JP2003240277A - 室外機用電装品収納部及び空気調和機の室外機 - Google Patents

室外機用電装品収納部及び空気調和機の室外機

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JP2003240277A
JP2003240277A JP2002041146A JP2002041146A JP2003240277A JP 2003240277 A JP2003240277 A JP 2003240277A JP 2002041146 A JP2002041146 A JP 2002041146A JP 2002041146 A JP2002041146 A JP 2002041146A JP 2003240277 A JP2003240277 A JP 2003240277A
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electrical component
outdoor unit
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machine room
electrical
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JP2002041146A
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Takahiro Okamoto
高宏 岡本
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機の室外機の組立性を向上させるこ
とができる電装品収納部を提供する。 【解決手段】 電装品収納部50は、空気調和機の室外
機内に設けられ電気部品が収容される機械室の上部に配
置される電装品収納部であって、電装品収納部本体53
と電装品52とを備えている。電装品収納部本体53
は、その底面534のうち機械室に面する部分の50%
以上が開口している。電装品52は、電気部品と接続さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室外機用電装品収
納部及び空気調和機の室外機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室外機内には、圧縮機、四
路切換弁、熱交換器、室外ファンなどが配置されるが、
これらのうち圧縮機や四路切換弁などの電気部品は、外
部から侵入する雨風から防御するために、ある程度外気
から隔離された機械室内に配置される。そして、これら
の電気部品は、パワートランジスタやコンデンサ等の電
装品で構成される制御回路により駆動されるが、これら
の電装品は、電装品箱に収容され、機械室の上部に配置
されることが多い。
【0003】この電装品箱は、通常、電装品を内部に収
容するために樹脂や板金等で箱状に形成される。この電
装品箱には、圧縮機等が配置される空間と電装品が配置
される空間とを分割すべく底面に樹脂や板金等で形成さ
れた底板が設けられている。このような電装品箱が用い
られる空気調和機の室外機を組立てる場合には、電装品
箱に収容された電装品と、その下方に配置された圧縮機
等の電気部品とを接続する必要がある。このため、電装
品箱には、電装品と圧縮機等の電気部品とを接続する接
続配線を引出すための孔や切欠き等が設けられることが
多い。作業者は、電装品と接続された接続配線をこれら
の孔や切欠き等を通して電装品箱から引出し、圧縮機等
に接続する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電
装品箱の場合、電装品箱を室外機に取付ける際に接続配
線を孔や切欠きに通す作業が多くなり、取付けが行い難
くなっている。また、電装品箱に形成される孔は十分に
大きいものとは言えず、接続配線を孔や切欠き等に通す
作業が行い難いことも多い。
【0005】このように、従来の電装品箱では、内部に
収容される電装品と、機械室に配置される電気部品との
接続が行い難いものであるため、室外機の組立性を向上
させることが困難である。本発明の課題は、空気調和機
の室外機の組立性を向上させることができる電装品収納
部を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電装品
収納部は、空気調和機の室外機内に設けられ電気部品が
収容される機械室の上部に配置される電装品収納部であ
って、電装品収納部本体と電装品とを備えている。電装
品収納部本体は、その底面のうち機械室に面する部分の
50%以上が開口している。電装品は、電気部品と接続
される。
【0007】なお、本電装品収納部は、その全体が機械
室内に配置されるものでもよく、また、機械室に隣接す
る空間と機械室とに跨って配置されるものでもよい。こ
の電装品収納部では、電装品と機械室に収容された電気
部品との間に介在する電装品収納部本体の底面の50%
以上が開口している。このため、電装品と電気部品との
接続をこの開口を通して容易に行うことができ、電装品
収納部の取付けが容易になる。これにより、空気調和機
の室外機の組立性が向上する。
【0008】請求項2に記載の電装品収納部は、請求項
1に記載の電装品収納部であって、電装品収納部本体の
底面のうち機械室に面する部分の概ね全面が開口してい
る。この電装品収納部では、電装品と機械室に収容され
た電気部品との間に介在する電装品収納部本体の底面の
概ね全面が開口している。このため、電装品と電気部品
との接続をこの開口を通して容易に行うことができ、電
装品収納部の取付けが容易になる。これにより、空気調
和機の室外機の組立性が向上する。
【0009】請求項3に記載の電装品収納部は、請求項
1または2に記載の電装品収納部であって、機械室の上
部と、熱交換器が配置され機械室から仕切られた熱交換
器室とに跨って配置される電装品収納部であって、底面
のうち熱交換器室に面する部分を覆う底板をさらに備え
る。電装品収納部は、内部の電装品のうち、発熱する部
品を冷却するため、電装品収納部の一部を外気が侵入し
てくる熱交換器室へ露出させることがある。すなわち、
電装品収納部は、機械室の上部と、熱交換器が配置され
機械室から仕切られた熱交換器室とに跨って配置される
ことがある。この熱交換器室は、外気が侵入してくるた
め、塵埃や雨風等の室外機外の影響を受けやすい。一
方、機械室は、内部の電気部品を保護するために、ある
程度、外気から隔離されており、室外機外からの影響を
受けにくい。
【0010】この電装品収納部は、底面のうち熱交換器
室に面する部分を覆う底板を備え、底面のうち機械室に
面する部分の50%以上、又は、概ね全面が開口してい
る。このため、この電装品収納部は、機械室の上部と熱
交換器室とに跨って配置される場合であっても、室外機
外からの影響から電装品を保護しつつ、空気調和機の室
外機の組立性を向上させることができる。
【0011】請求項4に記載の電装品収納部は、請求項
1から3のいずれかに記載の電装品収納部であって、電
装品は、電気部品を制御する制御部品が実装される基板
を有する。そして、この基板は、電気部品から延びるケ
ーブルが接続されるコネクタを下面に有する。この電装
品収納部では、電気部品から延びるケーブルを電装品収
納部本体の底面の開口を通して、直接、基板のコネクタ
に接続することができる。このため、電装品から電装品
収納部本体の外側へ引出される中間的な接続配線を省略
することができる。これにより、中間的な接続配線を取
り付ける工程が省略され、空気調和機の室外機の組立性
が向上する。
【0012】請求項5に記載の発明は、空気調和機の室
外機であって、請求項1から4のいずれかに記載の電装
品収納部を備える。この空気調和機の室外機では、機械
室の上部に配置される電装品収納部本体の底面のうち機
械室に面する部分の50%以上、又は、概ね全面が開口
している。このため、電装品収納部内の電装品と機械室
に配置される電気部品との接続をこの開口を通して容易
に行うことができる。これにより、室外機に電装品収納
部を取付けることが容易になり、室外機の組立性が向上
する。
【0013】
【発明の実施の形態】〔空気調和機の外観構成〕本発明
の一実施形態が採用される空気調和機の外観構成を図1
に示す。この空気調和機1は、室内の壁面などに取り付
けられる室内機2と、室外に設置される室外機3と備え
ている。室内機2内には室内熱交換器が収納され、室外
機3内には室外熱交換器が収納されており、各熱交換器
が冷媒配管4により接続されることにより冷媒回路を構
成している。
【0014】〔室外機〕室外機3の分解斜視図を図2に
示す。室外機3は、ケーシング底板10、前板11、側
板12,13、後面保護金網14、天板15などで構成
されるケーシングを備えている。また、ここでは、側板
12の外方にさらに閉鎖弁カバー16が取付けられる。
【0015】前板11の内方には、ベルマウス20と仕
切り板21とが設けられる。または、前板11とベルマ
ウス20とが一体になった前板を設け、その内方に仕切
り板21を設けてもよい。室外機3の内部は、この仕切
り板21により、熱交換器40が配置され外気が十分に
通る熱交換器室S1と、外気からある程度隔離された機
械室S2とに分けられる(図3参照)。熱交換器室S1
内のベルマウス20の後方には、ファンモータ台22が
配置されている。ファンモータ台22には、ファンモー
タ23が固定され、ファンモータ23の駆動軸にプロペ
ラファン24がファン止めナット25によって取付けら
れる。
【0016】機械室S2内には、リアクタ30、圧縮機
31、四路切換弁32、ガス閉鎖弁33、電動弁34、
液閉鎖弁35などの電気部品が取付けられる。リアクタ
30は、仕切り板21の機械室S2側の側面に配置さ
れ、後述する電装品収容部50内のプリント基板520
から伸びるリアクタ用ワイヤハーネス301が接続され
る。
【0017】圧縮機31は、リアクタ30の下方に配置
され、室外機3のケーシング底板10に固定される。圧
縮機31には、圧縮機用ワイヤハーネス311の一端が
接続される。四路切換弁32は、圧縮機31の側方に配
置される。四路切換弁32は、四路切換弁コイル320
を有しており、四路切換弁コイル320は四路切換弁用
ワイヤハーネス321と接続される。
【0018】電動弁34は、四路切換弁32と共に圧縮
機31の側方に配置される。電動弁34は電動弁用コイ
ル340を有しており、電動弁用コイル340は、電動
弁用コイル用ワイヤハーネス341の一端と接続され
る。プロペラファン24の後方から側方にかけて略L字
形状に形成された室外熱交換器40が取付けられる。
【0019】室外機3内の上方には、電装品収納部50
が取付けられる。この電装品収納部50には、装置の制
御を行うためのマイクロコンピュータチップや制御プロ
グラムを格納するメモリなどの制御回路、その他の回路
部品が内装される。図3に電装品収納部50と他の構成
部品との配置の概略図をしめす。電装品収納部50は仕
切り板21の上方に、熱交換器室S1と機械室S2とに
跨って配置されている。機械室S2の内部であって電装
品収納部50の下方には、リアクタ30、圧縮機31、
四路切換弁32、電動弁34などの電気部品が配置され
る。これらの電気部品と電装品収納部50とは、それぞ
れワイヤハーネス301,311,321,341によ
り接続されている。さらに、機械室S2内には、図示し
ないサーミスタが配置され、このサーミスタも電装品収
納部50と接続されている。熱交換器室S1にはファン
モータ23が配置され、このファンモータ23もワイヤ
ハーネス231により電装品収納部50と接続されてい
る。
【0020】〔電装品収納部〕電装品収納部50の外観
及び構成を図4及び図5にそれぞれ示す。この電装品収
納部50は、上面板51、電装品52、電装品収納部本
体53、放熱フィン54及びカバー55から構成され
る。上面板51は、樹脂製の板状部材であり、電装品収
納部50の上面を構成する。
【0021】電装品52は、プリント基板520やコン
デンサ523等を有している。プリント基板520の下
面には、空気調和機1の制御を行うためのパワートラン
ジスタ521や制御プログラムを格納するメモリなどの
制御回路、その他の回路部品が実装されている。また、
圧縮機用ワイヤハーネス311、電動弁用コイル用ワイ
ヤハーネス341、四路切換弁用ワイヤハーネス32
1、サーミスタ等が接続される複数のコネクタ522が
プリント基板520の下面表面に設けられている。さら
に、図示しないリアクタ用ワイヤハーネス301がプリ
ント基板520から引出されている。
【0022】電装品収納部本体53は、樹脂製の部材で
あり、内部に電装品52を収容する。電装品収納部本体
53は、前側面530、後側面531、第1横側面53
2、第2横側面533、底面534を有しており、上面
は、全体が開口している。この上面の開口は、上面板5
1により閉じられる。前側面530は、電装品収納部5
が室外機3に取付けられた際に、前板11に対向する側
面である。前側面530の中央付近には、突出し部53
0aが突出している。突出し部530aの上部には、ケ
ーブルが通る切欠きが設けられている。また、前側面5
30は、突出し部530aから機械室S2側の端部にか
けて、下部が全体の5分の4程度切欠かれており、上部
にはケーブルを案内するガイド530bが設けられてい
る。
【0023】後側面531は、電装品収納部5が室外機
3に取付けられた際に、室外機3の背面方向へ向く側面
である。後側面531は、中央付近から機械室S2側の
端部にかけて、下部が全体の5分の1程度切欠かれてい
る。第1横側面532は、電装品収納部5が室外機3に
取付けられた際に、側板12と対向する側面であり、機
械室S2内に位置する。第1横側面532には、端子盤
56が取付けられる。また、この第1横側面532に
は、上方の端部及び後側面531側の端部に沿って、L
字状の覆板532aが設けられている。
【0024】第2横側面533は、電装品収納部5が室
外機3に取付けられた際に、側板13と対向する側面で
あり、熱交換器室S1内に位置する。第2横側面533
の上部から放熱フィン取付け部535が突出している。
放熱フィン取付け部535は、その上部が開口してお
り、電装品収納部本体53の上面の開口と一体になって
いる。放熱フィン取付け部535の下部には、図6のよ
うに、開口535aと、開口535aの周囲に設けられ
た平坦面535bとが設けられている。平坦面535b
には、取付けられる放熱フィン54の一部が当接する。
【0025】電装品収納部本体53の底面534は、図
6に示すように、放熱フィン取付け部535の下部53
5a,535b、底面板534a、仕切り板当接部53
4b、開口部534c等により構成される。底面板53
4aは、第2横側面533と垂直に繋がっており、電装
品収納部50に収容されるコンデンサ523の下方に位
置している。底面板534aは、コンデンサ523に対
向する部分が開口している。この底面板534aの開口
を塞ぐようにカバー55が取付けられる(図5参照)。
【0026】仕切り板当接部534bは、前側面530
の突出し部530aの下端から垂直に伸び、中ほどから
第1横側面532方向へ曲がりながら、後側面531の
下端に垂直につながる、帯状の平坦な部分である。仕切
り板当接部534bには、電装品収納部50が室外機3
に取付けられる際に、仕切り板21の上方の端面が当接
する(図7参照)。
【0027】開口部534cは、前側面530から後側
面531、第1横側面532から仕切り板当接部534
bにかけて連続して設けられた開口であり、前側面53
0の切欠きと連続している。仕切り板当接部534bに
は熱交換器室S1と機械室S2を区切る仕切り板21が
設けられるので、電装品収納部50の底面534のう
ち、機械室S2に面する部分の概ね全部が開口している
ことになる。また、電装品収納部50の底面534のう
ち、熱交換器室S1に面する部分は、放熱フィン54、
カバー55等で覆われることになる。なお、放熱フィン
54及びカバー55は、金属製の部材であり、電装品の
発熱を発散させることができる。また、熱交換器室S1
に面する部分を覆う部材は、放熱フィン54やカバー5
5のほかにも、電装品収納部本体と一体になった樹脂製
の底板であってもよい。さらに、これらの熱交換器室S
1に面する部分を覆う部材に、内部の電装品を冷却する
ための空気が通過する程度の小穴を設けてもよい。
【0028】また、前述したプリント基板520の底面
に設けられた複数のコネクタ522は、開口部534c
に対向している。すなわち、これらのコネクタ522は
機械室S2に面することになる。これらのコネクタ52
2には、圧縮機31、四路切換弁32、電動弁34、フ
ァンモータ23に接続されたワイヤハーネスの他端が接
続される。 〈特徴〉本実施形態にかかる空気調和機1では、室外機
3内に配置される電装品収納部50の底面534のう
ち、機械室S2に面する部分の概ね全部が開口してい
る。このため、電装品収納部50に収容されたプリント
基板520に実装されるコネクタ522と機械室S2内
に配置される圧縮機31等の電気部品との接続作業を行
う際に、電装品収納部50の底面534が邪魔にならな
い。このため、コネクタ522と機械室S2内に配置さ
れた圧縮機31等の電気部品との接続を開口部534c
を通して容易に行うことができる。これにより、空気調
和機1の室外機3の組立性が向上している。そして、底
面534のうち熱交換器室S1に面する部分はカバー5
5等に覆われているため、放熱効果を高めながらも風雨
や塵埃などの室外機外からの影響から電装品52が防護
されている。
【0029】また、この電装品収納部50では、プリン
ト基板520の下面にコネクタ522が実装されている
ため、圧縮機31等の電気部品から延びるワイヤハーネ
ス311,321,341の他端を電装品収納部本体5
3の底面の開口を通して、直接、プリント基板520の
コネクタ522に接続することができる。また、プリン
ト基板から引出されたワイヤハーネス301を、直接、
下方に配置されたリアクタ30に接続することができ
る。このため、プリント基板から電装品収納部本体53
の外側へ引出される中間的な接続配線を省略することが
できる。これにより、中間的な接続配線を取付ける工程
を省略することができ、空気調和機1の室外機3の組立
性が向上している。
【0030】また、中間的な接続配線を省略できること
により、コストが減少している。さらに、中間的な接続
配線を使用せず、圧縮機31に接続されたワイヤハーネ
ス311の他端を電装品収納部の底面の引出し孔等から
プリント基盤の上面まで引出して接続する場合がある
が、本実施形態にかかる電装品収納部50では、電装品
収納部50の下方から直接、ワイヤハーネス311,3
21,341の他端をコネクタ522に接続することが
できるため、接続作業が容易になっている。また、プリ
ント基板からのびたワイヤハーネス301を、直接、リ
アクタ30に接続することができる。これにより、空気
調和機1の室外機3の組立性が向上している。
【0031】また、室外機3の修理やメンテナンス等の
作業を行う場合、電装品収納部50を室外機3から取外
すことがある。このとき、電装品収納部50と電気部品
との配線を切離す作業が必要であるが、このような作業
を行う場合も、電装品収納部本体53の底面の開口から
ワイヤハーネス311,321,341の他端をコネク
タ522から容易に外すことができる。ワイヤハーネス
301についても同様である。従って、室外機3の修理
やメンテナンス等の作業性も向上している。
【0032】さらに、電装品収納部50の底面534が
大きく開口しているため、開口が小さい場合、例えば、
電装品収納部に配線用の小穴を複数設けている場合、と
比べて電装品収納部本体53の製造に必要な材料が少な
くなっている。このため、電装品収納部50の製造コス
トが削減されている。なお、上記実施例では、電装品収
納部50の底面534のうち機械室S2に面する部分の
概ね全部が開口しているが、50%以上が開口していれ
ば、上記効果は十分得られる。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の電装品収納部では、電
装品と機械室に収容された電気部品との間に介在する電
装品収納部本体の底面の50%以上が開口している。こ
のため、電装品と電気部品との接続をこの開口を通して
行うことができ、電装品収納部の取付けが容易になる。
これにより、空気調和機の室外機の組立性が向上する。
【0034】請求項2に記載の電装品収納部では、電装
品と機械室に収容された電気部品との間に介在する電装
品収納部本体の底面の概ね全面が開口している。このた
め、電装品と電気部品との接続をこの開口を通して行う
ことができ、電装品収納部の取付けが容易になる。これ
により、空気調和機の室外機の組立性が向上する。請求
項3に記載の電装品収納部では、底面のうち熱交換器室
に面する部分を覆う底板を備え、底面のうち機械室に面
する部分の50%以上、又は、概ね全面が開口してい
る。このため、この電装品収納部は、機械室の上部と熱
交換器室とに跨って配置される場合であっても、室外機
外からの影響から電装品を防護しつつ、空気調和機の室
外機の組立性を向上させることができる。
【0035】請求項4に記載の電装品収納部では、電気
部品から延びるケーブルを電装品収納部本体の底面の開
口を通して、直接、基板のコネクタに接続することがで
きる。このため、電装品から電装品収納部本体の外側へ
引出される中間的な接続配線を省略することができる。
これにより、中間的な接続配線を取付ける工程が省略さ
れ、空気調和機の室外機の組立性が向上する。
【0036】請求項5に記載の発明では、機械室の上部
に配置される電装品収納部本体の底面の50%以上が開
口している。このため、電装品収納部内の電装品と機械
室に配置される電気部品との接続をこの開口を通して容
易に行うことができる。これにより、室外機に電装品収
納部を取付けることが容易になり、室外機の組立性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機の外観図。
【図2】室外機の分解斜視図。
【図3】室外機の構成部品の配置の概略図。
【図4】電装品収納部の外観図。
【図5】電装品収納部の構成図。
【図6】電装品収納部本体の上面図。
【図7】電装品収納部と仕切り板との配置関係を示す
図。
【符号の説明】
3 室外機 31,32,34 電気部品 40 熱交換器 50 電装品収納部 52 電装品 53 電装品収納部本体 54 放熱フィン(底板) 55 カバー(底板) 311,321,341 ワイヤハーネス(ケ
ーブル) 520 プリント基板(基
板) 522 コネクタ 534 底面 S1 熱交換器室 S2 機械室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機の室外機(3)内に設けられ電
    気部品(30,31,32,34)が収容される機械室
    (S2)の上部に配置される電装品収納部(50)であ
    って、 底面(534)のうち前記機械室(S2)に面する部分
    の50%以上が開口した電装品収納部本体(53)と、 前記電気部品(30,31,32,34)と接続される
    電装品(52)と、を備える電装品収納部。
  2. 【請求項2】前記電装品収納部本体(53)の底面(5
    34)のうち前記機械室(S2)に面する部分の概ね全
    面が開口している、請求項1に記載の電装品収納部。
  3. 【請求項3】前記機械室(S2)の上部と、熱交換器
    (40)が配置され前記機械室(S2)から仕切られた
    熱交換器室(S1)とに跨って配置される電装品収納部
    (50)であって、 底面(534)のうち前記熱交換器室(S1)に面する
    部分を覆う底板(54,55)をさらに備える、請求項
    1または2に記載の電装品収納部。
  4. 【請求項4】前記電装品(52)は、前記電気部品(3
    1,32,34)を制御する制御部品が実装される基板
    (520)を有し、 前記基板(520)は、前記電気部品(31,32,3
    4)から延びるケーブル(301,311,321,3
    41)が接続されるコネクタ(522)を下面に有す
    る、請求項1から3のいずれかに記載の電装品収納部。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかに記載の電装品
    収納部(50)を備える、空気調和機の室外機(3)。
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