、特に面積の広い底壁部43の変形を抑制することができる。
また、筐体40の内部には、ペルチェ素子90が設けられており、このペルチェ素子90は、冷却面91が筐体40の内部の露点よりも低温となるように制御される。そして、この冷却面91にて生じた結露水は、ガイド部材80によってバルブ60の入口65に案内され、連通路64が開放された際に、筐体40の内部の空気と共に筐体40の外部に排出される。これにより、樹脂製の筐体40に透湿現象が生じた場合でも、筐体40の内部の湿度を下げることができる。この結果、筐体40に収容された電子ユニット20において絶縁不良等の不具合が生じることを抑制することができる。
また、このように、冷却面91にて生じた結露水をガイド部材80によってバルブ60の入口65に案内することができるので、結露水を筐体40の外部に円滑に排出することができる。特に、このガイド部材80の側部には、下壁部82の先端部側に突出するガイド壁83がそれぞれ形成されている。さらに、下壁部82は、先端部側に向かうに従ってガイド部材80の高さ方向の上側に向かうように傾斜して形成されている。従って、立壁部81を伝って落下する結露水をガイド穴84に円滑に案内することができるので、結露水を筐体40の外部により一層円滑に排出することができる。
また、開放された連通路64において、空気は、筐体40の内部から外部に流れる。しかも、バルブ60の出口66は、筐体40の高さ方向の下側(鉛直方向下側)に向けられている。従って、連通路64の開放時にバルブ60の出口66から異物や水滴等が入り込むことを抑制することができる。さらに、筐体40の内部と外部とで圧力差が無くなった場合には、スプリング63の引張力により可動部材62が定位置に戻る。そして、弁部70がパッキン72に密着され、連通路64が閉塞される。従って、筐体40の内部圧力が規定値以下である場合にも、筐体40の内部に異物や水滴等が入り込むことを抑制することができる。
また、ペルチェ素子90の加熱面92は、筐体40に接続されている。従って、電子ユニット20に熱が直接伝わり難いので、電子ユニット20に実装された電子部品等が加熱されることを抑制することができる。
また、底壁部43における側壁部42D側の部分には、一対のノッチ50A,50Bが形成されている。この一対のノッチ50A,50Bは、開口部48の横幅方向中央部に対する両側に位置されている。従って、開口部48を塞ぐ蓋材49が樹脂製の筐体40よりも線膨張率の低い金属製とされていても、この一対のノッチ50A,50Bにより、開口部48の周辺部の熱変形を抑制することができる。これにより、メンテナンス用の開口部48と蓋材49との密閉性を確保することができる。
特に、底壁部43には、一対のノッチ50A,50Bに対する側壁部42Dと反対側の部分に、複数の補助ノッチ52A〜52Eが形成されている。そして、一対のノッチ50A,50Bの間に形成された凸部54と、複数の補助ノッチ52A〜52Eのうち中央側の補助ノッチ52Cとは、上述の一対のノッチ50A,50Bの配列方向(矢印W方向)における位置が一致されている。従って、この複数の補助ノッチ52A〜52Eにより、開口部48の周辺部の熱変形をより一層効果的に抑制することができる。
次に、第一実施形態の変形例について説明する。
第一実施形態において、ペルチェ素子90は、ガイド部材80に保持されていたが、図8に示されるように、弁部70よりも上流側において連通路64の内壁面に取り付けられていても良い。
また、第一実施形態では、複数の側壁部42A〜42Dのうち側壁部42A〜42Cにリブ45が形成されていたが、複数の側壁部42A〜42Dのうち少なくとも一つの側壁部にリブ45が形成されていても良い。
また、底壁部43に形成された補強部46は、筐体40の高さ方向及び横幅方向に広がるハニカム状に形成されていたが、その他にも、筐体40の高さ方向及び横幅方向に広がる格子状や千鳥状などその他の形状とされていても良い。
また、第一実施形態では、結露水を生じさせるためにペルチェ素子90が用いられていたが、低温部の一例として、その他の部材が用いられても良い。
[第二実施形態]
次に、本願の開示する技術の第二実施形態を説明する。
図9に示される第二実施形態に係る屋外移動通信基地局装置110(以下、基地局装置110と略称する)は、上述の第一実施形態に係る基地局装置10に対し、バルブ60の構成が次の如く変更されている。
すなわち、この第二実施形態において、バルブ60は、電磁式とされており、外筒121を有するバルブ本体122と、弁部130と、アクチュエータ140とを備えている。
外筒121は、軸方向が筐体40の高さ方向と一致すように配置されている。この外筒121の外周面には、第一実施形態と同様に、Oリング56が設けられており、このOリング56により、外筒121が貫通する側壁部42Dの貫通孔58の内周面と外筒121の外周面との間の防水性が確保されている。
また、この外筒121には、軸方向に貫通する連通路124が形成されており、この連通路124は、筐体40の内部と外部とを連通している。この連通路124における筐体40の内部側の開口は、バルブ60の入口125とされており、この連通路124における筐体40の外部側の開口は、バルブ60の出口126とされている。バルブ60の出口126は、筐体40の高さ方向の下側(鉛直方向下側)に向けられている。
弁部130は、連通路124の内部に配置されており、この連通路124の径方向に移動可能とされている。この弁部130は、ロッド132を介してアクチュエータ140の可動コア145と連結されており、アクチュエータ140の駆動に伴い移動される。アクチュエータ140は、可動コア145、コイル146、ケース147、及び、スプリング148を有する電磁式とされており、制御部142と接続されている。制御部142には、筐体40の内部圧力に応じた信号を出力する圧力センサ143が接続されている。
また、連通路124における弁部130と対応する位置には、バルブシート131が設けられている。そして、制御部142によってアクチュエータ140が駆動され、このアクチュエータ140により弁部130が前進させられた状態では、弁部130がバルブシート131に密着され、弁部130とバルブシート131との間が密閉状態とされる。つまり、この状態では、連通路124が閉塞される。
一方、筐体40の内部圧力が規定値を超えた場合には、制御部142によってアクチュエータ140が駆動され、弁部130が後退させられる。そして、このようにして弁部130が後退すると、弁部130とバルブシート131との間に隙間が生じ、連通路124が開放される。
従って、この第二実施形態においても、この筐体40の内部圧力が規定値を超えた場合には、筐体40の内部の空気が外部に排出される。これにより、内部圧力の変化による樹脂製の筐体40の応力歪みを低減することができ、ひいては、筐体40の変形を緩和することができる。この結果、筐体40の内部圧力の変動に伴う破損や、防水不良を抑制することができるので、筐体40の内部に収容された電子ユニット20の保護性能を向上させることができる。
なお、この第二実施形態において、ペルチェ素子90は、弁部70におけるバルブシート131との接触部よりも上流側の部位に取り付けられている。しかしながら、この第二実施形態において、バルブ60に上述のガイド部材80(図1〜図7参照)が取り付けられ、このガイド部材80にペルチェ素子90が保持されていても良い。
[第三実施形態]
次に、本願の開示する技術の第三実施形態を説明する。
図10,図11に示される第三実施形態に係る屋外移動通信基地局装置150(以下、基地局装置150と略称する)は、上述の第一実施形態に係る基地局装置10に対し、次の如く構成が変更されている。
すなわち、この基地局装置150では、上述のペルチェ素子90(図1参照)の代わりに、球状の金属体160が用いられている。この金属体160は、熱伝導率の高い材料、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅等により形成されている。この金属体160は、支持部材161を介して外筒61の上部61Aに支持されており、このバルブ60の上方に配置されている。
また、バルブ60の外筒61には、図11に示されるように、フランジ151及びネジ部152が形成されている。ネジ部152には、ナット153が螺合されており、このナット153及びフランジ部151によって側壁部42Dを挟持することにより、バルブ60は側壁部42Dに固定されている。
さらに、外筒61の上部61Aは、筐体40の内部に挿入されており、外筒61の下部61Bは、筐体40の外部に露出されている。外筒61の上部61Aは、外筒の一部の一例であり、外筒61の下部61Bは、外筒の他部の一例である。なお、図11においては、バルブ60の内部の部材(図4に示される弁部70及びバルブシート71等)の図示が省略されている。
そして、この第三実施形態では、金属体160が筐体40の内部の露点よりも低温となると、この金属体160の表面に結露水が生じる。また、筐体40の内部圧力が規定値を超えた場合には、バルブ60の連通路64が開放され、これにより、結露水は、筐体40の内部の空気と共に筐体40の外部に排出される。これにより、樹脂製の筐体40に透湿現象が生じた場合でも、筐体40の内部の湿度を下げることができる。この結果、筐体40に収容された電子ユニット20において絶縁不良等の不具合が生じることを抑制することができる。
また、この第三実施形態では、金属体160を用いた簡単な構造を採用しているので、コストダウンを図ることができる。
なお、この第三実施形態において、金属体160は、支持部材161を介してバルブ60に支持されていたが、例えば、筐体40等のその他の部材に支持されていても良い。
また、金属体160は、球状とされていたが、その他の形状とされていても良い。
また、バルブ60は、第二実施形態のように、電磁式とされていても良い。
また、バルブ60の外筒61、金属体160、支持部材161は、熱伝導性を有する同一材料(例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅等)で形成されても良い。このようにされていると、外筒61の一部が筐体40の外部に露出されているため、外気の熱を熱伝導により常に取り入れることができ、ひいては、継続的な温度差を金属体160において実現することができる。
[第四実施形態]
次に、本願の開示する技術の第四実施形態を説明する。
図12に示される第四実施形態に係る屋外移動通信基地局装置170(以下、基地局装置170と略称する)は、上述の第一実施形態に係る基地局装置10に対し、次の如く構成が変更されている。
すなわち、この基地局装置170において、ペルチェ素子90は、連通路64の内壁面に取り付けられている。また、バルブ60の外筒61は、金属製とされており、熱伝導率の高い材料、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅等により形成されている。外筒61の上部61Aは、筐体40の内部に挿入されており、外筒61の下部61Bは、筐体40の外部に露出されている。また、外筒61の上端部及び下端部には、一対のフィン171及び一対のフィン172がそれぞれ設けられている。外筒61の上部61Aは、外筒の一部の一例であり、外筒61の下部61Bは、外筒の他部の一例である。
この第四実施形態では、外筒61の下部61Bが外気により冷却されて、外筒61の上部61Aが筐体40の内部の露点よりも低温となると、この外筒61の上部61Aの表面に結露水が生じる。また、ペルチェ素子90が駆動されて冷却面91が冷却され、この冷却面91が筐体40の内部の露点よりも低温となると、この冷却面91にも結露水が生じる。なお、図12においては、バルブ60の内部の部材(図4に示される弁部70及びバルブシート71等)の図示が省略されている。
そして、筐体40の内部圧力が規定値を超えた場合には、バルブ60の連通路64が開放され、これにより、結露水は、筐体40の内部の空気と共に筐体40の外部に排出される。これにより、樹脂製の筐体40に透湿現象が生じた場合でも、筐体40の内部の湿度を下げることができる。この結果、筐体40に収容された電子ユニット20において絶縁不良等の不具合が生じることを抑制することができる。
また、この第四実施形態では、バルブ60の外筒61を、結露水を生じさせるための低温部として利用しているので、コストダウンを図ることができる。
また、外筒61の上端部には、一対のフィン171が設けられているので、この一対のフィン171により外筒61の上部における熱伝達率を向上させることができる。また、外筒61の下端部には、一対のフィン172が設けられているので、この一対のフィン172により外筒61をより冷却することができる。以上より、外筒61の上部61Aにおける結露水の発生量を増加させることができる。
なお、この第四実施形態では、連通路64の内壁面にペルチェ素子90が設けられていたが、このペルチェ素子90は、省かれても良い。
また、バルブ60は、第二実施形態のように、電磁式とされていても良い。
[第五実施形態]
次に、本願の開示する技術の第五実施形態を説明する。
図13に示される第五実施形態に係る屋外移動通信基地局装置180(以下、基地局装置180と略称する)は、上述の第一実施形態に係る基地局装置10に対し、次の如く構成が変更されている。
すなわち、この基地局装置180において、ペルチェ素子90は、筐体40の内部における上部40Aに設けられている。また、筐体40の内部には、ペルチェ素子90の冷却面91にて生じた結露水を、筐体40の下部に設けられたバルブ60の入口65に案内するガイド部190が設けられている。このガイド部190は、樹脂製の筐体40に一体に形成されていても良く、また、別体とされた上で筐体40に取り付けられていても良い。
この第五実施形態によれば、ペルチェ素子90が、筐体40の内部における上部40Aに設けられている。暖かい空気は上昇するので、この筐体40の内部において上部40Aは、下部40Bよりも高温とされる。従って、水蒸気圧差により、ペルチェ素子90の冷却面91により多くの結露水を生じさせることができる。これにより、筐体40の内部の湿度をより下げることができる。なお、筐体40の内部における下部40Bは、他の領域の一例であり、筐体40の内部における上部40Aは、他の領域よりも高温の領域の一例である。
また、ペルチェ素子90とバルブ60との間には、ガイド部190が設けられている。従って、このガイド部190により、ペルチェ素子90の冷却面91にて生じた結露水をバルブ60の入口65に案内することができる。これにより、結露水を筐体40の外部に円滑に排出することができる。
なお、この第五実施形態において、ペルチェ素子90は、筐体40の内部における上部40Aに設けられていたが、筐体40の内部における他の領域よりも高温の領域であればどの部分に配置されても良い。この場合に、筐体40の内部における他の領域よりも高温の領域とは、筐体40の内部における上部40A以外に、例えば、電子ユニット20に備えられた発熱部品の配置領域等が挙げられる。
また、上述の第三実施形態(図10参照)においても、金属体160が筐体40の内部における他の領域よりも高温の領域に配置されても良い。同様に、上述の第四実施形態(図12参照)においても、外筒61の上部61Aが筐体40の内部における他の領域よりも高温の領域に配置されても良い。
また、この第五実施形態において、バルブ60は、第二実施形態のように、電磁式とされていても良い。
以上、本願の開示する技術の一態様について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、上述の本願の開示する技術の一態様に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
電子ユニットと、
前記電子ユニットを収容する樹脂製の筐体と、
前記筐体に設けられると共に、前記筐体の内部と外部とを連通する連通路を有し、且つ、前記筐体の内部圧力が規定値を超えた場合に前記連通路を開放するバルブと、
を備えた屋外移動通信基地局装置。
(付記2)
前記筐体の内部に設けられ、前記筐体の内部の露点よりも低温となる低温部を備えた、
付記1に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記3)
前記低温部は、ペルチェ素子の冷却面とされ、
前記ペルチェ素子の加熱面は、前記筐体に接続されている、
付記2に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記4)
前記筐体の内部に設けられると共に、前記ペルチェ素子を保持し、且つ、前記ペルチェ素子の冷却面にて生じた結露水を前記バルブの入口に案内するガイド部材を備えた、
付記3に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記5)
前記ガイド部材は、高さ方向に延びる立壁部と、前記立壁部の下端部から折り曲げられた下壁部と、前記ガイド部材の側部から前記下壁部の先端部側に突出すると共に前記立壁部の上端部から前記下壁部の先端部に亘って形成されたガイド壁とを有し、
前記立壁部の上部には、板厚方向に貫通し前記ペルチェ素子を収容する収容部が形成され、
前記下壁部には、前記ガイド部材の高さ方向に沿って貫通し前記バルブの入口と接続されたガイド穴が形成されている、
付記4に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記6)
前記下壁部は、先端部側に向かうに従って前記ガイド部材の高さ方向の上側に向かうように傾斜して形成されている、
付記5に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記7)
前記低温部は、前記バルブの上方に配置された金属体とされている、
付記2に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記8)
前記金属体は、球状とされている、
付記7に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記9)
前記金属体は、アルミニウム、アルミニウム合金、及び、銅のいずれかにより形成されている、
付記7又は付記8に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記10)
前記バルブは、一部が前記筐体の内部に挿入され他部が前記筐体の外部に露出された金属製の外筒を有し、
前記金属体は、支持部材を介して前記外筒の前記一部に支持され、
前記バルブの外筒、前記金属体、前記支持部材は、熱伝導性を有する同一材料で形成されている、
付記7〜付記9のいずれか一つに記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記11)
前記バルブは、一部が前記筐体の内部に挿入され他部が前記筐体の外部に露出された金属製の外筒を有し、
前記低温部は、前記外筒の前記一部とされている、
付記2に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記12)
前記外筒は、アルミニウム、アルミニウム合金、及び、銅のいずれかにより形成されている、
付記11に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記13)
前記バルブは、前記筐体の下部に設けられ、
前記低温部は、前記筐体の内部における上部に設けられ、
前記筐体の内部には、前記低温部にて生じた結露水を前記バルブの入口に案内するガイド部が設けられている、
付記2に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記14)
前記低温部は、前記筐体の内部における他の領域よりも高温の領域に配置されている、
付記2〜付記13のいずれか一つに記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記15)
前記高温の領域は、前記電子ユニットに備えられた発熱部品の配置領域とされている、
付記14に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記16)
前記筐体に形成された複数の側壁部のうち少なくとも一つの側壁部には、前記筐体の厚み方向に延びるリブが形成されている、
付記1〜付記15のいずれか一つに記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記17)
前記筐体に形成され前記複数の側壁部によって囲まれた底壁部には、前記筐体の高さ方向及び横幅方向に広がる補強部が形成されている、
付記16に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記18)
前記補強部は、ハニカム状に形成されている、
付記17に記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記19)
前記バルブの出口は、筐体の高さ方向の下側に向けられている、
付記1〜付記18のいずれか一つに記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記20)
前記筐体に形成された複数の側壁部のうちいずれかの側壁部には、金属製の蓋材により塞がれたメンテナンス用の開口部が形成され、
前記筐体に形成され前記複数の側壁部によって囲まれた底壁部における前記いずれかの側壁部側の部分には、前記開口部の横幅方向中央部に対する両側に位置するように一対のノッチが形成されている、
付記1〜付記19のいずれか一つに記載の屋外移動通信基地局装置。
(付記21)
前記底壁部には、前記一対のノッチに対する前記いずれかの側壁部と反対側の部分に、前記一対のノッチの配列方向に並ぶ複数の補助ノッチが形成され、
前記一対のノッチの間に形成された凸部と、前記複数の補助ノッチのうちいずれかの補助ノッチとは、前記一対のノッチの配列方向における位置が一致されている、
付記20に記載の屋外移動通信基地局装置。
10,110,150,170,180 屋外移動通信基地局装置
20 電子ユニット
40 筐体
40A 筐体の内部における上部(他の領域よりも高温の領域の一例)
40B 筐体の内部における下部(他の領域の一例)
42A,42B,42C,42D 複数の側壁部
43 底壁部
45 リブ
46 補強部
48 開口部
49 蓋材
50A,50B ノッチ
52A,52B,52C,52D,52E 補助ノッチ
54 凸部
60 バルブ
61 外筒
61A 外筒の上部(外筒の一部の一例)
61B 外筒の下部(外筒の他部の一例)
64,124 連通路
65,125 バルブの入口
66,126 バルブの出口
80 ガイド部材
90 ペルチェ素子
91 冷却面(低温部の一例)
92 加熱面
160 金属体
190 ガイド部

Claims (13)

  1. 電子ユニットと、
    前記電子ユニットを収容する樹脂製の筐体と、
    前記筐体に設けられると共に、前記筐体の内部と外部とを連通する連通路を有し、且つ、前記筐体の内部圧力が規定値を超えた場合に前記連通路を開放するバルブと、
    を備えた屋外移動通信基地局装置。
  2. 前記筐体の内部に設けられ、前記筐体の内部の露点よりも低温となる低温部を備えた、
    請求項1に記載の屋外移動通信基地局装置。
  3. 前記低温部は、ペルチェ素子の冷却面とされ、
    前記ペルチェ素子の加熱面は、前記筐体に接続されている、
    請求項2に記載の屋外移動通信基地局装置。
  4. 前記筐体の内部に設けられると共に、前記ペルチェ素子を保持し、且つ、前記ペルチェ素子の冷却面にて生じた結露水を前記バルブの入口に案内するガイド部材を備えた、
    請求項3に記載の屋外移動通信基地局装置。
  5. 前記低温部は、前記バルブの上方に配置された金属体とされている、
    請求項2に記載の屋外移動通信基地局装置。
  6. 前記バルブは、一部が前記筐体の内部に挿入され他部が前記筐体の外部に露出された金属製の外筒を有し、
    前記低温部は、前記外筒の前記一部とされている、
    請求項2に記載の屋外移動通信基地局装置。
  7. 前記バルブは、前記筐体の下部に設けられ、
    前記低温部は、前記筐体の内部における上部に設けられ、
    前記筐体の内部には、前記低温部にて生じた結露水を前記バルブの入口に案内するガイド部が設けられている、
    請求項2に記載の屋外移動通信基地局装置。
  8. 前記低温部は、前記筐体の内部における他の領域よりも高温の領域に配置されている、
    請求項2〜請求項7のいずれか一項に記載の屋外移動通信基地局装置。
  9. 前記筐体に形成された複数の側壁部のうち少なくとも一つの側壁部には、前記筐体の厚み方向に延びるリブが形成されている、
    請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の屋外移動通信基地局装置。
  10. 前記筐体に形成され前記複数の側壁部によって囲まれた底壁部には、前記筐体の高さ方向及び横幅方向に広がる補強部が形成されている、
    請求項9に記載の屋外移動通信基地局装置。
  11. 前記バルブの出口は、筐体の高さ方向の下側に向けられている、
    請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の屋外移動通信基地局装置。
  12. 前記筐体に形成された複数の側壁部のうちいずれかの側壁部には、金属製の蓋材により塞がれたメンテナンス用の開口部が形成され、
    前記筐体に形成され前記複数の側壁部によって囲まれた底壁部における前記いずれかの側壁部側の部分には、前記開口部の横幅方向中央部に対する両側に位置するように一対のノッチが形成されている、
    請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の屋外移動通信基地局装置。
  13. 前記底壁部には、前記一対のノッチに対する前記いずれかの側壁部と反対側の部分に、前記一対のノッチの配列方向に並ぶ複数の補助ノッチが形成され、
    前記一対のノッチの間に形成された凸部と、前記複数の補助ノッチのうちいずれかの補助ノッチとは、前記一対のノッチの配列方向における位置が一致されている、
    請求項12に記載の屋外移動通信基地局装置。
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