JP3237609B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP3237609B2
JP3237609B2 JP12707698A JP12707698A JP3237609B2 JP 3237609 B2 JP3237609 B2 JP 3237609B2 JP 12707698 A JP12707698 A JP 12707698A JP 12707698 A JP12707698 A JP 12707698A JP 3237609 B2 JP3237609 B2 JP 3237609B2
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弘 朝吹
敏 井堀
健吾 長谷川
謙二 南藤
武彦 柳田
尚仁 鈴木
繁之 馬場
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/2089Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for power electronics, e.g. for inverters for controlling motor
    • H05K7/20909Forced ventilation, e.g. on heat dissipaters coupled to components
    • H05K7/20918Forced ventilation, e.g. on heat dissipaters coupled to components the components being isolated from air flow, e.g. hollow heat sinks, wind tunnels or funnels

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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発熱源となる主回
路部と、論理部、平滑用コンデンサ等の耐熱性が低い構
成要素を同一筐体内に持つインバータ等の装置におい
て、特に閉鎖あるいは全閉構造の装置の信頼性向上に好
適な実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】インバータは一般に主回路部と論理部か
ら構成されている。従来のインバータにおいては主回路
部と論理部は実開昭61−153499号に開示されて
いるように、単にこれらが1つの筐体に収納されてい
る。主回路部は発熱が大きく一般に直接冷却ファンに取
り付けて空冷している。論理部は発熱量は小さいが熱に
弱く、周囲空気温度を低くしなければならない。論理部
と主回路部が同一筐体中にあると発熱の大きい主回路部
により論理部回りの空気が過熱され論理部の温度が高く
なってしまう。これが論理部の許容温度を超えない様に
主回路部の冷却ファンを大きくしたり、冷却ファンを取
り付ける等を行い冷却能力を高めて主回路部の発熱が低
くなる様にしていた。また、主回路部はスイッチングを
行うため論理部に対しノイズ源となる。この電磁ノイズ
を阻止するために主回路部と論理部との間に空間を設
け、また電磁遮蔽板を配置して論理部のノイズ誤動作を
防止している。
【0003】なお、冷却構造として他に関連するものと
して特開昭61−47699号、特開昭61−6799
4号が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術はインバ
ータで発生した熱を放熱するための冷却フィンが冷却フ
ァンで送風された冷却風を効率よく利用するという点で
考慮されていない面があった。このため小形化の上で問
題があった。
【0005】本発明の目的は、インバータの主回路部、
論理部を効果的に冷却し、主回路部より発生した熱から
論理部を保護して、それらの故障や誤動作を防止して、
信頼性に優れたインバータを提供する事にある。
【0006】本発明の目的は、インバータの主回路部、
特に整流素子やスイッチング素子を効果的に冷却して、
信頼性に優れたインバータを提供する事にある。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、発熱源とな
る主回路部と、論理部と、平滑コンデンサを同一筐体内
に持つインバータ装置において、前記主回路部を冷却す
る冷却手段はアルミダイキャスト成形された冷却フィン
を備え、該冷却フィンにアルミダイキャスト時に成形さ
れるアルミ注入口の湯口の跡は互いに隣接する冷却フィ
ンにおいて互いの位置がずらされて配置されたことを特
徴とするインバータ装置としたことで達成される。
【0009】上記のように構成することにより、冷却フ
ァンによる冷却風は、発熱部品で特に高温になる素子を
効果的に冷却し、インバータ装置の温度上昇を抑制する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1〜図
43により説明する。
【0011】本発明の第1実施例を図1〜図14により
説明する。
【0012】インバータは図9のように整流素子10
6、平滑コンデンサ103、制御素子としてのスイッチ
ング素子104からなる主回路部4とこれを制御する論
理部5を主要部品として構成されている。整流素子10
6はその1次側が交流電源111(本実施例では3相交
流電源)に接続され、2次側は平滑コンデンサ103お
よびスイッチング素子104の1次側に接続される。本
実施例では平滑コンデンサ103は2つのコンデンサ1
03a,103bとが並列接続されている。スイッチン
グ素子104の2次側はモータ等の負荷Mに接続され
る。論理部5はケーブル12を介して主回路部4に接続
され、スイッチング素子104の1次側の電圧、電流を
検知しながらスイッチング素子104の制御を行なう。
また、整流素子106の1次側には冷却用のファンが接
続されている。
【0013】本実施例は主回路部4と論理部5の間に遮
蔽部材としての遮蔽板7を設けて、すき間を極力なく
し、お互いの空気が流れ込まない様にするとともに遮蔽
板7に断熱効果と磁気シールド効果をもたせるため、主
回路側を絶縁材9で、論理部側を鉄板8等でそれぞれ構
成し、しかもこの間を風洞として冷媒通路を形成し、空
気を流す事によりさらに断熱効果をもたせたものであ
る。これにより主回路部4と論理部5とは互いに独立し
た室内に設けられる。
【0014】本実施例のインバータは図9に示す回路構
成を有し、具体的には図1に示すように第1の筐体とし
てのケース1、第2の筐体としてのカバー2、冷却手段
としての冷却フィン3、発熱体でありノイズ発生源でも
ある主回路部4、主回路部4から離間して配置された論
理部5、冷却ファン6、主回路部の発生した熱と電磁ノ
イズを遮蔽する風洞形遮蔽板7で構成される。論理部5
と主回路部4との間はケーブル12で接続される。な
お、各冷却フィン3の間には冷媒としての空気が流れる
冷媒通路が形成されている。風洞形遮蔽板7を詳細に示
したものが図2〜図4である。なお図1,図7,図8で
は平滑コンデンサ103の図示を省略してある。図2,
図3,図4はそれぞれ風洞形遮蔽板7の平面,側面,お
よびA−A’断面を示す。本実施例の風洞形遮蔽板7は
主回路部4から発生する電磁ノイズの遮蔽の働きを持つ
導電材8を熱及び電気の絶縁材9で囲うようにし、しか
も下部両側に吸気口7a、上部に排気口7bを持ち、遮
蔽板内部を外気が流れる様、導電材8と絶縁材9の間に
風洞7cを設けたものである。本実施例では風洞形遮蔽
板は第2の冷媒通路としても機能する。また、導電材8
はケースに接触しない様絶縁材9で囲われ遮蔽板前面の
論理部5への電磁ノイズを阻止する。遮蔽板7の下部に
近接して、電源,負荷等の接続用の端子16が設けられ
る。また、論理部5と主回路部4とを結ぶケーブル12
を通すための切欠き部7dが風洞形遮蔽板7に形成され
ている。
【0015】本実施例では主回路部4で発生した熱が風
洞形遮蔽板7の切欠部7dとケース1との間から漏れ、
論理部4へ流れ込むのを防止するため、閉鎖手段として
の電線押さえ11を設け、これにケーブル12をはさみ
込みケース1との間に取付けている。電線押さえ11に
は図5に示すようにケーブル12を通すのに必要な最小
限のすき間が設けられているので、ケース1に取付けた
状態では、この間を通過する空気はほとんどなく、主回
路部4から論理部5への熱の移動を防止できる。
【0016】またケーブル12を配線する時これをケー
ス1に一旦固定し、その後に風洞形遮蔽板7をケース1
にはめ込めば良く、これにより図6に示すようにケーブ
ル12の位置決めが容易となり、配線作業の能率も良く
なる。
【0017】本実施例では、論理部5はプリント板5a
上に実装され、このプリント板5aはスペーサ5bによ
り風洞形遮蔽板7から所定の間隔をおいて設けられる。
これにより、遮蔽板7と論理部5との間にも空気層が形
成されるので、さらに断熱効果を上げることができる。
【0018】風洞形遮蔽板7の効果を以下に説明する。
主回路部4で発生した熱はケース1にある冷却フィン3
と、冷却ファン6により全体の約50〜60%が外部に
放出されるが、残り50〜40%はケース内部に放出さ
れインバータ内部の空気温度を上昇させる。一方同じケ
ース内部にある論理部5は主回路部からケース内部に放
出された熱(熱い空気)によりあおられ自己発熱温度以
上に上昇する。しかし、主回路部4と論理部5との間に
風洞形遮蔽板7を設ける事により主回路部4と論理回路
部5との空間は完全に分離され、しかも、主回路部側の
絶縁材9で熱遮蔽されるため主回路部4の熱は阻止され
る。また、風洞形遮蔽板7内部の風洞7cを外気が流れ
るため導電材8は外気で冷却されるので低温に保たれ、
導電材8を介して論理部5側の熱も放熱することができ
るので、論理部5は冷却される事になり、論理部5の温
度上昇をさらに低くできる。これらにより本実施例は以
下の効果がある。
【0019】主回路部4より許容温度の低い論理部5の
温度上昇は自己発熱のみで、主回路部5の発熱の影響を
受けなくなる。よって冷却フィン3は主回路部5の許容
温度に見合ったもので良く、冷却フィン3を小さくでき
る。また風洞形遮蔽板7の導電材8は主回路部4からの
電磁ノイズを阻止できるので論理部5と主回路部4の間
隔を狭くできる。以上の様にインバータ等の装置の装置
の小形化及びノイズ耐量向上に効果がある。また、論理
部の故障および誤動作の発生を防止でき、信頼性の向上
を図ることができる。
【0020】インバータは設置場所によっては外部から
最大0.5Gの振動を受ける。又インバータ内部にも振
動を発生させるファン、電磁接触器等の部品がある。一
方プリント基板で構成される論理部5は電解コンデン
サ,トランス等の重い部品があり、振動が大きいと最悪
の場合には脱落してしまうこともある。これを防止する
には論理部5のプリント基板5aを固定する風洞形遮蔽
板7が振動に強く、共振点がない事が理想とされる。
【0021】本実施例では風洞形遮蔽板7を導電材8
(銅板製)、絶縁材9(プラスチック製)の2枚で構成
される積層構造としたため応力に強く、従って振動にも
強い。絶縁材9を形成する材質としては、ポリカーポネ
ート樹脂、ポリブチレン樹脂等が用いられる。
【0022】また、論理部5または主回路部4から高調
波による騒音が発生しても遮蔽板7が共振しないので騒
音の低滅を図ることができる。
【0023】遮蔽板7および論理部5の取付けが終わる
と図7に示すように論理部5はカバー2で覆われ主回路
部4と論理部5は外部と隔離され、インバータは全閉形
インバータとなる。
【0024】カバー2の表面には制御部2aが設けられ
るがカバー2の制御部2aを収納する部分は凹部となっ
ている。全閉形とするためにはこの部分においてもイン
バータの内部と外部とを隔離するよう構成してもよい。
【0025】インバータは通常ケース1が制御盤の機器
取付板15に固定された状態で使用される。通常は図8
に示されるように冷却ファン6が下側になるようにして
機器取付板15に取付けられる。図8はインバータ内の
風の流れを模式的に示す。この状態ではケース1と機器
取付板15と間の空間を冷却ファン6による強制気流が
流れて冷却フィン3を冷却し、風洞形遮蔽板7の風洞7
c内には吸気口7aから排気口7bへ向かって外気が流
れる。これにより、風洞7c内には低温の空気が流れて
主回路部4から論理部5への熱の伝達を防止するととも
に導電材8を冷却して論理部5から発生した熱の放熱も
行う。
【0026】次に本実施例における平滑コンデンサの冷
却構造について説明する。
【0027】本実施例のインバータは図10に示すよう
に下ケース1内に、冷却フィン3、平滑コンデンサ10
3、整流素子106、発熱体であるスイッチング素子1
04、冷却ファン6が取付けられ、平滑コンデンサ10
3はその一部が下ケース1を貫通して冷却フィン3のあ
る側に突出し、冷媒通路中に配置されるように実装され
る。
【0028】本実施例では冷却フィン3と下ケース1と
はアルミダイキャストで一体に形成され、コンデンサ1
03、スイッチング素子104等の上方には遮蔽手段と
しての遮蔽板7が設けられ、さらにその上方には論理部
5が実装されたプリント基板5aが設けられている。プ
リント基板5aの上方には上ケース2が設けられる。上
ケース2には操作パネル2aが設けられる。本実施例で
は、インバータ内部は、遮蔽板7および下ケース1の底
面1aにより、上方からそれぞれ第1室、第2室、第3
室とに区切られ第1室、第2室は外部から異物の侵入の
防止のため、及び充電部に人体が触れるのを防止するた
め全閉構造となっている。図11に示すように下ケース
1の底面1aは下ケースの下端から所定間隔離間して設
けられ、インバータが制御盤(図示せず)等に取付けら
れたときに制御盤の機器取付面15と底面1aとの間の
空間が冷媒通路として機能をする。下ケースの底面1a
はスイッチング素子104が取付けられる位置1aaと
冷却ファン6が取付けられる位置1acとで下ケースの
下端からの距離が異なるように形成される。その中間に
は斜面1abが設けられ、冷却ファン6により送風され
た気流はなめらかにスイッチング素子取付部1aaに流
れ込む。スイッチング素子取付部1aaでは所定の冷却
能力を得られるよう下ケース下端面と底面1aとの距離
を小さくして送風を上げている。底面1aにはコンデン
サ103を取付けるための孔1bが設けられている。本
実施例では図9に示すようにコンデンサ103を容量を
大きくするために2個並列に接続しているので、孔1b
は「8」字形の孔となっている。孔1bとコンデンサ1
03a、103bとの間隙は安全のためガスケット(図
示せず)を用いて塞ぐ。冷却フィン3は底面1aのスイ
ッチング素子104が取付けられる面と反対側の面、す
なわち、冷却ファン6が取付けられる側の面に設けられ
る。本実施例では図12に示すように冷却フィン3はス
イッチング素子104および整流素子106等の発熱の
大きい素子の取付けられる部分に重点的に設けている。
スイッチング素子104の下側に設けられた冷却フィン
3は、スイッチング素子取付面1aaの長さ方向(図1
2中での左右方向)にほぼ等しい長さに設けられ、所定
の間隔で所定の冷却面積が得られるように複数本設けら
れる。冷却フィン3aのうちコンデンサ103寄りのも
のは、冷媒としての冷却ファン6の風の一部をコンデン
サ103の方向へ流せるよう折曲部3cが形成される。
なお、折曲部3cは、そのほとんどがスイッチング素子
104より上流側となるよう設けられている。整流素子
106の下側にも冷却フィン3bが設けられる。整流素
子106はスイッチング素子104に比べ発熱が少ない
のでフィンの長さは短く形成されている。また冷却フィ
ン3bは冷却ファン6から送風される気流に対し、コン
デンサ103より下流側に設けられているので冷却フィ
ン3bからの発熱がコンデンサ103を加熱するのを抑
制できる。
【0029】なお、本実施例では冷却フィンをアルミダ
イキャストにて成形する際に、アルミの注入口として設
けられた湯口の跡が冷却フィン3の各フィンの厚さより
多少大きな幅で残っているが、この湯口3dは互いに隣
接するフィンにおいて図12に示される左右方向での位
置をずらしてジグザグ状の位置に配置され、各フィンの
間の通風を妨げないように構成されている。スイッチン
グ素子104で発生した熱はケース1にある冷却フィン
3を冷却ファン6で冷却することにより発生熱量の50
〜60%が外部に放出されるが残り50〜40%はケー
ス内部に放出され装置内部の空気温度を上昇させる。し
たがって同じケース内にあれば平滑コンデンサ103の
温度は主回路部4からケース内部に放出された熱によっ
てあおられて自己発熱温度以上に上昇する。しかし平滑
コンデンサ103はその一部が下ケース1を貫通し、冷
却ダクト中に設けられるように実装されているので、主
回路部の熱の影響を低滅でき、温度上昇を低くすること
ができる。
【0030】本実施例ではコンデンサ103は図13、
図14に示すようにコンデンサ103aとコンデンサ1
03bとが並列接続され、回路図は図9のようになる。
なお、図9において111は三相交流電源、Mは負荷で
ある。2個のコンデンサ103a、103bはバンド1
13で締付けられるとともに同じ極性の端子103cが
接続バー115で結合されて一体化されている。バンド
113は取付孔113aを有する脚113bが4個設け
られるとともに、ねじ113cおよびナット113dに
よりコンデンサ103a、103bに密着するよう締着
される。これにより、コンデンサ103a、103bの
発熱をバンド113の脚113bを介して下ケース1の
底面1aに伝達することができる。また、コンデンサが
2個に分割されているので、同じ容量のもの1個にした
場合よりも表面積を増加させることができ、冷却効率を
上げることができる。
【0031】本実施例ではスイッチング素子104より
も許容温度の低い平滑コンデンサ103a、103bの
温度上昇は自己発熱のみで、スイッチング素子104の
影響をほとんど受けなくなる。また、冷却ファン6で平
滑コンデンサ103a、103bの冷却も同時に行なえ
るので温度上昇をさらに低くすることができる。よって
平滑コンデンサ103を冷却するための特別の手段を設
ける必要はない。また、平滑コンデンサ103の容量を
大きくして発熱を小さくする必要もないため装置の電流
値に見合ったものを用いることができ、装置を小形化す
ることができる。また、温度上昇を低くできるので平滑
コンデンサの誘電材の劣化を抑制できる。また、本実施
例において、コンデンサ103a、103bはアルミ電
解コンデンサであり、コンデンサのケース103eの開
口部に設けられた封口部材103dに端子103cが設
けられている。この種の電解コンデンサは一般的に防爆
のために封口部材に防爆弁を設け、過電流時における爆
発を防止している。本実施例におけるコンデンサ103
a、103bにおいても封口部材103dに防爆弁(図
示せず)が設けられている。本実施例ではコンデンサ1
03の端子103cが設けられた封口部材103dと論
理部5が設けられたプリント基板5aとの間に遮蔽板7
が設けられているため、万一防爆弁が作動しても、プリ
ント基板5aおよび論理部5への損傷を防止することが
できる。また、遮蔽板7は主回路側、すなわちコンデン
サ103の端子103cに面する側が絶縁材9で構成さ
れているので、万一防爆弁が作動した場合でも端子10
3cに接続された接続バー115等の充電部が鉄板8に
接触するのを防止でき、安全性を向上させることができ
る。
【0032】以下に、遮蔽板の構成、および平滑コンデ
ンサの冷却構造について各種の実施例を説明する。
【0033】本発明の第2実施例を図15〜図18によ
り説明する。
【0034】本実施例は、図15に示すように風洞内に
冷却ファン6による強制気流も流すよう構成された風洞
形遮蔽板27を用いた例である。
【0035】本実施例の風洞形遮蔽板27は、図16に
示すように下方側面に吸気口27aを有し、上方に排気
口27bを有するとともに、下方に冷却ファン6に連通
する取り込み口27eを有する。また側方にはケーブル
12を通すための切り欠き27dが設けられる。これに
より、風洞27c内には自然対流によるのみではなく冷
却ファン6による風の流れを取り込むことができ、導電
材8側にある論理部5の冷却をより強力に行う事ができ
る。なお、他の構成は第1実施例と同様である。
【0036】本発明の第3実施例を図19〜図22によ
り説明する。
【0037】本実施例は図19に示すように冷却ファン
6の高い風速によるベンチュリ効果を利用した風洞形遮
蔽板37を用いた例である。
【0038】本実施例は風洞形遮蔽板37の排気口37
b付近と、冷却ファン6の高速で流れている冷却フィン
3との空間(高い風速のため風洞形遮蔽板37の内部3
7cの気圧より低くなっている)をバイパス37fで結
ぶ事により、風洞形遮蔽板37内部の空気をバイパス3
7fの開口部37eから強制的に冷却フィン3排気側へ
引き出し(ベンチュリ効果)、空気の流れを良くするよ
う構成したものである。これにより外気が吸気口37a
から強制的に取り込まれるので導電材8側にある論理部
5の冷却をより強力に行う事ができる。
【0039】また、風洞形遮蔽板37の側方には図20
に示すようにケーブル12を通すための切欠37dが設
けられる。
【0040】なお、他の構造は第1実施例と同様であ
る。
【0041】本発明の第4実施例を図23〜図26によ
り説明する。
【0042】本実施例は図23、図26に示すように外
気は流れないが空気を入れた室47cと断熱材49とを
積み重ねて積層構造にしたものと導電材8とを積層した
遮蔽板47を用いて、断熱材とこれでとじこめた空気で
熱絶縁を行うよう構成したものである。本実施例では遮
蔽板47が外気をとり込まなくても良いためこれを収納
するケース1の構造を簡単にできる。
【0043】本実施例においても図24に示すように遮
蔽板47には、ケーブルを通すため切欠47dが形成さ
れている。
【0044】なお、他の構成は第1実施例と同様であ
る。
【0045】本発明の第5実施例を図27〜図30によ
り説明する。本実施例は第4実施例をさらに簡略化した
ものである。
【0046】本実施例の遮蔽板57は図30に示すよう
に断熱材59と導電材8のみで構成されており主回路部
の発熱量が少ない場合は図27に示すようにこれを使用
できる。遮蔽板として薄いため、インバータをさらに小
形化することができる。
【0047】以上の実施例においては遮蔽板を設けるこ
とにより論理部は熱及び電磁ノイズ双方の影響を受けに
くくなり、むだな空間がなくなり、また、主回路部冷却
ファンも論理部温度に関係なく自身に必要なだけの冷却
を行えば良くなり、大幅に小型化を図る事ができる。さ
らに論理部は主回路素子による空気温度上昇の影響を受
けにくくなり、論理回路素子の温度上昇を低くする事が
できる。
【0048】本発明の第6実施例を図31により説明す
る。第1〜第5の実施例は主回路部と論理部との間を遮
蔽板で完全にふさぐ例を記載したが、本実施例は図31
に示す様にインバータの底面部側は主回路部と論理回路
部を遮蔽板67で完全にふさがないで使用するようにし
たものである。これは主回路で加熱された空気は上方向
へ流れるのでインバータの上部(排気口67b側)の空
気温度は高くなるが、底面(吸気口67a側)に近づく
ほど低くなるため連通部としてのすき間が底面にあって
も論理部に熱い空気が流れ込む事が少ないためである。
また、すき間61から論理部5側の空気が主回路部4側
へ流入するので、主回路部4側に低温の空気が供給さ
れ、主回路部4の冷却効率を向上させることができる。
なお、他の構成は第1実施例と同様である。
【0049】以上の実施例では、冷却フィン3を強制冷
却していたが、小形のインバータで主回路部の発熱量が
小さく、冷却ファンを自然冷却としたものにおいても本
発明を同様に実施できる。また、以上の実施例におい
て、遮蔽板内の通風による冷却効果を十分に得るために
は、インバータは遮蔽板がほぼ垂直となるよう設置され
る事が望ましい。また、本発明は全閉形または閉鎖形イ
ンバータのみならず、開放形のインバータに適用しても
よい。
【0050】平滑用コンデンサの冷却構造の各種実施例
を以下に説明する。
【0051】本発明の第7実施例を図32〜図34によ
り説明する。
【0052】本実施例は図34に示すように平滑用コン
デンサを1個にまとめ、平滑用コンデンサ103を下ケ
ース121に対して横向きに取り付け、第1実施例と同
様に冷却通風路中にその一部を露出させたものである。
本実施例においてもコンデンサ103の冷却効果を良く
することができる。
【0053】本実施例では下ケース121の底面121
aは、スイッチング素子4の取付面121aaが第1実
施例と同様に下ケース121の下端から所定間隔離間し
て設けられるとともに、スイッチング素子取付面121
aaの長さ方向(図33中での左右方向)にほぼ等しい
長さを有する冷却フィン3aが設けられ、冷却ファン取
付面121acとの間に斜面121abを有し、冷却フ
ァン6により送風された空気がなめらかに流れ込むよう
形成されている。なお、コンデンサ103寄りの冷却フ
ィンには折曲部3cが形成され気流をコンデンサ103
に導くよう構成されている。コンデンサ103の取付部
121bは下ケース121の下端からの距離が冷却ファ
ン取付面121acと等しい距離で所定距離下ケース1
21の下端と平行して延びた後、下ケースの下端に向っ
て垂直に延び、下ケースの下端に達した後、下ケースの
下端に沿って所定距離延びるよう設けられている。下ケ
ースの下端に向かって垂直に延びる部分(隔壁)121
baにはコンデンサの取付孔を貫通するよう取り付けら
れる。コンデンサ103はケース103eの頭部(端子
103cと反対側)が冷却ファン6に面して設けられ、
端子103cを有する部分は垂直に延びる部分121b
aおよび下端に沿って所定距離延びる部分121bbと
によってカバーされる。これによりコンデンサ103の
冷却を行えるとともに、充電部の露出を防止でき、安全
性を向上させることができる。コンデンサ103および
スイッチング素子104、整流素子106の上方には遮
蔽板7が設けられ、その上方に論理部5が実装されたプ
リント基板5aが設けている。本実施例においてはコン
デンサ103の封口部材103dがプリント基板5a異
なる方向を向いており、万一封口部材103dの防爆弁
(図示せず)が作動しても電解液のプリント基板5aへ
の付着やプリント基板5aの破損を効果的に防止でき
る。また、コンデンサの高さ(ケース頭部から端子孔ま
での寸法)が下ケース121の高さより大きい場合で
も、装置全高を低く抑えることができる。
【0054】本発明の第8実施例を図35〜図37によ
り説明する。
【0055】本実施例は平滑用コンデンサ103を遮蔽
板130に設けた立上り部130aで遮蔽した場合であ
り、装置を小形化することができる。
【0056】本実施例において、下ケース131の底面
131aは、スイッチング素子取付面131aaと冷却
ファン取付面131acと、これらの中間に形成された
斜面131abとにより構成されている。スイッチング
素子取付面には冷却フィン3が設けられ、冷却フィン3
はスイッチング素子104の冷却用の冷却フィン3aと
整流素子106の冷却用の冷却フィン3bとにより構成
される。図37に示すように冷却フィン3bは冷却フィ
ン3aよりも長さが短く形成される。底面131aの冷
却フィン3bより下流側(図37では上方)にはコンデ
ンサ103の取付孔131bが設けられる。底面131
aの冷却フィン3が設けられた面の裏側の面にはスイッ
チング素子104および整流素子106が取付けられ
る。スイッチング素子104および整流素子106の上
方(図36では左方)には遮蔽板130、および論理部
5が実装されたプリント基板138が設けられる。本実
施例ではプリント基板138、および遮蔽板130は
「L」字形に形成され、遮蔽板130の「L」字の内側
部分に立ち上り部(仕切壁)130aが形成される。コ
ンデンサ103はケースの頭部(封口部材103dの反
対側)が取付孔131bを貫通して冷却ファン側に位置
するよう設けられ、端子103c部分が遮蔽板130の
「L」字の内側に位置するよう設けられる。本実施例で
は立上り部130aが、端子103cを有する封口部材
103dとプリント基板138との間に設けられ両者を
隔離している。これにより万一コンデンサ103の防爆
弁(図示せず)が作動しても電解液がプリント基板13
8に付着するのを防止できる。また、本実施例では遮蔽
板130は主回路側が絶縁材130c,論理部側が鉄板
130bで構成されている。本実施例によれば、コンデ
ンサ103の高さ寸法が大きくてもインバータの高さ寸
法を低くおさえることができる。なお、本実施例におい
ても第7実施例と同様に平滑コンデンサ103が1つに
まとめられている。
【0057】本発明の第9実施例を図38、図39によ
り説明する。本実施例は第1実施例の第1変形例で、コ
ンデンサ103a、103bの冷却通風路中に突出した
部分を熱伝導の良好な材質でできたコンデンサ用カバー
142で側面を覆ったもので、冷却効果と同時にコンデ
ンサの保護を行うことができる。コンデンサカバー14
2はアルミ等の熱伝導の良好な金属で形成してもよく、
あるいはエポキシ樹脂にシリカ等の充填剤を入れた樹脂
により形成してもよい。コンデンサカバー142として
アルミを用いる場合は図39に示すような断面を有する
押出し材を用いてもよく、これによればコンデンサカバ
ーの製作を容易に行うことができる。本実施例の他の部
分の構成は第1実施例と同様である。
【0058】本発明の第10実施例を図40、図41に
より説明する。本実施例は第9実施例の変形例でさらに
側面、底面ともに覆うよう構成されたコンデンサ用カバ
ー152を用いた場合で、第9実施例の効果に加え、コ
ンデンサの底面を保護できる効果が得られる。
【0059】本実施例のコンデンサカバー152も熱伝
導の良好な材質で作られる。材質としてはアルミ等の金
属または、エポキシ樹脂にシリカ等の充填材を充填した
熱伝導率の大きい樹脂等が用いられる。コンデンサカバ
ー152は底面を有するため、アルミを用いる場合はア
ルミ鋳物、またはアルミ薄板の絞り加工等により製造す
る。本実施例の他の部分は第1実施例と同様である。
【0060】本実施例の第11実施例を図42、図43
により説明する。本実施例は、コンデンサ用カバー16
2を温度により形状が変化する材質(例えば、形状記憶
合金)で構成し、温度が高くなるとコンデンサに密着し
冷却効果を高めるようにした場合である。
【0061】本実施例は第1実施例においてコンデンサ
103を1個の大容量コンデンサとした場合である。本
実施例では下ケース1の底面1aには丸孔状のコンデン
サ取付孔1bが設けられ、コンデンサ103の頭部が取
付孔1bに嵌挿される。コンデンサ103の取付後コン
デンサ103の頭部側の外周には図42、図43に示す
ようにコンデンサカバー162が嵌着される。コンデン
サカバー162は例えば形状記憶合金で作られ、温度が
上昇するとコンデンサ103の外周に密着してコンデン
サ103の放熱を向上させるよう構成される。本実施例
によれば高温度時におけるコンデンサの冷却効果を向上
させることができる。
【0062】以上、本発明をインバータに適用した例に
ついて説明したが、これに限ることなく、同一構成要件
を備えて成る他の電子機器に本発明を適用しても良い。
【0063】また、第7実施例、第9実施例、第10実
施例、第11実施例においては第1実施例と同じ、遮蔽
板7が用いられたが、これに限ることなく、主回路の発
熱量や装置の外形寸法等の条件に合わせて第2実施例〜
第5実施例の遮蔽板を適宜用いてもよい。また、条件に
よっては第6実施例のようにインバータの底面側に、主
回路側と論理部側とを連通する連通部を設けるようにし
てもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、冷却ファンの冷却風に
よる能力を、特に発熱部品で高温になる整流素子やスイ
ッチング素子の部分で上げることができ、インバータ装
置の温度上昇を効果的に下げることができる。
【0065】また、冷却フィンのアルミダイキャストの
ために設けられた湯口が冷却風の流れを妨げることを防
止でき、したがって冷却能力を上げることができるの
で、インバータ装置の温度上昇を効果的に下げることが
できる。
【0066】これにより冷却フィンや冷却ファンの小形
化を図ることができ、インバータ装置の信頼性を向上す
ることができ、また小形化されたインバータ装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるインバータの構成
を分解して示す斜視図である。
【図2】本実施例における遮蔽板の構成を示す平面図、
側面図、および側断面図である。
【図3】本実施例における遮蔽板の構成を示す平面図、
側面図、および側断面図である。
【図4】本実施例における遮蔽板の構成を示す平面図、
側面図、および側断面図である。
【図5】遮蔽板のケーブル通過部分の構成を示す断面図
である。
【図6】遮蔽板を取り付けた状態を分解して示す斜視図
である。
【図7】本実施例のインバータの構成を示す側断面図で
ある。
【図8】本実施例における風の流れを示す側断面図であ
る。
【図9】本実施例の回路構成を示す回路図である。
【図10】本発明の第1実施例におけるインバータの構
成を示す斜視図、側断面図、底面図である。
【図11】本発明の第1実施例におけるインバータの構
成を示す斜視図、側断面図、底面図である。
【図12】本発明の第1実施例におけるインバータの構
成を示す斜視図、側断面図、底面図である。
【図13】本実施例におけるコンデンサの形状を示す平
面図、および側面図である。
【図14】本実施例におけるコンデンサの形状を示す平
面図、および側面図である。
【図15】本発明の第2実施例におけるインバータの構
成を示す側断面図である。
【図16】本実施例における遮蔽板の構成を示す平面
図、側面図、および側断面図である。
【図17】本実施例における遮蔽板の構成を示す平面
図、側面図、および側断面図である。
【図18】本実施例における遮蔽板の構成を示す平面
図、側面図、および側断面図である。
【図19】本発明の第3実施例におけるインバータの構
成を示す側断面図である。
【図20】本実施例における遮蔽板の構成を示す平面
図、側面図、および側断面図である。
【図21】本実施例における遮蔽板の構成を示す平面
図、側面図、および側断面図である。
【図22】本実施例における遮蔽板の構成を示す平面
図、側面図、および側断面図である。
【図23】本発明の第4実施例におけるインバータの構
成を示す側断面図である。
【図24】本実施例の遮蔽板の構成を示す平面図、側面
図、および側断面図である。
【図25】本実施例の遮蔽板の構成を示す平面図、側面
図、および側断面図である。
【図26】本実施例の遮蔽板の構成を示す平面図、側面
図、および側断面図である。
【図27】本発明の第5実施例におけるインバータの構
成を示す側断面図である。
【図28】本実施例の遮蔽板の構成を示す平面図、側面
図、および側断面図である。
【図29】本実施例の遮蔽板の構成を示す平面図、側面
図、および側断面図である。
【図30】本実施例の遮蔽板の構成を示す平面図、側面
図、および側断面図である。
【図31】本発明の第6実施例におけるインバータの構
成を示す側断面図である。
【図32】本発明の第7実施例におけるインバータの構
成を示す側断面図および底面図である。
【図33】本発明の第7実施例におけるインバータの構
成を示す側断面図および底面図である。
【図34】本実施例のインバータの回路構成を示すブロ
ック図である。
【図35】本発明の第8実施例におけるインバータの平
面図、側断面図、底面図である。
【図36】本発明の第8実施例におけるインバータの平
面図、側断面図、底面図である。
【図37】本発明の第8実施例におけるインバータの平
面図、側断面図、底面図である。
【図38】本発明の第9実施例におけるインバータの一
部を断面とした正面図および底面図である。
【図39】本発明の第9実施例におけるインバータの一
部を断面とした正面図および底面図である。
【図40】本発明の第10実施例におけるインバータの
それぞれ一部を断面とした正面図および底面図である。
【図41】本発明の第10実施例におけるインバータの
それぞれ一部を断面とした正面図および底面図である。
【図42】本発明の第11実施例におけるインバータの
それぞれ一部を断面とした正面図および底面図である。
【図43】本発明の第11実施例におけるインバータの
それぞれ一部を断面とした正面図および底面図である。
【符号の説明】
1:ケース、3:冷却手段、4:主回路部、5:論理
部、7:遮蔽部材、103:平滑コンデンサ、104:
スイッチング素子、106:整流素子
フロントページの続き (72)発明者 長谷川 健吾 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所内習志野工場内 (72)発明者 南藤 謙二 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所内習志野工場内 (72)発明者 柳田 武彦 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所機械研究所内 (72)発明者 鈴木 尚仁 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所内習志野工場内 (72)発明者 馬場 繁之 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所内習志野工場内 (56)参考文献 特開 昭60−113640(JP,A) 実開 平1−41193(JP,U) 実開 平1−20089(JP,U) 実開 昭63−127197(JP,U) 実開 昭61−71816(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 H05K 7/20 H05K 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱源となる主回路部と、論理部と、平滑
    コンデンサを同一筐体内に持つインバータ装置におい
    て、前記主回路部を冷却する冷却手段はアルミダイキャ
    スト成形された冷却フィンを備え、該冷却フィンにアル
    ミダイキャスト時に成形されるアルミ注入口の湯口の
    互いに隣接する冷却フィンにおいて互いの位置がずら
    されて配置されたことを特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】 受電した交流電力を直流電力に変換する整
    流素子と該直流電力を任意の周波数の交流電力に変換す
    るスイッチング素子とを含むインバータ主回路部と、前
    記スイッチング素子を制御する論理部と、前記論理部を
    筐体に収納したインバータ装置において、 前記筐体は、前記整流素子と前記スイッチング素子が内
    側に取り付けられ外側に冷却フィンが取り付けられたケ
    ースと、該ケースと一体になり前記インバータ主回路及
    び前記論理部を収納するカバーとからなり、前記ケース
    は、下端との間の備えられた前記冷却フィンと一体にア
    ルミダイキャスト成形し、該アルミダイキャストにて成
    形する際にアルミ注入口として設けられた湯口の跡は
    いに隣接する冷却フィンにおける位置が各フィンの間の
    通風を妨げないように互いの位置をずらしてジグザク状
    の位置に配置されたことを特徴とするインバータ装置。
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