JP2001296041A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JP2001296041A JP2001088081A JP2001088081A JP2001296041A JP 2001296041 A JP2001296041 A JP 2001296041A JP 2001088081 A JP2001088081 A JP 2001088081A JP 2001088081 A JP2001088081 A JP 2001088081A JP 2001296041 A JP2001296041 A JP 2001296041A
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/20Casings or covers
    • F24F2013/207Casings or covers with control knobs; Mounting controlling members or control units therein

Abstract

(57)【要約】 【課題】電気部品箱の小型化を促進し、内部に収容され
る電気制御部品に対する冷却効率の向上を図り、塵埃の
侵入を阻止し、制御基板にかかる応力の軽減をなし、組
立ておよびサービス作業性の向上を図れる電気部品箱を
備えた空気調和機の室外ユニットを提供する。 【解決手段】圧縮機と、熱交換器と、この熱交換器に対
向して配置される送風機などを収容するユニット本体1
と、このユニット本体内に配置され、上記圧縮機および
送風機などを駆動制御するための電気制御部品Sを収容
する電気部品箱15とを備え、上記電気部品箱は、全て
の上記電気制御部品が実装される制御基板Pと、この制
御基板を取付け支持し、かつ制御基板を上部に位置し、
全ての上記電気制御部品を下方向に向けて収容する部品
箱本体16とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室外
ユニットに係り、特に、室外ユニット内に配置される電
気部品箱構成の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】普通用いられる空気調和機は、被空調室
に取付けられる室内ユニットと、建屋外部に据付けられ
る室外ユニットとから構成され、各ユニット間を冷媒管
や電気配線等を介して接続してなる。
【0003】上記室外ユニットには、室外側熱交換器、
圧縮機、四方弁などの弁類、送風機、および圧縮機や送
風機などを電気的に制御する電気制御部品を収容する電
気部品箱などが備えられる。
【0004】そして、近時、冷凍サイクル制御として圧
縮機の周波数制御が一般的となっており、そのため上記
電気制御部品は、CPU、コンデンサ、トランス、整流
器およびインバータのスイッチング用トランジスタとし
てのジャイアント・トランジスタ(以下、G・TRと称
する)、制御基板(PC板)ほかの多数の部品から構成
される。
【0005】特に上記G・TRは、スイッイング作用に
ともなっての放熱量が大であり、密閉した電気部品箱内
部に収容すると、箱内が異常高温化して、それ自体は勿
論、他の電気制御部品に熱的悪影響を与えてしまう。
【0006】そこで、電気部品箱の外面部位に放熱器を
設け、G・TRの熱を効率よく放熱する構成が採用され
ている。上記放熱器は、伝熱性に優れたアルミニューム
材からなり、押出し成形によって得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、放熱器以
外の上記電気制御部品は、全て電気部品箱内に収容され
るのが基本である。
【0008】しかしながら、たとえば本出願人が特願平
5−251795号で開示したように、比較的大型の電
気制御部品であるコンデンサ、整流器およびG・TRな
どは制御基板に実装されていない。
【0009】これは、電気部品箱の配置スペースの関係
から、電気部品箱を上下方向および左右方向に長く、奥
行き方向に短い、平面視で薄箱状に形成するため、制御
基板を立設状態で収容することに起因する。
【0010】すなわち、制御基板を上下,左右方向に大
きな薄箱状の電気部品箱内に収容するところから、比較
的大型のコンデンサ、整流器およびG・TRなどの電気
制御部品を実装することができず、これらは別途配置
し、互いにリード線を介して電気的に接続するに至って
いる。
【0011】そのために、制御基板と、ここに実装され
ない電気制御部品との間のリード線本数が多くなって、
配線処理が面倒なものとなっているし、制御基板の配置
の自由度が少なく、電気部品箱自体の小型化が阻まれて
いる。
【0012】加えて、この配置の制約から制御基板とG
・TRやコンデンサなどとは必ずしも同一方向に配置さ
れず、全ての電気部品箱内の電気制御部品を効率よく冷
却するには、多くの冷却用スリットを開口しなくてはな
らず、またスリットの開口が多くなれば電気部品箱内へ
の塵埃の侵入が多くなる。
【0013】このように、電気部品箱内部に対する冷却
効率を十分にしようとすると、箱内への塵埃の侵入を阻
止し難いなどの不具合があった。
【0014】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、電気部品箱の小型化を
促進し、内部に収容される電気制御部品に対する冷却効
率の向上を図るとともに塵埃の侵入を阻止し、制御基板
にかかる応力の軽減をなし、組立ておよびサービス作業
性の向上を図れる電気部品箱を備えた空気調和機の室外
ユニットを提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
の本発明の空気調和機の室外ユニットは、請求項1とし
て、圧縮機と、熱交換器と、この熱交換器に対向して配
置される送風機などを収容するユニット本体と、このユ
ニット本体内に配置され、上記圧縮機および送風機など
を駆動制御するための電気制御部品を収容する電気部品
箱とを備えた空気調和機の室外ユニットにおいて、上記
電気部品箱は、全ての上記電気制御部品が実装される制
御基板と、この制御基板を取付け支持し、かつ制御基板
を上部に位置し、全ての上記電気制御部品を箱内の空気
流通路が形成される下方向に向けて収容する部品箱本体
とを具備したことを特徴とする。
【0016】請求項2として、請求項1記載の上記制御
基板には、その側辺部に発熱量の大なる電気制御部品が
実装され、この発熱量の大なる電気制御部品には放熱器
が取着され、この放熱器と上記制御基板の側縁部との間
に形成される隙間に隙間シールが介設されることを特徴
とする。
【0017】請求項3として、請求項2記載の上記放熱
器は、複数枚の冷却フィンが一体に突設され、これら冷
却フィンを互いに放射状に広げたことをことを特徴とす
る。
【0018】請求項4として、請求項1記載の上記部品
箱本体は、上記制御基板を取付け支持する樹脂モールド
材からなる取付け支持体と、この取付け支持体の外周面
を覆い、かつ取付け支持体とともに電気制御部品を収容
する金属板からなるケース体とを備えたことを特徴とす
る。
【0019】請求項5として、請求項4記載の上記取付
け支持体は、上記制御基板の周縁部を取付け支持するこ
とを特徴とする。
【0020】請求項6として、請求項4記載の上記取付
け支持体は、上記制御基板を下方から受ける支柱部を備
えたことを特徴とする。
【0021】請求項7として、請求項4記載の上記取付
け支持体は、補強を兼用するとともに内部に導かれる空
気を整流する整流部を備えたことを特徴とする。
【0022】請求項8として、請求項4記載の上記取付
け支持体は、その一部がケース体から突出され、この突
出部は上記電気制御部品に接続されるリード線を収納保
持する保持部であることを特徴とする。
【0023】請求項9として、請求項4記載の上記ケー
ス体は、その下面部に電気制御部品に対する冷却空気導
入用のスリットを備えたことを特徴とする。
【0024】請求項10として、請求項4記載の上記ケ
ース体は、その下面部に上記電気制御部品の当たり防止
のための突面部を備えたことを特徴とする。
【0025】請求項11として、請求項10記載の上記
ケース体下面部の突面部は、冷却空気導入用のスリット
を備えたことを特徴とする。
【0026】請求項12として、請求項9および請求項
11記載の上記ケース体は、その下面部にSLコネクタ
取付け板が設けられ、このSLコネクタ取付け板は、ケ
ース体下面部に設けられる上記スリットの冷却空気導入
方向側に位置設定したことを特徴とする。
【0027】請求項13として、請求項4記載の上記ケ
ース体は、その下面部に開口部が設けられ、上記取付け
支持体は、上記ケース体開口部に挿嵌して、ケース体下
面部から突出され、この突出部分から内部空気を導出す
る流出口体を備えたことを特徴とする。
【0028】請求項14として、請求項4記載の上記ケ
ース体は、その周面一部に内部空気導出用のスリットを
備えたことを特徴とする。
【0029】請求項15として、請求項14記載の上記
ケース体は、上記内部空気導出用スリットの空気流出方
向前方に押出し部を備えたことを特徴とする。
【0030】請求項16として、請求項1記載の上記部
品箱本体は、上記制御基板の上面部に着脱自在に取着さ
れる蓋体を備えたことを特徴とする。
【0031】請求項17として、請求項16記載の上記
蓋体は、上記制御基板との間に絶縁シートが介在される
ことを特徴とする。
【0032】請求項18として、請求項17記載の上記
絶縁シートは、その上面側に上部からの圧力に耐えるた
めの突起を備えたことを特徴とする。
【0033】請求項19として、請求項17記載の上記
絶縁シートと制御基板との間には、トラッキングしずら
いシートを介在したことを特徴とする。
【0034】請求項20として、請求項17記載の上記
絶縁シートは、上記電気制御部品を実装した制御基板を
収容するとともに、樹脂封止して制御基板と一体化した
ことを特徴とする。
【0035】上記課題を解決する手段を備えることによ
り、請求項1の発明では、全ての電気制御部品が制御基
板に実装され、配線処理が簡素化して、電気部品箱とし
ての組立て作業性およびサービス性がよくなるととも
に、全ての電気制御部品が箱内の空気流通路が形成され
る下方向を向いているので、複雑な空気流通路を設定し
なくてもよく、冷却用の開口を多くしなくても冷却効率
が向上する。
【0036】また、電気部品箱自体も上下方向に薄箱状
になり、室外ユニット内での配置自由度が増す。
【0037】請求項2および請求項3の発明では、特に
発熱量の大なる電気制御部品に対する冷却効率がよい。
【0038】請求項4の発明では、部品箱本体は、樹脂
モールド材の取付け支持体および金属板のケース体との
2重構造となって剛性を確保し、内部に収容する電気部
品箱や制御基板に対する保護を確実になすとともに、ノ
イズを遮断する。
【0039】請求項5の発明ないし請求項8の発明で
は、上記取付け支持体は、制御基板に対する保持と、電
気制御部品に対する冷却を効率よく行え、配線処理が容
易になる。
【0040】請求項9の発明ないし請求項15の発明で
は、上記ケース体は、部品箱本体の剛性を確保し、内部
に収容する電気制御部品に対する冷却を効率よく行い、
部品箱本体内部への塵埃の侵入を阻止する。
【0041】請求項16の発明では、制御基板の裏面側
になる上面部を蓋体で遮蔽し、制御基板を保護する。
【0042】請求項17の発明ないし請求項19の発明
では、蓋体と制御基板との間の絶縁シートによって、熱
的、電気的な絶縁をなすとともに耐圧効果が得られる。
【0043】請求項20の発明では、絶縁シートの制御
基板に対する樹脂封止により、塩害に対する信頼性を高
める。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0045】図6に、空気調和機を構成する室外ユニッ
トを示す。図中1は、外筐であるユニット本体であり、
吹出しグリル2が設けられる前面パネル3および上面板
4が一体化された分割体と、側面板5と背面板6および
ここでは図示しない底面板が一体化された分割体との組
合せからなる。
【0046】ユニット本体1内部は仕切り板7によって
二分される。仕切られた一室8aには、一方の側面板5
および背面板6に沿って平面L字状に形成される室外熱
交換器9が配置される。そして、残りのスペースには、
送風機10が配置される。
【0047】仕切られた他室8bには圧縮機11が配置
され、この圧縮機11に接続される配管12および四方
弁や図示しない膨張弁等の弁類13が収容される。この
室8bに対向する側面板5には、図示しないパックドバ
ルブをカバーするカバー板14が取付けられる。
【0048】なお、上記仕切り板7の上端部は切欠され
ていて、この切欠部7aに電気部品箱15が載設され
る。上記電気部品箱15は、上下方向に薄く、左右方向
と奥行き方向に大きな薄箱状に形成される。
【0049】電気部品箱15の一端は仕切り板7から一
室8a側の送風機10近傍まで延出され、他端は他室8
bの圧縮機11と接続配管12上部まで延出される。す
なわち、電気部品箱15は、仕切り板7によって仕切ら
れるユニット本体1内の両室8a,8b上端部に跨がっ
て配置されることになる。
【0050】さらに、上記電気部品箱15について詳述
する。
【0051】図1に示すように、この電気部品箱15
は、下面側に全ての電気制御部品Sが実装される制御基
板Pと、この制御基板Pを取付け支持する部品箱本体1
6とを備えている。
【0052】上記部品箱本体16は、その上端部に上記
制御基板Pを取付け支持する樹脂モールド材からなる取
付け支持体17と、この取付け支持体17の外周面を覆
い、かつ取付け支持体とともに下方向に向けられた電気
制御部品Sを収容する金属板からなるケース体18およ
びこれら取付け支持体17およびケース体18の上面部
を覆う蓋体19とから構成される。
【0053】したがって、制御基板Pの上面部には少し
の電気制御部品Sも露出しておらず、単に制御基板Pに
ハンダ付けされる電気制御部品Sの取付け用脚部(図で
は省略する)が露出するにすぎない。
【0054】図3にも示すように、上記制御基板Pに
は、その長手方向の一側辺部に発熱量の大なる電気制御
部品SであるG・TRおよびこのG・TRと直列的に並
んで、レクチ(整流器)が実装される。
【0055】これらG・TRおよびレクチなど発熱量の
大なる電気制御部品Sから発生する熱を可能な限り部品
箱本体16内部に取り入れないようにするため、これら
は制御基板P側辺部からある程度突出した状態で実装さ
れる。
【0056】G・TRおよびレクチSの外面側には、伝
熱性のある接着剤が塗布され、放熱器20が密着され
る。さらに放熱器20には複数の取付けねじ21…が挿
通され、G・TRおよびレクチSを貫通して放熱器20
の支持部22に取着される。
【0057】この状態で放熱器20上端部と制御基板P
側縁部と間に隙間が形成されることとなり、そのままで
は隙間から塵埃等が部品箱本体16内に侵入してしま
う。そこで、放熱器20と制御基板P側縁部との隙間に
樹脂モールド材からなる隙間シール23を介設して、隙
間を完全に閉塞して塵埃等の侵入を確実に阻止する。
【0058】上記放熱器20は、アルミニューム材の押
出し成型品であり、複数枚の冷却フィン20a…が一体
に突設される。これら冷却フィン20a…は、放熱器2
0の幅方向に全長に亘って突設されるとともに、互いの
冷却フィンは放射状に広げられる。
【0059】図2にも示すように、上記取付け支持体1
7は、平面視で矩形の枠状に形成され、その内側寸法は
上記制御基板Pの外形寸法をわずかに上回る。長手方向
に沿う両側面部17a,17bは、一方の側端部のみ段
状の欠落部aが形成される。他側部に、下端縁から上端
部近傍に亘って逆U字状の欠落部bが設けられる。
【0060】これら両側面部17a,17bの内面側
で、上端縁からわずかに下がった部位に、上端縁と平行
に基板受け片部24が突設される。この基板受け片部2
4は、適宜途切れており、上端縁方向に引掛け爪部25
が突設される。この引掛け爪部25と基板受け片部24
との間隔は、上記制御基板Pの板厚とほぼ一致する。
【0061】側面部17cには、上端縁に沿う内面側に
押え片部26が突設される。押え片部26の高さ位置
は、上記引掛け爪部25の高さ位置と一致する。この側
面部17cの上下方向寸法は、上記段状欠落部a端部の
上下方向寸法よりも小さい。
【0062】対向する側面部17dは、上記両側面部1
7a,17bと同一の上下方向寸法であるけれども、わ
ずかに両側端部のみ残され、大部分はコ字状の開口部c
が設けられる。
【0063】この側面部17dの下面部には、上面視で
矩形状の流出口体27が突設される。図4にのみ示すよ
うに、流出口体27の開口部は内側に向けられ、内部空
気のみ導出し、水および塵埃の侵入を阻止する邪魔板2
8が設けられる。
【0064】再び図2に示すように、側面部17d下端
と両側面部17a,17b下端から複数の桟部29が突
設され、取付け支持体17のほぼ中央部で交差される。
一部の棧部29は上方に折曲され、各側面部17a,1
7b,17dの補強をなす。これら棧部29を、その形
態から整流部と呼ぶ。
【0065】整流部29の交差位置である、取付け支持
体17のほぼ中央部に、支柱部30が上方へ向けて突設
される。この支柱部30上端縁の高さ位置は、上記基板
受け片部24の高さ位置と一致する。
【0066】一方、上記両側面部17a,17b外面側
で、上端縁から所定間隔下がった部位に、上端縁と平行
にケース受け片部31が突設される。このケース受け片
部31は適宜途切れて設けられ、上記段状欠落部a側で
は、ケース受け片部31と直交して下端縁まで延出され
る位置決め段部32が連設される。
【0067】さらに、両側面部17a,17bには複数
の掛止用突部33が所定間隔を存して設けられる。一方
の側面部17bのみ、この外面側で、上端部近傍から下
端縁に亘って所定幅の図示しない凹部が形成される。
【0068】側面部17bと、側面部17cのみ、それ
ぞれ上端部に一対の保持部34,35が突設される。こ
れら保持部34,35は、取付け支持体17上端縁から
上方へ突出する。
【0069】このような取付け支持体17に上記制御基
板Pが取付け支持される。すなわち、全ての電気制御部
品Sを実装した制御基板Pは、電気制御部品Sを下方向
に向け、したがって制御基板Pが上部になって、長手方
向の両側端縁部である下面側二辺部が基板受け片部24
上に載置される。この状態で制御基板Pの上面側三辺部
は、引掛け爪部25および押え片部26にて押えられ
る。
【0070】このとき既に、制御基板Pの一辺部に実装
されるG・TRとレクチSには放熱器20が取付けられ
ており、これらは取付け支持体側面部17dの開口部c
に嵌め込まれる。制御基板Pの一辺部両側端部が開口部
c両側の側面部17dに掛合され、制御基板Pの位置決
めがなされる。
【0071】上記支柱部30は、制御基板Pを下方から
支持する。したがって、実装される多数の電気制御部品
Sによる制御基板Pの撓み変形を抑制して、断線等の事
故を確実に阻止できる。
【0072】上記保持部34,35は、電気制御部品S
に接続されるリード線(圧縮機リード、ファンモータリ
ード、センサリード、ケースサーモリード、四方弁リー
ドほか)を一括して束ねたものを収納保持する。したが
って、電気部品箱15回りの配線処理がスッキリした状
態で得られる。
【0073】一方、上記ケース体18は、図1および図
4に示すように、下面部18aと、長手方向に沿う両側
面部18b,18cと、短手方向に沿う両側面部18
d,18eとを備えている。
【0074】両側面部18b,18cの全長寸法は、取
付け支持体17の流出口体27が設けられる側面部17
dから、両側面部17a,17bの位置決め段部32ま
での長さ寸法と一致する。その高さ寸法は、両側面部1
7a,17bのケース受け片部31からこの下端縁まで
の高さ寸法と少なくとも一致し、若干程度上回る余裕が
あってもよい。両側面部18d,18eの全長寸法は、
取付け支持体17の両側面部17c,17dの全長寸法
と一致する。その高さ寸法は、後述する。
【0075】上記両側面部18b,18cは、それぞれ
の上端部に一対の掛止用爪部36,36が離間して設け
られ、さらに所定間隔を存して複数の矩形状の掛合用孔
部37…が設けられる。
【0076】一方の側面部18bにみ、R状に押出し形
成された押出し部38が設けられる。この押出し部38
の、下面部18a側端部は開口され、上部側端部は袋状
に閉成される。したがって、押出し部38の下端開口か
らケース体18内部へ空気の流通が自由となっている。
【0077】上記押出し部38から側面部18e側端部
との間に、内部空気導出用のスリット39が一列設けら
れる。この内部空気導出用スリット39は上記押出し部
38に向けて開口される。換言すれば、内部空気導出用
スリット39の空気流出方向前方に押出し部38が設け
られることになる。
【0078】対向する側面部18cのみ、矩形状の凹部
40が凹陥形成される。この凹部40の横幅寸法は、上
記取付け支持体17の側面部17bに設けられる図示し
ない凹部の横幅寸法と一致する。
【0079】上記側面部18dは、下面部18aから折
曲され、かつその折曲幅は側面部18b,18cの半分
以下にすぎず、他の部分は開口される。この側面部18
dには、一対の三角状の切起し部41が設けられ、ここ
にSLコネクタ取付け板42の基端部が挿嵌され、かつ
ねじ止め固定される。
【0080】上記SLコネクタ取付け板42は、ケース
体側面部18dに取付けられる部分と、ここから一旦ケ
ース体下面部18aと面一に延出される部分と、斜め下
方に延出される部分とからなっていて、この斜め傾斜部
分にSLコネクタ43が取付けられる。
【0081】対向する側面部18eは、両側端部のみ内
側に折曲され、残り部分は開口される。そして、この下
端縁は下面部18aから延出され、側面部18eとは狭
小の間隙を存して並行に折曲される引掛け部44となっ
ている。
【0082】下面部18aには、矩形状の突面部45が
外面(下面)側に突出形成される。この突面部45は、
上記側面部18cに沿って設けられていて、この長手方
向のほぼ半分のスペースである側面部18dに寄せて,
冷却空気導入用のスリット46が一列に設けられる。
【0083】下面部18aには、上記スリット46と並
行に、同様形状の冷却空気導入用のスリット47が一列
に設けられる。いずれのスリット47も上記SLコネク
タ取付け板42に近接した位置にあり、しかもそれぞれ
の開口部はSLコネクタ取付け板に対向している。
【0084】さらに下面部18aには、上記側面部18
eに沿って矩形状の開口部48が設けられる。この開口
部48の両側部にL字状の押え片部49,49が外面側
に切起し形成される。
【0085】このようにして形成されるケース体18で
あり、上述のように取付け支持体17の外面側に覆い被
さるようにして取付けられる。
【0086】すなわち、ケース体両側面部18b,18
cの複数の掛合用孔部37…は、取付け支持体17の対
向する位置に設けられる掛止用突部33…に挿嵌され
る。ケース体側面部18cの凹部40は、取付け支持体
17の図示しない凹部に掛合する。この状態で、側面部
18b,18c上端縁は取付け支持体ケース受け片部3
1に掛止され、側端縁は位置決め用片部32に掛止され
る。
【0087】さらに、ケース体側面部18eは、取付け
支持体17の対向する側面部17dに掛合される。他方
の側面部18dは、取付け支持体欠落部aに掛合され、
下面部18aは、欠落部aを除く下面開口部を閉成す
る。
【0088】したがって、特に、ねじなどの取付け具を
用いることなく、ケース体18を取付け支持体17に対
して取付けることができ、しかもケース体18は長手方
向と短手方向および上下方向ともに正確な位置決めがな
された状態で掛合される。
【0089】同時に、ケース体引掛け部44は上記放熱
器20下端部に掛合され、側面部18eとの間に放熱器
20端部を挟持する。ケース体下面部18aの開口部4
8には、取付け支持体流出口体27が挿嵌される。開口
部48両側端の押え片部49,49は、流出口体27の
突出下面に掛止して、位置決めをなす。流出口体27の
開口部はケース体下面部18aから突出され、かつ内側
であるスリット46,47およびSLコネクタ取付け板
42方向に向けて開口される。
【0090】同じ下面部18aに突面部45が設けられ
るので、制御基板Pに実装され下方向に向けられる電気
制御部品Sとの当たりが防止されるとともに、適宜な隙
間が形成され、ここに冷却用空気が円滑に導かれて電気
制御部品の冷却効率を向上させる。
【0091】また、特に図4に示すように、ケース体1
8と取付け支持体17との長手方向長さの設定から、取
付け支持体17一側端部がケース体18側端部よりも外
方へ突出し、部分的にオーバーハングする。
【0092】そして、これら側面部17cと18dとの
上下方向の寸法設定から、オーバーハング部分に開口部
50が形成され、制御基板P一部および電気制御部品S
一部が露出することとなる。この開口部50を利用し
て、電気制御部品Sに接続される電源コードや、電気制
御部品Sから上記SLコネクタ43に延出し、接続され
るリード線などが挿通される。
【0093】このようにして、取付け支持体17にケー
ス体18を取付けてもなお、制御基板Pの上面部は完全
に露出する。上記蓋体19は、制御基板Pの上面露出部
を遮蔽する。
【0094】上記蓋体19は、図1および図4に示すよ
うに、取付け支持体17の上面開口部に一致する矩形状
をなす上面部19aと、この上面部の周辺にそれぞれ折
返し形成される側面部19bないし19eとを備えてい
る。
【0095】上面部19aには、縦横対称位置に、4こ
の円形突部51…が設けられる。両側面部19b,19
cは、同一の折曲幅を有し、かつ一方の側面部19cの
み、蓋体19をケース体18に組み込んだ状態で取付け
支持体保持部34,34に対する当たりを逃げるための
図示しない逃げ部が設けられる。
【0096】側面部19dは、両側端部に折曲される部
分と、上面部19aからわずかに折曲される部分とから
なる。対向する側面部19eは、上面部19aから折曲
形成されていて、この折曲幅は両側面部19b,19c
の折曲幅よりも短く、対向する側面部19eの折曲幅よ
りも大である。
【0097】この蓋体19の内面側に、図1および図5
で示す、絶縁シート52が掛合される。上記絶縁シート
52は、蓋体上面部19aと同一の形状面積の上面部5
2aと、蓋体側面部19dと同一折曲幅の側面部52b
ないし52dと、蓋体側面部19eと同一形状の側面部
52eを備えている。
【0098】上面部52aの一側には、上方に突出され
る矩形状の突起部53が設けられ、さらに残りのスペー
スに縦横3こずつの円形状の突起部54…が設けられ
る。これら突起部53,54の突出高さは互いに同一で
ある。
【0099】なお、絶縁シート52と制御基板Pとの間
にはトラッキングしずらいシート55が介在し、このシ
ートは絶縁シート52側に張り付けられている。
【0100】そして、絶縁シート52の各側面部52b
ないし52eは蓋体19の対応する各側面部19bない
し19e内面側に掛合される。円形状突起部54…のう
ちの4こには、蓋体上面部19aの円形突部51…が掛
合され、絶縁シート52の確実な位置決めをなす。
【0101】絶縁シート52を掛合した蓋体19は、制
御基板Pを取付けた取付け支持体17と、これを覆うケ
ース体18に対して取付けられる。すなわち、蓋体側面
部52eを上記放熱器20取付け側に対向させ、そのま
ま被冠する。
【0102】蓋体両側面部19b,19c内面は、取付
け支持体側面部17a,17bのケース受け片部31お
よびケース体側面部18b,18c外面に掛合し、かつ
その外面はケース体引掛け爪部36…によって弾性的に
押さえ付けられる。
【0103】蓋体側面部19d内面は、取付け支持体側
面部17c外面に掛合され、かつここに設けられる保持
部35,35との隙間に挿嵌される。対向する側面部1
9eは放熱器20端部に掛合するとともに、ケース体側
面部18eからわずかに突出する。ただし、この突出側
では隙間シール23が放熱器20と制御基板Pとの隙間
を埋めているので、内部に対する少しの隙間もない。
【0104】ここでも蓋体19の着脱は極めて容易であ
る。すなわち、蓋体19を装着する場合は、開口部が設
けられる側面部19eを放熱器20側に合わせて押えれ
ば、ワンタッチで装着が完了する。蓋体19を取外しす
るには、放熱器20側の蓋体19突出部分を押し上げれ
ば、簡単に外れる。
【0105】なお、上記絶縁シート52に設けられるそ
れぞれの突起部53,54…は、蓋体上面部19a内面
に当接し、この状態で蓋体19上部からの圧力に耐える
ことができる。
【0106】このような電気部品箱15が、先に図6で
説明したように、仕切り板7上端部に載設される。放熱
器20部分が突出する室8aには熱交換器9とともに送
風機10が配置され、冷凍サイクル運転にともなって前
面パネル3の吹出しグリル2側へ送風作用をなす。
【0107】したがって、この室8aは負圧化し、放熱
器20に対して冷却風が送風され、十分な放熱効果が得
られる。しかも、放熱器20の幅方向に全長に亘って突
設される冷却フィン20a…は、互いに放射状に広げら
れるので、フィン間を流通する送風量が増大し、より完
全な放熱作用をなす。
【0108】この室8aに位置するケース体側面部18
bのスリット39から、電気制御部品Sから放散された
熱で高温化した部品箱本体16内部空気が導出され、内
部の昇温化を阻止する。
【0109】なお、このスリット39の開口方向に押出
し部38が突設されており、この押出し部38は電気部
品箱15がユニット本体1内に配置された状態で前面パ
ネル3に押し付けられるので、ケース体側面部18b側
での室8aと8bとの連通を阻止し、スリット39開口
部への空気流入を阻止する。
【0110】ケース体下面部18aから突出する流出口
体27からも、部品箱本体16内部の昇温化した空気が
流出する。流出口体27開口部に備えた邪魔板28によ
り水滴や塵埃の侵入を阻止でき、これらが内部の電気制
御部品Sに付着することなく、信頼性向上に寄与する。
【0111】また、ケース体下面部18aに設けられる
2列のスリット46,47から冷却用空気が部品箱本体
16内部に導入され、電気制御部品Sを冷却して昇温化
を阻止する。
【0112】これらスリット46,47は、SLコネク
タ取付け板42に対向して開口しており、言わば冷却空
気の導入側にSLコネクタ取付け板42が位置する。し
かも、この取付け板42は斜め下方に折曲されており、
SLコネクタ取付け板がスリット46,47を介して部
品箱本体16内への水滴の侵入を阻止する、水切り機能
を有する。
【0113】特に、取付け支持体17に設けられる補強
を兼用した整流部29は、上記スリット46,47から
部品箱本体16内部に導入された冷却用空気を整流して
電気制御部品Sに導くこととなり、より冷却効率が向上
する。
【0114】このように、電気部品箱15が室8aおよ
び8bに跨がって配置され、室8b側のスリット46,
47および開口部50から箱内に冷却空気を導き、整流
部29によって整流して室8a側の流出口体27および
スリット39からその空気を流出させるので、制御基板
P上の電気制御部品Sが箱内の空気流通路が形成される
下方向を向いていることと相まって、箱内を流れる冷却
用空気が効率よく電気制御部品Sを冷却する。
【0115】蓋体19と制御基板Pとの間に介在する絶
縁シート52の制御基板P側にトラッキングに強い材質
のシート55を介在させたので、たとえ絶縁シート52
が制御基板Pに接触するようなことがあっても、高電圧
に耐え得る。
【0116】なお、上記絶縁シート52内に電気制御部
品Sを実装した制御基板Pを収容し、そのまま樹脂封止
して、制御基板Pと一体化してもよい。この状態で、電
気制御部品Sの制御基板Pに対するハンダ付け部分が全
て樹脂封止されるから、塩害に対して極めて強い構成と
なる。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、全ての電気制御部品を制御基板に実装し、かつ
下方向に向けて部品箱本体内に収容したので、配線処理
が簡素化して、電気部品箱としての組立て作業性および
サービス性がよくなるとともに、全ての電気制御部品が
箱内の空気流通路が形成される下方向を向いているの
で、複雑な空気流通路を設定しなくてもよく、冷却用の
開口を多くしなくても冷却効率が向上するなどの効果を
奏する。
【0118】請求項2および請求項3の発明では、放熱
器の形状構造を限定し、熱漏れ防止構造を採用したの
で、特に発熱量の大なる電気制御部品に対する冷却効率
の向上を得られる効果を奏する。
【0119】請求項4の発明では、部品箱本体は、樹脂
モールド材の取付け支持体および金属板のケース体との
2重構造としたので、部品箱本体の剛性を確保して、内
部に収容する電気部品箱や制御基板に対する保護を確実
になすとともに、ノイズの遮断を図れる効果を奏する。
【0120】請求項5の発明ないし請求項8の発明で
は、取付け支持体の制御基板取付け構造と、整流構造お
よび配線保持構造を限定したので、制御基板に対する確
実な保持と、応力低減化および電気制御部品に対する冷
却効率の向上と配線処理の簡易化などの効果を奏する。
【0121】請求項9の発明ないし請求項15の発明で
は、ケース体の冷却空気導入構造と内部空気導出構造お
よび水滴・塵埃侵入防止構造を限定したので、部品箱本
体の剛性を確保するほか、電気制御部品に対する冷却を
効率よく行えるとともに、水滴・塵埃の侵入を阻止し
て、信頼性の向上を図れる効果を奏する。
【0122】請求項16の発明では、制御基板上面部に
蓋体を着脱自在に取着したので、蓋体で制御基板を遮蔽
し、制御基板を保護する効果を奏する。
【0123】請求項17の発明ないし請求項19の発明
では、蓋体と制御基板との間に絶縁シートを介在させ、
この構成を限定したので、制御基板に対する熱的、電気
的な絶縁をなし、耐圧を図れるなどの効果を奏する。
【0124】請求項20の発明では、絶縁シートに制御
基板を樹脂封止するようにしたので、制御基板の塩害に
対する信頼性を高める効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す、電気部品箱の分解
した斜視図。
【図2】同実施の形態を示す、電気部品箱を構成する取
付け支持体の斜視図。
【図3】同実施の形態を示す、制御基板および取付け支
持体から放熱器を分解した斜視図。
【図4】同実施の形態を示す、電気部品箱の斜視図。
【図5】同実施の形態を示す、絶縁シートの拡大した縦
断面図。
【図6】同実施の形態を示す、電気部品箱を取付けた空
気調和機室外ユニットの一部を破断した斜視図。
【符号の説明】
11…圧縮機、 9…熱交換器、 10…送風機、 1…ユニット本体、 15…電気部品箱、 S…電気制御部品、 P…制御基板、 16…部品箱本体、 20…放熱器、 20a…冷却フィン、 23…隙間シール、 17…取付け支持体、 18…ケース体、 30…支柱部、 29…整流部、 34,35…保持部、 47…(冷却空気導入用)スリット、 45…突面部、 46…(冷却空気導入用)スリット、 42…SLコネクタ取付け板、 48…ケース体開口部、 27…流出口体、 39…(内部空気導出用)スリット、 38…押出し部、 19…蓋体、 52…絶縁シート、 54,55…突起部、 55…(トラッキングしずらい)シート。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月30日(2001.3.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
の本発明の空気調和機の室外ユニットは、請求項1とし
て、ユニット本体内部を左右に分割する仕切り板と、こ
の仕切り板により分割された一室に収容される室外熱交
換器およびこの室外熱交換器に対向して配置される送風
機と、他室に収容される圧縮機と、このユニット本体内
に配置され、上記圧縮機および送風機などを駆動制御す
るための電気制御部品を収容する電気部品箱とを具備し
たことを特徴とする空気調和機の室外ユニットにおい
て、上記仕切り板は、その上端部が切欠され、上記電気
部品箱は、上下方向に薄く、左右方向と奥行き方向に大
きな薄箱状に形成されて、上記仕切り板の切欠上端部に
ユニット本体内の両室上端部に跨って配置され、上記電
気部品箱の内部に、整流器およびインバータのスイッチ
ング用トランジスタなどの発熱量の大なる電気制御部品
および、CPU、コンデンサ、トランスなどの他の電気
制御部品がその下面側に実装され、かつ両室に跨るよう
制御基板が収容されることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】請求項2として、請求項1記載の空気調和
機の室外ユニットにおいて上記制御基板は、発熱量の大
なる電気制御部品が上記室外熱交換器と送風機が配置さ
れる一室側と対向する位置に実装され、他の電気制御部
品が上記圧縮機が配置される他室側と対向する位置に実
装されることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項3として、請求項1記載の空気調和
機の室外ユニットにおいて上記発熱量の大なる電気制御
部品が実装される側の電気部品箱側面は、複数枚の冷却
フィンが一体に突設される放熱器から構成され、上記冷
却フィンは一室側に露出することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】請求項4として、請求項1記載の空気調和
機の室外ユニットにおいて上記電気部品箱は、その上端
部に上記制御基板を取付け支持する、樹脂モールド材か
らなる取付け支持体と、この取付け支持体の下方に形成
され、取付け支持体とともに上記制御基板に実装される
電気制御部品を収容する、金属板からなるケース体と、
これら取付け支持体およびケース体の上面開口部を覆う
蓋体とから構成されることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】削除
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】削除
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】削除
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】上記課題を解決する手段を備えることによ
り、請求項1の発明では、整流器およびインバータのス
イッチング用トランジスタなどの発熱量の大なる電気制
御部品および、CPU、コンデンサ、トランスなどの他
の電気制御部品が制御基板の下面側に実装され、配線処
理が簡素化して、電気部品箱としての組立て作業性およ
びサービス性がよくなるとともに、全ての電気制御部品
が箱内の空気流通路が形成される下方向を向いているの
で、複雑な空気流通路を設定しなくてもよく、冷却用の
開口を多くしなくても冷却効率が向上する。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】請求項4の発明では、電気部品箱は、樹脂
モールド材の取付け支持体および金属板のケース体と
より剛性を確保し、内部に収容する電気制御部品や制御
基板に対する保護を確実になすとともに、ノイズを遮断
する。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】削除
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】削除
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】削除
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】削除
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】削除
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】図1に示すように、この電気部品箱15
は、下面側に整流器およびインバータのスイッチング用
トランジスタなどの発熱量の大なる電気制御部品およ
び、CPU、コンデンサ、トランスなどの他の電気制御
部品など、全ての電気制御部品Sが実装される制御基板
Pと、この制御基板Pを取付け支持する部品箱本体16
とを備えている。
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】上記放熱器20は、アルミニューム材の押
出し成型品であり、複数枚の冷却フィン20a…が一体
に突設される。これら冷却フィン20a…は、放熱器2
0の幅方向に全長に亘って突設されるとともに、互いの
冷却フィンは放射状に広げられる。このようにして、放
熱器20は室外熱交換器9と送風機10が配置される一
室8aに配置されることになり、冷却フィン20aはこ
の室8aに露出する。制御基板Pの下面に実装される電
気制御部品Sとして、整流器やG・TRなどの発熱量の
大なる電気制御部品Sが室外熱交換器9と送風機10が
配置される一室8aに対向する位置に実装され、CP
U、コンデンサ、トランスなどの発熱量が小さい他の電
気制御部品Sが上記圧縮機11が配置される他室8bと
対向する位置に実装されることになる。
【手続補正31】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0117
【補正方法】変更
【補正内容】
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、整流器およびインバータのスイッチング用トラ
ンジスタなどの発熱量の大なる電気制御部品および、C
PU、コンデンサ、トランスなどの他の電気制御部品な
ど全ての電気制御部品をその下面側に実装し、かつ下方
向に向けて電気部品箱内に収容したので、配線処理が簡
素化して、電気部品箱としての組立て作業性およびサー
ビス性がよくなるとともに、全ての電気制御部品が箱内
の空気流通路が形成される下方向を向いているので、複
雑な空気流通路を設定しなくてもよく、冷却用の開口を
多くしなくても冷却効率が向上するなどの効果を奏す
る。
【手続補正32】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0119
【補正方法】変更
【補正内容】
【0119】請求項4の発明では、電気部品箱は、樹脂
モールド材の取付け支持体および金属板のケース体と
より構成させたので、電気部品箱の剛性を確保して、内
部に収容する電気制御部品や制御基板に対する保護を確
実になすとともに、ノイズの遮断を図れる効果を奏す
る。
【手続補正33】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0120
【補正方法】削除
【手続補正34】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0121
【補正方法】削除
【手続補正35】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0122
【補正方法】削除
【手続補正36】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0123
【補正方法】削除
【手続補正37】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0124
【補正方法】削除

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機と、熱交換器と、この熱交換器に対
    向して配置される送風機などを収容するユニット本体
    と、 このユニット本体内に配置され、上記圧縮機および送風
    機などを駆動制御するための電気制御部品を収容する電
    気部品箱とを備えた空気調和機の室外ユニットにおい
    て、 上記電気部品箱は、 全ての上記電気制御部品が実装される制御基板と、 この制御基板を取付け支持し、かつ制御基板を上部に位
    置し、全ての上記電気制御部品を箱内の空気流通路が形
    成される下方向に向けて収容する部品箱本体とを具備し
    たことを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  2. 【請求項2】上記制御基板には、その側辺部に発熱量の
    大なる電気制御部品が実装され、 この発熱量の大なる電気制御部品には放熱器が取着さ
    れ、 この放熱器と上記制御基板の側縁部と間に形成される隙
    間に、隙間シールが介設されることを特徴とする請求項
    1記載の空気調和機の室外ユニット。
  3. 【請求項3】上記放熱器は、複数枚の冷却フィンが一体
    に突設され、これら冷却フィンを互いに放射状に広げた
    ことをことを特徴とする請求項2記載の空気調和機の室
    外ユニット。
  4. 【請求項4】上記部品箱本体は、 上記制御基板を取付け支持する樹脂モールド材からなる
    取付け支持体と、 この取付け支持体の外周面を覆い、かつ取付け支持体と
    ともに電気制御部品を収容する金属板からなるケース体
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機
    の室外ユニット。
  5. 【請求項5】上記取付け支持体は、上記制御基板の周縁
    部を取付け支持することを特徴とする請求項4記載の空
    気調和機の室外ユニット。
  6. 【請求項6】上記取付け支持体は、上記制御基板を下方
    から受ける支柱部を備えたことを特徴とする請求項4記
    載の空気調和機の室外ユニット。
  7. 【請求項7】上記取付け支持体は、補強を兼用するとと
    もに内部に導かれる空気を整流する整流部を備えたこと
    を特徴とする請求項4記載の空気調和機の室外ユニッ
    ト。
  8. 【請求項8】上記取付け支持体は、その一部がケース体
    から突出され、この突出部は上記電気制御部品に接続さ
    れるリード線を収納保持する保持部であることを特徴と
    する請求項4記載の空気調和機の室外ユニット。
  9. 【請求項9】上記ケース体は、その下面部に上記電気制
    御部品に対する冷却空気導入用のスリットを備えたこと
    を特徴とする請求項4記載の空気調和機の室外ユニッ
    ト。
  10. 【請求項10】上記ケース体は、その下面部に上記電気
    制御部品の当たり防止のための突面部を備えたことを特
    徴とする請求項4記載の空気調和機の室外ユニット。
  11. 【請求項11】上記ケース体下面部の突面部は、冷却空
    気導入用のスリットを備えたことを特徴とする請求項1
    0記載の空気調和機の室外ユニット。
  12. 【請求項12】上記ケース体は、その下面部にSLコネ
    クタ取付け板が設けられ、 このSLコネクタ取付け板は、ケース体下面部に設けら
    れる上記スリットの冷却空気導入方向側に位置設定した
    ことを特徴とする請求項9および請求項11記載の空気
    調和機の室外ユニット。
  13. 【請求項13】上記ケース体は、その下面部に開口部が
    設けられ、 上記取付け支持体は、上記ケース体開口部に挿嵌して、
    ケース体下面部から突出され、この突出部分から内部空
    気を導出する流出口体を備えたことを特徴とする請求項
    4記載の空気調和機の室外ユニット。
  14. 【請求項14】上記ケース体は、その周面一部に内部空
    気導出用のスリットを備えたことを特徴とする請求項4
    記載の空気調和機の室外ユニット。
  15. 【請求項15】上記ケース体は、上記内部空気導出用ス
    リットの空気流出方向前方に押出し部を備えたことを特
    徴とする請求項14記載の空気調和機の室外ユニット。
  16. 【請求項16】上記部品箱本体は、上記制御基板の上面
    部に着脱自在に取着される蓋体を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の空気調和機の室外ユニット。
  17. 【請求項17】上記蓋体は、上記制御基板との間に絶縁
    シートが介在されることを特徴とする請求項16記載の
    空気調和機の室外ユニット。
  18. 【請求項18】上記絶縁シートは、その上面側に上部か
    らの圧力に耐えるための突起を備えたことを特徴とする
    請求項17記載の空気調和機の室外ユニット。
  19. 【請求項19】上記絶縁シートと制御基板との間にはト
    ラッキングしずらいシートを介在させたことを特徴とす
    る請求項17記載の空気調和機の室外ユニット。
  20. 【請求項20】上記絶縁シートは、上記電気制御部品を
    実装した制御基板を収容するとともに、樹脂封止して、
    制御基板と一体化したことを特徴とする請求項17記載
    の空気調和機の室外ユニット。
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